JP3357980B2 - スイッチング・ハブ装置及びそのスイッチング処理方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

スイッチング・ハブ装置及びそのスイッチング処理方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP3357980B2
JP3357980B2 JP12440898A JP12440898A JP3357980B2 JP 3357980 B2 JP3357980 B2 JP 3357980B2 JP 12440898 A JP12440898 A JP 12440898A JP 12440898 A JP12440898 A JP 12440898A JP 3357980 B2 JP3357980 B2 JP 3357980B2
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田中  敦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスイッチング・ハブ
装置及びそのスイッチング処理方法並びにその制御プロ
グラムを記録した記録媒体に関し、特にイーサネット
(登録商標)と呼ばれるローカルエリアネットワークに
おいてスター型の接続形態を構成する集線装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の集線装置としては、IE
EE802.3に代表されるCSMA/CD(Carr
ier Sense Multiple Access
/Colision Detection)方式のロー
カルエリアネットワーク(以下、LANとする)[通
常、イーサネット(Ethernet(登録商標))と
呼ばれる]において、スター型の接続形態(トポロジ)
を構成する集線装置[以下、ハブ(HUB)とする]が
ある。
【0003】このシステムとしては、図9に示すよう
に、複数のLANセグメント#1〜#4を1つのスイッ
チング・ハブ3で接続したものがある。ここで、想定す
るLANとしてはIEEE802.3に代表されるCS
MD/CD方式のLANで、10Mbpsの半二重の通
信速度を持つ。
【0004】このシステムにおいて通信されるパケット
のフレームフォーマットは、図4に示すように、DA
(Destination Address:宛先アド
レス)(6オクテット)と、SA(Source Ad
dress:発信元アドレス)(6オクテット)と、T
YPE(フレームタイプ)(2オクテット)と、DAT
A(情報データ)(46〜1500オクテット)と、F
CS(Frame Check Sequence:チ
ェック用データ)(4オクテット)とからなる。
【0005】スイッチング・ハブ3はLANセグメント
#1〜#4が接続されている各々のポートからパケット
を受信すると、各パケットのDAと、予め保持している
どのアドレスが何処のLANセグメント#1〜#4上に
存在するかの情報とを照らし合わせ、転送先のポートを
決定して各パケットを転送する。つまり、スイッチング
・ハブ3はパケットのスイッチングを実現する装置であ
る。
【0006】スイッチング・ハブ3の1つのポートに接
続されかつ同一のLANセグメント#1〜#4内に存在
するLAN端末間、例えばLANセグメント#1内のL
AN端末41,42間での通信を想定する。
【0007】LAN端末41からLAN端末42への通
信において、スイッチング・ハブ3はその時に通信され
るパケットを処理する必要は無い。しかしながら、スイ
ッチング・ハブ3はこの時のパケットを一旦受信した
後、そのDAを見て初めてスイッチングせずに廃棄すべ
きパケットと判断することになる。
【0008】すなわち、スイッチング・ハブ3はパケッ
トの廃棄処理を図8に示すようにして行う。すなわち、
スイッチング・ハブ3はパケットを受信すると(図8ス
テップS11)、そのパケットからDAを抽出し(図8
ステップS12)、そのDAをサーチメモリに転送する
(図8ステップS13)。
【0009】スイッチング・ハブ3はDAの検索を行い
(図8ステップS14)、適合するものがあれば、該当
レコード番地の読出しを行う(図8ステップS15)。
スイッチング・ハブ3は読出したレコード番地から、パ
ケットの転送先である転送ポート番号を読出し(図8ス
テップS16)、その転送ポート番号が受信ポート番号
と同一であるかどうかを判断する(図8ステップS1
7)。
【0010】スイッチング・ハブ3はそれらが一致すれ
ば、図示せぬパケットキューからそのパケットを廃棄す
る(図8ステップS18)。スイッチング・ハブ3はそ
れらが不一致であれば、そのパケットをパケットキュー
に加える(図8ステップS19)。また、スイッチング
・ハブ3は適合するものがなければ、DAの適合無しを
解決するアドレス解決処理を行う(図8ステップS2
0)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスイッ
チング・ハブ装置では、アドレスの検索を行った結果を
基に廃棄すべきパケットなのか、あるいは任意のポート
に転送すべきパケットなのかを判断しているので、アド
レスの検索結果から新たに送信ポート情報を得ると、受
信ポート情報との比較を行う処理が必要となり、その処
理に多くの時間を必要とする。
【0012】そのため、従来の技術では予め登録してお
いたアドレス情報を単に検索するのみなので、スイッチ
ング・ハブ装置におけるスイッチング性能を向上させる
ことができない。
【0013】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、同一のLANセグメント内に存在するLAN端末
間で通信されるパケットを廃棄するに必要な処理時間を
短縮することができ、スイッチング性能を向上させるこ
とができるスイッチング・ハブ装置及びそのスイッチン
グ処理方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるスイッチン
グ・ハブ装置は、複数のローカルエリアネットワークが
接続され、前記複数のローカルエリアネットワークを介
して受信したパケットの宛先アドレスが前記複数のロー
カルエリアネットワークのいずれに存在するのかを示す
情報を予め保持する第1のサーチメモリ回路を含むスイ
ッチング・ハブ装置であって、前記第1のサーチメモリ
回路と同一内容を保持する第2のサーチメモリ回路と、
前記パケットの受信時に前記第1のサーチメモリ回路を
用いて前記宛先アドレスのみの第1の検索を行いかつ前
記第1の検索と同時に前記第2のサーチメモリ回路を用
いて前記宛先アドレス及び前記パケットを受信したポー
ト番号による第2の検索を行う検索手段と、前記第1及
び第2検索の結果を基に前記パケットを破棄するか否か
を判断する判断手段とを備えている。
【0015】本発明による他のスイッチング・ハブ装置
は、上記の構成において、前記第2のサーチメモリ回路
が、自装置に対して取付け取外し自在となっている。
【0016】本発明によるスイッチング処理方法は、複
数のローカルエリアネットワークが接続され、前記複数
のローカルエリアネットワークを介して受信したパケッ
トの宛先アドレスが前記複数のローカルエリアネットワ
ークのいずれに存在するのかを示す情報を予め保持する
第1のサーチメモリ回路を含むスイッチング・ハブ装置
のスイッチング処理方法であって、前記パケットの受信
時に前記第1のサーチメモリ回路を用いて前記宛先アド
レスのみの第1の検索を行いかつ前記第1の検索と同時
に前記第1のサーチメモリ回路と同一内容を保持する第
2のサーチメモリ回路を用いて前記宛先アドレス及び前
記パケットを受信したポート番号による第2の検索を行
うステップと、前記第1及び第2検索の結果を基に前記
パケットを破棄するか否かを判断するステップとを備え
ている。
【0017】本発明による他のスイッチング処理方法
は、複数のローカルエリアネットワークが接続され、前
記複数のローカルエリアネットワークを介して受信した
パケットの宛先アドレスが前記複数のローカルエリアネ
ットワークのいずれに存在するのかを示す情報を予め保
持する第1のサーチメモリ回路を含むスイッチング・ハ
ブ装置のスイッチング処理方法であって、前記パケット
の受信時に前記第1のサーチメモリ回路を用いて前記宛
先アドレスのみの第1の検索を行いかつ前記第1の検索
と同時に前記第1のサーチメモリ回路と同一内容を保持
しかつ自装置に対して取付け取外し自在な第2のサーチ
メモリ回路を用いて前記宛先アドレス及び前記パケット
を受信したポート番号による第2の検索を行うステップ
と、前記第1及び第2検索の結果を基に前記パケットを
破棄するか否かを判断するステップとを備えている。
【0018】本発明によるスイッチング処理制御プログ
ラムを記録した記録媒体は、複数のローカルエリアネッ
トワークが接続され、前記複数のローカルエリアネット
ワークを介して受信したパケットの宛先アドレスが前記
複数のローカルエリアネットワークのいずれに存在する
のかを示す情報を予め保持する第1のサーチメモリ回路
を含むスイッチング・ハブ装置においてコンピュータに
前記パケットに対するスイッチング処理を行わせるため
のスイッチング処理制御プログラムを記録した記録媒体
であって、、前記スイッチング処理制御プログラムは前
記コンピュータに、前記パケットの受信時に前記第1の
サーチメモリ回路を用いて前記宛先アドレスのみの第1
の検索を行わせるとともに、前記第1の検索と同時に前
記第1のサーチメモリ回路と同一内容を保持する第2の
サーチメモリ回路を用いて前記宛先アドレス及び前記パ
ケットを受信したポート番号による第2の検索を行わ
せ、前記第1及び第2検索の結果を基に前記パケットを
破棄するか否かを判断させている。
【0019】本発明による他のスイッチング処理制御プ
ログラムを記録した記録媒体は、複数のローカルエリア
ネットワークが接続され、前記複数のローカルエリアネ
ットワークを介して受信したパケットの宛先アドレスが
前記複数のローカルエリアネットワークのいずれに存在
するのかを示す情報を予め保持する第1のサーチメモリ
回路を含むスイッチング・ハブ装置においてコンピュー
タに前記パケットに対するスイッチング処理を行わせる
ためのスイッチング処理制御プログラムを記録した記録
媒体であって、、前記スイッチング処理制御プログラム
は前記コンピュータに、前記パケットの受信時に前記第
1のサーチメモリ回路を用いて前記宛先アドレスのみの
第1の検索を行わせるとともに、前記第1の検索と同時
に前記第1のサーチメモリ回路と同一内容を保持しかつ
自装置に対して取付け取外し自在な第2のサーチメモリ
回路を用いて前記宛先アドレス及び前記パケットを受信
したポート番号による第2の検索を行わせ、前記第1及
び第2検索の結果を基に前記パケットを破棄するか否か
を判断させている。
【0020】すなわち、本発明のスイッチング・ハブ装
置は、接続されたLANの回線に対してパケットデータ
の送受信動作を実現する各ポートの送受信制御回路と、
パケットデータを格納するパケットメモリと、パケット
データを格納したパケットバッファの番地を送信ポート
単位にキュー管理する手段を有するパケットキュー管理
回路と、MAC(Media Access Cont
rol)アドレスを登録したサーチメモリ回路と、本装
置に取付け取外しが自在なサーチメモリ回路と、これら
サーチメモリ回路を制御して登録内容の検索を実現する
手段を有するサーチメモリコントロール回路とを備えて
いる。
【0021】また、パケットキュー管理回路は受信した
パケットから宛先アドレス情報を抽出する手段と、その
アドレス情報に加えて該当パケットを受信したポート番
号を合わせてサーチメモリコントロール回路に転送する
手段とを含んでいる。
【0022】受信したパケット・データから宛先情報で
あるMACアドレスを抽出し、そのMACアドレスをキ
ーにして予め情報が格納されているサーチメモリ回路を
検索し、その結果として宛先ポート情報を得る動作はそ
の検索に多大な時間を要するため、スイッチング・ハブ
装置のスイッチング性能の低下を招く。
【0023】そこで、同一の登録内容を持つ2つのサー
チメモリ回路を備え、2つのサーチメモリ回路の一方で
MACアドレスのみを検索し、他方でMACアドレス+
受信ポート番号で検索を行い、その照合結果の組合せか
ら廃棄パケットかスイッチングが必要なパケットかを判
断することで、多大な時間を要するサーチメモリ回路の
アクセスを何度も繰返す必要がなくなる。
【0024】したがって、同一のLANセグメント内に
存在するLAN端末間で通信されるパケットを廃棄する
に必要な処理時間を短縮することが可能となり、スイッ
チング性能を向上させることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るスイッチング・ハブ装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、スイッチング・ハブ装置1はCPU
(中央処理装置)11と、サーチメモリコントロール回
路12と、サーチメモリ回路13と、サーチメモリ回路
(コピー)14と、パケットキュー管理回路15と、パ
ケットメモリ16と、ポート(#1〜#n)送受信制御
回路17−1〜17−nとから構成されている。
【0026】スイッチング・ハブ装置1においてはLA
N(Local Area Network)セグメン
ト(#1〜#n)2−1〜2−nに接続される部分をポ
ートと呼び、通常は8〜32程度のポート数を有してい
る。
【0027】各ポート#1〜#n(図示せず)のポート
(#1〜#n)送受信制御回路17−1〜17−nは接
続されたLANの回線に対してパケットデータの送受信
動作を実現する。ポート(#1〜#n)送受信制御回路
17−1〜17−nにおける主な処理はシリアルデータ
で通信を行う回線に対し、そのシリアルデータとパラレ
ルな内部データとの間で行うシリアル/パラレル変換で
ある。
【0028】パケットキュー管理回路15は各ポート#
1〜#nのポート送受信制御回路17−1〜17−nか
ら受信したパケットデータをパケットメモリ16に格納
し、再度読出し、転送先のポート#1〜#nのポート送
受信制御回路17−1〜17−nに送出する動作を実現
する。そのため、パケットキュー管理回路15はパケッ
トの格納番地を送信ポート単位にキュー管理する。
【0029】パケットメモリ16はSRAM(Stat
ic Random AccessMemory)もし
くはDRAM(Dynamic Random Acc
ess Memory)のメモリデバイスで構成され、
パケットデータを一時的に保持する。パケットデータは
予め仕切られたパケットバッファと呼ぶスペースに格納
される。パケットバッファの番地(アドレス)はパケッ
トキュー管理回路15によって管理されている。
【0030】サーチメモリコントロール回路12はパケ
ットに含まれるアドレス情報を基にサーチメモリ回路1
3,14を検索し、そのパケットデータの転送先ポート
を決定する。
【0031】サーチメモリ回路13はCAMs(Con
tent−addressableMemories)
デバイスに代表されるメモリ素子が望まれる。このメモ
リ素子がRAM(Random Access Mem
ory)等の通常のメモリデバイスと異なる点は、番地
(アドレス)を入力してデータを出力する通常メモリデ
バイスに対し、CAMデバイスはデータを入力し、その
データの格納状況を検索し、状態情報(マッチもしくは
アンマッチ)やデータの格納番地(アドレス)を出力す
る。
【0032】一般的に、このメモリ素子においては検索
が可能なデータ長が64バイト程度である。また、この
メモリ素子においては格納データを読み書きする場合、
通常メモリデバイスと同様に、格納番地(アドレス)を
入力し、データの出し入れを行う。
【0033】サーチメモリ回路14はサーチメモリ回路
13と同一の情報内容と動作とを実現する必要がある。
また、サーチメモリ回路14はスイッチング・ハブ装置
1に対して取付け取外しが自在な構成となっている。C
PU11はサーチメモリ回路13,14の内容の管理及
び更新を行う。
【0034】図2は図1のサーチメモリ回路14の取付
け構造を示す図である。図において、サーチメモリ回路
14は本回路部のみの取外しを容易に行えるように、ド
ータ・カードA3上に搭載され、DRAMのシム・カー
ドと同様の要領で、本体装置のマザー・カードA1にコ
ネクタ部品A2を通して接続され、装置オプションの構
成をとっている。
【0035】図3は本発明の一実施例によるスイッチン
グ・ハブ装置のシステム構成を示すブロック図である。
図において、スイッチング・ハブ装置1は複数のLAN
セグメント(#1〜#n)2−1〜2−4を集線接続
し、スター型のLANトポロジーを構成している。
【0036】ここで想定するLANとは、IEEE80
2.3に代表されるCSMA/CD(Carrier
Sense Multiple Access/Col
ision Detection)方式のLAN(通
常、イーサネットと呼ばれる)で、10Mbpsや10
0Mbpsの全二重もしくは半二重の通信速度を持つ。
【0037】LANセグメント(#1〜#n)2−1〜
2−4は伝送路と10Mbpsや100Mbpsの通信
帯域を共有する単位とする。LANセグメント(#1〜
#n)2−1〜2−4はスイッチング機能を持たない、
単純なリピータ機能を有する集線装置(単にリピータ・
ハブと呼ぶ)21〜23で、各LAN端末211〜21
m,221〜224,231〜23lがやはりスター型
に接続された構成である。
【0038】また、LANセグメント(#2)2−2で
示すように、リピータ・ハブ21〜23の機能によって
は一部ブランチ型にLAN端末を接続することも可能な
場合がある。いずれにせよ、リピータ・ハブ21〜23
によって構成された1つのセグメント内においてはCS
MA/CDの方式にしたがって、セグメント内の全LA
N端末211〜21m,221〜224,231〜23
l及びスイッチング・ハブ装置1のポートで伝送路及び
通信帯域を共有する半二重通信である。
【0039】これに対し、LANセグメント(#4)2
−4はリピータ・ハブを用いず、LAN端末24はスイ
ッチング・ハブ装置1のポートに対して1対1で接続さ
れているため、全二重の通信も可能である。
【0040】図4はLAN上で通信されるパケットのフ
レームフォーマットを示す。図において、パケットはD
A(Destination Address:宛先ア
ドレス)(6オクテット)d1と、SA(Source
Address:発信元アドレス)(6オクテット)
d2と、TYPE(フレームタイプ)(2オクテット)
d3と、DATA(情報データ)(46〜1500オク
テット)d4と、FCS(Frame Check S
equence:チェック用データ)(4オクテット)
d5とからなる。
【0041】スイッチング・ハブ装置1はこのフレーム
フォーマットを持つパケットデータを1つのLANセグ
メントから受信し、DA情報に基づいて別のLANセグ
メントに対してそのパケットデータを転送するというス
イッチング動作を実現する装置である。
【0042】また、スイッチング・ハブ装置1の重要な
処理の一つに、受信したパケットのSA情報を常に監視
することで、管理すべきMACアドレスを有するLAN
端末の位置を常に把握し、LAN端末が移動された場合
でも、自動的にその状態を追従可能とする必要がある。
【0043】図5は図1のパケットキュー管理回路15
の詳細な構成を示す図である。これら図1〜図5を参照
して本発明の一実施例の動作について説明する。
【0044】スイッチング・ハブ装置1の1つのポート
に接続される同一のLANセグメント(#1〜#n)内
に存在するLAN端末間での通信を想定する。これを
「想定ケース1」とする。
【0045】この「想定ケース1」としては、LAN端
末211からLAN端末21mへの通信の場合である。
この場合、スイッチング・ハブ装置1はLAN端末21
1からLAN端末21mに転送されるパケットをスイッ
チング処理する必要はない。
【0046】しかしながら、スイッチング・ハブ装置1
の動作はこの時転送されるパケットを一旦受信した後、
そのDA情報を見て初めて、スイッチングせずに廃棄す
べきパケットと判断することになる。
【0047】次に、図1を参照して本発明の一実施例に
よるスイッチング・ハブ装置1の動作について説明す
る。スイッチング・ハブ装置1の各ポート#1〜#nの
ポート(#1〜#n)送受信制御回路17−1〜17−
nはLAN回線から受信したパケット111〜11nを
パケットキュー管理回路15に転送する。
【0048】パケットキュー管理回路15は各ポート#
1〜#nのポート(#1〜#n)送受信制御回路17−
1〜17−nから転送されたパケットデータ107を一
旦パケットメモリ16に格納する。
【0049】まずここで、パケットキュー管理回路15
のキュー管理の動作について、図5を参照して説明す
る。パケットメモリ303は1つのパケットデータを格
納するに充分な容量を持った複数のパケットバッファで
構成されている。
【0050】パケットキュー管理回路302は未使用で
あるパケットバッファの番地情報をフリーキュー30で
全て管理する。パケットキュー管理回路302はパケッ
トデータa1(301)を受信した場合、フリーキュー
30から空きのパケットバッファの番地(番地a1)を
1つ取出し、その番地にしたがって受信したパケットデ
ータをパケットバッファに格納する。フリーキュー30
で管理している空きパケットバッファの番地は1つ減る
ことになる。
【0051】次に、パケットキュー管理回路302は送
信先のポート情報31が判明した時点で、該当するポー
ト(ポート#2)の送信キュー332に、そのパケット
データa1が格納されているパケットバッファの番地
(番地a1)を登録する。
【0052】また、パケットキュー管理回路302はパ
ケットデータを送信キュー331〜33nの登録順にパ
ケットバッファ303から読出し、該当する各ポート#
1〜#nのポート(#1〜#n)送受信制御回路17−
1〜17−nに対して転送する。
【0053】この後に、パケットデータはポート#1〜
#nからLANセグメント(#1〜#n)2−1〜2−
nに送信される。パケットキュー管理回路302はこの
送信動作を各々の送信キューに対して随時実行する。
【0054】再度、図1を参照してサーチメモリコント
ロール回路12の動作について説明する。パケットキュ
ー管理回路15は上記のように、受信したパケット10
7をパケットメモリ16に格納する処理と同時に、その
パケットからDA(アドレス情報)を抽出し、そのDA
に加えてそのパケットを受信したポート番号102をサ
ーチメモリコントロール回路12に転送する。
【0055】サーチメモリコントロール回路12は「D
A+ポート番号」をサーチメモリ回路13,14に同時
に入力し、サーチメモリ回路13に対してはDAのみの
検索要求を行い、サーチメモリ回路14に対しては「D
A+ポート番号」での検索要求を行う。
【0056】上記の「想定ケース1」ではサーチメモリ
回路13から適合有りの状態信号101が返り、かつサ
ーチメモリ回路14からも適合有りの状態信号105が
返ることになる。この時点で、サーチメモリコントロー
ル回路12は今受信したパケットが同一LANセグメン
ト(#1〜#n)間での通信であると判断し、パケット
の廃棄指示103をパケットキュー管理回路15に渡
す。
【0057】同様に、「想定ケース2」の場合、サーチ
メモリ回路13から適合有りの状態信号101が返り、
かつサーチメモリ回路14からは適合無しの状態信号1
05が返った場合、サーチメモリコントロール回路12
は今受信したパケットが受信したポートとは異なる他の
ポートに接続されたLANセグメントに対するパケット
であると判断する。
【0058】サーチメモリコントロール回路12は転送
先のポート情報を得るため、サーチメモリ回路13のア
クセスを繰返し行う。まず、サーチメモリ回路13から
適合情報が存在する番地情報を読出し、続けてその番地
情報を基にサーチメモリ回路13に登録されている情報
を読出す。サーチメモリコントロール回路12はその情
報で該当MACアドレスに対応したポート番号の情報を
得る。この時点で、サーチメモリコントロール回路12
は転送先のポート番号情報103をパケットキュー管理
回路15に渡す。
【0059】また同様に、「想定ケース3」の場合、サ
ーチメモリ回路13から適合無しの状態信号101が返
った場合、必ずサーチメモリ回路14からも適合無しの
状態信号105が返ることになり、サーチメモリコント
ロール回路12は今受信したパケットの転送先であるM
ACアドレスが当スイッチング・ハブ装置1では管理で
きていないと判断する。
【0060】サーチメモリコントロール回路12はMA
Cアドレス該当無しの指示103をパケットキュー管理
回路15に渡す。これを受けたパケットキュー管理回路
15はアドレス解決要求106をCPU11に対して出
力して指示を仰ぐ。これに対し、CPU11はデファク
トスタンダードとして現在のLAN環境で広く用いられ
ているARP(Address Resolution
Protocol)[RFC826]等によって宛先
のアドレスの適合無しを解決する。
【0061】ここで、サーチメモリ回路14が実装され
ていない場合の説明を行う。上記の「想定ケース1」の
場合、サーチメモリ回路13から適合有りの状態信号1
01が返り、かつサーチメモリ回路14からは回路が実
装されていないため、常に適合無しの状態信号105が
返ることになる。
【0062】これは先に説明した「想定ケース2」の場
合と同じ動作で、サーチメモリコントロール回路12は
この時点ではまだ、今受信したパケットが廃棄すべき
か、スイッチングすべきかの判断はつかない。
【0063】サーチメモリコントロール回路12は転送
先のポート情報を得るため、サーチメモリ回路13のア
クセスを繰返し行う。サーチメモリコントロール回路1
2はサーチメモリ回路13から適合情報が存在する番地
情報を読出し、続けてその番地情報を基にサーチメモリ
回路13に登録されている情報を読出す。
【0064】サーチメモリコントロール回路12はその
情報で該当MACアドレスに対応したポート番号の情報
を得る。サーチメモリコントロール回路12はこの転送
先ポート番号と受信ポート番号とを比較し、一致してい
ることが判明すると、廃棄すべきパケットであると判断
する。
【0065】この時点で、サーチメモリコントロール回
路12は今受信したパケットが同一LANセグメント
(#1〜#n)間での通信であると判断し、パケットの
廃棄指示103をパケットキュー管理回路15に渡す。
【0066】図6は図1のサーチメモリ回路13,14
の構成例を示す図である。これら図1及び図6を参照し
て本発明の一実施例の動作について説明する。スイッチ
ング・ハブ装置1はポート#1がLANセグメント#1
に、ポート#2がLANセグメント#2に、ポート#3
がLANセグメント#3に、ポート#nがLANセグメ
ント#nに夫々接続されている。
【0067】また、スイッチング・ハブ装置1は接続さ
れたLANの回線に対し、パケットデータの送受信動作
を実現する各ポート#1〜#nのポート(#1〜#n)
送受信制御回路17−1〜17−nと、パケットデータ
を格納するパケットメモリ16と、パケットデータを格
納したパケットバッファの番地を送信ポート単位にキュ
ー管理するパケットキュー管理回路15と、MACアド
レスを登録したサーチメモリ回路13と、オプションで
取外しが可能でかつサーチメモリ回路13と同一内容を
持つサーチメモリ回路14と、これらサーチメモリ回路
13,14を制御するサーチメモリコントロール回路1
2と、CPU11とから構成されている。
【0068】通常、MACアドレスに対応した1つの情
報レコードの単位は16バイトから64バイト程度で、
本実施例では1レコードを16バイトとしている。この
1レコードに含まれる情報の内容はデータ部フォーマッ
トで示す通り、MACアドレスやポート番号、及びタイ
ムスタンプ等である。
【0069】本実施例ではサーチメモリ回路13,14
の番地0001に格納された情報がMACアドレス=
“001020300101”を有するLAN端末に関
する情報で、そのLAN端末が存在するLANセグメン
トはポート番号01番に接続されていることを示してい
る。
【0070】見方を換えると、ポート番号01に接続さ
れているLANセグメントを例に取れば、少なくとも番
地0001、番地0003、及び番地0FFFに格納さ
れている夫々のMACアドレスを有するLAN端末が、
そこに存在していることを表している。
【0071】他の情報としては、LAN端末が送信した
パケットをスイッチング・ハブ装置1が受信した際、最
新の到着時間を記録するためのタイムスタンプを、送信
したLAN端末のMACアドレス(SA:Source
Address)単位に格納している。
【0072】図6ではスイッチング・ハブ装置1がSA
=“001020300101”であるパケットを最後
に受信した時のタイムスタンプのが“01.02.0
3.04”であることを示している。
【0073】また、サーチメモリ回路13,14はマス
クレジスタを持ち、入力したデータを検索する際の照合
対象ビット位置の設定を行う。図5のマスクレジスタ#
1はMACアドレスに該当するビット位置以外に対して
全てマスク指示しており、サーチメモリ回路13はマス
クレジスタ#1を用いて、MACアドレスの値のみを対
象とした検索を実現する。
【0074】同様に、マスクレジスタ14はMACアド
レス及びポート番号に該当するビット位置以外に対して
全てマスク指示しており、サーチメモリ回路14はマス
クレジスタ#2を用いて、「MACアドレス+ポート番
号」の値を対象とした検索を実現する。
【0075】図7は本発明の一実施例の動作を示すフロ
ーチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明
の一実施例の動作について説明する。ここではポート番
号01からDA=“001020300101”のパケ
ットを受信したケースを想定する。
【0076】図6に示すサーチメモリ回路13,14の
内容からすれば、このDAを有するLAN端末はポート
番号01配下のLANセグメント#1上に存在している
ことになる。つまり、このパケットを受信したスイッチ
ング・ハブ装置1はこのパケットをスイッチング処理す
る必要がなく、スイッチング・ハブ装置1内で廃棄処理
をすることになる。
【0077】この場合、ポート(#1)送受信制御回路
17−1は受信したパケット111をパケットキュー管
理回路15に転送する(図7ステップS1)。パケット
キュー管理回路15は受信したパケット107をパケッ
トメモリ16に格納すると同時に、そのパケットからD
Aを抽出し(図7ステップS2)、サーチメモリコント
ロール回路12にそのDA及び受信したポート番号“0
1”の情報102を転送する(図7ステップS3)。
【0078】サーチメモリコントロール回路12はまず
「DA+ポート番号」をサーチメモリ回路13,14に
同時に入力し、サーチメモリ回路13に対してはマスク
レジスタ#1を用いたDA情報のみの検索要求を行い、
サーチメモリ回路14に対してはマスクレジスタ#2を
用いた「DA+ポート番号」での検索要求を行う。
【0079】本ケースの場合、0001番地に該当MA
Cアドレスが登録済みで、そのMACアドレスの存在す
るセグメントが接続されているポート番号は01となっ
ている。よって、サーチメモリコントロール回路12に
はサーチメモリ回路13から適合有りの状態信号101
が、サーチメモリ回路14からも適合有りの状態信号1
05が夫々返ってくるので(図7ステップS4)、今受
信したパケットが同一LANセグメント間での通信であ
ると判断し、パケットの廃棄指示103をパケットキュ
ー管理回路15に渡す(図7ステップS5)。
【0080】パケットキュー管理回路15はパケットの
廃棄指示103を受けると、パケットの廃棄処理を行
う。すなわち、上述したように、パケットキュー管理回
路15は送信ポート情報31を得る代わりに、パケット
の廃棄指示32を得ることになるので、パケットデータ
の格納番地を送信キュー331〜33nに登録する代わ
りに、フリーキュー30に戻す処理を行う。これによっ
て、パケットが格納されているバッファ領域が空きバッ
ファの扱いとなり、パケットは転送されることなく廃棄
されることとなる。
【0081】また、ポート番号01からDA=“000
405060202”のパケットを受信したケースを想
定する。このDAを有するLAN端末はポート番号02
配下のLANセグメント#2上に存在していることにな
る。つまり、このパケットを受信したスイッチング・ハ
ブ装置1はこのパケットをポート番号02にスイッチン
グ処理することになる。
【0082】この場合、ポート#2送受信制御回路17
−2は受信したパケット112をパケットキュー管理回
路15に転送する(図7ステップS1)。パケットキュ
ー管理回路15は受信したパケット107をパケットメ
モリ16に格納すると同時に、そのパケットからDAを
抽出し(図7ステップS2)、サーチメモリコントロー
ル回路12にそのDA及び受信したポート番号“02”
の情報102を転送する(図7ステップS3)。
【0083】サーチメモリコントロール回路12はまず
「DA+ポート番号」をサーチメモリ回路13,14に
同時に入力し、サーチメモリ回路13に対してはマスク
レジスタ#1を用いたDA情報のみの検索要求を行い、
サーチメモリ回路14に対してはマスクレジスタ#2を
用いた「DA+ポート番号」での検索要求を行う。
【0084】本ケースの場合、サーチメモリコントロー
ル回路12にはサーチメモリ回路13から適合有りの状
態信号101が、サーチメモリ回路14から適合無しの
状態信号105が夫々返ってくるので(図7ステップS
4)、今受信したパケットが受信したポートとは異なる
他のポートに接続されたLANセグメントに対するパケ
ットであると判断し、転送先のポート情報を得るために
サーチメモリ回路13のアクセスを繰返し行う。
【0085】すなわち、サーチメモリコントロール回路
12はサーチメモリ回路13から適合情報が存在する番
地情報を読出し、番地0002の情報を得る(図7ステ
ップS6)。続けて、サーチメモリコントロール回路1
2はその番地情報を基にサーチメモリ回路13の000
2番地の情報を読出し、該当MACアドレスに対応した
ポート番号の情報を得る。サーチメモリコントロール回
路12はこの転送先ポート情報103をパケットキュー
管理回路15に渡す(図7ステップS7)。
【0086】パケットキュー管理回路15は転送先ポー
ト情報103を基にパケットデータの格納番地を送信キ
ュー331〜33nに登録する処理を行う(図7ステッ
プS8)。これによって、パケットのスイッチング動作
が実現することになる。
【0087】一方、サーチメモリコントロール回路12
はサーチメモリ回路13,14から共に適合無しの状態
信号101,104が返ってくると(図7ステップS
4)、管理対象外のMACアドレス宛のパケットを受信
したと判断し、MACアドレス該当無しの指示103を
パケットキュー管理回路15に渡す(図7ステップS
9)。これを受けたパケットキュー管理回路15はアド
レス解決要求106をCPU11に対して出力して指示
を仰ぎ、CPU11によるアドレス解決プロトコルの実
行処理となる。
【0088】このように、サーチメモリ回路14で「D
A+ポート番号」の検索を、サーチメモリ回路13での
DAのみの検索と同時に実施することによって、同一の
LANセグメント#1〜#n内に存在するLAN端末間
での通信の場合にパケットの廃棄処理を行う上で、図8
に示す従来の廃棄処理における該当レコード番地の読出
しと転送先ポート番号の読出しと転送先ポート番号及び
受信ポート番号の比較とが不要となる。
【0089】よって、同一のLANセグメント#1〜#
n内に存在するLAN端末間で通信されるパケットの廃
棄処理を行う上で、従来の処理のうち上記の処理が不要
となるので、それらの処理の分だけスイッチング・ハブ
の処理性能が向上する。
【0090】また,通常のパケットを異なるLANセグ
メント#1〜#nにスイッチング処理を行う上では、従
来のように、キューイング処理を行う前の転送先ポート
番号及び受信ポート番号の比較処理が不要となる。
【0091】さらに、サーチメモリ回路14をオプショ
ンカードの構成とし、コネクタ接続で装置本体に実装す
る機構としたので、通信トラフィックが比較的低いネッ
トワーク環境においてスイッチング・ハブ装置1を使用
する際に、その低い性能に合わせてサーチメモリ回路1
4を削除することができ、性能に合わせて装置の消費電
力を低減することができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のローカルエリアネットワークが接続され、複数のロ
ーカルエリアネットワークを介して受信したパケットの
宛先アドレスが複数のローカルエリアネットワークのい
ずれに存在するのかを示す情報を予め保持する第1のサ
ーチメモリ回路を含むスイッチング・ハブ装置におい
て、パケットの受信時に第1のサーチメモリ回路を用い
て宛先アドレスのみの第1の検索を行いかつ第1の検索
と同時に第1のサーチメモリ回路と同一内容を保持する
第2のサーチメモリ回路を用いて宛先アドレス及びパケ
ットを受信したポート番号による第2の検索を行い、第
1及び第2検索の結果を基にパケットを破棄するか否か
を判断することによって、同一のLANセグメント内に
存在するLAN端末間で通信されるパケットを廃棄する
に必要な処理時間を短縮することができ、スイッチング
性能を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスイッチング・ハブ装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のサーチメモリ回路の取付け構造を示す図
である。
【図3】本発明の一実施例によるスイッチング・ハブ装
置のシステム構成を示すブロック図である。
【図4】LAN上で通信されるパケットのフレームフォ
ーマットを示す。
【図5】図1のパケットキュー管理回路の詳細な構成を
示す図である。
【図6】図1のサーチメモリ回路の構成例を示す図であ
る。
【図7】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図8】従来例の動作を示すフローチャートである。
【図9】従来例によるスイッチング・ハブ装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 スイッチング・ハブ装置 2−1〜2−n LANセグメント(#1〜#n) 11 CPU(中央処理装置) 12 サーチメモリコントロール回路 13,14 サーチメモリ回路 15 パケットキュー管理回路 16 パケットメモリ 17−1〜17−n ポート(#1〜#n)送受信制御
回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46 H04L 12/66

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローカルエリアネットワークが接
    続され、前記複数のローカルエリアネットワークを介し
    て受信したパケットの宛先アドレスが前記複数のローカ
    ルエリアネットワークのいずれに存在するのかを示す情
    報を予め保持する第1のサーチメモリ回路を含むスイッ
    チング・ハブ装置であって、前記第1のサーチメモリ回
    路と同一内容を保持する第2のサーチメモリ回路と、前
    記パケットの受信時に前記第1のサーチメモリ回路を用
    いて前記宛先アドレスのみの第1の検索を行いかつ前記
    第1の検索と同時に前記第2のサーチメモリ回路を用い
    て前記宛先アドレス及び前記パケットを受信したポート
    番号による第2の検索を行う検索手段と、前記第1及び
    第2検索の結果を基に前記パケットを破棄するか否かを
    判断する判断手段とを有することを特徴とするスイッチ
    ング・ハブ装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記第1及び第2の検
    索の結果がともに適合ありの時に前記パケットを破棄す
    るよう判断することを特徴とする請求項1記載のスイッ
    チング・ハブ装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記第1の検索の結果
    のみが適合ありの時に前記パケットをスイッチングする
    よう判断することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のスイッチング・ハブ装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、前記第1及び第2の検
    索の結果がともに適合無しの時に前記宛先アドレスの適
    合無しを解決するアドレス解決処理を行うよう判断する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載
    のスイッチング・ハブ装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のサーチメモリ回路は、自装置
    に対して取付け取外し自在としたことを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれか記載のスイッチング・ハブ
    装置。
  6. 【請求項6】 複数のローカルエリアネットワークが接
    続され、前記複数のローカルエリアネットワークを介し
    て受信したパケットの宛先アドレスが前記複数のローカ
    ルエリアネットワークのいずれに存在するのかを示す情
    報を予め保持する第1のサーチメモリ回路を含むスイッ
    チング・ハブ装置のスイッチング処理方法であって、前
    記パケットの受信時に前記第1のサーチメモリ回路を用
    いて前記宛先アドレスのみの第1の検索を行いかつ前記
    第1の検索と同時に前記第1のサーチメモリ回路と同一
    内容を保持する第2のサーチメモリ回路を用いて前記宛
    先アドレス及び前記パケットを受信したポート番号によ
    る第2の検索を行うステップと、前記第1及び第2検索
    の結果を基に前記パケットを破棄するか否かを判断する
    ステップとを有することを特徴とするスイッチング処理
    方法。
  7. 【請求項7】 前記パケットを破棄するか否かを判断す
    るステップは、前記第1及び第2の検索の結果がともに
    適合ありの時に前記パケットの破棄と判断するようにし
    たことを特徴とする請求項6記載のスイッチング処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記パケットを破棄するか否かを判断す
    るステップは、前記第1の検索の結果のみが適合ありの
    時に前記パケットのスイッチングと判断するようにした
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載のスイッ
    チング処理方法。
  9. 【請求項9】 前記パケットを破棄するか否かを判断す
    るステップは、前記第1及び第2の検索の結果がともに
    適合無しの時に前記宛先アドレスの適合無しを解決する
    アドレス解決処理と判断するようにしたことを特徴とす
    る請求項6から請求項8のいずれか記載のスイッチング
    処理方法。
  10. 【請求項10】 複数のローカルエリアネットワークが
    接続され、前記複数のローカルエリアネットワークを介
    して受信したパケットの宛先アドレスが前記複数のロー
    カルエリアネットワークのいずれに存在するのかを示す
    情報を予め保持する第1のサーチメモリ回路を含むスイ
    ッチング・ハブ装置のスイッチング処理方法であって、
    前記パケットの受信時に前記第1のサーチメモリ回路を
    用いて前記宛先アドレスのみの第1の検索を行いかつ前
    記第1の検索と同時に前記第1のサーチメモリ回路と同
    一内容を保持しかつ自装置に対して取付け取外し自在な
    第2のサーチメモリ回路を用いて前記宛先アドレス及び
    前記パケットを受信したポート番号による第2の検索を
    行うステップと、前記第1及び第2検索の結果を基に前
    記パケットを破棄するか否かを判断するステップとを有
    することを特徴とするスイッチング処理方法。
  11. 【請求項11】 前記パケットを破棄するか否かを判断
    するステップは、前記第1及び第2の検索の結果がとも
    に適合ありの時に前記パケットの破棄と判断するように
    したことを特徴とする請求項10記載のスイッチング処
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記パケットを破棄するか否かを判断
    するステップは、前記第1の検索の結果のみが適合あり
    の時に前記パケットのスイッチングと判断するようにし
    たことを特徴とする請求項10または請求項11記載の
    スイッチング処理方法。
  13. 【請求項13】 前記パケットを破棄するか否かを判断
    するステップは、前記第1及び第2の検索の結果がとも
    に適合無しの時に前記宛先アドレスの適合無しを解決す
    るアドレス解決処理と判断するようにしたことを特徴と
    する請求項10から請求項12のいずれか記載のスイッ
    チング処理方法。
  14. 【請求項14】 複数のローカルエリアネットワークが
    接続され、前記複数のローカルエリアネットワークを介
    して受信したパケットの宛先アドレスが前記複数のロー
    カルエリアネットワークのいずれに存在するのかを示す
    情報を予め保持する第1のサーチメモリ回路を含むスイ
    ッチング・ハブ装置においてコンピュータに前記パケッ
    トに対するスイッチング処理を行わせるためのスイッチ
    ング処理制御プログラムを記録した記録媒体であって、
    前記スイッチング処理制御プログラムは前記コンピュー
    タに、前記パケットの受信時に前記第1のサーチメモリ
    回路を用いて前記宛先アドレスのみの第1の検索を行わ
    せるとともに、前記第1の検索と同時に前記第1のサー
    チメモリ回路と同一内容を保持する第2のサーチメモリ
    回路を用いて前記宛先アドレス及び前記パケットを受信
    したポート番号による第2の検索を行わせ、前記第1及
    び第2検索の結果を基に前記パケットを破棄するか否か
    を判断させることを特徴とするスイッチング処理制御プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記スイッチング処理制御プログラム
    は前記コンピュータに、前記パケットを破棄するか否か
    を判断させる際に、前記第1及び第2の検索の結果がと
    もに適合ありの時に前記パケットの破棄と判断させるこ
    とを特徴とする請求項14記載のスイッチング処理制御
    プログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記スイッチング処理制御プログラム
    は前記コンピュータに、前記パケットを破棄するか否か
    を判断させる際に、前記第1の検索の結果のみが適合あ
    りの時に前記パケットのスイッチングと判断させること
    を特徴とする請求項14または請求項15記載のスイッ
    チング処理制御プログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記スイッチング処理制御プログラム
    は前記コンピュータに、前記パケットを破棄するか否か
    を判断させる際に、前記第1及び第2の検索の結果がと
    もに適合無しの時に前記宛先アドレスの適合無しを解決
    するアドレス解決処理と判断させることを特徴とする請
    求項14から請求項16のいずれか記載のスイッチング
    処理制御プログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 複数のローカルエリアネットワークが
    接続され、前記複数のローカルエリアネットワークを介
    して受信したパケットの宛先アドレスが前記複数のロー
    カルエリアネットワークのいずれに存在するのかを示す
    情報を予め保持する第1のサーチメモリ回路を含むスイ
    ッチング・ハブ装置においてコンピュータに前記パケッ
    トに対するスイッチング処理を行わせるためのスイッチ
    ング処理制御プログラムを記録した記録媒体であって、
    前記スイッチング処理制御プログラムは前記コンピュー
    タに、前記パケットの受信時に前記第1のサーチメモリ
    回路を用いて前記宛先アドレスのみの第1の検索を行わ
    せるとともに、前記第1の検索と同時に前記第1のサー
    チメモリ回路と同一内容を保持しかつ自装置に対して取
    付け取外し自在な第2のサーチメモリ回路を用いて前記
    宛先アドレス及び前記パケットを受信したポート番号に
    よる第2の検索を行わせ、前記第1及び第2検索の結果
    を基に前記パケットを破棄するか否かを判断させること
    を特徴とするスイッチング処理制御プログラムを記録し
    た記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記スイッチング処理制御プログラム
    は前記コンピュータに、前記パケットを破棄するか否か
    を判断させる際に、前記第1及び第2の検索の結果がと
    もに適合ありの時に前記パケットの破棄と判断させるこ
    とを特徴とする請求項18記載のスイッチング処理制御
    プログラムを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記スイッチング処理制御プログラム
    は前記コンピュータに、前記パケットを破棄するか否か
    を判断させる際に、前記第1の検索の結果のみが適合あ
    りの時に前記パケットのスイッチングと判断させること
    を特徴とする請求項18または請求項19記載のスイッ
    チング処理制御プログラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記スイッチング処理制御プログラム
    は前記コンピュータに、前記パケットを破棄するか否か
    を判断させる際に、前記第1及び第2の検索の結果がと
    もに適合無しの時に前記宛先アドレスの適合無しを解決
    するアドレス解決処理と判断させることを特徴とする請
    求項18から請求項20のいずれか記載のスイッチング
    処理制御プログラムを記録した記録媒体。
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