JPH0621418Y2 - 吸殻用掃除機における分離装置 - Google Patents

吸殻用掃除機における分離装置

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JPH0621418Y2
JPH0621418Y2 JP1987134652U JP13465287U JPH0621418Y2 JP H0621418 Y2 JPH0621418 Y2 JP H0621418Y2 JP 1987134652 U JP1987134652 U JP 1987134652U JP 13465287 U JP13465287 U JP 13465287U JP H0621418 Y2 JPH0621418 Y2 JP H0621418Y2
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JP
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dust
inner cylinder
suction
hose
discharge port
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JP1987134652U
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JPS6440459U (ja
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紹夫 落合
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Tokyo Roki Co Ltd
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Tokyo Roki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、吸殻用掃除機における分離装置に関する。
《従来の技術》 パチンコ店などでは、それぞれのパチンコ台に備付けの
吸殻入れがあり、時々巡回店員がバケツおよび雑巾を持
って吸殻入れに溜まった吸殻をバケツ内にいれ、吸殻の
回収を行っている。
この種の作業は、いずれにあっても人出を介して行わな
ければならないので、面倒であるし、省力化したい作業
である。
また、前記吸殻入れは回転式になっており、吸殻を回収
するときはこれを回転させて吸殻をバケツ内に回収した
後、雑巾で吸殻入れに付着した灰を吹きとるようにして
いるため、清掃ごとに微細な灰の粉塵が周囲に散らば
り、パンチンコ台周縁を汚したり、舞い上がる粉塵によ
ってパンチンコを楽しんでいる人に迷惑をかけやすいも
のとなっていた。
この種の清掃作業の省力化のために考えられることは、
真空掃除機によって吸殻および灰を同時に吸引するよう
にすることである。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、回収しようとする吸殻のうち、火の付い
た吸いさしを通常の真空掃除機などを用いて吸引した場
合、掃除機内部で火の付いた吸いさしが吸引のための気
流にあおられて燃え上がり、掃除機が焼けたり、排気口
からくすぶった煙が排出して店内に煙が充満する惧れが
あり、安全性に欠けるため、実用化は出来なかった。
この考案は以上の背景に基づきなされたものであり、そ
の目的は、吸殻中の吸いさしを完全に分離し、気流によ
る影響を受けず、不燃性の箇所に一括して収集蓄積する
ことによって火事の発生や煙の発生を未然に防止できる
ようにした吸殻用掃除機における分離装置を提供するも
のである。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、移動式ケース
と、ケースの外部に突出する吸引用のホースと、ケース
内に設けられた吸引装置と、該吸引装置とホース間にあ
って、吸引された吸いさしおよび粉塵を分離する分離装
置と、該分離装置の下部に配置され、分画された吸いさ
しおよび粉塵からなる塵介を収集蓄積するダストパンと
からなる吸殻用掃除機であって、前記分離装置は、前記
ホースに連通するとともに、上部排出口を前記吸引装置
に連通させ、かつ下部開口周縁を前記ダストパンの上部
開口に気密に接合する外筒と、外筒の内側に配置された
内筒と、前記外筒および内筒の底面を蓋する底板と、前
記内筒の外周部にあって前記底板に開口形成された吸い
さしの排出口と、前記ホースを通じて内、外筒の間に導
入される吸いさしを分画して吸いさしのみを前記排出口
を通じてダストパン内に排出する多孔板からなる目の粗
い第一のフィルタエレメントと、前記内筒に収納され、
前記第一のフィルタエレメントを透過して内筒の開口よ
り導入される気流を濾過するとともに、その排出口を前
記外筒の上部排出口に連通させた目の細かい第二のフィ
ルタエレメントからなる構成とした。
《作用》 ホース内に吸引された吸いさしは第一のフィルタによっ
て分画され、ダストパンの内部に収集蓄積される。ダス
トパン内部は気流の通過路から外れ、かえって減圧され
るため、若し火のついた吸いさしがダストパンの内部に
収集されたとしても自然消火する。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図において、1キャスタ2,3を下部に設けた手押
し式の矩形状ケースであり、該ケース1の後部に設けた
手押し用のハンドル4を作業員が押すことによって通路
の床面上を移動する。
ケース1の後部には吸引用のフレキシブルホース5が突
出し、その先端に設けたノズル6を作業員が手に持って
パンチンコ台に付設された吸殻入れに近け、ケース1の
前記ハンドル4の手前側の面に形成された操作盤上に設
けたスイッチを操作することによって吸殻の吸引が行わ
れる。
ケース1の内部には、吸引装置7およびこの吸引装置7
にダクト8を介して排出端を接続し、吸引側を前記ホー
ス5の基部に連通させた分離装置9と、分離装置9の下
部に着脱可能かつ気密に結合した不燃性の材料からなる
有底筒形のダストパン10が設けられている。
前記吸引装置7はモータ11およびこのモータ11の出
力軸に軸結した排気ブロア装置12とからなっており、
前記モータ11はその下部に内蔵されたバッテリ13を
駆動電源として回転駆動する。
この回転動力を受けて排気ブロア装置12はその上部の
ダクト8側から取り入れた空気を側部に直角に排風し、
前記ケース1の側部に開口した図示しない排気口から排
出する。
前記ダストパン10はその下部に昇降可能にガイドされ
る設置プレート14上に支持されている。
設置プレート14は前記ケースの後部下端に突出するペ
ダル15と一体のシーソーレバー16に平リンク17を
介して連結し、図の実線で示すペダル15の下降状態で
は上昇し、その上部に保持されたダストパン10の上部
を前記分離装置9の下面に気密に結合し、この状態で図
示しないロック機構により保持される。また、ペダル1
5を想像線のごとく上げることによって、前記設置プレ
ート14およびダストパン10は下降し、ケース1の後
面に設けた扉を開くことによってダストパン10をケー
ス1から抜取ることが出来る。
前記分離装置9は第2図,第3図に示す構造となってい
る。
図において、この分離装置9は、前記ホース5に連通す
るパイプ18を外周に突出させ、上面に前記ダクト8に
連通する排出口19aを設けた下面開口の外筒19と、
外筒19の内周部に概略同心上に配置された内筒20
と、内,外筒19,20の底面を蓋する底板21とを備
えている。
前記外筒19の下部周縁にはフランジ19bが形成さ
れ、その内側に嵌合したパッキン22を介して前記ダス
トパン10の上部開口周縁に気密に結合する。
前記パイプ18の内部側は前記内筒19と外筒20の間
に設けられ内筒20の一部を構成する仕切り壁23の外
側に導入され、前記底板21に開口した排出口24の上
部を覆う多孔板からなる目の粗い第一のフィルタエレメ
ント25に接続している。
なお、このフィルタエレメント25の目の粗さは少なく
とも煙草の直径よりも小さな径に設定され、パイプ18
を通じて導入された吸殻の固形分である吸いさしはこの
フィルタエレメント25で分画され、排出口24を通じ
てその下部に接合したダストパン10内に落下集積され
る。
なお、固形分を振り落とした後の気流は内筒20の外周
から内側に導入されるため、前記ダストパン10内は気
流の流路経路から外れ、前記分離装置9に気密に接合し
ているために内部は減圧される。したがって、若し火の
付いた燃えさしがダストパン10内に取り入れられたと
しても減圧により自然消火されることになる。
前記仕切り壁23のパイプ18と反対側の下部は切欠か
れ、この切欠23aを通じて気流は内筒19の周縁を旋
回しつつ内筒20の上部外周に形成された開口部26を
通じて内筒20の内周部に導入される。
そして、前記気流の流通路中には螺旋状に形成され、気
流を下降方向にガイドする第一のガイド板27と、第一
のガイド板27の終端上部に同じく螺旋状に形成され、
気流を上昇方向にガイドする第二のガイド板28が配置
されている。
前記第一のガイド板27の終端下部において、前記底板
21の下面には粉塵の排出口29が開口形成されてい
る。
これにより、前記第一のフィルタエレメント25で濾過
されなかた灰などの粉塵は気流中に混ざった状態で第一
のガイド板27に沿って下降し、第一のガイド板27の
終端部で気流が折り返し上昇する段階で前記排出口29
を通じてダストパン10内に落下集積される。粉塵を振
り落とした気流は第二のガイド板27に沿って上昇、そ
の終端部で折り返した状態で反転し、前記開口26を通
じて内筒20の内周に導入される。
内筒20の内周には目の細かい第二のフィルタエレメン
ト30が収納され、その上下のエンドプレート30aを
前記外筒19の頂部排出口19aの周縁と、前記底板2
1の内底面間に気密に挟持されている。
したがって、内筒20の内周に導入された気流は第二の
フィルタエレメント30の外周から内周に透過し、気流
中に含まれる微細な粉塵および煙などの微粒子成分はこ
こで濾過され、排出口19a、ダスト8、排気ブロア装
置を通じてケース1の側部に排出されるのである。
なお、前記内筒20の内側において、底板21の下面に
は開閉可能な蓋31が設けられ、前記フィルタエレメン
ト30の濾過能力が低減したときに交換できるようにな
っている。
《効果》 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案に
あっては、ホース内に吸引された吸いさしが多孔板から
なる目の粗い第一のフィルタによって分画され、ダスト
パンの内部に収集蓄積され、しかもダストパン内部は気
流の通過路から外れ、かえって減圧されるため、若し火
のついた吸いさしがダストパンの内部に収集されたとし
ても自然消火する。
したがって、この考案にあっては、火の付いた燃えさし
を真空吸引することによる火事の発生や煙の発生を未然
に防止できるためこの種の吸殻用掃除機の実用化を達成
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る吸殻用掃除機の全体構成を示す
側断面図、第2図は同掃除機における分離装置を示す分
解斜視図、第3図は同分離装置を底面から見た場合の斜
視図である。 1……ケース、5……フレキシブルホース 7……吸引装置、8……ダクト 9……分離装置、10……ダストパン 19……外筒、20……内筒 21……底板、24……排出口 25……第一のフィルタエレメント 30……第二のフィルタエレメント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動式ケースと、ケースの外部に突出する
    吸引用のホースと、ケース内に設けられた吸引装置と、
    該吸引装置とホース間にあって、吸引された吸いさしお
    よび粉塵を分離する分離装置と、該分離装置の下部に配
    置され、分画された吸いさしおよび粉塵からなる塵介を
    収集蓄積するダストパンとからなる吸殻用掃除機であっ
    て、 前記分離装置は、前記ホースに連通するとともに、上部
    排出口を前記吸引装置に連通させ、かつ下部開口周縁を
    前記ダストパンの上部開口に気密に接合する外筒と、外
    筒の内側に配置された内筒と、前記外筒および内筒の底
    面を蓋する底板と、前記内筒の外周部にあって前記底板
    に開口形成された吸いさしの排出口と、前記ホースを通
    じて内、外筒の間に導入される吸いさしを分画して吸い
    さしのみを前記排出口を通じてダストパン内に排出する
    多孔板からなる目の粗い第一のフィルタエレメントと、
    前記内筒に収納され、前記第一のフィルタエレメントを
    透過して内筒の開口より導入される気流を濾過するとと
    もに、その排出口を前記外筒の上部排出口に連通させた
    目の細かい第二のフィルタエレメントからなることを特
    徴とする吸殻用掃除機における分離装置。
JP1987134652U 1987-09-04 1987-09-04 吸殻用掃除機における分離装置 Expired - Lifetime JPH0621418Y2 (ja)

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JPS6440459U JPS6440459U (ja) 1989-03-10
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4195982B2 (ja) * 2003-03-26 2008-12-17 パナソニック株式会社 電気掃除機

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JPS5570227A (en) * 1978-11-21 1980-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Vacuum cleaner
JPS6130606U (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 株式会社川島製作所 給袋充填包装機のマンドレル

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