JPH06217751A - 食品の冷却装置 - Google Patents

食品の冷却装置

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JPH06217751A
JPH06217751A JP5029765A JP2976593A JPH06217751A JP H06217751 A JPH06217751 A JP H06217751A JP 5029765 A JP5029765 A JP 5029765A JP 2976593 A JP2976593 A JP 2976593A JP H06217751 A JPH06217751 A JP H06217751A
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snow
container
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Takashi Sakurai
隆司 櫻井
Hiromi Osawa
博美 大澤
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Nippon Tansan Co Ltd
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SENDA KK
Nippon Tansan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品を収容した容器に対してスノー状ドライ
アイスを散布する装置であって、当該装置に搬入される
容器の個数を確実に検出し得るように改良された食品の
冷却装置を提供する。 【構成】 搬入口(1A)および搬出口(1B)が対向
配置され且つ上部にスノー状ドライアイスの生成機構が
配設された筐体(1V)と、搬入口(1A)側に配設さ
れた第1の搬送路(11)と、搬入口(1A)から搬出
口(1B)へ向けて挿通された第2の搬送路(12)と
が備えられ、搬入口(1A)の近傍には容器(W)を検
知する非接触式センサー(2)が付設され、且つ、第2
の搬送路(12)は第1の搬送路(11)に対して搬送
速度が大きくなされ、しかも、筐体(1V)には、その
内部を負圧に保持する排気手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品の冷却装置に関す
るものであり、詳しくは、食品を収容容器に対してスノ
ー状ドライアイスを散布する冷却装置であって、当該装
置に搬入される容器の個数を確実に検出し得るように改
良された食品の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生鮮食品等を配送する際に使用される冷
却装置として、搬送路の上方にスノー状ドライアイスの
生成機構を配置し、冷却または保冷すべき生鮮食品等を
収容した容器を前記生成機構の下方に搬入してスノー状
ドライアイスを散布する食品の冷却装置が知られてい
る。斯かる食品の冷却装置においては、処理効率の点か
ら装置内に連続的に容器を搬入して処理を施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、食品を収容
する容器としては、通常、発泡スチロール等の樹脂成型
品が所謂通い箱として使用されている。斯かる容器で
は、破損、変形、若しくは、形状の多様性といった容器
表面の不均一性の問題、または、容器の上面が開口して
いることから、マイクロスイッチ等を用いた検知手段に
より、不整列状態で且つ連続的に搬送される容器の個数
を機械的に検出するのが困難である。
【0004】また、検知手段として、非接触式センサー
を使用することも勘案されるが、スノー状ドライアイス
を散布した際、微小水滴である白煙が発生するという特
有の問題から、装置付近ではセンサーが十分に機能を発
揮し得ない。従って、非接触式センサーを用いる場合、
現状では、スノーを散布した容器を装置内より一旦搬出
し、白煙が消滅した後に改めて後続の容器を搬入するな
どの工程を必要としている。
【0005】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、食品を収容した容器に対してスノ
ー状ドライアイスを散布する冷却装置であって、当該装
置に搬入される容器の個数を確実に検出し得るように改
良された食品の冷却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、搬入口および搬出口が対向配置され且つ上部にスノ
ー状ドライアイスの生成機構が配設された筐体と、前記
搬入口側に配設された第1の搬送路と、該第1の搬送路
の搬送方向下流側に配設され且つ前記搬入口から前記搬
出口へ向けて挿通された第2の搬送路とが備えられ、食
品を収容して前記筐体に搬入された容器にスノー状ドラ
イアイスを散布する装置であって、前記搬入口の近傍に
は容器を検知する非接触式センサーが付設され、且つ、
前記第2の搬送路は前記第1の搬送路に対して搬送速度
が大きくなされ、しかも、前記筐体には、その内部を負
圧に保持する排気手段が設けられていることを特徴とす
る食品の冷却装置に存する。
【0007】
【作用】第1の搬送路に対して搬送速度が大きくなされ
た第2の搬送路は、搬送方向下流側の容器が搬送方向上
流側の容器に対して離間する方向に相対移動してそれら
容器間に間隙が形成されるように作用する。また、排気
手段は、筐体内を負圧に保持し、筐体内で発生したスノ
ー状ドライアイスの白煙の漏出を防止する。
【0008】
【実施例】本発明に係る食品の冷却装置(以下、「冷却
装置」と略記する。)を図面に基づいて説明する。図1
は本発明の冷却装置の全体構成を示す側面図、図2は図
1におけるII−II破断図、図3は本発明の冷却装置にお
ける容器の搬送と検出方法を示す説明図である。
【0009】本発明の冷却装置では、図1に示されるよ
うに、搬入口(1A)および搬出口(1B)が対向配置
され且つ上部にスノー状ドライアイス(以下、「スノ
ー」と略記する。)の生成機構が配設された筐体(1
V)と、搬入口(1A)側に配設された第1の搬送路
(11)と、該第1の搬送路の搬送方向下流側に配設さ
れ且つ搬入口(1A)から搬出口(1B)へ向けて挿通
された第2の搬送路(12)とが備えられ、冷凍食品、
冷蔵食品、または、生鮮食品などの食品を収容して筐体
(1V)に搬入された容器(W)に対し、所要量のスノ
ーが散布される。そして、散布されたスノーは、食品を
配送、保管する際の冷却剤として使用される。
【0010】本発明では、上記の構成において、搬入口
(1A)の近傍には容器(W)を検知する非接触式セン
サー(以下、「センサー」と略記する。)(2)が付設
され、且つ、第2の搬送路(12)は第1の搬送路(1
1)に対して搬送速度が大きくなされ、しかも、筐体
(1V)には、その内部を負圧に保持する排気手段が設
けられていることを特徴とし、斯かる構成により、容器
(W)の個数を確実に検出して装置内に搬入することが
出来る。
【0011】上記の筐体(1V)は、容器(W)内にス
ノーを散布するための実質的な処理空間を形成するもの
であり、本実施例においては、装置の外郭を構成する略
直方体に形成された架台(1)の内部に設けられる。筐
体(1V)の上面は、後述するスノーの生成機構を包囲
する排気フード(9)及び遮蔽板(1s)にて構成さ
れ、また、筐体(1V)の底面は閉鎖された架台(1)
の底部にて構成される。筐体(1V)の側面は、架台
(1)の高さ方向の中間部に位置し、該架台の側面を包
囲する板材(1p)にて構成される。斯かる板材(1
p)は、装置の作動を監視可能にするため、透明アクリ
ル板等の内視可能な部材からなる。
【0012】搬入口(1A)及び搬出口(1B)は、架
台(1)の長手方向に対向する両側面を容器(W)が通
過し得る程度に開口して形成される。また、スノーの生
成機構は、開閉弁(6)と該開閉弁にノズル(図示せ
ず)を介して取り付けられた生成口(7)とから構成さ
れる。斯かるスノーの生成機構は、図1及び図2に示さ
れるように、架台(1)の高さ方向の略中央部に該架台
の長手方向に沿い、例えば、2基の生成口(7)を1組
として5組が配列される。
【0013】一方、図1に示されるように、架台(1)
の頂部には、液化炭酸ガスから不要な気化ガスを分離し
てスノーの定量性を得るための気液分離器(4)が搭載
され、また、架台(1)内の上部には、該気液分離器の
底部に連結され且つ複数の分岐管(5f)を有する主配
管(5)が吊持される。そして、気液分離器(4)にて
気化ガスを分離された液化炭酸ガスは、主配管(5)及
び分岐管(5f)を介し、該分岐管の先端に接続された
各スノーの生成機構の開閉弁(6)に供給される。
【0014】気液分離器(4)は、略円筒状の圧力容器
として構成され、本実施例では、図2に示されるよう
に、架台(1)の上部に2基立設されている。各気液分
離器(4)の上部には、貯槽を含む液化炭酸ガス供給ラ
イン(図示せず)に連設された導管(3)と放出管(4
b)とが取り付けられている。気液分離器(4)には、
一対のフロート及び接点を有し、筒内の液面の上下限を
検出するフロートスイッチ(4f)が挿入されている。
斯かるフロートスイッチ(4f)の信号により、放出管
(4b)に設けられた電磁弁(4s)が開閉され、常
時、液面の高さが所定の範囲に保持されて主配管(5)
側へ実質的に気化ガスを含まない液化炭酸ガスが定量的
に供給される。
【0015】主配管(5)は、図1に示されるように、
気液分離器(4)から導入された液化炭酸ガスを各スノ
ーの生成機構に均一に分配するものであり、略水平に配
設され且つ両端が封止されたパイプにて形成されてい
る。そして、図2に示されるように、各気液分離器
(4)に対応し、架台(1)の長手方向と平行に2基が
設けられている。斯かる主配管(5)の容積は、予期さ
れるスノーの最大製造量を勘案し、各生成口(7)に対
して液化炭酸ガスを同時に供給し得る程度とされる。ま
た、各組の一方の生成口(7)は、分岐管(5f)を介
して一方の主配管(5)に各々に接続されている。な
お、導管(3)、気液分離器(4)、主配管(5)、分
岐管(5f)は、通常、断熱材にて保冷が施される。
【0016】スノーの生成機構を構成する生成口(7)
は、図2に示されるように、略J字状に形成された管状
の流路であって、開閉弁(6)側の基端部にノズル(図
示せず)が取り付けられる。生成口(7)は、曲管部の
下流側であって曲がりの外周側に排出口(図示せず)が
設けられており、ノズルから液化炭酸ガスが噴射されて
断熱膨脹した際、管内の背圧を適宜に保持してスノーの
生成効率を高めると共に、生成されたスノーを混在する
気体からサイクロン効果により分離して選択的に取り出
す。斯かる構成は、特公昭52−29277号公報、特
公昭54−22798号公報に開示されている。なお、
開閉弁(6)としては、通常、電磁弁、エアー作動弁等
が使用される。
【0017】また、生成口(7)は、四角筒状のスノー
フード(8)に挿入されている。このスノーフード
(8)は、生成されるスノーの飛散を防止するため、生
成口(7)の各組に対応して各別に設けられ、そして、
下方の容器(W)が通過する間隙を適宜に調整するた
め、好ましくは昇降可能に構成される。スノーフード
(8)及び該フードの上方の空間は、スノーの生成機構
から排出された炭酸ガス、および、容器(W)内に散布
されたスノーから発生する炭酸ガスを補集するため、上
記の排気フード(9)によって包囲されている。また、
架台(1)内の上方の空間と下方の空間とは、排気フー
ド(9)の外壁を利用して水平な遮蔽板(1s)にて仕
切られており、上述した筐体(1V)の上面を構成して
いる。
【0018】排気手段は、図示されていないが、屋外に
至るまで配設された排気ダクト(10)及び該排気ダク
トに付設されたブロワー等の送風手段にて構成される。
排気ダクト(10)は、上記の排気フード(9)の上端
に連設される。排気ダクト(10)は、図2に示される
ように、各側面および底面の封止された架台(1)の下
方の空間にも伸長されており、スノー散布の際に一部下
方へ流下する炭酸ガスも補集される。そして、上記の排
気手段により、筐体(1V)の内部は、運転時、常に負
圧に保持されるようになされている。
【0019】また、図1に示される第1の搬送路(1
1)及び第2の搬送路(12)としては、各種のコンベ
ヤを使用することが出来、本実施例では、耐低温性を考
慮し、双方の搬送路とも駆動機構を備えたローラコンベ
ヤが用いられる。第1の搬送路(11)は、搬入口(1
A)に向けて略水平に配置され、また、第2の搬送路
(12)は、架台(1)の下方に搬入口(1A)から搬
出口(1B)に亘って略水平に配置される。
【0020】第1の搬送路(11)及び第2の搬送路
(12)は、モータ及び変速機が各々に備えられてお
り、速度調整が可能に構成されている。そして、第2の
搬送路(12)は、後続の容器(W)との間に間隙を形
成するため、第1の搬送路(11)に対して搬送速度が
大きくなされている。第1の搬送路(11)と第2の搬
送路(12)との速度差は、密接して供給された多数の
容器(W)に対し、例えば、10mm〜150mm程の適宜
の間隙を形成する差異とされる。
【0021】第2の搬送路(12)には、搬入された容
器(W)及び後続の容器(W)を定位置にて停止させる
ため、筐体(1V)内の搬入口(1A)の近傍および搬
出口(1B)の近傍に、各々、ストッパー(12c)、
(12e)が出没可能に設けられる。また、第2の搬送
路(12)には、容器(W)の整列状態を維持するガイ
ド(12d)が付設されている。符号(13)は、第2
の搬送路(12)の搬送方向下流側に配設された第3の
搬送路である。斯かる第3の搬送路(13)には、スノ
ーの散布された容器(W)を、例えば、配送ヤード等の
所定の場所に搬送するための各種の駆動コンベヤ、また
は、容器(W)を一時的に貯留するためのフリーローラ
コンベヤ等が使用される。
【0022】搬入口(1A)の近傍に付設されるセンサ
ー(2)は、搬入口(1A)に対し、搬送方向上流側で
ある筐体(1V)の外部に設けられる。センサー(2)
は、図1に示されるように、第2の搬送路(12)の側
縁に立設された支柱に取り付けられており、そして、第
2の搬送路(12)の搬送面から容器(W)の高さを超
えない適宜の高さに位置させられている。センサー
(2)には、例えば、透過型または反射型の光センサ
ー、超音波センサー、磁束の変化を検出する磁気型セン
サーなど物体の有無を検出する各種のセンサーを用いる
ことが出来る。
【0023】また、本実施例のスノーの製造装置では、
図示しないが、タイマー機能等を含む所謂プログラムコ
ントローラ等の制御装置、および、該制御装置に付随す
る操作盤が別途設けられる。そして、処理の内容に応じ
て操作盤上にて適宜に設定される作動条件に基づき、第
1の搬送路(11)、第2の搬送路(12)、ストッパ
ー(2c)、(2e)、スノーの生成機構などの作動が
制御されるように構成されている。
【0024】次に、図3を併用し、食品が収容された容
器(W)にスノー処理を施す際の本実施例の冷却装置の
作動を説明する。液化炭酸ガス供給ラインの運転によ
り、貯槽に蓄えられた液化炭酸ガスは、導管(3)を通
じて自圧により気液分離器(4)に流れ込む。気液分離
器(4)にて液化炭酸ガス中に発生した気化ガスが導管
(4b)を通じて系外に排出され、気体の混入しない液
体が下方の主配管(5)及び分岐管(5f)に供給され
る。気液分離器(4)にあっては、常時、その筒内に液
面を保持するように作動し、主配管(5)の下流側が液
化炭酸ガスにて充満させられる。
【0025】冷却装置の作動を開始した場合、第1の搬
送路(11)及び第2の搬送路(12)が駆動すると共
に、第2の搬送路(12)のストッパー(12c)が没
入して搬入口(1A)が開放される。第1の搬送路(1
1)に適宜の状態にて搭載された容器(W)は、図3
(a)に示されるように、搬入口(1A)に向けて搬送
され、その先端部が第2の搬送路(12)に乗り移る。
その際、例え、第1の半走路(11)にて各容器(W)
が密着している場合であっても、第1の搬送路(11)
と第2の搬送路(12)との搬送速度の差異により、搬
送方向下流側の容器(W)は搬送方向上流側の容器
(W)に対し、離間する方向、即ち、下流方向に相対移
動するため、上流側の容器(W)との間に確実に間隙が
形成される。
【0026】斯かる状態にて、先行する容器(W)がセ
ンサー(2)の位置を通過すると、センサー(2)が容
器間の間隙を検出することにより当該センサーの位置を
通過した容器(W)の個数が計数される。斯かる容器の
検出においては、前後する両容器(W)の間に強制的に
形成される間隙を検出するため、容器の表面形状に拘ら
ず確実に検出することが出来る。そして、当初、例え
ば、容器(W)の処理個数を5個として設定されていた
場合、通過した5個の容器(W)の各後方の間隙がセン
サー(2)により検出された後、ストッパー(12c)
が突出して後続の容器(W)の搬入が規制される。
【0027】一方、装置の搬出口(1B)にあっては、
ストッパー(12e)が突出しており、搬入された容器
(W)が装置外へ通過するのが制止される。例えば、5
個の搬入された容器(W)は、図3(b)に示されるよ
うに、搬出口(1B)側に停止させられた最下流の容器
(W)に密接に寄せられて各組の生成口(7)の下方に
各々に位置させられ、そして、第2の搬送路(12)が
停止する。次いで、設定された作動条件に基づき、例え
ば、5組全てのスノー生成機構において、各電磁弁
(6)が所定時間に渡って開放され、主配管(5)に充
満させられた液化炭酸ガスが生成口(7)のノズルを介
して該生成口に噴射される。そして、生成口(7)にて
製造されたスノーは、各生成口(7)の下方に位置する
容器(W)に散布される。
【0028】スノーが散布される際、本実施例の冷却装
置では、筐体(1V)に設けられた排気手段により、ス
ノーの生成に伴って発生する炭酸ガスが屋外に排出され
る。また、同時に、斯かる排気手段にて筐体(1V)内
が負圧に保持されているため、スノーの散布に伴って筐
体(1V)内で発生した白煙が搬入口(1A)及び搬出
口(1B)から漏出することがない。
【0029】各容器(W)に所定量のスノーが散布され
た後、図3(c)に示されるように、搬出口(1B)に
位置するストッパー(12e)が没入すると共に、再び
第2の搬送路(12)が駆動して処理を終えた容器
(W)が搬出される。すると、容器(W)の搬出に続
き、僅かな時間差を以て搬入口(1A)のストッパー
(2c)が再び没入し、次に処理の施される容器(W)
が新たに搬入される。そして、後続の容器(W)の一群
がセンサー(2)の位置を通過する際、筐体(1V)か
らの白煙の漏出がないからセンサー(2)の近傍に白煙
が漂うことがなく、センサー(2)が白煙により影響さ
れることがないため、誤作動を起こすことなく確実な作
動が補償される。
【0030】以降は、上記と同様の作動が連続的に繰り
返され、筐体(1V)に搬入された所定数の容器(W)
に対してスノーの散布が行われる。なお、作動条件は、
処理開始時または処理の途中において、状況に応じ、容
器(W)の処理個数やスノー製造量が適宜に設定され
る。
【0031】上記のように、本実施例の冷却装置によれ
ば、容器(W)間に形成した間隙を利用し、搬入口(1
A)に搬送された容器(W)の個数をセンサー(2)に
て確実に検出し、所定数の容器(W)を筐体(1V)に
搬入することが出来る。従って、一群の容器(W)を処
理した後、引き続いて次に処理する容器(W)を筐体
(1V)内に送り込むことが出来、その結果、スノーの
製造能力に見合う十分な稼働率を発揮することが出来、
且つ、処理効率を一層向上させ得る。
【0032】なお、本実施例では、生成口(7)をJ字
状をなす管状の流路にて構成したが、斯かる生成口は、
従来公知の所謂スノーホーンと称する各種のホーン状の
流路にて構成することが出来、更に、スノーの生成機構
等は、処理規模に準じて種々の数に設定することが出来
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の食品の冷
却装置によれば、容器間の間隙を利用して当該装置に搬
入される容器の個数を確実に検出することが出来るた
め、容器を連続的に搬入することが出来、その結果、処
理効率を一層向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置の全体構成を示す側面図であ
る。
【図2】図1におけるII−II破断図である。
【図3】本発明の冷却装置における容器の搬送と検出方
法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 :架台 1A :搬入口 1B :搬出口 1V :筐体 2 :センサー 4 :気液分離器 5 :主配管 6 :開閉弁(スノー状ドライアイスの生成機構) 7 :生成口(スノー状ドライアイスの生成機構) 8 :スノーフード 9 :フード 10 :排気ダクト(排気手段) 11 :第1の搬送路 12 :第2の搬送路 12c、12e:ストッパー W :容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入口および搬出口が対向配置され且つ
    上部にスノー状ドライアイスの生成機構が配設された筐
    体と、前記搬入口側に配設された第1の搬送路と、該第
    1の搬送路の搬送方向下流側に配設され且つ前記搬入口
    から前記搬出口へ向けて挿通された第2の搬送路とが備
    えられ、食品を収容して前記筐体に搬入された容器にス
    ノー状ドライアイスを散布する装置であって、前記搬入
    口の近傍には容器を検知する非接触式センサーが付設さ
    れ、且つ、前記第2の搬送路は前記第1の搬送路に対し
    て搬送速度が大きくなされ、しかも、前記筐体には、そ
    の内部を負圧に保持する排気手段が設けられていること
    を特徴とする食品の冷却装置。
JP02976593A 1993-01-26 1993-01-26 食品の冷却装置 Expired - Lifetime JP3301807B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407534B1 (ko) * 1999-02-03 2003-12-01 카쿠바야시쇼우지 가부시키가이샤 드라이아이스 생성장치
GB2398370A (en) * 2003-02-17 2004-08-18 Starfrost Ice slurry cooling process for foodstuffs

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