JPH0621802U - 携帯型の棒体切削工具 - Google Patents

携帯型の棒体切削工具

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JPH0621802U
JPH0621802U JP4522392U JP4522392U JPH0621802U JP H0621802 U JPH0621802 U JP H0621802U JP 4522392 U JP4522392 U JP 4522392U JP 4522392 U JP4522392 U JP 4522392U JP H0621802 U JPH0621802 U JP H0621802U
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JP
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cylinder
casing
fixed casing
fixed
communication cable
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JP4522392U
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Inventor
広美 澤
敏行 多田
Original Assignee
近畿通信建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地下通信ケーブル1などの被切削物の表面切
削作業を安全かつ能率よく行えるようにする。 【構成】 二つ割り型の固定ケーシング7の内部に、二
つ割り型の回転筒9と推進筒10を同心円状に組み込
む。推進筒10の先端面12上に切削刃13を放射状に
取り付ける。固定ケーシング7は二つ割りすることによ
り地下通信ケーブル1の長手方向中途部にこれの外側方
から嵌め付け固定できる。回転筒9を駆動回転させる
と、推進筒10は回転しながら地下通信ケーブル1の長
手方向に前進移動し、切削刃13が地下通信ケーブル1
の周りを回転しながらこれに沿う方向に移動して該ケー
ブル1の表面を切削する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マンホール内の地下通信ケーブルの鉛管接続部の補助鉛管などを削 り取るのに使用される携帯型の棒体切削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図9に示すように、地中に管路Pが埋設され、その管路P内に通され た通信ケーブル1はマンホールMの内部において鉛管接続されている。その鉛管 接続部2は、左右の通信ケーブル1の銅線どうしを接続し、この接続部に図8の (D)に示すように綿テープTを巻き付けたうえで主鉛管4を被覆し、主鉛管4 の両端における通信ケーブル1の外被には図1に示すごとくシーリングテープ6 を巻き付け、この上に補助鉛管5をこれに強いロール圧をかけて波状に強固にか しめ付けている。そして主鉛管4と補助鉛管5とはハンダ付けしてある。 こうした通信ケーブル1を継ぎ直すにはその鉛管接続部2を解体しなければな らない。 現在、その解体に際しては鉛管接続部2のハンダ付け部分をトーチランプや大 容量のハンダゴテ等を用いて溶融したうえで、補助鉛管5を電動カッターあるい はナタ等で切り開いて除去している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、こうした補助鉛管5の人手作業による解体では、鉛管接続部2内の銅 線を損傷しないように細心の注意を払いながら行わなければならず、しかも狭い マンホールM内での作業であるため、熟練を要し、作業能率も悪い。 電動カッターやナタを手に持って作業を行うため、これらを滑らせて通信ケー ブル1内の銅線に損傷を与える恐れが高く、また電動カッターやナタ等は通信ケ ーブル1に振動を与えるため、データ回線などの伝送品質を損なう危惧もあった 。トーチランプやハンダゴテの使用は火災の危険もある。 本考案の目的は、上記のような地下通信ケーブルの補助鉛管、その他これに類 する棒状の長い連続した被切削物の切削作業も安全かつ能率よく行えるようにす る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の携帯型の棒体切削工具は、図示例のように、棒状の被切削物に対し外 側方より嵌め付け固定される上下一対の内外二重半円筒状の半割りケーシング7 a・7bを突き合わせてなる、二つ割り型で、かつ内外二重筒構造の固定ケーシ ング7と、 半割りケーシング7a・7bどうしを分離可能に結合する結合手段11と、 固定ケーシング7の内筒14と外筒15との間の空隙21内に内筒14まわり に回転駆動自在に挿入され、上下一対の半割り回転筒9a・9bを突き合わせて なる二つ割り型の回転筒9と、 固定ケーシング7の空隙21内において、内筒14まわりに回転筒9と一体に 回転しつつ被切削物の長手方向に沿う方向へ進退移動するよう挿入され、上下一 対の半割り推進筒10a・10bを突き合わせてなる二つ割り型の推進筒10と 、 推進筒10の先端面12上に放射状に取り付けられた切削刃13とを有し、 固定ケーシング7には、回転筒9に外部より回転動力を伝達する駆動軸42を 備えてなるものである。
【0005】 上記推進筒10は、固定ケーシング7の空隙21内において、回転筒9の外周 側または内周側のいずれに配することもできる。 推進筒10を回転筒9の外周側に配置する場合には、固定ケーシング7の外筒 15の内周に雌ねじ22を設け、推進筒10の外周面に雌ねじ22と螺合する雄 ねじ34を設けて、推進筒10を被切削物の長手方向に沿う方向へ螺合進退させ る。 推進筒10を回転筒9の内周側に配置する場合には、固定ケーシング7の内筒 14の外周に雄ねじ34を設け、推進筒10の内周面に雄ねじ34と螺合する雌 ねじ22を設けて、同じく推進筒10を被切削物の長手方向に沿う方向へ螺合進 退させる。
【0006】
【作用】
半割り回転筒9aおよび半割り推進筒10aを空隙21内に挿入してなる片方 の半割りケーシング7aと、同じく半割り回転筒9bおよび半割り推進筒10b を空隙21に挿入した他方の半割りケーシング7bとを、被切削物の長手方向中 途部位を挟むようその外側方から突き合わせ、両者を結合手段11で一体的に結 合する。すると、この切削工具は被切削物上に位置固定状態にセットできる。
【0007】 このセット固定状態の下で、駆動軸42にモータなどの回転動力を入力して回 転筒9を内筒14まわりに回転させると、推進筒10が回転筒9と一体に回転し ながら被切削物の長手方向に沿って空隙21から漸次突出する方向に前進移動す る。その前進移動に伴って切削刃13が被切削物の周りを回転すると同時に、被 切削物の長手方向に沿って移動しながらその表面を切削していく。
【0008】 結合手段11による半割りケーシング7a・7bの結合を解除することにより 、切削工具の全体を被切削物から取り外すことができる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案に係る棒体切削工具3を被切削物たる地下通信ケーブル1の鉛 管接続部2の近傍に取り付けた状態を示す。 地下通信ケーブル1は、前述したように、図9に示すように地中の管路P内に 挿通され、マンホールMの内部において鉛管接続されている。その鉛管接続部2 では、図8の(A)に示すように、主鉛管4と、その両側にハンダ付けされた補 助鉛管5で被覆保護されている。補助鉛管5は、図1に示すように地下通信ケー ブル1の外被に巻かれたシーリングテープ6の表面上で波状に強固にかしめ付け られている。
【0010】 本案の棒体切削工具3は、図1および図2に示すように、地下通信ケーブル1 の外周に抱合状に固定される二つ割り型の固定ケーシング7と、この固定ケーシ ング7内にそれぞれ同心円状に組み込まれた二つ割り型の回転筒9および推進筒 10を有し、推進筒10の先端面12上に複数の切削刃13を放射状に取り付け ている。
【0011】 図2および図5に示すように、二つ割り型の固定ケーシング7は内外二重筒1 4・15を有する構造で、かつ上下一対の内外二重半円筒状の半割りケーシング 7a・7bを突き合わせて結合手段11で一体的に結合してなる。 その結合手段11としては、例えば、半割りケーシング7a・7bのそれぞれ に互いに突き合わされるフランジ部8a・8bを設け、このフランジ部8a・8 bどうしにボルト16を通して締め付ける。 半割りケーシング7a・7bの一方の突き合わせ端面には位置決めピン17を 、他方の突き合わせ端面には位置決めピン17に嵌入される位置決め穴18をそ れぞれ設けてある。 図1に示すように、固定ケーシング7の内筒14と外筒15との間には回転筒 9および推進筒10が同心円状に組み込まれる環状の空隙21がその先端側を開 放し、後端側を塞ぐ形に形成されている。その外筒15の内周には雌ねじ22が 形成されている。
【0012】 固定ケーシング7の後端側には、図1に示すように、それとは別体に形成した 二つ割り型のケーシング後部23をたわみ継手部材24をもって結合してなる。 すなわち、ケーシング後部23に設けたフランジ部に挿通孔27を設け、この挿 通孔27に該孔径よりも細い軸径をもつボルト25を通し、このボルト25の先 端を固定ケーシング7の後端に設けたねじ孔28に螺合させるとともに、固定ケ ーシング7の後端とケーシング後部23との間のボルト25上に圧縮コイルばね 26を通してなる。これにより固定ケーシング7の後端に対しケーシング後部2 3全体がボルト25と挿通孔27との間のクリアランス分だけたわみ自在である 。これは、棒体切削工具3を取り付ける箇所において地下通信ケーブル1が少々 曲がっている場合でも、その曲がりに合わせて固定ケーシング7を該ケーブル1 上の所定箇所に取り付けることができるようにするためである。もっとも、地下 通信ケーブル1がストレートの場合は前記たわみ継手部材24は必ずしも必要と するものではない。
【0013】 回転筒9は、図2および図6に示すように、固定ケーシング7の空隙21内に 内筒14まわりに回転自在に挿入される上下一対の半割り回転筒9a・9bを突 き合わせてなる。半割り回転筒9a・9bの後方端には該筒9a・9bの外径よ りも径大の平歯車29を一体に形成し、この平歯車29は、固定ケーシング7の 空隙21の内奥端に該空隙21の外径よりも径大に連通形成された溝部21aに 納められる。
【0014】 推進筒10は、図2および図6に示すように、固定ケーシング7の外筒15の 内周と回転筒9の外周との間に挿入される上下一対の半割り推進筒10a・10 bを突き合わせてなる。 半割り推進筒10a・10bの一方の突き合わせ端面には位置決めピン19を 、他方の突き合わせ端面には位置決めピン19に嵌入される位置決め穴(図示せ ず)をそれぞれ設けてある。 この推進筒10の内周面と上記回転筒9の外周面との間には、回転筒9の回転 力を推進筒10に伝達する手段が設けられる。すなわち、半割り推進筒10a・ 10bのそれぞれの内周面の一部に穴32を設け、この穴32に伝動子33を突 出状に嵌合固定する一方、該伝動子33を回転筒9の半割り回転筒9a・9bの それぞれの外周面に軸方向に平行に設けた溝30に摺動自在に係合させ、これに より回転筒9の回転力が推進筒10に伝動子33を介して伝達するようにしてあ る。 推進筒10の外周面には、固定ケーシング7の外筒15の内周の雌ねじ22と 螺合する雄ねじ34を形成してあり、推進筒10は回転しながら雌雄ねじ22・ 34の螺合を介して固定ケーシング7の空隙21内を軸方向(固定ケーシング7 の中心軸)に進退移動するようにしてある。
【0015】 切削刃13は、図3に示すように、推進筒10の先端面12上に放射状に取り 付ける。それぞれの切削刃13は、図4に示すように、刃先ホルダー35にビス 36を介して刃先37を固定してなり、刃先ホルダー35の両側をビス39で推 進筒10の先端面12上に取り付けてある。先端面12には異径の各種地下通信 ケーブル1の直径(40mm、50mm、60mm、69mm)にそれぞれ対応させて、 径方向の四箇所に各ビス39を選択的に螺着するねじ穴40を穿設する。従って 、ビス39の取付位置を変えることにより、各切削刃13の刃先37を通信ケー ブル1に対して四段階に径方向に進退移動自在にし、切り込み深さを調節可能に している。
【0016】 固定ケーシング7には、図1および図5に示すように、外部から回転筒9に回 転動力を入力するための駆動軸42を備えてある。駆動軸42の入力端は固定ケ ーシング7の外方へ突出させてあり、出力端にはウォームギヤ43を設け、この ウォームギヤ43は固定ケーシング7内に軸40まわりに回転自在に配置したウ ォームホイール44と噛み合わせ、このウォームホイール44を上記平歯車29 に噛み合わせている。駆動軸42の入力端には、図2に示すように固定ケーシン グ7の外面上に搭載した電動ドリル45の正逆回転可能なモータ46の出力軸が 連結される。
【0017】 地下通信ケーブル1の直径の大きさにかかわりなく、固定ケーシング7をいず れの直径の地下通信ケーブル1に対しても固定可能にするために、該ケーブル1 の直径に対応した内径を有する環状のスペーサ48を複数種類用意する。 各スペーサ48は二つ割り型に形成しておき、その中から適切な大きさのスペ ーサ48を地下通信ケーブル1に前後二箇所に挟み付け固定し、これを介して固 定ケーシング7を地下通信ケーブル1に対し固定する。後側のスペーサ48の外 周面には、図1に示すように、その周方向に突条49を設けて、これをケーシン グ後部23の内周に設けた係止溝50と嵌合させる。
【0018】 次に、地下通信ケーブル1の鉛管接続部2を解体する場合の作業手順を説明す る。 図1および図7に示すように、鉛管接続部2の一端の近傍における二か所に滑 り止めのシース51を巻き付け、このシース51上にスペーサ48を嵌め付け、 スペーサ48の外周に粘着テープ52などを巻きつけて地下通信ケーブル1上に スペーサ48を固定する。 半割り回転筒9bおよび半割り推進筒10bをはめ込んである片方の半割りケ ーシング7bを、スペーサ48を介して通信ケーブル1に下側から嵌める(図7 参照)。次いで、半割り回転筒9aおよび半割り推進筒10aをはめ込んである 他方の半割りケーシング7aを、前記半割りケーシング7bに上方から突き合わ せ、両者をボルト16で一体的に結合することにより地下通信ケーブル1上に固 定する。この固定ケーシング7の固定前には、予め切削刃13の地下通信ケーブ ル1に対する切り込み深さを調節しておく。
【0019】 電動ドリル45のグリップ47を握り、モータ46を駆動させると、その回転 動力で回転筒9が回転すると同時に、推進筒10が回転筒9と一体に回転する。 推進筒10と固定ケーシング7の外筒15とは雌雄ねじ22・34で螺合してい るので、推進筒10は、回転筒9と一体に回転しながら地下通信ケーブル1に沿 う軸方向に空隙21から突出するよう前進移動する。
【0020】 切削刃13は、推進筒10の動きに伴って地下通信ケーブル1の周りを図3の 矢印B方向に回転しながら該ケーブル1の長手方向に沿って前進移動するので、 シーリングテープ6および補助鉛管5がこれの一端部から主鉛管4に向かって徐 々に切削されてゆき、補助鉛管5と主鉛管4とのハンダ付け部も難なく削り取ら れる。 この場合、切削する長手方向の寸法は、補助鉛管5の長さを考慮して、推進筒 10の先端側に設けたスケール53(図1参照)を目安にすれば便利である。 所望長さに切削した後は、モータ46の回転方向を切り換えて逆転させると、 回転筒9は逆転し、推進筒10は元の空隙21内の待機位置に後退移動する。 かくして、ボルト16を外し、固定ケーシング7を二つ割りすることにより棒 体切削工具3の全体を地下通信ケーブル1から取り外す。 鉛管接続部2の反対側の補助鉛管5を切削する場合も、この近傍箇所の地下通 信ケーブル1上に棒体切削工具3をセットしなおすことにより上記と同様の要領 でその切削を可能にする。
【0021】 補助鉛管5の切除後、主鉛管4は、公知の縦切工具などで、図8の(B)に示 すように、主鉛管4に軸方向に2本の切り溝54を入れ、切り溝54・54間の 主鉛管4の一部4aを切り溝54に沿って取り除き、同図の(C)に示すように 主鉛管4を手で押し拡げて除去する。なお、補助鉛管5の残部5aはペンチなど で除去するが、その残部5aは僅かな量であるため、ペンチなどであっても容易 に除去できる。
【0022】 上記切削刃13は、図10に示すように、調整ネジ55で直接に移動できるよ うにしてもよい。この場合は、刃先ホルダー35を径方向にスライド可能にブロ ック56で両側から押さえるとともに、調整ねじ55を介して保持ブロック57 に保持させる。保持ブロック57は、推進筒10の先端面12に固定しておき、 調整ねじ55が径方向に移動するのを阻止する。 結合手段11としては、上記実施例のように半割りケーシング7a・7bの両 端のフランジ部8a・8bどうしをそれぞれボルト16で結合するに代えて、図 11に示すように半割りケーシング7a・7bの一端のフランジ部をピン58で 回動自在に枢結しておき、他端のフランジ部8a・8bのみにボルト16を通し て分離可能に結合するタイプのクランプ構造などであってもよい。 固定ケーシング7の内筒14の内径が地下通信ケーブル1の外径と合致する場 合は、その内筒14を地下通信ケーブル1の外周に直接嵌め付け固定すればよく 、従って、この場合は上記スペーサ48は殊更必要としない。 上記実施例では地下通信ケーブル1の表面上に強く付着している補助鉛管5を 切削するが、その他に、長く連続した棒状の被切削物の表面を切削する場合にも 同様に適用できる。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、固定ケーシング7、回転筒9および推進筒10をそれぞれ二 つ割り型にしてあるので、地下通信ケーブルのような棒状に長く連続している被 切削物にも、この中途部にこの外側方から容易に着脱自在に取り付けることがで きて便利である。 棒状の被切削物上に固定ケーシング7を固定状態に取り付け、切削刃13は推 進筒10の回転運動および直線運動を介して被切削物の長手方向に回転させなが ら前進移動するようにしてあるので、被切削物は回転させたり、移動させたりす る必要がなくて静止した状態のままであってもこれを切削でき、また地下通信ケ ーブルのような物にも過大な振動を与えたり、損傷を加えることなく切削できて 有利である。 また、この取扱いには熟練度を要することなく、疲労も少なく、能率よく切削 作業を行える。また火災の危険もなく安全な切削作業を可能にする。 さらに、内外二重筒構造とする固定ケーシング7の内部に回転筒9および推進 筒10を同心円状に組み込み、その推進筒10の先端面12上に切削刃13を放 射状に取り付けることにより、できる限り小型、軽量化でき、被切削物上にも取 り付け易く、携帯にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】棒体切削工具の縦断側面図である。
【図2】棒体切削工具の分解斜視図である。
【図3】棒体切削工具の正面図である。
【図4】切削刃の斜視図である。
【図5】図1におけるA−A線断面図である。
【図6】図1におけるB−B線断面図である。
【図7】被切削物に半割りケーシングをセットした状態
の平面図である。
【図8】被切削物の接続部の解体工程を示す斜視図であ
る。
【図9】被切削物の敷設態様を示す正断面図である。
【図10】他の実施例を示す切削刃の斜視図である。
【図11】他の実施例を示す固定ケーシングの断面図で
ある。
【符号の説明】
1 地下通信ケーブル(被切削物の一例) 3 棒体切削工具 7 固定ケーシング 9 回転筒 10 推進筒 12 先端面 13 切削刃 14 内筒 15 外筒 21 空隙 22 雌ねじ 34 雄ねじ 42 駆動軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の被切削物に対し外側方より嵌め付
    け固定される上下一対の内外二重半円筒状の半割りケー
    シング7a・7bを突き合わせてなる、二つ割り型で、
    かつ内外二重筒構造の固定ケーシング7と、 半割りケーシング7a・7bどうしを分離可能に結合す
    る結合手段11と、 固定ケーシング7の内筒14と外筒15との間の空隙2
    1内に内筒14まわりに回転駆動自在に挿入され、上下
    一対の半割り回転筒9a・9bを突き合わせてなる二つ
    割り型の回転筒9と、 固定ケーシング7の空隙21内において、内筒14まわ
    りに回転筒9と一体に回転しつつ被切削物の長手方向に
    沿う方向へ進退移動するよう挿入され、上下一対の半割
    り推進筒10a・10bを突き合わせてなる二つ割り型
    の推進筒10と、 推進筒10の先端面12上に放射状に取り付けられた切
    削刃13とを有し、 固定ケーシング7には、回転筒9に外部より回転動力を
    伝達する駆動軸42を備えていることを特徴とする携帯
    型の棒体切削工具。
  2. 【請求項2】 固定ケーシング7の外筒15の内周に雌
    ねじ22を設け、回転筒9の外周側に配置された推進筒
    10の外周面に雌ねじ22と螺合する雄ねじ34を設け
    ている、請求項1記載の携帯型の棒体切削工具。
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CN115117715A (zh) * 2022-08-25 2022-09-27 成都信息工程大学 一种仪控电缆拆装装置

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