JPH06216510A - フラックス塗布装置 - Google Patents

フラックス塗布装置

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Publication number
JPH06216510A
JPH06216510A JP2374593A JP2374593A JPH06216510A JP H06216510 A JPH06216510 A JP H06216510A JP 2374593 A JP2374593 A JP 2374593A JP 2374593 A JP2374593 A JP 2374593A JP H06216510 A JPH06216510 A JP H06216510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flux
bubbles
foaming
carbon dioxide
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP2374593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Shimizu
義昭 清水
Junji Nishiwaki
純治 西脇
Katsutoshi Tanabe
克利 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2374593A priority Critical patent/JPH06216510A/ja
Publication of JPH06216510A publication Critical patent/JPH06216510A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細かつ均一な泡径を得ながら、噴出口にお
ける泡立ち高さを一定に保つこと。 【構成】 フラックス液2を収容するフラックス槽3。
炭酸ガスを供給することにより泡B発生する発泡部4。
発泡部4から発生する泡Bを上方へ誘導する枠体からな
る発泡槽8。発泡槽8から泡Bを排出してプリント基板
Pにフラックスを塗布する噴出口7。発泡槽8内部を泡
Bの上昇方向に沿って区画して複数の泡室Sを形成する
仕切部10。炭酸ガスを供給するボンベ5及び供給管6。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板の自動半
田付け工程におけるフラックス塗布装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子部品をプリント基板に
取付けて半田付けを行う場合、その前段階でプリント基
板にフラックスを塗布する手段として、フラックスを発
泡させてプリント基板の半田付け面に塗布する方法が採
用されている。
【0003】このような塗布方法は通常、フラックス液
を収容したフラックス槽内部に噴出口を有した枠状の発
泡槽を設け、この発泡槽の底部に多孔質状の発泡管をフ
ラックス液中に浸漬状態で配設し、この発泡管にコンプ
レッサなどによって加圧空気を送りこんで発泡管より吹
出させてフラックス液を発泡させ、この発泡したフラッ
クスを発泡槽の噴出口から噴流させて外方へ排出し、自
動搬送されてくるプリント基板の半田付け面に接触させ
て塗布するようにしている。
【0004】そして発泡によるフラックス塗布方法は、
フラックスにプリント基板を液浸する方法に比べ、作業
能率に優れるとともに自動化に適し、また泡が細部にま
で入り込み、入り込んだ泡が破裂する現象により細部ま
でフラックスが塗布され、半田付け面が均一にぬれ上が
るなど優れた特性を有し、さらにまたフラックスの飛散
もなく、保守点検が行いやすいという利点があり、一般
的に広く普及しているが、ムラなく均一にフラックスを
塗布するためには、泡径が均一でしかも微細な泡を噴流
させることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発泡部
から発生した泡は、この発泡部を覆う発泡槽内部のフラ
ックス液の流れや水圧の変化などに伴って泡自体の揺ら
ぎ(乱流)が生じ、泡がフラックス液中を上昇する過程
ににおいて真上に上昇せずに斜めに上昇し、広範囲にバ
ラツキながら上昇するという現象が生じてしまうことが
あり、そのため、泡の疎密により発泡槽の噴流口から噴
出する泡立ちの高さが一定しなくなったり、密となった
泡同志が干渉しあって、泡径が大きくなったり、あるい
は泡径が不均一になったりし、この結果、フラックスの
塗布にバラツキが生じてしまうという問題がある。
【0006】また、基板幅に対応して長手状に伸長する
発泡部を設け、この発泡部の一端側から加圧気体を導入
していることから、この導入部と、この部分から遠い先
端部とでは加圧気体の供給圧の違いから泡の発生量が異
なる傾向があり、この点も泡のバラツキの要因となって
いる。
【0007】これらの点を考慮して出願人は先に炭酸ガ
スを供給することにより微細かつ均一な泡が得られるフ
ラックス塗布装置を提案している。これによれば微細な
泡は得られるものの、乱流あるいは供給圧の違いに伴う
泡のバラツキや泡同志の干渉による不具合は依然残され
ている。
【0008】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、微細かつ均一な泡径を得ながら、発泡槽
内を上昇する泡のバラツキを防止し、噴出口における泡
立ちの高さを一定に保つことが可能なフラックス発泡塗
布装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、フラックス液を収容するフラックス槽と、
このフラックス槽の内部に配設され炭酸ガスを供給する
ことにより泡を発生する多孔質材料からなる発泡部と、
この発泡部から発生する泡を上方へ誘導するとともに噴
出口を有し、この噴出口から前記泡を排出してプリント
基板にフラックスを塗布する枠体からなる発泡槽と、こ
の発泡槽内部を前記泡の上昇方向に沿って区画して複数
の泡室を形成する仕切部とを有するものである。
【0010】また前記構成において、前記各泡室に対応
して前記発泡部の下方に炭酸ガス供給部を設け、この各
炭酸ガス供給部に独立して前記炭酸ガスを導くものであ
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、発泡部から発生する泡は、複
数形成された泡室ごとに案内されながら上昇し、乱流や
泡同志の干渉が抑制され、噴出口における泡立ちの高さ
が一定に保たれる。
【0012】また、複数の発泡室にそれぞれ対応した炭
酸ガス供給部に独立して炭酸ガスが供給され、発泡部か
ら発生する泡は、泡室ごとに案内されながら上昇し、乱
流や泡同志の干渉が抑制され、噴出口における泡立ちの
高さが一定に保たれる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明するが、本発明によるフラックス塗布装置は、いず
れも炭酸ガスを用いて微細な泡を発生させるよう構成さ
れている。
【0014】図1および図2は、本発明の第1実施例に
よるフラックス塗布装置1を示すもので、フラックス液
2を入れたフラックス槽3の内部には、各孔の孔径が約
1.0μmの多孔質材料からなり、水平方向に伸長する中
空円筒状の発泡部材からなる発泡部4がフラックス液2
に浸漬状態で配設されており、この発泡部4に加圧状態
の炭酸ガスを納めたボンベ5から供給管6を介して供給
される炭酸ガスを送りこむことにより前記各孔から炭酸
ガスをフラックス液2中に排出し、泡Bを発生するよう
設けられている。
【0015】また、フラックス槽3内には、上方に噴出
口7を有する有底枠状部材からなる発泡槽8が配設さ
れ、この発泡槽8内部下方に発泡部4が収納状態で位置
し、発泡部4から発生する泡Bを発泡槽8範囲内で上方
に案内し、噴出口7から噴出して泡層9を形成させ、こ
の泡層9と図示しない搬送機構により運ばれてくるプリ
ント基板Pのフラックス塗布面を接触させ、フラックス
を塗布するようにしている。なお、Vはボンベ5から供
給される炭酸ガスの供給圧を一定に保持もしくは調整す
るバルブである。
【0016】そして、本実施例では発泡槽8内を、この
発泡槽8内壁部と一体に形成された仕切部10により発泡
部4の長手方向と略直交するよう区画形成して複数の泡
室Sを設け、これら泡室Sごとに泡Bを噴出口7に導く
よう構成されている。この仕切部10は、泡Bの上昇方向
に沿って形成されていれば、例えば発泡部4の長手方向
に対して斜め方向に位置して設けてもよい。
【0017】したがって、発泡部4から排出される泡B
は、上昇する過程で各泡室Sの内壁部に案内されながら
噴出口7へ導かれるため、乱流やこれに伴う泡同志の干
渉が制御されて泡層9の噴出高さが一定に保たれる。
【0018】以上、詳述したように本実施例では、炭酸
ガスを発泡部に導いて微細な泡を発生可能としたフラッ
クス塗布装置において、泡を噴出口に案内する発泡槽の
内部を仕切部により区画形成して複数の泡室を設けたこ
とにより、各泡室ごとに泡を噴出口に導くことができ、
フラックス槽内における乱流や泡同志の干渉を泡室にに
より制御して噴出口へ導かれる泡の疎密をなくし、泡層
を一定かつ均一に保つことができ、この結果、フラック
スをプリント基板にムラなく良好に塗布することができ
る。
【0019】なお、前記実施例では、仕切部と発泡部と
を離間して設けたが、仕切部先端部と発泡部とは接触、
もしくは仕切部先端部を発泡部内に挿入して設けてもよ
い。また、仕切部により形成される泡室の高さ寸法およ
び幅寸法(泡室容積)は、乱流および泡同志の干渉を制
御でき、泡層高さを一定に保つことが可能であれば、適
宜設定が可能である。
【0020】図3は本発明の第2実施例を示しており、
本実施例では、発泡槽8内を仕切部10により泡Bの上昇
経路に沿って格子状に細かく区画形成して複数の泡室S
を設けた場合を示しており、他の部分は前記第1実施例
と同様であるので詳しい説明は省略する。
【0021】本実施例によるフラックス塗布装置によれ
ば、前記第1実施例と略同様の作用効果が得られるとと
もに、格子状に細かく区画形成した複数の泡室を有する
から、乱流やこれに伴う泡同志の干渉をより一層効果的
に制御することができ、泡層の高さを一定に保つことが
できる。
【0022】図4は本発明の第3実施例を示しており、
本実施例では、各泡室Sの下方に、これら泡室Sにそれ
ぞれ対応して発泡部4を設け、さらに、これら発泡部4
の下方には、各発泡部4に対応して供給室からなる炭酸
ガス供給部12が設けられている。
【0023】この炭酸ガス供給部12は、それぞれボンベ
5から各供給管6を介して炭酸ガスを炭酸ガス供給部12
に導くための入力部13を備え、各泡室Sに対応する各発
泡部4ごとに独立して炭酸ガスを供給して発泡可能に設
けている。
【0024】また、14はボンベ5から送られる炭酸ガス
を蓄積して、各供給部12に供給するアキュムレ−タであ
り、このアキュムレ−タ14の各出力部15と供給部12の入
力部13とが供給管6により接続されている。
【0025】以上、詳述したように本実施例によれば、
前記第1実施例および前記第2実施例と略同様の効果を
得ることができるとともに、各泡室に対応する各発泡部
ごとに独立して炭酸ガス供給部を介して炭酸ガスを供給
するよう設けたことにより、泡のバラツキの要因となる
発泡部における供給圧の違いによる泡発生量の違いをな
くすことができ、泡立ち高さをより一定に保つことがで
きる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、フラックス液を収容するフラ
ックス槽と、このフラックス槽の内部に配設され炭酸ガ
スを供給することにより泡を発生する多孔質材料からな
る発泡部と、この発泡部から発生する前記泡を上方へ誘
導するとともに噴出口を有し、この噴出口から泡を排出
してプリント基板にフラックスを塗布する枠体からなる
発泡槽と、この発泡槽内部を前記泡の上昇方向に沿って
区画して複数の泡室を形成する仕切部とを有するから、
微細かつ均一な泡径を有する泡を得ながら、発泡槽内を
上昇する泡のバラツキを防止し、噴出口における泡立ち
の高さを一定に保つことが可能なフラックス発泡塗布装
置を提供することができる。
【0027】また前記構成において、前記各泡室に対応
して前記発泡部の下方に炭酸ガス供給部を設け、この各
炭酸ガス供給部に独立して前記炭酸ガスを導くよう構成
したから、発泡部から発生する泡量を均一にするととも
に、発泡槽内を上昇する泡のバラツキを防止し、噴出口
における泡立ちの高さを一定に保つことが可能なフラッ
クス発泡塗布装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図1の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例の要部を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フラックス塗布装置 2 フラックス液 3 フラックス槽 4 発泡部 7 噴出口 8 発泡槽 10 仕切部 12 炭酸ガス供給部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラックス液を収容するフラックス槽
    と、このフラックス槽の内部に配設され炭酸ガスを供給
    することにより泡を発生する多孔質材料からなる発泡部
    と、この発泡部から発生する前記泡を上方へ誘導すると
    ともに噴出口を有し、この噴出口から泡を排出してプリ
    ント基板にフラックスを塗布する枠体からなる発泡槽
    と、この発泡槽内部を前記泡の上昇方向に沿って区画し
    て複数の泡室を形成する仕切部とを有することを特徴と
    するフラックス塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記各泡室に対応して前記発泡部の下方
    に炭酸ガス供給部を設け、この各炭酸ガス供給部に独立
    して前記炭酸ガスを導くことを特徴とする請求項1記載
    のフラックス塗布装置。
JP2374593A 1993-01-18 1993-01-18 フラックス塗布装置 Pending JPH06216510A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2374593A JPH06216510A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 フラックス塗布装置

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JP2374593A JPH06216510A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 フラックス塗布装置

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JPH06216510A true JPH06216510A (ja) 1994-08-05

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ID=12118855

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JP2374593A Pending JPH06216510A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 フラックス塗布装置

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JP (1) JPH06216510A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110238478A (zh) * 2018-03-08 2019-09-17 Lg电子株式会社 太阳能电池板的焊剂涂覆装置和方法及互连器附接设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110238478A (zh) * 2018-03-08 2019-09-17 Lg电子株式会社 太阳能电池板的焊剂涂覆装置和方法及互连器附接设备

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