JPH06213685A - トレンドグラフ表示装置 - Google Patents

トレンドグラフ表示装置

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JPH06213685A
JPH06213685A JP5004852A JP485293A JPH06213685A JP H06213685 A JPH06213685 A JP H06213685A JP 5004852 A JP5004852 A JP 5004852A JP 485293 A JP485293 A JP 485293A JP H06213685 A JPH06213685 A JP H06213685A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの表示画面内に多数のトレンドグラフを
同時に表示することができ、かつ、視認性に優れた表示
を行うことのできるトレンドグラフ表示装置を提供す
る。 【構成】 トレンドグラフ表示装置は、オペレータ入力
情報から、色選択情報を取り出し色グループ対応情報に
基づいて対応するグループ情報を決定するとともに指名
優先度を作成するトレンドデータグループ変更処理部1
01と、グループ情報とトレンド表示情報内のトレンド
グループ情報、および、指名優先度と指名優先度を順次
比較し、これらが両方とも一致する表示情報を選択する
トレンドグラフ選択処理部102と、選択されたトレン
ド表示情報内のトレンド表示色情報を、予め計算機内に
記憶されている選択表示色情報に変更し、トレンド表示
情報内のプロセス入力番号から、トレンド表示ポイント
情報を表示するためのポイント表示情報を作成する表示
情報変更処理部103とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレンドグラフ表示装
置に係り、特に発電プラント等において1つの運転監視
用表示画面に多数のトレンドグラフを同時に表示するの
に好適なトレンドグラフ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、原子力発電プラント、火力発
電プラント等において、プラントの運転は、プラントの
制御室に設置された中央制御盤により実施されており、
中央制御盤にはプラントの運転操作に必要とされる監視
機器、記録計、操作スイッチ、調整機器等が設置されて
いる。近年、このようなプラントは大規模化される傾向
にあり、これに伴って、中央制御盤の面積は増大する傾
向にあった。そこで、プロセス計算機を駆使したカラー
CRT表示装置を用いて、プラントの情報を集約して表
示可能とする計算機化制御盤が出現した。
【0003】これらの運転上必要とされる計器のうち、
特に記録計に関しては、カラーCRT表示装置上でトレ
ンドグラフ化し、プラントの変化傾向を読み取る場合が
ほとんどであるが、カラーCRT表示装置上では表示で
きる表示部の大きさが限られており、従来の記録計のよ
うに多数のプロセス量を同一のカラーCRT表示装置上
に表示する場合、監視画面を複数に分割表示する等の方
法がとられている。
【0004】図8に、このような従来のトレンドグラフ
表示装置の一例として、発電プラント等に配置されるト
レンドグラフ表示装置の構成を示す。
【0005】同図において1は、プラント各部の状態を
示すセンサーからの入力信号を取り込むプロセス入力装
置を示している。このプロセス入力装置1には、データ
入力部2から入力指令が出力され、これに基づいてプロ
セス入力装置1からデータ入力部2に所定のデータが入
力される。
【0006】このようにしてデータ入力部2に入力され
たデータは、入力データ編集処理部3によって計算機の
監視用データに変換され、この後、トレンドデータサン
プリング処理部4によって、この監視用データが例えば
5秒周期毎にトレンドグラフ表示データとしてサンプリ
ングされ、計算機の専用メモリー領域に保存される。一
方、CRT等から構成された表示装置8上には、タッチ
パネル等からなり、オペレータ操作状態を取り込むオペ
レータ入力装置9が設けられており、このオペレータ入
力装置9におけるオペレータ操作状態は、オペレータ入
力情報としてオペレータ入力処理部7を介してトレンド
表示要求処理部6に入力される。そして、トレンド表示
要求処理部6は、このオペレータ入力情報がトレンドの
表示要求である場合、トレンドデータ表示処理部5に対
してトレンドグラフの表示要求を行い、トレンドデータ
表示処理部5は、このトレンドグラフの表示要求に基づ
き、前述したトレンドグラフ表示データを表示装置8用
の出力データに変換し、表示装置8にトレンドグラフの
表示を行う。
【0007】ここで、表示装置8上のトレンドグラフの
表示例を図9に示す。図9に示す例では、図中下部に設
けられたトレンドグラフ表示エリアK1に、発電機電
力、原子炉水位、復水器器内圧力、炉心流量の4つのト
レンドグラフT−1〜T−4が表示されており、その上
部に設けられたトレンド表示ポイント情報表示エリアK
2に、それぞれのトレンドグラフのトレンド表示ポイン
ト情報、すなわち、入力点名称(図9では、発電機、復
水器等)J1、入力点符号(図9では、GA000、T
A100等)J2、現在値(図9では、1099、5
8.5等)J3、入力単位(図9では、MW、MMHG
等)J4等が表示されている。
【0008】そして、例えば、トレンドグラフT−3
(復水器器内圧力)の場合、トレンド表示ポイント情報
(この場合、復水器、TA100、58.5、MMHG
等)表示色N1と、グラフ表示色N3と、トレンド表示
ポイント情報識別番号(この場合3)表示色N2と、グ
ラフ識別番号(この場合3)表示色N4をそれぞれ対応
付け、1枚の画面上でトレンドグラフT−3とトレンド
表示ポイント情報を対応づけて確認できるようになって
いる。
【0009】しかしながら、このような表示では、トレ
ンドグラフT−1〜T−4の本数が増加するにつれ、ト
レンド表示ポイント情報数が増加し、これによりトレン
ド表示ポイント情報の表示が困難となる。このため、同
一画面を複数作成する等の画面構成の見直しにより対応
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトレン
ドグラフ表示装置では、従来発電プラントで使用されて
いた打点方式の記録計のように、通常20〜30点の多
数の入力を同一平面上で表示する必要がある場合、表示
エリアの制限によって、20〜30点の多数の入力に対
応するトレンド表示ポイント情報と1対1に対応するト
レンドグラフの表示点数が限定されることになり、トレ
ンド表示ポイント情報とトレンドグラフを同一画面上の
同一表示エリアに表示することができなかった。このた
め、表示画面または表示エリアの分割等により表示を行
っているが、この方法では、データの同時比較が困難で
あり、変化傾向が類似した複数のパラメータの比較監視
がしにくいという不具合が生じていた。
【0011】また、従来のトレンドグラフ表示装置で
は、トレンドグラフの本数の増加により、トレンドグラ
フ識別のためのグラフ表示色を多用することになり、ト
レンドグラフの視認性が低下したり、トレンド表示ポイ
ント情報が削除されることにより、入力点名称や現在値
等が確認できないという不具合も生じていた。
【0012】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、1つの表示画面内に多数のトレンドグラ
フを同時に表示することができ、かつ、視認性に優れた
表示を行うことのできるトレンドグラフ表示装置を提供
しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のトレ
ンドグラフ表示装置は、1つの表示画面上に、複数のト
レンドグラフを表示可能に構成されたトレンドグラフ表
示装置において、前記トレンドグラフの表示態様毎に予
め複数のグループに分けられたトレンドグラフの中か
ら、該表示態様を指定することにより、所望のトレンド
グラフを選択するための選択情報を入力可能に構成され
たオペレータ入力処理手段と、前記オペレータ入力処理
手段からの前記選択情報に基づき、選択されたグループ
を同定して選択グループ情報を出力するとともに、該選
択情報が連続して入力された回数をカウントして優先度
情報として出力するトレンドデータグループ変換処理手
段と、前記トレンドデータグループ変換処理手段からの
前記選択グループ情報に基づいて対応するグループを選
択するとともに、前記優先度情報と各トレンドグラフ毎
に設定されている表示優先度とを比較して該グループの
中から対応する1つのトレンドグラフを選択するトレン
ドグラフ選択処理手段と、前記トレンドグラフ選択処理
手段によって選択されたトレンドグラフの表示態様を変
化させる表示情報と、このトレンドグラフに関する情報
を表示させる表示情報を発生する表示情報変更処理手段
とを具備したことを特徴とするトレンドグラフ表示装
置。
【0014】
【作用】上記構成の本発明のトレンドグラフ表示装置で
は、例えば、表示色等の表示態様によって、1グループ
数個(例えば3〜6個)の複数グループ(例えば4〜6
グループ)にグループ分けして、合計20〜30程度の
トレンドグラフを1つの画面上に表示し、特定のトレン
ドグラフに着目して監視する場合は、オペレータが、オ
ペレータ入力処理手段によってこのトレンドグラフの表
示色等を入力することにより、当該グループ内のトレン
ドグラフが表示優先度順に選択されて表示色等が変更さ
れるとともに、このレンドグラフに関する情報(トレン
ド表示ポイント情報)が表示される。したがって、監視
性および視覚性に優れた表示を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例のトレンドグラ
フ表示装置の構成を示すもので、同図において100は
トレンドグラフ選択部を示しており、このトレンドグラ
フ選択部100は、トレンドデータグループ変更処理部
101と、トレンドグラフ選択処理部102と、表示情
報変更処理部103とから構成されている。
【0017】また、他の部位は、第8図に示した従来の
トレンドグラフ表示装置と同様に構成されており、デー
タ入力部2からの入力指令に基づいてプロセス入力装置
1からデータが入力され、このデータが、入力データ編
集処理部3によって計算機の監視用データに変換され、
この後、トレンドデータサンプリング処理部4によっ
て、この監視用データが例えば5秒周期毎にトレンドグ
ラフ表示データとしてサンプリングされ、計算機の専用
メモリー領域に保存される。そして、タッチパネル等か
らなるオペレータ入力装置9から、オペレータ入力処理
部7を介してトレンド表示要求処理部6にトレンドの表
示要求が入力されると、トレンド表示要求処理部6は、
トレンドデータ表示処理部5に対してトレンドグラフの
表示要求を行い、トレンドデータ表示処理部5は、この
トレンドグラフの表示要求に基づき、前述したトレンド
グラフ表示データを表示装置8用の出力データに変換
し、表示装置8にトレンドグラフの表示を行うよう構成
されている。
【0018】一方、上記トレンドグラフ選択部100を
構成するトレンドデータグループ変更処理部101は、
オペレータ入力処理部7によって入力されたオペレータ
入力情報から、色選択情報Mi(後述する表示画面上の
トレンド選択エリアK3から入力される。)を取り出
し、計算機内に予め記憶されている図2に示すような色
グループ対応情報INF−1に基づいて、色選択情報M
iに対応するグループ情報G1−iを決定するととも
に、色選択情報Miが連続して選択された回数を、例え
ば1から6(最大はグループ内のグラフ数)まで循環カ
ウントすることによって指名優先度PPiを作成し、グ
ループ情報G1−iと共にトレンドグラフ選択処理部1
02に送るよう構成されている。
【0019】また、トレンドグラフ選択処理部102
は、トレンドデータグループ変更処理部101から送ら
れてきたグループ情報G1−iと図3に示すようなトレ
ンド表示情報TD−i内のトレンドグループ情報G2−
i、および、指名優先度PPiと表示優先度PRiを順
次比較し、これらが両方とも一致する表示情報TD−i
を選択し、選択したトレンド表示情報TD−iを表示情
報変更処理部103に送るよう構成されている。
【0020】さらに、表示情報変更処理部103は、ト
レンドグラフ選択処理部102から送られてきたトレン
ド表示情報TD−i内のトレンド表示色情報C−iを、
予め計算機内に記憶されている選択表示色情報に変更
し、トレンド表示情報TD−i内のプロセス入力番号I
D−iから、トレンド表示ポイント情報の表示データ検
索用インデックスを定義したポイント表示情報PDを作
成し、トレンド表示要求処理部6に送るよう構成されて
いる。
【0021】ここで、図4に上記ポイント表示情報PD
の構成を、図5に本実施例における表示画面の例を示
す。
【0022】図4において、JJ1〜JJ5は、図5に
示す入力点名称J1、入力点符号J2、現在値J3、入
力単位J4を表示装置8上に表示するための情報で、こ
れらの計算機内のデータ検索用インデックスを示す。ト
レンド表示要求処理部6は、表示情報変更処理部103
からの通知を受け、トレンドデータ表示処理部5に対し
て、トレンドグラフの表示出力の要求を行い、これによ
り、トレンド表示情報TD−iおよびポイント表示情報
PDに基づく表示が行われる。
【0023】なお、図5に示すように、表示画面には、
トレンドグラフ表示エリアK1と、トレンドポイント情
報表示エリアK2と、トレンド選択エリアK3が設けら
れている。トレンドグラフ表示エリアK1内には、多数
のトレンドグラフT−1〜T−iが表示されており、こ
れらのトレンドグラフT−1〜T−iは、例えば、グル
ープ1(T−1,T−5)、グループ2(T−2,T−
4)、グループ3(T−3,T−6)、グループ4(T
−7,T−8)というようにグループ化されている。ま
た、これらのグループには、例えば、グループ1=緑、
グループ2=黄、グループ3=青、グループ4=赤等の
表示色CL1を予め設定表示しておく。
【0024】次に図6のフローチャートを参照して、ト
レンドグラフ選択部100の動作について詳細に説明す
る。
【0025】オペレータは、図5に示したようなトレン
ドグラフT−1〜T−iのうち、例えば特定のトレンド
グラフT−3の入力点名称J1、入力点符号J2、現在
値J3、入力単位J4を、表示装置8上のトレンドポイ
ント情報表示エリアK2に表示したい場合、トレンド選
択エリアK3の色選択エリアCT−1〜CT−4のう
ち、色選択エリアCT−4(緑)を選択し、オペレータ
入力装置9から入力を行う(500)。
【0026】このように色選択情報Miが入力される
と、まず、以下に示すようなトレンドデータグループ変
更処理部101による処理が行われる。
【0027】まず、トレンドデータグループ変更処理部
101は、オペレータ入力処理部7を介して、入力され
た色選択情報Miを取り出す(501)。
【0028】次に、図2に示すような色グループ対応情
報INF−1を検索し(502)、入力された色選択情
報Mi(この場合M1=緑)に対応するグループ情報G
1−i(この場合G1−1)を決定する(503)。
【0029】また、入力された色選択情報Miが、色グ
ループ対応情報INF−1に無い場合は、グループ情報
G1−iの代わりに#FF等の存在しないグループ情報
を選択する(504)。
【0030】これとともに、グループ情報G1−iが連
続して入力された回数をカウントすることにより、指名
優先度PPiを算出する(505)。
【0031】次に、以下に示すようなトレンドグラフ選
択処理部102による処理が行われる。
【0032】トレンドグラフ選択処理部102は、図3
に示すようなトレンド表示情報TD−i内のトレンドグ
ループ情報G2−iと表示優先度PRiとを取出し(5
06)、取出したトレンドグループ情報G2−iと、上
述のようにしてトレンドデータグループ変更処理部10
1により決定されたグループ情報G1−iとを比較して
これらが一致した場合(この場合G1−1=G2−1)
は(507)、次に表示優先度PRiと指名優先度PP
iが一致するか否かを判定する(508)。
【0033】一方、トレンドグループ情報G2−iとグ
ループ情報G1−iとが不一致の場合は(507)、あ
るいは、表示優先度PRiと指名優先度PPiが不一致
の場合は(508)、次のトレンド表示情報TD−i内
のトレンドグループ情報G2−iと表示優先度PRiと
を取出し(506)、上述のようにトレンドグループ情
報G2−iとグループ情報G1−iとを比較する処理
(507)、表示優先度PRiと指名優先度PPiとを
比較する処理(508)を、全てのトレンド表示情報T
D−iについて順次実行する(509)。
【0034】そして、トレンドグループ情報G2−iと
グループ情報G1−iが一致し、かつ、表示優先度PR
iと指名優先度PPiとが一致するトレンド表示情報T
D−i(この場合TD−1)が見出だされると、このト
レンド表示情報TD−iを表示情報変更処理部103に
送り、次に、以下に示すような表示情報変更処理部10
3による処理が行われる。また、一致するトレンド表示
情報TD−iが無い場合は、トレンド表示情報TD−i
は選択無しとして処理を終了する(510)。表示情報
変更処理部103は、トレンドグラフ選択処理部102
から送られてきたトレンド表示情報TD−i(この場合
TD−1)を受け、まず、このトレンド表示情報TD−
i内のトレンド表示色情報C−i(この場合C−1=
緑)を、予め定められている選択表示色情報に変更し、
例えばトレンド表示色情報C−1=白等とする(51
1)。
【0035】次に、トレンド表示情報TD−i内のプロ
セス入力番号ID−iから、入力点名称J1、入力点符
号J2、現在値J3、入力単位J4の情報の格納領域
を、通常、プロセス入力番号ID−iに入力点名称J
1、入力点符号J2、現在値J3、入力単位J4のデー
タサイズを乗ずることにより求め、ポイント表示情報P
Dに設定し(512)、トレンド表示要求処理部6に、
トレンド表示情報TD−iおよびポイント表示情報PD
の変更を通知して処理を終了する(513)。
【0036】これによって、オペレータは、選択された
トレンドグラフが、トレンドグラフ表示エリアK1内で
選択表示色(=白)に変わることにより、選択されたト
レンドグラフを認識することが可能となり、同時に選択
されたトレンドグラフに関するポイント表示情報を表示
することが可能となる。
【0037】以上のように、この実施例のトレンドグラ
フ表示装置によれば、表示装置8のトレンドグラフ表示
エリアK1に、運転監視の目的に応じて複数の表示色
(本実施例の場合赤、青、黄、緑)によりグループ分さ
れたトレンドグラフが多数、例えば、合計20〜30表
示されている。
【0038】そして、プラントのオペレータが、特定の
トレンドグラフに着目して監視を行う場合は、その表示
色を所定回数オペレータ入力装置9から入力することに
より、入力された各表示色のグループのトレンドグラフ
のうちの1つが、表示優先度順(連続した入力回数に対
応する)に順次特定の選択表示色(本実施例では白)で
表示されるとともに、トレンドポイント情報表示エリア
K2にこのトレンドグラフに関する情報が表示される。
【0039】したがって、1つの表示画面内に多数のト
レンドグラフを同時に表示することができ、かつ、視認
性に優れた表示を行うことができる。
【0040】図7は、他の実施例のトレンドグラフ表示
装置の構成を示すもので、この実施例のトレンドグラフ
表示装置は、上述した実施例の構成に加えて、優先度自
動設定処理部104を備えている。
【0041】この優先度自動設定処理部104は、図3
に示したトレンドグラフ表示情報TD−i内の表示優先
度PRiを、トレンドデータサンプリング処理部4のサ
ンプリングデータを分析することにより、自動的に決定
するものである。
【0042】すなわち、例えばトレンドデータグループ
判定処理部101からグループ情報G1−iの最初の通
知が行われた時、このグループに属するトレンドグラフ
の最新のサンプリングデータから最小値と最大値を判断
し、それぞれ優先度を1、2とし、次にこれらのデータ
を除いた残りのデータで同様に最小値と最大値を判断
し、それぞれ優先度を3、4とし、このような優先度決
定処理を繰り返すことによって全ての優先度を決定する
というように、トレンドグラフ選択処理部102のトレ
ンド情報取出し処理で取出す順序を決定する表示優先度
を、このような処理によって決定される優先度に変更す
る。
【0043】これにより、例えばトレンドグラフの設定
パラメータが同一変化傾向を持つ場合において、特定の
トレンドグラフの設定パラメータが変化した場合、この
トレンドグラフをより早く選択することが可能となり、
操作性、監視性がさらに向上する。
【0044】これらの優先度判定には、他に例えば変化
率計算により単位時間あたり変化率の大きな順に優先度
を決定する方法や、平均値からの偏差により偏差の大き
な順に優先度を決定する方法等の公知の方法を使用する
ことができる。
【0045】なお、上記各実施例では、トレンドグラフ
を表示色でグループ化した場合について説明したが、本
発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例え
ば、線の種類、実線、破線、点線、太線等によってグル
ープ化する等、表示色以外でグループ化してもよいこと
はもちろんである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトレンド
グラフ表示装置によれば、1つの表示画面内に多数のト
レンドグラフを同時に表示することができ、かつ、視認
性に優れた表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のトレンドグラフ表示装置の
構成を示す図。
【図2】色グループ対応情報の構成を示す図。
【図3】トレンド表示情報の構成を示す図。
【図4】ポイント表示情報の構成を示す図。
【図5】図1のトレンドグラフ表示装置の表示画面の例
を示す図。
【図6】図1のトレンドグラフ表示装置の動作を説明す
るための図。
【図7】他の実施例のトレンドグラフ表示装置の構成を
示す図。
【図8】従来のトレンドグラフ表示装置の構成を示す
図。
【図9】従来のトレンドグラフ表示装置の表示画面の例
を示す図。
【符号の説明】
1 プロセス入力装置 2 データ入力部 3 入力データ編集処理部 4 トレンドデータサンプリング処理部 5 トレンドデータ表示処理部 6 トレンド表示要求処理部 7 オペレータ入力処理部 8 表示装置 9 オペレータ入力装置 100 トレンドグラフ選択部 101 トレンドデータグループ変更処理部 102 トレンドグラフ選択処理部 103 表示情報変更処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの表示画面上に、複数のトレンドグラ
    フを表示可能に構成されたトレンドグラフ表示装置にお
    いて、 前記トレンドグラフの表示態様毎に予め複数のグループ
    に分けられたトレンドグラフの中から、該表示態様を指
    定することにより、所望のトレンドグラフを選択するた
    めの選択情報を入力可能に構成されたオペレータ入力処
    理手段と、 前記オペレータ入力処理手段からの前記選択情報に基づ
    き、選択されたグループを同定して選択グループ情報を
    出力するとともに、該選択情報が連続して入力された回
    数をカウントして優先度情報として出力するトレンドデ
    ータグループ変換処理手段と、 前記トレンドデータグループ変換処理手段からの前記選
    択グループ情報に基づいて対応するグループを選択する
    とともに、前記優先度情報と各トレンドグラフ毎に設定
    されている表示優先度とを比較して該グループの中から
    対応する1つのトレンドグラフを選択するトレンドグラ
    フ選択処理手段と、 前記トレンドグラフ選択処理手段によって選択されたト
    レンドグラフの表示態様を変化させる表示情報と、この
    トレンドグラフに関する情報を表示させる表示情報を発
    生する表示情報変更処理手段とを具備したことを特徴と
    するトレンドグラフ表示装置。
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