JPH06213473A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JPH06213473A JPH06213473A JP5002943A JP294393A JPH06213473A JP H06213473 A JPH06213473 A JP H06213473A JP 5002943 A JP5002943 A JP 5002943A JP 294393 A JP294393 A JP 294393A JP H06213473 A JPH06213473 A JP H06213473A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- auxiliary pipe
- ceiling
- heat exchanger
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 家屋の天井内に埋め込んで据付けされる空気
調和装置において、施工上の制約をうけるような設置場
所であっても取付方向の制限をうけないようにすること
を目的とする。 【構成】 台枠４の長側面５の全長に継続して外形より
凹ませた側面凹部６を設けた構成により、側面凹部６を
据付け現場の配線の引廻しスペースにできて取付方向の
制限をなくすることができる。
調和装置において、施工上の制約をうけるような設置場
所であっても取付方向の制限をうけないようにすること
を目的とする。 【構成】 台枠４の長側面５の全長に継続して外形より
凹ませた側面凹部６を設けた構成により、側面凹部６を
据付け現場の配線の引廻しスペースにできて取付方向の
制限をなくすることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋などの天井内に埋
め込んで据付けされる空気調和装置に関する。
め込んで据付けされる空気調和装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、部屋の有効スペースを減少させな
いように天井内に埋め込んで据付けされる空気調和装置
が多く利用されるようになり、保守上の便宜をはかった
発明もなされている（例えば特開平１−２２２１３０号
公報参照）。
いように天井内に埋め込んで据付けされる空気調和装置
が多く利用されるようになり、保守上の便宜をはかった
発明もなされている（例えば特開平１−２２２１３０号
公報参照）。
【０００３】以下に従来の空気調和装置について説明す
る。図５に示すように、空気調和装置２１を天井２２の
上方の裏スペースに据付けるとき、天井裏ベース２３に
取付けられた吊ボルト２４に空気調和装置２１の両側面
に配設された吊具２５を上下のナット２６で固定する。
空気調和装置２１の一側面より導出する冷媒配管２７お
よびドレン配管２８は、据付け現場で施工されるそれぞ
れの配管と接続される。なお空気調和装置２１はそのク
ロスフローファン（図示せず）の駆動によって化粧パネ
ル２９から室内空気が吸込まれ熱交換器（図示せず）に
よって室内空気と冷媒との熱交換がされ、吹出口（図示
せず）から吹き出されて空気調和される。
る。図５に示すように、空気調和装置２１を天井２２の
上方の裏スペースに据付けるとき、天井裏ベース２３に
取付けられた吊ボルト２４に空気調和装置２１の両側面
に配設された吊具２５を上下のナット２６で固定する。
空気調和装置２１の一側面より導出する冷媒配管２７お
よびドレン配管２８は、据付け現場で施工されるそれぞ
れの配管と接続される。なお空気調和装置２１はそのク
ロスフローファン（図示せず）の駆動によって化粧パネ
ル２９から室内空気が吸込まれ熱交換器（図示せず）に
よって室内空気と冷媒との熱交換がされ、吹出口（図示
せず）から吹き出されて空気調和される。
【０００４】以上のように構成された従来の空気調和装
置２１を天井２２の裏スペースに余裕があって施工上の
制約をうけない据付け場所に据付けるときは、問題ない
が、２×４住宅など、天井裏ベース２３の高さが低く、
または、図６に示すように、空気調和装置２１の両側面
に隣接して大梁３０などがあるときは、空気調和装置２
１の冷媒配管２７などの導出方向以外は据付け現場の配
管の引廻しが行なえないので、空気調和装置２１の取付
方向が制限され部屋に対して空気調和装置２１の最適な
吸込や吹出が選択できなくて部屋の温度分布が悪くな
り、快適性に欠けたり、また無理に配管の引廻しを行な
うときには、大梁３０に孔をあけるなどの工事が必要で
工事の手間がかかったり、また住宅の強度が低下するこ
とがあった。
置２１を天井２２の裏スペースに余裕があって施工上の
制約をうけない据付け場所に据付けるときは、問題ない
が、２×４住宅など、天井裏ベース２３の高さが低く、
または、図６に示すように、空気調和装置２１の両側面
に隣接して大梁３０などがあるときは、空気調和装置２
１の冷媒配管２７などの導出方向以外は据付け現場の配
管の引廻しが行なえないので、空気調和装置２１の取付
方向が制限され部屋に対して空気調和装置２１の最適な
吸込や吹出が選択できなくて部屋の温度分布が悪くな
り、快適性に欠けたり、また無理に配管の引廻しを行な
うときには、大梁３０に孔をあけるなどの工事が必要で
工事の手間がかかったり、また住宅の強度が低下するこ
とがあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の構
成では、施工上の制約があるときに取付け方向の制約を
うけて、部屋の温度分布が悪くなり快適性に欠けたり、
配管取付け工事の作業性が悪いという問題点を有してい
た。
成では、施工上の制約があるときに取付け方向の制約を
うけて、部屋の温度分布が悪くなり快適性に欠けたり、
配管取付け工事の作業性が悪いという問題点を有してい
た。
【０００６】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので施工上の制約をうけるようなときも取付方向の制限
をうけずに部屋の温度分布が良く、快適性を向上させ、
かつ配管取付工事の作業性の良い空気調和装置を提供す
ることを目的とする。
ので施工上の制約をうけるようなときも取付方向の制限
をうけずに部屋の温度分布が良く、快適性を向上させ、
かつ配管取付工事の作業性の良い空気調和装置を提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項１に記載する空気調和装置は、台枠の
長側面の全長に継続して外形より凹ませた側面凹部を設
けた構成とし、請求項２記載の発明は、側面凹部のほぼ
中央部に屈曲可能な補助配管を設けた構成とし、請求項
３記載の発明は、側面凹部に屈曲可能な補助配管を設け
るとともに長側面を取外し可能な構成としたものであ
る。
に本発明の請求項１に記載する空気調和装置は、台枠の
長側面の全長に継続して外形より凹ませた側面凹部を設
けた構成とし、請求項２記載の発明は、側面凹部のほぼ
中央部に屈曲可能な補助配管を設けた構成とし、請求項
３記載の発明は、側面凹部に屈曲可能な補助配管を設け
るとともに長側面を取外し可能な構成としたものであ
る。
【０００８】
【作用】この構成において、側面凹部を据付け現場の配
管の引廻しスペースとすることとなり、また、補助配管
の取出し方向を据付け現場の配管に対応させることとな
り、また補助配管の屈曲を自在にするとともに配管接続
作業を天井の下側で行なうこととなる。
管の引廻しスペースとすることとなり、また、補助配管
の取出し方向を据付け現場の配管に対応させることとな
り、また補助配管の屈曲を自在にするとともに配管接続
作業を天井の下側で行なうこととなる。
【０００９】
（実施例１）以下請求項１記載の本発明の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【００１０】図１および図２に示すように、天井埋込み
型の空気調和装置１は、天井２の下方の表面に露出する
化粧パネル３を下面とし、下方に開口を有し鋼板製で箱
形状に形成した台枠４が、天井２の上方の内部に埋め込
まれて設置される。
型の空気調和装置１は、天井２の下方の表面に露出する
化粧パネル３を下面とし、下方に開口を有し鋼板製で箱
形状に形成した台枠４が、天井２の上方の内部に埋め込
まれて設置される。
【００１１】台枠４の片側の長側面５の上部には、全長
に継続して長側面５より凹ませて側面凹部６が形設さ
れ、短側面７には、空気調和装置１を吊持するための複
数個の吊金具８が設けられている。また短側面７の片側
には室内空気と冷媒との熱交換を行う熱交換器９と接続
された補助配管１０ａと、熱交換器９から排出されるド
レン水を受ける水受皿１１に滞留したドレン水をドレン
アップメカ（図示せず）により排出するドレン口１２ａ
が、短側面７を貫通して配設されている。図中の１３は
化粧パネル３の吸込口、１４は化粧パネル３の吹出口、
１５は発泡樹脂製（たとえば発泡スチロールなど）のエ
アガイダ、１６は送風作用を行なうクロスフローファ
ン、１７はスタビライザ、１８は底板である。
に継続して長側面５より凹ませて側面凹部６が形設さ
れ、短側面７には、空気調和装置１を吊持するための複
数個の吊金具８が設けられている。また短側面７の片側
には室内空気と冷媒との熱交換を行う熱交換器９と接続
された補助配管１０ａと、熱交換器９から排出されるド
レン水を受ける水受皿１１に滞留したドレン水をドレン
アップメカ（図示せず）により排出するドレン口１２ａ
が、短側面７を貫通して配設されている。図中の１３は
化粧パネル３の吸込口、１４は化粧パネル３の吹出口、
１５は発泡樹脂製（たとえば発泡スチロールなど）のエ
アガイダ、１６は送風作用を行なうクロスフローファ
ン、１７はスタビライザ、１８は底板である。
【００１２】以上のように構成された空気調和装置１を
天井２の上方の裏スペースに余裕のない場所（たとえば
２×４住宅など）に据付けるときで、据付け現場での配
管などが空気調和装置１から導出する補助配管１０ａの
方向に合致するときはそのまま配管接続を行ない、補助
配管１０ａの方向と反対側から引廻されるときは、据付
け現場の配管を台枠４の側面凹部６の部分にそわせて配
管して補助配管１０ａ側へ引廻しをしてから配管接続を
行なう。すなわち、側面凹部６が住宅構造体と空気調和
装置１の間に配管に必要なスペースとなり、現場の配管
の挿通が容易にできる。したがって空気調和装置１の取
付方向が据付け現場の配管方向に制限されることなく、
部屋の状況に応じて最適な選択ができるので、部屋の温
度分布を良化し快適性を向上できる。また住宅に対して
の特別な工事も不要となり、住宅強度を劣化させない。
さらに側面凹部６は、台枠４の上部に設けられているの
で、クロスフローファン１６による空気流れの吸込抵抗
に影響を及ぼすことがなく性能上の不都合も生じない。
天井２の上方の裏スペースに余裕のない場所（たとえば
２×４住宅など）に据付けるときで、据付け現場での配
管などが空気調和装置１から導出する補助配管１０ａの
方向に合致するときはそのまま配管接続を行ない、補助
配管１０ａの方向と反対側から引廻されるときは、据付
け現場の配管を台枠４の側面凹部６の部分にそわせて配
管して補助配管１０ａ側へ引廻しをしてから配管接続を
行なう。すなわち、側面凹部６が住宅構造体と空気調和
装置１の間に配管に必要なスペースとなり、現場の配管
の挿通が容易にできる。したがって空気調和装置１の取
付方向が据付け現場の配管方向に制限されることなく、
部屋の状況に応じて最適な選択ができるので、部屋の温
度分布を良化し快適性を向上できる。また住宅に対して
の特別な工事も不要となり、住宅強度を劣化させない。
さらに側面凹部６は、台枠４の上部に設けられているの
で、クロスフローファン１６による空気流れの吸込抵抗
に影響を及ぼすことがなく性能上の不都合も生じない。
【００１３】（実施例２）以下請求項２記載の発明の実
施例について、図面を参照しながら説明する。前述実施
例１と同じ構成部品には同一符合を付して説明を省略す
る。
施例について、図面を参照しながら説明する。前述実施
例１と同じ構成部品には同一符合を付して説明を省略す
る。
【００１４】図３に示すように本実施例の特徴とすると
ころは、前述実施例１の構成に熱交換器９と接続した補
助配管１０ｂとドレン口１２ｂを側面凹部６のほぼ中央
部に配設し、かつ補助配管１０ｂの長さを短側面７の端
部よりはみ出すように長くしたことにある。
ころは、前述実施例１の構成に熱交換器９と接続した補
助配管１０ｂとドレン口１２ｂを側面凹部６のほぼ中央
部に配設し、かつ補助配管１０ｂの長さを短側面７の端
部よりはみ出すように長くしたことにある。
【００１５】以上のように構成された空気調和装置１を
天井２の上方の裏スペースに余裕のない場所に据付ける
ときは、据付け現場の配管の方向に実線または２点鎖線
で示したように補助配管１０ｂを屈曲させて、それぞれ
の短側面７側で配管接続を行うことができ、前述実施例
１で述べた効果と同様の効果が得られる。
天井２の上方の裏スペースに余裕のない場所に据付ける
ときは、据付け現場の配管の方向に実線または２点鎖線
で示したように補助配管１０ｂを屈曲させて、それぞれ
の短側面７側で配管接続を行うことができ、前述実施例
１で述べた効果と同様の効果が得られる。
【００１６】（実施例３）以下請求項３記載の発明の実
施例について、図面を参照しながら説明する。前述実施
例２と同じ構成部品には同一符合を付して説明を省略す
る。
施例について、図面を参照しながら説明する。前述実施
例２と同じ構成部品には同一符合を付して説明を省略す
る。
【００１７】本実施例の特徴とするところは、前述実施
例２の構成に、熱交換器９と接続した補助配管１０ｃを
側面凹部６のほぼ中央部に配設し、かつ補助配管１０ｃ
の長さを長側面５の長さ以下にするとともに側面凹部６
の下部に形設したフランジ６ａに取付孔１９を合致させ
てビス（図示せず）などで取外し可能とした側面カバー
２０を配設したことにある。
例２の構成に、熱交換器９と接続した補助配管１０ｃを
側面凹部６のほぼ中央部に配設し、かつ補助配管１０ｃ
の長さを長側面５の長さ以下にするとともに側面凹部６
の下部に形設したフランジ６ａに取付孔１９を合致させ
てビス（図示せず）などで取外し可能とした側面カバー
２０を配設したことにある。
【００１８】上記の構成により、前述実施例２で説明し
た効果に加えて、側面カバー２０を取外して天井２の下
側に補助配管１０ｃを引き出しての配管接続が可能とな
り、作業性を向上できる。
た効果に加えて、側面カバー２０を取外して天井２の下
側に補助配管１０ｃを引き出しての配管接続が可能とな
り、作業性を向上できる。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、台枠の長側面の全長に継続して外形より凹ませた側
面凹部を設けた構成、また側面凹部のほぼ中央部に屈曲
可能な補助配管を設けた構成、また側面凹部に屈曲可能
な補助配管を設けるとともに長側面を取外し可能とした
構成により、取付方向の制約をうけずに部屋の温度分布
が良く、快適性を向上させ、かつ配管取付工事の作業性
の良い優れた空気調和装置を実現できるものである。
は、台枠の長側面の全長に継続して外形より凹ませた側
面凹部を設けた構成、また側面凹部のほぼ中央部に屈曲
可能な補助配管を設けた構成、また側面凹部に屈曲可能
な補助配管を設けるとともに長側面を取外し可能とした
構成により、取付方向の制約をうけずに部屋の温度分布
が良く、快適性を向上させ、かつ配管取付工事の作業性
の良い優れた空気調和装置を実現できるものである。
【図１】本発明の実施例１の空気調和装置の天井に据付
けた状態を示した概略断面図
けた状態を示した概略断面図
【図２】同空気調和装置の外観斜視図
【図３】本発明の実施例２の空気調和装置の外観斜視図
【図４】本発明の実施例３の空気調和装置の外観分解斜
視図
視図
【図５】従来の空気調和装置の天井に据付けた状態を一
部断面で示した側面図
部断面で示した側面図
【図６】同空気調和装置の天井に据付けた別の状態を一
部断面で示した側面図
部断面で示した側面図
４ 台枠 ５ 長側面 ６ 側面凹部 ７ 短側面 １０ａ 補助配管
Claims (3)
- 【請求項１】下方に開口を有し箱形状に形成した台枠の
片側の長側面の上部に全長に継続して前記長側面より凹
ませて形設した側面凹部と、片側の短側面に配設した熱
交換器と接続した補助配管を備えた空気調和装置。 - 【請求項２】熱交換器と接続した補助配管を側面凹部の
ほぼ中央部に配設し、かつ前記補助配管の長さを短側面
の端部よりやや長くするとともに両側の前記短側面側に
屈曲可能な構成とした請求項１記載の空気調和装置。 - 【請求項３】熱交換器と接続した補助配管を側面凹部に
配設し、かつ前記補助配管の長さを長側面の長さ以下に
するとともに前記側面凹部の下部に取外し可能とした側
面カバーを備えた請求項２記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5002943A JPH06213473A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5002943A JPH06213473A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06213473A true JPH06213473A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11543450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5002943A Pending JPH06213473A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06213473A (ja) |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP5002943A patent/JPH06213473A/ja active Pending
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