JPH06212570A - フルオロケミカル組成物による繊維材料の処理方法 - Google Patents

フルオロケミカル組成物による繊維材料の処理方法

Info

Publication number
JPH06212570A
JPH06212570A JP5261986A JP26198693A JPH06212570A JP H06212570 A JPH06212570 A JP H06212570A JP 5261986 A JP5261986 A JP 5261986A JP 26198693 A JP26198693 A JP 26198693A JP H06212570 A JPH06212570 A JP H06212570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray
examples
fluorochemical
substrate
prepared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5261986A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas M Butler
マイケル バトラー トーマス
George L Payet
ルイス ペイエット ジョージ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH06212570A publication Critical patent/JPH06212570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/21Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/263Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof
    • D06M15/277Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof containing fluorine
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/37Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/564Polyureas, polyurethanes or other polymers having ureide or urethane links; Precondensation products forming them
    • D06M15/576Polyureas, polyurethanes or other polymers having ureide or urethane links; Precondensation products forming them containing fluorine
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M23/00Treatment of fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, characterised by the process
    • D06M23/06Processes in which the treating agent is dispersed in a gas, e.g. aerosols
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M23/00Treatment of fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, characterised by the process
    • D06M23/10Processes in which the treating agent is dissolved or dispersed in organic solvents; Processes for the recovery of organic solvents thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い撥水性および撥油性を与えるフルオロケ
ミカル組成物を紡績繊維基材に適用する方法を提供す
る。 【構成】 紡績繊維基材を処理する方法であって、 a)0.2 〜2 重量% のフルオロケミカル物質を含む液体水
性組成物を、噴霧の液滴の直径が20〜70ミクロンである
ミストとして、前記基材の重量標準で0.2 〜1.5重量%
の固体の均一な塗膜が前記基材上に堆積するように塗布
すること、および b)得られた処理された基材を塗布された水性の液体から
実質的に全ての水を除去し、かつ塗布されたフルオロケ
ミカル物質が硬化するまたは凝集するのに十分な85℃〜
116 ℃の温度に加熱すること、の工程を含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフルオロケミカル組成物
を微細な噴霧およびミストとして、繊維に対して塗布す
ることにより、その繊維を処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維、例えば、繊維および織物の工業生
産において、撥油性および撥水性並びに汚れに対する耐
性のようなさらなる望ましい表面特性を授けるよう繊維
の表面を組成物により処理することが一般的である。フ
ルオロケミカル組成物はこのような目的で商業的に用い
られており、種々の特許および刊行物が種々のこのよう
な組成物を開示している。
【0003】凝集した液体を微粒化することにより、噴
霧およびミストを作りだす方法は、良く知られている。
例えば、"Atomization" 、Encyclopedia of Science an
d Technology、PP 214〜218 、Mcgraw-Hill,Inc.、(198
7) を参照されたい。「ミスティング」という言葉はし
ばしば10〜100 ミクロンの微細な液滴の製造に用いられ
る。
【0004】現状、有機溶媒を基礎とする組成物を繊維
に噴霧することにより良好な性能が達成される。水性の
処理組成物は、しばしば常温において塗布され、空気乾
燥される噴霧であるが、織物上の多量の固体、例えば、
1.5 重量% 以上、が望ましい忌避性を得るのに必要であ
る。これらの用途で用いられる典型的なエアレススプレ
ーは、平均で約80〜110 ミクロンまたはそれ以上の液滴
サイズの水性の噴霧を作りだす。いくつかの水性組成物
は性能が向上するよう高い温度、例えば、310°F (154
℃) で硬化され、乾燥される。しかしながら、多くの織
物、、例えば、オレフィンまたはアクリル酸系誘導体
は、温度に敏感であり、それらはこのような高温に曝さ
れることにより損傷を受ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題および解決するための手
段】簡単に述べると、一つの態様において、本発明は紡
績繊維基材、例えば、オレフィンまたはアクリル系織物
に撥水性および撥油性を授けるよう処理する方法を与
え、その方法は下記の工程を含む。 a) フルオロケミカル表面改質物質を含む水性液体組成
物、例えば、フルオロケミカルアジピン酸エステルをミ
ストとして基材に塗布する。 b)前記フルオロオケミカル物質を凝集させ、または硬
化させ、塗布した水性液体組成物から全ての水を実質的
に取り除くのに十分なように、やや高い温度に得られた
処理基材を加熱する。 ここで、前記液体組成物中の前記物質の濃度、前記ミス
トの液滴サイズおよび前記基材へ塗布される物質の量は
処理される基材に十分な撥水性および撥油性を授けるよ
うに決められる。
【0006】本発明の方法は、揮発性有機溶媒を用いる
ことなく有機溶媒系の性能レベルを達成するよう用いら
れることができる。水性の処理組成物を用いる従来の方
法は、より高い加熱または織物に対するより高い処理固
体(即ち、経済的でない)によってのみ本発明の性能結
果を達成する。本発明の方法は、熱に敏感な織物、例え
ば、オレフィンおよびアクリル酸誘導体を処理するのに
用いられることができ、経済的な量の処理薬品で所望の
忌避性を達成することができる。
【0007】本発明における有用な水性の液体組成物
は、好ましくは実質的に揮発性有機溶媒を含まない液体
組成物である。水媒体中に溶解し、分散するフルオロケ
ミカル物質は、好ましくは水性の組成物の総重量に対し
て0.2 〜2%の固体が存在することが望ましい。組成物が
薄められすぎた場合には、より多くの組成物を基材に塗
布する必要があり、基材から水を乾燥するのに時間がか
かり過ぎるであろう。組成物の濃度が高すぎる場合、よ
り低い濃度の組成物を用いる場合に比べて得られる忌避
性能は望ましくない。
【0008】水性処理混合物中のフルオロケミカル物質
は、好ましくは240 °F(116 ℃)付近またはそれを下回
る温度において柔軟になる、または流動するようなもの
である。有用なフルオロケミカル物質の例は、ビニルフ
ッ素以外が存在しない重合性のエチレン様の不飽和モノ
マーから誘導される、約24℃を上回る温度に少なくとも
一つの主要な転移温度を有する非水溶性の付加重合体、
並びに、約25℃を上回る温度に少なくとも一つの主要な
転移温度を有する非水溶性のフルオロ脂肪族基および脂
肪族塩素を含有するエステルを含む液体のカーペット処
理組成物を開示している米国特許第4,264,484 号(Patel
による)記載の組成物である。さらなるフルオロケミカ
ル物質の有用な例は、a)フッ素化アクリレートモノマ
ー、ポリアルキレングリコールアクリレートまたはメタ
クリレート、およびポリアルキレングリコールジアクリ
レートまたはジメタクリレートを含むフルオロケミカル
アクリレートポリマー、b)脂肪族または芳香族ジイソシ
アネートまたはトリイソシアネート、フッ素化アルコー
ル、アミンまたはメルカプタン、およびポリ( オキシア
ルキレン) ジオールまたはジアミンを含むパーフルオロ
アルキル側鎖を有するポリアルコキシル化ポリウレタ
ン、の実質的に有機溶媒を含まない、水性溶液または分
散液を含むフルオロケミカル組成物を記載した米国特許
出願第07/727,989(Smithらによる) 号に記載されてい
る。さらにフルオロケミカル物質の有用な例は、a)非水
溶性のフルオロ脂肪族基および脂肪族塩素を含有するエ
ステル、b)非水溶性のフルオロ脂肪族基を含有するポリ
マー、c)非水溶性のフルオロ脂肪族基を含有するカルボ
ニルイミノ化合物およびイミノ化合物から選ばれる化合
物、の混合物を含むフルオロケミカル組成物を開示して
いる米国特許第4,401,780 号(Steelによる)に記載の化
合物である。
【0009】特に好ましい処理組成物は、単独または組
み合わせのどちらかでフルオロ脂肪族基含有アルコール
および炭素数が5 〜11のカルボン酸から誘導されるフル
オロ脂肪族基含有エステルである。特に好ましいエステ
ルは、アジピン酸、クエン酸およびフタル酸から誘導さ
れるエステルである。
【0010】平均で20〜70ミクロンの液滴サイズとなる
ような吹付け塗布を本発明の方法に用いてもよい。
【0011】エアゾールスプレーはミストを作ることが
でき、そのため本発明の方法に用いてもよい。しかしな
がら、エアゾールは一般に、容易に大面積を処理するの
に用いられることができず、そのため、処理された繊維
を生産するのには一般に用いられない。
【0012】処理する溶液がリザーバーから送られ、ノ
ズルを通して空気流へ押し出され、そして空気の力が液
を微粒化するスプレーガンが一般的に用いられる。これ
らのガンは、適切に微細な噴霧またはミストを与えるよ
う調整されている場合は用いられてもよい。噴霧の液滴
は空気流によって繊維基材に送られる。このシステム
は、塗料、ワニス、油等に用いられるが、過度の吹き付
けになるのを調節するのが困難であるため、生産におけ
る一般の繊維の処理には見当たらない。
【0013】高圧エアレススプレーは、通常、900 〜11
00ポンド/ 平方インチで噴霧される媒体に圧力を上げる
ことができる電気スプレーガンも有用である。これらの
ガンは、ピストンの振動作用により機能し、機能するた
めの加圧空気を必要としない。小さなオリフィスを用い
る場合、噴霧媒体の非常に微細粒子を作ることができ
る。
【0014】微細な噴霧またはミストを与える他の噴霧
システムは、例えば、スプレーガンに電気負荷を加え、
基材に逆の電気負荷を加えることを含む静電スプレーを
含む。このことにより、均一な塗布となる。静電スプレ
ーは、エアレスおよび微粒化スプレーの両方に用いられ
ることができる。噴霧を発生させるもう一つの方法で
は、回転ディスク上に液体流を妨害することにより噴霧
が発生させられる。
【0015】本発明の方法が繊維を処理する、例えば、
Kook-Othmer "Encyclopedia of Chemical Technology"
第11巻、第3 版、John Wiley & Sons(1983) の763 頁の
表1に記載されている繊維のような繊維を含む動いてい
る繊維ウェブ上に室温で噴霧するといった処理をするの
に用いられる場合、本発明の方法は好ましくは織物の重
量を基準に0.2 〜0.6 重量% (%SOF)、より好ましくは0.
2 〜0.6%SOF 、最も好ましくは0.4 〜0.6%SOF の固体が
塗布するのに用いられる。
【0016】本発明の方法において、処理された基材は
好ましくは185 °F(85℃) 〜240 °F(116 ℃) の間に加
熱されることが望ましい。このような加熱は1 段階以上
の加熱工程により行われ、例えば、乾燥するために加熱
し、その後、少し高め、しかし、フルオロケミカル物質
が硬化し、または凝集する温度である240 °F(116 ℃)
より低い温度に加熱する。
【0017】
【実施例】次の実施例および比較例において、繊維試料
を種々のフルオロケミカル組成物のミストまたは噴霧を
塗布することにより処理した。得られた処理された織物
の撥油および撥水性を評価した。
【0018】撥油性試験方法 処理された織物の撥油性をAATCC 標準試験118-1978によ
り測定した。この試験は、表面張力を変化させた油によ
る浸入に対する耐性に基づくものである。"Nujol" とい
うブランドの鉱油に対しのみ耐性であり、試験油の浸入
に対して最も耐性が低い処理された織物に等級1 を与
え、一方、ヘプタンに対して耐性であり、試験油の浸入
に対して最も耐性がある処理された織物に8 の値を与え
る。他の中間的な値は、他の純粋油または油の混合物を
用いて決定される。等級化された撥油性は、30秒の接触
の後に織物に浸入させないまたは濡らさない最も大きな
値の浸入油(または油の混合物) に対応する。幾つかの
ケースでは、織物をわずかに濡らしたけれども、浸入は
観測されなかった場合、等級の0.5 点の増加分が割り当
てられる。より大きい数値はより高い撥油性を示す。一
般に4 以上の撥油性が望ましい。
【0019】600 番の研磨紙(WETORDRY TRI-M-ITE"、 3
M Co. より市販) により20秒にわたって、前後に40回擦
ることによる5 cm x 12.5 cmの織物の磨耗試料( 長さ方
向が縦糸方向である) により、AATCC 摩擦試験機にて、
研磨の後に試験される織物の撥油性を測定する。上記記
載のAATCC 撥油性試験118-1978は研磨された試料で行わ
れ、研磨の後の撥油性は3 以上であることが望ましい。
【0020】撥水性試験方法 処理された試料の撥水性を水/ プロパノールアルコール
試験を用いて測定し、処理した織物の水/IPA等級という
言葉で表現する。100%水/0% イソプロパノールアルコー
ル混合物によって浸入される、またはそれのみに対して
耐性である、試験混合物の浸入に対して最も耐性が低い
処理された織物に100/0 の等級を与え、一方、処理され
た織物が0%水/100% イソプロパノールに対して耐性であ
り、試験混合物の浸入に対して最も耐性が高い処理され
た織物に0/100 の等級を与える。他の中間的な値は、水
/ イソプロパノール混合物の使用によって決定される。
ここで、水およびイソプロパノールアルコールの100 分
率の量は各々10の倍数である。水/IPAの等級は、15秒間
の接触の後、織物に浸入させないまたは濡らさない最も
大きな値の浸入混合物に対応する。一般に、水/IPA等級
が、<50/ >50であることが望ましい。
【0021】粒子または液滴サイズ測定 液滴サイズは、レーザー回折粒子サイズ測定器を用いて
測定される。レーザー回折を用いた動的羽根−粒子サイ
ズ測定、Pharmaceutical Technology 、108 〜114 頁(1
992 10月) を参照されたい。液滴サイズは、100 mmレン
ズをともなった、数平均の液滴直径を与える独立モード
で操作されるMalvern (商標)2600C を用いて行った。
【0022】実施例1 水性の処理組成物は、次のように製造された。1062g の
N-メチルパーフルオロオクタンスルホンアミドエチルア
ルコールおよび708gの酢酸エチルを機械攪拌機、温度
計、還流冷却器、窒素注入管およびヒーティングマント
ルを取り付けた2-L 三つ口フラスコに加え、ポリウレタ
ンを製造した。窒素雰囲気下で、約55℃に攪拌しながら
加熱した後、Mobay Co. より入手可能な616gのDesmodur
TM N-100イソシアネートおよび300gの酢酸エチルの予備
混合溶液を加えた。オクタン酸第一錫0.84g を加え、反
応混合物を約75℃にて6 時間攪拌した。Union Carbide
から入手可能な1044g のCarbowaxTM 1450 および807gの
酢酸エチルの予備混合溶液を加えた。得られた混合物を
攪拌し、約83℃で還流しながら16時間攪拌した。実質的
に全てのイソシアネート官能価はこのとき変成されてい
ることが赤外線分光器により示された。オーバーヘッド
スターラー、温度計および還流冷却器を取り付けた2-L
三つ口フラスコに184.6gの上記ポリウレタン、米国特許
第3,787,351 号(実施例) に一般的に記載されるよう製
造された酢酸エチル中に47% 固体物を含む、178.7gのa)
C8F17SO2N(CH3)C2H4OCOCH=CH2 、b)CH2=C(CH3)COO(CH
2O)90H、c)CH2=C(CH3)COO(CH2CH2O)90COC(CH3)=CH2( こ
こで、a:(b+c) は重量比で1:1 であり、b:c は重量比で
3:1 である) 、米国特許第4,264,484 号( 実施例8)記載
のように製造された36g のアジピン酸エステル、125gの
酢酸エチルおよび960gの脱イオン水を加えた。得られた
反応混合物を60℃〜70℃に加熱しながら、60分間激しく
攪拌した。溶媒を真空ストリッピングにより除去し、20
% 固体の安定な分散液を与え、その分散液を1%固体とな
るよう水で薄め、水性の処理組成物として利用した。
【0023】上記の水性の処理組成物をオレフィンベル
ベット(100% オレフィン織りの椅子張り、パターンロ
ー、色:Joan Fabrics Corp. Lowell,MA のMaron 05014)
の織物に次に述べる微粒化技術を用いて噴霧した。
【0024】微粒化スプレーシステムは、Spraying Sys
tem Co. により製造されたNO.40100ノズルおよびNO.120
SSスプレーキャップを設置したModel 6000ハンドスプレ
ーからなる。これ以降、「ミスター」噴霧器と呼ぶ。こ
のガンを手に持ち、一方、平衡錘でバランスさせた重量
測定済の織物片にスプレーした。50重量% のピックアッ
プを与える計算された所望の重量に達するまでスプレー
を続けた。スプレーを試料の前後左右に移動させること
により均一になるよう行った。スプレーの際、ガンの空
気圧を40psigに保ち、ガンは試料から約12インチの高さ
に保った。ミストの平均サイズは27〜23ミクロンである
ことが測定された。得られた織物上の固体物(SOF) は0.
5%であった。
【0025】スプレーに続き、スプレーされた織物を空
気循環炉中125 °F(52℃) で10分間乾燥した。それか
ら、炉の高温の内部表面に織物が接触しないようピンフ
レームで支えながら、別々に220 °F(104 ℃) で5 分間
硬化させ、または熱処理させた。硬化または熱処理に続
いて、試験の前に織物試料を少なくとも4 時間、72°F
(22℃) に状態調整した。
【0026】状態調整された、処理された織物の撥油性
(名称を付けられた忌避性の欄でORとして与える) 、撥
水性(WR とする)および研磨後の撥油性(OR-ABRTとす
る) を試験した。結果を表1 に示す。
【0027】実施例 2 第二番目の1%固体を含む水性エマルジョンの処理組成物
を、米国特許第4,401,780 号( 実施例12) に記載の要領
で製造した。混合物は米国特許第4,264,484 号(実施例
8)に記載のアジピン酸エステルを含む。
【0028】第二番目の処理組成物であるということを
除いては実施例 1と同様に、水性の組成物を同じタイプ
のオレフィンベルベット織物に噴霧した。乾燥、硬化ま
た熱処理は実施例1に記載されたのと同様に行った。試
験結果を表1に示す。
【0029】比較例 C1 実施例1の水性の処理組成物を、従来のエアレススプレ
ーを用いて、実施例1と同じタイプのオレフィンベルベ
ット織物に噴霧した。
【0030】従来のエアレススプレーにおいて、試料を
可変速度コンベヤーに載せてスプレーノズル(スプレー
システムノズル#SS11001) のバンクの下に運んだ。隣接
するノズルの噴霧パターンが重なり合い、基材に処理組
成物が二重に吹き付けられるよう、ノズルをコンベヤー
により移動される面積方向に対して交差するようノズル
が取り付けた。このシステムに用いた空気圧は60psigで
あり、コンベヤーの速度を、各々の織物のピックウアッ
プが50% 、即ち、0.5%SOF となるよう調整した。噴霧の
平均の液滴サイズは80〜110 ミクロンであった。乾燥、
硬化または熱処理および試験は実施例1 に記載のように
行われた。試験結果を表1 に示す。
【0031】比較例 C2 実施例2 で用いた水性の処理組成物を、実施例2 に記載
したように行った。但し、実施例1 の微粒化スプレーシ
ステムの代わりに比較例 C1 のエアレススプレーを用い
た。試験結果を表1 に示す。
【0032】
【表1】
【0033】データは比較例 C1 およびC2のエアレスス
プレーは、220 °F の低温の硬化条件に続いて行う場
合、実施例1 および2 で行う場合ほど良好な忌避性を作
りださないことを示す。実施例1 および2 の微粒化スプ
レーシステムは、処理が難しいオレフィンベルベットの
場合でさえ良好な忌避性を有する織物を作りだした。
【0034】実施例3 および4 実施例3 および4 は、それぞれ、実施例1 および2 のよ
うに準備され、試験された。但し、アクリルベルベット
(La France Inds.,La France,SC.のDralon, パターン 1
237 、色 buff 312)をオレフィンベルベット織物の代わ
りに用いた。結果を表2 に示す。
【0035】比較例 C3 およびC 4 比較例C3およびC4は、それぞれ、比較例C1およびC2のよ
うに作成され、試験された。但し、比較例3 および4 の
アクリルベルベットをオレフィンベルベット織物の代わ
りに用いた。結果を表2 に示す。
【0036】
【表2】
【0037】データは比較例 C3 およびC4のエアレスス
プレーは、実施例3 および4 ほど良好な忌避性をアクリ
ルベルベットに与えないことを示す。
【0038】実施例5 実施例5 は実施例1 のように準備され、試験された。但
し、塗布量を1.5%SOFに増加した。
【0039】比較例 C5 比較例 C5 は実施例5 のように準備され、試験された。
但し、処理された試料は、125 °F での乾燥工程および
220 °F での硬化または熱処理工程の代わりに室温で一
晩乾燥させた。結果を表3 に示す。
【0040】比較例 C6 比較例 C6 は実施例5 のように準備され、試験された。
但し、実施例1 の微粒化スプイレーシステムの代わりに
比較例 C1 の従来のエアレススプレーを用いた。結果を
表3 に示す。
【0041】比較例 C7 比較例 C7 は比較例2 のように準備され、試験された。
但し、織物上の固体の量を1.0%に増加した。結果を表3
に示す。
【0042】
【表3】
【0043】表3 のデータは、微粒化スプレーシステム
により塗布しなければ、多量の塗布でさえ良好な性能を
与えないことが示される。
【0044】実施例6 実施例6 は、Chatham Manufacturing Co. 、Elkin 、N
C. の100%ナイロンフラットの椅子張りで、捺染でき
る、精錬された、バッキングされたナイロンフラット織
りを用いた。実施例6 は実施例1 のように準備され、試
験された。但し、この織物を用い、SOF レベルを0.3%と
した。結果を表4 に示す。
【0045】比較例 C8 およびC9 比較例 C8 およびC9は比較例 C1 のように準備された。
但し、SOF レベルは、C8では0.3%、C9では1.5%とした。
処理された織物は実施例 6で用いたものと同じであっ
た。比較例は実施例1 と同様に試験された。結果を表4
に示す。
【0046】
【表4】
【0047】表4 のデータは、従来のエアレススプレー
で噴霧された場合、ナイロンの椅子張り「ミスター」ス
プレー処理組成物を塗布した場合ほど良好な忌避性を持
たなかった。
【0048】実施例7 〜9 および比較例 C10〜C12 次の実施例および比較例は実施例1 のように準備され
た。SOF レベルは0.3%ととし、用いられた水性の処理組
成物を次に示す。実施例7 は実施例1 の水性の処理混合
物を用いた。実施例8 は実施例2 の水性の処理混合物を
用いた。実施例9 は米国特許第4,043,964 号( 実施例I
I) 記載のように製造された約50対50のアクリレートポ
リマーを含む1%水性エマルジョンを用いた。但し、米国
特許第3,398,182 号にフルオロカーボン化合物V 、炭化
水素化合物LIおよび反応性化合物 PAPI 27イソシアネー
トとして表示される成分を用いて、それに記載されるよ
うに製造され、フルオロ脂肪族アクリレートのブチルア
クリレートおよびポリウレタンに対する重量比は95:5で
ある。
【0049】
【表5】
【0050】実施例10および14 次の例は実施例1 のように準備され、試験された。基材
は表6 に示すように種々の織物が用いられた。結果を表
6 に示す。
【0051】比較例 C10 〜C14 比較例 C10〜C14 は、比較例 C1 のように準備され、但
し、表6 に示す織物を用いた。結果を表6 に示す。
【0052】表6 において、次の略語を各々の実施例お
よび比較例に用いた種々の織物を指して用いる。「綿(C
otton)」はTestfabrics Inc.,Middlesex,NJ の白く、漂
白され、シルケット加工された、Upholstery weight 、
スタイル409 の綿シートであり、「オレベル(Ole Vel)
」は実施例1 で用いられた織物と同じであり、「オレ
ブレンド(Ole Blend) 」はChromatex,Rossville,GAの48
% オレフィン、18% ナイロン、34% ポリエステル、フラ
ット、パターン 9352 、Christile 、色がウェッジホワ
イトであり、「アクルベル(Acrvel)」は、実施例3 で用
いた織物と同じであり、「ナイロンフラット織り(Ny Fl
at Weave) 」は、実施例6 で用いた織物と同じである。
【0053】
【表6】
【0054】表6のデータは、本発明中に記載される
「ミスター」スプレーにより得られる忌避性は、従来の
エアレススプレーに比べてかなり良好であったことが示
される。表6のデータは、本発明が広い範囲の織物に効
果があることも示している。
【0055】比較例 C15〜C22 本発明の方法を用いて溶媒輸送されるフルオロケミカル
の塗布と従来のエアレススプレーを比較するために、オ
レフィンベルベット( 比較例 C15〜C18)およびアクリル
ベルベット( 比較例 C19〜C22)を実験室で「ミスター」
で記載したように手持ちスプレーおよび溶媒用に特別に
取り付けたエアレススプレーを用いて噴霧した。
【0056】エアレス溶媒スプレーは高い換気を付けた
連続装置によって行われ、個々のスプレーヘッドを付け
た二つの供給システムおよび二つのスプレーブームは、
一つは水系のみ、もう一つは溶媒系のみに用いられる。
可変速度コンベイヤーをスプレーヘッドの下に輸送させ
るのに用いた。用いられたノズルは、スプレーシステム
SS6500050 である。
【0057】織物、乾燥、硬化(または熱処理)の取扱
いおよび試験は実施例1に記載の通りである。各々の比
較例において、%SOFは1.5%である。結果を表7 に示す。
【0058】有機溶媒の処理用の組成物は次のように製
造した。コポリマーを米国特許第3,341,497 号(例VII
I)記載のように製造された。但し、フッ素含有モノマ
ーはN-メチルパーフルオロオクタンスルホンアミドエチ
ルアルキレートおよびフルオロカーボンモノマーのアク
リレートモノマーに対する比は65対35重量% であった。
エチルアセテート(25容積% )およびヘプタン(75容積
% )中の25% 固体溶液をさらにミネラルスピリットでオ
レフィン織物に対して約11.6% 、アクリル織物に対して
約11.6% の固体物になるよう薄めた。乾燥したとき、こ
のフルオロケミカル連続的なフィルムに残る。
【0059】
【表7】
【0060】表7 のデータは、エアレススプレーおよび
「ミスター」( 微粒化)スプレーの溶媒輸送のフルオロ
ケミカルの忌避性に実質的な差異はないことを示す。本
発明の優位性は驚くべきことに水性の処理組成物におい
てのみ達成される。
【0061】実施例15〜18 例15〜18は実施例1のように準備され、但し、基材はナ
イロンタイプ6,6 カーペットを用い、下記に示した水性
の処理組成物を用いた。結果を表8に示す。
【0062】実施例17および18はそれぞれ実施例15およ
び16と同様に準備され、試験された。但し、基材はナイ
ロンタイプ6,6 カーペットの代わりにナイロンタイプ6
カーペットを用いた。結果を表8に示す。
【0063】比較例 C23〜C26 比較例C23 および24は実施例15および16と同様に準備さ
れ、試験された。但し、用いられたスプレーシステムは
比較例C1に記載のスプレーシステムであった。結果を表
8に示す。
【0064】比較例 C25および26は実施例17および18と
同様に準備され、試験された。但し、用いられたスプレ
ーシステムは比較例C1に記載のスプレーシステムであっ
た。結果を表8に示す。
【0065】実施例15および17並びに比較例C23 および
C25 で用いられた水性の処理組成物は米国特許第4,264,
484 号(実施例8)に記載されているように1%固体の水
性エマルジョンであった。
【0066】実施例16および18並びに比較例C24 および
C26 で用いられた水性の処理組成物は米国特許第4,264,
484 号(実施例8)に記載されているように1%固体の水
性エマルジョンであった。但し、フルオロ脂肪族ポリマ
ーの付加重合体に対する重量比は2 対1 であった。
【0067】
【表8】
【0068】表8 のデータはフルオロケミカルが空気微
粒化スプレーにより塗布された場合、エアスプレーによ
る場合より良好な忌避性が得られることを示す。
【0069】実施例19および20 1%固体水性処理組成物は2部のAsahi GuardTM AG-480
(フルオロケミカルテロマーポリマーを含有すると考え
られている)および実施例1に記載の1部のアジピン酸
エステルを含有して製造された。この処理用の組成物は
実施例19および20に、それぞれオレフィンベルベットお
よびアクリルベルベットを処理するのに用いられた。各
々の織物の試料は「ミスター」により噴霧され、実施例
1のように125 °F で乾燥させ、220 °F で硬化させた
後0.5%SOF を与えた。結果を表9に示す。
【0070】比較例 C27およびC28 比較例 C27およびC28 は実施例19および20と同様に準備
され、試験された。但し、「ミスター」スプレーの代わ
りに比較例C1のエアレススプレーを用いた。結果を表9
に示す。
【0071】比較例 C29およびC30 比較例 C29およびC30 は比較例C27 およびC28 と同様に
準備され、試験された。但し、処理用組成物はアジピン
酸エステルを含まない。結果を表9に示す。
【0072】
【表9】
【0073】データは前記と同様、本発明の方法が従来
の塗布の方法に比べより高い忌避性を与えることを示
す。データは、また、アジピン酸エステルを含有しない
組成物は、アジピン酸エステルを含有する組成物ほど良
好な忌避性を与えなかったことを示している。
【0074】実施例23および24 実施例23および24は実施例1と同様に準備され、試験さ
れた。但し、アジピン酸を含まなかった。用いられた織
物を表10に示す。結果を表10に示す。
【0075】比較例 C31およびC32 比較例 C31およびC32 は実施例23および24と同様に準備
され、試験された。但し、比較例C1のスプレーを用い
た。結果を表10に示す。
【0076】
【表10】
【0077】従来の方法によるより本発明の方法による
ほうが高い忌避性が得られることを示す。
【0078】実施例25 オレフィンベルベットは実施例1と同様に準備され、試
験された。但し、水性の処理溶液はクエン酸の代わりに
等量のフタル酸を用いるという例外を伴い、米国特許第
4,264,484 号(実施例3)に記載されたように製造され
たフルオロ脂肪族基含有のフタル酸エステルのエマルジ
ョンであった。結果を表11に示す。
【0079】実施例26 オレフィンベルベットは実施例1と同様に準備され、試
験された。但し、水性の処理溶液は米国特許第4,264,48
4 号(実施例3)に記載されたように製造されたフルオ
ロ脂肪族基含有のフタル酸エステルのエマルジョンであ
った。
【0080】
【表11】
【0081】実施例27および28 実施例27および28では、オレフィンベルベットは実施例
1および2とそれぞれ同様に準備され、試験された。但
し、処理溶液は0.4 mmの先端を有するWanger(商標)Mo
del 200 パワースプレーを用いて塗布された。ミストの
平均の液滴サイズは、30〜33ミクロンであると決定され
た。織物試料は約1100ポンドの圧力を用いて噴霧され
た。結果を表12に示す。
【0082】
【表12】
【0083】本発明の種々の修正および変更が本発明の
範囲および有効成分を離れることなく当業者に明らかに
なるであろう。
フロントページの続き (72)発明者 ジョージ ルイス ペイエット アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡績繊維基材を処理する方法であって、 a)0.2 〜2 重量% のフルオロケミカル物質を含む液体水
    性組成物を、噴霧の液滴の直径の数中央値が20〜70ミク
    ロンであるミストとして、前記基材の重量基準で0.2 〜
    1.5 重量% の固体の均一な塗膜が前記基材上に堆積する
    ように塗布すること、および b)得られた処理された基材を塗布された水性の液体から
    実質的に全ての水を除去し、かつ塗布されたフルオロケ
    ミカル物質が硬化するまたは凝集するのに十分な85℃〜
    116 ℃の温度に加熱すること、 の工程を含む方法。
JP5261986A 1992-10-21 1993-10-20 フルオロケミカル組成物による繊維材料の処理方法 Pending JPH06212570A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US96450392A 1992-10-21 1992-10-21
US964503 1992-10-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06212570A true JPH06212570A (ja) 1994-08-02

Family

ID=25508620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5261986A Pending JPH06212570A (ja) 1992-10-21 1993-10-20 フルオロケミカル組成物による繊維材料の処理方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0594154A1 (ja)
JP (1) JPH06212570A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU3437097A (en) * 1996-06-25 1998-01-14 W.L. Gore & Associates Gmbh Flexible water and oil resistant composites
US7681328B2 (en) 2002-04-22 2010-03-23 The Procter & Gamble Company Uniform delivery of compositions
US8091253B2 (en) 2004-08-26 2012-01-10 The Procter & Gamble Company Fabric article treating device and system
DE102006021905B4 (de) * 2006-02-27 2011-05-26 BLüCHER GMBH Adsorptionsfiltermaterial mit integrierter Partikel- und/oder Aerosolfilterfunktion sowie seine Verwendung
CZ2011306A3 (cs) * 2011-05-23 2012-12-05 Technická univerzita v Liberci Zpusob zvýšení hydrofobních vlastností plošné vrstvy polymerních nanovláken, vrstva polymerních nanovláken se zvýšenými hydrofobními vlastnostmi, a vrstvený textilní kompozit, který obsahuje takovou vrstvu
DE102012020053A1 (de) * 2012-10-12 2014-04-17 Brauns-Heitmann Gmbh & Co. Kg Zubereitung für eine Appretur von Flächengebilden

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1169799A (fr) * 1957-03-19 1959-01-06 Procédé pour rendre indéformable et hydrofuger des pièces d'habillement neuves et usagées
US3401052A (en) * 1966-03-01 1968-09-10 Minnesota Mining & Mfg Method and apparatus for waterproofing textiles
US4264484A (en) * 1979-01-24 1981-04-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Carpet treatment
US4340749A (en) * 1979-12-21 1982-07-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Carpet treatment
US4401780A (en) * 1982-02-03 1983-08-30 Minnesota Mining And Manufacturing Company Textile treatments
EP0252576A3 (en) * 1986-04-16 1990-08-08 E.I. Du Pont De Nemours And Company Solvent-based fabric treatment composition
JPS6375178A (ja) * 1986-07-29 1988-04-05 フエイドガ−ド,インコ−ポレ−テツド 有機及び類似の繊維、布帛などに紫外線安定性及び吸収性並びに撥油性を同時に付与する方法及び材料、並びに紫外線遮断性及び撥水性を有する薄い固化被膜

Also Published As

Publication number Publication date
EP0594154A1 (en) 1994-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6272588B1 (ja) 撥水処理剤及びその製造方法
US7964244B2 (en) Method for producing a surfactant-free suspension based on nanostructured, hydrophobic particles, and use of the same
JP4537073B2 (ja) フルオロケミカル処理組成物及び汚染除去特性を繊維基材に与える方法
US5370919A (en) Fluorochemical water- and oil-repellant treating compositions
TWI462942B (zh) 含有可固化的氟化共聚物之基材塗料
EP1268919B1 (de) Ausrüstung von textilen fasern, geweben und flächengebilden
US4677019A (en) Carbon-containing protective fabrics
JPH0376873A (ja) 防汚加工剤
US20170174928A1 (en) Superhydrophobic and Oleophobic Ceramic Polymer Composite Coating
JPH11506170A (ja) 改良型水性汚損防止組成物
US20100112204A1 (en) Water-, oil-, and dirt-repellent finishes on fibers and textile fabrics
CN102666970B (zh) 含氟聚合物和表面处理剂
JP2009520087A5 (ja)
US5133802A (en) Water and oil repellent composition
CN103835133B (zh) 一种制备无氟超疏水织物表面的方法
CN102666971A (zh) 含氟聚合物和处理剂
JPH06212570A (ja) フルオロケミカル組成物による繊維材料の処理方法
JP2001500573A (ja) ポリカルボン酸アンモニウム塩で処理された撥液性および防汚性のカーペット
EP1283296B1 (de) Textile Flächengebilde mit geringer Anschmutzneigung
JPH01271407A (ja) フルオロカーボンポリマーおよび組成物
US5548022A (en) Aqueous dispersion type stain-proofing agent and method for its production
JP4991521B2 (ja) フルオロケミカル組成物、およびそれを用いて基材を処理するための方法
NZ244709A (en) Articles coated with a fluorochemical composition comprising solid compounds having at least two fluoroaliphatic groups and/or polymers having at least one fluoroaliphatic group.
JP2002241524A (ja) 重合基材のコーティング
KR20210149081A (ko) 소수성 필름용 코팅 조성물 및 소수성 표면을 갖는 물품

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees