JPH0621673Y2 - 作業台 - Google Patents

作業台

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JPH0621673Y2
JPH0621673Y2 JP1987114811U JP11481187U JPH0621673Y2 JP H0621673 Y2 JPH0621673 Y2 JP H0621673Y2 JP 1987114811 U JP1987114811 U JP 1987114811U JP 11481187 U JP11481187 U JP 11481187U JP H0621673 Y2 JPH0621673 Y2 JP H0621673Y2
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JP
Japan
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workbench
protective plate
work
plate
face
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Application number
JP1987114811U
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English (en)
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JPS6420280U (ja
Inventor
格 山仲
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は酸,アルカリ,有機溶剤などの液体の化学薬品
を扱う作業台の構造に関わる。更には薬品の飛沫が、作
業者の顔面,特に眼に飛び込み、人体に災害を及ぼすこ
とを防止することを目的とする。
従来の技術 従来、この種の薬品飛沫による災害防止には、二通りの
手段があった。一つは、作業者が身につける、保護めが
ね,顔面カバーなどの保護具である。二つは、透明な窓
を通して見ながら作業できるような隔壁あるいはドアな
どを設けた作業台である。保護具は、脱着に煩わしさが
あり、日常生活で用いないものを着けることによる違和
感があり、行動しにくさがある。また、装着忘れによる
事故発生の可能性もある。一方、窓越しの作業は、防災
の点からは優れているが、作業台内の器具を操作するた
めに、手を伸ばすことが困難である。つまり、ドアを少
しあけてドアを迂回して腕を入れるか、窓の下に手を入
れるための穴をあらかじめ設けておいて、それを通して
作業をしなければならない。この場合、いずれも手を自
由に動かすことができない操作上の欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、これらの欠点を除き作業性に優れ防災をも考
慮した構造の作業台を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案の作業台は作業者の顔面をカバーする大きさ、例
えば250mm×200mmの透明の防護板を作業者の顔の
位置に設けた構造である。これにより、作業台内での操
作によって生ずる薬品の飛沫が顔面に飛び込むのを遮る
ことができる。
防護板は作業台の内部が見えるように透明とし、耐水
性,耐薬品性の材料で構成する。用いる薬品に応じて、
塩化ビニール,アクリルなどの合成樹脂材料から選択す
ればよい。
作用 防護板の周辺、特に下側は、何もない空隙であるため作
業の自由度は大きい。顔面、特に眼の防護だけでよい場
合には、この構造の作業台は、高い操作性で能率よく作
業できる利点を有している。
更に、防護板を、作業台前面の天井部に自在に、例えば
クサリや糸で吊り下げる方法で、とりつければ、常時は
防護板の面が鉛直方向に平行となり、防護板を不要とす
る作業の際には、防護板を押し上げるか、ひねって向き
を変えて、行なうことができる。これにより、防護板を
必要としない場合、例えば、作業台内の棚の薬品ビンを
おろす場合、あるいは内部を清掃・クリーニングする場
合には、隔壁つきの従来の構造の作業台より著しく作業
しやすい。
また、作業台内で発生した蒸気,ガス,臭気が作業台か
ら流れ出すのを防止するため、作業台前面にエアーカー
テンを設けることは、すでに知られている。これに、本
考案の防護板をつけることにより、ガス等の漏洩の防止
を一層確実にし、同時に上記の安全対策をも行なうよう
にする。防護板をエアーカーテンのつくる空気の流れに
沿うようにし、作業台の外側にとりつける。これによ
り、作業台外の空気の動きにより、エア・カーテンの流
れが乱されるのを防止する。即ち、防護板はエア・カー
テンの空気の流れを整える整流板でもある。
実施例1 第1図Aの正面図、第1図Bの断面図は本考案の一実施
例である。作業台本体1の前面には、内部で作業をする
ため、天井部1a、作業者の腰部付近1b、左右の柱あ
るいは壁面部を除く横幅1c〜1dの開口部が設けられ
ている。
作業台本体1の天井部1aから透明塩化ビニール板で構
成した保護板2をナイロン糸3で吊す。この時、保護板
の位置を作業者の顔面の高さとする。また、保護板の縦
の長さは第1図Bに示すように、薬品を入れる槽4の前
端5と後端6のそれぞれと眼7を結ぶ二つの直線を遮る
二点間の距離よりも大きくする。横の巾は、第1図Aの
ように、両眼7,7′と槽4の前側の左右端5,5′を
結ぶ4本の直動を横切る大きさ以上とする。
薬品の飛沫が発生するのは、槽内へ品物を出し入れする
時や、浸漬した品物を揺動する時であり、この作業の際
には防護板を通して、槽あるいは品物を見ながら行な
う。たとえ、飛沫が発生しても防護板に遮られ、顔面に
当ることはない。防護板の下は何もない空間であるの
で、治具容器の出し入れや、作業台内での移動・操作は
手を入れて自由に行なうことができる。防護板2はナイ
ロ糸3で吊っているため、容易に後方2′に移動するこ
とができる。防護板を必要としない時には、手や腕でこ
れを押し上げて、作業することが可能である。例えば、
作業台の背面の壁にある棚8から、薬品ビン9をおろす
場合などがある。従来の窓つきドアではドアを少しあけ
て手を入れるか、隔壁に手を入れるための別の穴をあら
かじめ設けておいて、そこから手を入れなければならな
い。いずれの場合も、操作はかなりの制約をうける。
実施例2 別の実施例を第2図Aの正面図、第2図Bの断面図によ
り説明する。
この作業台本体1は、前面にエア・カーテンがあり作業
台内部で発生する蒸気,ガス,臭気などが作業台外へ、
即ち室内へ流れ出すことを防止するタイプである。
防護板2は実施例1と同じようにつくり、作業者の眼の
高さに合わせて設定する。この際、防護板2と作業台天
井部1との間に、防護板2と同じ巾の中間板12を介し
て作業台天井部1aに連結する。即ち、防護板2と中間
板12と天井部1aをそれぞれクサリ3,3′で連結す
る。防護板と中間板は複数個とし、作業台の横幅に、ほ
ぼ隙間なく並べて設定できるよう、数と横巾を決める。
エア・カーテンの空気の吹き出し口10は中間板12の
後面にあり、空気の流れは中間板12と防護板2に沿っ
て流れ、吹き出し口10の直下にある吸い込み口11に
達し、ダクト13を経て外部へ排出される。エア・カー
テンの空気の流れは、本来吹き出し口から吸い込み口へ
達するのであるが、本実施例では防護板,中間板で整流
されるため、外部からの影響で乱れることが少なくな
り、作業台の内外の区分が一層確実となる。
薬品の飛沫の発生しない作業の際には、防護板を必要と
しないので、防護板,中間板を第2図Bの2′,12′
の位置まで押し上げて、手を伸すことができる。これに
より作業台内での治具,容器の移動・操作を容易に行な
うことができる。
また防護板が、作業台の開口部の横巾いっぱいに並んで
いるため、どの位置に立って作業をしても薬品の飛沫が
顔面に当ることがない。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば作業台での作業のや
りやすさを保ちながら、顔面特に眼に入る薬品の飛沫を
防止する効果をあげることができ、実用上,安全上有用
である。
【図面の簡単な説明】 第1図Aは本考案の一実施例の正面図、第1図Bは断面
図、 第2図Aは本考案の他の実施例の正面図、第2図Bは断
面図である。 1……作業台本体、2……防護板、4……槽、7,7′
……作業者の眼の位置、10……エア・カーテン吹き出
し口、11……エア・カーテン吸い込み口、12……中
間板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業台の前面に設けられた開口部より小さ
    く、作業者の両眼の周辺を覆う面積またはこれより大き
    い透明防護板を、 所定位置および高さに、 一端を前記開口部の上部に固定し、他端を前記透明防護
    板の上部に固定した吊り糸で、前記開口部内に設けた作
    業台。
JP1987114811U 1987-07-27 1987-07-27 作業台 Expired - Lifetime JPH0621673Y2 (ja)

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JP1987114811U JPH0621673Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27 作業台

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JP1987114811U JPH0621673Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27 作業台

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JPS6420280U JPS6420280U (ja) 1989-02-01
JPH0621673Y2 true JPH0621673Y2 (ja) 1994-06-08

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ID=31355897

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4820079U (ja) * 1971-07-16 1973-03-07
DE3420567C2 (de) * 1984-06-01 1986-10-30 Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co, 7950 Biberach Halterung eines bewegbaren Schutzschirmes
JP2787710B2 (ja) * 1989-06-07 1998-08-20 株式会社ニコン 光電変換装置の信号補正装置

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JPS6420280U (ja) 1989-02-01

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