JPH06217228A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH06217228A
JPH06217228A JP50A JP2359393A JPH06217228A JP H06217228 A JPH06217228 A JP H06217228A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2359393 A JP2359393 A JP 2359393A JP H06217228 A JPH06217228 A JP H06217228A
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screen
display
pulse
television receiver
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Akiyoshi Murayama
明佳 村山
Seiji Saito
誠司 斉藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、且つ低コストに、ズームモー
ド時に、PinPの子画面等の位置を有効画面内に配置
できるようにする。 【構成】 ズーム表示を行うときの子画面等の位置設定
用基準信号として、垂直帰線消去信号を使用する。例え
ば、表示位置を決める基準パルスの検出をパルスの立ち
上がりに基づいて行う場合、子画面の表示を上方に行う
(例えば、PUの位置)ときには、位置設定用基準信号
として反転垂直帰線消去パルス信号を使用し、子画面の
表示を下方に行う(例えば、PDの位置)ときには、位
置設定用基準信号として垂直帰線消去パルス信号を使用
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定のアスペクト比の
表示装置に、所定のアスペクト比とは異なる映像信号を
ズーム表示できるテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アスペクト比が16:9の表示装
置上に4:3の映像信号をズーム表示する方法として、
図5に示すように、偏向系で拡大する方法がある。この
方法では、図6に示すようにノーマルモードでは有効画
面内に位置していたPinP(ピクチャ・イン・ピクチ
ャ)の子画面やメッセージ表示が、図7に示すようにズ
ームモードでは、有効画面の外にはみ出したり、完全に
消えてしまったりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、PinPの子画
面やメッセージ表示が、ズームモード時に、有効画面の
外にはみ出したり、完全に消えてしまうのを防止するの
ために、それらの位置をソフトウェア処理によりシフト
したり、あるいは表示位置決定用基準パルスをPLL等
を使用して作り直す必要があるため、ソフトウェア処理
が複雑になったり、PLL等の付加回路が必要となり、
コストが高くなってしまう。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、簡単な構成で、且つ低コストに、ズーム
モード時に、PinPの子画面やメッセージ表示の位置
を有効画面内に配置できるテレビジョン受像機を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテレビジョン受
像機は、所定のアスペクト比の表示装置に、所定のアス
ペクト比とは異なる映像信号をズーム表示できるテレビ
ジョン受像機であって、表示装置にズーム表示を行うと
きの例えばPinPの子画面やメッセージ表示等の所定
の表示の位置設定用基準信号として、垂直帰線消去信号
を使用することをことを特徴とする。
【0006】所定の表示の位置を決める基準パルスの検
出をパルスの立ち上がりに基づいて行う場合、上記所定
の表示を表示装置の画面上方の位置で行うときには、位
置設定用基準信号として反転垂直帰線消去パルスを使用
し、所定の表示を表示装置の画面下方の位置で行うとき
には、位置設定用基準信号として垂直帰線消去パルスを
使用することが好ましい。
【0007】所定の表示の位置を決める基準パルスの検
出をパルスの立ち下がりに基づいて行う場合、上記所定
の表示を表示装置の画面上方の位置で行いたいときに
は、位置設定用基準信号として垂直帰線消去パルスを使
用し、所定の表示を表示装置の画面下方の位置で行うと
きには、位置設定用基準信号として反転垂直帰線消去パ
ルスを使用することが好ましい。
【0008】
【作用】本発明のテレビジョン受像機においては、表示
装置にズーム表示を行うとき、例えばPinPの子画面
やメッセージ表示等の所定の表示の位置設定用基準信号
として、垂直帰線消去信号が使用される。垂直帰線消去
信号は、テレビジョン受像機において必ず発生されるも
のであり、簡単な回路を付加するだけで、PinPの子
画面やメッセージ表示の位置を有効画面内に配置でき
る。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の適用対象例である、Pin
Pの表示を行うことができるテレビジョン受像機の基本
構成を示す。チューナー2は、BS,UHF,VHFお
よびCATV等の各種放送の映像信号を出力する。スイ
ッチSW1は、チューナー2からの映像信号と、ビデオ
(VIDEO)入力端子に入力された映像信号とのどち
らかを選択して、映像信号処理回路4に供給される。ス
イッチSW2は、チューナー2からの映像信号と、ビデ
オ(VIDEO)入力端子に入力された映像信号とのど
ちらかを選択して、PinP処理回路4に供給される。
【0010】映像信号処理回路4は、入力された映像信
号に対して、Y/C分離、クロマデコード、同期分離、
アスペクト比変換等の処理を行って、スイッチSW3に
親画面用映像信号を出力するとともに、分離した水平同
期パルスおよび垂直同期パルスを、PinP処理回路
6、キャラクタジェネレータ12および偏向処理回路1
4に供給する。PinP処理回路6は、スイッチSW2
から入力された映像信号に対して、映像信号処理回路4
から供給される水平同期パルスおよび垂直同期パルスに
従ってPinP処理を行って、子画面用映像信号を出力
する。
【0011】スイッチSW3は、親画面用映像信号およ
び子画面用映像信号のどちらかを映像信号処理回路8に
供給する。映像信号信号処理回路8は、スイッチSW3
から供給された映像信号に対して、シャープネスコント
ロール、ピクチャーコントロール、PGB信号への変
換、増幅処理等を行い、アスペクト比16:9のCRT
10に供給する。また、映像信号処理回路8は、キャラ
クタジェネレータ12から出力されたメッセージパター
ンを映像信号に重畳してCRT10に供給する。
【0012】偏向処理回路14は、水平同期パルスおよ
び垂直同期パルスに基づいて偏向波形を発生して、CR
T10の偏向ヨーク(DY)に供給する。偏向回路14
は、アスペクト比4:3の映像信号をアスペクト比1
6:9のCRT10の画面にズーム表示する場合には、
図5に示すように、垂直方向の振幅を大きくして、画像
の拡大を行っている(水平方向は、信号処理によって拡
大している)。このとき、画像に大量のオフセットがか
かり、図7に示すように、画像の上部および下部がCR
T10の有効画面からはみ出してしまい、PinP画面
やメッセージをそのまま表示すると、これらがCRT1
0の無効画面部分に隠れてしまう。
【0013】この理由は、例えばPinP子画面を表示
する場合、その垂直方向位置を決める基準信号を親画面
の垂直同期パルス(V.PULSE)としているからで
ある。例えば、図2に示されているように、子画面は、
垂直同期パルスから20ライン目(図2の子画面PUの
位置)から表示するように設定されており、20ライン
目を、例えば15ライン目や25ライン目というように
変更すれば、子画面の表示位置を上下に微調整すること
ができるとともに、例えば160ライン目というように
変更すれば、子画面の表示位置を下方に移動(図2の子
画面PDの位置)することができるが、前述のようにズ
ーム表示を行うと、垂直同期パルスの発生タイミング
は、拡大された画像の上端部および下端部に対応する時
点となるため、ノーマルモード表示と同様に垂直同期パ
ルスから20ライン目から子画面PUを表示すると、図
3に示すように、子画面PUがCRT10の有効画面1
0Sからはみ出してしまう。
【0014】これを防止するために、従来は、子画面P
Uの表示開始ラインを、(垂直同期パルスから)20ラ
イン目から50ライン目というように、マイクロコンピ
ュータを使用したソフトウェア処理を行っているが、こ
のようにすると、ソフトウェア処理が複雑になってしま
う。
【0015】また、このようなソフトウェア処理による
表示開始位置変更機能を有しない場合には、PLL回路
やカウンタ等を使用して、図3の右部分に示されている
ように、垂直同期パルスをシフトして、子画面位置設定
用基準信号を作り直す必要があった。
【0016】本発明は、ズーム表示時に、上述のソフト
ウェア処理や子画面位置設定用基準信号作成のための垂
直同期パルスのシフトを不要にするために、子画面やメ
ッセージ表示等の所定の表示の位置設定用基準信号とし
て、垂直帰線消去信号を使用する。垂直帰線消去信号
は、垂直偏向の帰線が見えないようにしたり、電子ビー
ムが、CRT10の上面、下面および側面に衝突するの
を防止するために、その区間だけ電子ビームが発生され
ないようにするための信号である。垂直帰線信号は、テ
レビジョン受像機中で必ず使用されているもので、新た
に作り直す必要がない。
【0017】図4は、図1のテレビジョン受像機のズー
ム表示モードにおける、本発明による垂直帰線消去パル
ス信号および反転垂直帰線消去パルス信号とPinPに
おける子画面の表示位置との関係を示す。子画面やメッ
セージの表示の位置を決める基準パルスの検出をパルス
の立ち上がりに基づいて行う場合、子画面等の表示をC
RT10の画面上方の位置(例えば、左上位置または右
上位置)で行うときには(図4の例では、子画面PUの
位置は左上)、位置設定用基準信号として反転垂直帰線
消去パルスを使用すれば、表示位置が20ライン目のま
まであっても、子画面等の表示は、CRT10の有効画
面10Sの中に納まり、子画面等の表示をCRT10の
画面下方の位置(例えば、左下位置または右下位置)で
行うときには(図4の例では、子画面PDの位置は左
下)、位置設定用基準信号として垂直帰線消去パルスを
使用すれば、表示位置が160ライン目のままであって
も、子画面等の表示は、CRT10の有効画面10Sの
中に納まる。
【0018】子画面等の表示の位置を決める基準パルス
の検出をパルスの立ち下がりに基づいて行う場合、子画
面等の表示をCRT10の画面上方の位置で行いたいと
きには、位置設定用基準信号として垂直帰線消去パルス
を使用すれば、表示位置が20ライン目のままであって
も、子画面等の表示は、CRT10の有効画面10Sの
中に納まり、子画面等の表示をCRT10の画面下方の
位置で行うときには、位置設定用基準信号として反転垂
直帰線消去パルスを使用すれば、表示位置が160ライ
ン目のままであっても、子画面等の表示は、CRT10
の有効画面10Sの中に納まる。
【0019】なお、上記実施例においては、アスペクト
比4:3の映像信号をアスペクト比16:9の画面に表
示する例であるが、本発明はこれに限定されず、一般
に、所定のアスペクト比の表示装置に、所定のアスペク
ト比とは異なる映像信号をズーム表示できるテレビジョ
ン受像機に適用できる。
【0020】
【発明の効果】本発明のテレビジョン受像機によれば、
表示装置にズーム表示を行うとき、例えばPinPの子
画面やメッセージ表示等の所定の表示の位置設定用基準
信号として、垂直帰線消去信号を使用するようにしたの
で、簡単且つ低コストに、PinPの子画面やメッセー
ジ表示の位置を有効画面内に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象例である、PinPの表示を
行うことができるテレビジョン受像機の基本構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1のテレビジョン受像機における垂直同期パ
ルス(V.PULSE)とPinPにおける子画面の表
示位置との関係を示す図である。
【図3】図1のテレビジョン受像機のズーム表示モード
における垂直同期パルス(V.PULSE)とPinP
における子画面の表示位置との関係を示す図である。
【図4】図1のテレビジョン受像機のズーム表示モード
における、本発明による垂直帰線消去信号および反転垂
直帰線消去信号とPinPにおける子画面の表示位置と
の関係を示す図である。
【図5】垂直振幅を広げることによるズーム表示を説明
する図である。
【図6】ノーマルモードにおけるPinP子画面および
メッセージの表示位置の一例を示す図である。
【図7】従来のズームモードにおけるPinP子画面の
表示またはメッセージの表示位置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 チューナー 4 映像信号処理回路 6 PinP回路 8 映像信号処理回路 10 CRT 12 キャラクタジェネレータ 14 偏向処理回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のアスペクト比の表示装置に、前記
    所定のアスペクト比とは異なる映像信号をズーム表示で
    きるテレビジョン受像機において、 前記表示装置にズーム表示を行うときの所定の表示の位
    置設定用基準信号として、垂直帰線消去信号を使用する
    ことをことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 前記所定の表示の位置を決める基準パル
    スの検出をパルスの立ち上がりに基づいて行う場合、前
    記所定の表示を前記表示装置の画面上方の位置で行うと
    きには、前記位置設定用基準信号として反転垂直帰線消
    去パルスを使用し、前記所定の表示を前記表示装置の画
    面下方の位置で行うときには、前記位置設定用基準信号
    として垂直帰線消去パルスを使用することを特徴とする
    請求項1記載のテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 前記所定の表示の位置を決める基準パル
    スの検出をパルスの立ち下がりに基づいて行う場合、前
    記所定の表示を前記表示装置の画面上方の位置で行いた
    いときには、前記位置設定用基準信号として垂直帰線消
    去パルスを使用し、前記所定の表示を前記表示装置の画
    面下方の位置で行うときには、前記位置設定用基準信号
    として反転垂直帰線消去パルスを使用することを特徴と
    する請求項1記載のテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】 前記所定の表示が、子画面の表示または
    メッセージの表示であることを特徴とする請求項1記載
    のテレビジョン受像機。
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