JPH06216083A - 細長い部材を形成する方法 - Google Patents
細長い部材を形成する方法Info
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- JPH06216083A JPH06216083A JP5297631A JP29763193A JPH06216083A JP H06216083 A JPH06216083 A JP H06216083A JP 5297631 A JP5297631 A JP 5297631A JP 29763193 A JP29763193 A JP 29763193A JP H06216083 A JPH06216083 A JP H06216083A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/01—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes on temporary substrates, e.g. substrates subsequently removed by etching
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/0036—Switches making use of microelectromechanical systems [MEMS]
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B81—MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
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- B81C2201/01—Manufacture or treatment of microstructural devices or systems in or on a substrate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 微細機構用の構造部材、特に基板にほぼ垂直
方向に延びている薄いウイングを少なくとも1つ有す
る、広範囲の断面を持つことができるほぼ細長い構造部
材を提供すること。 【構成】 本発明は、第1素材からなる、ほぼ平坦な上
表面(13)を設けている基板(12)上の犠牲層(3
2)を所定の形状に成形し、その表面に第2素材からな
る薄層(44)を形成させ、それを必要な形に成形した
のち、犠牲層を除去する。
方向に延びている薄いウイングを少なくとも1つ有す
る、広範囲の断面を持つことができるほぼ細長い構造部
材を提供すること。 【構成】 本発明は、第1素材からなる、ほぼ平坦な上
表面(13)を設けている基板(12)上の犠牲層(3
2)を所定の形状に成形し、その表面に第2素材からな
る薄層(44)を形成させ、それを必要な形に成形した
のち、犠牲層を除去する。
Description
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、微細機械加工技術によっ
て特に半導体素材を用いた基板上に微細機械的構造部材
を製作する方法に関するものである。特に本発明は、他
の寸法よりも薄く、基板にほぼ垂直な方向に伸びたウイ
ングを少なくとも一つは有するほぼ細長い構造部材を製
作する方法に関するものである。
て特に半導体素材を用いた基板上に微細機械的構造部材
を製作する方法に関するものである。特に本発明は、他
の寸法よりも薄く、基板にほぼ垂直な方向に伸びたウイ
ングを少なくとも一つは有するほぼ細長い構造部材を製
作する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】そのような構造部材は特に、機械的微細
構造体に関連した用途に、特にX/Yテーブル、起動装
置等の微細構造体に見られる。従来形装置の場合のよう
に、微細機構には目的とする用途で望まれる機械的特性
に合わせた様々な形状及び断面の構造部材を用いてい
る。ビームまたは同様な構造体等のほぼ細長い部材の製
作に関連した微細機構には常に特定の問題が生じる。
構造体に関連した用途に、特にX/Yテーブル、起動装
置等の微細構造体に見られる。従来形装置の場合のよう
に、微細機構には目的とする用途で望まれる機械的特性
に合わせた様々な形状及び断面の構造部材を用いてい
る。ビームまたは同様な構造体等のほぼ細長い部材の製
作に関連した微細機構には常に特定の問題が生じる。
【0003】図1〜4は、ほぼ細長い構造部材、この場
合には矩形断面を有するビームを製作するために用いら
れる従来方法の様々な段階を示している。この方法によ
れば、例えば半導体材からなる基板1の表面に、犠牲層
と呼ばれる酸化物層2(図1)が塗布される。次に素材
の層4が付着されるが、この層はビーム6を形成するた
めのものであり、ビームの高さを定める厚みE(図2)
を有している。このようにビーム6の平面の形状及び寸
法がリソグラフィによって層4内に定められ、このよう
に定められた形状及び寸法に従って層4がエッチングさ
れる(図3)。層2の、ビーム6の領域内及びその下側
の部分は最終的に選択的等方性侵食を受けて、ビーム6
はその端部の少なくとも一方で基板1に固定された状態
で遊離する(図4)。
合には矩形断面を有するビームを製作するために用いら
れる従来方法の様々な段階を示している。この方法によ
れば、例えば半導体材からなる基板1の表面に、犠牲層
と呼ばれる酸化物層2(図1)が塗布される。次に素材
の層4が付着されるが、この層はビーム6を形成するた
めのものであり、ビームの高さを定める厚みE(図2)
を有している。このようにビーム6の平面の形状及び寸
法がリソグラフィによって層4内に定められ、このよう
に定められた形状及び寸法に従って層4がエッチングさ
れる(図3)。層2の、ビーム6の領域内及びその下側
の部分は最終的に選択的等方性侵食を受けて、ビーム6
はその端部の少なくとも一方で基板1に固定された状態
で遊離する(図4)。
【0004】他の寸法に比べて、特に基板に垂直方向に
延在している寸法(それの高さ)に比べて比較的薄く、
従って基板の平面に平行な方向に大きい可撓性を備えて
いる一方、その平面に垂直な方向には大きい剛性を備え
ている少なくとも1つのウイングを備えた構造部材が必
要である多くの微細構造体が存在する。
延在している寸法(それの高さ)に比べて比較的薄く、
従って基板の平面に平行な方向に大きい可撓性を備えて
いる一方、その平面に垂直な方向には大きい剛性を備え
ている少なくとも1つのウイングを備えた構造部材が必
要である多くの微細構造体が存在する。
【0005】実際に、V.P.ジャクリーン(Jaec
klin)、C.リンダー(Linder)、N.F.
デ・ルイジ(de Rooij)、J.M.モレット
(Moret)、R.ビショフ(Bischof)及び
F.ルドルフ(Rudolf)によるトラベンミュンデ
(ドイツ)の1992年2月4〜7日付けの「マイクロ
・エレクトロ・メカニカル・システム’92」と題する
公報に記載されているような、静電的に励磁されるポリ
シリコン内のX/Yテーブル用のサスペンション構造体
を製作したい場合、その作動特徴及び特に内部の力を向
上させるため、厚い層状の長く非常に直線的なビームを
実現することが望ましい。言い換えれば、テーブルがX
/Y平面上にあり、そのサスペンション構造体を形成し
ているビームの幅、長さ及び高さがそれぞれX、Y、Z
軸に沿っている(Z軸はX/Y平面に垂直である)場
合、一般的に「アスペクト比」として知られている幅に
対する高さの関係ができる限り大きくなければならず、
0.2μm程度の幅に対して10/1程度であることが
好ましい。
klin)、C.リンダー(Linder)、N.F.
デ・ルイジ(de Rooij)、J.M.モレット
(Moret)、R.ビショフ(Bischof)及び
F.ルドルフ(Rudolf)によるトラベンミュンデ
(ドイツ)の1992年2月4〜7日付けの「マイクロ
・エレクトロ・メカニカル・システム’92」と題する
公報に記載されているような、静電的に励磁されるポリ
シリコン内のX/Yテーブル用のサスペンション構造体
を製作したい場合、その作動特徴及び特に内部の力を向
上させるため、厚い層状の長く非常に直線的なビームを
実現することが望ましい。言い換えれば、テーブルがX
/Y平面上にあり、そのサスペンション構造体を形成し
ているビームの幅、長さ及び高さがそれぞれX、Y、Z
軸に沿っている(Z軸はX/Y平面に垂直である)場
合、一般的に「アスペクト比」として知られている幅に
対する高さの関係ができる限り大きくなければならず、
0.2μm程度の幅に対して10/1程度であることが
好ましい。
【0006】しかし、上記のような従来方法によって得
ることができるアスペクト比は約1μmの最小幅に対し
て2/1程度である。このアスペクト比は、ビーム材の
完全な異方性エッチング(Z軸方向だけにエッチングを
行い、X及びY軸方向にはエッチングを行わない)の実
現が事実上不可能であることによって制限される。従っ
て、非常に高いエッチングでは、断面が台形で機械的特
性が高さと共に変化するビームが形成される。このた
め、これは屈曲の抑制力、従ってテーブルの作動に必要
な張力を増加させることによってテーブルの最適作動に
悪影響を与える。
ることができるアスペクト比は約1μmの最小幅に対し
て2/1程度である。このアスペクト比は、ビーム材の
完全な異方性エッチング(Z軸方向だけにエッチングを
行い、X及びY軸方向にはエッチングを行わない)の実
現が事実上不可能であることによって制限される。従っ
て、非常に高いエッチングでは、断面が台形で機械的特
性が高さと共に変化するビームが形成される。このた
め、これは屈曲の抑制力、従ってテーブルの作動に必要
な張力を増加させることによってテーブルの最適作動に
悪影響を与える。
【0007】さらに、原理的には従来装置は、製造が非
常に複雑になるという犠牲を払えばU形、L形またはU
とLの混合形の断面等の矩形以外の断面を持つ構造部材
を実現できるとしても、上記の点を考慮に入れれば、基
材の平面に対する向きがどのようなものであってもそれ
ぞれ例えば0.2μmの薄さの、矩形断面の幾つかのウ
イングを互いに連結した構造部材を実現することはでき
ない。
常に複雑になるという犠牲を払えばU形、L形またはU
とLの混合形の断面等の矩形以外の断面を持つ構造部材
を実現できるとしても、上記の点を考慮に入れれば、基
材の平面に対する向きがどのようなものであってもそれ
ぞれ例えば0.2μmの薄さの、矩形断面の幾つかのウ
イングを互いに連結した構造部材を実現することはでき
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、微細
機構用の構造部材、特に基板にほぼ垂直方向に延びてい
る薄いウイングを少なくとも1つ有する、広範囲の断面
を持つことができるほぼ細長い構造部材を提供すること
によって、上記従来技術の不都合を改善することであ
る。
機構用の構造部材、特に基板にほぼ垂直方向に延びてい
る薄いウイングを少なくとも1つ有する、広範囲の断面
を持つことができるほぼ細長い構造部材を提供すること
によって、上記従来技術の不都合を改善することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、第
1素材からなり、ほぼ平坦な上表面を有する基板上に、
前記上表面に垂直な面に平行な、第2素材からなる少な
くとも一つのウイングを有している少なくとも一つのほ
ぼ細長い構造部材を製作する方法であって、前記上表面
上に犠牲層を形成させ、前記上表面に垂直な少なくとも
第1の壁を形成することができるように、前記犠牲層を
選択的指向性エッチングによって成形し、前記第2素材
からなる第1層を前記成形された犠牲層の表面上に付着
させ、前記第2素材からなる前記第1層の、少なくとも
前記壁に沿って延出した部分は残すように、前記第2素
材からなる前記層を選択的指向性エッチングし、少なく
とも前記第2素材からなる第1層の領域及びその下側の
部分の前記犠牲層を除去して前記第1ウイングを形成す
ることを特徴としている。
1素材からなり、ほぼ平坦な上表面を有する基板上に、
前記上表面に垂直な面に平行な、第2素材からなる少な
くとも一つのウイングを有している少なくとも一つのほ
ぼ細長い構造部材を製作する方法であって、前記上表面
上に犠牲層を形成させ、前記上表面に垂直な少なくとも
第1の壁を形成することができるように、前記犠牲層を
選択的指向性エッチングによって成形し、前記第2素材
からなる第1層を前記成形された犠牲層の表面上に付着
させ、前記第2素材からなる前記第1層の、少なくとも
前記壁に沿って延出した部分は残すように、前記第2素
材からなる前記層を選択的指向性エッチングし、少なく
とも前記第2素材からなる第1層の領域及びその下側の
部分の前記犠牲層を除去して前記第1ウイングを形成す
ることを特徴としている。
【0010】この方法によれば、構造部材のウイングの
幅は、好都合なことに従来方法の場合のようにリソグラ
フィによってではなく、第1層の厚みによって定められ
る。本発明の他の特徴及び利点は、純粋に説明のためで
あって非制限的な例である本発明の製作方法の、添付の
図面を参照した以下の説明から明らかになるであろう。
ほぼ細長い構造部材の製作方法についての以下の説明
は、上記引例に記載されている形式のX/Y平面上を移
動可能なテーブルのサスペンション微細構造体の製作に
本方法を適用する場合のものである。もちろん、そのよ
うな方法は他の多くの興味ある用例に、例えば方向付け
できるミラー、光学シャッター及びマイクロマニプレー
タを実現するために用いることができる。また、本発明
による前記構造部材を実現するためのベース素材は半導
体材であるが、他の種類の素材、例えばアルミニウムを
用いることもできる。
幅は、好都合なことに従来方法の場合のようにリソグラ
フィによってではなく、第1層の厚みによって定められ
る。本発明の他の特徴及び利点は、純粋に説明のためで
あって非制限的な例である本発明の製作方法の、添付の
図面を参照した以下の説明から明らかになるであろう。
ほぼ細長い構造部材の製作方法についての以下の説明
は、上記引例に記載されている形式のX/Y平面上を移
動可能なテーブルのサスペンション微細構造体の製作に
本方法を適用する場合のものである。もちろん、そのよ
うな方法は他の多くの興味ある用例に、例えば方向付け
できるミラー、光学シャッター及びマイクロマニプレー
タを実現するために用いることができる。また、本発明
による前記構造部材を実現するためのベース素材は半導
体材であるが、他の種類の素材、例えばアルミニウムを
用いることもできる。
【0011】
【実施例】図5は、X/Y軸によって定められる平面に
平行な方向に延在する可動テーブル(図示せず)のサス
ペンション構造体10の部分斜視図である。この構造体
10は、X/Y軸によって定められる平面に平行なほぼ
平坦な上表面13を備えた基板12上に形成されたほぼ
細長い形状の複数の構造部材を有している。この構造体
10は、特に4つのたわみビーム14、16、18及び
20と、たわみビーム14、16、18及び20を互い
にしっかり連結する連結手段22と、構造体10の固定
手段24とを有している。
平行な方向に延在する可動テーブル(図示せず)のサス
ペンション構造体10の部分斜視図である。この構造体
10は、X/Y軸によって定められる平面に平行なほぼ
平坦な上表面13を備えた基板12上に形成されたほぼ
細長い形状の複数の構造部材を有している。この構造体
10は、特に4つのたわみビーム14、16、18及び
20と、たわみビーム14、16、18及び20を互い
にしっかり連結する連結手段22と、構造体10の固定
手段24とを有している。
【0012】たわみビーム14、16、18及び20の
各々は、平行面を備えてその幅、長さ及び高さがそれぞ
れX/Y軸及びZ軸(Z軸はX/Y平面に垂直である)
方向に延在している2つのウイング14a、14b、1
6a、16b、18a、18b、20a、20bで形成
されている。各ウイングは断面が矩形で、その幅に対す
る高さの関係は、約0.2μmの幅に対して5より大き
い。
各々は、平行面を備えてその幅、長さ及び高さがそれぞ
れX/Y軸及びZ軸(Z軸はX/Y平面に垂直である)
方向に延在している2つのウイング14a、14b、1
6a、16b、18a、18b、20a、20bで形成
されている。各ウイングは断面が矩形で、その幅に対す
る高さの関係は、約0.2μmの幅に対して5より大き
い。
【0013】たわみビーム14、16、18及び20の
すべては第1端部で連結手段22に連結している。さら
に、2つの中央たわみビーム14及び16は第2端部で
固定手段24に連結している一方、外側のビーム18及
び20は第2端部で可動テーブル(図示せず)に連結し
ている。このようにして、構造体10は基板12の上表
面13の上方に懸架される。
すべては第1端部で連結手段22に連結している。さら
に、2つの中央たわみビーム14及び16は第2端部で
固定手段24に連結している一方、外側のビーム18及
び20は第2端部で可動テーブル(図示せず)に連結し
ている。このようにして、構造体10は基板12の上表
面13の上方に懸架される。
【0014】連結手段22は、逆U形の外形をしたビー
ム26で形成されており、U字形の枝部分30a及び3
0bの端部に2つの側方ウイング28a及び28bが連
結してそれらに直交する方向へ延出している。固定手段
24は、以下の方法及び図6(i)に関して説明する外
形のビームから形成される開放ケース状になっている。
ム26で形成されており、U字形の枝部分30a及び3
0bの端部に2つの側方ウイング28a及び28bが連
結してそれらに直交する方向へ延出している。固定手段
24は、以下の方法及び図6(i)に関して説明する外
形のビームから形成される開放ケース状になっている。
【0015】次に、図6を参照しながら、上記サスペン
ション構造体10の様々なほぼ細長い構造部材またはビ
ームの本発明による製作方法の連続段階を説明する。サ
スペンション構造体の寸法が小さいことを考慮に入れ、
また容易に理解できる実際的理由から、製作方法は基板
12を形成している同一プレート上での多数のサスペン
ション構造体の同時製作に適用されることを最初に注意
されたい。さらに、本方法に記載されている温度、時間
及び使用反応物質等の様々なパラメータの値は決して制
限的なものでなく、実質的に使用する素材及び使用する
装置によって決まることに注意することも重要である。
従って、これらの値は当該分野の専門家であれば容易に
決定できるであろう。
ション構造体10の様々なほぼ細長い構造部材またはビ
ームの本発明による製作方法の連続段階を説明する。サ
スペンション構造体の寸法が小さいことを考慮に入れ、
また容易に理解できる実際的理由から、製作方法は基板
12を形成している同一プレート上での多数のサスペン
ション構造体の同時製作に適用されることを最初に注意
されたい。さらに、本方法に記載されている温度、時間
及び使用反応物質等の様々なパラメータの値は決して制
限的なものでなく、実質的に使用する素材及び使用する
装置によって決まることに注意することも重要である。
従って、これらの値は当該分野の専門家であれば容易に
決定できるであろう。
【0016】サスペンション構造体を上に形成する基板
12を形成しているプレート(参照番号なし)は、以下
の特徴を備えた第1素材で実現される。プレートは、所
望の配向度及び抵抗を備えた単結晶シリコンで形成でき
る。ここで、基板のシリコンの配向度及び抵抗は、場合
によってはこの基板の表面に実現される集積回路の特徴
の関数として決定することもできる。
12を形成しているプレート(参照番号なし)は、以下
の特徴を備えた第1素材で実現される。プレートは、所
望の配向度及び抵抗を備えた単結晶シリコンで形成でき
る。ここで、基板のシリコンの配向度及び抵抗は、場合
によってはこの基板の表面に実現される集積回路の特徴
の関数として決定することもできる。
【0017】次に特に図6を参照しながら説明すると、
ほぼ細長い構造部材を形成することになる第2素材(以
下に説明する)からなる層を付着させるための準備の様
々な連続段階において、基板12が示されている。基板
12が図6(a)に示されているが、この基板は少なく
とも上表面13が予め磨かれており、その上に二酸化珪
素(SiO2)からなる犠牲層32を付着させている。好
ましくは、SiO2に5%のりん光体をドーピングする。
実際に、このドーピングによってSiO2の侵食速度が向
上し、これは後続の犠牲層の成形及び/または除去段階
に好都合である。
ほぼ細長い構造部材を形成することになる第2素材(以
下に説明する)からなる層を付着させるための準備の様
々な連続段階において、基板12が示されている。基板
12が図6(a)に示されているが、この基板は少なく
とも上表面13が予め磨かれており、その上に二酸化珪
素(SiO2)からなる犠牲層32を付着させている。好
ましくは、SiO2に5%のりん光体をドーピングする。
実際に、このドーピングによってSiO2の侵食速度が向
上し、これは後続の犠牲層の成形及び/または除去段階
に好都合である。
【0018】本実施例では、層32は化学的蒸着方法
(CVD)によって約425℃の温度で約2μmの厚さ
に付着させている。以下の説明から理解されるように、
この層の厚みが、製作される構造部材の最大高さを決定
し、この厚みは0.5μm〜3μmの範囲で容易に変更
可能である。
(CVD)によって約425℃の温度で約2μmの厚さ
に付着させている。以下の説明から理解されるように、
この層の厚みが、製作される構造部材の最大高さを決定
し、この厚みは0.5μm〜3μmの範囲で容易に変更
可能である。
【0019】変更例として、このSiO2層32の付着
は、基板を適当な温度のオーブン内で一定時間適当な大
気圧下で酸化させた後、化学的蒸着(CVD)によって
りん光体を付着させる段階及びりん光体を層32内に拡
散させる段階を設けることによって行うこともできるこ
とに注意されたい。
は、基板を適当な温度のオーブン内で一定時間適当な大
気圧下で酸化させた後、化学的蒸着(CVD)によって
りん光体を付着させる段階及びりん光体を層32内に拡
散させる段階を設けることによって行うこともできるこ
とに注意されたい。
【0020】図6(b)及び(c)に示されている後続
段階では、層32をその厚みの第1レベルで、すなわち
第1部分で成形する処理が行われる。言い換えれば、X
/Y平面に垂直な第1連の壁34a、34b、34c
と、これらの壁34a、34b、34cを2つずつ連結
する中間表面とが同時に形成される。これらはそれぞれ
後続の処理でたわみビームのウイング14a、14b、
16a、16b、18a、18b、20a及び20b
と、連結手段22と、固定手段24の一部とを(図5)
形成するためのものである。
段階では、層32をその厚みの第1レベルで、すなわち
第1部分で成形する処理が行われる。言い換えれば、X
/Y平面に垂直な第1連の壁34a、34b、34c
と、これらの壁34a、34b、34cを2つずつ連結
する中間表面とが同時に形成される。これらはそれぞれ
後続の処理でたわみビームのウイング14a、14b、
16a、16b、18a、18b、20a及び20b
と、連結手段22と、固定手段24の一部とを(図5)
形成するためのものである。
【0021】これを行うため、感光性樹脂38からなる
第1層を、例えばターンテーブルによって層32上に付
着させ、層38をマスク(図示せず)で遮蔽する。層3
8の露出部分を湿り経路(humid path)で従来通りに現
像する。層32の露出部分が異方性エッチングで第1層
まで、この場合は約1μmまでエッチングされて壁34
を形成し、次に層38のレジスタ部分が除去される。こ
のエッチング作業は、例えば異方性プラズマCHF3/
C2F6/He によって実現でき、層38のレジスタ部
分の除去は従来通りに、例えば等方性プラズマO2 によ
って実現される。
第1層を、例えばターンテーブルによって層32上に付
着させ、層38をマスク(図示せず)で遮蔽する。層3
8の露出部分を湿り経路(humid path)で従来通りに現
像する。層32の露出部分が異方性エッチングで第1層
まで、この場合は約1μmまでエッチングされて壁34
を形成し、次に層38のレジスタ部分が除去される。こ
のエッチング作業は、例えば異方性プラズマCHF3/
C2F6/He によって実現でき、層38のレジスタ部
分の除去は従来通りに、例えば等方性プラズマO2 によ
って実現される。
【0022】同図(d)及び(e)は、第2レベルでの
層32の成形の段階を示しており、これらの段階は
(b)、(c)に関連して述べた説明と同じである。し
かし、この成形は、層32の成形した厚さの部分の感光
性樹脂40によって保護されていない位置をエッチング
して、第1の一連の壁34に平行な第2の一連の壁42
を形成するようにしていることに注意されたい。本実施
例ではこの成形は、層32の厚みの第1レベルから基板
12の上表面13のレベルと同じ位置にある第2レベル
までの間に第2の一連の壁42を形成するものである。
層32の成形の段階を示しており、これらの段階は
(b)、(c)に関連して述べた説明と同じである。し
かし、この成形は、層32の成形した厚さの部分の感光
性樹脂40によって保護されていない位置をエッチング
して、第1の一連の壁34に平行な第2の一連の壁42
を形成するようにしていることに注意されたい。本実施
例ではこの成形は、層32の厚みの第1レベルから基板
12の上表面13のレベルと同じ位置にある第2レベル
までの間に第2の一連の壁42を形成するものである。
【0023】図6(f)に示されている次の段階では、
成形した層32の上に第2素材からなる層44を付着さ
せる。本実施例では、層44は多結晶シリコンで形成さ
れている。これを行うため、SiH4O2の存在下で62
5℃の低圧化学的蒸着(LPCVD)によって多結晶シ
リコンからなる0.2μmの層を層32上に付着させ
る。この層44の厚みが、この上表面13に平行なビー
ムのウイングの幅を定めることに注意されたい。
成形した層32の上に第2素材からなる層44を付着さ
せる。本実施例では、層44は多結晶シリコンで形成さ
れている。これを行うため、SiH4O2の存在下で62
5℃の低圧化学的蒸着(LPCVD)によって多結晶シ
リコンからなる0.2μmの層を層32上に付着させ
る。この層44の厚みが、この上表面13に平行なビー
ムのウイングの幅を定めることに注意されたい。
【0024】図6(g)及び(h)に示されている次の
段階で、層44の指向性選択的エッチング処理によっ
て、製作したい構造部材の形状、すなわち本例ではたわ
みビーム14、16、18及び20の形状、連結手段2
2を形成するビーム26の形状及び固定手段24を形成
するケースのビームの形状を定めることができる。
段階で、層44の指向性選択的エッチング処理によっ
て、製作したい構造部材の形状、すなわち本例ではたわ
みビーム14、16、18及び20の形状、連結手段2
2を形成するビーム26の形状及び固定手段24を形成
するケースのビームの形状を定めることができる。
【0025】このため、フォトレジスト樹脂からなる第
3の層46を層44の表面全体に付着させ、層46を第
3マスク(図示せず)で遮蔽し、層46の遮蔽されない
部分を湿り経路で従来通りに現像すると、この層44の
厚み全体上に現れた層44の通路が、この場合には約
0.2μmまで指向性エッチングされ、最終的に層46
のレジスタ部分を除去する。
3の層46を層44の表面全体に付着させ、層46を第
3マスク(図示せず)で遮蔽し、層46の遮蔽されない
部分を湿り経路で従来通りに現像すると、この層44の
厚み全体上に現れた層44の通路が、この場合には約
0.2μmまで指向性エッチングされ、最終的に層46
のレジスタ部分を除去する。
【0026】この指向性エッチング作業は、異方性プラ
ズマCHF3/C2F6/He によって実現され、また層
46のレジスタ部分の除去は従来通りに、例えば異方性
プラズマO2 によって実現される。図6(i)に示され
ている次の段階では、先行段階で形成された構造部材の
すべてが、少なくとも構造部材の領域内及びその下側の
犠牲層32を除去することによって遊離される。層32
の除去は、例えば5%のフッ化酸(HF)の溶液の助け
によって室温で等方性化学的侵食によって実現される。
ズマCHF3/C2F6/He によって実現され、また層
46のレジスタ部分の除去は従来通りに、例えば異方性
プラズマO2 によって実現される。図6(i)に示され
ている次の段階では、先行段階で形成された構造部材の
すべてが、少なくとも構造部材の領域内及びその下側の
犠牲層32を除去することによって遊離される。層32
の除去は、例えば5%のフッ化酸(HF)の溶液の助け
によって室温で等方性化学的侵食によって実現される。
【図1】基板上の、形状がほぼ細長い構造部材を従来形
製作方法の様々な段階で示した断面図である。
製作方法の様々な段階で示した断面図である。
【図2】基板上の、形状がほぼ細長い構造部材を従来形
製作方法の様々な段階で示した断面図である。
製作方法の様々な段階で示した断面図である。
【図3】基板上の、形状がほぼ細長い構造部材を従来形
製作方法の様々な段階で示した断面図である。
製作方法の様々な段階で示した断面図である。
【図4】基板上の、形状がほぼ細長い構造部材を従来形
製作方法の様々な段階で示した断面図である。
製作方法の様々な段階で示した断面図である。
【図5】本発明の方法によって得られる構造部材を用い
て実現された可動X/Yテーブルのサスペンション手段
の部分斜視図である。
て実現された可動X/Yテーブルのサスペンション手段
の部分斜視図である。
【図6】図5のA−A’、B−B’及びC−C’に沿っ
たサスペンション手段の各部分を、本発明による製作方
法の様々な段階で示した断面図である。
たサスペンション手段の各部分を、本発明による製作方
法の様々な段階で示した断面図である。
12 基板 13 上表面 14、16、18、20 構造部材 14a、14b、16a、16b、18a、18b、2
0a、20b ウイング 32 犠牲層
0a、20b ウイング 32 犠牲層
Claims (1)
- 【請求項1】 第1素材からなり、ほぼ平坦な上表面
(13)を有する基板(12)上に、前記上表面(1
3)に垂直な面に平行な、第2素材からなる少なくとも
一つのウイング(14a)を有している少なくとも一つ
のほぼ細長い構造部材(14)を製作する方法におい
て、 前記上表面(13)上に犠牲層(32)を形成する段階
と、 前記上表面(13)に垂直な少なくとも第1の壁(34
a)を形成することができるように、前記犠牲層(3
2)を選択的指向性エッチングによって成形する段階
と、 前記第2素材からなる第1層(44)を前記成形された
犠牲層(32)の表面上に付着させる段階と、 前記第2素材からなる前記第1層(44)の、少なくと
も前記壁(34a)に沿って延出した部分は残すよう
に、前記第2素材からなる前記層(44)を選択的指向
性エッチングする段階と、 少なくとも前記第2素材からなる第1層(44)の領域
及びその下側の部分の前記犠牲層(32)を除去して前
記第1ウイング(14a)を形成する段階とを有してい
ることを特徴とする細長い部材を形成する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9213352 | 1992-11-04 | ||
FR9213352A FR2697536B1 (fr) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | Procédé de fabrication d'un élément de microstructure mécanique. |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216083A true JPH06216083A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=9435280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5297631A Pending JPH06216083A (ja) | 1992-11-04 | 1993-11-04 | 細長い部材を形成する方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5439552A (ja) |
EP (1) | EP0596455B1 (ja) |
JP (1) | JPH06216083A (ja) |
DE (1) | DE69301450T2 (ja) |
FR (1) | FR2697536B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
FR2731715B1 (fr) * | 1995-03-17 | 1997-05-16 | Suisse Electronique Microtech | Piece de micro-mecanique et procede de realisation |
FR2736654B1 (fr) * | 1995-07-13 | 1997-08-22 | Commissariat Energie Atomique | Procede de fabrication d'elements de microstructures flottants rigides et dispositif equipe de tels elements |
US5940678A (en) * | 1997-01-14 | 1999-08-17 | United Microelectronics Corp. | Method of forming precisely cross-sectioned electron-transparent samples |
EP1136440A1 (en) * | 2000-03-24 | 2001-09-26 | Interuniversitair Micro-Elektronica Centrum Vzw | Method of improving mechanical strenghtin micro electro mechanical systems and devices produced thereof |
US5916179A (en) * | 1997-04-18 | 1999-06-29 | Sharrock; Nigel | System and method for reducing iatrogenic damage to nerves |
FI111457B (fi) * | 2000-10-02 | 2003-07-31 | Nokia Corp | Mikromekaaninen rakenne |
US7326367B2 (en) | 2005-04-25 | 2008-02-05 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Thick film conductor paste compositions for LTCC tape in microwave applications |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3539705A (en) * | 1968-05-31 | 1970-11-10 | Westinghouse Electric Corp | Microelectronic conductor configurations and method of making the same |
US3620932A (en) * | 1969-05-05 | 1971-11-16 | Trw Semiconductors Inc | Beam leads and method of fabrication |
US3796976A (en) * | 1971-07-16 | 1974-03-12 | Westinghouse Electric Corp | Microwave stripling circuits with selectively bondable micro-sized switches for in-situ tuning and impedance matching |
US4783237A (en) * | 1983-12-01 | 1988-11-08 | Harry E. Aine | Solid state transducer and method of making same |
US4959515A (en) * | 1984-05-01 | 1990-09-25 | The Foxboro Company | Micromechanical electric shunt and encoding devices made therefrom |
US4674180A (en) * | 1984-05-01 | 1987-06-23 | The Foxboro Company | Method of making a micromechanical electric shunt |
US4744863A (en) * | 1985-04-26 | 1988-05-17 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Sealed cavity semiconductor pressure transducers and method of producing the same |
US4624741A (en) * | 1985-12-13 | 1986-11-25 | Xerox Corporation | Method of fabricating electro-mechanical modulator arrays |
GB8707854D0 (en) * | 1987-04-02 | 1987-05-07 | British Telecomm | Radiation deflector assembly |
US4997521A (en) * | 1987-05-20 | 1991-03-05 | Massachusetts Institute Of Technology | Electrostatic micromotor |
US4849070A (en) * | 1988-09-14 | 1989-07-18 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Process for fabricating three-dimensional, free-standing microstructures |
GB8921722D0 (en) * | 1989-09-26 | 1989-11-08 | British Telecomm | Micromechanical switch |
US5068203A (en) * | 1990-09-04 | 1991-11-26 | Delco Electronics Corporation | Method for forming thin silicon membrane or beam |
US5266531A (en) * | 1991-01-30 | 1993-11-30 | Cordata Incorporated | Dynamic holographic display with cantilever |
-
1992
- 1992-11-04 FR FR9213352A patent/FR2697536B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-11-02 EP EP93117739A patent/EP0596455B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-02 DE DE69301450T patent/DE69301450T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-04 JP JP5297631A patent/JPH06216083A/ja active Pending
- 1993-11-04 US US08/145,697 patent/US5439552A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2697536A1 (fr) | 1994-05-06 |
EP0596455B1 (fr) | 1996-01-31 |
DE69301450T2 (de) | 1996-09-12 |
EP0596455A1 (fr) | 1994-05-11 |
US5439552A (en) | 1995-08-08 |
FR2697536B1 (fr) | 1995-01-06 |
DE69301450D1 (de) | 1996-03-14 |
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