JPH06216913A - マルチポートlanブリッジ - Google Patents

マルチポートlanブリッジ

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JPH06216913A
JPH06216913A JP5278588A JP27858893A JPH06216913A JP H06216913 A JPH06216913 A JP H06216913A JP 5278588 A JP5278588 A JP 5278588A JP 27858893 A JP27858893 A JP 27858893A JP H06216913 A JPH06216913 A JP H06216913A
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bus
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port
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Paul Chang
ポール・チャン
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ジョーゼフ・ウェイン・コーツ
Edward Hau-Chun Ku
エドワード・ハウ=チュン・クー
Simin H Sanaye
シミン・ホスネ・サナーイエ
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異種LANをリンクする改良された相互接続
装置を提供すること。 【構成】 本発明の相互接続装置であるマルチポート・
ブリッジは、発信元経路指定バスおよび透過ブリッジ・
バスを介してマイクロコントローラ、パケット・メモ
リ、および透過ブリッジ制御管理システム(TBCM
S)に結合された複数のブリッジ・ポート・フレーム・
ハンドラ(BPFH)を含んでいる。各ブリッジ・ポー
ト・フレーム・ハンドラ・ユニットは、それに接続され
たLANからフレームを受信し、発信元経路指定フレー
ムの特定の部分を、さらに処理するために、他のブリッ
ジ・ポート・フレーム・ハンドラに転送する。同様に、
透過ブリッジ・フレームの特定の部分がTBCMに転送
され、TBCMで経路指定情報およびシグナチャ情報が
抽出されて、さらに処理するために、転送側BPFHユ
ニットに戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的には、通信ネッ
トワークに関し、より詳しくは、ローカル・エリア・ネ
ットワーク(LAN)を相互接続するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】LANの普及により、あるLAN上のデ
ータ端末装置(DTE)が別のLAN上のDTEと通信
できるようにLANを相互接続する装置が必要になって
いる。従来のLANは、複数のDTEを相互接続する伝
送媒体を含んでいる。効率を最大にするために、各LA
Nにはサポート可能な最大数のDTEがある。DTEが
最大数を超えると、LANの効率が下がる。LANの使
用状況または構成あるいはその両方に応じて、一定レベ
ルの性能を維持するために、LAN上の活動状態のDT
Eの数を最大数より少ない数に維持する場合がある。
【0003】この制限要件に対処するため、従来技術で
は、独立したLAN、すなわち別個のLANを提供し、
相互接続装置によってそれらのLANを相互接続する方
法が知られている。相互接続装置は、ブリッジ、ゲート
ウェイ、ルータなど、様々な異なる名前で呼ばれてい
る。相互接続されたLANは、あるLAN上のDTEが
相互接続装置を介して別のLAN上のDTEと通信する
ことができ、統一ネットワークまたは結合ネットワーク
を形成する。
【0004】LANは、ある程度人間に似ている。すな
わち、LANには、様々な異なる特性がある。様々な異
なる特性があるので、LANを相互接続するのは容易で
はない。相互接続装置は、個々のLANの異なる特性を
補償し、特性の異なるLANが通信するための機構を提
供する必要がある。
【0005】効率的な相互接続装置を提供するために克
服しなければならない問題をより良く理解するために、
ここで、様々なLANの特性のいくつかについて説明す
る。効果的な相互接続を提供するために対処しなければ
ならない様々な特性には、伝送媒体の種類と、LANを
形成するDTEの種類が含まれる。伝送媒体には、銅
線、光ファイバなどがある。また、DTEにはワークス
テーション、パーソナル・コンピュータ、ファイル・サ
ーバなどが含まれる。LANは、様々なトポロジーを使
用して実施され、それぞれ異なる速度で異なるフォーマ
ットおよびプロトコルを用いて動作することができる。
トポロジーは通常、LANの種類を定義し、フォーマッ
トおよびプロトロコルは、DTEがネットワークにアク
セスするための要件を定義する。LANの速度は、ネッ
トワーク上でデータが伝送される速度を定義する。たと
えば、典型的なLANの種類には、星型構造ネットワー
ク、リング型ネットワーク、バスなどがある。同様に、
典型的なLANプロトコルには、IEEE802.3
CSMA/CD、IEEE802.4トークンリング・
バス、IEEE802.5トークンリング、ANSI
X3T9.5ファイバ分散データ・インタフェース(F
DDI)などがある。最後に、典型的なネットワーク速
度は、4Mビット/秒から100Mビット/秒よりかな
り上までの範囲である。
【0006】LANの相互接続性に影響を及ぼす別の変
数は、フレームをあるLANから別のLANへと転送で
きるようにするために使用される相互接続アーキテクチ
ャ(以下、ブリッジング・アーキテクチャと呼ぶ)であ
る。ブリッジング・アーキテクチャは通常、相互接続装
置によって使用される。従来技術では、LANの相互接
続に使用できるブリッジング・アーキテクチャを2種類
提供している。この2つのアーキテクチャは、「発信元
経路指定」と「透過ブリッジング」である。これらの2
つの従来技術のアーキテクチャおよび関連プロトコル
は、下記の文献に詳細に記載されている。したがって、
本発明者の発明を使用する環境を識別するため、本明細
書ではこの2つのアーキテクチャの概要だけを述べるこ
とにする。
【0007】「発信元経路指定」アーキテクチャおよび
関連プロトコルでは、「発信元」という1つの端末局
と、「宛先」という別の端末局の間でフレームが通過す
る必要しなければならない特定の経路が、そのフレーム
に含まれている。「発信元局」は、経路指定情報を備え
たフレームを発行する前に、「エクスプローラ・フレー
ム」を発行し、それがネットワーク全体を伝播して宛先
局に達する。エクスプローラ・フレームがネットワーク
を通過するとき、ブリッジは、ブリッジ識別番号、LA
N番号などの経路指定情報を入力する。エクスプローラ
・フレームは、宛先LANに到着すると、宛先局によっ
てコピーされ、その特定の経路を介して発信元局に返送
される。発信元局は、経路情報を格納し、それを使用し
て宛先局に後続のメッセージを送信する。発信元経路指
定アーキテクチャおよびプロトコルのさらに詳細な説明
は、MACブリッジおよびトークン・リングLANに関
する様々なIEEE802.1およびIEEE802.
5標準案や、ダニエル・ピット(Daniel Pitt)および
ジャカリン・L.ウィンクラー(Jacalyn L. Winkler)
の論文"Table-Free Bridging"(IEEE Journal on Selec
ted Areas in Communication、Vol.SAC−5、N
o.9、1987年12月、pp.1454−146
2)に記載されている。
【0008】透過ブリッジング・アーキテクチャおよび
関連プロトコルでは、経路指定情報はフレームに含まれ
ない。その代わり、フレームをあるLANから別のLA
Nに転送する際に、各フレーム中の発信元アドレスおよ
び宛先アドレスと、相互接続ブリッジ中のアドレス・テ
ーブルとを使用する。具体的には、それぞれのブリッジ
接続LANに接続された局のアドレスが、相互接続ブリ
ッジ中で生成される別個のテーブルに記録され維持され
る。第1のLAN上の発信元局が別のLAN上にある宛
先局と通信したいとき、宛先局の宛先アドレスがフレー
ムに含まれる。相互接続ブリッジは、フレームを受信す
ると、宛先アドレスを、第1のLANに関連するアドレ
ス・テーブル中のアドレス・エントリと比較する。それ
が一致せず、ブリッジが「転送状態」である場合、フレ
ームは他のLANに転送される。透過ブリッジ・アーキ
テクチャおよび関連プロトコルのさらに詳細な説明は、
国際標準ISO10038(IEEE標準案P802.
1d/D9)に記載されている。
【0009】様々な理由で、すべてではないにしても大
部分のLANユーザは、統一ネットワークに相互接続す
る必要のある複数の異なるLANを有している。上述の
違いによって、LANは非同種ネットワークまたは異種
ネットワークとみなすことができる。システム統合者が
これらのLANの相互接続において直面する問題は、異
種LANの独自の特性を満たし、同時に最適のサービス
を提供できる相互接続装置を提供することである。
【0010】従来技術では、ブリッジなどの相互接続装
置を使用して離散LANを相互接続する方法が知られて
いる。従来技術の相互接続装置は、米国特許第4597
078号、第4627052号、第4707827号、
第4737953号、第4933938号、および第4
996524号に記載されている。一般に、従来技術の
相互接続装置は、蓄積交換装置である。これらの装置
は、DTEのアドレスを格納したルックアップ・テーブ
ルを備えている。設計の方針に応じて、着信フレーム中
のアドレスがルックアップ・テーブルの内容と比較さ
れ、破棄されるか、あるいは別のLANに転送される。
特定の特許の設計には様々な変形があるものの、広義の
交換蓄積手法が従来技術の設計の基礎となっている。
【0011】従来技術の相互接続装置は、その所期の目
的には十分に機能するが、様々な異なる特性を持つLA
Nを接続する融通性をもっていない。たとえば、従来技
術の相互接続装置は、同じ種類の伝送媒体を使用するL
ANを相互接続する。すなわち、ワイヤ伝送媒体を使用
するLANを、やはりワイヤ伝送媒体を使用する別のL
ANに接続する。
【0012】従来技術のブリッジング装置におけるもう
1つの欠陥領域は、発信元経路指定(SR)ブリッジン
グ・アーキテクチャを使用するDTEと透過ブリッジン
グ(TB)アーキテクチャを使用するDTEが効率的に
接続されないことである。相互接続装置は、上記に引用
した特許で例示されるように、TBアーキテクチャを使
用するDTEを相互接続し、あるいは前掲のピットおよ
びウィンクラーの論文で例示されるように、SRアーキ
テクチャを使用するDTEを相互接続する。
【0013】従来技術の相互接続装置におけるさらに別
の欠陥領域は、種々のLANプロトコルを持つLANを
接続し、かつそれらのLANが通信できるようにする、
変換機能がないことである。同じプロトコルを使用する
LANしか接続できない。すなわち、トークンリング・
プロトコルを使用するLAN、同じプロトコルを使用す
る他のLANにしか接続できず、イーサネットを使用す
るLAN、同じプロトコルを使用する他のLANにしか
接続できず、他の場合も同様である。
【0014】最後に、従来技術の相互接続装置が提供す
る接続性は限られている。通常、同じ相互接続装置を介
して接続されるLANは2つだけである。
【0015】上記の欠陥はLANの相互接続性に悪影響
を及ぼす不要な制限となると本発明者等は考える。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主目的は、従
来よりも効率的な相互接続装置を提供することである。
【0017】本発明の他の目的は、異種LANをリンク
する改良された相互接続装置を提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、発信元経路指定(S
R)アーキテクチャと透過ブリッジング(TB)アーキ
テクチャをどちらも使用してDTEをリンクする相互接
続装置を提供することである。
【0019】
【課題を達成するための手段】上記その他の目的は、フ
レーム・フィルタリング、コピー、転送、およびヘッダ
変換を比較的短い時間間隔で実行する、異種マルチポー
ト・ブリッジを提供することによって達成される。
【0020】具体的には、マルチポート・ブリッジは、
媒体アクセス装置によってLANに相互接続された少な
くとも1つのLANコントローラを含む。LANコント
ローラは、ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラを介
して、システム制御/アドレス/データ・バスと呼ばれ
る第1の高速バスに接続される。パケット・メモリやマ
イクロプロセッサを含む他のユニットもこのバスに相互
接続される。
【0021】LANコントローラおよび媒体アクセス装
置は、LANに対する情報フレームの送受信を行う。ブ
リッジ・ポート・フレーム・ハンドラは、とりわけ、そ
れが受信するあらゆるフレームに対するフレーム・フィ
ルタリング、コピー、および転送に関する判断を下す。
また、必要なら、ブリッジ・ポート・フレーム・ハンド
ラはフレームを修正し、これを再伝送のために適切なブ
リッジ・ポートに中継する。パケット・メモリは、(再
伝送やマイクロプロセッサからの追加サービスなどの)
追加のサービスを待つフレームを一時的に格納する。マ
イクロプロセッサは、ブリッジ管理機能を実行し、ブリ
ッジ・ポート・ハンドラによって要求されたフレームを
処理する。
【0022】透過ブリッジ(TB)バスと呼ばれる第2
の高速バスが、ブリッジ・ポート・フレーム・ハンド
ラ、マイクロプロセッサ、および透過ブリッジ制御/管
理(TBCM)ユニットを相互接続する。少なくとも1
つのアイソレータ(ISO)装置が、少なくとも1つの
ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラをTBバスに相
互接続する。TBCMユニットは、ブリッジ・ポート・
フレーム・ハンドラが、透過ブリッジ・フレームが送ら
れるポートを迅速に識別できるようにする。その結果、
フレーム・フィルタリング、コピー、転送、ヘッダ変
換、その他の意志決定などのブリジッング機能が、従来
よりも高速で実行される。
【0023】さらに詳細に言うと、TBCMユニット
は、内容アドレス可能メモリ(CAM)およびSRAM
に結合される。ワークステーション・アドレスがCAM
に格納される。(発信元ポートID、フレーム・フォー
マットなどの)経路指定パラメータおよびシグナチャ情
報と、ブリッジ管理状況タグはSRAMに格納される。
マイクロプロセッサは、TBCMの使用可能化および使
用不能化、データ・バンク(CAMおよびSRAM)テ
ーブル内容の更新および維持を行う。
【0024】ブリッジ・ポート・ハンドラは、受信した
フレームの宛先アドレス(DA)、発信元アドレス(S
A)、およびオプションのフレーム・フォーマット・タ
グを、TBバスを介してTBCMに転送する。TBCM
は、受信した情報を処理し、TBバスを介して、(ター
ゲット・ポートID、ターゲット・ポート・フレーム・
フォーマットなどの)結果をブリッジ・ポート・ハンド
ラに返す。
【0025】本発明の前述の特徴および利点は、添付の
図面にさらに詳細に示す。
【0026】
【実施例】図1は、LAN1、LAN2...LANn
などのローカル・エリア・ネットワークを相互接続する
装置の機能システム図を示す。LANは、トークン・リ
ング、イーサネット、トークン・バス、ファイバ分散デ
ータ・インタフェース(FDDI)などの同種ネットワ
ークとすることができる。この相互接続装置を使用し
て、異種LAN、すなわち1群の異なるLANを相互接
続することができる。このように、1つまたは複数のL
ANをある種類のものとし、他のLANを他の種類のも
のとすることが可能である。さらに、この相互接続装置
は、複数のプロトコルを使用するLANを相互接続する
ことができる。各LANは、LANコントローラ/フロ
ント・エンド・モジュール1'、2'...n'を介して
接続されている。LANコントローラ/フロント・エン
ド・モジュール1'、2'...n'は、伝送媒体8を介
してブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラ1"、
2"...n"に接続されている。ブリッジ・ポート・フ
レーム・ハンドラ1"、2"...n"は、伝送媒体9を
介して高速システム制御/アドレス/データ・バス10
に接続されている。パケット・メモリ手段12は、伝送
媒体14を介して高速システム制御/アドレス/データ
・バス10に接続されている。同様に、バス・アービタ
16は、伝送媒体18を介して高速システム制御/アド
レス/データ・バス10に接続されている。構造から明
白なように、LAN1はLANコントローラ/フロント
・エンド・モジュール1'、伝送媒体8、ブリッジ・ポ
ート・フレーム・ハンドラ1"、および伝送媒体9を介
して高速システム制御/アドレス/データ・バス10に
接続されている。同様に、LAN2は、同様な構成要素
を介して高速システム制御/アドレス/データ・バス1
0に接続され、以下同様である。
【0027】再度図1を参照すると、マイクロコントロ
ーラ20は、マイクロプロセッサ・グルー論理機構21
を介して高速システム制御/アドレス/データ・バス1
0に接続されている。マイクロコントローラ20は、マ
イクロプロセッサおよび相互接続されたRAM/ROM
を含む。マイクロコントローラの機能は、相互接続装置
を管理することである。透過ブリッジ・バス22は、独
立したアイソレータ(ISO)回路手段24、2
4'...24nを介して、当該のブリッジ・ポート・
フレーム・ハンドラに結合されている。透過ブリッジ制
御/管理ユニット(TBCM)26は、適切な伝送媒体
26'を介して透過ブリッジ・バス22に接続されてい
る。TBCM26は、適切な伝送媒体を介してSRAM
2、SRAM1、および内容アドレス・メモリ(CA
M)に結合されている。以下にさらに詳細に説明するよ
うに、TBCM26と、それに接続されたSRAM2、
SRAM1、およびCAMの機能は、(後述する)透過
ブリッジ・フレームを転送する先のブリッジ・ポート・
フレーム・ハンドラを識別することである。識別された
ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラが、それがサポ
ートするLAN上の宛先局にフレームを経路指定する。
【0028】上記で識別した各機能ユニットについて詳
細に論じる前に、通常ブリッジング装置を介して伝送さ
れるフレームの種類の概要を述べておくと好都合であ
る。大ざっぱに言えば、フレームは発信元経路指定フレ
ームと透過ブリッジ・フレームに分類される。発信元経
路指定フレームでは、フレームがそれぞれ異なるLAN
上にある発信元局から宛先局に向う際に通過する経路
が、フレーム中で記述される。透過ブリッジ・フレーム
では、フレーム中に経路指定情報は含まれない。したが
って、相互接続装置が、フレームが発信元局から宛先局
に向うのに通過しなければならない経路を決定する必要
がある。発信元経路指定フレームおよび透過ブリッジン
グ・フレームのさらに詳細な説明は、前掲のピットらの
論文に記載されている。
【0029】図6を参照すると、相互接続されたネット
ワーク内でデータを移送するのに使用される汎用フレー
ム・フォーマットの一部が示されている。このフレーム
・フォーマットは、ヘッダ・セクションAおよび情報セ
クションBを含む。ヘッダ・セクションに含まれる情報
には経路指定情報があり、この情報は、ネットワークを
介して発信元経路指定フレームをやり取りするために使
用される。情報セクションは、とりわけ、ある局が別の
局に転送したいデータ、たとえばCRC、エンド・デリ
ミタなどを含む。各フレーム・フォーマットにおけるフ
ィールドの詳細は、ローカル・エリア・ネットワークの
種類によって変わる。たとえば、トークンリングLAN
は、イーサネットLAN、FDDI LANなどと異な
るフレーム・フォーマットを有する。
【0030】これらの違いにもかかわらず、ヘッダ・セ
クションは、宛先アドレス(DA)フィールドおよび発
信元アドレス(SA)フィールドを含む。また、ヘッダ
・セクションは、制御発信元経路指定(SR)ビット"
R"を含む。このビットは、発信元局によって"1"また
は"0"として設定することができる。通常、このビット
が1に設定されているときは、フレームは発信元経路指
定フレームである。上述のように、発信元経路指定フレ
ームはRI(経路指定情報)フィールドを含み、RIフ
ィールド上で、ネットワーク中でフレームがたどる経路
が提供される。SRビットが"0"に設定されているとき
は、透過ブリッジ・フレームであることを示し、フレー
ムの経路ポートを相互接続装置で生成する必要がある。
本発明の相互接続装置に関する重要な点は、それによっ
て可能になる、接続された1つのLAN上の局が他のL
AN上の他の局と通信する際の速度である。これを実現
するには、効率的なフレーム・フィルタリング、コピ
ー、転送、およびヘッダ変換が必要である。
【0031】再び図1を参照すると、各LANコントロ
ーラ/フロント・エンド・モジュールおよびそれに接続
されたブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラは、相互
接続装置へのポート(入口点)とみなすことができる。
この特徴によって、本発明の相互接続装置はマルチポー
ト相互接続装置と解釈することができる。LANコント
ローラ/フロント・エンド・モジュールは、それが接続
されているLANを構成する媒体に対してデータ・フレ
ームを送受信する。各ブリッジ・ポート・フレーム・ハ
ンドラは、受信したあらゆるフレームに対してフレーム
・フィルタリング、コピー、および転送に関する判断を
下し、必要に応じてフレームを修正し、再伝送のため適
切なブリッジ・ポートに中継する。パケット・メモリ手
段12は、次のサービス(再伝送またはマイクロコント
ローラ20からの追加サービス)を待つフレームを記憶
する。上述のように、マイクロコントローラ20は、相
互接続またはブリッジ管理機能と、ブリッジ・ポート・
ハンドラ・ユニットによって要求されるフレームの処理
を提供する。相互接続装置の全体的な構造について説明
したので、次に、特定の機能ユニットについて詳細に説
明する。
【0032】図2は、透過ブリッジ制御/管理(TBC
M)ユニット26とそれに接続されたSRAM2、SR
AM1、およびCAMのブロック図を示している。TB
CM26、SRAM2、SRAM1、およびCAMは、
ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラと協力して、ブ
リッジング装置に、高速フレーム・フィルタリング、コ
ピー、転送、およびヘッダ変換に関する意志決定を提供
する。TBCMは、DA/SAデータ・バッファ28、
CAM/SRAM1プロセス・エンジン(CSPE)手
段30、内容アドレス・メモリ(CAM)手段32、透
過ブリッジ(TB)バス・アービタ34、エージング機
構/空エントリ・ロケータ手段36、マイクロプロセッ
サ・インタフェース手段38、および更新データ・バッ
ファ40を含む。TBCM26からの1組の出力が、導
体42、44、46を介してレジスタ(REG)48お
よびMUX50に供給される。レジスタ48からの出力
は、SRAM1へのアドレス・バスを形成する。同様
に、MUX50からの出力は、制御信号を形成し、CN
TL導体を介してSRAM1に伝送される。SRAM1
からの出力は、データ・バスを介してレジスタ(RE
G)52に供給される。レジスタ52からの出力は、デ
ータ・バス54を介してTBデータ・バス22'に供給
される。透過ブリッジ(TB)ブリッジ・バス22はT
B制御バス22"およびTBデータ・バス22'を含むこ
とに留意されたい。
【0033】TBCM26からの別の1組の出力が、導
体56を介してSRAM2プロセス・ユニット(SP
U)58に供給され、導体60を介してSRAM2プロ
セス・ユニット58に供給される。SRAM2プロセス
・ユニット58からの出力は、アドレス制御線を介して
SRAM2に供給される。機能ユニットどうしの内部相
互接続は、図に示すように適切な伝送媒体によって行わ
れる。説明を簡単にするために、各相互接続線について
の詳細な説明は省略する。TBCM26は、マイクロプ
ロセッサ・インタフェース手段38およびバス62によ
ってマイクロコントローラ20に結合されている。アイ
ソレータ回路64は、マイクロコントローラ20とTB
CM26の間の隔離機能を提供する。アイソレータ回路
64は通常の市販のアイソレータ回路モジュールであ
り、マイクロプロセッサからの信号によって、TBCM
26を非活動化するハイ状態にセットすることができ
る。TBCM26の機能ユニットについて説明したの
で、次に各ユニットが実行する機能について説明する。
【0034】再度図2を参照すると、DA/SAデータ
・バッファ28は、各DA/SAアドレス突合せプロセ
ス(後述する)中にDAおよびSAを一時的に記憶する
ために使用される。着信発信元アドレス(SA)が「新
しい」(すなわち、一致するCAMがない)場合、SA
プロセスの終りに、DA/SAバッファに記憶されてい
る着信SAデータがSRAM2に転送される。
【0035】TBバス・アービタ34は、接続されたブ
リッジ・ポート・ブリッジ・ハンドラ(BPFH)ポー
トからのTBバス要求を調停する。ポートは、様々な優
先順位状況に基づいて配列することができ、その状況
と、TB制御バス22"上で要求が出された順序に従っ
て、TBバス・アービタ34によって処理される。先入
れ先出し(FIFO)バッファが、TBバス・アービタ
34内で、非優先ポート要求シーケンスを追跡するため
に使用される。TBバス・アービタ34は、伝送媒体6
3を介してCAM/SRAM1プロセス・エンジン手段
30と通信する。TBバス・アービタ34はまた、TB
バスの使用を要求する適切なBPFHポートに、TB許
可を発行する。
【0036】CSPE30、CAM手段32、SRAM
1、レジスタ48および52、ならびにMUX50は、
LAN局の発信元アドレスとシグナチャ情報を格納する
中央データ・バンク手段を形成する。シグナチャ情報
は、ブリッジ・ポートID、制御情報などを含む。それ
ぞれのLAN上の各局の発信元アドレスは、CAM手段
32に格納される。同様に、SRAM1はLAN上の各
局についてターゲットBPFHポート、QID、受け入
れられるフレーム・フォーマットなどの経路指定パラメ
ータやシグナチャ情報を保持する。CAM/SRAM1
プロセス・エンジン30は、CAM内のデータ・バンク
・エントリに対してDA/SA突合せプロセスを実行す
る実行ユニットである。DAが一致するたびに、エンジ
ンはCAM内の一致したエントリの位置を読み取り、そ
のCAMアドレスを使用してSRAM1にアクセスし、
そのDAアドレスに関連するシグナチャ情報を読み出
す。たとえば、CAM位置283で一致するアドレスが
見つかった場合、その位置アドレス283を使用してS
RAM1にアクセスする。SRAM1の位置283で見
つかった情報は、CAM手段の位置283から抽出され
たDAアドレスに関する一致シグナチャ情報である。シ
グナチャ情報は、SRAM1から抽出された後、レジス
タ52に供給され、データ・バス54を介して透過ブリ
ッジ・バス22と、情報を要求するブリッジ・ポート・
フレーム・ハンドラ・ポートとに供給される。
【0037】SAが一致した場合、CSPF30は、C
AM内の一致位置を読み取り、対になったSRAM1デ
ータを読み取り、タイム・スタンプ・ビット(後述す
る)をセットし、同じSRAM1位置に書き戻す。SA
が一致した場合、処理されるBPFH IDは、SRA
M1内のポートIDと一致する必要がある。一致SAで
ない場合、突き合わされたエントリが、ただちにデータ
・バンクから除去され、処理されたSAは、一致しない
SAとみなされる。SAが一致しない場合、CSPE3
0は、SRAM2プロセス・ユニット58に、DA/S
Aバッファ内のSAデータとそのBPFHポートID
を、後でマイクロプロセッサで処理するために、SAR
M2「新規SA」FIFOバッファに移動しておくよう
に指令する。CAM/SRAM1プロセス・エンジン3
0は、突合せ機能を実行し、要求側ブリッジ・ポートに
転送されるシグナチャ情報を抽出する他に、データ・バ
ンク・エントリの更新プロセスおよび除去プロセスを実
行する役割も果たす。
【0038】図3には、CAMおよびSRAM1の構造
が図示されている。CAMは、自己完結型の市販モジュ
ールであり、アドレスを受け入れると同時に複数のアド
レスと比較し、一致したアドレスが存在するCAM内の
位置を示す信号を出力する。適切な市販のCAMには、
アドバンスト・マイクロ・デバイシズ社(Advanced Mic
ro Devices)から市販されているAM99C10Aがあ
る。
【0039】図3において、「位置」と記憶列は、CA
MアドレスおよびSRAM1アドレスを示す。したがっ
て、CAMは位置すなわちアドレス1ないし8192か
らアドレス指定することができる。CAMは、局のアド
レスを格納するために使用され、6バイト幅である。す
なわち、各CAM位置に6バイトのアドレスを持つ局を
格納することができる。言うまでもなく、本発明の教示
の範囲から逸脱することなく、異なるサイズのアドレス
を使用することもできる。
【0040】SRAM1は27ビット幅であり、CAM
と同様のアドレス指定可能位置を持つ。CAMとSRA
M1の関係は、アドレスとそのアドレスに関するシグナ
チャ情報が、CAMおよびSRAM1の同じ位置に格納
されるというものである。たとえば、SRAM1の位置
256に格納されるシグナチャ情報は、CAMの位置2
56に格納されるアドレス用のものである。局アドレス
とそれに関連するシグナチャ情報の格納用に共通のアド
レスを使用すると、単一の位置アドレスを使用して、C
AMとSRAM1にアクセスすることができる。SRA
M1ビットは、パリティ・フィールド、ポートIDを含
むテーブル管理(TABLE MGMT)フィールド、
次QIDフィールド、R予約ビット、リモートQIDフ
ィールド、およびCCFフィールドを含む。パリティ・
フィールドは、SRAM1にデータの各バイト用のパリ
ティ・ビットを格納する。テーブル管理フィールドは、
テーブルに格納された情報に関する管理情報を格納す
る。次QIDまたはターゲットQIDは、ターゲット装
置または直接装置を表す情報を格納する。
【0041】ポートIDフィールドは、発信元アドレス
がどのポートからのものかを表す情報を格納する。Rビ
ットは、将来使用する予約ビットである。リモートQI
Dは、間接ターゲットQIDを表す情報を格納する。C
CFフィールドは、フレーム変換情報を格納する。表1
は、SRAM1ビットを識別し、かつこれらのビットを
記述したものである。表1および図4から明らかなよう
に、SRAM1は、24のデータ・ビットと3つのパリ
ティ・ビットを含む27ビット幅である。
【表1】 ビット番号 説明 24: フレーム・フォーマット・テスト可能(TE) 0=フレーム・フォーマット・テスト不能 1=フレーム・フォーマット・テスト可能 23: 保護エントリ 22: エントリ使用中 21: タイム・スタンプ・タグ 20: フレーム・フォーマット(イーサネット上でのみ有効;0= イーサネット、1=IEEE802.3) 19ないし17: ポートID 16ないし11: QID1(ポートQID転送) 10、9: 予約 8ないし5: QID2(リモート・ポートQID) 4ないし2: フレーム変換制御フィールド(CCF) 4 3 2 0 0 0 フレーム変換なし 0 0 1 FDDIフォーマットに変換 0 1 0 トークンリング・フォーマットに変換 0 1 1 予約 1 0 0 イーサネット・フォーマットに変換 1 0 1 IEEE802.3フォーマットに変換 1 1 0 予約 1 1 1 汎用フォーマット 1: 予約
【0042】表1を参照すると、第1の列は、ビット番
号であり、SRAM1(図3)内のそれぞれのビットを
識別しており、説明の列は、ビットが提供する機能を識
別する。具体的には、ビット23は保護エントリ・ビッ
トであって、テーブル要素が永久アドレス要素または静
的アドレス要素であり、この要素には「エージング」が
適用されないことを示している。本明細書では、エージ
ングとは、SRAM1およびCAM(この2つを併せて
ルックアップ・テーブルと呼ぶ)からエントリを除去す
るために使用される技術である。エントリを入力し、ル
ックアップ・テーブルから定期的に削除しないかぎり、
過剰に大きくなったテーブルに、ネットワーク上の各局
のシグナチャ情報を格納しなければならなくなる。しか
し、本発明のエージング機能を使用すれば、比較的小さ
なサイズのSRAM1で、ネットワーク上の活動局につ
いての情報を格納するのに十分となる。エントリ使用中
ビット22は、フラグ・ビットであり、どのアドレス・
テーブル要素が動作中であるかをマイクロプロセッサに
教える。このビットは、マイクロプロセッサによってセ
ットされリセットされる。タイム・スタンプ・タグ・ビ
ットは、アドレス・テーブル要素バース/エージング・
プロセスにとって重要なフラグ・ビットである。SA/
CAMの一致が検出されると必ず、TBCMによって
(CAMにおける一致が発生したアドレスと同じアドレ
スにある)このフラグ・ビットが"1"に設定され、局が
依然として「活動状態」であることを示す。マイクロプ
ロセッサは、各エントリのこのビットを定期的に走査
し、「古い」アドレス・テーブル要素をいつ削除するか
を決定する。あるいは、(後述する)自動エージング使
用可能ビットがセットされると、マイクロプロセッサは
TBCMに自動エージング・コマンドを発行し、TBC
Mは、アドレス・テーブルから古い要素を削除する。上
述のように、この削除によって、ネットワークに入って
くる「新規」LAN局に関する情報を入力するための空
間が提供される。
【0043】引き続き表1を参照すると、ビット(19
ないし17)は、発信元アドレス(SA)を送るポート
を識別する。同様に、ビット(4ないし2)はフレーム
変換制御ビットである。フレーム変換制御ビットがセッ
トされると、フレーム・フォーマットを変更すべきかど
うかが示される。たとえば、ビットがすべてゼロである
場合、フレーム変換はない。同様に、ビットが'001'
である場合、フレームはFDDIフォーマットに変換さ
れる。変換は、TBCMA(図1)と通信するブリッジ
・ポート・フレーム・ハンドラによって実行される。表
における他のビットの機能はすでに説明してあり、ある
いは表1から明白である。したがって、表1については
これ以上説明しない。
【0044】さらに図2を参照すると、エージング機構
/空エントリ・ロケータ手段36は、CAMおよびSR
AM1から古いエントリを削除しCAMおよびSRAM
1内の空の位置を見つける、エージング機能を実行す
る。エージング機構/空エントリ・ロケータ手段36は
ハードウェアで実施することが好ましい。エージング機
構ハードウェアは、状態マシンでよく、SRAM1タイ
ム・スタンプ(TS)ビット、エントリ使用中(U)ビ
ット、および保護エントリ(P)ビットを走査し、それ
らのビットの設定に応じて、必要な措置を取る。以下の
表2に、走査されるビットと、ビットの設定に従って取
られる適切な措置を示す。
【表2】 P U TS 措置 1 x x 措置なし。次の項目に進む。 0 0 x 措置なし。次の項目に進む。 0 1 0 CAM/SRAM1プロセス・エンジンにCAMエントリを 空にするよう要求する。SRAM1エントリをゼロにする。 エージング・エントリ削除カウンタを進める。 0 1 1 TSビットを"0"にリセットする。 残りエントリ・カウンタを進める。 x どうでもよい
【0045】エージング機構は、マイクロプロセッサ
(図1)が自動エージング開始コマンドを発行すると、
自動エージング・プロセスを開始する。エージング機構
は、最初(すなわち、CAM SRAM1の第1エント
リ)から開始し、最後のエントリまで進んでいく。エー
ジング機構は、最後のエントリを処理した後、自動エー
ジング完了フラグをセットし、マイクロプロセッサに割
り込み、自動エージング・プロセスが完了したことを示
す。
【0046】エージング・コマンドが検出されると、や
はりハードウェア状態マシンである空エントリ・ロケー
タは、空エントリ検出フラグをリセットする。空エント
リ・ロケータは、エージング機構状態マシンと同期し、
最初のテーブル位置から開始する。空エントリ・ロケー
タは、第1の利用可能な空エントリ位置を検出すると、
そのポインタを凍結し、空エントリ検出フラグをセット
する。空エントリ検出フラグ・ビットがリセットされて
いるとき、空エントリ・ロケータはテーブル・エントリ
の走査を続ける。この走査は、別の空エントリ位置を見
つけ、空エントリ検出フラグをセットするか、あるいは
最後のテーブル・エントリに到達してテーブル資源終了
フラグをセットし、マイクロプロセッサに検出を通知す
るまで続く。したがって、空エントリ・ロケータは、テ
ーブル更新のために空エントリ位置を見つける。
【0047】SRAM2プロセス・ユニット(SPU)
58は、CSPE30(図2)と協力して、「新規」S
Aと、それらのSAと相関するブリッジ・ポート・フレ
ーム・ハンドラ(BPFH)ポートIDと、このIDの
フレーム・フォーマットとをSRAM2に格納する。マ
イクロプロセッサは、その都合のよいときに、SRAM
2から更新データ・バッファ40(図2)に情報を転送
する。この情報はさらに、更新データ・バッファ40か
らCAM手段およびSRAM1に転送される。本明細書
では、新規SAとは、CAM手段内で一致が見つからな
い発信元アドレスを言う。上述のように、CAM内でS
Aの一致がない場合、アドレスがシグナチャ情報と共に
SRAM2に格納され、次にマイクロプロセッサによっ
て処理される。SRAM2プロセス・ユニット(SP
U)58はまた、イベント・カウント、すなわち、SR
AM2内に維持されている更新統計カウンタを処理す
る。
【0048】暫く図4に移ると、SRAM2が図示され
ている。SRAM2は静的ランダム・アクセス・メモリ
であり、この実施例では図4の左側に示すように819
2個のアドレスを有する。図4の第1行から明らかなよ
うに、SRAM2は18ビット幅である。SRAM2は
アドレス・セクションを含み、そのデータには、パリテ
ィ(P)フィールド、ポートIDフィールド(ビット1
6、15、および14)、フレーム・フォーマット・フ
ィールド(ビット13、12、11)、および予約フィ
ールド(ビット10ないし1)がある。右側から明らか
なように、SRAM2は複数のカウンタを含む。これら
のカウンタはそれぞれ、SRAM2バッファの右側にリ
ストしてある。図4に示したものは、SRAM2バッフ
ァに格納される情報の例に過ぎず、本発明の範囲を制限
するものではないことに留意されたい。
【0049】再び図2に戻ると、マイクロプロセッサ・
インタフェース・ユニット手段38は、マイクロプロセ
ッサ(図1)とTBCMの間の通信を提供する。マイク
ロプロセッサ・インタフェース・ユニット手段38は、
この目的のために、マイクロプロセッサ・アドレス・デ
コード、コマンド、状況レジスタ、セットアップ・レジ
スタなどを含んでいる。状況レジスタなどの詳細は示し
ていない。なぜなら、そのような構造は従来技術で周知
であり、本発明の教示を理解または実施するうえで必要
ではないと考えられるからである。
【0050】引き続き図2を参照すると、更新データ・
バッファ手段40は、3セクション・バッファであり、
CAMデータ・セクション、アドレス・セクション、お
よびSRAM1データ・セクションを有する。更新デー
タ・バッファ手段40の機能は、CAMおよびSRAM
1を更新するための情報を格納することである。この目
的のために、マイクロプロセッサは、CAM/SRAM
1内の情報を更新または削除したいとき、CAMデータ
をCAMデータ・セクションに入れ、CAM/SRAM
1アドレス位置をアドレス・セクションに入れ、SRA
M1データをSRAM1データ・レジスタ・セクション
に入れる。マイクロプロセッサは次に、(CAM/SR
AM1更新コマンドやCAM/SRAM1削除コマンド
など)適切なコマンドを発行する。CSPE30は、テ
ーブル・エントリを更新または削除し、プロセスが完了
したときマイクロプロセッサに通知する。
【0051】再び図1を参照すると、ブリッジ・ポート
・フレーム・ハンドラは、個々のアイソレータ(IS
O)回路を介して透過ブリッジ・バス22に接続され
る。上述のように、透過ブリッジ・バス22は、TBC
Mと当該の各ブリッジ・フレーム・ハンドラとの間でヘ
ッダ情報(SA/DA)およびシグナチャ情報の伝送を
行う。透過ブリッジ(TB)バス22の構造は次のとお
りである。
【0052】A)すべてのブリッジ・ポート・フレーム
・ハンドラ(BPFH)に共通な16ビット・データ・
バス。
【0053】B)1BPFH当たり1本の要求線。バス
要求線は、ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラがバ
スを使用しようとするときに立ち上がる。図2を参照す
ると、バスの使用許可は、TBバス・アービタ34によ
って与えられる。要求線は、BPFHサービスが完了す
るまで活動状態のままとなる。
【0054】C)1BPFH当たり1本のトークン・ブ
リッジ・バス許可線。TBCMは、バスの使用許可が与
えられた特定のブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラ
への許可線を活動化する。トークン・バス許可線上の信
号が、バス使用許可が与えられていないブリッジ・ポー
ト・フレーム・ハンドラに結合されたISO回路を活動
化するために使用される。信号バス許可線は、TBCM
がBPFHに対するTBサービスを完了するまで活動状
態のままである。
【0055】D)DA/SAデータ・フラグ・タグ。伝
送されたアドレスがデータ・アドレス(DA)データ
か、それとも発信元アドレス(SA)データかを示す。
【0056】E)フレーム・フォーマット・フラグ・タ
グ。SAパケットのフレーム・フォーマットを示す。
【0057】F)透過ブリッジ(TB)DA/SAデー
タ有効ビット。ブリッジ・ポート・ハンドラに対して発
行され、DA/SAデータが有効であることを示す。
【0058】G)TB結果データ有効ビット。TBCM
に対して、ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラに伝
送されるデータの有効性を示す。
【0059】図7は、透過ブリッジ(TB)バス上の典
型的なデータ・フォーマットを示したものである。この
データ・フォーマットは、2つのバイト(ハイおよびロ
ー)と2つのパリティ・ビットを含む。以下の表3に、
一致が発生したときの、ブリッジ・ポート・ハンドラか
らTBCMへのデータ(ステップA)の構造と、TBC
MからBPHへのデータ(ステップB)の構造を示す。
上述のように、アドレス(発信元アドレスまたは宛先ア
ドレス)は6バイト幅である。表3から明らかなよう
に、バイト0、2、4はロー・バイトであり、バイト
1、3、5はハイ・バイトである。伝送のたびに、1つ
のハイ・バイトと1つのロー・バイトが伝送される。す
なわち、BPHからTBCMへの1回目の伝送では、バ
イト0とバイト1が伝送される。2回目の伝送では、バ
イト2とバイト3が伝送され、以下同様である。図7か
ら分かるように、TBバスは2バイト幅である。したが
って、1つのDAまたはSAを伝送するのに3回の伝送
が必要である。
【0060】ステップBで、TBCMは宛先突合せの結
果をBPHに書き込む。第1の列はビット番号を表し、
第2の列は該当する説明を示す。この表は見れば分かる
ようになっているので、各行についての詳細な説明は省
く。ビット3、2、1がフレーム変換制御フィールドを
表すと述べるだけで十分である。ターゲット・ブリッジ
・ポートが従わなければならない措置は、ビットの設定
によって決まる。たとえば、3つのビットがすべて論理
0の場合、フレーム変換は必要でない。ビット1が論理
1であり、ビット2およびビット3が0である場合、タ
ーゲット・ブリッジ・ポートはフレームを、伝送する前
にFDDIフォーマットに変換しておき、他の場合につ
いても同様である。DAの一致がない場合、QID1が
省略時値になることに留意されたい。
【表3】ステップA−BPHがTBCMにDA/SAデ
ータを送信する。 ハイ・バイト ロー・バイト DA/SA バイト1 バイト0 DA/SA バイト3 バイト2 DA/SA バイト5 バイト4 ステップB−TBCMがBPFHにDA突合せ結果を書き込む。 ビット番号 説明 15ないし10: QID1(ポート・フレーム・データQID転送) 9: 0=DA一致が見つかった;1=DA一致が見つからない 8: 予約 7ないし4: QID2(リモート・ポート・フレーム・データQID) 3ないし1: フレーム変換制御フィールド(CCF) 3 2 1 0 0 0 フレーム変換なし 0 0 1 FDDIフォーマットに変換 0 1 0 トークンリング・フォーマットに変換 0 1 1 予約 1 0 0 イーサネット・フォーマットに変換 1 0 1 IEEE 802.3フォーマットに変換 1 1 0 予約 1 1 1 汎用フォーマット 0: 予約
【0061】図7は、それぞれのLANを本発明の相互
接続装置にインタフェースするブリッジ・ポート・フレ
ーム・ハンドラ(BPFH)のブロック図である。各L
ANを相互接続装置に接続するには、1つのBPFH装
置が必要である。したがって、ブリッジとしても知られ
る相互接続装置で1つのLANを相互接続する場合、1
つの装置が必要である。2つのLANの場合は2つの装
置が必要であり、以下同様である。BPFH装置は同一
である。したがって、以下では、1つの装置だけについ
て説明するが、他の装置も同じであることを理解された
い。暫く図1に戻ると、各BPFH装置は、LANコン
トローラ・フロント・エンド・モジュールによって、そ
のBPFH装置がサービスするLANに結合されてい
る。LANコントローラ・フロント・エンド・モジュー
ルはLANに固有である。すなわち、このモジュール
は、LANに固有のMACプロトコルだけを実行する。
たとえば、LANコントローラ・フロント・エンド・モ
ジュールは、トークン・リングLANに接続する場合、
そのトークンリング・プロトコル(IEEE802.5
とも呼ばれる)を実行する。IBMトークン・リング・
ネットワークPCアダプタ(IBM資料番号61658
76)はトークンリング・プロトコルを実行する。トー
クン・バス(IEEE802.4)、イーサネット、C
SMA/CD(IEEE802.3)、FDDI(AN
SI X3T9.5など)など他の種類のネットワーク
は、適切なアダプタでBPFHに結合する。各種のアダ
プタの詳細は、従来技術で周知であり、これ以上の説明
は省略する。
【0062】再び、図7および図2を参照すると、BP
FHは、それ自体をLANコントローラ/フロント・エ
ンド・モジュールに相互接続する伝送媒体であるLAN
Cバス8、TB/SRバス、それ自体をTBバス22に
相互接続するISO(アイソレータ回路)、および高速
システム・バス10への相互接続を有す。BPFHは、
ブリッジ接続されたフレーム・プロセス・ユニット6
6、受信フレーム・バッファ68、送信フレーム・バッ
ファ70、システム・バス・インタフェース・ユニット
72、およびハードウェア装置ドライバ74を含む。シ
ステム・バス・インタフェース・ユニット72はBPF
Hを高速システム・バス10に相互接続する。システム
・バス・インタフェース・ユニット72は、この目的の
ために、データ、コマンド、および割込み信号を転送す
る。システム・バス・インタフェース・ユニット72
は、システム・バス上の他の装置とのハンド・シェイク
機能を実行する。システム・バス・インタフェース・ユ
ニット72はまた、システム・バス上のデータ転送のカ
ウントによって追跡を行う。システム・バス・インタフ
ェース・ユニット72は、データ記憶域ポインタを管理
し、待ち行列化機能および待ち行列解除機能を実行す
る。
【0063】ハードウェア装置ドライバ74は、BPF
HをそのそれぞれのLANコントローラ・フロント・エ
ンド・モジュール(アダプタ)に相互接続する。ハード
ウェア装置ドライバ74は、この目的のために、LAN
Cを初期設定し、状況カウンタ値を取り出し、LANC
からフレーム・データを受信し、受信フレーム・プロト
コル(割込み、受信フレーム状況、LANに対する必要
なフレーム・レシーバ応答など)を処理する。ハードウ
ェア装置ドライバ74はまた、LANCにフレーム・デ
ータを送信し、送信フレーム・プロトコル(割込み、送
信フレーム状況、LANCに対する必要なフレーム送信
応答、再送信、送信エラーなど)を処理する。ハードウ
ェア装置ドライバ74はまた、適切なLANからの受信
フレーム・データを受信フレーム・バッファ68に蓄積
し、送信フレーム・バッファ70から送信フレーム・デ
ータを移動し、LANCに転送する。ハードウェア装置
ドライバ74はまた、ブリッジ接続フレーム・プロセス
・ユニット66と相互接続されており、フレーム・フィ
ルタリング/転送決定プロセスを支援する。最後に、ハ
ードウェア装置ドライバ74は、システム・バス・イン
タフェース・ユニット72と相互接続されており、必要
なマイクロプロセッサ・サービスを支援する。
【0064】受信フレーム・バッファ68はエラスティ
ック・バッファであり、後で伝送するためデータ・フレ
ームを受信する。同様に、送信フレーム・バッファ70
もエラスティック・バッファであり、フレームを送信の
ために一時的に格納する。受信フレーム・バッファ68
および送信フレーム・バッファ70は、システム・バス
の待ち時間をなくすように機能する。
【0065】ブリッジ接続フレーム・プロセス・ユニッ
ト66は、受信したフレームに対するフレーム経路指定
機能を実行する。ブリッジ接続フレーム・プロセス・ユ
ニット66は、この目的のために、フレーム制御デー
タ、フレーム宛先アドレス・データ、フレーム発信元ア
ドレス、経路指定情報フィールド・データを抽出し、そ
れらを(必要に応じて)フレーム・フィルタリング/転
送およびフレーム変換のために処理する。
【0066】動作 本発明のマルチポートMACブリッジが提供する様々な
利点の1つは、LAN間の高速フレーム経路指定であ
る。LANの種類は、同種(すなわち、トークンリング
とトークンリング、FDDIとFDDI、イーサネット
とイーサネットなど)でも、異種(すなわち、トークン
リングとイーサネットなど)でもよい。また、LAN媒
体タイプは、同じでも、異なっても(たとえば、光ファ
イバ、銅遮蔽ツイスト・ペア、銅非遮蔽ツイスト・ペア
など)よい。メッセージ・プロトコルは、発信元経路指
定でも、透過ブリッジングでもよい。ブリッジは、効率
的なフレーム・フィルタリング、コピー、転送、および
ヘッダ変換を提供する。上記の機能は、比較的短時間で
提供される。
【0067】動作に際しては、ブリッジ・ポート・フレ
ーム・ハンドラに到着するフレームが、発信元経路指定
フレームと透過ブリッジ・フレームに分離される。これ
は、ブリッジ接続フレーム・プロセス・ユニット66
(図7)が、フレーム(図5)のヘッダ・セクションの
Rビットを検査することによって行われる。本発明の好
ましい実施例では、Rビットが1に設定されたとき、フ
レームは発信元経路指定フレームとみなされる。発信元
経路指定フレームとは、経路指定情報がヘッダのRIフ
ィールドに提供されるものである。受信側ブリッジ・ポ
ート・フレーム・ハンドラは、RIフィールドの経路指
定情報を検査し、フレームを転送すべきかどうか決定す
る。転送すべき場合、フレームがパケット・メモリに送
信され、バス・アービタに、処理または転送のためにフ
レームを経路指定すべき直接ターゲットが通知される。
直接ターゲットはマイクロプロセッサまたは別のブリッ
ジ・ポート・フレーム・ハンドラであることに留意され
たい。システム・バスへのアクセスは、バス・アービタ
16によって許可される。
【0068】Rビットの設定が0である場合、フレーム
は透過ブリッジ・フレームとみなされ、透過ブリッジ
(TB)バス22(図1)を介して透過ブリッジ制御管
理(TBCM)ユニット26に、まず宛先アドレス(D
A)が、次に発信元アドレス(SA)が送信される。D
Aアドレスは、TBCM26に到着すると、CAM(図
2)の内容と比較される。CAM内で一致が見つかる
と、一致したアドレスに関するSRAM1内のシグナチ
ャ情報が抽出され、TBを介して、このバスを制御する
ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラ(BPFH)に
転送される。BPFHは次に、受信した情報およびヘッ
ダを、宛先局があるLANにサービスするBPFHに転
送する。SAとDAが同じLAN上にある場合、BPF
Hはフレーム・フィルタリング機能を呼び出して、フレ
ームを処理(すなわち、破棄)する。
【0069】図8は、典型的な透過ブリッジング宛先ア
ドレス(TBDA)突合せプロセスの詳細を示すイベン
ト・チャートである。要約すると、BPFHがTBCB
に送信したDAアドレスが、CAMの内容と比較され
る。一致が発生すると、RAMの同じアドレスに格納さ
れたシグナチャ情報が抽出され、BPFHに戻される。
シグナチャ情報は、関連フレームの経路指定を変更する
ために使用される。
【0070】チャート(図8)を左から右へ(列)、上
から下へ(行)見ると、Aと記した第1列はサイクル・
タイムを示す。それ以降の列は、前述の構成要素間で実
行される様々な活動を示す。たとえば、第2列では、第
1行に「BPH−TBバス活動」と記載されている。こ
れは、ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラ・ユニッ
トと透過バスの間で発生する活動という意味である。同
様に、TBCM活動とは、透過ブリッジ制御管理ユニッ
ト26(図1)が本発明の突合せプロセスを提供するた
めに実行する機能を言う。他の見出しについては、見れ
ば分かるようになっているので、これ以上の説明は省略
する。このチャートの"RP"という記号は、経路指定パ
ラメータを表す。また、特定の構成要素の下のブランク
は、指定された構成要素またはユニットの活動が行われ
ないタイム・スロットを示す。たとえば、TBCMとS
RAM1の間(第5列)では第1サイクルから第7サイ
クルまでの間何の活動も行われない。したがって、この
時間間隔中、SRAM1セグメントを使って、前述のエ
ージング・プロセスを実行することができる。
【0071】引き続き図8を参照すると、第1サイクル
中、すなわち列1、行1において、ブリッジ・ポート・
ハンドラ・ユニットは、透過バスの使用要求をTBバス
・アービタ34(図2)に発行する。TB要求は、TB
CMが応答し、要求側に対するサービスを完了するま
で、活動状況のままである。バスの使用に関する調停が
行われる。これは、列3、行1にTB調停として示され
ている。バスは、サイクル2中許可され、チャートで
は、行2、列3にTB許可として識別されている。TB
許可は、TBCMサービスの間中活動状態のままであ
る。様々な構成要素間で発生する他の活動については、
このチャートを見れば明らかなので、これ以上の説明は
省略する。
【0072】CAM内でDAアドレスに関して一致が見
つからない場合、TBCMは不一致の結果を書き込み、
この結果がBPFHユニットに送信される。不一致の結
果は、前述の表3で適切なビットをセットすることによ
って準備される。具体的には、QID1に対する所定の
省略時値がビット15ないし10(表3)でセットされ
る。ビット9が論理"1"にセットされると、DA一致が
見つからないことを示す。表中の他のすべてのビットは
論理"0"にセットされる。
【0073】次に、SAが、ブリッジ・ポート・フレー
ム・ハンドラからTBCM26に転送される。TBCM
26は、SAをCAMの内容と比較する。一致が発生し
た場合、CSPEは、一致したエントリにタイム・スタ
ンプを付ける(SRAM1ビット21=1に設定す
る)。一致が発生しない場合、SPU58(図2)はC
SPEと協力して、新規発信元アドレス(SA)と、そ
れらと相関するBPFHポートIDと、BPFHポート
IDのフレーム・フォーマットを、あとでCAM/SR
AM1に入力するために、SRAM2に格納しておく。
【0074】図9は、発信元アドレス突合せプロセスを
示すイベント・チャートである。物理的アウトラインま
たはフォーマットは図8とほぼ同じである。基本的に、
第1列A'はサイクル・タイムを表す。以後の列は、第
1行で指定されたユニットによって実行される活動また
は機能を示す。
【0075】発信元アドレスは、本発明で使用されるそ
れぞれのテーブル(すなわち、SRAM1、SRAM2
など)を維持するために使用される。
【0076】引き続き図9を参照すると、最初の2つの
サイクル(列A')は、透過バス(TB)の要求および
許可に関係する。前述のように、ブリッジ・ポート・フ
レーム・ハンドラ(BPFH)がバスを要求し、これを
TBバス・アービタ34(図2)が許可する。BPFH
は、3つのサイクル(3、4、および5)を使用して、
発信元アドレス(SA)、フレーム・フォーマット、お
よびタグをTBCMに送信する。受信した情報は、TB
CMに格納される。SAが、CAMの内容と比較される
(サイクル6)。一致が発生すると、一致の位置または
アドレスが読み出され(サイクル7)、それを使用して
SRAM1がアクセスされ、あるいはSRAM1が読み
取られる(サイクル8)。特に、SRAM1(図3)の
MGMTフィールドが重要である。格納されているポー
トIDが着信ポートIDと比較され、ポートIDが一致
する場合はTSビットがセットされる(サイクル9)。
さらに、SA、ポートIDなどが格納される(サイクル
8ないし12)。TBCMがSA突合せなどの内部処理
を実行している間に、別のBPFHが、TBバスの使用
要求(サイクル6)を提出することがあり得ることに留
意されたい。図9の表の空白スペースは、TB許可デー
タ転送などが内部処理と同時に実行できることを示して
いる。この同時動作によって、マルチポート・ブリッジ
を通じて情報を経路指定するのに必要な時間がさらに短
縮される。最後に、イベント・チャート、図8および図
9の代わりに従来のタイミング図を使用しても、BPF
H、TBバス、TBCM、SRAM1、SRAM2、C
AMなどの活動を記述できることに留意されたい。
【0077】本発明を特にその好ましい実施例に関して
図示し説明してきたが、本発明には、その趣旨および範
囲から逸脱することなく、形状および細部に様々な変更
を加えられることが当業者には理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示に従った相互接続装置のブロック
図である。
【図2】透過ブリッジ制御/管理(TBCM)ユニット
の詳細なブロック図である。
【図3】内容アドレス・メモリ(CAM)およびブリッ
ジ・ポート・フレーム・ハンドラ(BPFH)に関する
シグナチャ情報を格納するSRAM1を表す図である。
【図4】「新規」発信元アドレス(SA)と、CAMま
たはSRAM1に入力すべきその他の情報を格納するS
RAM2を表す図である。
【図5】汎用フレーム・フォーマットの一部を示す図で
ある。
【図6】透過ブリッジ(TB)バス上のデータ・フォー
マットを表す図である。
【図7】ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラのブロ
ック図である。
【図8】典型的な透過ブリッジング(TB)/宛先アド
レス(DA)突合せプロセスを示し説明するイベント・
チャートである。
【図9】典型的なTB発信元アドレス(SA)突合せプ
ロセスを示し説明するイベント・チャートである。
【符号の説明】
1ないしn LAN 1'ないしn' LANコントローラ・フロント・エンド
・モジュール 1"ないしn" ブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラ 8 伝送媒体 10 高速システム制御/アドレス/データ・バス 12 パケット・メモリ手段 16 バス・アービタ 20 マイクロコントローラ 21 マイクロプロセッサ・グルー論理機構 22 透過ブリッジ・バス 24 アイソレータ回路手段(ISO) 26 透過ブリッジ制御/管理ユニット(TBCM) 28 DA/SAデータ・バッファ 30 CAM/SRAM 1プロセス・エンジン(CS
PE)手段 32 内容アドレス・メモリ(CAM)手段 34 透過ブリッジ(TB)バス・アービタ 36 エージング機構/空エントリ・ロケータ手段 38 マイクロプロセッサ・インタフェース手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョーゼフ・ウェイン・コーツ アメリカ合衆国27513 ノースカロライナ 州キャリー ホウィトルウッド・ドライブ 107 (72)発明者 エドワード・ハウ=チュン・クー アメリカ合衆国27511 ノースカロライナ 州キャリー ロックウッド・ウェスト 115 (72)発明者 シミン・ホスネ・サナーイエ アメリカ合衆国27613 ノースカロライナ 州レイリー ロードステッド・ウェイ・ウ ェスト 10301

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のバス手段と、 第2のバス手段と、 第1のバス手段および第2のバス手段に結合され、少な
    くとも1つの通信ネットワーク上にフレームを送受信す
    る少なくとも1つのブリッジ・ポート・フレーム・ハン
    ドラと、 第1のバス手段に結合された、データを格納するための
    第1の手段と、 第1のバス手段に結合された、バス・アクセスを制御す
    るための第1のバス・アービタと、 第2のバス手段に結合された、透過ブリッジ・フレーム
    を処理するための透過ブリッジ経路指定(TBR)手段
    と、 透過ブリッジ経路指定手段を第1のバス手段に相互接続
    する第1のコントローラ手段とを備えることを特徴とす
    る、通信ネットワークを相互接続するための装置。
  2. 【請求項2】少なくとも1つのブリッジ・ポート・フレ
    ーム・ハンドラを少なくとも1つのLANに相互接続す
    る少なくとも1つのLANコントローラを含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】コントローラ手段と透過ブリッジ経路指定
    手段の間に配置されており、制御信号に応じてコントロ
    ーラ手段を透過ブリッジ経路指定手段から電気的に隔離
    する第1の回路手段を含むことを特徴とする、請求項1
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】少なくとも1つのブリッジ・ポート・ハン
    ドラ手段を第2のバス手段に接続し、制御信号に応じて
    前記少なくとも1つのブリッジ・ポート・ハンドラを第
    2のバス手段から電気的に隔離する第2の回路手段を含
    むことを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】透過ブリッジ経路指定手段が、 宛先アドレス/発信元アドレス・データを格納するため
    の第1のバッファ手段と、 前記少なくとも1つのポート・ハンドラ手段に第2のバ
    ス手段へのアクセスを許可するための第2のバス・アー
    ビタと、 局アドレス、ブリッジ・ポート・ハンドラ・アドレス、
    通信ネットワーク・タイプ、ネットワーク・プロトコル
    情報、および制御情報を含む情報を格納するための中央
    データ・バンク手段と、 第1のバッファ内のデータと、第2のバス・アービタに
    よって生成される制御信号とに応じて、中央データ・バ
    ンク手段内のアドレスを第1のバッファ内のアドレスに
    相関させ、アドレスが一致すると、前記中央データ・バ
    ンク手段から、一致したアドレスと関連するシグナチャ
    情報を抽出し、少なくとも1つのブリッジ・ポート・ハ
    ンドラ手段に前記シグナチャ情報を書き込む第2の制御
    手段とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】さらに、少なくとも1つのブリッジ・ポー
    ト・ハンドラ手段を少なくとも1つのLANに結合す
    る、当該の各LANプロトコルを実行するための少なく
    とも1つのアダプタ手段を含むことを特徴とする、請求
    項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】少なくとも1つのブリッジ・ポート・ハン
    ドラ手段が、 第2のバス手段と相互接続するためのブリッジ接続フレ
    ーム・プロセス・ユニットと、 LANと相互接続するためのハードウェア装置ドライバ
    と、 第1のバス手段と相互接続するためのシステム・インタ
    フェース・ユニットと、 ブリッジ接続フレーム・プロ
    セス・ユニットおよびハードウェア・ドライバに結合さ
    れた受信フレーム・バッファと、 受信フレーム・バッファに結合された送信フレーム・バ
    ッファとを含むことを特徴とする、請求項1に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】第1の送信バス手段と、 前記バス手段に結合され、LANからフレームを受信
    し、DAまたはSAあるいはその両方を抽出する、少な
    くとも1つのブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラ手
    段と、 前記第1の送信バス手段に結合された、アドレスを格納
    するためのCAMと、CAMに結合された、シグナチャ
    情報を格納するためのSRAM1と、 DAまたはSAあるいはその両方を受信し、DAをCA
    M内のアドレスと相関させ、一致すると、SRAM1か
    ら関連するシグナチャ情報を抽出し、前記少なくとも1
    つのブリッジ・ポート・フレーム・ハンドラ手段にシグ
    ナチャ情報を転送するための透過ブリッジ制御管理ユニ
    ットとを含むことを特徴とする、LANを相互接続する
    ための改良型マルチポート・ブリッジ。
  9. 【請求項9】透過ブリッジ制御管理ユニットが、SAを
    CAMエントリと相関させ、一致すると、SRAM1の
    特定のエントリの特定のフィールドを更新することを特
    徴とする、請求項8に記載の改良型マルチポート・ブリ
    ッジ。
  10. 【請求項10】透過ブリッジ制御管理ユニットに結合さ
    れたSRAM2コントローラと、 SRAM2コントローラに結合された、SAを格納する
    ためのSRAM2とを含むことを特徴とする、請求項8
    に記載の改良型マルチポート・ブリッジ。
  11. 【請求項11】SAの一致が見つからなかった場合、透
    過ブリッジ制御管理ユニットがSRAM2コントローラ
    にその旨を通知し、SRAM2コントローラが、一致し
    ないSAをSRAM2に転送することを特徴とする、請
    求項8に記載の改良型マルチポート・ブリッジ。
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