JPH06212988A - ターボ過給機 - Google Patents

ターボ過給機

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JPH06212988A
JPH06212988A JP5317660A JP31766093A JPH06212988A JP H06212988 A JPH06212988 A JP H06212988A JP 5317660 A JP5317660 A JP 5317660A JP 31766093 A JP31766093 A JP 31766093A JP H06212988 A JPH06212988 A JP H06212988A
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    • F04D29/681Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/685Inducing localised fluid recirculation in the stator-rotor interface
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    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関のターボ過給機から放射される非常
にうるさい、不快な騒音を低減することである。 【構成】 ターボ過給機は、内部に吸気口を形成してい
る外壁と、外壁の中に設けられた内壁をもつ吸気ハウジ
ングを有する。内壁の中に主吸込口が形成されており、
外壁と内壁の間に環状室が形成されている。この環状室
と主吸込口の間に設けられた連絡手段が二次吸込口を形
成している。ターボ過給機から放射される騒音を低減す
るため、曲がりくねった通路をもつ騒音低減装置が軸方
向に環状室と一直線をなして配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般には内燃機関、よ
り詳細にはターボ過給機からの騒音放射と、ターボ過給
機に使用できるように構成した受動形騒音低減装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の空気吸入を増加させるため使
用されるターボ過給機は、エンジンの出力を増大させる
周知の手段である。多くの従来のターボ過給機において
は、圧縮機ホィールは高速度、すなわち高回転数で駆動
される。例えば、多くのターボ過給機の圧縮機ホィール
は、約 100,000〜150,000 rpm で回転する。この高速度
で回転している圧縮機の羽根は、高い周波数の騒音を放
射する。このようなターボ過給機付エンジンをトラック
などの車両に使用すると、その騒音を運転者やそばにい
る人は非常にうるさく、かつ不快に感じることがある。
運転者やそばにいる人に達するターボ過給機の騒音の量
は、キャブおよびエンジン隔室に絶縁体を使用すること
によって大幅に減少した。今日までのところ、そのよう
な騒音低減パッケージが、運転者やそばにいる人に与え
る不快さをなんとか受容レベルに保ってきた。しかし、
ターボ過給機における幾つかの性能向上により、放射さ
れる騒音が増大し、運転者やそばにいる人の通常の受容
レベルを越えてしまった。
【0003】ターボ過給機の性能域を広げる方法のいく
つかの例として、可変ジオメトリ案内羽根および羽根付
ディフューザ、タービン抽気装置および弁、ケーシング
処理および軸方向溝や円周方向溝などの特徴の付加があ
る。
【0004】上に挙げた例の1つが、米国特許第4,743,
161 号 (1988年5月10日発行) に開示されている。この
性能強化の目標は、より広い速度範囲および負荷範囲に
わたる運転を可能にし、かつ低エンジン速度でより大き
なトルクを実現にすることにある。達成することはサー
ジ状態とチョーク状態の間に高効率の範囲を広げること
である。サージ状態はターボ過給機/圧縮機/エンジン
系が不安定および失速の境目にあることをいい、チョー
ク状態は前記系の必要空気流量が圧縮機の最大吐出量を
越えた状態をいう。前記米国特許第4,743,161 号には、
インデューサ再循環溝すなわちバイパスが開示されてい
る。バイパスは、余分の空気を圧縮機の羽根車スロート
の後方の段に吸い込むことによってチョーク流量を増加
させこと、および圧縮機段の異なる部分とバイパス流を
結合することによってすべての速度でサージが発生する
流量を減らすことの2つを行う。バイパスはシュラウド
に沿った箇所と二次吸込口とを連絡する単一円周スロッ
トを有し、チョーク時には前記吸込口に正の差圧を、そ
してサージ時には前記吸込口に負の差圧を発生させる。
インデューサ再循環溝すなわちバイパスは、シュラウド
に沿った箇所と二次吸込口とを連絡しているので、放射
される騒音の量を増加させることが判った。このため、
インデューサ再循環溝すなわちバイパスを使用する場合
は、音波が通過する二次通路が作られる。
【0005】上に述べた問題は運転者やそばにいる人に
強い不満を引き起こし、さらに製造者にターボ過給機の
代替や騒音低減装置の修正を検討させることになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上に述べた
1つまたはそれ以上の問題を解決することを目指してい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一態様とし
て、内部に吸気口を形成している外壁と、外壁の中に設
けられた内壁をもつ吸気ハウジングを有するターボ過給
機を提供する。内壁の中に主吸込口が形成されている。
外壁と内壁の間に環状室が形成されている。環状室と主
吸込口の間に設けられた連絡手段が二次吸込口を形成し
ている。ターボ過給機から放射された騒音を低減させる
手段が軸方向に環状室と一直線をなして配置されてい
る。
【0008】
【実施例】図1に示すように、内燃機関10は上面14
を有するシリンダブロック12と、上面14からシリン
ダブロック12を貫通しているシリンダボア16を有す
る。ピストン18はシリンダボア16の中に通常のやり
方で配置されている。クランク軸20はシリンダブロッ
ク12の中に回転自在に配置されており、ピストン18
とクランク軸18の間に連接棒22が取り付けられてい
る。
【0009】シリンダブロック12に、底面32をもつ
シリンダヘッド30が通常のやり方で取り付けられてい
る。シリンダヘッド30の底面32とシリンダブロック
12の上面14との間に、通常構造のガスケット34が
はさまれている。シリンダへッド30は複数の吸気通路
36(1個のみを示す)と、複数の排気通路38(1個
のみを示す)を有する。複数の吸気通路36のそれぞれ
に、吸気弁40が配置されている。吸気弁40は、シリ
ンダボア16と吸気通路36とを連絡する開位置42
(想像線で示す)と、シリンダボア16と吸気通路36
との連絡を遮断する閉位置44(実線で示す)を有す
る。複数の排気通路38のそれぞれに、排気弁46が配
置されている。排気弁46は、シリンダボア16と排気
通路38とを連絡する開位置48(想像線で示す)と、
シリンダボア16と排気通路38との連絡を遮断する閉
位置50(実線で示す)を有する。
【0010】排気マニホルド60はシリンダヘッド30
に通常のやり方で取り付けられ、シリンダヘッド30内
の排気通路38に通じた通路62を有する。吸気マニホ
ルド64はシリンダヘッド30に通常のやり方で取り付
けられ、吸気通路36に通じた通路66を有する。
【0011】図1および図2に示すように、ターボ過給
機70は、軸線72、排気ハウジング74、吸気ハウジ
ング76、および排気ハウジング74と吸気ハウジング
76の間に配置された軸受ハウジング80を有する。
【0012】排気ハウジング74は吸込口82と排気口
84を有する。排気ハウジング74はターボ過給機70
の一端に配置され、吸込口82と排気マニホルド60内
の通路62とが通じる位置に、取外し自在に排気マニホ
ルド60に取り付けられている。
【0013】吸気ハウジング76は吸気口86と排出口
88を有する。吸気ハウジング76はターボ過給機70
の他端に配置され、排出口88が吸気マニホルド64内
の通路66とが通じる位置に、取外し自在に吸気マニホ
ルド64に取り付けられている。
【0014】軸受ハウジング80の内部には、複数の軸
受90(1個だけを示す)が通常のやり方で配置されて
いる。複数の軸受90は通常のやり方で潤滑され、冷却
される。軸92は軸線72と同軸上の複数の軸受90に
回転自在に取り付けられている。軸92の一端にタービ
ンホィール94が取り付けられ、軸92の他端に圧縮機
ホィール96が取り付けられている。タービンホィール
94は排気ハウジング74の中に置かれ、圧縮機ホィー
ル96は吸気ハウジング76の中に置かれている。
【0015】圧縮機ホィール96は複数の翼すなわち羽
根100を有する。複数の羽根100の一部分は前縁1
02を有し、複数の羽根100の他の部分は前記前縁1
02から下流に軸方向に間隔をおいて置かれたオフセッ
ト前縁104を有し、複数の羽根100のそれぞれが外
側自由縁106を有する。吸気ハウジング76は外壁1
08を有する。外壁108は内面110と吸気口112
を形成している。吸気口112に入った気体、例えば空
気は、圧縮機ホィール96を通過し、エンジン10の吸
気マニホルド64内の通路66に入る。吸気口112
は、スナップリング溝122が設けられた外面120と
内面118を形成している内壁116によって狭くなっ
ている。内壁116は主吸込口124を形成している。
空気は吸気口112から主吸込口124を通って圧縮機
ホィール96に入る。内壁116の内面118は、羽根
100の外側自由縁106のすぐ近くにあって、外側自
由縁106と同じ形状を有する。内壁116は、圧縮機
ホィール96の羽根100から上流に短い距離伸びてい
て、外壁108の内面110と内壁116の外面120
との間に環状空間すなわち環状室126を形成してい
る。環状室126は圧縮機ホィール96を部分的に取り
囲んでいる。内壁116に形成された環状スロット12
8は環状室126と主吸込口124とを連絡している。
主吸込口124内の羽根100の間の空間の形状と環状
室126との間に、連絡手段129が配置され、二次吸
込口130を形成している。従って、空気は吸気口11
2から二次吸込口130を通って環状室126に入り、
さらに圧縮機ホィール96に入ることができる。図3に
示すように、一連のウェブ132が環状スロット128
の円周に沿って一定間隔で環状スロット128をまたい
で、内壁116を支えている。この実施例の場合、環状
室126のまわりに等間隔で3個のウェブ132が配置
され、環状室126を3つの等しい区間に分割してい
る。
【0016】図2、図3、図4、および図5に示すよう
に、ターボ過給機70から放射される騒音を低減する手
段140は環状室126内に軸方向に環状室126と一
直線をなして配置された受動形騒音低減装置142を有
する。騒音低減装置142は複数のデフレクタアセンブ
リ144を有する。例えば、この実施例においては、3
つの区間のそれぞれに1個のデフレクタアセンブリ14
4が配置されている。代案として、ウェブ132および
区間の数に関係なく環状室126に嵌め込むことができ
るように、単一デフレクタアセンブリ144を組み立て
ることができる。各デフレクタアセンブリ144は一対
の長辺148と一対の短辺150から成る長方形の一対
の支持体146を有する。この実施例においては、一対
の長辺148は先細になっている。一方の長辺148に
1個の切欠き152が設けられており、他方の長辺14
8に2個の切欠き152が設けられている。長辺148
に沿った切欠き152の位置は所定の間隔を有する。例
えば、図4に示すように、間隔A,B,Cは一般に次式
によって決められる。 A,B,C=N× 10,440,000 /S×B N=1,2,3,... S=最大低減時のターボ過給機の回転速度(rpm) B=主羽根の数 この実施例の場合、例えば間隔A、B、およびCはそれ
ぞれ28 mm 、58 mm、および84 mm である。最大
低減時のターボ過給機の回転速度は約 62,000 rpm であ
り、主羽根の数は6である。
【0017】一対の各支持体146は、長辺148が軸
線72と平行に、互いに所定の距離をおいた状態で、環
状室126の中に置かれる。一連のデフレクタフィン1
54は一対の支持体の切欠き152の中に置かれている
ので、一連のデフレクタフィン154は所定の距離をお
いて配置される。デフレクタフィン154は環状室12
6の形状に合ったアーチ形をしている。この実施例にお
いては、3個のフィン、すなわち一対の外側フィン15
6と内側フィン158が使用されている。一対の外側フ
ィンの形状は、外径部分160と、環状室126の壁に
ぴったり嵌まる形状の隅をもつ一対の端162と、内径
部分166と半径セグメント168によって一対の端1
62の間に接続されたオフセット内径部分164とによ
って形成されている。内側フィン158の形状は、内径
部分180と、環状室126の壁に対しぴったり嵌まる
形状の隅をもつ一対の端182と、外径部分186と半
径セグメント188によって一対の端182の間に接続
されたオフセット外径部分184とによって形成されて
いる。
【0018】さらに別の代案として、1個、2個、また
は任意の数のフィン154を使用して、環状スロット1
28から放射される騒音が曲がりくねった通路を通るよ
うにできるであろう。さらに、本発明の要旨を変更せず
に、単一フィン154または複数のフィン154をター
ボ過給機70の一体部品として作ることもできるであろ
う。
【0019】図2、図3、および図5に示すように、環
状室126の中に複数のデフレクタアセンブリ144が
配置されている。内壁116の外面120に上に大きな
座金190が置かれ、スナップリング溝122にスナッ
プリング192が嵌め込まれている。代案として、接着
剤、摩擦タブ、屈曲タブなど、いろいろな方法でデフレ
クタアセンブリ144を環状室126の中に保持するこ
ともできるであろう。各デフレクタアセンブリ144
は、図5に示すように、矢印194で示す曲がりくねっ
た通路を形成する。一対の外側フィン156のオフセッ
ト内径部分164と内壁116の外面120との間、お
よび内側フィン158のオフセツト外径部分186と外
壁108の内面110との間に、複数の空間196が形
成されている。
【0020】代案として、図6に示すように、環状デフ
レクタアセンブリ200によって形成される曲がりくね
った通路194を軸方向に環状室126と一直線をなし
て配置すれば、環状室126から放射される騒音は減少
するであろう。環状デフレクタアセンブリ200は、例
えば、一端が内壁116の端に当たっている円筒形部分
202を有する。円筒形部分202の他端には、半径方
向段付フランジ204が付いている。フランジ204の
外面205は、外壁108の末端を少し越えて所定の距
離だけ延びている。半径方向段付フランジ204は吸込
端面206および環状溝端面208を形成している。吸
込端面206と環状溝端面208の間に、外壁108の
内面110に接触した状態で嵌まり、かつ外壁108の
端に突き当たる段付部分210が設けられている。図7
に示すように、円筒形部分202と段付部分210の間
に、吸込端面206と環状溝端面208の間を貫通する
一連の孔212が放射状に配置されている。代案とし
て、図8に示すように、吸込端面206と環状溝端面2
08の間を貫通する1個または複数の溝213によって
一連の孔212を形成することもできるであろう。この
代案の場合、円筒形部分202から一対の環状半径方向
フランジ214が外壁108の内面110に向かって延
びている。しかし、さらに別の代案として、本発明の要
旨を変更せずに、少なくとも1個のフランジを使用する
こともできるであろう。一対のフランジ214は、前に
定義したように、軸方向に所定の距離だけ離して配置さ
れている。半径方向段付フランジ204に最も近い第1
フランジ214は、所定の半径をもつ半径方向外面21
6を有し、外面216と外壁108の内面110との間
に空間218を形成している。半径方向段付フランジ2
04からより遠い位置にある第2フランジ214は、外
壁108の内面110に近接した、または軽く接触した
半径方向外面220を有する。円筒形部分202と外面
220の間に、第2フランジ214を貫通する一連の孔
230が放射状に配置されている。代案として、第2フ
ランジ214を貫通する1個または複数の溝231によ
って、一連の孔230を形成することもできるであろ
う。
【0021】使用の際、エンジンを始動させると、クラ
ンク軸20が回転してピストン18が往復運動する。ピ
ストン18が吸気行程に入ると、シリンダボア16内の
圧力が大気圧より低くなる。また、圧縮機ホィール96
が回転し、大気から空気を吸い込んで空気の密度を高め
る。一般に、空気は吸気通路36から開位置42にある
吸気弁40のまわりを通過してシリンダボア16に入
る。燃料が通常のやり方で供給され、エンジン10が動
作する。エンジン10の動作中、燃焼が起きた後、排気
ガスが開位置48にある排気弁46のまわりを通過し、
排気マニホルド60内の通路62を通って、ターボ過給
機70の排気ハウジング74に入る。排気ガスのエネル
ギーはタービンホィール94を駆動して、軸92および
圧縮機ホィール96を回転させ、エンジン10に流入す
る燃焼用空気の密度および流量を増加させる。
【0022】低エンジン速度および低負荷のとき、排気
ガスのエネルギーはターボ過給機70を低速度で駆動す
る。エンジンが加速され、かつ(または)負荷が増す
と、排気ガスのエネルギーが増加し、エンジンが最大回
転速度または最大負荷に達するまで、ターボ過給機がよ
り大きな回転速度で連続的に駆動される。低エンジン速
度のとき、エンジンが必要とする吸気の量は少ないが、
回転速度およびパワー要求が増すと、必要な吸気の量が
増える。
【0023】高速度でのターボ過給機70の内部につい
て詳しく述べると、空気は主吸込口124を通って圧縮
機ホィール96に吸い込まれ、環状室126内の圧力は
大気圧より低くなる。圧縮機ホィール96が回転する
と、羽根100の前縁102およびオフセット前縁10
4が流入空気に当たる。空気は羽根の形状によって後縁
へ押しやられ、後縁から出ていく。羽根の形状に沿った
主吸込口124内の羽根100の間の圧力は低くなる結
果、二次吸込口130を通して追加空気が吸い込まれ
る。従って、空気は環状室126から環状スロット12
8を通って内部へ、圧縮機ホィール96の羽根100の
間の空間に流れ込む。その結果、圧縮機ホィール96に
達する空気の量が増加して最大流量が増加する。圧縮機
ホィール96を通る流量が減少すると、環状スロット1
28を通って圧縮機ホィール96に吸い込まれる空気の
量も減少して、平衡状態に達する。圧縮機ホィール96
の回転速度がさらに低下すると、圧縮機ホィール96の
羽根形状に沿った圧力が環状室126内の圧力より大き
くなる結果、空気は環状スロット128を通って外部
へ、環状室126へ流れる。圧縮機ホィール96から抽
気された空気は主吸込口124へ再循環される。圧縮機
ホィール96の回転速度すなわち流量が増加すると、そ
の逆が起きる。すなわち、圧縮機ホィール96から抽気
される空気の量が減少し、平衡状態に達した後、空気が
環状スロット128を通して圧縮機ホィール96に吸い
込まれる。この独自の構成は、すべての速度において圧
縮機の空気の流れおよび圧力の安定性を改善し、かつ圧
縮機の特性を変えることによってサージおよび流量を改
善する。
【0024】
【発明の効果】環状スロット128の存在により、複数
の羽根100によって生じた騒音は環状スロット128
を通って環状室126に入るので、ターボ過給機70か
ら放射される騒音が増加する。この問題を解決するた
め、本発明はターボ過給機70から放射される騒音を低
減する手段140を使用している。例えば、複数のデフ
レクタアセンブリ142を環状室126の中に配置して
いる。各デフレクタアセンブリ142は環状室126の
中に固定される。従って、環状スロット128を通って
環状室126に入った騒音は、矢印194で示した曲が
りくねった通路をたどらなければならないので、ターボ
過給機70から放射される騒音が低減される。動作中、
環状室126に流入する騒音の流れは、一方の外側フィ
ン156にぶつかり、そこで反射して、騒音エネルギー
の一部を消費する。あちこちにぶつかった後、騒音エネ
ルギーの流れは、外側フィン156と内壁116の外面
120の間の空間196を通過する。騒音エネルギーの
流れは、内側フィン158にぶつかり、そこで反射し
て、さらにエネルギーを消費する。あちこちにぶつかっ
た後、騒音エネルギーの流れは、内側フィン158と外
壁108の内面110の間の空間196を通過する。続
いて、騒音エネルギーの流れは他方の外側フィン156
にぶつかり、そこで反射してさらにエネルギーを消費す
る。あちこちにぶつかった後、騒音エネルギーの流れ
は、外側フィン156と内壁116の外面120の間の
空間を通過する。騒音を減らすため、必要に応じて外側
フィン156および内側フィン158の数を変えて使用
できるが、これは環状室126内の空間によって制限さ
れるだけである。
【0025】騒音エネルギーの反射モードをさらに強め
るため、フィン156,158は、その間に所定の間隔
を有する。間隔は、内側フィン158から外側フィン1
56に向かって反射される騒音エネルギーの部分が、外
側フィン156から内側フィン158に向かって反射さ
れる騒音エネルギーの部分と干渉するように決められ
る。従って、ターボ過給機70から放射される騒音を低
減する手段140の有効性が向上する。
【0026】ターボ過給機70から放射される騒音を低
減するため、図6、図7、および図8に示した代替実施
例を使用する場合には、吸気口112の中に、環状デフ
レクタアセンブリ200が軸方向に環状室126と一直
線をなして配置される。例えば、円筒形部分202の端
は内壁116の端と接触した状態で置かれる。段付フラ
ンジ204は、段付部分210が外壁108の内面11
0に接触した状態で嵌められ、外壁108の端に当たっ
ている。この結果、矢印194で示した曲がりくねった
通路が生じる。騒音は環状スロット128を通って環状
室126に入る。騒音は環状室126に沿って移動し、
第2フランジ214にぶつかり、一連の孔230を通っ
て流れる。騒音は、さらに、第1フランジ214まで移
動し、空間218を通過し、段付フランジ204にぶつ
かった後、一連の孔212から出ていく。この曲がりく
ねった通路も同様にターボ過給機70から放射される騒
音を低減する。
【0027】本発明のその他の特徴、目的、および利点
は、詳細な説明、添付図面、および特許請求の範囲を熟
読されれば、明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を組み入れたターボ過給機を示
すエンジンの部分断面図である。
【図2】図1のターボ過給機の拡大部分断面図である。
【図3】図2の線3−3に沿った、本発明のターボ過給
機の端面図である。
【図4】本発明の騒音低減装置の実施例の拡大斜視図で
ある。
【図5】ターボ過給機の一部と、図2の実施例の拡大断
面部分図である。
【図6】本発明の代替実施例の拡大断面部分図である。
【図7】図6の代替実施例の端面図である。
【図8】図6の別の代替実施例の端面図である。
【符号の説明】
10 内燃機関 12 シリンダブロック 14 上面 16 シリンダボア 18 ピストン 20 クランク軸 22 連接棒 30 シリンダヘッド 32 底面 34 ガスケット 36 吸気通路 38 排気通路 40 吸気弁 42 開位置 44 閉位置 46 排気弁 48 開位置 50 閉位置 60 排気マニホルド 62 通路 64 吸気マニホルド 66 通路 70 ターボ過給機 72 軸線 74 排気ハウジング 76 吸気ハウジング 80 軸受ハウジング 82 吸込口 84 排気口 86 吸気口 88 排出口 90 軸受 92 軸 94 タービンホィール 96 圧縮機ホィール 100 羽根 102 前縁 104 オフセット前縁 106 外側自由縁 108 外壁 110 内面 112 吸気口 116 内壁 118 内面 120 外面 122 スナップリング溝 124 主吸込口 126 環状室 128 環状スロット 129 連絡手段 130 二次吸込口 132 一連のウェブ 140 騒音低減手段 142 受動騒音低減装置 144 デフレクタアセンブリ 146 支持体 148 長辺 150 短辺 152 切欠き 154 デフレクタフィン 156 外側フィン 158 内側フィン 160 外径部分 162 端 164 オフセット内径部分 166 内径部分 168 半径セグメント 180 内径部分 182 端 184 外径部分 186 外径部分 188 半径セグメント 190 大きな座金 192 スナップリング 194 曲がりくねった通路 196 空間 200 環状デフレクタアセンブリ 202 円筒形部分 204 段付フランジ 205 外面 206 吸込端面 208 環状溝端面 210 段付部分 212 一連の孔 213 溝 214 環状半径方向フランジ 216 外面 218 空間 220 半径方向外面 230 一連の孔 231 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ ビー ゴードン ジュニア アメリカ合衆国 イリノイ州 61571 ワ シントン リヴァティ レーン 26682

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に吸気口を形成している外壁と、前記
    外壁の中に設けられた内壁とを有する吸気ハウジング、 前記内壁の中に形成された主吸込口、 前記外壁と前記内壁との間に形成された環状室、 前記環状室と前記主吸込口との間に配置され、二次吸込
    口を形成している連絡手段、およびターボ過給機から放
    射される騒音を低減する手段、から成り、前記騒音低減
    手段が、一連のデフレクタフィンをもち、該フィン間に
    前記環状室に対しほゞ軸方向に整列して配置された、所
    定の空間が形成されている複数のデフレクタアセンブリ
    から成る受動形騒音低減装置であり、前記所定の空間が
    次式によって決められることを特徴とするターボ過給
    機。 間隔=N× 10,440,000 /S×B N=空間の数 S=ターボ過給機の回転速度(rpm) B=主羽根の数
  2. 【請求項2】 前記一連のデフレクタフィンが一対の外
    側フィンと内側フィンから成ることを特徴とする請求項
    1に記載のターボ過給機。
  3. 【請求項3】 前記一連のデフレクタフィンが一対の支
    持体によって支持されていることを特徴とする請求項2
    に記載のターボ過給機。
  4. 【請求項4】 前記一対の支持体が切欠きを有してお
    り、その中に前記一連のデフレクタフィンが配置されて
    いることを特徴とする請求項3に記載のターボ過給機。
  5. 【請求項5】 前記一連のデフレクタフィンがそれぞれ
    アーチ形をしていることを特徴とする請求項1に記載の
    ターボ過給機。
  6. 【請求項6】 前記環状室が円周方向に複数の区間に分
    割されていることを特徴とする請求項1に記載のターボ
    過給機。
  7. 【請求項7】 前記複数の区間が等間隔で配置された3
    つの区間から成ることを特徴とする請求項6に記載のタ
    ーボ過給機。
  8. 【請求項8】 前記複数の区間のそれぞれがデフレクタ
    アセンブリを内部に有することを特徴とする請求項4に
    記載のターボ過給機。
  9. 【請求項9】 前記受動形騒音低減装置が環状室内に曲
    がりくねった通路を形成していることを特徴とする請求
    項1に記載のターボ過給機。
  10. 【請求項10】 前記受動形騒音低減装置が環状室内に
    配置されていることを特徴とする請求項1に記載のター
    ボ過給機。
  11. 【請求項11】 前記環状室と主吸込口の間に設けられ
    た連絡手段が環状スロットを有することを特徴とする請
    求項1に記載のターボ過給機。
  12. 【請求項12】 前記一対の外側フィンが外径部分とオ
    フセット内径部分によって形成されていることを特徴と
    する請求項2に記載のターボ過給機。
  13. 【請求項13】 前記内側フィンが内径部分とオフセッ
    ト外径部分によって形成されていることを特徴とする請
    求項12に記載のターボ過給機。
  14. 【請求項14】 前記騒音低減手段が環状室内に取外し
    自在に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    のターボ過給機。
  15. 【請求項15】内部に吸気口を形成している外壁と、前
    記外壁の中に設けられた内壁とを有する吸気ハウジン
    グ、 前記内壁内に形成された主吸込口、 前記外壁と前記内壁との間に形成された環状室、 前記環状室と前記主吸込口との間に配置され、二次吸込
    口を形成している連絡手段、およびターボ過給機から放
    射される騒音を低減する手段、から成り、前記低減手段
    が、前記環状室に対して軸方向に整列して配置された曲
    がりくねった通路を形成しており、前記曲がりくねった
    通路が、一対の外側フィンのオフセットされた内径部分
    と前記内壁の外面、および内側フィンのオフセットされ
    た外径部分と前記外壁の内面とによって形成された複数
    の空間から成ることを特徴とするターボ過給機。
  16. 【請求項16】 前記騒音低減手段が軸方向に環状室と
    一直線をなして取外し自在に配置されていることを特徴
    とする請求項15に記載のターボ過給機。
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