JP2989391B2 - 高周波信号発生器 - Google Patents

高周波信号発生器

Info

Publication number
JP2989391B2
JP2989391B2 JP4269627A JP26962792A JP2989391B2 JP 2989391 B2 JP2989391 B2 JP 2989391B2 JP 4269627 A JP4269627 A JP 4269627A JP 26962792 A JP26962792 A JP 26962792A JP 2989391 B2 JP2989391 B2 JP 2989391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency signal
signal generator
conductor plates
diode
mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4269627A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06188633A (ja
Inventor
博 植松
伸介 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4269627A priority Critical patent/JP2989391B2/ja
Priority to US08/120,002 priority patent/US5392051A/en
Publication of JPH06188633A publication Critical patent/JPH06188633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2989391B2 publication Critical patent/JP2989391B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用のミリ波帯FM
レーダーモジュールの構成要素などとして利用される高
周波信号発生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車などの車両に搭載され追突や衝突
防止用警報装置などに利用される車載レーダー装置は、
数十cm程度の至近距離をも検出範囲とする必要上高分
解能が要求され、この高分解能の点でパルスレーダーの
形態よりもFMレーダーの形態が適している。また、先
行車両や対向車両などの標的までの最遠測距範囲は数百
m程度の比較的短距離で足りるため、放射電波が必要以
上に遠方まで伝播したり、既存のマイクロ波帯の通信設
備に干渉したりすることを回避するうえで、60Ghz
程度の伝播減衰量の大きなミリ波帯の電波が適してい
る。このミリ波帯の利用は、アンテナとその前後段のF
M信号発生器やミキサーなどを含めたレーダーモジュー
ルの小型化を図る上からも好適である。
【0003】従来、上記ミリ波帯のFMレーダーモジュ
ールは、マイクロストリップ線路や導波管の形式で構成
されているが、前者の場合、線路からの放射電力が大き
くなり損失が増大すると共に、複数系統のモジュール相
互間で干渉が生じやすくなり測定精度が低下するという
問題がある。また、後者の場合、回路が大型・高価にな
るという問題がある。
【0004】上記問題点を解決するための新たな線路形
式として、電子情報通信学会論文誌Vol.J 73 C ー1 No.
3 pp.87ー94 (1990年 3月) に掲載された「非放射性誘
電体線路を用いたミリ波集積回路」と題する米山教授の
論文に開示されたような非放射性誘電体線路(Non-Radi
ative Dielectric waveguide :NRD)が適している。
この非放射性誘電体線路は、半波長よりわずかに小さな
間隔を保って対向する2枚の導体板の間に棒状の誘電体
を挿入することによりこの棒状体に沿う伝播のみを可能
としたものである。この非放射性誘電体線路では、線路
の上下は導体板によって完全に遮蔽されると共に、線路
の側方に漏洩しようとする電波の伝播は導体の間隔が半
波長未満であるため完全に遮断される。このため、線路
からの電力放射は極めて小さく、モジュール内部の放射
損失とモジュール相互の干渉が有効に回避される。
【0005】また、非放射性誘電体線路では、線路相互
を接近させたりフェライトなどを付加することによって
方向性結合器やアイソレータなどの各種部品が容易に作
成できることから、モジュール全体の小型化が実現され
る。上記論文には、非放射性誘電体線路を用いた小型・
高性能のミリ波帯の送信器と受信器の構造が開示されて
いる。
【0006】上記送信器や受信器を構成するミリ波帯の
発振器とその周辺回路として、図8に示す構成のガン発
振器とこのガン発振器が発生したミリ波帯の信号をアン
テナなどに導くための非放射性誘電体線路との構成が開
示されている。このミリ波帯の発振器とその周辺回路
は、非放射性誘電体線路を構成する上下の導体板31,
32、これら上下の導体板間に挟持されるダイオードマ
ウント33、このダイオードマウント33に螺着によっ
て保持されるガンダイオード34、ダイオードマウント
33の側面に固定されるプリント配線板35、ガンダイ
オード34が発生したミリ波帯の信号を図示しないアン
テナなどに導く誘電体ロッド40及びガンダイオードで
発生したミリ波帯の信号を誘電体ロッド40に導く金属
箔共振器41から構成されている。
【0007】図8の非放射性誘電体線路では、上下の導
体板31,32の間隔は使用するミリ波帯の信号の半波
長よりも多少小さな値に設定される。例えば、信号の周
波数を60GHz程度とすれば、導体板31,32の間
隔、従ってダイオードマウント33の厚みは 2.5mm以
下の小さな値となる。市販のパッケージ入りガンダイオ
ードは直径が3〜4mmの放熱スタッド上に装着されて
いるため、図9に示すような加工が行われる。すなわ
ち、まず、図9(A)に示すように、5〜6mm程度の
厚みの金属製のブロックにガンダイオード35を螺着し
たのち、(B)に示すように、上下を切削加工すること
により、厚みを2.5mm以下まで減少させると共に信
号の漏れを防ぐための1/4波長の山谷を形成してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記論文に記載された
ガンダイオードを用いた高周波信号発生器では、ダイオ
ードマウントを上下の導体板間に挟持することにより金
属箔共振器41に対する位置決めを行っているので、ダ
イオードマウントと誘電体ロッドとの間の微小な位置ず
れ、特に図8に矢印で示す方向の微小な回転によって発
振周波数や出力レベルなどの電気特性が大きく変動して
しまうという問題がある。従って、本発明の一つの目的
は、誘電体ロッドとダイオードマウントの角度のずれを
防止し、特性の安定化を図った高周波信号発生器を提供
することにある。
【0009】また、上記論文に記載された高周波信号発
生器では、小さな厚みのダイオードマウントを作成する
ために図9に示したような複雑な加工を行っているた
め、製造時間とコストがかさむという問題がある。従っ
て、本発明の他の目的は、ダイオードマウントの厚みを
減少させるための複雑な加工を不要とし、製造時間とコ
ストの低減を図った高周波信号発生器を提供すすること
にある。
【0010】さらに、上記論文に記載された高周波信号
発生器では、金属箔共振器の調整を主体に発振周波数の
調整を行っているので、調整作業が煩雑になるという問
題がある。従って、本発明の更に他の目的は、発振周波
数の調整作業が容易な高周波信号発生器を提供すること
にある。
【0011】また、上記論文には、ミリ波帯の送信器を
構成するガンダイオードを用いた高周波信号発振器が開
示されているが、FMレーダーモジュールに必要なFM
信号発生器の最適構成については未検討である。従っ
て、本発明の他の解決課題は、ミリ波帯FMレーダーモ
ジュールを構成するFM信号発生器への応用に特に適し
た簡易・小型な非放射性誘電体線路形式の高周波信号発
生器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる高周波信
号発振器は、非放射性誘電体線路を形成する上下の導体
板の少なくとも一方に、誘電体ロッドとダイオードマウ
ントとの角度を固定するための溝又はガイドが形成され
ている。本発明の好適な一実施例によれば、プリント配
線板上に寸法の調整によってガンダイオードの発振周波
数を調整するための矩形状の金属パターンが形成されて
いる。
【0013】
【作用】本発明の高周波信号発生器によれば、非放射性
誘電体線路の上下の導体板の少なくとも一方に形成され
た溝内又はガイド間にダイオードマウントが保持される
ことにより、誘電体ロッドに対する位置ずれが有効に防
止される。更に、ガンダイオードマウントを溝内に収容
する構成によれば、ダイオードマウントの厚みを減少さ
せるための複雑な加工も不要になる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の高周波信号発生
器を車載用のミリ波帯FMレーダーモジュールを構成す
るFM信号発生器に適用した場合の斜視図である。図1
において、10はFM信号発生器、1,2は非放射性誘
電体線路を構成する上下の導体板、DMは接地電位に保
持される金属製のダイオードマウント、PBはダイオー
ドマウントDMの側面に固定されるプリント配線板、B
1,B2はプリント配線板PBの中央部分の両側形成さ
れたマイクロストリップ形式の第1,第2のバイアス供
給線路、GDはガンダイオード、VDはビームリード型
のバラクタダイオード、MPはプリント配線板PBのバ
イアス供給線路B1,B2間に形成された矩形状の金属
パターンである。
【0015】上下の導体板1と2には、ダイオードマウ
ントDMの上部と下部を収容するための矩形状の溝G1
とG2が形成されており、図2の断面図にも示すよう
に、ダイオードマウントDMはこの溝内に収容されるこ
とにより、金属箔共振器11に対して正確に位置決めさ
れる。
【0016】図3はプリント配線板PBの構成を示す平
面図、図4はこのプリント配線板上のガンダイオードG
DとバラクタダイオードVDの実装状態を示す平面図、
図4はプリント配線板PBとダイオードマウントDMへ
のガンダイオードの実装状態を示す断面図である。
【0017】金属製のダイオードマウントDMの側面の
中央部には螺子穴が形成されておりこの螺子穴に、放熱
スタッドを螺合させることによりこの放熱スタッドに保
持されたパッケージ内に収容されているガンダイオード
GDがダイオードマウントDMの側面の中央部に固定さ
れる。このガンダイオードGDは、パッケージ内に動作
層を下向きにしたアップサイドダウンの形式で収容され
ており、その発熱側の一方の端子は上記放熱スタッドを
介してダイオードマウントDMに接続され、このダイオ
ードマウントDMに供給される接地電位を受ける。
【0018】ガンダイオードGDの他方の電極が接続さ
れるパッケージの先端部は、ダイオードマウントDMの
側面に接着材等によって固定されるプリント配線板PB
に形成された貫通穴Hを通して、プリント配線板PBの
表面側に現れ、このプリント配線板PBの表面に形成さ
れた第1のバイアス供給線路B1と金属パターンMPと
の間に熱圧着によって張りわたされる金箔GLに同じく
熱圧着によって電気的に接続される。
【0019】プリント配線板PB上に形成された金属パ
ターンPと第2のバイアス供給線路B2との間には、ビ
ームリード型のバラクタダイオードVDが熱圧着によっ
て装着される。従って、第1のバイアス供給線路に加え
るバイアス電圧によってガンダイオードのバイアス電圧
が調整されると共に、第1,第2のバイアス供給線路の
間に加えるバイアス電圧の差によってバラクタダイオー
ドのバイアス電圧が調整される。
【0020】第1,第2のバイアス供給線路B1,B2
のそれぞれは、線路幅の広狭が一定周期で反復される5
段のローパスフィルタを形成しており、この一定周期は
本実施例のFM信号発生器に発生させようとするミリ波
帯のFM信号の波長の1/4に設定される。この実施例
によれば、このFM信号の周波数は60GHz程度に設
定され、従って、ローパスフィルタの線路幅の広狭は約
1.25 mmの周期で反復される。この場合、非放射性誘
電体線路を形成する導体板1,2の間隔、従ってダイオ
ードマウントDMの側面の高さはFM信号の半波長より
も多少小さな値、すなわち 2.5mm以下の値に設定され
る。
【0021】図5は、図1のFM信号発生器10とその
周辺部分の等価回路図である。FM信号発生器10と誘
電体ロッド21の間には薄い誘電体板上に形成された矩
形状の金属薄共振器MSのが介在されており、この金属
箔共振器MSの寸法を調整することにより、発振周波数
を調整することができる。また、この発振周波数はプリ
ント配線板PB上に形成された矩形状の金属パターンM
Pの寸法によっても調整することができる。
【0022】すなわち、この実施例のFM信号発生器の
発振周波数は、矩形状の金属パターンMPの図4中に表
示した寸法a,bによって粗調整可能であると共に、図
1の金属箔共振器MSによって微調整可能であることが
確認された。この一例を以下に示す。
【0023】一方の寸法bを0.3mm に固定し、他
方の寸法aを変化させた場合に、図1の非放射性誘電体
線路への組込み前後の発振周波数は、以下の表1のよう
に変化した。ただし、組込み前の状態とは金属箔共振器
も付加しないダイオードマウント単独の状態であり、組
込み後の状態とは金属箔共振器を介して非放射性誘電体
線路に伝播させた状態である。
【0024】一方の寸法aを 0.8 mm に固定し、他方の
寸法bを変化させた場合に、図1の非放射性誘電体線路
への組込み前後の発振周波数は、以下の表2のように変
化した。
【0025】図6は、本発明の他の実施例のFM信号発
生器とその周辺部分の構成を非放射性誘電体線路を構成
する上下の導体板1,2と共に示す斜視図であり、本図
中図1と同一の参照符号を付した構成要素は図1に関し
て既に説明したものと同一の構成要素であり、これらに
ついては重複する説明を省略する。この実施例は、発生
するFM信号が比較的低周波のため、上下導体板1,2
間の間隔、従ってダイオードマウントDMの厚みが比較
的大きい場合を例示している。ダイオードマウントDM
は、下側の導体板2上に形成されたガイドレールGR
1,GR2間に左右から挟持されると共に、上下導体板
1,2間に上下から挟持されることにより、金属箔共振
器11に対して正確に位置決めされる。
【0026】図7は、図1に示した本発明の一実施例の
FM信号発生器を含むFMレーダーモジュールの構成を
示す平面図であり、1は上側導体板、10はFM信号発
生器、11は金属箔共振器、12はアイソレータ、13
は方向性結合器、14は送信アンテナ、15は受信アン
テナ、16はシングルダイオード・ミキサー、21,2
2,23は誘電体ロッドである。
【0027】本実施例のFM信号発生器10で発生され
たFM信号は、誘電体ロッド21に沿って伝播してアイ
ソレータ12の入力端子に供給され、このアイソレータ
12の出力端子から直線状の誘電体ロッド22に出力さ
れる。この直線状の誘電体ロッド13とこれに近接して
配置された半円形状の誘電体ロッド23とによって方向
性結合器13が形成されており、アイソレータ12から
出力されたFM信号の一部は誘電体ロッド23に移行
し、その一方の先端部に形成された送信アンテナ14か
ら外部に放射される。アイソレータ12から出力された
FM出力の残りの部分は直線状の誘電体ロッド22に沿
ってその先端部分まで伝播し、そこに形成されているシ
ングル・ダイオードミキサー16にローカル信号として
供給される。
【0028】物体からの反射波のうち受信アンテナ15
に受信されたものは、方向性結合器23を介して一部が
直線状の誘電体ロッド22に移行してシングル・ダイオ
ードミキサー16に供給され、残りの一部が送信アンテ
ナ14から再放射される。シングル・ダイオードミキサ
ー16は、アイソレータ12の出力端子から誘電体ロッ
ド22を介して供給されるローカル信号と、受信アンテ
ナ15から方向性結合器13を介して供給される反射波
とを受け、両者を混合することによりビート信号を発生
し、上下導体板間を通して引き出される同軸線路L3に
出力する。
【0029】一方、送信アンテナ14にも物体からの反
射波が受信され、これは半円形状の誘電体ロッド23に
沿って受信アンテナ15に伝播しここから再放射され
る。また送信アンテナ14に受信された反射波の一部は
方向性結合器13と誘電体ロッド22を通ってアイソレ
ータ12に供給され、その無反射終端24に吸収され
る。このように、図6のレーダーモジュールでは、送受
アンテナ14,15が方向性結合器13を共用している
ため、各アンテナからの再放射、再々放射が生じ、これ
に伴って受信される反射波の一部がシングル・ダイオー
ドミキサー13に本来必要な反射波よりも遅れて再入力
する不要波となる。しかしながら、この不要波はアンテ
ナと反射物体間を2回以上往復したFM信号によって生
じるため、比較的低い送受のアンテナ利得と大きな空間
伝播損失を考慮すれば、本来必要な反射波に比べて十分
低いレベルとなり、レーダー機能に及ぼす影響は無視で
きる。
【0030】以上、図1の実施例では上下の導体板の双
方にダイオードマウントを収容するための溝を形成する
構成を例示したが、この溝をいずれか一方の導体板に形
成する構成とすることもできる。
【0031】また、図6の実施例では下側の導体板にの
みガイドレールを形成する構成を例示したが、これを上
側の導体板、あるいは上下双方の導体板に形成する構成
とすることもできる。
【0032】また、FMレーダーモジュールのFM信号
発生器に適用する場合を例にとって本発明の実施例を説
明したが、本発明の高周波信号発生器は局部発振器など
他の適宜な高周波信号発生器にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】本発明の高周波信号発生器は、ダイオー
ドマウントが上下導体板に形成された溝内又は上下導体
板の少なくとも一方に形成されたガイド間に収容される
構成であるから、非放射性誘電体線路を構成する誘電体
ロッドへの正確な位置決めが可能となり、特性の安定化
が実現される。
【0034】特に、ダイオードマウントを上下の導体板
に形成された溝内に収容する構成とすれば、比較的高周
波の信号を使用する場合に必要となるダイオードマウン
トの厚みを減少させるための煩雑な加工が不要となりコ
ストの低減が可能となるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のFMレーダーモジュールの
FM信号発生器をFMレーダーモジュールの関連部分と
共に示す分解斜視図である。
【図2】上記実施例のFM信号発生器と関連部分の構成
を示す断面図である。
【図3】上記実施例のFM信号発生器を構成するプリン
ト配線板の構成を示す平面図である。
【図4】上記実施例のプリント配線板へのガンダイオー
ドとバラクタダイオードの実装の様子を示す平面図であ
る。
【図5】図1のFM信号発生器10とその周辺部分の等
価回路図である。
【図6】上記実施例のFM信号発生器の等価回路図であ
る。
【図7】上記実施例のFM信号発生器を組込んだ非放射
性誘電体線路形式のFMレーダーモジュールの全体構成
を示す平面図である。
【図8】従来のガンダイオード発振器の構成を示す分解
斜視図である。
【図9】図8のガンダイオードマウントの製造方法を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 FM信号発生器 1,2 非放射性誘電体線路を構成する上下導体板 DM 金属製のダイオードマウント G1,G2 ダイオードマウントを収容する溝 GR1,GR2 ダイオードマウントを左右から挟持す
るガイドレール PB プリント配線板 GD ガンダイオード MP 金属パターン VD ビームリード型のバラクタダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−24863(JP,U) 実開 昭50−105343(JP,U) 実開 昭49−61434(JP,U) 米山務、”非放射性誘電体線路を用い たミリ波集積回路”、電子情報通信学会 論文誌C−1 vol.J73−C−1 No.3 pp.87−94、1990年3月 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03B 9/12 - 9/14 H01P 3/16 G01S 7/282,13/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下の平行導体板及びこれらの間に保持さ
    れる誘電体ロッドから成る非放射性誘電体線路と、前記
    上下の平行導体板間に保持されると共に側面に高周波信
    号発生素子を保持する金属製の金属マウントと、この金
    属マウントの前記側面に保持され前記高周波信号発生素
    子にバイアス電圧を供給するマイクロストリップ形式の
    バイアス供給線路が形成されたプリント配線板と、前記
    高周波信号発生素子が発生した高周波信号を前記非放射
    性誘電体線路の誘電体ロッドに伝播させる共振器とを備
    えた高周波信号発生器において、 前記上下の導体板の少なくとも一方に、前記金属マウン
    トを受け入れるための溝が形成されたことを特徴とする
    高周波信号発生器。
  2. 【請求項2】上下の平行導体板及びこれらの間に保持さ
    れる誘電体ロッドから成る非放射性誘電体線路と、前記
    上下の平行導体板間に保持されると共に側面に高周波信
    号発生素子を保持する金属製の金属マウントと、この金
    属マウントの前記側面に保持され前記高周波信号発生素
    子にバイアス電圧を供給するマイクロストリップ形式の
    バイアス供給線路が形成されたプリント配線板と、前記
    高周波信号発生素子が発生した高周波信号を前記非放射
    性誘電体線路の誘電体ロッドに伝播させる共振器とを備
    えた高周波信号発生器において、 前記上下の導体板の少なくとも一方に、前記金属マウン
    トの角度を固定するためのガイドが形成されたことを特
    徴とする高周波信号発生器。
  3. 【請求項3】前記プリント配線板上に、寸法の調整によ
    って前記高周波信号発生素子の発振周波数を調整するた
    めの金属パターンが形成されたことを特徴とする請求項
    1又は2記載の高周波信号発生器。
  4. 【請求項4】前記プリント配線板上には周波数変調用の
    バラクタダイオードが付加されることにより、FMレー
    ダモジュールのFM信号発生器として動作することを特
    徴とする請求項1乃至3記載の高周波信号発生器。
  5. 【請求項5】前記高周波信号発生素子はガンダイオード
    であることを特徴とする請求項1乃至4記載の高周波信
    号発生器。
JP4269627A 1992-09-11 1992-09-11 高周波信号発生器 Expired - Fee Related JP2989391B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4269627A JP2989391B2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 高周波信号発生器
US08/120,002 US5392051A (en) 1992-09-11 1993-09-10 High-frequency signal generator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4269627A JP2989391B2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 高周波信号発生器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06188633A JPH06188633A (ja) 1994-07-08
JP2989391B2 true JP2989391B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=17474989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4269627A Expired - Fee Related JP2989391B2 (ja) 1992-09-11 1992-09-11 高周波信号発生器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2989391B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10040957B4 (de) 1999-08-24 2012-04-19 Kyocera Corp. Hochfrequenzdiodenoszillator und Vorrichtung zum Senden/Empfangen von Millimeterwellen
CN1252858C (zh) * 2000-07-13 2006-04-19 Nrd技术株式会社 非辐射电介质波导电路
JP2004505579A (ja) * 2000-08-02 2004-02-19 センシング テック コープ 多層式非放射誘電体導波路構造を持つ発振器
JP4667672B2 (ja) * 2001-02-28 2011-04-13 パナソニック株式会社 ガン発振器
US7602333B2 (en) 2004-02-26 2009-10-13 Kyocera Corporation Transmitting/receiving antenna, isolator, high-frequency oscillator, and high-frequency transmitter-receiver using the same

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
米山務、"非放射性誘電体線路を用いたミリ波集積回路"、電子情報通信学会論文誌C−1 vol.J73−C−1 No.3 pp.87−94、1990年3月

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06188633A (ja) 1994-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6833806B2 (en) Radar sensor
US6008755A (en) Antenna-shared distributor and transmission and receiving apparatus using same
Metz et al. Fully integrated automotive radar sensor with versatile resolution
US5394154A (en) High-frequency signal generator and radar module
JP2003101301A (ja) 高周波モジュール、通信装置およびレーダ装置
US5640700A (en) Dielectric waveguide mixer
JP2989391B2 (ja) 高周波信号発生器
US5392051A (en) High-frequency signal generator
US5717400A (en) High-frequency signal generator and radar module
JP2981068B2 (ja) Fmレーダーモジュールのfm信号発生器及び高周波信号発生器
JP2981067B2 (ja) Fmレーダーモジュールのfm信号発生器及び高周波信号発生器
JP2874122B2 (ja) 高周波信号発生器
JP2592313Y2 (ja) 高周波信号発生器
JP3262238B2 (ja) 非放射性誘電体線路ミキサー
US6630870B1 (en) High-frequency diode oscillator and millimeter-wave transmitting/receiving apparatus
JP3089305B2 (ja) 周波数変調器
JP3086883B2 (ja) 周波数変調器
JP2968639B2 (ja) Fmレーダーモジュール
US6344779B1 (en) Oscillator and radio equipment
JP2922741B2 (ja) レーダーモジュール
JP3086884B2 (ja) 周波数変調器
JP2736494B2 (ja) 非放射性誘電体線路レーダーモジュール
JP3259021B2 (ja) レーダモジュール
JP2989427B2 (ja) 高周波信号発生器
JP2002290113A (ja) 非放射性誘電体線路およびそれを用いたミリ波送受信器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees