JPH06211Y2 - 不定形耐火物ライニング装置 - Google Patents

不定形耐火物ライニング装置

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JPH06211Y2
JPH06211Y2 JP4211287U JP4211287U JPH06211Y2 JP H06211 Y2 JPH06211 Y2 JP H06211Y2 JP 4211287 U JP4211287 U JP 4211287U JP 4211287 U JP4211287 U JP 4211287U JP H06211 Y2 JPH06211 Y2 JP H06211Y2
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JP
Japan
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vibrator
container
elevating
turntable
core
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JP4211287U
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JPS63174960U (ja
Inventor
義則 川崎
道弘 桑山
一紀 小笠原
明之 岩谷
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は溶鋼鍋等の溶融金属容器の内壁面に混練された
不定形耐火物を充填する時に使用するライニング装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来より溶鋼鍋等の溶融金属容器の内壁面に不定形耐火
物を充填する方法としては、第5図に示すように、溶鋼
鍋等の容器1の内部に中子2を設置し、混練装置3で混
練りした不定形耐火物4を、コンベア5を介して旋回シ
ュート6から容器1と中子2との間に充填し、バイブレ
ータ7を操作するようになっていた。
しかし、このような方法では多くの作業員が必要となる
ばかりでなくシュート6の旋回作業をバイブレータ7の
昇降移動作業の混在作業のために安全上も問題が残る。
このため、不定形耐火物の充填作業を機械化する方法と
して第6図に示すターンテーブル8上に容器1を設置し
た方式が提案されている。しかし、容器1内壁面に充填
した不定形耐火物中の脱気を促進するためのバイブレー
タ操作は容器と中子間の狭い空間にバイブレータを挿入
する必要があること、および周方向に均一にバイブレー
タ掛けを要することから、人力に頼っていたのが実状で
あった。このため、装置全体の機械化を図るうえからも
バイブレータ装置の新しい機構が必要であった。
このような、装置全体の機械化を図ったものとして実公
昭61−42673号が提案されている。実公昭61−
42673号公報に記載されている考案は、流し込み施
工用型枠のほぼ中心軸上に設けたモーターと、該モータ
ーの出力軸に連結し前記型枠上に延長した回転軸の上端
に設けた傾動可能な傾斜シュートを有するホッパーと、
前記回転軸に装着した旋回アームに昇降自在に取付けた
バイブレータとからなるものである。
そして、傾斜シュートの材料落し口を型枠の外壁附近に
位置させ、回転軸で傾斜シュートとバイブレータを一定
速度で旋回させながら材料を落下させるようになってい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前記、従来の装置にあっては、バイブレータは常に材料
中に入っているために旋回時に抵抗を受けて浮上りバイ
ブレータの役目を果さなくなる。
又、容器内の型枠上に設置されているため、機構が複雑
となり、保守が大変であり、且つバイブレータの水洗が
しにくいという問題があった。
更に、バイブレータは棒状体に取付けられているので、
中子との間が小さい場合には挿入し難いという問題があ
った。
そこで、本考案においては、バイブレータの挿入が容易
で且つ構造が簡単で、能率よく作業を行うことができる
装置を提供しようとするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案における不定形耐火物ライニング装置は、溶鋼鍋
等の溶融金属用容器をターンテーブル上で回転させて内
壁と中子の間の空間に不定形耐火物を充填する装置にお
いて、容器側方に昇降ポストを設け、該昇降ポストに沿
って昇降する昇降体を配設するとともに該昇降体には容
器内壁に沿った円弧形状のバイブレータ取付具を設け、
該バイブレータ取付具の下部には複数本のバイブレータ
を夫々可撓性線状体を介して吊り下げたものである。
(作用) 本考案においては、ターンテーブルを回転させながら不
定形耐火物を容器と中子との中間に充填させる。その後
昇降体を下降させてバイブレータを不定形耐火物中に浸
漬させてバイブレーションを行なわせてライニングを行
う。そして、バイブレータを上昇させ再びターンテーブ
ルを回転させ、不定形耐火物を充填し、バイブレータを
下降浸漬させてバイブレーションを行う作業を繰返し、
ライニング作業を完了する。
(実施例) 本考案の実施例を第1図乃至第2図に示す実施例に基い
て詳細に説明すると、ピット9内に設置したターンテー
ブル8の上に容器1を載置する。そして、コンベア5で
不定形耐火物2を容器1と中子2との間に挿入するよう
になっている。
一方、ピット9の外側床面10に昇降ポスト11を垂直
に設置し、この昇降ポスト11に昇降体12を、ガイド
ローラ13を介して昇降自在に取付けている。又、昇降
ポスト11の上端には架台14を設け、モータ等の昇降
装置15を設置し、この昇降装置15にチェーン16で
昇降体12を連結している。そして、昇降体12の先端
に円形をしたバイブレータ取付具17を、図示を省略し
た旋回機構を介して旋回できるように取付けている。こ
のバイブレータ取付具17に第2図に示すように多数の
可撓性線状体18を介してバイブレータ7を吊下してお
り、バイブレータ7の先端には第1図に示すように検出
器19を取付けている。
本実施例は前記のように構成したもので、バイブレータ
7を上限位置まで上昇させた後に、コンベア5から容器
1と中子2との空間に不定形耐火物4を充填しながらタ
ーンテーブル8を回転させ、充填が完了するとターンテ
ーブル8を停止させ、昇降装置15に信号を送り、昇降
体12を下降させ、バイブレータ7を容器1の内壁面に
沿わせて下降させる。そして、バイブレータ7先端の検
出器19で不定形耐火物4の上面を検知するとその信号
により昇降装置15は自動的に一旦停止し、つぎにバイ
ブレータ7の設定深さ分だけ下降する。この設定深さは
直接浸漬深さを測定してもよいが昇降スピードから計算
してタイマー設定してもよい。そしてバイブレータ7を
「オン」にして振動により不定形耐火物4を均一にし、
充填作業を行った後にバイブレータ7を「オフ」にして
昇降体12の上昇でバイブレータ7を不定形耐火物4か
ら抜出させて上昇させ、その時点でターンテーブル8を
再回転させて次のバイブレータ掛け位置まで移動させて
停止させる。
第2図に示すようにバイブレータ7を全周に設けている
場合は、前記操作により1サイクルのライニング作業が
完了し、次の不定形耐火物4の充填を行うが、第3図に
示すようにバイブレータ7を半周に設けている場合は、
ターンテーブル8を半周させた後、バイブレータ7を下
降させるが、この際にはバイブレータ7を前回の浸漬深
さまで下降させてバイブレータ7を「オン」にするサイ
クルを繰返し、不定形耐火物4のライニングを行う。
前記のサイクルを繰返し、不定形耐火物4の充填、バイ
ブレータ7によるライニングを順次行って所定のライニ
ング作業を完了する。ライニング作業が終了すると昇降
体12に設けている図示を省略した旋回機構により、バ
イブレータ7を容器1上から退避させて容器1の吊上げ
を行う。
尚、前記実施例においては、昇降体12はチェーン16
を介して昇降装置15で駆動しているが、昇降体12に
昇降装置15を直結してもよいものである。
[考案の効果] 本考案においては、ターンテーブル上の容器と中子間に
充填された不定形耐火物のバイブレータ掛けが容器の全
周を一度あるいは2度等の少数のバイブレータ挿入で可
能となり、自動化できかつ能率向上が図れるばかりでな
く容器周方向の均一脱気が期待できる。
又、バイブレータを待機位置にて水洗することができ、
可撓性線状体による吊下により小さな隙間でもバイブレ
ータの挿入が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る不定形耐火ライニング装置の一実
施例を示す縦断正面図、第2図はバイブレータ取付具と
バイブレータとの関係を示す斜視図、第3図はバイブレ
ータ取付具の他の実施例の斜視図、第4図は充填作業と
バイブレータの高さとの関係を示す説明図、第5図は従
来装置の断面図、第6図は他の従来装置の断面図であ
る。 1…容器、2…中子、3…混練装置、4…不定形耐火
物、5…コンベア、7…バイブレータ、8…ターンテー
ブル、9…ピット、10…床面、11…昇降ポスト、1
2…昇降体、13…ガイドローラ、14…架台、15…
昇降装置、16…チェーン、17…バイブレータ取付
具、18…可撓性線状体、19…検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩谷 明之 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶鋼鍋等の溶融金属用容器をターンテーブ
    ル上で回転させて内壁と中子の間の空間に不定形耐火物
    を充填する装置において、容器側方に昇降ポストを設
    け、該昇降ポストに沿って昇降する昇降体を配設すると
    ともに該昇降体には容器内壁に沿った円弧形状のバイブ
    レータ取付具を設け、該バイブレータ取付具の下部には
    複数本のバイブレータを夫々可撓性線状体を介して吊り
    下げたことを特徴とする不定形耐火物ライニング装置。
JP4211287U 1987-03-24 1987-03-24 不定形耐火物ライニング装置 Expired - Lifetime JPH06211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4211287U JPH06211Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24 不定形耐火物ライニング装置

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JP4211287U JPH06211Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24 不定形耐火物ライニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63174960U JPS63174960U (ja) 1988-11-14
JPH06211Y2 true JPH06211Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=30857723

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JP4211287U Expired - Lifetime JPH06211Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24 不定形耐火物ライニング装置

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JP2002340864A (ja) * 2001-05-11 2002-11-27 Tokyo Yogyo Co Ltd 流し込み材料層の硬化状況測定方法

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JPS63174960U (ja) 1988-11-14

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