JPH06215731A - 低圧放電灯 - Google Patents
低圧放電灯Info
- Publication number
- JPH06215731A JPH06215731A JP814593A JP814593A JPH06215731A JP H06215731 A JPH06215731 A JP H06215731A JP 814593 A JP814593 A JP 814593A JP 814593 A JP814593 A JP 814593A JP H06215731 A JPH06215731 A JP H06215731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mercury
- discharge lamp
- low voltage
- lamp
- dispenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Discharge Lamp (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】水銀ディスペンサを電極部周囲に設置した場合
に点灯外観を損なわず、安価で、十分な水銀量を確保す
る低圧放電灯を提供する。 【構成】水銀ディスペンサ４を２本の金属線１０を用い
て電極３を囲むように設置する。 【効果】安価で、良好な外観の低圧放電灯を提供するこ
とが出来る。
に点灯外観を損なわず、安価で、十分な水銀量を確保す
る低圧放電灯を提供する。 【構成】水銀ディスペンサ４を２本の金属線１０を用い
て電極３を囲むように設置する。 【効果】安価で、良好な外観の低圧放電灯を提供するこ
とが出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は低圧放電灯に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術は、例えば、特開昭49−1261
92号公報に記載のように、電極フィラメントから一定の
距離を置いてフィラメントを包囲するようにＴｉ−Ｈｇ
合金を塗布した金属板を形成していた。
92号公報に記載のように、電極フィラメントから一定の
距離を置いてフィラメントを包囲するようにＴｉ−Ｈｇ
合金を塗布した金属板を形成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の低圧放電灯で
は、ランプ内への水銀封入方法として１０ないし２０mg
の水銀を排気管より滴下する方法を用いている。しか
し、ランプ排気工程中に行うために、滴下した水銀の全
てを有効にランプ内に封入することは出来ず、一部は排
気管より損失する。
は、ランプ内への水銀封入方法として１０ないし２０mg
の水銀を排気管より滴下する方法を用いている。しか
し、ランプ排気工程中に行うために、滴下した水銀の全
てを有効にランプ内に封入することは出来ず、一部は排
気管より損失する。
【０００４】よって、最少必要量の水銀をランプ内に供
給するため、Ｔｉ−Ｈｇ合金を金属板上に塗布した水銀
ディスペンサを外部より高周波加熱することにより、水
銀を放出させる方法が用いられる。この際、通常は水銀
ディスペンサを電極周囲に固定するが、ランプ点灯中、
金属板の影が黒化のように見え、点灯外観を損なう恐れ
がある。さらに、水銀ディスペンサは高価であるため電
極の全周に固定するとランプの原価アップが無視出来な
い。
給するため、Ｔｉ−Ｈｇ合金を金属板上に塗布した水銀
ディスペンサを外部より高周波加熱することにより、水
銀を放出させる方法が用いられる。この際、通常は水銀
ディスペンサを電極周囲に固定するが、ランプ点灯中、
金属板の影が黒化のように見え、点灯外観を損なう恐れ
がある。さらに、水銀ディスペンサは高価であるため電
極の全周に固定するとランプの原価アップが無視出来な
い。
【０００５】本発明の目的は、水銀ディスペンサを電極
部周囲に設置した場合に点灯外観を損なわず、安価で、
充分な水銀量を確保する低圧放電灯を提供することにあ
る。
部周囲に設置した場合に点灯外観を損なわず、安価で、
充分な水銀量を確保する低圧放電灯を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、水銀ディス
ペンサを２本の金属線を用いて電極部周囲に設置するこ
とによって達成される。
ペンサを２本の金属線を用いて電極部周囲に設置するこ
とによって達成される。
【０００７】
【作用】水銀ディスペンサを電極をおおうように全周に
設置するのではなく、一部に設置する。これでは高周波
加熱が困難であるために、水銀ディスペンサの両端部の
上下に２本の金属線を溶接し、これをリング状にして電
極の近傍に設置する。高周波による誘導電流はリング状
にした水銀ディスペンサと２本の金属線の中を流れるた
めに、加熱は容易である。さらに、金属線は安価である
ために、原価アップも最小限に抑えられる。また、紫外
線は２本の金属線の間から出てくるため、影の発生も最
小限に抑えられる。
設置するのではなく、一部に設置する。これでは高周波
加熱が困難であるために、水銀ディスペンサの両端部の
上下に２本の金属線を溶接し、これをリング状にして電
極の近傍に設置する。高周波による誘導電流はリング状
にした水銀ディスペンサと２本の金属線の中を流れるた
めに、加熱は容易である。さらに、金属線は安価である
ために、原価アップも最小限に抑えられる。また、紫外
線は２本の金属線の間から出てくるため、影の発生も最
小限に抑えられる。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明に係わるランプ断面図であ
る。
る。
【０００９】ガラス管１内面に蛍光体２を塗布したの
ち、焼成して焼き付け、電極３および水銀ディスペンサ
４を固定したマウントをガラス管の両端に封着し、ガラ
ス管内部を真空に排気した後、アルゴンガスを封入して
排気管を溶着する。この後、高周波により水銀ディスペ
ンサ４を加熱して、水銀を放出させ、口金５を接着して
完成する。
ち、焼成して焼き付け、電極３および水銀ディスペンサ
４を固定したマウントをガラス管の両端に封着し、ガラ
ス管内部を真空に排気した後、アルゴンガスを封入して
排気管を溶着する。この後、高周波により水銀ディスペ
ンサ４を加熱して、水銀を放出させ、口金５を接着して
完成する。
【００１０】図２は、本発明に係わるマウントの斜視図
である。
である。
【００１１】水銀ディスペンサ４は、幅７mm，長さ１５
mmのニッケル板７に、幅４mmでＴｉ−Ｈｇ合金８を塗布
したものを使用し、２本の金属線１０，１０′を用いて
フィラメント９の周囲を囲むようにリング状にして溶接
して固定する。２本の金属線１０は、その断面積の和が
水銀ディスペンサの断面積より小さくなるようにする必
要が有る。
mmのニッケル板７に、幅４mmでＴｉ−Ｈｇ合金８を塗布
したものを使用し、２本の金属線１０，１０′を用いて
フィラメント９の周囲を囲むようにリング状にして溶接
して固定する。２本の金属線１０は、その断面積の和が
水銀ディスペンサの断面積より小さくなるようにする必
要が有る。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、水銀ディスペンサを電
極部周囲に設置した場合に点灯外観を損なわず、安価
で、十分な水銀量を確保する低圧放電灯を提供すること
が出来る。
極部周囲に設置した場合に点灯外観を損なわず、安価
で、十分な水銀量を確保する低圧放電灯を提供すること
が出来る。
【図１】本発明の一実施例の低圧放電灯の断面図。
【図２】本発明の一実施例の低圧放電灯のマウント部の
斜視図。
斜視図。
１…ガラス管、２…蛍光体、３…電極、４…水銀ディス
ペンサ、５…口金、７…Ｎｉ板、８…Ｔｉ−Ｈｇ合金、
９…フィラメント、１０，１０′…金属線。
ペンサ、５…口金、７…Ｎｉ板、８…Ｔｉ−Ｈｇ合金、
９…フィラメント、１０，１０′…金属線。
Claims (1)
- 【請求項１】Ｔｉ−Ｈｇ合金を金属板上に塗布し、外部
より加熱することにより、水銀を放出させる低圧放電灯
において、上記金属板を２本の金属線を用いて電極部に
固定することを特徴とする低圧放電灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP814593A JPH06215731A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 低圧放電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP814593A JPH06215731A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 低圧放電灯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215731A true JPH06215731A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11685145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP814593A Pending JPH06215731A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 低圧放電灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06215731A (ja) |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP814593A patent/JPH06215731A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5841229A (en) | Amalgam support arrangement for an electrodeless discharge lamp | |
| US4308650A (en) | Method of making a mercury dispenser, getter and shield assembly for a fluorescent lamp | |
| EP0473164A2 (en) | Low pressure mercury vapor discharge lamp having cold cathode | |
| JP3555889B2 (ja) | 高圧放電ランプおよびその製造方法 | |
| EP0720208B1 (en) | Circular fluorescent lamp | |
| JP3166526B2 (ja) | ショートアーク型放電ランプ | |
| JPH06215731A (ja) | 低圧放電灯 | |
| JPH08236073A (ja) | 低圧放電ランプ | |
| EP0604221B1 (en) | Fluorescent lamp | |
| JP3341294B2 (ja) | 冷陰極放電灯 | |
| JPH07254364A (ja) | 冷陰極放電灯の製造方法 | |
| US3069581A (en) | Low pressure discharge lamp | |
| JPH0676796A (ja) | 低圧放電灯 | |
| JP3344021B2 (ja) | 冷陰極低圧放電灯 | |
| JP3319265B2 (ja) | 高圧金属蒸気放電灯 | |
| JPH04184857A (ja) | シールドビーム形メタルハライドランプ | |
| JPH10302717A (ja) | 低圧水銀蒸気放電ランプおよび照明装置 | |
| JPH083991B2 (ja) | 放電ランプ | |
| JPH0660849A (ja) | 蛍光ランプ | |
| JP3505042B2 (ja) | 無電極放電ランプ | |
| JPH0713174Y2 (ja) | 無電極放電灯装置 | |
| JPH06349448A (ja) | 低圧放電ランプ | |
| JPH103881A (ja) | 蛍光ランプ | |
| JPH10312777A (ja) | 無電極蛍光ランプ装置 | |
| JP2003223867A (ja) | 細管形冷陰極低圧放電灯 |