JPH0621366Y2 - ヘヤードライヤー - Google Patents

ヘヤードライヤー

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JPH0621366Y2
JPH0621366Y2 JP1988130960U JP13096088U JPH0621366Y2 JP H0621366 Y2 JPH0621366 Y2 JP H0621366Y2 JP 1988130960 U JP1988130960 U JP 1988130960U JP 13096088 U JP13096088 U JP 13096088U JP H0621366 Y2 JPH0621366 Y2 JP H0621366Y2
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switch
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JP1988130960U
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JPH0251805U (ja
Inventor
博 上田
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日栄電機産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ヘヤードライヤーに関し、更に詳しくは熱風
吹出し中に、瞬時にヒーター回路を遮断すると共に、強
冷風を吹出させるようにしたヒーター回路遮断兼強冷風
用スイッチを取付けたヘヤードライヤーに係るものであ
る。
[従来の技術] 従来、ヘヤードライヤーの電気回路は、例えば第4図に
示す如く、商用電源コンセントに差込むプラグ1の差込
み端子間に接続された、温度ヒューズ2と、ダイオード
3と、電圧降下用抵抗器4と、送風用モーター5の電源
用ブリッジ型整流器6の交流入力側と、スライド式切換
スイッチ7に於ける第1アクションにより閉路する第1
スイッチ部7aとのモーター駆動用直列回路、および前
記ダイオード3と前記プラグ1の他方の差込み端子間に
接続された、ヒーター8と、サーモスタット9と、前記
スライド式切換スイッチ7に於ける第2アクションによ
り閉路する第2スイッチ部7bとのヒーター通電用直列
回路、並びに前記ダイオード3と並列に接続され、モー
ター駆動用回路およびヒーター通電用回路への電圧を2
段階に切換える高低切換スイッチ10と、前記温度ヒュ
ーズ2の他端とプラグ1の他方の差込み端子間に接続さ
れた雑音防止用コンデンサー11とから構成されてい
る。
上記電気回路を有するヘヤードライヤーを使用するに当
り、前記スライド式切換スイッチ7の第1スイッチ部7
aを第1アクションにより閉路すると共に、前記高低切
換スイッチ10を閉路してダイオード3を短絡すること
により、送風用モーター5の電源用ブリッジ型整流器6
の交流入力側に、全波の商用電源電圧を印加することが
でき、従つて送風用モーター5を定格回転させることが
できるので、比較的強い冷風を吹出させることができ
る。
なお、上記強冷風の吹出し時に於いて、高低切換スイッ
チ10を開路することにより、ブリッジ型整流器6の交
流入力側に半波の商用電源電圧を印加することができ、
従つて送風用モーター5を比較的低速で回転させること
ができるので、比較的弱い冷風を吹出させることができ
る。
次に、前記スライド式切換スイッチ7の第2スイッチ部
7bを第1スイッチ部7aに引続いて第2アクションに
より閉路することにより(高低切換スイッチ10は予め
閉路してある)、ブリッジ型整流器6の交流入力側と、
ヒーター8とに全波の商用電源電圧を印加することがで
き、従って比較的高温の強い熱風を吹出させることがで
きる。
なお、上記高温強熱風の吹出し時に於いて、高低切換ス
イッチ10を開路することにより、ブリッジ型整流器6
の交流入力側と、ヒーター8とに半波の商用電源電圧を
印加することができるので、比較的低温の弱い熱風を吹
出させることができる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来のヘヤードライヤーに於いて
は、熱風吹出し中に、瞬時にヒーター回路を遮断して、
冷風を吹出させるような手段を備えたものがなく、その
機能を有するヘヤードライヤーの出現が望まれていた。
本考案は、かくの如き従来の問題点を解決すべくなした
ヒーター回路遮断兼強冷風用スイッチを取付けたヘヤー
ドライヤーを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記従来の問題を解決するためになされたも
のであって、その要旨とするところは、送風用モーター
回路単独、あるいは送風用モーター回路とヒーター回路
とに亘り、夫々電源電圧を供給するスライド式切換スイ
ッチのヒーター回路側に、押釦の押圧により弾性変形す
る倒皿状バネ体と、この倒皿状バネ体の下面中央部に連
接する絶縁性作動杆と、この絶縁性作動杆の下面に連接
する切換接触子と、この切換接触子の自由端の一方面に
常時は接触している接点と、前記切換接触子の自由端の
他方面に常時は接触していない接点とから成り、前記切
換接触子に接触している常閉接点側を前記ヒーター回路
遮断スイッチとして直列接続し、前記切換接触子に接触
していない常開接点側を、前記モーター回路の分圧抵抗
器の一部を短絡する強冷風スイッチとしたヘヤードライ
ヤーにある。
[作用] 上記構成より成る本考案によれば、押釦を指先により押
圧して、倒皿状バネ体を凹状の弾性変形させることによ
り、この倒皿状バネ体の下面中央部に連接する絶縁性作
動杆を介して切換接触子を押下げ、この切換接触子の自
由端の一方面に接触している常閉接点を開路すると共
に、切換接触子の自由端の他方面に接触していない常開
接点を閉路することができ、従つてヒーター回路を遮断
すると共に、強制的に強冷風に切換えることができる。
また、指先による押釦の押圧を解くことにより、倒皿状
バネ体の凹状の弾性変形を元の倒皿状に復元させること
ができると共に、切換接触子を元の状態に押上げること
ができ、開路していた接点を閉路すると共に、閉路して
いた接点を開路することができる。
そして、前記の如く、倒皿状バネ体が凹状の弾性変形を
するとき、あるいは倒皿状バネ体が凹状の弾性変形状態
から元の倒皿状に復元するとき、倒皿状バネ体がクリッ
クアクションとなり、スイッチとしての開閉アクション
が比較的強く、従ってスイッチの開路あるいは閉路のア
クション伝達の感触が優れている。
[実施例] 次に、ヒーター回路遮断兼強冷風用スイッチを設けた本
考案ヘヤードライヤーの電気回路の実施例を第1図に基
づき以下に説明する。
第1図に示す如く、商用電源コンセントに差込むプラグ
1の差込み端子間に接続された、温度ヒューズ2と、ダ
イオード3と、電圧降下用抵抗器4と、送風用モーター
5の電源用ブリッジ型整流器6の交流入力側と、スライ
ド式切換スイッチ7に於ける第1アクションにより閉路
する第1スイッチ部7aとのモーター駆動用直列回路、
および前記ダイオード3と前記プラグ1の他方の差込み
端子間に接続された、ヒーター8と、サーモスタット9
と、前記スライド式切換スイッチ7に於ける第2アクシ
ョンにより閉路する第2スイッチ部7bとのヒーター通
電用直列回路、並びに前記ダイオード3と並列に接続さ
れ、モーター駆動用回路およびヒーター通電用回路への
電圧を2段階に切換える高低切換スイッチ10と、前記
温度ヒューズ2の他端とプラグ1の他方の差込み端子間
に接続された雑音防止用コンデンサー11とから構成さ
れているヘヤードライヤーの電気回路に於いて、押釦1
3の押圧により弾性変形する倒皿状バネ体14と、この
倒皿状バネ体14の下面中央部に連接する絶縁性作動杆
15と、この絶縁性作動杆15の下面に連接する切換接
触子16と、この切換接触子16の自由端の一方面に常
時は接触している接点17aと、前記切換接触子16の
自由端の他方面に常時は接触していない接点18aとか
ら成るヒーター回路遮断兼強冷風用スイッチ12の前記
切換接触子16に接触している常閉接点側を、前記ダイ
オード3とヒーター8との間に接続し、前記切換接触子
16に接触していない常開接点側を、前記ダイオード3
と抵抗器4の分圧点4bとの間に接続したのである。
第2図は、本考案ヘヤードライヤーの電気回路の他の実
施例であって、これは前記ヒーター回路遮断兼強冷風用
スイッチ12の前記切換接触子16に接触している常閉
接点側を、前記サーモスタット9と、前記スライド式切
換スイッチ7に於ける第2スイッチ部7bとの間に接続
し、前記切換接触子16に接触していない常開接点側
を、前記ブリッジ型整流器6の交流入力側とスライド式
切換スイッチ7に於ける第1スイッチ部7aとの間に介
装されている抵抗器4の分圧点4bと、スライド式切換
スイッチ7に於ける第2スイッチ部7bとの間に接続し
たのである。
次に、ヒーター回路遮断兼強冷風用スイッチ12の本考
案実施例を第3図に基づき以下に説明する。
第3図に示す如く、本考案実施例のヒーター回路遮断兼
強冷風用スイッチ12は、押釦13の押圧によりその突
杆13aを介して凹状に弾性変形する倒皿状バネ体14
と、この倒皿状バネ体14の下面中央部に連接する絶縁
性作動杆15と、この絶縁性作動杆15の下面に連接す
る切換接触子16と、この切換接触子16の自由端の一
方面に於ける接点16aと常時は接触している接続端子
17に於ける接点17aと、切換接触子16の自由端の
他方面に於ける接点16bと常時は接触していない接続
端子18に於ける接点18aから成り、前記倒皿状バネ
体14は、例えば合成樹脂製支台19上に載置され、前
記絶縁性作動杆15は支台19の中央孔19aに遊嵌さ
れ、前記切換接触子16の後端部に於ける接続端子16
cは支台19の後端部下面に固定され、前記接続端子1
7は支台19の前端部下面に固定されており、また前記
接続端子18は合成樹脂製の底蓋20の前端部底面上に
固定されている。
上記各部材は、接続端子16c、17、18を除き、合
成樹脂製の上蓋21と底蓋20とから成るケーシング内
に包含されている。
なお、前記押釦13に於ける突杆13aは、前記上蓋2
1の中央孔21aに遊嵌されている。
また、前記絶縁性作動杆15は、例えばセラミック製の
ものを使用すればよい。
[考案の効果] 本考案は、上述した如く、送風用モーター回路単独、あ
るいは送風用モーター回路とヒーター回路とに亘り、夫
々電源電圧を供給するスライド式切換スイッチのヒータ
ー回路側に、押釦の押圧により弾性変形する倒皿状バネ
体と、この倒皿状バネ体の下面中央部に連接する絶縁性
作動杆と、この絶縁性作動杆の下面に連接する切換接触
子と、この切換接触子の自由端の一方面に常時は接触し
ている接点と、前記切換接触子の自由端の他方面に常時
は接触していない接点とから成り、前記切換接触子に接
触している常閉接点側を前記ヒーター回路遮断スイッチ
として直列接続し、前記切換接触子に接触していない常
開接点側を、前記モーター回路の分圧抵抗器の一部を短
絡する強冷風スイッチとしたので、押釦を指先により押
圧して、倒皿状バネ体の凹状に弾性変形させることによ
り、この倒皿状バネ体の下面中央部に連接する絶縁性作
動杆を介して切換接触子を押下げ、この切換接触子の自
由端の一方面に接触している常閉接点を開路すると共
に、切換接触子の自由端の他方面に接触していない常開
接点を閉路することができ、従ってヒーター回路を遮断
すると共に、強制的に強冷風に切換えることができる。
また、指先による押釦の押圧を解くことにより、倒皿状
バネ体の凹状の弾性変形を元の倒皿状に復元させること
ができると共に、切換接触子を元の状態に押上げること
ができ、開路していた接点を閉路すると共に、閉路して
いた接点を開路することができる。
そして、前記の如く、倒皿状バネ体が凹状の弾性変形を
するとき、あるいは倒皿状バネ体が凹状の弾性変形状態
から元の倒皿状に復元するとき、倒皿状バネ体がクリッ
クアクションとなり、スイッチとしての開閉アクション
が比較的強く、従ってスイッチの開路あるいは閉路のア
クション伝達の感触が優れており、この種のスイッチと
して極めて好適であり、他の分野のスイッチとしても適
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のヘヤードライヤーの電気回路の実施例
図、第2図は本考案のヘヤードライヤーの電気回路の他
の実施例図、第3図はヒーター回路遮断兼強冷風用スイ
ッチの本考案実施例を示す断面図、第4図は従来のヘヤ
ードライヤーの電気回路図である。 図中、1はプラグ、2は温度ヒューズ、3はダイオー
ド、4は電圧降下用抵抗器、4aは分圧点、5は送風用
モーター、6はブリッジ型整流器、7はスライド式切換
スイッチ、8はヒーター、9はサーモスタット、10は
高低切換スイッチ、11は雑音防止用コンデンサー、1
2はヒーター回路遮断兼強冷風用スイッチ、13は押
釦、14は倒皿状バネ体、15は絶縁性作動杆、16は
切換接触子、16a,16bは接点、17は接続端子、
17aは接点、18は接続端子、18aは接点、19は
支台、20は底蓋、21は上蓋である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風用モーター回路単独、あるいは送風用
    モーター回路とヒーター回路とに亘り、夫々電源電圧を
    供給するスライド式切換スイッチのヒーター回路側に、
    押釦の押圧により弾性変形する倒皿状バネ体と、この倒
    皿状バネ体の下面中央部に連接する絶縁性作動杆と、こ
    の絶縁性作動杆の下面に連接する切換接触子と、この切
    換接触子の自由端の一方面に常時は接触している接点
    と、前記切換接触子の自由端の他方面に常時は接触して
    いない接点とから成り、前記切換接触子に接触している
    常閉接点側を前記ヒーター回路遮断スイッチとして直列
    接続し、前記切換接触子に接触していない常開接点側
    を、前記モーター回路の分圧抵抗器の一部を短絡する強
    冷風スイッチとしたことを特徴とするヘヤードライヤ
    ー。
JP1988130960U 1988-10-07 1988-10-07 ヘヤードライヤー Expired - Lifetime JPH0621366Y2 (ja)

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JPH0251805U JPH0251805U (ja) 1990-04-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129362Y2 (ja) * 1977-11-07 1986-08-30
JPS609402U (ja) * 1983-06-30 1985-01-23 東芝熱器具株式会社 ヘヤ−ドライヤ−

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JPH0251805U (ja) 1990-04-12

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