JPH062144Y2 - 蓄尿容器の洗浄装置 - Google Patents

蓄尿容器の洗浄装置

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JPH062144Y2
JPH062144Y2 JP13624088U JP13624088U JPH062144Y2 JP H062144 Y2 JPH062144 Y2 JP H062144Y2 JP 13624088 U JP13624088 U JP 13624088U JP 13624088 U JP13624088 U JP 13624088U JP H062144 Y2 JPH062144 Y2 JP H062144Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、病院や療養所、或は研究所等において、尿検
査に供される蓄尿容器の洗浄装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、蓄尿容器は検査を行うために採取された尿を
収容して、一時的に保管する目的で使用されており、検
査が済んだ後は単位個数を一括して洗浄し、再使用に供
されている。
このような蓄尿容器の洗浄を行う装置の先行技術とし
て、本出願人は先に出願した実開昭60−146856
号において、前面に開口部を設けている本体内の上下部
に、蓋板によって開閉自在な口部を有する蓄尿容器を複
数個、横方向に並列固定させた上下保持体をそれぞれ配
設すると共に、これらの上下保持体の両側面に突設した
水平軸を本体の適所に回動自在に支持させ、更に、適宜
な駆動機構によって上下保持体を同方向に一斉に上下反
転回動させるように構成したものを提案している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記構成の洗浄装置においては、保持体
への蓄尿容器の出入れを行うための本体の開口部は、該
本体の前面のみにしか設けられていないため、例えば男
性患者、女性患者の区別なく、本体前面の開口部に向か
う同じ側から蓄尿容器を出入れしなければならず、蓄尿
容器を手にした男女の患者どうしが装置の前で行き会う
可能性が高いという不都合があった。
このような不都合は、男性患者専用の洗浄装置と女性患
者専用の洗浄装置との都合、2台の装置を準備して、両
方の装置を仕切壁やカーテン等、目隠しとなるものを介
して並列配置するか、或は両方の装置の開口部が反対方
向に向くように背合わせ状に配置することで解消される
が、このような解消策の場合、装置が2台必要となって
多大な経費を要する上、設置面積も2倍必要になるた
め、狭い室内での設置が困難であるといった問題点が生
じる。
本考案はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、本体の前後から蓄尿容器を取扱うことができるよ
うにした蓄尿容器の洗浄装置の提供を目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、実施例の図面に示
すように、前面及び後面に開口部(4)(5)をそれぞれ設け
ている本体(1)内の上下部に、蓋板(30)によって開閉自
在な口部(7)を有する蓄尿容器(6)を複数個、横方向に、
かつ、口部(7)が開口部(4)(5)の方を向いた状態で並列
固定させた上下保持体(10)(11)をそれぞれ配設すると共
に、上部保持体(10)を本体(1)の一方の開口部(4)側寄り
に、下部保持体(11)を本体(1)の他方の開口部(5)側寄り
にそれぞれ位置させて、これらの上下保持体(10)(11)の
両側面に突設した水平軸(19)(20)を本体(1)の適所に回
動自在に支持させ、更に、適宜な駆動機構(22)によって
上下保持体(10)(11)をそれぞれ他方の開口部(5)側間の
空間部(23)内と一方の開口部(4)側間の空間部(24)内で
後ろ向きに上下反転回動させるように構成してなること
を特徴とするものである。
〔作用〕
蓄尿容器(6)(6)…(6)は本体前面側の一方の開口部(4)及
び後面側の他方の開口部(5)の両方からそれぞれに対応
する上下の保持体(10)(11)に装入され、或はこれらの保
持体(10)(11)から取出される。
このように蓄尿容器(6)(6)…(6)は本体(1)の前後面の両
方から出入れ可能であるため、両方の開口部(4)(5)側に
おいて蓄尿容器(6)(6)…(6)を取扱う者どうしは本体(1)
に阻まれて互いに対面することなく容器(6)の出入れ等
の取扱作業を済ませることが可能になる。
上下の保持体(10)(11)に装入された複数個の蓄尿容器
(6)(6)…(6)は開口部(4)(5)の方に向けた口部(7)が蓋板
(30)によって閉じられており、この状態から上下保持体
(10)(11)が駆動機構(22)によってそれぞれが臨む開口部
(4)(5)側間の空間部(23)(24)内で後ろ向きに上下反転回
動することにより、前記口部(7)が下向きとなって開
き、容器(6)(6)…(6)内の尿が排出され、これによっ
て、空になった容器(6)(6)…(6)は公知の手段により洗
浄されるものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図〜第4図において、(1)はこの実施例における洗
浄装置の本体であって、外装ケーシング(2)と内ケース
(3)とにより構成され、前面上半部及び後面下半部にそ
れぞれ開口部(4)(5)が設けられている。
(6)(6)…(6)は蓄尿容器であって、第4図に示すよう
に、上端の一半部に斜め上方に向けて開口する口部(7)
を有すると共に、上端の他半部に該口部(7)とは逆方向
となる斜め上方に向かう傾斜壁(8)を有し、更に、両側
外面における上下方向のほぼ中央に該外面を前後方向に
貫く係合凹部(9)(9)を設けてなるもので、前記口部(7)
は後述する蓋板(30)によって開閉自在に閉止されてい
る。
また、前記蓄尿容器(6)(6)…(6)を透明な合成樹脂やガ
ラスにより形成して、側面に目盛を刻設しておくと、容
器(6)内の尿容量を一目で読取ることができて便利であ
る。
(10)(11)は本体(1)内の上下部に2段に設けられた前記
蓄尿容器(6)(6)…(6)の保持体であって、載置板部(12)
と、この載置板部(12)の長手方向の両端において立設し
た両側板部(13)(13)と、載置板部(12)の後端から立設し
た背板部(14)とからなり、前記載置板部(12)上に複数個
の蓄尿容器(6)(6)…(6)が横方向に、かつ、口部(7)が開
口部(4)(5)の方を向いた状態で並列してそれぞれ載置さ
れる。
前記背板部(14)の上部(14a)は蓄尿容器上端他半部の傾
斜壁(8)の形状に相応して傾倒させてあり、これにより
各保持体(10)(11)の上下反転回転時において蓄尿容器
(6)(6)…(6)の脱落が阻止される。
また、背板部(14)には前記容器(6)の各係合凹部(9)(9)
に係合する複数本の容器係止ロッド(15)(15)…(15)が蓄
尿容器(6)(6)…(6)の並列方向に該容器(6)の幅と等しい
ピッチで貫通状態で配設されている。これら各ロッド(1
5)は先端部に押さえフラップ(16)を突設してあり、後端
部に設けたフランジ(17)と前記背板部(14)間に介装した
圧縮ばね(18)により基端部側に付勢され、この付勢力に
より押さえフラップ(16)で蓄尿容器(6)を背板部(14)へ
押圧することにより該容器(6)を保持体(10)(11)に固定
挟持するようになっている。
前記容器係止ロッド(15)の押さえフラップ(16)は該ロッ
ド(15)回りに回転可能に支持されており、第3図に示す
ように水平姿勢にすると、各容器(6)の外端面に当接し
て該容器(6)を前記背板部(14)との間で挟持させること
ができ、また、起立姿勢にすると、各押さえフラップ(1
6)(16)間に蓄尿容器(6)を挿込んで保持体(10)(11)の載
置板部(12)に載置できると共に取出すことができる。
尚、蓄尿容器(6)(6)…(6)の並列保持手段は、上記の
他、任意の手段を用いることができる。
前記上部保持体(10)は本体(1)の一方の開口部(4)、つま
り前面側寄りに、また、下部保持体(11)は本体(1)の他
方の開口部(5)、つまり後面側寄りにそれぞれ位置させ
てある。これらの保持体(10)(11)は両側板部(13)(13)か
ら突出する水平軸(19)(20)を前記内ケース(3)の両側壁
(21)(21)に回動自在に支持されており、次のような構成
の駆動機構(22)によって上部保持体(10)は他方の開口部
(5)側間の空間部(23)内で、また、下部保持体(11)は一
方の開口部(4)側間の空間部(24)内でそれぞれ上下反転
回動するように構成されている。
前記駆動機構(22)は例えば第5図に示すように、前記上
下保持体(10)(11)の各々一方の水平軸(19)(20)の先端に
チェインホイール(25)(26)を一体に装着すると共に、こ
れらのチェインホイール(25)(26)と本体(1)内上方に配
設してあるモータ(27)(第2図参照)に装着したチェイ
ンホイール(28)間に、両方のチェインホイール(25)(26)
が互いに逆回転するようにチェイン(29)を掛け渡し、前
記モータ(27)により上下保持体(10)(11)を所要角度だけ
回動させるようにした構成とすることができ、この構成
により、例えば上下保持体(10)(11)をそれぞれに固定保
持された各蓄尿容器(6)の口部(7)側が本体(1)の奥側へ
180度回転して該口部(7)が下方に向くように回動さ
せるものである。
(30)(30)…(30)は前記各蓄尿容器(6)毎に配設された蓋
板であって、次のようにして上下保持体(10)(11)上の容
器(6)(6)…(6)の口部(7)に当接する位置に装着されてい
る。即ち、前記内ケース(3)の両側壁(21)(21)間には支
軸(31)(31)を架設してあり、この支軸(31)(31)に支持板
(32)(32)を固着すると共に、該支持板(32)(32)に蝶番(3
3)(33)…(33)を介して前記蓋板(30)(30)…(30)を開閉自
在に連設してなり、例えば、前記支軸(31)(31)を平行運
動機構(34)を介して保持体(10)(11)に連動連結して、チ
ェインホイール(25)(26)の回動により、支軸(31)(31)及
び支持板(32)(32)を介して蓋板(30)(30)…(30)を開閉動
作させている。
前記平行運動機構(34)は例えば第5図に示すように、上
部保持体(10)のチェインホイール(25)における回動時に
降下する部位に第1リンク部材(35)の上下端に第2リン
ク部材(37)(37)の一端を回動自在にピン枢支し、これら
第2リンク部材(37)(37)の他端に前記支軸(31)(31)を固
着して、各支軸(31)(31)を第2リンク部材(37)(37)と一
体回動するように構成することができる。このような構
成のものでは、チェインホイール(25)の回動に伴って第
1リンク部材(35)が上下動して、支軸(31)(31)を第2リ
ンク部材(37)(37)と一体回動させるもので、これによっ
て、支持板(32)(32)と共に蓋板(30)(30)…(30)が一斉に
上下方向に開閉されることになる。
第2図において、(38)は洗浄剤タンクであって、本体
(1)内の適所、例えば駆動機構(22)と反対側の外装ケー
シング(2)と内ケース(3)間に配設されており、下端に送
圧ポンプ(39)を連結連通すると共に、このポンプ(39)を
介して、上下保持体(10)(11)上の容器(6)(6)…(6)の下
面側に配管されている洗浄剤噴射ノズル(40)と連通連結
させてある。
(41)は洗水用ポンプであって、水道等の外部給水配管(4
2)と接続連通しており、前記洗浄剤噴射ノズル(40) と
相対向する位置で平行に配管された洗水噴射ノズル(43)
に給水するものである。尚、この洗水用ポンプ(41)は図
示例においては、水道と連結する場合を示しているが、
これに限るものではなく、洗水用タンクを設けて実施す
ることも可能である。また、洗水用ポンプ(41)を本体
(1)の外底部に垂設する場合は、本体(1)の底部周縁に取
外し可能な遮蔽用ガード(44)を設けて、該ポンプ(41)を
遮蔽することにより体裁を整えるようにするとよい。
(45)は本体(1)の内部洗浄用洗水噴射ノズルであって、
上下2段の保持体(10)(11)の上方にそれぞれ適宜間隔毎
に配設されて、ノズル口を下向きに形成してあり、前記
洗水用ポンプ(41)と接続する配管(46)中に介装した制御
弁(47)によって流量制御された噴射水を内ケース(3)内
部の保持体(10)(11)や蓄尿容器(6)(6)…(6)の外部、そ
の他に飛散した尿に噴射して洗い落とすものである。
(48)は案内板であって、上部保持体(10)上の蓄尿容器
(6)(6)…(6)から排出された尿が下部保持体(11)上の蓄
尿容器(6)(6)…(6)等の上に落下しないように内ケース
(3)の底部に流下案内するもので、上下保持体(10)(11)
間に配設されている。
(49)は運転操作部であって、本体(1)の前面上部に設け
られている。(50)は蓄尿容器(6)(6)…(6)から排出され
た尿の廃棄口であって、内ケース(3)の底壁に穿設され
ている。(51)(51)…(51)は本体(1)の移動用キャスタ
ー、(52)は本体(1)の水平を保持する水平調節具であっ
て、前記キャスター(51)(51)…(51)の近傍に配されてい
る。更に、図示省略しているが、本体(1)の両開口部(4)
(5)にスライド式等の扉を設けることにより防臭効果の
向上を図ることができる。
このように構成されたこの実施例装置により蓄尿容器
(6)(6)…(6)を洗浄するときは、蓄尿容器(6)(6)…(6)を
本体前面側の一方の開口部(4)及び後面側の他方の開口
部(5)の両方からそれぞれに対応する上下保持体(10)(1
1)に装入して並列状態で固定保持させた後、本体(1)に
設けられた操作部(45)のスイッチを入れると、モータ(2
7)が起動され、第6図に示すように、該モータ(27)にチ
ェイン(29)及びチェインホイール(25)(26)を介して連動
連結された上下保持体(10)(11)が両側の水平軸(19)(20)
回りに互いに逆方向に回動して空間部(23)(24)内で後ろ
向きに上下反転する。第6図の想像線は上下保持体(10)
(11)の反転途中状態を示している。
この上下保持体(10)(11)の反転回動と同時にチェイン
ホイール(25)(26)と連係させた平行運動機構(34)を介し
て支軸(31)(31)が互いに逆方向に回動することにより、
支持板(32)(32)を介して蓋板(30)(30)…(30)が一斉に上
方に回動して開く。尚、支軸(31)(31)は水平軸(19)より
も高速で回転し、蓋板(30)(30)…(30)の回動を妨げない
ようにしてある。
このようにして上下保持体(10)(11)が回動して、これに
保持された各蓄尿容器(6)の口部(7)が下方に向かうに従
い、該容器(6)内の尿が排出され、最終的に容器(6)の口
部(7)が洗浄剤噴射ノズル(40) と洗水噴射ノズル(43)
に相対向する位置に達したときに回動が停止する。ま
た、上部保持体(10)側の蓄尿容器(6)(6)…(6)から排出
された尿は案内板(48)上を流下し、下部保持体(11)側の
蓄尿容器(6)(6)…(6)から排出された尿と共に直接、内
ケース(3)の底部を流れて廃棄口(50)に至る。
この上下保持体(10)(11)の停止動作に同期して、洗浄剤
タンク(38)に設けられた送圧ポンプ(39)が作動し、その
送圧力により上下保持体(10)(11)に並列保持された各蓄
尿容器(6)に対応する各洗水噴射ノズル(43)のノズル口
から洗浄剤が一斉に各容器(6)内に向かって噴射され、
同時に制御弁(47)が開かれて内部洗浄用洗水噴射ノズル
(45)から下方に水を噴射して保持体(10)(11)の底部等の
内ケース(3)に飛散した尿を洗い落とす。
次いで、洗水用ポンプ(41)が作動して、その送圧力によ
り保持体(10)(11)内の各容器(6)に向かって洗水噴射ノ
ズル(43)から洗水が一斉に噴射され、容器(6)(6)…(6)
の洗浄を完了する。更に、モータ(27)が逆転作動し、保
持体(10)(11)及び蓋板(30)(30)…(30)が元の位置に復帰
した後、再び内部洗浄用洗水噴射ノズル(45)が作動して
内ケース(3)の内部を洗浄する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の蓄尿容器の洗浄装置による
ときは、蓄尿容器(6)(6)…(6)の出入れ等を行う本体(1)
の開口部(4)(5)を前面及び後面に設けているので、蓄尿
容器(6)(6)…(6)を本体(1)の前後面の両方から出入れす
ることができ、両方の開口部(4)(5)側において蓄尿容器
(6)(6)…(6)を取扱う者どうしは本体(1)に阻まれて互い
に対面することなく容器(6)の出入れ等の取扱作業を済
ませることができる。従って、例えば一方の開口部(4)
を男性患者専用、他方の開口部(5)を女性患者専用とし
ておくことで、男女の患者どうしが蓄尿容器(6)を手に
して装置の前で行き合うという不都合を解消できる。
しかも、1台の装置で、このような優れた機能を有して
いるので、設置スペースが大幅に縮減され、限られたス
ペースの室内でも設置することができる上、従来と比較
して経済性が格段に向上するものとなった。
また、蓄尿容器(6)を複数個、横方向に、かつ、口部(7)
が開口部(4)(5)の方を向いた状態でそれぞれ並列固定さ
せた上下保持体(10)(11)のうち、上部保持体(10)を本体
(1)の一方の開口部(4)側寄りに、下部保持体(11)を本体
(1)の他方の開口部(5)側寄りにそれぞれ位置させて、こ
れらの上下保持体(10)(11)の両側面に突設した水平軸(1
9)(20)を本体(1)の適所に回動自在に支持させ、更に、
適宜な駆動機構(22)によって上下保持体(10)(11)をそれ
ぞれ他方の開口部(5)側間の空間部(23)内と一方の開口
部(4)側間の空間部(24)内で後ろ向きに上下反転回動さ
せるようにしているので、本体(1)内空間の奥行きが上
下保持体(10)(11)の回動に要する空間として有効に活用
できることになる。従って、本体(1)の奥行寸法を縮小
することができ、装置の薄形化の実現が可能となり、小
形コンパクト化を一層向上させることができるなど、実
用上、優れた効果を発揮するものとなった。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって、第1図は斜
視図、第2図は縦断正面図、第3図は第2図における切
断線III−IIIに沿う断面図、第4図は保持体に載置した
容器近傍の一部切欠拡大斜視図、第5図は保持体及び支
持板の駆動機構を示す概略側面図、第6図は保持体の上
下反転状態を示す第3図に対応する断面図である。 (1)…本体、(4)…一方の開口部、(5)…他方の開口部、
(6))…蓄尿容器、(7)…蓄尿容器の口部、(10)…上部保
持体、(11)…下部保持体、(19)…上部保持体の水平軸、
(20)…下部保持体の水平軸、(22)…駆動機構、(23)…他
方の開口部側間の空間部、(24)…一方の開口部側間の空
間部、(30)…蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面及び後面に開口部(4)(5)をそれぞれ設
    けている本体(1)内の上下部に、蓋板(30)によって開閉
    自在な口部(7)を有する蓄尿容器(6)を複数個、横方向
    に、かつ、口部(7)が開口部(4)(5)の方を向いた状態で
    並列固定させた上下保持体(10)(11)をそれぞれ配設する
    と共に、上部保持体(10)を本体(1)の一方の開口部(4)側
    寄りに、下部保持体(11)を本体(1)の他方の開口部(5)側
    寄りにそれぞれ位置させて、これらの上下保持体(10)(1
    1)の両側面に突設した水平軸(19)(20)を本体(1)の適所
    に回動自在に支持させ、更に、適宜な駆動機構(22)によ
    って上下保持体(10)(11)をそれぞれ他方の開口部(5)側
    間の空間部(23)内と一方の開口部(4)側間の空間部(24)
    内で後ろ向きに上下反転回動させるように構成してなる
    蓄尿容器の洗浄装置。
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