JPH06217364A - 移動通信関門交換機及び移動通信網 - Google Patents
移動通信関門交換機及び移動通信網Info
- Publication number
- JPH06217364A JPH06217364A JP5005939A JP593993A JPH06217364A JP H06217364 A JPH06217364 A JP H06217364A JP 5005939 A JP5005939 A JP 5005939A JP 593993 A JP593993 A JP 593993A JP H06217364 A JPH06217364 A JP H06217364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exchange
- communication network
- mobile communication
- channel
- coding rule
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims description 60
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 68
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 37
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定通信網で用いられている交換機や伝送装
置を利用でき、かつ伝送路を効率的に使用できる。 【構成】 移動端末1からの信号は高能率符号化され、
基地局3へ送られ、基地局3より高能率符号が多重化さ
れて加入者交換機7、中継交換機9を介して関門交換機
11′へ供給される。各交換機7、9と通信回線との間
に多重/分離装置15がそれぞれ挿入され、各交換機で
は高能率符号の1チャネルに分離されてスイッチングさ
れ、各通信回線では高能率符号の複数が多重化されて伝
送される。関門交換機11′では、分離された高能率符
号の各1チャネル中の固定通信網13へ送られるもの
は、符号化則変換回路15−4でμ則符号の64kbp
sの1チャネルに変換されて送信され、移動端末1へ送
られるものは高能率符号の状態でスイッチングされる。
固定通信網13からの信号は符号化則変換回路15−4
で高能率符号に変換され、更にスイッチングされた後多
重化されて中継交換機9へ送信される。
置を利用でき、かつ伝送路を効率的に使用できる。 【構成】 移動端末1からの信号は高能率符号化され、
基地局3へ送られ、基地局3より高能率符号が多重化さ
れて加入者交換機7、中継交換機9を介して関門交換機
11′へ供給される。各交換機7、9と通信回線との間
に多重/分離装置15がそれぞれ挿入され、各交換機で
は高能率符号の1チャネルに分離されてスイッチングさ
れ、各通信回線では高能率符号の複数が多重化されて伝
送される。関門交換機11′では、分離された高能率符
号の各1チャネル中の固定通信網13へ送られるもの
は、符号化則変換回路15−4でμ則符号の64kbp
sの1チャネルに変換されて送信され、移動端末1へ送
られるものは高能率符号の状態でスイッチングされる。
固定通信網13からの信号は符号化則変換回路15−4
で高能率符号に変換され、更にスイッチングされた後多
重化されて中継交換機9へ送信される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は固定通信網と移動通信
網とを相互接続し、スイッチングの単位が上記固定通信
網との通信における高速の1チャネルである移動通信関
門交換機及びこれを用いた移動通信網に関する。
網とを相互接続し、スイッチングの単位が上記固定通信
網との通信における高速の1チャネルである移動通信関
門交換機及びこれを用いた移動通信網に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の移動通信関門交換機を用い
た移動通信網を示す。移動端末1は無線回線2を介して
無線基地局3とディジタル情報を送受信する。無線基地
局3は通信回路4を介して符号化則変換装置5との間で
ディジタル情報を送受信する。符号化則変換装置5は通
信回線6を介して移動通信加入者交換機7との間でディ
ジタル情報を送受信し、移動通信加入者交換機7は、通
信回線8を介して移動通信中継交換機9との間でディジ
タル情報の送受信を行い、中継交換機9は通信回線10
を介して他の中継交換機9及び移動通信関門交換機11
との間でディジタル情報を送受信し、関門交換機11は
通信回線12を介して固定通信網13とディジタル情報
の送受信を行う。固定通信網13には固定端末14が収
容されている。このような移動通信網は例えば1991
年電子情報通信学会秋季大会予講集SA−1−2「大規
模移動通信網の構成と適用技術」に示されている。
た移動通信網を示す。移動端末1は無線回線2を介して
無線基地局3とディジタル情報を送受信する。無線基地
局3は通信回路4を介して符号化則変換装置5との間で
ディジタル情報を送受信する。符号化則変換装置5は通
信回線6を介して移動通信加入者交換機7との間でディ
ジタル情報を送受信し、移動通信加入者交換機7は、通
信回線8を介して移動通信中継交換機9との間でディジ
タル情報の送受信を行い、中継交換機9は通信回線10
を介して他の中継交換機9及び移動通信関門交換機11
との間でディジタル情報を送受信し、関門交換機11は
通信回線12を介して固定通信網13とディジタル情報
の送受信を行う。固定通信網13には固定端末14が収
容されている。このような移動通信網は例えば1991
年電子情報通信学会秋季大会予講集SA−1−2「大規
模移動通信網の構成と適用技術」に示されている。
【0003】図6に従来の符号化則変換装置5及び加入
者交換機7の構成を示す。無線基地局3からの高能率符
号化された多重化信号(例えばVSELP符号の3チャ
ネル多重)を伝送路終端回路5−1を介して受信したの
ち、分離回路5−2で低速の1チャネル単位に分離し、
符号化則変換回路5−4で、VSELP符号からμ則符
号に変換して64kbps単位のスイッチング回路16
に送出している。制御装置17は無線基地局3、移動通
信中継交換機9との間で制御情報の授受を行ない符号化
則変換回路5、スイッチング回路16の制御を行なう。
移動通信加入者交換機7の扱う通信が、移動端末1相互
間の通信である場合には、制御装置17は符号化則変換
回路5−4を制御しVSELP符号からμ則符号への変
換をおこなわない様にしている。中継交換機9からのμ
則符号64kbpsの信号はスイッチング回路16を通
って符号化則変換回路5に供給され、ここでμ則符号か
らVSELP符号は変換され、多重化回路5−3で3チ
ャネル多重化されて無線基地局3へ送信される。
者交換機7の構成を示す。無線基地局3からの高能率符
号化された多重化信号(例えばVSELP符号の3チャ
ネル多重)を伝送路終端回路5−1を介して受信したの
ち、分離回路5−2で低速の1チャネル単位に分離し、
符号化則変換回路5−4で、VSELP符号からμ則符
号に変換して64kbps単位のスイッチング回路16
に送出している。制御装置17は無線基地局3、移動通
信中継交換機9との間で制御情報の授受を行ない符号化
則変換回路5、スイッチング回路16の制御を行なう。
移動通信加入者交換機7の扱う通信が、移動端末1相互
間の通信である場合には、制御装置17は符号化則変換
回路5−4を制御しVSELP符号からμ則符号への変
換をおこなわない様にしている。中継交換機9からのμ
則符号64kbpsの信号はスイッチング回路16を通
って符号化則変換回路5に供給され、ここでμ則符号か
らVSELP符号は変換され、多重化回路5−3で3チ
ャネル多重化されて無線基地局3へ送信される。
【0004】無線回線の有効利用のため、移動通信網で
は音声およびアナログ情報をディジタル化する場合高能
率の符号化方式を採用している。高能率符号化方式とし
て例えばVSELP符号化則が使われる。図7に、移動
端末1と固定端末14とが相互接続される場合を示す。
移動端末1はVSELP符号を用い、固定端末14はμ
則符号を用いているため、移動通信網内で両符号間の変
換機能が必要となる。図7において無線回線2の上では
VSELP化された情報が3チャネル多重化されて送受
信される。3チャネル多重化された情報は64kbps
1チャネルを使って無線基地局3、通信回線4を介して
符号化則変換装置5に伝えられ、そこで1チャネル単位
に分離され、更にVSELP符号からμ則符号に変換さ
れたのち移動通信加入者交換機7に入力される。この時
通信回線4におけるチャネルのフォーマットを図8の
(b)に示し、通信回線6におけるチャネルのフォーマ
ットを図8の(a)に示す。符号化則変換装置5から移
動通信加入者交換機7へ入力された信号はμ則符号にて
64kbpsチャネルを1チャネル占有して、移動通信
加入者交換機7から移動通信中継交換機9、移動通信関
門交換機11、固定通信網13を順次介して固定端末1
4に供給される。
は音声およびアナログ情報をディジタル化する場合高能
率の符号化方式を採用している。高能率符号化方式とし
て例えばVSELP符号化則が使われる。図7に、移動
端末1と固定端末14とが相互接続される場合を示す。
移動端末1はVSELP符号を用い、固定端末14はμ
則符号を用いているため、移動通信網内で両符号間の変
換機能が必要となる。図7において無線回線2の上では
VSELP化された情報が3チャネル多重化されて送受
信される。3チャネル多重化された情報は64kbps
1チャネルを使って無線基地局3、通信回線4を介して
符号化則変換装置5に伝えられ、そこで1チャネル単位
に分離され、更にVSELP符号からμ則符号に変換さ
れたのち移動通信加入者交換機7に入力される。この時
通信回線4におけるチャネルのフォーマットを図8の
(b)に示し、通信回線6におけるチャネルのフォーマ
ットを図8の(a)に示す。符号化則変換装置5から移
動通信加入者交換機7へ入力された信号はμ則符号にて
64kbpsチャネルを1チャネル占有して、移動通信
加入者交換機7から移動通信中継交換機9、移動通信関
門交換機11、固定通信網13を順次介して固定端末1
4に供給される。
【0005】次に図9を用いて移動端末1相互の接続を
説明する。この場合は前述したように符号化則変換装置
5内の符号化則変換回路5−4が、制御装置17の指示
に基づき符号化則変換を行なわないため、VSELP符
号のままその1チャネルで64kbps1チャネルを占
有して移動通信網内をスイッチング及び伝送される。こ
の時のチャネルのフォーマットを図8の(c)に示す。
説明する。この場合は前述したように符号化則変換装置
5内の符号化則変換回路5−4が、制御装置17の指示
に基づき符号化則変換を行なわないため、VSELP符
号のままその1チャネルで64kbps1チャネルを占
有して移動通信網内をスイッチング及び伝送される。こ
の時のチャネルのフォーマットを図8の(c)に示す。
【0006】つまりVSELP符号の1チャネルはμ則
符号64kbpsの1チャネルの8ビット内の2ビット
を使用し、しかも、その2ビットも同期信号伝送時は半
分しか利用していない。移動端末1間の情報伝送はこの
VSELP64kbps1チャネル(図8(c)のフォ
ーマット)で符号化則変換装置5から加入者交換機7−
中継交換機9−中継交換機9−加入者交換機7を通り符
号化則変換装置5に達するまで行われる。
符号64kbpsの1チャネルの8ビット内の2ビット
を使用し、しかも、その2ビットも同期信号伝送時は半
分しか利用していない。移動端末1間の情報伝送はこの
VSELP64kbps1チャネル(図8(c)のフォ
ーマット)で符号化則変換装置5から加入者交換機7−
中継交換機9−中継交換機9−加入者交換機7を通り符
号化則変換装置5に達するまで行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に固定通信網の交
換機及び伝送装置は64kbpsの1チャネルを基本と
して動作するように構成されており、移動通信網におい
ても固定通信網との相互接続性、装置の共用の観点から
前述のように同様な構成となっている。しかし移動端末
1相互の接続においてはその多くの伝送路で、VSEL
符号化信号を3チャネル多重化利用できる64kbps
の1チャネルを、VSELP符号化信号の1チャネルし
か利用しておらず、通信回線6,8が無駄に使われてい
た。
換機及び伝送装置は64kbpsの1チャネルを基本と
して動作するように構成されており、移動通信網におい
ても固定通信網との相互接続性、装置の共用の観点から
前述のように同様な構成となっている。しかし移動端末
1相互の接続においてはその多くの伝送路で、VSEL
符号化信号を3チャネル多重化利用できる64kbps
の1チャネルを、VSELP符号化信号の1チャネルし
か利用しておらず、通信回線6,8が無駄に使われてい
た。
【0008】この発明の目的は移動通信網における通信
回線を効率的に利用することを可能とする移動通信関門
交換機及びこれを用いた移動通信網を提供することにあ
る。
回線を効率的に利用することを可能とする移動通信関門
交換機及びこれを用いた移動通信網を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の移動通
信関門交換機においてはそのスイッチング回路の後段
に、移動通信網で使用される高能率符号化則と固定通信
網で使用される符号化則とを相互に変換する符号化則変
換手段が設けられ、また他の移動通信交換機または無線
基地局からの高速1チャネルを複数の低速チャネルに分
離してスイッチング回路へ供給し、そのスイッチング回
路からの複数の低速チャネルを高速1チャネルに多重化
する多重/分離手段が設けられる。分離され低速チャネ
ルで固定通信網へ送られるものは符号化則変換手段によ
り固定通信網の符号化則に変換して固定通信網へ送信
し、分離された低速チャネルで他の移動通信交換機ある
いは無線基地局へ送られるものは、符号化則変換手段を
通すことなくスイッチング回路を通過させる。固定通信
網からの信号は符号化則変換手段により固定通信網の符
号化則から移動通信網の符号化則に変換して低速1チャ
ネルとしてスイッチング回路を通して多重/分離手段へ
供給する。
信関門交換機においてはそのスイッチング回路の後段
に、移動通信網で使用される高能率符号化則と固定通信
網で使用される符号化則とを相互に変換する符号化則変
換手段が設けられ、また他の移動通信交換機または無線
基地局からの高速1チャネルを複数の低速チャネルに分
離してスイッチング回路へ供給し、そのスイッチング回
路からの複数の低速チャネルを高速1チャネルに多重化
する多重/分離手段が設けられる。分離され低速チャネ
ルで固定通信網へ送られるものは符号化則変換手段によ
り固定通信網の符号化則に変換して固定通信網へ送信
し、分離された低速チャネルで他の移動通信交換機ある
いは無線基地局へ送られるものは、符号化則変換手段を
通すことなくスイッチング回路を通過させる。固定通信
網からの信号は符号化則変換手段により固定通信網の符
号化則から移動通信網の符号化則に変換して低速1チャ
ネルとしてスイッチング回路を通して多重/分離手段へ
供給する。
【0010】請求項2の発明によれば請求項1の発明の
関門交換機が用いられ、各加入者交換機及び各中継交換
機とその通信回線との間に多重/分離装置がそれぞれ挿
入され、通信回線よりの複数の高能率符号の多重化信号
は各1チャネルの高能率符号に分離されて交換機へ供給
されてスイッチングされ、交換機よりの各1チャネルの
高能率符号は複数が多重化されて通信回線へ送出され
る。
関門交換機が用いられ、各加入者交換機及び各中継交換
機とその通信回線との間に多重/分離装置がそれぞれ挿
入され、通信回線よりの複数の高能率符号の多重化信号
は各1チャネルの高能率符号に分離されて交換機へ供給
されてスイッチングされ、交換機よりの各1チャネルの
高能率符号は複数が多重化されて通信回線へ送出され
る。
【0011】
【実施例】図1に請求項1の発明の実施例を示す。移動
通信中継交換機9側には多重/分離装置15が設けら
れ、スイッチング回路16の後段に符号化則変換回路1
5−4が接続される。多重/分離装置15では伝送路終
端回路15−1を介して中継交換機9側とディジタル情
報の送受信が行われ、中継交換機9からのディジタル情
報は高能率符号多重化信号が分離回路15−2で高能率
符号の各1チャネルに分離されてスイッチング回路16
へ供給され、スイッチング回路16からの各1チャネル
の高能率符号は多重化回路15−3で多重化されて伝送
路終端回路15−1へ送出される。
通信中継交換機9側には多重/分離装置15が設けら
れ、スイッチング回路16の後段に符号化則変換回路1
5−4が接続される。多重/分離装置15では伝送路終
端回路15−1を介して中継交換機9側とディジタル情
報の送受信が行われ、中継交換機9からのディジタル情
報は高能率符号多重化信号が分離回路15−2で高能率
符号の各1チャネルに分離されてスイッチング回路16
へ供給され、スイッチング回路16からの各1チャネル
の高能率符号は多重化回路15−3で多重化されて伝送
路終端回路15−1へ送出される。
【0012】分離回路15−2で分離された高能率符号
の各チャネル中の固定通信網13へ送られるものは、ス
イッチング回路16を介して符号化則変換回路15−4
へ供給されて、移動通信網の符号化則から固定通信網の
符号化則に変換された後、再びスイッチング回路16を
通じて固定通信網13へ送信される。分離された高能率
符号の各チャネル中の移動端末1へ送信されるべきもの
はスイッチング回路16を通して、符号化則変換回路1
5−4を通ることなく多重化回路15−3へ供給され、
多重化されて他の中継交換機9へ供給される。固定通信
網13からの信号はスイッチング回路16を通じて符号
化則変換回路15−4へ供給され、固定通信網の符号化
則から移動通信網の符号化則に変換され、高能率符号の
1チャネルとしてスイッチング回路16を通じて多重化
回路15−3へ供給される。
の各チャネル中の固定通信網13へ送られるものは、ス
イッチング回路16を介して符号化則変換回路15−4
へ供給されて、移動通信網の符号化則から固定通信網の
符号化則に変換された後、再びスイッチング回路16を
通じて固定通信網13へ送信される。分離された高能率
符号の各チャネル中の移動端末1へ送信されるべきもの
はスイッチング回路16を通して、符号化則変換回路1
5−4を通ることなく多重化回路15−3へ供給され、
多重化されて他の中継交換機9へ供給される。固定通信
網13からの信号はスイッチング回路16を通じて符号
化則変換回路15−4へ供給され、固定通信網の符号化
則から移動通信網の符号化則に変換され、高能率符号の
1チャネルとしてスイッチング回路16を通じて多重化
回路15−3へ供給される。
【0013】この発明の関門交換機11′を用いると移
動通信網内の通信回線を効率に使用できる請求項2の発
明の移動通信網を構成することができる。即ち例えば図
2に請求項2の発明の移動通信網の実施例を示す。図2
において図5と対応する部分に同一符号を付けてある。
この図2では加入者交換機7の無線基地局3側及び中継
交換機9側にそれぞれ多重/分離装置15が挿入され、
また中継交換機9の加入者交換機7側と、他の中継交換
機9側と、関門交換機11側とにそれぞれ多重/分離装
置15が挿入される。これら多重/分離装置15は図1
中に示したものと同様の構成である。
動通信網内の通信回線を効率に使用できる請求項2の発
明の移動通信網を構成することができる。即ち例えば図
2に請求項2の発明の移動通信網の実施例を示す。図2
において図5と対応する部分に同一符号を付けてある。
この図2では加入者交換機7の無線基地局3側及び中継
交換機9側にそれぞれ多重/分離装置15が挿入され、
また中継交換機9の加入者交換機7側と、他の中継交換
機9側と、関門交換機11側とにそれぞれ多重/分離装
置15が挿入される。これら多重/分離装置15は図1
中に示したものと同様の構成である。
【0014】加入者交換機7においては図4Aに示すよ
うに、無線基地局3への通信回線4と、また中継交換機
9への通信回線8との送受信は多重化高能率符号化信号
で行い、かつ交換機内のスイッチング接続は分離された
高能率符号化信号1チャネルごとに行われる。中継交換
機9においても図4Bに示すように加入者交換機7への
通信回線8と、また他の中継交換機9あるいは関門交換
機11′への通信回線10と送受信は多重化高能率符号
化信号で行い、かつ交換機内のスイッチング接続は分離
された高能率符号化信号1チャネルごとに行われる。
うに、無線基地局3への通信回線4と、また中継交換機
9への通信回線8との送受信は多重化高能率符号化信号
で行い、かつ交換機内のスイッチング接続は分離された
高能率符号化信号1チャネルごとに行われる。中継交換
機9においても図4Bに示すように加入者交換機7への
通信回線8と、また他の中継交換機9あるいは関門交換
機11′への通信回線10と送受信は多重化高能率符号
化信号で行い、かつ交換機内のスイッチング接続は分離
された高能率符号化信号1チャネルごとに行われる。
【0015】図2に、移動端末1と固定端末14との相
互接続の例を示す。移動端末1からの高能率符号(VS
ELP符号)は3チャネル多重のまま移動通信網内を伝
送され、移動通信交換機7、9ではスイッチングのため
多重/分離装置15で64kbps1チャネル単位に分
離された後、スイッチング回路16でスイッチングさ
れ、その後再び多重/分離装置15で多重化される。移
動通信関門交換機11′に於いて初めて符号化則変換回
路15−4により高能率符号からμ則符号に変換され、
固定通信網13に64kbps1チャネル単位の信号と
して送出される。逆に固定通信網13から移動端末1へ
の方向については関門交換機11′でまずμ則符号から
高能率符号に変換され、スイッチングされた後、3チャ
ネル多重化されて移動通信網内へ伝送され、移動通信交
換機7、9ではスイッチングのため分離された後多重化
される。この場合、通信回線4、8、10の区間におい
ては高能率符号を多重化した信号で伝送されるので、伝
送路は経済的に使用される。また、符号化則変換回路1
5−4は移動通信関門交換機11′にのみ必要となり経
済的である。
互接続の例を示す。移動端末1からの高能率符号(VS
ELP符号)は3チャネル多重のまま移動通信網内を伝
送され、移動通信交換機7、9ではスイッチングのため
多重/分離装置15で64kbps1チャネル単位に分
離された後、スイッチング回路16でスイッチングさ
れ、その後再び多重/分離装置15で多重化される。移
動通信関門交換機11′に於いて初めて符号化則変換回
路15−4により高能率符号からμ則符号に変換され、
固定通信網13に64kbps1チャネル単位の信号と
して送出される。逆に固定通信網13から移動端末1へ
の方向については関門交換機11′でまずμ則符号から
高能率符号に変換され、スイッチングされた後、3チャ
ネル多重化されて移動通信網内へ伝送され、移動通信交
換機7、9ではスイッチングのため分離された後多重化
される。この場合、通信回線4、8、10の区間におい
ては高能率符号を多重化した信号で伝送されるので、伝
送路は経済的に使用される。また、符号化則変換回路1
5−4は移動通信関門交換機11′にのみ必要となり経
済的である。
【0016】次に、図3に移動端末1相互間の接続例を
示す。この場合、移動通信関門交換機11′及びその符
号化変換回路15−4はこの接続に関与せず、高能率符
号のまま総て処理される。また、通信路4、8、10の
区間において多重化高能率符号のまま伝送されるので、
伝送路は経済的に使用される。なお、以上の説明では、
音声情報の場合を例にとって説明したが、データ通信や
FAX通信の場合にも適用可能である。一般に移動通信
網内と固定通信網内では伝送方式、転送方式等が異なる
ため相互変換機能を移動通信網内に持つ必要がある。こ
の相互変換機能の配備方式としてこの発明の符号化則変
換回路15−4にプロトコル変換機能等を付加すると有
効である。また関門交換機11′に通信回線を介して加
入者交換機あるいは無線基地局3が接続されることもあ
る。
示す。この場合、移動通信関門交換機11′及びその符
号化変換回路15−4はこの接続に関与せず、高能率符
号のまま総て処理される。また、通信路4、8、10の
区間において多重化高能率符号のまま伝送されるので、
伝送路は経済的に使用される。なお、以上の説明では、
音声情報の場合を例にとって説明したが、データ通信や
FAX通信の場合にも適用可能である。一般に移動通信
網内と固定通信網内では伝送方式、転送方式等が異なる
ため相互変換機能を移動通信網内に持つ必要がある。こ
の相互変換機能の配備方式としてこの発明の符号化則変
換回路15−4にプロトコル変換機能等を付加すると有
効である。また関門交換機11′に通信回線を介して加
入者交換機あるいは無線基地局3が接続されることもあ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
スイッチング回路は固定通信網13内の伝送符号の1チ
ャネルを単位とし、つまり例えば64kbps1チャネ
ルを単位として動作するため、従来通り、固定通信網に
て使われる交換機を利用する事ができ、また移動通信網
内の伝送は高能率符号のまま多重化伝送することがで
き、伝送路の効率的使用が可能となり、更に符号化則変
換機能は固定通信網と接続される関門交換機にのみ集中
設置する事が可能となり、経済的な移動通信網が構築で
きる。
スイッチング回路は固定通信網13内の伝送符号の1チ
ャネルを単位とし、つまり例えば64kbps1チャネ
ルを単位として動作するため、従来通り、固定通信網に
て使われる交換機を利用する事ができ、また移動通信網
内の伝送は高能率符号のまま多重化伝送することがで
き、伝送路の効率的使用が可能となり、更に符号化則変
換機能は固定通信網と接続される関門交換機にのみ集中
設置する事が可能となり、経済的な移動通信網が構築で
きる。
【図1】請求項1の発明の実施例を示すブロック図。
【図2】請求項2の発明の移動通信網の実施例を示し、
かつ移動端末と固定端末との接続を示すブロック図。
かつ移動端末と固定端末との接続を示すブロック図。
【図3】図2の通信網において移動端末相互接続の状態
を示す図。
を示す図。
【図4】図2中の加入者交換機及び中継交換機と多重/
分離装置との接続関係を示すブロック図。
分離装置との接続関係を示すブロック図。
【図5】従来の移動通信網を示すブロック図。
【図6】図5中の符号化則変換装置と加入者交換機との
接続を示すブロック図。
接続を示すブロック図。
【図7】図5の移動通信網で移動端末及び固定端末間の
接続を示す図。
接続を示す図。
【図8】μ則符号64kbps1チャネル、VSELP
符号3チャネル多重信号、VSELP符号64kbps
1チャネルの各フォーマットを示す図。
符号3チャネル多重信号、VSELP符号64kbps
1チャネルの各フォーマットを示す図。
【図9】図5の移動通信網で移動端末相互の接続を示す
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 固定通信網と移動通信網とを相互接続
し、スイッチングの単位が上記固定通信網との通信にお
ける高速の1チャネルである移動通信関門交換機におい
て、 スイッチング回路の後段に接続され、上記移動通信網で
使用される高能率符号化則と上記固定通信網で使用され
る符号化則との相互変換を行う符号化則変換手段と、 他の移動通信交換機または無線基地局との間に挿入さ
れ、上記高速の1チャネル内の複数の低速チャネルを分
離して上記スイッチング回路へ供給し、上記スイッチン
グ回路よりの複数の低速チャネルを上記高速の1チャネ
ルに多重化する多重/分離手段と、 上記分離された各低速チャネル中の上記固定通信網へ送
られるものは上記符号化則変換手段により符号化則を変
換して上記高速の1チャネルとして固定通信網へ送出
し、他の移動通信交換機または無線基地局へ送られるも
のは上記符号化則変換手段を通すことなく上記スイッチ
ング回路を通す手段と、 上記固定通信網からの信号の各高速1チャネルは上記符
号化則変換手段により符号化則を変換して上記低速チャ
ネルの1つとして上記スイッチング回路を通して上記多
重/分離手段へ送出する手段と、 を具備することを特徴とする移動通信関門交換機。 - 【請求項2】 移動端末は無線基地局と無線回線を介し
て接続され、その無線基地局は通信回線を介して加入者
交換機と接続され、その加入者交換機は通信回線を介し
て中継交換機または関門交換機と接続され、その関門交
換機は固定通信網と接続された移動通信網において、 上記関門交換機は請求項1の発明の交換機であり、 上記加入者交換機及び上記中継交換機と各通信回線との
間に多重/分離装置が接続され、 これら多重/分離装置は通信回線へ高能率符号を多重化
して送出し、通信回線からの高能率符号多重化信号を各
高能率符号に分離して交換機へ供給する、ことを特徴と
する移動通信網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5005939A JPH06217364A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 移動通信関門交換機及び移動通信網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5005939A JPH06217364A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 移動通信関門交換機及び移動通信網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06217364A true JPH06217364A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11624877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5005939A Pending JPH06217364A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 移動通信関門交換機及び移動通信網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06217364A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010191154A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 符号化方法、符号化装置、復号方法、復号装置、プログラム及び記録媒体 |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP5005939A patent/JPH06217364A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010191154A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 符号化方法、符号化装置、復号方法、復号装置、プログラム及び記録媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7330512B2 (en) | System and method for the data transmission of digital transmission data | |
EP0662778B1 (en) | Mobile radio communications system | |
EP0544884B1 (en) | Speech signal transmission | |
WO1992003023A1 (en) | Communication equipment having repeat switching function | |
KR100248074B1 (ko) | 차세대 이동통신망에서 기지국 정합을 위한 제어국의 구조 | |
JPH1032556A (ja) | 伝送容量を減少させるための装置 | |
JP2849225B2 (ja) | 伝送装置 | |
JPH06217364A (ja) | 移動通信関門交換機及び移動通信網 | |
JP3154290B2 (ja) | 符号化情報の通信システムおよび符号化情報の整合方法 | |
JPS61239736A (ja) | ビツトスチ−ル方式 | |
JP2004328344A (ja) | 無線基地局システム、及びそれに用いる無線基地局装置と無線送受信部と、その遠隔アンテナ信号伝送制御方法 | |
JP3073339B2 (ja) | 移動通信用交換機システム | |
US20050220153A1 (en) | Communication device | |
KR100303301B1 (ko) | 이더넷 데이터 통신장치를 가지는 컴퓨터-전화 복합시스템 | |
JP3986188B2 (ja) | 構内交換機間データ・音声通信方法、並びに構内交換機 | |
JP2671811B2 (ja) | 多重化方式 | |
JPS6364460A (ja) | 音声とデ−タの同時通信方式 | |
JPH04159833A (ja) | 中間中継装置 | |
CN114095613A (zh) | 基于e1专线和用户算法安全保障的话音业务系统及方法 | |
JPH09182118A (ja) | 音声符号化装置および中継交換方法 | |
JPS59131245A (ja) | デ−タ回線交換機 | |
JPS61150597A (ja) | デイジタル加入者多重化方式 | |
JPS62154897A (ja) | デジタルネツトワ−ク装置 | |
JPH0744741B2 (ja) | 中継交換方式 | |
JPH0818547A (ja) | ピンポン伝送制御システム |