JPH06210941A - カセットケース - Google Patents

カセットケース

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Publication number
JPH06210941A
JPH06210941A JP2463793A JP2463793A JPH06210941A JP H06210941 A JPH06210941 A JP H06210941A JP 2463793 A JP2463793 A JP 2463793A JP 2463793 A JP2463793 A JP 2463793A JP H06210941 A JPH06210941 A JP H06210941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
case
cassette case
tape
ink ribbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP2463793A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Tsuji
明男 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2463793A priority Critical patent/JPH06210941A/ja
Publication of JPH06210941A publication Critical patent/JPH06210941A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 布転写用のテープ等を収納したカセットケー
スの場合において、そのままではカセット装着装置への
装着が行えないようにする。 【構成】 カセット装着装置10に装着して使用される
カセットケース30において、カセット装着装置10に
対し、そのままでは装着が不可能で、取り去ることによ
り装着を可能とする識別部42を、ケース30の一部に
備える。例えば、前記識別部42は、ケース30のコー
ナー部に形成された延出片である。 【効果】 例えば、布転写用のテープ35を収納したカ
セットケース30の場合にそのままでの装着による誤使
用を未然に回避でき、その延出片等の識別部42を取り
去ることによって、初めてカセットケース30を装着す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセット等のカ
セットケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テープ等に文字や記号等を印
刷して、それを身の回り品やビデオカセット等に貼り付
けることができるようにした装置、所謂ラベルプリンタ
が提供されている。このラベルプリンタは、インクリボ
ンと共にテープを収納したカセットケースを装着して、
そのテープに印刷するものである。また、ハンカチやT
シャツ等の布に、アイロンを使用してテープに印刷され
た文字や記号等を熱圧着することにより、所望のプリン
トを転写できるようにした布転写用のテープもある。こ
のような布転写用のテープの場合、その印刷される文字
や記号等は反転状態の鏡像でなければならず、その印刷
に際して、使用者は、ラベルプリンタのキー操作により
鏡像による印刷を指定しておかなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、布転写用のテープを収納したカセットケースをラベ
ルプリンタに装着した際、その鏡像による印刷の指定処
理を忘れる等して、布転写用のテープに文字や記号等を
正像で印刷してしまうことがあった。
【0004】そこで、本発明の目的は、布転写用のテー
プの場合等において、そのままではカセット装着装置へ
の装着が行えないようにしたカセットケースを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、カセット装着装置に装着して使用されるカセ
ットケースにおいて、カセット装着装置に対し、そのま
までは装着が不可能で、取り去ることにより装着を可能
とする識別部を、ケースの一部に備えてなる構成として
いる。前記識別部は、例えば、ケースのコーナー部に形
成された延出片である。
【0006】
【作用】カセット装着装置に対し、例えば、ケースのコ
ーナー部の延出片等の識別部を備えた状態のままでは、
カセットケースの装着が行えず、その延出片等の識別部
を取り去ることによって、カセットケースの装着が行え
る。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係るカセットケースの実施
例を図1乃至図4に基づいて説明する。先ず、図1は本
発明を適用したカセットケースを装着するカセット装着
装置の一例としてのラベルプリンタ10を示すもので、
11は上ケース、12はキー入力部であり、K1キー1
2aは正像の印刷モードを指定するキーで、K2キー1
2bは鏡像の印刷モードを指定するキーである。13は
表示部、15は下ケース、16は蓋開け釦、17は蓋で
ある。
【0008】カセット装着装置をなすラベルプリンタ1
0は、上ケース11にキー入力部12および表示部13
を備えて、下ケース15に、図2に示すようなカセット
装着部21を備えている。このカセット装着部21は、
蓋開け釦16により開閉可能な蓋17で覆われている。
このカセット装着部21内に、図1に点線で示したよう
な印字用カセットケースが装着されるようになってい
る。そして、このカセット装着部21内には、図2に示
すように、その印字および駆動のための印字ヘッド(サ
ーマルヘッド)22、プラテンローラ23、駆動軸2
4、位置決めピン25,26が配設されている。
【0009】さらに、カセット装着部21内の印字ヘッ
ド(サーマルヘッド)22およびプラテンローラ23を
配設した側のコーナー部には、高さの高い角柱形状の装
着阻止部27を形成している。この装着阻止部27の高
さは、カセット装着部21内にそのまま装着可能なカセ
ットケースの高さより少なくとも高いものとなってい
る。次に、図3は本発明を適用した一例としてのカセッ
トケース30を示すもので、31は印字ヘッド収容凹
部、32はインクリボン、33はインクリボン供給スプ
ール、34はインクリボン巻取りスプール、35は布転
写用のテープ、36はテープ供給スプール、41はコー
ナー凹部、42は識別部をなす延出片である。
【0010】即ち、カセットケース30は、布転写用の
ものであり、一側辺部に印字ヘッド収容凹部31を形成
してなる樹脂製のものである。このカセットケース30
内には、インクリボン32と、このインクリボン32が
架け渡されたインクリボン供給スプール33およびイン
クリボン巻取りスプール34と、布転写用のテープ35
と、このテープ35が巻き付けられたテープ供給スプー
ル36と、図4に示したような、ガイドローラ37,3
8等が収納されている。インクリボン32およびテープ
35は、共に重ね合わさるようにして印字ヘッド収容凹
部31に導出されており、インクリボン32は再びカセ
ットケース30内に導入されてインクリボン巻取りスプ
ール34に巻取られるが、テープ35は印字ヘッド収容
凹部31の側方にそのまま排出される。
【0011】そして、以上の布転写用のカセットケース
30は、その印字ヘッド収容凹部31を有する側辺部の
テープ35の排出方向とは反対側のコーナー部に、前記
カセット装着部21内の装着阻止部27を避けるための
コーナー凹部41を形成すると共に、このコーナー凹部
41の上方に位置して識別部をなす延出片42をカセッ
トケース30の上面と一体に形成してなる。このような
構成による布転写用のカセットケース30としたので、
そのままの状態でラベルプリンタ10のカセット装着部
21に装着しようとしても、カセット装着部21内の装
着阻止部27の上面に、カセットケース30のコーナー
凹部41上方の延出片42が乗り上がって干渉するた
め、装着が行えない。
【0012】このように、装着できないため、使用者
は、このカセットケース30が通常のカセットケースと
は異なる布転写用であることを識別でき、即ち、このカ
セットケース30を使用する場合には、キー入力部12
に備えたK2キー12bを操作して布転写用のために鏡
像による印刷を指定する。従って、この布転写用のカセ
ットケース30を使用する場合、使用者は、コーナー凹
部41上方の延出片42を手で折る等して取り去る必要
がある。こうして、延出片42を取り去ることによっ
て、図4に示すように、カセット装着部21内にカセッ
トケース30を装着することができる。
【0013】この装着状態において、印字ヘッド収容凹
部31内に印字ヘッド(サーマルヘッド)22が臨ん
で、この印字ヘッド(サーマルヘッド)22とプラテン
ローラ23との間に、インクリボン32およびテープ3
5が位置している。また、インクリボン巻取りスプール
34内に駆動軸24が係合して、テープ供給スプール3
6内に位置決めピン25が位置する。そして、使用者が
2キー12bを操作して布転写用のための鏡像による
印刷を指定することで、駆動軸24の駆動によるインク
リボン巻取りスプール34の回転と、印字ヘッド(サー
マルヘッド)22の駆動とにより、インクリボン32を
用いてのテープ35への鏡像による所望の印刷が行われ
る。印刷済みのテープ35は、鋏等で切断して、例え
ば、ハンカチやTシャツ等の布に、アイロンを使用して
テープ35に印刷された文字や記号等を熱圧着すること
により、正像状態の所望のプリントを転写することがで
きる。
【0014】なお、以上の実施例においては、インクリ
ボンおよびラベルテープを収納したカセットケースとし
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、インク
リボンのみを収納したカセットケースや、他のオーディ
オテープやビデオテープ等を収納したカセットケースで
あってもよい。また、カセットケースに設ける識別部の
箇所や形状等も任意であり、その他、カセット装着装置
を含めて、具体的な細部構造等についても適宜に変更可
能であることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るカセットケ
ースによれば、カセット装着装置に対し、例えば、請求
項2のようなケースのコーナー部の延出片等の識別部を
備えた状態のままでは、カセットケースの装着が行えな
いため、例えば、布転写用のテープを収納したカセット
ケースの場合にそのままでの装着による誤使用を未然に
回避できる。つまり、使用者に、その延出片等の識別部
を取り去る作業を行わせることによって、当該カセット
が、布転写用カセットであることをはっきり認識させる
とともに、初めてカセットケースを装着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカセットケースを装着するカ
セット装着装置の一例としてのラベルプリンタを示す概
略斜視図である。
【図2】同じくラベルプリンタのカセット装着部を示す
拡大斜視図である。
【図3】本発明を適用したカセットケースの一例を示す
概略斜視図である。
【図4】識別部(延出片)を取り去ってカセット装着部
にカセットケースを装着した使用状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10 カセット装着装置 21 カセット装着部 22 印字ヘッド 23 プラテンローラ 27 装着阻止部 30 カセットケース 31 印字ヘッド収容凹部 32 インクリボン 33 インクリボン供給スプール 34 インクリボン巻取りスプール 35 テープ 36 テープ供給スプール 41 コーナー凹部 42 識別部(延出片)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット装着装置に装着して使用される
    カセットケースにおいて、 カセット装着装置に対し、そのままでは装着が不可能
    で、取り去ることにより装着を可能とする識別部を、ケ
    ースの一部に備えてなることを特徴とするカセットケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記識別部は、ケースのコーナー部に形
    成された延出片であることを特徴とする請求項1記載の
    カセットケース。
JP2463793A 1993-01-19 1993-01-19 カセットケース Pending JPH06210941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2463793A JPH06210941A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 カセットケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2463793A JPH06210941A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 カセットケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06210941A true JPH06210941A (ja) 1994-08-02

Family

ID=12143650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2463793A Pending JPH06210941A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 カセットケース

Country Status (1)

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JP (1) JPH06210941A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19857154C1 (de) * 1998-12-11 2000-03-16 Daimler Chrysler Ag Verfahren zur Datenübertragung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19857154C1 (de) * 1998-12-11 2000-03-16 Daimler Chrysler Ag Verfahren zur Datenübertragung

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