JPH06210862A - インクジェットプリントヘッド用のキャッピング及びワイピング装置 - Google Patents

インクジェットプリントヘッド用のキャッピング及びワイピング装置

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JPH06210862A
JPH06210862A JP5234448A JP23444893A JPH06210862A JP H06210862 A JPH06210862 A JP H06210862A JP 5234448 A JP5234448 A JP 5234448A JP 23444893 A JP23444893 A JP 23444893A JP H06210862 A JPH06210862 A JP H06210862A
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sled
printhead
chassis
printer
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16544Constructions for the positioning of wipers
    • B41J2/16547Constructions for the positioning of wipers the wipers and caps or spittoons being on the same movable support
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
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    • B41J2/16505Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out
    • B41J2/16508Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out connected with the printer frame
    • B41J2/16511Constructions for cap positioning

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成でインクシ゛ェットフ゜リントヘット゛(以下
PH)の再汚染またはPH相互間での汚染を回避するPHの自
動整備を提供する 【構成】 装置10は、フ゜リンタのシャシ12にシ゛ンハ゛ル式に固定さ
れ、ハ゛ネにより固定されたスレット゛14を備え、このスレット゛14
はフ゜リンタの可動キャリッシ゛に固定された各PH毎に複数対のキャッ
フ゜16及びワイハ゜18を備える。スレット゛14及びシャシ12とスレット゛14
及びキャリッシ゛22とは各相互間での制御された相対運動のた
めに互いにカム連結される。キャリッシ゛22の運動でスレット゛14が
その基準位置から僅かに垂直及び横方向へ移動され、キャ
リッシ゛22に対し、PHをキャッヒ゜ンク゛する上昇位置とPHをワイヒ゜ンク
゛する中間位置とPHがキャッフ゜又はワイハ゜の何れとも干渉せず
キャリッシ゛が自由に往復運動可能な下降位置とに位置決めさ
れる。好適方法は、PHのアンキャッヒ゜ンク゛A,B、PHの一方向へ
のワイヒ゜ンク゛C,D、PH下の自由位置へのスレット゛の下降E,F、必
要に応じたPHの再ワイヒ゜ンク゛F,C,D,Eの反復、PHのキャッヒ゜ンク゛
位置への復帰F,Aを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、改良されたイン
クジェットプリンタの整備方法及びその装置に関し、特
に、プリンタキャリッジの運動に応じて複数のプリント
ヘッドのワイピング及びキャッピングを行う改良された
自動装置を備えた機構であって、各プリントヘッド毎の
単一方向の個別のワイピング動作と、一定のキャッピン
グ力での各プリントヘッドのキャッピングとを用いたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
ジェットプリントヘッドのノズルは、一般に、インクの
塊又は粒子により目詰まりし、或いは内部の気泡によっ
て汚染されて、適切な動作が妨害されることになる。そ
の結果として、印刷品質が低下し、ユーザーの苦情が提
起されることも少なくない。従来の整備機構は、一般
に、単式プリントヘッドのインクの放出、ワイピング、
及び、キャッピングを提供するものであり、作業者の介
入を頻繁に必要とし、プリンタを数秒間に亙ってオフラ
インにする場合も少なくない。インクジェットプリント
ヘッドを二方向にワイピングし、また、1つの単一のワ
イパ面で多数のプリントヘッドのワイピングを行う場合
には、そのワイピング中にプリントヘッドが再汚染さ
れ、又は、プリントヘッド間の汚染が発生することにな
る。
【0003】改良されたキャッピング装置が提案されて
おり、この装置は、一定のたわみではなく一定の力によ
るインクジェットプリンタの複数のプリントヘッドのキ
ャッピングを提供するものである。この種のキャッピン
グ装置の1つが、本出願人による同時係属米国特許出願
第935,606号(1992年8月26日出願)である「Ink-jetPri
nthead Cap Having Suspended Lip(懸垂型リップを備
えたインクジェットプリントヘッドキャップ)」に開示
されている。なお、上記引用をもってその同時係属米国
特許出願の開示内容を本明細書に包含させたものとし、
その詳細な説明は省略する。
【0004】また、故障回復方法及び装置が提案されて
おり、これは、複数のプリントヘッドを備えたインクジ
ェットプリンタのプリントヘッドのノズルがインク及び
粒子状物質によって詰まった状態から自動的に回復させ
る方法を提供するものである。この場合に採用される方
法は、好適には、プリントヘッドのキャッピングを行
い、所定のプリントヘッドの選択的なプライミング(準
備)及び洗浄を行い、次いでプリントヘッドからキャッ
プを取り外してプリントヘッドの拭き取りを行うという
ステップを有する。この種の方法及び装置の1つが、本
出願人による同時係属米国特許出願第949,318号(1992
年9月21日出願)である「Automatic Failure Recovery
for Ink-jet Printheads(インクジェットプリントヘッ
ド用の自動故障回復」に開示されている。なお、この同
時係属米国特許出願の開示内容もまた上記引用をもって
本明細書に包含させたものとし、その詳細な説明は省略
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる方法及び
装置は、好適には、プリンタのシャシにジンバル方式で
取り付けられた1つのスレッド(そり)を有し、このス
レッドは、プリンタの可動キャリッジに取り付けられた
各プリントヘッド毎に複数対のキャップ及びワイパを備
えたものである。スレッド及びシャシは、その両者間に
おいて制御された相対運動を実施するために相互にカム
連結(cam-couple)される。スレッド及びキャリッジもま
た、両者間において制御された相対運動を実施するため
に相互にカム連結される。キャリッジの運動により、ス
レッドがその基準位置から僅かに垂直方向及び横方向へ
移動され、キャリッジに対して次に示す3つの主要位置
に位置決めされる。即ち、その3つの主要位置は、プリ
ントヘッドにキャッピングを行うための上昇位置と、プ
リントヘッドのワイピングを行うための中間位置と、プ
リントヘッドがキャップ又はワイパのどちらとも干渉す
ることなくキャリッジが自由に往復運動できるようにす
る下降位置とである。従って、プリンタのキャリッジ駆
動モータのみを含むコントローラにより、キャッピング
及びワイピングを含むプリンタ整備が提供される。
【0006】好適には、キャッピングは、ジンバル方式
で取り付けられたスレッドによって加えられる一定の力
の下で実施される。この場合、ジンバル方式は、複数の
バネ要素を用いた方法が好適である。ワイピングは、一
方向であることが好ましく、これにより、拭き返し動作
中におけるプリントヘッドの再汚染が防止される。この
方法及び装置が永久的に保護(lock-out)状態になるとい
うことはなく、このため、作業員の介入なしには印刷過
程は再開しない、ということは重要である。好適な方法
は、プリントヘッドのアンキャッピング(キャップの除
去)を行い、プリントヘッドの一方向へのワイピングを
行い、スレッドをプリントヘッドの下の自由位置まで下
降させ、必要に応じてプリントヘッドの再ワイピングを
繰り返し行い、プリントヘッドをそのキャッピング位置
へ戻す、というステップを含む。ワイピング動作中に、
プリントヘッドの内の1つ以上は、対応するワイパを濡
らすようにインクを吐出しても差し支えない。本発明の
方法及び装置は、複数のプリントヘッドの内の選択され
た幾つかの自動プライミングについて適合性を有するも
のである。
【0007】本発明の上述その他の目的及び利点につい
ては、好適実施例に関する図面及び詳細な説明を考察す
ることにより容易に理解されよう。
【0008】
【実施例】本発明の好適な方法及び装置をその種々の動
作段階にて図1及び図2に示す。図1及び図2は、イン
クジェットプリンタ10の正面図を断片的且つ極めて簡素
化した形態で示すものであることが理解されよう(説明
の簡明化のため全ての符号は図1(A)のみに記載してあ
ることも理解されよう)。プリンタのシャシ又はベース
12は、断片的で大幅に簡素化した形態で示されている。
浮動スレッド14は、シャシ12にジンバル式に取り付けら
れ、この浮動スレッド14は、好適には、1つ以上のキャ
ップ16(上側にプリントヘッドシールリップを備えたも
の)と、全体的に平坦な支持部材20上のワイパ18(上側
終端部又はワイピング面を備えたもの)とからなる直線
的な列中に取り付けられる。スレッド14は、断片的に示
されているプリンタの可動のキャリッジ22の下に位置決
めされる。この可動キャリッジ22は、複数のプリントヘ
ッド(図1及び図2には図示せず)を取り付け、その動
作可能な底面は、図1及び図2に破線で示すほぼ水平な
第1平面Pを規定する、ということが理解されよう。
【0009】各々のワイパ18は、各キャップ16と同様
に、対応するプリントヘッドと動作的に関連付け可能な
ものである。スレッド14は、好適には複数のバネ要素24
によりシャシ12にジンバル式に取り付けられ、図1及び
図2から分かるように、このスレッド14は、シャシ12と
の間で制御された相対運動が可能となるように、シャシ
12とカム連結される。スレッド14はまた、プリントヘッ
ドを取り付けるキャリッジ22とカム連結され、そのスレ
ッド14とキャリッジ22との間の制御された相対運動が可
能となる。図から分かるように、相対的に固定されたシ
ャシ12と相対的に移動可能なキャリッジ22とのスレッド
14の2つのカム連結により、スレッド14は、シャシ12に
対するキャリッジ22の制御された往復水平運動に応じ
て、僅かに垂直及び水平、例えば横方向に運動可能とな
る。本発明の好適な方法及び装置によれば、シャシ12に
対するキャリッジ22のそのような往復運動は、プリンタ
のキャリッジコントローラによって自動的に提供され
る。
【0010】プリンタが整備モードで動作する場合、カ
ム連結されたスレッド14とシャシ12、及び、カム連結さ
れたスレッド14とキャリッジ22は、コントローラに応答
し、キャリッジ22は、予めプログラムされた垂直及び横
方向への動作に従って動作し、その結果として、キャッ
プ16及びワイパ18が、その対応するプリントヘッドに対
して所定のアンキャッピング位置、ワイピング位置、及
び、再キャッピング位置に位置決めされる。プリンタキ
ャリッジの単一の駆動モータは、ここで説明する整備モ
ード及びプリンタの通常の印刷動作モードの両モードに
共通して動作することが理解されよう。
【0011】複数のバネ要素又はバネ部材24によってス
レッド14をシャシ12にジンバル式に取り付けることによ
り、スレッド14を介して平面Pに垂直に与えられる上向
きの力によって、プリントヘッドとワイパ18との間(ワ
イピング時)、及び、プリントヘッドとキャップ16との
間(キャッピング時)に、ほぼ一定の力が生じる、とい
うことは重要である。各バネ要素24は、好適にはバネ鋼
製のものであり、その一端がシャシ12上の捕捉支柱(単
なる円で概略的に示す)に回転可能に取り付けられ、他
端がスレッド14上の捕捉支柱(上記と同様に示す)に回
転可能に取り付けられる。好適には、バネ要素24は、図
示のように全体的にV字形であって、半径方向に延びる
アーム間に約31.9度の公称角を有し、24.2mmの公称スパ
ンから10.4mmに圧縮した場合に約0.18Kg(約0.4ポンド)
の力を提供するものとなる。
【0012】このような一定の力によるキャッピング及
びワイピングにより、キャップ16のリップ上の摩耗が軽
減され、更に、ワイパ18の上側終端部又はワイピング面
上の摩耗が軽減される、ということが理解されよう。そ
れらは、プリントヘッドの下側平面と頻繁に接触するこ
とになる部分である。そのようなバネ要素24を用いたジ
ンバル式取り付けにより、スレッド14の基準位置と、プ
リントヘッドの下側面によって規定される平面Pと平行
なほぼ水平な平面とが決定される、ということは前記特
徴に劣らず重要である。最後に、最も重要なことは、バ
ネ要素24に蓄えられたエネルギーにより、上述のカム連
結構成によって制御される様々な垂直及び横方向の運動
を介してスレッド14を付勢するのに必要となる力が提供
される、ということである。従って、シャシ12に対する
スレッド14の運動、即ちカム作用によって制御されたこ
の種の水平及び垂直運動は、例えば専用の駆動モータ等
の外部原動力を必要とせず、その代りにキャリッジ22と
シャシ12との間の水平運動により、非常に簡単かつ高コ
スト効率で提供される。
【0013】図1及び図2を参照すると、スレッド14
が、シャシ12の対応する第2のカムフォロア部材12a'と
係合した第1カム面14a'を備えていることが分かる(図
1及び図2に示すように、それらの第1カム面14a'はほ
ぼ同一の外形を有しており、その左側のカム面14a'は暫
定停止部Sを規定する顕著な垂直階段部を有する一方、
右側のカム面14a'もまた暫定停止部Sを規定する傾斜し
た対応する階段部を有する)。更に、スレッド14が、そ
れ自体から上方に延びる第1カムフォロア部材14b'を備
え、この第1カムフォロア部材14b'が、それに対応する
キャリッジ22の第2のカム面22a',22b'と係合している
ことが分かる。好適には、そのような4つの第1カム面
14a'及び第1カムフォロア部材14b'は、全体的に偏平な
矩形のスレッド14の周辺に沿って設けられ、これによ
り、水平方向に対してスレッド14が安定化される。ただ
し、説明の明瞭化及び簡潔化のために図1及び図2では
それらを2つずつしか図示していない(これに対応し
て、好適には、4つの第2カムフォロア部材12a'がシャ
シ12上に設けられ、第2カム面22a',22b'がそれぞれ2
つずつキャリッジ22に設けられるが、図1及び図2では
2つの第2カムフォロア部材12a'及び1つの第2カム面
22a',22b'しか示していない)。
【0014】好適には、少なくともカム面14a'を含むス
レッド14は、テフロン充填材を有する高分子材料を用い
て射出成型された単一構造のものとなる。カム面14a'と
シャシのカムフォロア部材12a'との間の摩擦係数を適当
に低くするために、好適には、カムフォロア部材12a'
は、同様の高分子材料を用いて噴射成型されるが、その
高分子材料は、テフロンフィラーを有さないものである
ことが好ましい。これらの材料により、滑らかなカム動
作及び耐久性が提供されることが判明した。勿論、軽量
であり容易かつ安価に製造可能な部品が好ましいが、他
の適当な材料も利用可能であることは明らかである。
【0015】プリントヘッドのアンキャッピング、ワイ
ピング、及び再キャッピングを含む整備動作時には、対
照的な図1(A)と図1(B)から良く分かるように、先ず、
シャシ12とスレッド14との間の相対運動によりプリント
ヘッドがアンキャッピングされる。そのシャシ12とスレ
ッド14との間の相対運動は、スレッド14の第1カム面14
a'及びシャシ12の第2カムフォロア部材12a'による、キ
ャリッジ22に対するスレッド14のほぼ垂直下方への運動
の生成を伴うものであり、またこの相対運動は、第2カ
ム面22a',22b'の末端部に隣接してキャリッジ12に取り
付けた端部停止部材又は終端停止部26によって生成され
る。
【0016】図1(A)はキャッピング位置を示すもので
ある。この場合、プリントヘッドの下面により平面が名
目上規定されて僅かに干渉する係合を伴い、この平面は
キャップ16のリップにより規定される平面と同一平面を
有する。一方、図1(B)はプリントヘッドのアンキャッ
ピング位置を示すものである。同図は、スレッド14が中
間のワイピング位置または上昇位置にある場合を示し、
この場合、プリントヘッドにより平面Pが名目上規定さ
れて僅かに干渉する係合を伴い、この平面Pがワイパ18
のワイピング面により規定される平面と同一平面を有す
る場合の側面図を示している。(1)スレッド14の第1カ
ム面14a'とシャシ12の第2フォロア部材12a'との間、及
び、(2)キャリッジ22の第2カム面22a,22bとスレッド14
の第1フォロア部材14b'との間で与えられる二重カム動
作により、スレッド14とシャシ22との間で水平運動が発
生することはなく、またシャシ22に対するスレッド14の
相対的な下方への垂直運動が発生し、これにより、スレ
ッド14をプリントヘッドのキャッピング位置からプリン
トヘッドのワイピング位置まで移動させる。このキャリ
ッジ22に対するスレッド14の下方垂直運動は、シャシ12
の第1カム面14a'の右上方向に傾斜した左端領域を介し
てシャシ12の第2のフォロア部材12a'がスレッド14を下
方へ付勢した際にキャリッジ22が僅かに左方へ移動する
ことによりスレッド14に与えられる力に起因するもので
ある、ということが理解されよう。
【0017】ここで、図1(B)及び図1(C)を比較する。
スレッド14が図1(B)に示すアンキャップ位置から図1
(C)に示すワイピング開始位置までどのようにして移動
されたかが同図より理解されよう。図1(C)において、
キャリッジ12は、図1(B)の場合よりも更に僅か左方に
位置するが、バネ要素24における張力は本質的には一層
小さく(即ち、バネ要素24は図1(B)のアンキャッピン
グ位置に一層高いエネルギー状態へと圧縮されるという
事実)、これにより、スレッド14がシャシ12に対して僅
かではあるが更に左方に移動され、その結果として、第
2フォロア部材12a'が、傾斜した第1カム面14a'をほぼ
半分だけ上がった位置のSで示す暫定停止部に到達する
ことになる。従って、図1(C)及び図1(D)は、シャシ12
に対するスレッド14の平衡位置と称されるものが何たる
かを表しており、この場合、スレッド14は、その平衡が
外力によって破れるまで、キャリッジ22に対して所定の
ワイピング用の上昇位置に留まることになる。従って、
図1(C)はワイピング開始位置またはワイピング動作開
始位置を表し、図1(D)はワイピング終了位置を表し、
これらの開始位置と終了位置との間で、キャリッジ22と
シャシ12との間のほぼ水平な相対運動によりプリントヘ
ッドがワイピングされる。
【0018】ここで、図1(D)と図2(A)を比較する。同
図より、スレッド14が上述の平衡位置にあるワイピング
動作の終了点において、キャリッジ22の第2カム面22
a',22b'がスレッド14の第1フォロア部材14b'に当接
し、キャリッジ22の左方への行程の終端近くでスレッド
14を僅か下方へ付勢する、ということが理解されよう。
図2(A)は、ワイパ18がプリントヘッドから解放された
状態におけるスレッド14の位置を示している。
【0019】図2(B)は、キャリッジ22が、自由に、及
びキャップ16又はワイパ18のいずれかにプリントヘッド
が干渉されることなしに、スレッド14上で水平方向に往
復運動可能となる、スレッド14の下降位置を示してい
る。図2(C)は、プリンタの操作者又は保守整備員の故
意或いは不注意な取り扱いによってキャリッジ22が到達
する可能性のある一時的な固定位置を示している。重要
なことは、第2カム面22b'がその最右端に左下向きに傾
斜した領域を有し、第1カムフォロア部材14b'がその右
側に位置決めされて左方へ移動され、これによりスレッ
ド14が下降位置に設定されることになり、この際にキャ
リッジ22が図1(A)に示すキャッピング位置の場合のよ
うに右側へ自由に戻ることができる、ということであ
る。スレッド14が図2(D)に示す位置にあってバネ要素2
4が圧縮状態にある場合には、キャリッジ22が右側へ移
動する際に、図1(A)に示す上昇されたプリントヘッド
のキャッピング位置にスレッド14が付勢される、という
ことが理解されよう。
【0020】要約すれば、キャリッジ22とベース12との
間の相対運動が、第1カム面14a'と第2フォロア部材12
a'との間のカム動作によってスレッド14の下方移動を発
生させる、ということが理解されよう。この場合、その
下方移動の範囲は、プリントヘッドの下面により規定さ
れる第1平面P内にワイパ18の上端部が位置決めされ、
これによりスレッド14のワイピング位置が規定されるよ
うに、予め決定される。更に、キャリッジ22とベース12
との間の相対運動により、ワイパ18とプリントヘッドと
の間でワイピング動作が発生する。更に、その相対運動
は、第2カム面22a'と第1フォロア部材14b'との間のカ
ム動作によってスレッド14の下方移動を発生させる。こ
の場合の移動範囲は、キャップ16のリップ及びワイパ18
の上端部を第1平面Pの下に位置決めし、これによりス
レッド14の自由位置が規定されるように、予め決定され
る。この場合、プリントヘッドが取り付けられているキ
ャリッジ22は、プリントヘッドとリップとの間、また
は、プリントヘッドとワイパとの間の干渉を伴うことな
く、自由に往復運動することができる。
【0021】図3は、遷移を示す説明図である(遷移を
発生させるキャリッジ22の移動方向を付記した矢印によ
って表されている)。この説明図に示す遷移を経て、多
目的(versatile)装置10は、図1(A)〜(D)及び図2(A)〜
(D)にそれぞれ対応する種々の動作段階A〜H(円で囲ん
で示す)に沿って進行する。ここで説明する図1(A)〜
(D)及び図2(A)〜(D)について理解可能な当業者であれ
ば、図2について特に説明する必要はないものと推察す
る。図2から分かるように、スレッド14のキャッピング
された位置またはキャッピング位置(A)は、インクジェ
ットプリンタの整備動作モードの開始を表している。こ
のキャッピング位置(A)は、そのような整備モードが正
常終了する下降位置(F)からスレッドが戻る位置であ
る。その代わりに、スレッド14がその下降位置にある場
合には、そのスレッド14は、ワイピング開始位置(C)に
遷移することによりプリントヘッドのワイピングを繰り
返し行い、図示のようにワイプ開始(C)、ワイプ終了
(D)、ワイプ解除(E)、及び下降(F)位置を経て遷移を無
限に繰り返す。
【0022】プリンタの整備動作モードが手動でロック
された(G)場合には、そのロックが一時的なものであっ
ても、スレッド14は、図示のようにキャリッジ22を右方
向へ移動させることで「ロックから入る」位置(H)を経
て遷移することにより、その整備位置まで移動させるこ
とができる。第1フォロア部材14b'は、第2カム面22
a',22b'の左下方へ傾斜した領域に沿って滑り、スレッ
ド14をキャッピング位置(A)に戻す(この関係では、カ
ムフォロア部部材14b'の左側の部材は右側の部材よりも
僅かに幅広く、また第1カム面22a'に隣接する左右の空
間の寸法が異なっており、左側のカムフォロア部材14b'
が、「ロックから入る」位置(H)からキャッピング位置
(A)へ遷移する間に第2カム面22a',22b'の間のスペース
に入ることができないようになっている点に留意された
い)。
【0023】コントローラにより決定されるキャリッジ
の右方向への移動の全範囲又はその一部により、スレッ
ド14がその下降位置(F)からそのキャッピング位置(A)ま
で、または、その下降位置(F)からそのワイピング開始
位置(C)までのどちらの遷移を経由するかが決定され
る、ということが理解されよう。換言すれば、第1フォ
ロア部材14b'が終端停止部26に接触した後にスレッド14
をそのキャッピング位置(A)に位置決めするためにキャ
リッジ22が所定の第1の移動範囲に位置決めされるか、
又は、第1フォロア部材14b'が終端停止部26に接触した
後にスレッド14をそのワイピング開始位置(C)に配置す
るためにキャリッジ22が前記の所定の第1の移動範囲よ
り狭い第2の所定の移動範囲に位置決めされる。
【0024】当業者であれば、キャリッジに取り付けら
れた終端停止部材26が、第1フォロア部材14b'と係合
し、コントローラによるキャリッジ12の右方向への移動
に応じてスレッド14をベース12に対して横方向に付勢す
る、ということが理解されよう。従って、キャリッジ22
が自由に往復運動可能な自由位置、例えばその下降位置
(F)にスレッド14があり、及び、キャリッジ22が前記の
所定の第1の移動範囲内にある場合には、停止部材26が
第1のフォロア部材14b'を停止させ、これにより、第1
カム面14a'と第2フォロア部材12a'との間に、プリント
ヘッドに対してキャップ16のキャッピング位置(A)まで
スレッド14を上昇させるのに充分な運動が生じる。ま
た、スレッド14が前記の自由位置にあり、及び、キャリ
ッジ22が前記の所定の第2の移動範囲内にある場合に
は、停止部材26がフォロア部材を14b'を停止させ、これ
により、第1カム面14a'とフォロア部材12a'との間に、
スレッド14をワイピング開始位置(C)まで上昇させるの
に充分な運動、或いは、プリントヘッドに対して単にワ
イパ18のワイピング位置又はワイピング高さへスレッド
14を上昇させるのに充分な運動が生じる。
【0025】ここで、本発明の好適な方法について、本
発明の好適な装置の観点から説明する。プリンタの可動
キャリッジ上にプリントヘッドが固定的に取り付けられ
ている場合におけるインクジェットプリンタのプリント
ヘッドのアンキャッピング及びワイピングの好適な方法
は以下に示すステップを含むものである。即ち、その方
法は、(1)例えばスレッド14に取り付けられたワイパ18
等の、プリントヘッドと選択的に係合可能なスレッドに
取り付けられたワイパを設け、(2)例えばプリンタのシ
ャシに取り付けられた部材12a'等の、対応するカムフォ
ロア部材と係合するための例えば表面14a'等のカム面を
スレッドに設け、(3)そのようなスレッドを例えばバネ
要素24を用いて前記のようなシャシにバネを用いて取り
付け、(4)第1に、前記のようなシャシに対して水平方
向にキャリッジを移動させ、これにより、カム動作によ
ってスレッドとキャリッジとの間に垂直運動を生じさせ
て、プリントヘッドのアンキャップを行い、プリントヘ
ッドにより規定される平面内にワイパを位置決めする。
例えば、キャリッジ22の運動を制御することにより、ス
レッド14及びその上に取り付けられたワイパ18をそのキ
ャッピング位置(A)から離れさせ、そのアンキャップ位
置(B)まで移動させ、(5)第2に、シャシに対して水平方
向にキャリッジを移動させ、これにより、前記のような
相対運動によって決定される所定方向へプリントヘッド
がワイパによりワイピングされる場合と同様の態様で、
それと同様の平面と平行なスレッドの水平移動が生じ、
例えば、キャリッジ22の運動をそのワイピング開始位置
(C)からそのワイピング終了位置(D)まで制御して、スレ
ッドに取り付けられたワイパ18により、図の左から右方
向へプリントヘッドのワイピングを行わせ、その後、
(6)例えば図示の下降位置(F)等の前記平面の下にワイパ
を位置決めするようにスレッドを下降させる、というス
テップを含む。
【0026】好適には、この方法は、上述のスレッドの
下降ステップの後に、(7)第3に、シャシに対してキャ
リッジを水平方向に移動させて、プリントヘッドをキャ
ッピングされた位置に復元させ、例えば、キャリッジ22
を右一杯に移動させて、左側のフォロア部材14b'が停止
部材26に衝突してスレッドがキャッピングされた位置
(A)に強制的に戻されるようにする、というステップを
更に含む。必要に応じて、この方法は、図2に矢印方向
に従って示すC,D,E,F,C,D,E,F等の動作段階のように、
第2の移動ステップの繰り返し処理を含むことができ
る。
【0027】上述の好適な方法は、アンキャッピング
と、キャッピングと、単一のプリントヘッドの適宜の再
キャッピングとを含むものとして説明されているが、本
発明の好適な装置によれば、プリンタは、複数のプリン
トヘッド、及びそれに対応する複数のワイパを備えるこ
とが可能であり、これにより、全てのプリントヘッドは
本発明の好適な方法に従ってそのアンキャッピングとワ
イピングとキャッピングとが行われることが理解されよ
う。本発明の方法及び装置は、ワイピングと同時にまた
はワイピング動作と時間的に極めて近接してスピッティ
ングを行う(インクを吐出する)プリントヘッドについ
て適合性を有するものである、ということが理解されよ
う。本発明の方法及び装置はまた、プライミングを行
う、好適には上述で引用した本出願人の自動故障回復に
関する特許出願に従ってプライミングを行うプリントヘ
ッドについても適合性を有するということが理解されよ
う。
【0028】産業分野における適用性 以上から、本発明のインクジェットプリンタ用のワイピ
ング及びキャッピング方法及び装置は、インクジェット
プリントヘッドの自動整備を可能とし、プリントヘッド
の再汚染、又は、プリントヘッド相互間での汚染を回避
するように個別のワイパによる各プリントヘッドの一定
方向へのワイピングを提供する、ということが理解され
よう。インクジェットプリンタの寿命を大幅に延長する
プリントヘッドのキャッピングは、キャップのシーリン
グリップの一定のたわみによるものではなく、一定の力
によって行われることが好ましい。数個の比較的簡単な
部品しか必要とせず、またこれらの部品により、別個の
駆動モータを設けるためのコストが回避されると同時に
比較的低コストの整備解決策が提供される。これは、キ
ャップ及びワイパを備えたスレッドをジンバル方式でプ
リンタのシャシに取り付け、スレッドとシャシとの間、
及び、スレッドとキャリッジとの間で二重カム動作によ
りスレッドを種々に位置決めすることによって可能とな
る。プリンタのキャリッジの制御された往復の水平運動
により、プリントヘッドのアンキャッピングとワイピン
グ(必要に応じ繰り返す)と再キャッピングとを行うた
めにスレッドを種々の位置に順次位置決めする。本発明
のワイピング及びキャッピング方法は、作業員の介入を
必要とせず、プリンタを僅か1秒間ほどオフラインに
し、プリンタをその整備モードから印刷動作モードに自
動的に復帰させるものである。
【0029】前述の動作原理及び好適実施例に関して本
発明を図示及び説明してきたが、当業者であれば、特許
請求の範囲に規定の本発明の思想及び有効範囲から逸脱
することなく本発明の形態及び詳細を変更することが可
能であることは自明のことであろう。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、比
較的簡単な部品しか必要とせず、またインクジェットプ
リントヘッドの再汚染またはプリントヘッド相互間での
汚染を回避する、プリントヘッドの自動整備を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は、本発明の好適実施例に従って作成
されたインクジェットプリンタヘッドのキャッピング及
びワイピング装置をその種々の動作段階で概略的に示す
一連の正面図である(1/2)。
【図2】(A)〜(D)は、本発明の好適実施例に従って作成
されたインクジェットプリンタヘッドのキャッピング及
びワイピング装置をその種々の動作段階で概略的に示す
一連の正面図である(2/2)。
【図3】図1及び図2に示した動作段階に対応する遷移
図である。
【符号の説明】
10 インクジェットプリンタ 12 シャシ 14 スレッド 16 キャップ 18 ワイパ 22 キャリッジ 24 バネ要素 P 平面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプリントヘッドを備えたインクジェ
    ットプリンタで使用するための自動ワイピング及びキャ
    ッピング装置であって、この装置が、 各々がインクジェットプリンタの対応するプリントヘッ
    ドと動作的に関連可能な複数のワイパと、 各々がインクジェットプリンタの対応するプリントヘッ
    ドと動作的に関連可能な複数のキャップと、 前記ワイパ及びキャップを取り付けたスレッドであっ
    て、プリンタのシャシにジンバル方式で取り付け可能で
    あり、前記スレッド及び前記シャシ間の制御された相対
    運動を実施するために前記シャシにカム連結され、及
    び、前記スレッド及びキャリッジ間の制御された相対運
    動を実施するために前記プリントヘッドを取り付けた前
    記キャリッジにカム連結された、前記スレッドと、 プリンタの整備動作モードにおいて、前記のカム連結さ
    れたスレッド及びシャシと前記のカム連結されたスレッ
    ド及びキャリッジとにより前記キャップ及びワイパがそ
    れらの対応するプリントヘッドに対して所定のアンキャ
    ッピング位置及びワイピング位置に位置決めされるよう
    に、プリンタのシャシに対するプリンタのキャリッジの
    運動を自動的に制御するコントローラとを備えることを
    特徴とする、インクジェットプリントヘッド用の自動ワ
    イピング及びキャッピング装置。
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