JPH06214008A - 非放射性誘電体線路レーダーモジュール - Google Patents

非放射性誘電体線路レーダーモジュール

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JPH06214008A
JPH06214008A JP5020617A JP2061793A JPH06214008A JP H06214008 A JPH06214008 A JP H06214008A JP 5020617 A JP5020617 A JP 5020617A JP 2061793 A JP2061793 A JP 2061793A JP H06214008 A JPH06214008 A JP H06214008A
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Hiroshi Uematsu
博 植松
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕部品点数の削減、小型化及びこれに伴う低廉化
を図った非放射性誘電体線路レーダーモジュールを提供
する。 〔構成〕FM信号発生器(3)などの高周波信号発生器
から送信アンテナ(9)に供給されるFM信号などの高
周波信号と、この送信アンテナ(9)から放射され物体
で反射され受信アンテナ(9)で受信された高周波信号
とが互いに逆方向に伝播される非放射性誘電体線路
(1,2,6)の途中に、この非放射性誘電体線路を横
切って配置されるシングルダイオード・ミキサー(1
0)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用ミリ波レーダー
装置などに利用される非放射性誘電体線路ダイオードミ
キサーを応用したレーダーモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車などの車両に搭載され追突や衝突
防止用警報装置などに利用される車載用レーダー装置
は、数十cm程度の至近距離をも検出範囲とする必要上
高分解能が要求され、この高分解能の点でパルスレーダ
ーの形態よりもFMレーダーの形態が適している。ま
た、先行車両や対向車両などの標的までの最遠測距範囲
は数百m程度の比較的短距離で足りるため、放射電波が
必要以上に遠方まで伝播したり、既存のマイクロ波帯の
通信設備に干渉したりすることを回避するため、60G
Hz程度の伝播減衰量の大きなミリ波帯の電波が適して
いる。このミリ波帯の利用は、アンテナの大きさとその
前後段のFM信号発生器やミキサーなどを含めたレーダ
ーモジュールの小型化を図る上からも適している。
【0003】従来、上記60GHz程度のミリ波帯のレ
ーダーモジュールは、マイクロストリップ線路の形式で
構成されているが、線路からの放射電力が大きくなり損
失が増大すると共に、複数系統のレーダーモジュールを
近接させて配置した場合には相互干渉が生じやすく測定
精度が低下するという問題がある。また、レーダーモジ
ュールの一層の小型化、部品点数の節減及びこれによる
低廉化も必要とされている。
【0004】上記問題点を解決するための新たな線路形
式として、電子情報通信学会論文誌Vol.J73 ー1 No.3 p
p 87ー94 (1990年 3月)に掲載された「非放射性誘電体
線路を用いたミリ波集積回路」と題する米山教授の論文
に開示されている非放射性誘電体線路(Non ーRadiativ
e −Dielectric wave ーguide :NRDガイド)が適し
ている。この非放射性誘電体線路は、半波長よりわずか
に小さな間隔を保って対向する2枚の導体板の間に棒状
の誘電体を挿入することによりこの棒状体に沿う電磁波
の伝播のみを可能としたものである。
【0005】この非放射性誘電体線路では線路の上下方
向には導体板によって遮蔽されるとともに、線路の側方
に漏洩しようとする電波の伝播も導体板の間隔が半波長
未満であるために遮断される。このため、線路からの電
力放射は極めて小さく、多数の系統のモジュール相互の
干渉を回避することができる。また、非放射性誘電体線
路では、線路相互を近接させたりフェライトなどを付加
することにより方向性結合器やサーキュレーター等の各
種部品が容易に作成出来ることから、2枚の金属平板間
に複数の高周波機能素子を作成でき、従来のマイクロウ
エーブIC(MIC)と比較しても遜色のないモジュー
ル全体の小型化が実現可能である。
【0006】上記米山教授の論文には、非放射性誘電体
線路を用いたミリ波帯の送信機と受信器が開示されてい
る。本発明者は、マイクロストリップ線路を用いた従来
のFMレーダーモジュールについては送信側のFM信号
発振器と受信側の局部発信器とを共用する手法が一般的
であるという点に鑑みて、図5に示すような構成の非放
射性誘電体線路を用いたミリ波帯のFMレーダーモジュ
ールを試作した。
【0007】図5に示すレーダーモジュールは、上部導
体板30とこれと同形状の下部導体板との間に挿入され
た直線状あるいは曲線状の棒状の誘電体線路から構成さ
れる非放射性誘電体線路を基本として、ガンダイオード
とバラクタダイオードによるFM信号発生器31、アイ
ソレーター32、方向性結合器33、36、送信アンテ
ナ34、受信アンテナ35及び平衡型のシングルバラン
スドミキサー37から構成されている。
【0008】FM信号発生器31で発生したミリ波帯の
FM信号は、アイソレーター32を通過したのち、半分
の電力が方向性結合器33を介して送信アンテナ34に
供給され、送信アンテナ34に供給されたFM信号は、
その先端部より外部に放射される。物体からの反射波は
受信アンテナ35に受信され、その半分は方向性結合器
36を介して他方のミキサーダイオードに供給される。
この場合物体からの反射波が送信アンテナ34にも入力
するが、この信号はアイソレーター33により無反射終
端に送られ熱に変換される。方向性結合器33により得
られたローカル信号はもう一方の方向性結合器36によ
り物体からの反射信号とともにシングルバランスドミキ
サー37の2つのダイオードに対して約半分に電力が分
割されて供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5に示された非放射
性誘電体線路を用いたFMレーダーモジュールによれ
ば、線路からの放射電力が極めて小さいため、60GH
z程度のミリ波帯においても線路自体による損失は小さ
く、多系統のモジュール相互の干渉も有効に回避される
ことが確認された。しかしながら、図5に示した非放射
性誘電体線路を用いたFMレーダーモジュールでは小型
化と部品点数の削減の点では、まだ十分とい言えない。
【0010】また、各コンポーネントにおいても図5に
示されたミキサーの形式では平衡型である為、同一特性
のダイオードを2個使用してインピーダンスをマッチン
グさせねばならないので、ダイオードを2個使用するた
めのコストの増大とそれにともなってモジュールの小型
化が十分にはかれていないという問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の非放射性誘電体
線路FMレーダーモジュールによれば、FM信号発生器
から送信アンテナに供給されるFM信号と、送信アンテ
ナから放射され物体で反射され受信アンテナで受信され
たFM信号とが互いに逆方向に伝播される非放射性誘電
体線路の途中に非放射性誘電体線路を横切って配置され
たシングルダイオード・ミキサーを備えている。
【0012】本発明の好適な一実施例によれば、送信ア
ンテナと受信アンテナが送受共用アンテナにより実現さ
れ、シングルダイオード・ミキサーがこの送受共用アン
テナとFM信号発生器間を連結する非放射性誘電体線路
の途中に配置される。
【0013】さらに本発明のレーダー・モジュールに使
用されるシングルダイオード・ミキサーによれば、対向
する2方向の電力を混合することが可能であり、非放射
性誘電体線路のLSM01モードの最大電界強度を示す
位置よりオフセットさせてダイオードを配置したときの
オフセット量やミキサーダイオードの線路に対するミキ
サーダイオードへのバイアス電力を印加するプリントパ
ターンを調整することにより、シングルダイオード・ミ
キサーを透過する伝播信号の透過量を調整することがで
き、さらに線路とのインピーダンスを整合することも可
能となる。このシングルダイオード・ミキサーをレーダ
ー・モジュールに適用することによって、極めて簡易で
小型のレーダー・モジュールが構成できる。
【0014】
【作用】本発明の非放射性誘電体線路FMレーダーモジ
ュールの作用を上記送受共用アンテナを使用する場合に
ついて説明すれば、FM信号発生器で発生されたミリ波
帯のFM信号が非放射性誘電体線路を通して、送受共用
アンテナに受信され非放射性誘電体線路を放射の場合と
逆向きに伝播する。
【0015】この非放射性誘電体線路の途中には、これ
を横切るようにシングルダイオード・ミキサーが配置さ
れている。この結果、シングルダイオードミキサーに
は、送受共用のアンテナに向かう高周波信号と送受共用
のアンテナで受信された高周波信号の2種類のお互いに
対向する高周波信号が入力されて混合され、ある周波数
のビート信号が発生される。このビート信号の周波数
は、高周波信号発生器をFM信号を発生するように使用
する場合にはアンテナから標的までのFM信号波の往復
の伝播時間を示し、高周波信号発生器として一定周波数
の高周波信号を使用する場合には標的との相対速度を示
すことになる。以上のごとく本発明のレーダーモジュー
ルでは互いに対向して伝播する電磁波をミキシングする
ことができるシングルダイオード・ミキサーを応用する
ことにより、モジュール全体の小型化が実現できる。
【0016】また本発明のレーダー・モジュールに用い
られる非放射性誘電体線路ダイオード・ミキサーによれ
ば、非放射性誘電体線路の誘電体線路を横切るようにダ
イオードを配置したときに、伝播モードのうちのLSM
モードの最大電界強度を示す位置よりオフセットさせて
ダイオードを配置する事により、線路とのインピーダン
スを整合させることが可能であり、従来技術による線路
とダイオードとの整合方法とは異なり、高誘電率箔膜や
エアーギャップの調整が不要になるため製造上のバラツ
キがなくなる。このインピーダンスの整合方法をシング
ルダイオード・ミキサーに応用すれば、2個のダイオー
ドの特性を合わせる必要がないので、レーダー・モジュ
ールの小型化とともに特性のバラツキを回避できる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明による非放射性誘電体線路レ
ーダーモジュールの高周波発振器をFM発信器としたレ
ーダーモジュールの場合を例にとってその構成例を示す
平面図と側面図であり、1は下部導体板、2は上部導体
板、3はFM信号発生器、4、6、7は非放射性誘電体
線路を構成する誘電体線路、5はサーキュレーター、8
は無反射終端器、9aは送受信アンテナのホーン、9b
はリフレター、10はシングルダイオードミキサーであ
る。
【0018】FM信号発生器3は、金属ブロック体のガ
ンダイオードマウント3aと、このダイオードマウント
の側面に保持されたガンダイオードと周波数変調用のバ
ラクターダイオードとを実装したマイクロストリップ線
路3bと、このマイクロストリップ線路3bに含まれる
ガンダイオードが発生したFM信号を誘電体線路4を含
む非放射性誘電体線路上に導く共振器を兼ねた金属スト
リップ3cとから構成されている。
【0019】下部導体板1と上部導体板2とは、ガンダ
イオードが発生するミリ波帯のFM信号の半波長よりも
やや小さな間隔を保って平行に配置されているため、こ
のFM信号は2枚の平行平板間の誘電体線路に沿っての
み伝播可能になる。主要な伝播モードとしてはLSM0
1モードとLSE01モードの2種類が存在するが、こ
れらのうち低損失性のLSM01モードが利用される。
回路構造の対称が損なわれる箇所で発生するLSE01
モードを抑制するために、誘電体線路の該当の箇所にモ
ードサプレッサが埋め込まれている。
【0020】シングルダイオード・ミキサー10は、図
2の平面図と図3の正面図に拡大して示すように、前後
にインピーダンス整合のための空隙や高誘電率の箔膜が
不要となり、誘電体線路6の幅も一定のままでダイオー
ド12が装着された誘電体基板11に垂直状態で当接し
て誘電体基板の両面に配置される。
【0021】誘電体基板11の中央部のダイオード取付
けパターン15上にダイオード12が誘電体基板11の
中心よりオフセット16させた位置にとりつけられる。
このオフセット量は誘電体線路6のLSM01モードの
最大電界強度を示す位置よりはなされた距離に相当す
る。このオフセット量を最適なものに調整し,ダイオー
ド取り付けパターン15の面積と形状を調整することに
よりインピーダンスが整合され、空隙や高誘電率箔膜が
不要となる。なお、ダイオード取付けパターン15上に
は複数のダイオードを平行配置することもでき,ダイオ
ードにかえて他の固体半導体素子を用いてミキサー10
を構成することも可能である。
【0022】さらに、ダイオードの取付けオフセット量
16とダイオード取付けパターン15の面積及び形状に
より、ミキサー透過電磁波17の電力量とダイオード・
ミキサ─での変換電磁波18の電力量の分岐比率を制御
することができる。
【0023】左右2つのダイオード取付けパターン15
にはλ/4チョークパターン13が形成され、NRD線
路からの高周波信号の漏れを防ぐとともに、ダイオード
・ミキサー12にバイアス電圧を供給している。ダイオ
ード・ミキサー12により変換され、λ/4チョークパ
ターン13により不要な高周波信号が除去されたビート
信号は、リード線14により外部に導かれる。
【0024】図1においてFM信号発生器3が発生した
ミリ波帯のFM信号は、誘電体線路4を含む非放射性誘
電体線路に沿って伝播してサーキュレーター5に入力
し、出力側の誘電体線路6を含む非放射性誘電体線路に
導かれ、この誘電体線路6の途中に配置されたシングル
ダイオード・ミキサー10に到達し、その大部分はこの
シングルダイオード・ミキサー10を通過して送受信共
用アンテナ9から外部に放射され、一部はシングルダイ
オード・ミキサー10に吸収される。
【0025】この送受共用のアンテナ9は、根元側から
先端側に向けて直線的に増加する開口面を有するホーン
アンテナ部9aと、このホーンアンテナ部9aの前方に
配置されたパラボラ反射鏡9bとから構成され、誘電体
線路6の先端部分まで伝播してきたFM信号を外部に放
射する。この外部に放射され、標的で反射されたFM信
号の反射波は、上記放射経路を辿って誘電体線路6の先
端部分に導かれ、誘電体線路6を含む非放射性誘電体線
路にそって伝播し、シングルダイオード・ミキサー10
に入力する。
【0026】このように、シングルダイオード・ミキサ
ー10には、送受信アンテナ9から放射されるFM信号
と、標的で反射されて送受共用アンテナ9に受信された
反射信号とのお互いに伝播方向が対向する信号が入力し
て、混合されて、数十KHzから数MHz程度の低周波
のビート信号に変換されて、リード線14を介してモジ
ュール外部に導かれる。
【0027】シングルダイオード・ミキサー10を通過
した反射波の一部は、サーキュレーター5を通して出力
側の誘電体線路7を含む非放射性誘電体線路に沿って伝
播し、無反射終端8に吸収されて消滅する。
【0028】以上、送受共用アンテナを使用する場合を
一例にとって本発明のレーダーモジュールを説明した。
しかしながら本発明は送信用と受信用のアンテナを別個
に使用するレーダーモジュールについても適用できる。
この場合、図4に示す如く送信用アンテナに供給される
FM信号の一部を方向性結合器などを用いて分離し、こ
の分離したFM信号を非放射性誘電体線路を用いて本発
明によるシングルダイオード・ミキサーに伝播させ、こ
の伝播方向とは対向する方向に配置された受信アンテナ
より受信された反射FM信号をシングルダイオード・ミ
キサーに伝播させる構成にしてもよい。
【0029】また、シングルダイオード・ミキサー10
にバイアス電圧を供給すると共にビート信号を外部に導
くための線路として簡易なリード線を使用する構成を例
示した。しかしながら、このリード線に代えて、同軸線
路等の他の線路を使用することはビート信号の周波数か
ら考えて構成可能である。
【0030】更に、図1と図2に示した本発明に係わる
レーダーモジュールにおいて、高周波信号発生器をFM
信号発生器から一定の周波数の信号を発生するCW信号
発生器に置き換えることにより、ドップラー効果を利用
したビート周波数から標的との相対速度を検出するドッ
プラーレーダー・モジュールを構成できる。また、高周
波信号発生器として異なるタイミングでFM(周波数掃
引)モードとCW(周波数固定)モードとに切り換えて
動作させることにより時分割的に相対距離と相対速度を
検出できる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の非
放射性誘電体線路レーダーモジュールによれば、高周波
信号発生器から送信アンテナに供給される高周波信号
と、送信アンテナから放射され受信アンテナで受信され
た高周波反の反射信号とが互いに逆方向に伝播される非
放射性誘電体線路の途中にこの非放射性誘電体線路を横
切ってシングルダイオード・ミキサーを配置する構成で
あるから、部品点数の削減と小型化が実現され、送受共
用のアンテナを用いれば、より一層の小型化と同時に、
ローカル信号の電力が少なくてすむので最大検知距離が
拡大する。
【0032】又、本発明によるレーダー・モジュールに
用いたシングルダイオード・ミキサーでは従来のシング
ルバランスドミキサーとは異なり、高誘電率箔膜とエア
ーギャップを使用せずにインピーダンスの整合をとるこ
とが可能となり、整合をとるための調整の難しさから開
放されるので、シンプルで特性バラツキの少ないレーダ
ー・モジュールが実現可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の非放射性誘電体線路FMレ
ーダーモジュールの構成を示す平面図と側面図である。
【図2】図1中のテングルダイオード・ミキサー10の
拡大平面図である。
【図3】図1中のテングルダイオード・ミキサー10の
拡大正面図である。
【図4】本発明の他の実施例の非放射性誘電体線路FM
レーダーモジュールの構成を示す平面図である。
【図5】先行技術の適用により構成したFMレーダモジ
ュールの構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1,2 上下の導体板 3 FM信号発生器 4,6 上下の導体板1,2と共に非放射性誘電
体線路を構成する誘電体線路 5 サーキュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 宏行 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号発生器から送信アンテナに供給
    される高周波信号と、前記送信アンテナから放射され物
    体で反射されて受信アンテナで受信された高周波信号と
    が互いに逆方向に伝播される非放射性誘電体線路の途中
    に、この非放射性誘電体線路を横切って配置され、ビー
    ト信号を発生するミキサーを備えたことを特徴とする非
    放射性誘電体線路レーダーモジュール。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記送信アンテナと受
    信アンテナが送受共用アンテナで構成されており、前記
    ミキサーは前記高周波信号発生器と送受信共用アンテナ
    間を連結する非放射性誘電体線路の途中に、この非放射
    性誘電体線路を横切って配置されたことを特徴とする非
    放射性誘電体線路レーダーモジュール。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記高周波信
    号発生器は周波数が変化するFM信号発生器であり、前
    記ミキサーが発生したビート信号の周波数に基づき前記
    反射を生じさせた物体との距離が検出されることを特徴
    とする非放射性誘電体線路レーダーモジュール。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記高周波信
    号発生器は一定周波数の高周波信号発生器であり、前記
    ミキサーが発生したビート信号の周波数に基づき前記反
    射を生じさせた物体との相対速度が検出されることを特
    徴とする非放射性誘電体線路レーダーモジュール。
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EP94300238A EP0607044B1 (en) 1993-01-13 1994-01-13 Dielectric waveguide mixer and dielectric waveguide radar module

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0709912A1 (en) 1994-10-25 1996-05-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha NRD guide circuit, radar module and radar apparatus
US5781086A (en) * 1994-10-25 1998-07-14 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha NRD guide circuit, radar module and radar apparatus

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