JPH0621459Y2 - デンタルフロスの張設用ホルダー - Google Patents
デンタルフロスの張設用ホルダーInfo
- Publication number
- JPH0621459Y2 JPH0621459Y2 JP1435991U JP1435991U JPH0621459Y2 JP H0621459 Y2 JPH0621459 Y2 JP H0621459Y2 JP 1435991 U JP1435991 U JP 1435991U JP 1435991 U JP1435991 U JP 1435991U JP H0621459 Y2 JPH0621459 Y2 JP H0621459Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dental floss
- arms
- holder
- pair
- hooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は歯磨きに用いるデンタル
フロスの張設用ホルダーに関する。
フロスの張設用ホルダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種のホルダーは、例えば図４
で示すように短冊状の把手Ａの一端に、一対のアームＢ
１・Ｂ２を二股状に一体形成して、これら両アームＢ１
・Ｂ２の遊端部にデンタルフロスＣの引っ掛け部Ｄ１・
Ｄ２を設けると共に、前記把手部Ａ２には前記デンタル
フロスＣを結び止める突起Ｅを突設している。
で示すように短冊状の把手Ａの一端に、一対のアームＢ
１・Ｂ２を二股状に一体形成して、これら両アームＢ１
・Ｂ２の遊端部にデンタルフロスＣの引っ掛け部Ｄ１・
Ｄ２を設けると共に、前記把手部Ａ２には前記デンタル
フロスＣを結び止める突起Ｅを突設している。
【０００３】そして以上の構造のホルダーに前記デンタ
ルフロスＣを張設するには、まず、前記デンタルフロス
Ｃの一端部を前記突起Ｅに結び止めると共に、該デンタ
ルフロスＣを前記アームＢ１・Ｂ２の各引っ掛け部Ｄ１
・Ｄ２に引っ掛けた上で、他端を前記突起Ｅに結び止め
ることにより前記アームＢ１・Ｂ２の遊端部間に前記デ
ンタルフロスＣを張設するようにしている。
ルフロスＣを張設するには、まず、前記デンタルフロス
Ｃの一端部を前記突起Ｅに結び止めると共に、該デンタ
ルフロスＣを前記アームＢ１・Ｂ２の各引っ掛け部Ｄ１
・Ｄ２に引っ掛けた上で、他端を前記突起Ｅに結び止め
ることにより前記アームＢ１・Ｂ２の遊端部間に前記デ
ンタルフロスＣを張設するようにしている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところで以上のホルダ
ーでは、前記デンタルフロスＣを前記両引っ掛け部にＤ
１・Ｄ２間に弛みなく緊張状態に張るのが難しくて、使
用時にともすると前記引っ掛け部Ｄ１・Ｄ２間に張った
デンタルフロスＣが弛み、歯磨きが行いにくゝなる不具
合がある。
ーでは、前記デンタルフロスＣを前記両引っ掛け部にＤ
１・Ｄ２間に弛みなく緊張状態に張るのが難しくて、使
用時にともすると前記引っ掛け部Ｄ１・Ｄ２間に張った
デンタルフロスＣが弛み、歯磨きが行いにくゝなる不具
合がある。
【０００５】本考案は以上の実情に鑑みて開発したもの
で、目的とするところは、デンタルフロスの張設が簡単
に行え、しかも使用時前記デンタルフロスを緊張状態に
維持することの出来るデンタルフロスの張設用ホルダー
を提供するにある。
で、目的とするところは、デンタルフロスの張設が簡単
に行え、しかも使用時前記デンタルフロスを緊張状態に
維持することの出来るデンタルフロスの張設用ホルダー
を提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、互い
に近接する方向に変位可能とした一対の相対向する把手
１ａ・１ｂに、これら両把手１ａ・１ｂを互いに近接す
る方向に変位させた時、互いに離間する方向に移動する
一対の相対向するアーム２ａ・２ｂを設けると共に、こ
れらアーム２ａ・２ｂにデンタルフロス４の掛止部６ａ
・６ｂを設けていることを特徴とするものである。
に近接する方向に変位可能とした一対の相対向する把手
１ａ・１ｂに、これら両把手１ａ・１ｂを互いに近接す
る方向に変位させた時、互いに離間する方向に移動する
一対の相対向するアーム２ａ・２ｂを設けると共に、こ
れらアーム２ａ・２ｂにデンタルフロス４の掛止部６ａ
・６ｂを設けていることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】本考案によれば、前記両アーム１ａ・１ｂの掛
止部２ａ・２ｂにデンタルフロス４を掛止して前記把手
１ａ・１ｂを握るだけで該デンタルフロス４が前記掛止
部２ａ・２ｂ間で常に緊張状態に保たれるのである。
止部２ａ・２ｂにデンタルフロス４を掛止して前記把手
１ａ・１ｂを握るだけで該デンタルフロス４が前記掛止
部２ａ・２ｂ間で常に緊張状態に保たれるのである。
【０００８】
【実施例】以下、本考案にかゝるデンタルフロスの張設
用ホルダーの実施例を図面に従って説明する。
用ホルダーの実施例を図面に従って説明する。
【０００９】図に示すホルダーは合成樹脂材料から形成
され、基本的には一対の相対向する第１、第２把手１ａ
・１ｂと、これら第１・第２把手１ａ・１ｂの長さ方向
一端から延びる一対の第１・第２アーム２ａ・２ｂとか
ら成る。
され、基本的には一対の相対向する第１、第２把手１ａ
・１ｂと、これら第１・第２把手１ａ・１ｂの長さ方向
一端から延びる一対の第１・第２アーム２ａ・２ｂとか
ら成る。
【００１０】具体的には、前記第１、第２把手１ａ・１
ｂの長さ方向一端側を弾性変形可能としたＵ字状の連結
部３で連結して、これら両把手１ａ・１ｂを手で握るに
伴い前記連結部３を介して前記第１、第２把手１ａ・１
ｂが互いに近接する方向に弾性変位可能とする一方、前
記第１、第２把手１ａ・１ｂの外側面にはそれぞれ滑り
止め用の突条１０ａ・１０ｂを複数形成している。
ｂの長さ方向一端側を弾性変形可能としたＵ字状の連結
部３で連結して、これら両把手１ａ・１ｂを手で握るに
伴い前記連結部３を介して前記第１、第２把手１ａ・１
ｂが互いに近接する方向に弾性変位可能とする一方、前
記第１、第２把手１ａ・１ｂの外側面にはそれぞれ滑り
止め用の突条１０ａ・１０ｂを複数形成している。
【００１１】また前記第１把手１ａの長さ方向他端に前
記第１アーム２ａを、また前記第２手１ｂの長さ方向他
端に前記第２アーム２ｂをそれぞれ一体に延設するので
あって、詳しくは図１に示すように前記両アーム２ａ・
２ｂを途中で交差させて、前記第１把手１ａから延びる
第１アーム２ａの遊端側を前記第２把手１ｂの長さ方向
延長線上に、また前記第２把手１ｂから延びる第２アー
ム２ｂの遊端側を前記第１把手１ａの長さ方向延長線上
にそれぞれ配設して、両把手１ａ・１ｂを互いに近接す
る方向に弾性変位させるに伴い、前記両アーム２ａ・２
ｂが互いに離間する方向に変位するようにしている。
記第１アーム２ａを、また前記第２手１ｂの長さ方向他
端に前記第２アーム２ｂをそれぞれ一体に延設するので
あって、詳しくは図１に示すように前記両アーム２ａ・
２ｂを途中で交差させて、前記第１把手１ａから延びる
第１アーム２ａの遊端側を前記第２把手１ｂの長さ方向
延長線上に、また前記第２把手１ｂから延びる第２アー
ム２ｂの遊端側を前記第１把手１ａの長さ方向延長線上
にそれぞれ配設して、両把手１ａ・１ｂを互いに近接す
る方向に弾性変位させるに伴い、前記両アーム２ａ・２
ｂが互いに離間する方向に変位するようにしている。
【００１２】そして前記第１、第２アーム２ａ・２ｂの
遊端部にはデンタルフロス４が咬み込み可能なスリット
５ａ・５ｂを備えた掛止部６ａ・６ｂを設けて、該掛止
部６ａ・６ｂに前記スリット５ａ・５ｂを介してデンタ
ルフロス４を巻回、係止するようにしている。
遊端部にはデンタルフロス４が咬み込み可能なスリット
５ａ・５ｂを備えた掛止部６ａ・６ｂを設けて、該掛止
部６ａ・６ｂに前記スリット５ａ・５ｂを介してデンタ
ルフロス４を巻回、係止するようにしている。
【００１３】そして前記第１、第２アーム２ａ・２ｂの
遊端部には、デンタルフロス４が咬み込み可能なスリッ
ト５ａ・５ｂを備えた掛止部６ａ・６ｂを設けて、該掛
止部６ａ・６ｂに前記スリット５ａ・５ｂを介してデン
タルフロス４を巻回するようにしている。
遊端部には、デンタルフロス４が咬み込み可能なスリッ
ト５ａ・５ｂを備えた掛止部６ａ・６ｂを設けて、該掛
止部６ａ・６ｂに前記スリット５ａ・５ｂを介してデン
タルフロス４を巻回するようにしている。
【００１４】また図に示す実施例では、前記第１、第２
アーム２ａ・２ｂの基端側に、前記第１アーム２ａの掛
止部６ａと前記第２アーム２ｂの掛止部６ｂとの間隔を
一定に維持するための突起７ａ・７ｂを対向状に突設し
ている。
アーム２ａ・２ｂの基端側に、前記第１アーム２ａの掛
止部６ａと前記第２アーム２ｂの掛止部６ｂとの間隔を
一定に維持するための突起７ａ・７ｂを対向状に突設し
ている。
【００１５】以上の構成から成るホルダーを使用するに
は、まずデンタルフロス４の長さ方向一端側を一方の掛
止部６ａに前記スリット５ａを介して数回巻付けて、該
デンタルフロス４の一端を前記掛止部６ａに掛止すると
共に、該デンタルフロス４の他端側を、同じく他方の掛
止部６ｂに前記スリット５ｂを介して数回巻付けて、他
端側をも該掛止部６ｂに掛止することで、これら両掛止
部６ａ・６ｂ間に前記デンタルフロス４を緊張状態に張
るのである。
は、まずデンタルフロス４の長さ方向一端側を一方の掛
止部６ａに前記スリット５ａを介して数回巻付けて、該
デンタルフロス４の一端を前記掛止部６ａに掛止すると
共に、該デンタルフロス４の他端側を、同じく他方の掛
止部６ｂに前記スリット５ｂを介して数回巻付けて、他
端側をも該掛止部６ｂに掛止することで、これら両掛止
部６ａ・６ｂ間に前記デンタルフロス４を緊張状態に張
るのである。
【００１６】ところで、デンタルフロス４の張設時にお
いて、該フロス４の張設にともなうテンションで前記第
１アーム２ａの遊端部と第２アーム２ｂの遊端部とが互
いに近接する方向に移動しようとすると、直ちに前記突
起７ａ・７ｂの遊端が互いに当るので、前記両掛止部６
ａ・６ｂ間の間隔Ｌが一定に保たれてせまくなるような
不具合はない。
いて、該フロス４の張設にともなうテンションで前記第
１アーム２ａの遊端部と第２アーム２ｂの遊端部とが互
いに近接する方向に移動しようとすると、直ちに前記突
起７ａ・７ｂの遊端が互いに当るので、前記両掛止部６
ａ・６ｂ間の間隔Ｌが一定に保たれてせまくなるような
不具合はない。
【００１７】そして以上のごとくデンタルフロス４を張
設したホルダーの両把手１ａ・１ｂを手で握って、前記
掛止部６ａ・６ｂ間に張設した前記デンタルフロス４で
歯の間の歯垢を除去するのである。
設したホルダーの両把手１ａ・１ｂを手で握って、前記
掛止部６ａ・６ｂ間に張設した前記デンタルフロス４で
歯の間の歯垢を除去するのである。
【００１８】しかして前記両把手１ａ・１ｂを手で握る
に伴い、前記連結部３を介して前記両把手１ａ・１ｂが
互いに近接する方向に弾性変位しようとして、前記両ア
ーム２ａ・２ｂの遊端側が互いに離間する方向に移動し
ようとするので前記掛止部６ａ・６ｂ間に張設している
前記デンタルフロス４は常に緊張状態を維持して歯磨き
途中で前記デンタルフロス４が弛むようなことがないの
である。
に伴い、前記連結部３を介して前記両把手１ａ・１ｂが
互いに近接する方向に弾性変位しようとして、前記両ア
ーム２ａ・２ｂの遊端側が互いに離間する方向に移動し
ようとするので前記掛止部６ａ・６ｂ間に張設している
前記デンタルフロス４は常に緊張状態を維持して歯磨き
途中で前記デンタルフロス４が弛むようなことがないの
である。
【００１９】
【考案の効果】以上の如く本考案は互いに近接する方向
に変位可能とした一対の相対向する把手１ａ・１ｂに、
これら両把手１ａ・１ｂを互いに近接する方向に変位さ
せた時、互いに離間する方向に移動する一対の相対向す
るアーム２ａ・２ｂを設けると共に、これらアーム２ａ
・２ｂにデンタルフロス４の掛止部６ａ・６ｂを設けて
いることにより前記両アーム１ａ・１ｂの掛止部２ａ・
２ｂにデンタルフロス４を掛止するだけで、該デンタル
フロス４を前記掛止部２ａ・２ｂ間に張設することが出
来るのは勿論のこと前記把手１ａ・１ｂを握るだけで該
デンタルフロス４が弛むようなことがなく、従って、前
記デンタルフロス４による歯磨きが効率よく行えるに至
ったのである。
に変位可能とした一対の相対向する把手１ａ・１ｂに、
これら両把手１ａ・１ｂを互いに近接する方向に変位さ
せた時、互いに離間する方向に移動する一対の相対向す
るアーム２ａ・２ｂを設けると共に、これらアーム２ａ
・２ｂにデンタルフロス４の掛止部６ａ・６ｂを設けて
いることにより前記両アーム１ａ・１ｂの掛止部２ａ・
２ｂにデンタルフロス４を掛止するだけで、該デンタル
フロス４を前記掛止部２ａ・２ｂ間に張設することが出
来るのは勿論のこと前記把手１ａ・１ｂを握るだけで該
デンタルフロス４が弛むようなことがなく、従って、前
記デンタルフロス４による歯磨きが効率よく行えるに至
ったのである。
【図１】デンタルフロス張設用ホルダーの正面図
【図２】デンタルフロス張設用ホルダーの側面図
【図３】デンタルフロス張設用ホルダーの要部の拡大正
面図
面図
【図４】従来のデンタルフロス張設用ホルダーの正面図
１ａ・１ｂ 把手 ２ａ・２ｂ アーム ３ デンタルフロス ６ａ・６ｂ 掛止部
Claims (1)
- 【請求項１】 互いに近接する方向に変位可能とした一
対の相対向する把手１ａ・１ｂに、これら両把手１ａ・
１ｂを互いに近接する方向に変位させた時、互いに離間
する方向に移動する一対の相対向するアーム２ａ・２ｂ
を設けると共に、これらアーム２ａ・２ｂにデンタルフ
ロス４の掛止部６ａ・６ｂを設けていることを特徴とす
るデンタルフロスの張設用ホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1435991U JPH0621459Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | デンタルフロスの張設用ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1435991U JPH0621459Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | デンタルフロスの張設用ホルダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588511U JPH0588511U (ja) | 1993-12-03 |
| JPH0621459Y2 true JPH0621459Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=11858875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1435991U Expired - Lifetime JPH0621459Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | デンタルフロスの張設用ホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621459Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013099445A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Osada Res Inst Ltd | 歯科用フロスホルダー |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP1435991U patent/JPH0621459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0588511U (ja) | 1993-12-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |