JPH06218035A - 生体用接着剤 - Google Patents
生体用接着剤Info
- Publication number
- JPH06218035A JPH06218035A JP5012515A JP1251593A JPH06218035A JP H06218035 A JPH06218035 A JP H06218035A JP 5012515 A JP5012515 A JP 5012515A JP 1251593 A JP1251593 A JP 1251593A JP H06218035 A JPH06218035 A JP H06218035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- gelatin
- urethane prepolymer
- integer
- isocyanate group
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外科手術後等において生体組織を接合するた
めの組織毒性がなく硬化時間が短くかつ接着強度に優れ
た生体用接着剤を提供する。 【構成】 ゼラチンと下記構造式で示されるイソシアネ
−ト基含有ウレタンプレポリマ−とからなる生体用接着
剤。 【化1】 (式中、mは1〜100の整数、nは1〜100の整数
であり、mとnは0.3≦n/(m+n)≦0.9の関
係にある。また、プロピレンオキサイドユニットとエチ
レンオキサイドユニットは、ランダムに結合していても
よい。)
めの組織毒性がなく硬化時間が短くかつ接着強度に優れ
た生体用接着剤を提供する。 【構成】 ゼラチンと下記構造式で示されるイソシアネ
−ト基含有ウレタンプレポリマ−とからなる生体用接着
剤。 【化1】 (式中、mは1〜100の整数、nは1〜100の整数
であり、mとnは0.3≦n/(m+n)≦0.9の関
係にある。また、プロピレンオキサイドユニットとエチ
レンオキサイドユニットは、ランダムに結合していても
よい。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外科手術後等において生
体組織を接合するための生体用接着剤に関する。
体組織を接合するための生体用接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】外科手術における基本的操作は、生体組
織の切離と縫合による再建である。この縫合操作は組織
の状態によっては行ない難く、縫合そのものによって創
治癒を妨げるような場合がある。この観点から組織を確
実に接合し得る外科用生体接着剤の出現が強く要望され
ている。
織の切離と縫合による再建である。この縫合操作は組織
の状態によっては行ない難く、縫合そのものによって創
治癒を妨げるような場合がある。この観点から組織を確
実に接合し得る外科用生体接着剤の出現が強く要望され
ている。
【0003】外科手術後の生体用接着剤の具備すべき条
件としては、水分の存在下でも接着すること、体温
下、常圧で接着すること、速やかに接着すること、
組織毒性がなく異物反応が少ないこと、創傷治癒を妨
害しないことが挙げられる。
件としては、水分の存在下でも接着すること、体温
下、常圧で接着すること、速やかに接着すること、
組織毒性がなく異物反応が少ないこと、創傷治癒を妨
害しないことが挙げられる。
【0004】この分野において従来は、合成接着剤とし
てシアノアクリレ−ト系のもの(日本接着協会誌,2
2,21,1986)、天然接着剤としてゼラチン系の
もの(Surgical adhesives.An
n.N.Y.Acad.Sci.,146,214,1
968)、また、フィブリノ−ゲンをカルシウムイオン
の存在下でトロンビンにより架橋しゲル化させるフィブ
リン糊系のもの(日本接着協会誌,22,27,198
6)などが提案されている。
てシアノアクリレ−ト系のもの(日本接着協会誌,2
2,21,1986)、天然接着剤としてゼラチン系の
もの(Surgical adhesives.An
n.N.Y.Acad.Sci.,146,214,1
968)、また、フィブリノ−ゲンをカルシウムイオン
の存在下でトロンビンにより架橋しゲル化させるフィブ
リン糊系のもの(日本接着協会誌,22,27,198
6)などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらシアノア
クリレ−ト系のものは生体内で分解する時にホルムアル
デヒド生成するため、また、ゼラチン系のものは硬化剤
としてホルムアルデヒドを用いるために、いずれも毒性
の点から組織障害が懸念される。一方、フィブリン糊系
のものは生体にとって全く毒性がないことは大きな利点
であるものの、接着力が不充分である。
クリレ−ト系のものは生体内で分解する時にホルムアル
デヒド生成するため、また、ゼラチン系のものは硬化剤
としてホルムアルデヒドを用いるために、いずれも毒性
の点から組織障害が懸念される。一方、フィブリン糊系
のものは生体にとって全く毒性がないことは大きな利点
であるものの、接着力が不充分である。
【0006】即ち従来は、前記〜の条件を充分に満
足する生体用接着剤は存在しなかった。
足する生体用接着剤は存在しなかった。
【0007】本発明者らは、上記現状に鑑み、外科手術
後の生体用接着剤が具備すべき前記〜の条件を満足
する生体用接着剤を開発すべく検討し本発明に到達し
た。
後の生体用接着剤が具備すべき前記〜の条件を満足
する生体用接着剤を開発すべく検討し本発明に到達し
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ゼラチ
ンと下記構造式で示されるイソシアネ−ト基含有ウレタ
ンプレポリマ−とからなる生体用接着剤にある。
ンと下記構造式で示されるイソシアネ−ト基含有ウレタ
ンプレポリマ−とからなる生体用接着剤にある。
【0009】
【化2】
【0010】(式中、mは1〜100の整数、nは1〜
100の整数であり、mとnは0.3≦n/(m+n)
≦0.9の関係にある。また、プロピレンオキサイドユ
ニットとエチレンオキサイドユニットは、ランダムに結
合していてもよい。) 本発明の接着剤においてゼラチンは種々のものを用いる
ことができ、その分子量は特に限定されない。接着剤と
しての使用形態を考慮するとゼラチン水溶液として用い
ることが好ましい。一般に、ゼラチンは水に不溶である
が、長時間煮沸することによりペプチド鎖が切れて分子
量が低下し、常温でもゲル化せずにゾル状態で可溶化す
る。
100の整数であり、mとnは0.3≦n/(m+n)
≦0.9の関係にある。また、プロピレンオキサイドユ
ニットとエチレンオキサイドユニットは、ランダムに結
合していてもよい。) 本発明の接着剤においてゼラチンは種々のものを用いる
ことができ、その分子量は特に限定されない。接着剤と
しての使用形態を考慮するとゼラチン水溶液として用い
ることが好ましい。一般に、ゼラチンは水に不溶である
が、長時間煮沸することによりペプチド鎖が切れて分子
量が低下し、常温でもゲル化せずにゾル状態で可溶化す
る。
【0011】ゼラチン水溶液の濃度は、任意に選択でき
るが、低濃度では過剰の水分によってイソシアネ−ト基
含有ウレタンプレポリマ−が架橋、脱炭酸して発泡する
ため、なるべく高濃度で用いることが好ましい。尚、高
濃度では粘度が上昇して安定したゾルが得られないた
め、レソルシノ−ルなどの安定剤を添加して安定化する
ことが好ましい。
るが、低濃度では過剰の水分によってイソシアネ−ト基
含有ウレタンプレポリマ−が架橋、脱炭酸して発泡する
ため、なるべく高濃度で用いることが好ましい。尚、高
濃度では粘度が上昇して安定したゾルが得られないた
め、レソルシノ−ルなどの安定剤を添加して安定化する
ことが好ましい。
【0012】本発明に用いられるイソシアネ−ト基含有
ウレタンプレポリマ−(以下単に「ウレタンプレポリマ
−」という)は、エチレンオキサイドユニットとプロピ
レンオキサイドユニットの合計量に対するエチレンオキ
サイドユニットの比が、0.3〜0.9の範囲にあるの
で、親水性もしくは水溶性である。
ウレタンプレポリマ−(以下単に「ウレタンプレポリマ
−」という)は、エチレンオキサイドユニットとプロピ
レンオキサイドユニットの合計量に対するエチレンオキ
サイドユニットの比が、0.3〜0.9の範囲にあるの
で、親水性もしくは水溶性である。
【0013】ウレタンプレポリマ−はゼラチン水溶液と
混合されることによって、その両末端のイソシアネ−ト
基がゼラチンの官能基(水酸基、アミノ基、カルボキシ
ル基等)または水分と速やかに反応して架橋弾性体を生
成する。またその際、ウレタンプレポリマ−は生体組織
及び体液とも反応してハイブリッド化された接着層を形
成するので、極めて短時間に、強固な接着力を発現させ
ることができる。
混合されることによって、その両末端のイソシアネ−ト
基がゼラチンの官能基(水酸基、アミノ基、カルボキシ
ル基等)または水分と速やかに反応して架橋弾性体を生
成する。またその際、ウレタンプレポリマ−は生体組織
及び体液とも反応してハイブリッド化された接着層を形
成するので、極めて短時間に、強固な接着力を発現させ
ることができる。
【0014】ゼラチン水溶液とウレタンプレポリマ−
は、一般的には患部で直接混合して用いられる。混合比
と硬化時間とは密接な関係があり、発熱、発泡を伴う急
激な硬化反応の進行を避けるためには、ウレタンプレポ
リマ−を過剰に使用しないこと好ましい。使用可能な適
度な硬化時間はゼラチン水溶液の濃度とウレタンプレポ
リマ−の構造に大きく依存するので、これらの点に留意
して両成分の混合比を適宜決めることが好ましい。
は、一般的には患部で直接混合して用いられる。混合比
と硬化時間とは密接な関係があり、発熱、発泡を伴う急
激な硬化反応の進行を避けるためには、ウレタンプレポ
リマ−を過剰に使用しないこと好ましい。使用可能な適
度な硬化時間はゼラチン水溶液の濃度とウレタンプレポ
リマ−の構造に大きく依存するので、これらの点に留意
して両成分の混合比を適宜決めることが好ましい。
【0015】
【実施例】以下、実施例により更に具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0016】実施例1 ゼラチン(和光純薬(株)製試薬1級)20gに蒸留水
80gを加えて、24時間煮沸した。これにレソルシノ
−ル(和光純薬(株)製試薬特級)2gを添加して、2
000cpsの適度な粘度を持ち、常温でも安定なゼラ
チン水溶液を得た。イソシアネ−ト基含有ウレタンプレ
ポリマ−としては、化学式(1)で示される構造式中の
m=5,n=24で表される第一建工(株)製のモノタ
ック20Aを用いた。
80gを加えて、24時間煮沸した。これにレソルシノ
−ル(和光純薬(株)製試薬特級)2gを添加して、2
000cpsの適度な粘度を持ち、常温でも安定なゼラ
チン水溶液を得た。イソシアネ−ト基含有ウレタンプレ
ポリマ−としては、化学式(1)で示される構造式中の
m=5,n=24で表される第一建工(株)製のモノタ
ック20Aを用いた。
【0017】硬化速度を測定するためゼラチン水溶液と
モノタック20Aの等量を常温で混合したところ、10
秒で速やかに硬化して架橋弾性体となった。
モノタック20Aの等量を常温で混合したところ、10
秒で速やかに硬化して架橋弾性体となった。
【0018】10週齢のウィスタ−系の雄ラットの背部
の皮膚に長さ2cmの切開創を作製し、ゼラチン水溶液
とモノタック20Aの等量を塗布、混合して接着、閉鎖
した。3日後及び21日後に犠牲死させた後、創を1c
m×2cmの短冊上の皮膚切片に切り出し、抗張力を測
定したところ、それぞれ400g及び1000gであっ
た。この3日後の初期抗張力及び21日後の抗張力の高
い値は、接着剤の吸収による正常な組織修復、治癒が進
んでいることを示している。尚、炎症などの組織障害は
観察されなかった。
の皮膚に長さ2cmの切開創を作製し、ゼラチン水溶液
とモノタック20Aの等量を塗布、混合して接着、閉鎖
した。3日後及び21日後に犠牲死させた後、創を1c
m×2cmの短冊上の皮膚切片に切り出し、抗張力を測
定したところ、それぞれ400g及び1000gであっ
た。この3日後の初期抗張力及び21日後の抗張力の高
い値は、接着剤の吸収による正常な組織修復、治癒が進
んでいることを示している。尚、炎症などの組織障害は
観察されなかった。
【0019】比較例1 実施例1と同様のゼラチン水溶液と濃度37%のホルマ
リンの等量を常温で混合したところ、硬化するまでに1
40秒を要した。
リンの等量を常温で混合したところ、硬化するまでに1
40秒を要した。
【0020】モノタック20Aの代わりに濃度37%の
ホルマリンを用い、それ以外は実施例1と同様にしてラ
ットの切開創を接着し、抗張力を測定した。3日後及び
21日後の抗張力は、それぞれ200g及び400gで
あった。また、軽微ではあるが炎症が観察された。
ホルマリンを用い、それ以外は実施例1と同様にしてラ
ットの切開創を接着し、抗張力を測定した。3日後及び
21日後の抗張力は、それぞれ200g及び400gで
あった。また、軽微ではあるが炎症が観察された。
【0021】
【発明の効果】本発明の生体用接着剤は、組織毒性がな
く、硬化時間が短くかつ接着強度に優れている。
く、硬化時間が短くかつ接着強度に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青柳 孝信 東京都中央区京橋二丁目3番19号三菱レイ ヨン株式会社内 (72)発明者 榊原 巨規 東京都中央区京橋二丁目3番19号三菱レイ ヨン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ゼラチンと下記構造式で示されるイソシ
アネ−ト基含有ウレタンプレポリマ−とからなる生体用
接着剤。 【化1】 (式中、mは1〜100の整数、nは1〜100の整数
であり、mとnは0.3≦n/(m+n)≦0.9の関
係にある。また、プロピレンオキサイドユニットとエチ
レンオキサイドユニットは、ランダムに結合していても
よい。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5012515A JPH06218035A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 生体用接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5012515A JPH06218035A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 生体用接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06218035A true JPH06218035A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11807491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5012515A Pending JPH06218035A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 生体用接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06218035A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU690497B1 (en) * | 1996-09-26 | 1998-04-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Adhesive, adhesive for pressed lignocellulose board, pressed lignocellulose board and production processes thereof |
JP2002525137A (ja) * | 1998-08-26 | 2002-08-13 | ネオメンド, インコーポレイテッド | 化学的に架橋した機械的障壁または被覆構造体をインサイチュ作成するための組成物、システムおよび方法 |
WO2004071544A1 (ja) | 2003-02-13 | 2004-08-26 | National Institute For Materials Science | 生体内分解吸収性粘着性医用材料 |
US8409249B2 (en) | 1998-11-06 | 2013-04-02 | Neomend, Inc. | Systems, methods, and compositions for achieving closure of suture sites |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP5012515A patent/JPH06218035A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU690497B1 (en) * | 1996-09-26 | 1998-04-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Adhesive, adhesive for pressed lignocellulose board, pressed lignocellulose board and production processes thereof |
JP2002525137A (ja) * | 1998-08-26 | 2002-08-13 | ネオメンド, インコーポレイテッド | 化学的に架橋した機械的障壁または被覆構造体をインサイチュ作成するための組成物、システムおよび方法 |
JP4860817B2 (ja) * | 1998-08-26 | 2012-01-25 | ネオメンド、インク. | 化学的に架橋した機械的障壁または被覆構造体をインサイチュ作成するための組成物、システムおよび方法 |
US8409249B2 (en) | 1998-11-06 | 2013-04-02 | Neomend, Inc. | Systems, methods, and compositions for achieving closure of suture sites |
WO2004071544A1 (ja) | 2003-02-13 | 2004-08-26 | National Institute For Materials Science | 生体内分解吸収性粘着性医用材料 |
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