JPH0621505U - 使い捨て用ヘアキャップ - Google Patents

使い捨て用ヘアキャップ

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JPH0621505U
JPH0621505U JP5950192U JP5950192U JPH0621505U JP H0621505 U JPH0621505 U JP H0621505U JP 5950192 U JP5950192 U JP 5950192U JP 5950192 U JP5950192 U JP 5950192U JP H0621505 U JPH0621505 U JP H0621505U
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一彦 田北
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日本フィルム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバ−に通気性をもたせて着用中に蒸れるこ
とがないようにしたヘアキャップを提供すること。 【構成】 カバ−本体1を全面に気泡によって生じた多
数の微細孔12を有する発泡プラスチックフィルムで形
成したヘアキャップ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として入浴時やシャワーを浴びる際に髪が濡れることを防止する ため頭に被る使い捨て用ヘアキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のヘアキャップとしては、塩化ビニル樹脂フィルムやポリエチレ ンフィルムを素材としたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のヘアキャップはいずれも通気性がないから、着用中に内 部が蒸れて不快感を与えるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来の上述のような問題点を解決するためになされたもので、その 目的とするところは、カバ−本体に通気性をもたせて着用中に蒸れることがない ようにしたヘアキャップを提供することにある。 この目的達成のために本考案の使い捨て用ヘアキャップでは、カバ−本体の外 周部に伸縮性を有する紐状体を取付けて開口部を収縮させたヘアキャップであっ て、前記カバ−本体を、全面に気泡によって生じた多数の微細孔を有する発泡プ ラスチックフィルムで形成した構成とした。
【0005】
【作用】
本考案の使い捨て用ヘアキャップでは、上述のように、カバ−本体に多数の微 細孔を形成して通気性をもたせているから、着用中に蒸れることがなく快適に使 用することができる。 また、本考案では、カバ−本体に微細孔を形成しているが、カバ−本体の素材 が撥水性を有する発泡プラスチックフィルムであり、しかも、孔径も小さいので 、入浴時やシャワーの際に使用しても微細孔から内部に湯が入ることがほとんど なく髪が濡れることがない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 まず、実施例の構成を説明する。 尚、以下の説明では、入浴時やシャワーを浴びる際に使用するヘアキャップを 例に挙げて説明する。
【0007】 実施例の使い捨て用ヘアキャップAは、カバ−本体1と伸縮性を有する紐状体 2とで構成されている。
【0008】 前記カバ−本体1は、図2及び図3に示すように、ポリエチレンを発泡させて 筒状のフィルムに形成した筒状発泡ポリエチレンフィルム10を扁平状態にして これを円形に切り抜いて形成した円形発泡ポリエチレンフィルム11で構成され ている。円形発泡ポリエチレンフィルム11は二枚重ねの発泡ポリエチレンフィ ルムで形成されている。この円形発泡ポリエチレンフィルム11には、発泡に伴 なう気泡によって生じた多数の微細孔12が全面に亘って虫食い状に形成され、 かつ、発泡によってその表面が凹凸状に形成されている。微細孔12は、筒状発 泡ポリエチレンフィルム10を製造する際の成形方向となる筒の中心線方向が長 くなる長径が約0.1〜0.5mm程度の略楕円状に形成されている。また、筒 状発泡ポリエチレンフィルム10は空隙率が約18〜20%程度になるように形 成されている。
【0009】 前記紐状体2は、前記カバ−本体1の外周部13に取付けられるもので、本実 施例ではカバ−本体1の外周部13の長さより短い合成ゴム20を使用している 。そして、合成ゴム20をカバ−本体1の外周部13に取付けるときは、合成ゴ ム20を伸長させた状態でカバ−本体1の外周部13に配置し、カバ−本体1の 外周縁14を内側に折曲げて合成ゴム20を包み込んだのち重ね合わせ部を熱シ −ル21して行なう。合成ゴム20を取付けたのち緩めるとその弾性により収縮 してカバー本体1の外周部13を縮め、開口部3が形成される。
【0010】 次に、本実施例の筒状発泡ポリエチレンフィルム10の製造方法を説明する。 まず、原料となるポリエチレン樹脂に発泡材を加えて押出成形機によりパイプ 状に押し出し、次いで、このパイプ内に空気を吹き込んで膨らませることにより 厚み40〜100ミクロン程度の筒状フィルムを形成するインフレーション加工 の工程途中で、加熱処理して発泡させることにより、全面に気泡により生じた略 楕円状の多数の微細孔12と筒状発泡ポリエチレンフィルム10が製造される。
【0011】 本実施例の使い捨て用ヘアキャップAにあっては、上述のように、カバー本体 1の素材として全面に気泡によって生じた略楕円状の多数の微細孔12を有する 発泡ポリエチレンフィルム10を用いたことで、材料的にも安価にできるし、製 造上でも微細孔12を発泡ポリエチレンフィルム10の成型と同一工程で発泡に より形成することができるので、コスト的に使い捨てが十分に可能なヘアキャッ プが得られるようになる。 また、発泡ポリエチレンフィルムを素材として用いたことで、焼却が容易で有 害ガスの発生もなく、従って、使い捨てにより公害問題を生じることもない。 また、フィルム素材であっても気泡により生じた多数の微細孔12の存在によ り通気性があり、着用中に蒸れることがない。 また、キャップ本体の素材が撥水性を有する発泡ポリエチレンフィルムである から、微細孔12から湯が入ることがなく、着用中に髪が濡れることがない。
【0012】 以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更 等があっても本考案に含まれる。 例えば、実施例では二枚の発泡ポリエチレンフィルムを重ねてカバー本体を形 成しているが、発泡ポリエチレンフィルムは一枚であってもよい。 また、実施例では発泡プラスチックフィルムとして発泡ポリエチレンフィルム を使用したが、これに限られず、ポリプロピレン樹脂、軟質塩化ビニル樹脂、そ の他の熱可塑性樹脂を用いてもよい。 また、実施例では入浴やシャワーを浴びる際に使用するヘアキャップについて 説明したが、これ以外にナイトキャップ等として使用することができる。また、 実施例では微細孔12の長径を約0.1〜0.5mmとしたが、ナイトキャップ として使用するときは約0.1〜10mmとすることができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明してきたように本考案の使い捨て用ヘアキャップにあっては、カバー 本体の素材として全面に気泡によって生じた多数の微細孔を有する発泡プラスチ ックフィルムを用いたことで、気泡により生じた多数の微細孔の存在により通気 性があり、着用中に蒸れることがなく快適に使用することができる。 また、カバー本体の素材が撥水性を有する発泡プラスチックフィルムであるこ とと、通気穴が微細孔であることとが相俟って、入浴時やシャワーの際に使用し ても微細孔から湯が入ることがなく髪が濡れることがない。 また、本考案では、微細孔を発泡プラスチックフィルムの成型と同一工程で発 泡により形成することができるので、コスト的に使い捨てが十分に可能なヘアキ ャップが得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のヘアキャップを示す一部切欠斜
視図である。
【図2】カバー本体の製造工程を示す説明図である。
【図3】発泡プラスチックフィルムの一部拡大図であ
る。
【符号の説明】
A ヘアキャップ 1 カバ−本体 2 紐状体 3 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバ−本体の外周部に伸縮性を有する紐
    状体を取付けて開口部を収縮させたヘアキャップであっ
    て、 前記カバ−本体を、全面に気泡によって生じた多数の微
    細孔を有する発泡プラスチックフィルムで形成したこと
    を特徴とする使い捨て用ヘアキャップ。
JP1992059501U 1992-07-31 1992-07-31 使い捨て用ヘアキャップ Expired - Lifetime JP2556832Y2 (ja)

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JPH0621505U true JPH0621505U (ja) 1994-03-22
JP2556832Y2 JP2556832Y2 (ja) 1997-12-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0810038A (ja) * 1994-06-30 1996-01-16 Tsubaki Kk シャワーキャップ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317136A (en) * 1976-07-30 1978-02-16 Ito Takayuki Covering bag for citrus fruits in cultivation
JPS6353248U (ja) * 1986-09-24 1988-04-09
JPH01135003U (ja) * 1988-03-09 1989-09-14
JPH02112203U (ja) * 1989-02-28 1990-09-07

Patent Citations (4)

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