JPH06213214A - 油圧シリンダ - Google Patents

油圧シリンダ

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JPH06213214A
JPH06213214A JP544493A JP544493A JPH06213214A JP H06213214 A JPH06213214 A JP H06213214A JP 544493 A JP544493 A JP 544493A JP 544493 A JP544493 A JP 544493A JP H06213214 A JPH06213214 A JP H06213214A
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piston
end cover
cylinder
piston rod
circular
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JP544493A
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Nobuyuki Tanakura
信行 棚倉
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クッション用油室を構成する部材相互の直接接
触の防止が可能であり、これにより長寿命の油圧シリン
ダを提供する。 【構成】ピストンロッド3Aの外周面33には、弾性支
持材(Oリング)と、C形止め輪が装着される。クッシ
ョンリング4Dは、ピストン4Aの備える第1の円形外
面の径よりも小さい径を有する第2の円形外面421
と、ピストンロッド3Aの外周面33に間隙33aを持
たせて嵌め合わされる内面を備え、ピストン4Aと対向
する側面には弾性支持材(Oリング)が装着されて間隙
47aが形成される。クッション用油室7Aは、エンド
カバー5の持つ円形内面54と,ピストンロッド3Aの
外周33の間に挿まれた環状をなし、その長さ方向をク
ッションリング4Dの端面と,エンドカバー5の持つ端
面とで仕切られた空間として形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クッション用油室を備
えた油圧シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダは、各種の装置類における
操作源として広く使用されている。図9,〜図13にこ
うした従来技術による油圧シリンダの事例を示す。図9
は、従来例の油圧シリンダの要部の側断面図であり、図
10は、図9ににおけるシリンダボディの要部の側断面
図であり、図11は、図9におけるピストンロッドの要
部の側面図であり、図12は、図9におけるピストンの
側断面図であり、図13は、図9におけるエンドカバー
の一部断面した側面図である。なお、図9中には、図1
0,〜図13で付した符号については、代表的な符号の
みを記した。
【0003】図9,〜図13において、1は、シリンダ
ボディ2と、ピストンロッド3と、ピストン4と、エン
ドカバー5と、作動油供給孔6と、クッション用油室7
と、バイパス路8とで構成された油圧シリンダである。
シリンダボディ2は、円形内面21が形成された構造体
であり、その端面22から垂直方向にねじ穴22aが穿
たれ、後記する円形内面23に連通する作動油供給孔6
と、作動油供給孔6よりも端面22側に位置する円形内
面23に一方の端部が開口され,他方の端部が作動油供
給孔6に開口されて,円形内面23と作動油供給孔6と
の間を連通する流路81を備えている。また、シリンダ
ボディ2のエンドカバー5が装着される部位の内径は、
必要に応じて、円形内面21の径よりも僅かに大きい径
寸法を持つ円形内面23とし、さらに、端面22に隣接
するエンドカバー5が嵌め込まれる部位の内径は、円形
内面23の径よりも大きい径寸法を持つ円形内面24を
形成している。ピストンロッド3は、そのシリンダボデ
ィ2に挿入される側の端部31にピストン4を装着する
おねじ32を形成し、しかも、少なくとも端部31とエ
ンドカバー5により支持される部位との間の外周面33
を、円形に形成した構造体である。ピストンロッド3
は、その端部31の近くの外周面33に環状の溝34を
形成し、図示しない作動油が漏れ出るのを防止するため
によく知られたOリング91を装着している。なお、3
1aは、必要に応じて設けられるストッパである。
【0004】ピストン4は、有底円筒状の構造体であ
り、底部にあたる一方の端部には、おねじ32と嵌まり
合うねじ穴41が形成され、外周部は円形内面21と滑
動し合う第1の円形外面42であり、他方の端部に隣接
する部位は、第1の円形外面42の径よりも小さい径を
有し,第1の円形外面42の中心軸とその中心軸を一致
させて形成された円形外面43を持つ円筒部44となっ
ており、ねじ穴41を除き円筒部44を含む内面44a
は、ピストンロッド3の外周面33に嵌め合わされる構
成になっている。また、ピストン4は、第1の円形外面
42には、間隔を置いて2本の環状の溝44,44が形
成され、また、これらの溝44,44の中間に環状の溝
45が形成されている。それぞれの溝44,44には、
円形内面21に直接接触してしゅう動するしゅう動片9
2が装着され、また、溝45には、円形内面21と第1
の円形外面42との間の間隙部から、図示しない作動油
が漏れ出ることを防止するシール体93(シール体93
は、溝45の底部側に装着されるOリングと、Oリング
よりもシールする側に配置されて作動油のシールを直接
行う環状のシールリングとで構成される。)が装着され
る。
【0005】エンドカバー5は、シリンダボディ2の端
面22に装着されるカバー部51と、カバー部51から
突出して形成された円筒部52とで構成される。円筒部
52は、円形内面23に嵌め込まれる円形外面53と、
円形外面53の中心軸とその中心軸を一致させて,円形
外面43と滑動し合う円形内面54とを備えている。な
お、円形外面43と円形内面54との間の間隙は、例え
ば、約100μm程度あるいはそれ以下の極めて狭い寸
法に設定されている。
【0006】また、カバー部51には、ピストンロッド
3の外周面33と滑動し合い,ピストンロッド3を移動
自在に支持する円形の貫通孔55が、円形外面53の中
心軸とその中心軸を一致させて形成されている。また、
カバー部51には、シリンダボディ2が持つねじ穴22
aに対応した位置に、端面51aから六角穴付きねじ9
8を装着するための座ぐり穴51bが、また、円筒部5
2と連続する部位には、シリンダボディ2の備える円形
内面24と同等寸法の径を有する円形外面51cが形成
されており、エンドカバー5は、この円形外面51cを
円形内面24にはめ込み、座ぐり穴51aの位置で、六
角穴付きねじ98をねじ穴22aにねじ込むことで、シ
リンダボディ2の端面22に装着される。
【0007】また、エンドカバー5の円筒部52には、
円形外面53に間隔を置いて2本の環状の溝56,56
が形成され、また、これらの溝56,56の中間には、
エンドカバー5がシリンダボディ2に装着された際に、
流路81の円形内面23に開口された一方の端部と連通
される位置に貫通孔82が形成されており、それぞれの
溝56,56には、図示しない作動油が漏れ出ることを
防止するために、よく知られたOリング94が装着され
る。さらに、エンドカバー5の貫通孔55の端面51a
から円形内面54の奥に形成されている端面54aとの
間には、それぞれが環状形である溝57,溝58,溝5
9が、エンドカバー5がシリンダボディ2に装着された
際に、溝57が最も内側に、溝58が溝57と溝59と
の中間に、溝59が最も外側に、それぞれ位置するよう
形成されている。溝57,57には、ピストンロッド3
の外周面33に直接接触してしゅう動し合うしゅう動片
95が装着され、また、溝58には、外周面33と貫通
孔55との間の間隙部から、作動油が漏れ出ることを防
止するシール体96(シール体96は、シール体93と
同様の構成とするのが一般である。)が装着され、さら
に、溝59には、塵埃等の異物が油圧シリンダ1の内部
に侵入するのを防止するための接触形密封装置97が装
着される。
【0008】バイパス路8は、流路81と、貫通孔82
とで構成されており、その流路81の中間部には、バイ
パス路8中を通流する流体に対する抵抗値を調整するた
めのニードル弁99が設けられている。クッション用油
室7は、エンドカバー5の持つ円筒部52の円形内面5
4と,ピストンロッド3の外周面33の間に形成され、
その長さ方向をピストン4の持つ円筒部44の端面44
bと,エンドカバー5の持つ端面54aとで仕切られた
空間である。
【0009】なお、溝34,56に装着されるOリング
91,94は、Oリング単独で装着されるとして説明し
てきたが、Oリングの反加圧側にOリングの過度の変形
を防止するためのバックアップリングを装着する事例も
知られている。なおまた、流路81は、円形内面23と
作動油供給孔6との間を連通するとして説明してきた
が、作動油供給孔6に作動油を供給する図示しない管路
と円形内面23との間を連通するようにした流路81の
事例も知られている。
【0010】従来例の油圧シリンダ1は、上記の構成と
しており、図9において紙面に向かって左側のピストン
ロッド3の図示しない先端部に装着された図示しない被
操作装置あるいは被操作装置の図示しない操作部を、エ
ンドカバー5の端面51aに装着された図示しない圧縮
ばねのばね力を用いて、紙面に向かって左側に移動させ
るよう操作するものである。なお、被操作装置あるいは
被操作装置の操作部を非操作状態に戻すには、作動油供
給孔6から作動油を供給し、作動油の持つ圧力をピスト
ン4に作用させることにより、圧縮ばねのばね力に抗し
てピストンロッド3を紙面に向かって右方向に移動させ
ることで行われる。
【0011】ところで、被操作装置あるいは被操作装置
の操作部を、緊急に、例えば、100mmの間を数百ミ
リ秒以下の極めて短時間に操作する場合には、作動油供
給孔6から作動油を抜き出すことで圧縮ばねのばね力に
反抗する駆動力を一挙に消失させて、油圧シリンダ1を
高速で動作させる。しかしながら、被操作装置あるいは
被操作装置の操作部が、例えば締切り弁のごとく、操作
の終端位置に静止体(締切り弁の場合には、弁座がこれ
に当たる。)が存在する場合には、移動体(締切り弁の
場合には、弁がこれに当たる。)が操作の終端期まで高
速の動作を持続していると、移動体が静止体に衝突し、
移動体,静止体共に損傷を被ることとなる。
【0012】こうした事態を回避して、操作の終端期に
おいて、被操作装置あるいは被操作装置の操作部(従っ
て移動体)の動作速度を、従ってまたピストンロッド3
の移動速度を減速させて、移動体,静止体共に損傷を被
ることのない低速状態として移動体を静止体に接触させ
るようにする工夫が、油圧シリンダ1に施されている。
これが、クッション用油室7とバイパス路8およびこれ
らに関わる機構である。
【0013】すなわち、操作の終端期においては、油圧
シリンダ1の備えるピストン4はエンドカバー5に接近
し、円筒部44の端面44bが円形内面54に入り込む
ことで、クッション用油室7が形成される。図9は、こ
の状態を示している。クッション用油室7が形成される
と、ピストン4の移動(従って、ピストンロッド3の移
動)に伴いクッション用油室7中の作動油は圧縮され
る。円形内面54と円形外面43との間の間隙は、前記
したとおり、極めて狭い寸法に選定されているために、
圧縮されたほとんどの作動油は、バイパス路8を通流し
て作動油供給孔6に流れ出ることとなる。作動油がバイ
パス路8中を通流する流量は、主としてバイパス路8に
設けられているニードル弁99の開度で定まるので、ニ
ードル弁99の開度を適切な値に設定することで、円筒
部44の端面44bが円形内面54に入り込んだ(即
ち、操作の終端期の)ピストンロッド3(従って、被操
作装置あるいは被操作装置の操作部)の移動速度を極め
て急速に減速させて、適切な値の低速度にするのであ
る。
【0014】今までの説明の中では、ピストンロッド3
を移動させる操作源には、エンドカバー5の端面51a
に装着された圧縮ばねのばね力を用いるとした。これと
異なる方法として、例えば、ストッパ31a部に装着さ
れた圧縮ばねのばね力を用いる方法とか、ピストン4の
右側の空間に充填した作動油等の流体の圧力を用いる方
法も知られている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る油圧シリンダにおいては、操作の終端期において、被
操作装置あるいは被操作装置の操作部の動作速度を減速
させることにより、移動体,静止体共に損傷を被ること
のない低速状態として移動体を静止体に接触させること
を可能としているが、次記の問題点がなお残存してい
る。
【0016】すなわち、円形内面54と円形外面43と
の間の間隙は、前記したとおり、極めて狭い寸法に選定
されているために、この間隙寸法に関係するピストン
4,エンドカバー5等の部材の寸法誤差とか、被操作装
置,被操作装置の操作部等の重量等の外力によるピスト
ンロッド3の撓み等が重畳されることで、円形内面54
と円形外面43が直接接触し、 ピストンロッド3を移動させるのに要する操作力が増
大し、所定の操作速度を得ることが不可能となる。
【0017】円形内面54と円形外面43との直接接
触状態が悪化して固着された状態となった場合には、ピ
ストンロッド3の移動が不可能となる。 円形内面54と円形外面43とが、いずれか一方ある
いは互いに磨耗して間隙長が増大し、間隙から作動油が
漏れ出てしまうために、クッション用油室7のピストン
ロッド3の移動速度を減速させる機能を低減させる。
【0018】,〜に記載した諸問題が原因となっ
て、油圧シリンダが短期間で使用不能となる。 本発明は、前述の従来技術の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、クッション用油室を構成する部材
相互の直接接触の防止が可能であり、これにより長寿命
である油圧シリンダを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明では前述の目的
は、 1)円形内面を有するシリンダボディと、前記円形内面
と滑動し合う第1の円形外面を有するピストンと、この
ピストンを固着してピストンの移動を伝達するピストン
ロッドと、前記シリンダボディの端面に装着されて前記
ピストンロッドを移動自在に支持するエンドカバーと、
前記円形内面の内側の前記ピストンと前記エンドカバー
との間に形成されたクッション用油室と、前記ピストン
を反エンドカバー側に移動させる圧力を与える作動油を
供給するための前記シリンダボディに形成された作動油
供給孔と、前記クッション用油室と前記作動油の供給路
との間を連通するバイパス路を備えた油圧シリンダにお
いて、エンドカバーのピストン側に形成された円筒状の
外筒部と、前記外筒部の内面と滑動し合う第2の円形外
面を有し,ピストンロッドの外周面にピストンの前記エ
ンドカバー側位置で嵌め込まれるクッションリングと、
前記クッションリングを前記ピストンロッドおよび前記
ピストンから弾性的に支持する弾性支持体を備える構成
とすること、また 2)円形内面を有するシリンダボディと、前記円形内面
と滑動し合う第1の筒状円形外面を有するピストンと、
このピストンを固着してピストンの移動を伝達するピス
トンロッドと、前記シリンダボディの端面に装着されて
前記ピストンロッドを移動自在に支持するエンドカバー
と、前記円形内面の内側の前記ピストンと前記エンドカ
バーとの間に形成されたクッション用油室と、前記ピス
トンを反エンドカバー側に移動させる圧力を与える作動
油を供給するための前記シリンダボディに形成された作
動油供給孔と、前記クッション用油室と前記作動油の供
給路との間を連通するバイパス路を備えた油圧シリンダ
において、エンドカバーから分離して形成され,前記ピ
ストンロッドを移動自在に支持するとともにピストン側
に円筒状の外筒部を有するブシュと、ピストンの前記エ
ンドカバー側に一体に形成され,前記ブシュの有する外
筒部の内面と滑動し合う第2の円形外面を有する円筒部
と、前記ブシュを前記シリンダボディから弾性的に支持
する弾性支持体を備える構成とすること、さらにまた 3)円形内面を有するシリンダボディと、前記円形内面
と滑動し合う第1の円形外面を有するピストンと、この
ピストンを固着してピストンの移動を伝達するピストン
ロッドと、前記シリンダボディの端面に装着されて前記
ピストンロッドを移動自在に支持するエンドカバーと、
前記円形内面の内側の前記ピストンと前記エンドカバー
との間に形成されたクッション用油室と、前記ピストン
を反エンドカバー側に移動させる圧力を与える作動油を
供給するための前記シリンダボディに形成された作動油
供給孔と、前記クッション用油室と前記作動油の供給路
との間を連通するバイパス路を備えた油圧シリンダにお
いて、エンドカバーから分離して形成され,前記ピスト
ンロッドを移動自在に支持するとともにピストン側に円
筒状の外筒部を有するブシュと、前記ブシュを前記シリ
ンダボディから弾性的に支持する弾性支持体と、前記外
筒部の内面と滑動し合う第2の筒状円形外面を有し,ピ
ストンロッドの外周面にピストンの前記エンドカバー側
位置で嵌め込まれるクッションリングと、前記クッショ
ンリングを前記ピストンロッドおよび前記ピストンから
弾性的に支持する弾性支持体を備える構成とすること、
により達成される。
【0020】
【作用】本発明においては、油圧シリンダを、 エンドカバーのピストン側に形成された円筒状の外筒
部と、外筒部の内面と滑動し合う第2の円形外面を有
し,ピストンロッドの外周面にピストンのエンドカバー
側位置で嵌め込まれるクッションリングと、クッション
リングをピストンロッドおよびピストンから弾性的に支
持する弾性支持体を備える構成とすることにより、クッ
ションリングは、ピストンロッドならびにピストンとの
間に間隙が形成され,かつ弾性支持体に支持されてい
る。これにより、エンドカバーの円筒状の外筒部の内面
に対して、クッションリングに形成されている第2の円
形外面が偏心あるいは不平行の状態となっていても、こ
の状態のままで外筒部の内面内を第2の円形外面が移動
する際に、クッションリングに加わる応力により、クッ
ションリングは前記間隙の中で前記応力を解消する方向
にその姿勢を自己調整することが可能となる。このた
め、エンドカバーのピストン側に形成された円筒状の外
筒部の内面に対して、第2の円形外面が常に適正な間隙
長を維持して滑動し合うことが可能となる。
【0021】また、エンドカバーから分離して形成さ
れ,ピストンロッドを移動自在に支持するとともにピス
トン側に円筒状の外筒部を有するブシュと、ピストンの
エンドカバー側に一体に形成され,ブシュの有する外筒
部の内面と滑動し合う第2の円形外面を有する円筒部
と、ブシュをシリンダボディから弾性的に支持する弾性
支持体を備える構成とすることにより、ブシュは、エン
ドカバーならびにシリンダボディとの間に間隙が形成さ
れ,かつ弾性支持体に支持されている。これにより、ピ
ストンに形成されている第2の円形外面に対して、ブシ
ュの備える外筒部の内面が偏心あるいは不平行の状態と
なっていても、この状態のままで外筒部の内面内を第2
の円形外面が移動する際に、ブシュに加わる応力によ
り、ブシュは前記間隙の中で前記応力を解消する方向に
その姿勢を自己調整することが可能となる。このため、
ピストンに形成されている第2の円形外面に対して、外
筒部の内面が常に適正な間隙長を維持して滑動し合うこ
とが可能となる。
【0022】さらにまた、エンドカバーから分離して
形成され,ピストンロッドを移動自在に支持するととも
にピストン側に円筒状の外筒部を有するブシュと、ブシ
ュをシリンダボディから弾性的に支持する弾性支持体
と、外筒部の内面と滑動し合う第2の筒状円形外面を有
し,ピストンロッドの外周面にピストンのエンドカバー
側位置で嵌め込まれるクッションリングと、クッション
リングをピストンロッドおよびピストンから弾性的に支
持する弾性支持体を備える構成とすることにより、ブシ
ュは、エンドカバーならびにシリンダボディとの間に間
隙が形成され,かつ弾性支持体に支持され、これととも
に、クッションリングも、ピストンロッドならびにピス
トンとの間に間隙が形成され,かつ弾性支持体に支持さ
れている。これにより、ブシュの備える外筒部の内面に
対して、クッションリングに形成されている第2の円形
外面が偏心あるいは不平行の状態となっていても、この
状態のままで外筒部の内面内を第2の円形外面が移動す
る際に、ブシュならびにクッションリングのそれぞれに
加わる応力により、ブシュならびにクッションリング
は、前記間隙の中で前記応力を解消する方向にその姿勢
を自己調整することが可能となる。このため、ブシュの
外筒部に備える内面と第2の円形外面との間隙が、常に
適正な間隙長を維持して滑動し合うことが可能となる。
【0023】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。 実施例1;図1は、請求項1に対応する本発明の一実施
例による油圧シリンダの要部の側断面図であり、図2
は、図1におけるピストンロッドの要部の側面図であ
り、図3は、図1におけるピストンの側断面図であり、
図4は、図1におけるクッションリングの側断面図であ
る。図1,〜図4において、図9,〜図13に示した従
来例による油圧シリンダと同一部分には同じ符号を付
し、その説明を省略する。なお、図1中には、図2,〜
図4,図10,図13で付した符号については、代表的
な符号のみを記した。
【0024】図1,〜図4において、1Aは、シリンダ
ボディ2と、ピストンロッド3Aと、ピストン4Aと、
クッションリング4Dと、エンドカバー5と、作動油供
給孔6と、クッション用油室7Aと、バイパス路8とで
構成された油圧シリンダである。ピストンロッド3A
は、図11に示した従来例のピストンロッド3に対し
て、その外周面33に、後記するクッションリング4D
を装着する位置にOリング装着用の環状の溝311と、
クッションリング4Dの軸方向の移動を制限する後記す
るC形止め輪装着用の環状の溝312を追加して形成し
たものである。溝311には、弾性支持体としてのよく
知られたOリング991が、また、溝312には、保持
手段としてのよく知られたC形止め輪992がそれぞれ
装着される。
【0025】ピストン4Aは、図12に示した従来例の
ピストン4に対して、他方の端部に隣接する部位に設け
られた円筒部44を取り除いた構成としたものである。
クッションリング4Dは、図12に示したピストン4に
おける円筒部44をピストン4から分割して構成したも
のである。クッションリング4Dは、ピストン4Aの備
える第1の円形外面42の径よりも小さい径を有する第
2の円形外面421を持つ円筒状の構造を備えており、
その内面422は、ピストンロッド3Aの外周面33に
間隙33aを持たせて嵌め合わされる構成になってい
る。なお、第2の円形外面421は、エンドカバー5の
持つ円筒部52の円形内面54との間の間隙を、前述し
た従来例と同様に、例えば、約100μm程度あるいは
それ以下の極めて狭い寸法に設定されている。
【0026】また、クッションリング4Dのピストン4
Aと対向する側の側面には、環状の溝423が形成され
る。溝423には弾性支持体としてのよく知られたOリ
ング993が装着される。クッションリング4Dは、ピ
ストン4Aのねじ穴41が形成された端部に対して反対
側の端部側にOリング993を介して間隙47aを持た
せて装着され、C形止め輪992により、その溝423
が形成された端面に対して反対側の端面424を保持さ
れる。従って、クッションリング4Dは、ピストンロッ
ド3Aとの間、およびピストン4Aとの間に、それぞれ
Oリング991とOリング993が介在される間隙33
a,47aが形成されることとなる。
【0027】クッション用油室7Aは、エンドカバー5
の持つ円筒部52の円形内面54と,ピストンロッド3
Aの外周面33の間に形成され、その長さ方向をクッシ
ョンリング4Dの端面424と,エンドカバー5の持つ
端面54aとで仕切られた空間である。本発明では前述
の構成としたので、クッションリング4Dは、ピストン
ロッド3Aの外周面33ならびにピストン4Aとの間に
間隙33aおよび間隙47aが形成され、かつOリング
991とOリング993との2個の弾性支持体により弾
性的に支持されるために、間隙33aおよび間隙47a
の中でその姿勢を自己調整することが可能となるととも
に、その姿勢を安定して保つことが可能となる。これに
より、エンドカバー5の備える円形内面54に対して、
第2の円形外面421が常に適正な間隙長を維持して滑
動し合うことが可能となり、第2の円形外面421と、
エンドカバー5の備える円形内面54との間の間隙が極
めて狭いものであっても、第2の円形外面421と円形
内面54との直接接触は発生しない。
【0028】実施例2;図5は、請求項2に対応する本
発明の一実施例による油圧シリンダの要部の側断面図で
あり、図6は、図5におけるエンドカバーの側断面図で
あり、図7は、図5におけるブシュの一部断面した側面
図である。図5,〜図7において、図9,〜図13に示
した従来例による油圧シリンダと同一部分には同じ符号
を付し、その説明を省略する。なお、図5中には、図
6,図7,図10,〜図12で付した符号については、
代表的な符号のみを記した。
【0029】図5,〜図7において、1Bは、シリンダ
ボディ2と、ピストンロッド3と、ピストン4と、エン
ドカバー5Bと、ブシュ5Dと、作動油供給孔6と、ク
ッション用油室7Bと、バイパス路8とで構成された油
圧シリンダである。エンドカバー5Bは、図13に示し
た従来例のエンドカバー5に対して、カバー部51の貫
通孔55周辺部を取り除いた構成としたものである。エ
ンドカバー5Bは、従来例のエンドカバー5と同様に、
端面51aから座ぐり穴51bが、端面51aに対して
反対側の端面51dが形成された端部には円形外面51
cが、また、円形外面51cの中心軸とその中心軸を一
致させた円形の貫通孔511がそれぞれ形成されてい
る。
【0030】ブシュ5Dは、図13に示した従来例のエ
ンドカバー5における円筒部52とカバー部51の貫通
孔55周辺部とを分割して構成したものである。ブシュ
5Dは、円筒部520と、ピストンロッド3を移動自在
に支持する貫通孔55が設けられた支持部530と、支
持部530の円筒部520が設けられる部位に形成され
る保持手段としてのフランジ540とにより構成され
る。円筒部520は、図13中に示した円筒部52に対
して、円形外面521がシリンダボディ2の備える円形
内面23に間隙23aを持たせて嵌め合わされる構成に
なっている。支持部530は、そのピストン4側の端部
が円筒部520のエンドカバー5B側の端部に連続させ
て円筒状に形成されており、その円形外面531は、エ
ンドカバー5Bが備える貫通孔511に対し、間隙23
aと比較して充分大きい寸法の間隙が設けられるように
定められ、また、その反ピストン4側の端面532は、
エンドカバー5Bの端面51aの位置とほぼ同一の位置
となるように定められる。フランジ540は、ブシュ5
Dの軸方向の移動を制限するための保持手段であり、そ
の円形外面541は、シリンダボディ2の備える円形内
面23の径よりも大きく、しかも円形内面24に対して
は間隙23aと比較して充分大きい寸法の間隙が設けら
れるように定められ、また、その長さ方向の寸法は、エ
ンドカバー5Bの備える端面51dとの間に間隙が残る
ように定められる。
【0031】クッション用油室7Bは、ブシュ5Dの持
つ円筒部520の円形内面54と,ピストンロッド3の
外周面33の間に形成され、その長さ方向をピストン4
の持つ円筒部44の端面44bと,ブシュ5Dの持つ端
面54aとで仕切られた空間である。本発明では前述の
構成としたので、ブシュ5Dは、シリンダボディ2の円
形内面23との間に間隙23aが形成され、かつ、円形
内面23に対しては複数のOリング94,94により弾
性的に支持されるために、間隙23aの中でその姿勢を
自己調整することが可能となるとともに、その姿勢を安
定して保つことが可能となる。これにより、ピストン4
の備えるこの実施例の場合においては第2の円形外面と
なる円形外面43に対して、円形内面54が常に適正な
間隙長を維持して滑動し合うことが可能となり、ピスト
ン4の備える第2の円形外面43と、円形内面54との
間の間隙が極めて狭いものであっても、第2の円形外面
43と円形内面54との直接接触は発生しない。
【0032】実施例3;図8は、請求項3に対応する本
発明の一実施例による油圧シリンダの要部の側断面図で
ある。図8において、図1,〜図4に示した請求項1に
対応する本発明の一実施例による油圧シリンダ、図5,
〜図7に示した請求項2に対応する本発明の一実施例に
よる油圧シリンダ、および図9,〜図13に示した従来
例による油圧シリンダと同一部分には同じ符号を付し、
その説明を省略する。なお、図8中には、図2,〜図
4,図6,図7,図10で付した符号については、代表
的な符号のみを記した。
【0033】図8において、1Cは、シリンダボディ2
と、ピストンロッド3Aと、ピストン4Aと、クッショ
ンリング4Dと、エンドカバー5Bと、ブシュ5Dと、
作動油供給孔6と、クッション用油室7Cと、バイパス
路8とで構成された油圧シリンダである。クッション用
油室7Cは、ブシュ5Dの持つ円筒部520の円形内面
54と,ピストンロッド3Aの外周面33の間に形成さ
れ、その長さ方向をクッションリング4Dの端面424
と,ブシュ5Dの持つ端面54aとで仕切られた空間で
ある。
【0034】本発明では前述の構成としたので、クッシ
ョンリング4Dは、ピストンロッド3Aの外周面33な
らびにピストン4Aとの間に間隙33aおよび間隙47
aが形成され、かつOリング991とOリング993に
より弾性的に支持されるために、間隙33aおよび間隙
47aの中でその姿勢を自己調整することが可能となる
とともに、その姿勢を安定して保つことが可能となる。
また、ブシュ5Dは、シリンダボディ2の円形内面23
との間に間隙23aが形成され、かつ、円形内面23に
対しては複数のOリング94,94により弾性的に支持
されるために、間隙23aの中でその姿勢を自己調整す
ることが可能となるとともに、その姿勢を安定して保つ
ことが可能となる。これらにより、ピストン4Aの備え
る第2の円形外面421とクッションリング4Dの備え
る円形内面54との間の間隙は、常に適正な間隙長を維
持して滑動し合うことが可能となり、ピストン4Aの備
える第2の円形外面421とクッションリング4Dの備
える円形内面54との間の間隙が極めて狭いものであっ
ても、第2の円形外面421と円形内面54との直接接
触は発生しない。
【0035】今までの説明では、弾性支持体は、Oリン
グ991,Oリング993であり、Oリング単独で装着
されるとして説明してきたが、これに限定されるもので
はなく、例えば、従来例と同様にOリングの反加圧側に
Oリングの過度の変形を防止するためのバックアップリ
ングを装着してもよいものである。
【0036】
【発明の効果】本発明においては、油圧シリンダを、 エンドカバーのピストン側に形成された円筒状の外筒
部と、外筒部の内面と滑動し合う第2の円形外面を有
し,ピストンロッドの外周面にピストンのエンドカバー
側位置で嵌め込まれるクッションリングと、クッション
リングをピストンロッドおよびピストンから弾性的に支
持する弾性支持体を備える構成とするとか、 エンドカバーから分離して形成され,ピストンロッド
を移動自在に支持するとともにピストン側に円筒状の外
筒部を有するブシュと、ピストンのエンドカバー側に一
体に形成され,ブシュの有する外筒部の内面と滑動し合
う第2の円形外面を有する円筒部と、ブシュをシリンダ
ボディから弾性的に支持する弾性支持体を備える構成と
するとか、 エンドカバーから分離して形成され,ピストンロッド
を移動自在に支持するとともにピストン側に円筒状の外
筒部を有するブシュと、ブシュをシリンダボディから弾
性的に支持する弾性支持体と、外筒部の内面と滑動し合
う第2の筒状円形外面を有し,ピストンロッドの外周面
にピストンのエンドカバー側位置で嵌め込まれるクッシ
ョンリングと、クッションリングをピストンロッドおよ
びピストンから弾性的に支持する弾性支持体を備える構
成とすることにより、円形内面と第2の円形外面との間
の間隙が極めて狭いものであっても、円形内面と第2の
円形外面との直接接触の防止され、ピストンロッドの動
作不良を解消するとともに、油圧シリンダの長寿命化が
可能となるとの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応する本発明の一実施例による油
圧シリンダの要部の側断面図
【図2】図1におけるピストンロッドの要部の側面図
【図3】図1におけるピストンの側断面図
【図4】図1におけるクッションリングの側断面図
【図5】請求項2に対応する本発明の一実施例による油
圧シリンダの要部の側断面図
【図6】図5におけるエンドカバーの側断面図
【図7】図5におけるブシュの一部断面した側面図
【図8】請求項3に対応する本発明の一実施例による油
圧シリンダの要部の側断面図
【図9】従来例の油圧シリンダの要部の側断面図
【図10】図9におけるシリンダボディの要部の側断面
【図11】図9におけるピストンロッドの要部の側面図
【図12】図9におけるピストンの側断面図
【図13】図9におけるエンドカバーの一部断面した側
面図
【符号の説明】 1A 油圧シリンダ 1B 油圧シリンダ 1C 油圧シリンダ 2 シリンダボディ 23a 間隙 3 ピストンロッド 3A ピストンロッド 33 外周面 33a 間隙 4 ピストン 43 第2の円形外面 4A ピストン 4D クッションリング 421 第2の円形外面 47a 間隙 5 エンドカバー 54 円形内面 5B エンドカバー 5D ブシュ 6 作動油供給孔 7A クッション用油室 7B クッション用油室 7C クッション用油室 8 バイパス路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形内面を有するシリンダボディと、前記
    円形内面と滑動し合う第1の円形外面を有するピストン
    と、このピストンを固着してピストンの移動を伝達する
    ピストンロッドと、前記シリンダボディの端面に装着さ
    れて前記ピストンロッドを移動自在に支持するエンドカ
    バーと、前記円形内面の内側の前記ピストンと前記エン
    ドカバーとの間に形成されたクッション用油室と、前記
    ピストンを反エンドカバー側に移動させる圧力を与える
    作動油を供給するための前記シリンダボディに形成され
    た作動油供給孔と、前記クッション用油室と前記作動油
    の供給路との間を連通するバイパス路を備えた油圧シリ
    ンダにおいて、 エンドカバーのピストン側に形成された円筒状の外筒部
    と、前記外筒部の内面と滑動し合う第2の円形外面を有
    し,ピストンロッドの外周面にピストンの前記エンドカ
    バー側位置で嵌め込まれるクッションリングと、このク
    ッションリングを前記ピストンロッドおよび前記ピスト
    ンから弾性的に支持する弾性支持体を備えることを特徴
    とする油圧シリンダ。
  2. 【請求項2】円形内面を有するシリンダボディと、前記
    円形内面と滑動し合う第1の筒状円形外面を有するピス
    トンと、このピストンを固着してピストンの移動を伝達
    するピストンロッドと、前記シリンダボディの端面に装
    着されて前記ピストンロッドを移動自在に支持するエン
    ドカバーと、前記円形内面の内側の前記ピストンと前記
    エンドカバーとの間に形成されたクッション用油室と、
    前記ピストンを反エンドカバー側に移動させる圧力を与
    える作動油を供給するための前記シリンダボディに形成
    された作動油供給孔と、前記クッション用油室と前記作
    動油の供給路との間を連通するバイパス路を備えた油圧
    シリンダにおいて、 エンドカバーから分離して形成され,前記ピストンロッ
    ドを移動自在に支持するとともにピストン側に円筒状の
    外筒部を有するブシュと、ピストンの前記エンドカバー
    側に一体に形成され,前記ブシュの有する外筒部の内面
    と滑動し合う第2の円形外面を有する円筒部と、前記ブ
    シュを前記シリンダボディから弾性的に支持する弾性支
    持体を備えることを特徴とする油圧シリンダ。
  3. 【請求項3】円形内面を有するシリンダボディと、前記
    円形内面と滑動し合う第1の円形外面を有するピストン
    と、このピストンを固着してピストンの移動を伝達する
    ピストンロッドと、前記シリンダボディの端面に装着さ
    れて前記ピストンロッドを移動自在に支持するエンドカ
    バーと、前記円形内面の内側の前記ピストンと前記エン
    ドカバーとの間に形成されたクッション用油室と、前記
    ピストンを反エンドカバー側に移動させる圧力を与える
    作動油を供給するための前記シリンダボディに形成され
    た作動油供給孔と、前記クッション用油室と前記作動油
    の供給路との間を連通するバイパス路を備えた油圧シリ
    ンダにおいて、 エンドカバーから分離して形成され,前記ピストンロッ
    ドを移動自在に支持するとともにピストン側に円筒状の
    外筒部を有するブシュと、このブシュを前記シリンダボ
    ディから弾性的に支持する弾性支持体と、前記外筒部の
    内面と滑動し合う第2の筒状円形外面を有し,ピストン
    ロッドの外周面にピストンの前記エンドカバー側位置で
    嵌め込まれるクッションリングと、前記クッションリン
    グを前記ピストンロッドおよび前記ピストンから弾性的
    に支持する弾性支持体を備えることを特徴とする油圧シ
    リンダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5943939A (en) * 1996-12-06 1999-08-31 Smc Corporation Fluid pressure cylinder
CN115978045A (zh) * 2022-12-16 2023-04-18 泰兴欧曼液压科技有限公司 一种密封效果良好的锁模油缸

Cited By (3)

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