JPH06209997A - 患者連結装置 - Google Patents
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- JPH06209997A JPH06209997A JP5239505A JP23950593A JPH06209997A JP H06209997 A JPH06209997 A JP H06209997A JP 5239505 A JP5239505 A JP 5239505A JP 23950593 A JP23950593 A JP 23950593A JP H06209997 A JPH06209997 A JP H06209997A
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 薬剤を微細な水滴に分割する装置によって患
者に薬剤を投与する時に、この熱および水分交換装置を
取り外す必要のない患者連結装置を提供する。 【構成】 吸気−呼気を通すニップル1と、吸気−呼気
の流れを吸気導管4および呼気導管5に分割するY字形
部材17と、ニップル1をY字形部材17に連結する患
者導管9と、導管9に配設され、熱および水分を吸気−
呼気の流れと交換する熱および水分交換装置15と、ニ
ップル1および熱および水分交換装置15の間に位置
し、吸気−呼気の流れを噴霧器10に連結する噴霧器連
結部材7とを有している。
者に薬剤を投与する時に、この熱および水分交換装置を
取り外す必要のない患者連結装置を提供する。 【構成】 吸気−呼気を通すニップル1と、吸気−呼気
の流れを吸気導管4および呼気導管5に分割するY字形
部材17と、ニップル1をY字形部材17に連結する患
者導管9と、導管9に配設され、熱および水分を吸気−
呼気の流れと交換する熱および水分交換装置15と、ニ
ップル1および熱および水分交換装置15の間に位置
し、吸気−呼気の流れを噴霧器10に連結する噴霧器連
結部材7とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は患者を呼吸器および/ま
たは麻酔装置に連結するための患者連結装置に係る。本
発明は特に患者連結ニップルと、それぞれ吸気および呼
気パイプに連結される二つの追加ニップルとを有する患
者連結装置に係る。本発明は特にまた前記ニップルの間
に配置された熱および水分交換装置を有する患者連結装
置に係る。
たは麻酔装置に連結するための患者連結装置に係る。本
発明は特に患者連結ニップルと、それぞれ吸気および呼
気パイプに連結される二つの追加ニップルとを有する患
者連結装置に係る。本発明は特にまた前記ニップルの間
に配置された熱および水分交換装置を有する患者連結装
置に係る。
【0002】
【従来の技術】患者を呼吸器および/または麻酔装置に
連結するための在来の患者連結装置は噴霧器、すなわち
薬剤を微細な小滴に分割する装置によって患者に薬剤を
投与せんとする時に、使用中の熱および水分交換装置を
除去せねばならぬと言う欠点があった。この型の患者連
結器は、たとえば EP-A2-0 462 412 に記載されている
が、この装置にはこれを噴霧器と共に使用する方法は示
されていない。
連結するための在来の患者連結装置は噴霧器、すなわち
薬剤を微細な小滴に分割する装置によって患者に薬剤を
投与せんとする時に、使用中の熱および水分交換装置を
除去せねばならぬと言う欠点があった。この型の患者連
結器は、たとえば EP-A2-0 462 412 に記載されている
が、この装置にはこれを噴霧器と共に使用する方法は示
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記欠
点を消除することである。
点を消除することである。
【0004】
【問題を解決するための手段】前記課題および他の課題
は本発明によれば、患者を呼吸器または麻酔装置に連結
する装置で、吸気−呼気流動を吸気導管および呼気導管
に導くための患者連結ニップル装置と、該患者連結ニッ
プル装置を分割装置に連結する患者連結導管装置と、該
患者連結導管装置内に配設され、熱および水分を吸気−
呼気流動と交換する装置と、患者連結ニップルおよび熱
および水分交換装置の間に位置し、吸気−および呼気の
流れを噴霧器に連結する噴霧器連結装置とを含む患者連
結装置を提供することによって解決される。
は本発明によれば、患者を呼吸器または麻酔装置に連結
する装置で、吸気−呼気流動を吸気導管および呼気導管
に導くための患者連結ニップル装置と、該患者連結ニッ
プル装置を分割装置に連結する患者連結導管装置と、該
患者連結導管装置内に配設され、熱および水分を吸気−
呼気流動と交換する装置と、患者連結ニップルおよび熱
および水分交換装置の間に位置し、吸気−および呼気の
流れを噴霧器に連結する噴霧器連結装置とを含む患者連
結装置を提供することによって解決される。
【0005】本発明の患者連結装置の1実施例によれ
ば、噴霧器連結装置を噴霧器に可撓的に連結する可撓性
連結装置が設けられる。この可撓性連結装置はなるべく
はひだ付きプラスチック管よりなるものとされる。
ば、噴霧器連結装置を噴霧器に可撓的に連結する可撓性
連結装置が設けられる。この可撓性連結装置はなるべく
はひだ付きプラスチック管よりなるものとされる。
【0006】本発明の患者連結装置の他の実施例によれ
ば、患者連結ニップル装置および噴霧器連結装置は、一
体連結装置となるように組合わされ、この一体連結装置
は患者連結ニップル装置を患者連結導管装置に連結する
ための吸気−呼気連結装置を有している。
ば、患者連結ニップル装置および噴霧器連結装置は、一
体連結装置となるように組合わされ、この一体連結装置
は患者連結ニップル装置を患者連結導管装置に連結する
ための吸気−呼気連結装置を有している。
【0007】本発明の患者連結装置の好適な1実施例に
よれば、患者連結導管装置は可撓性プラスチック管装置
を有し、かつ熱および水分交換装置は可撓性材料の詰め
物を有し、該詰め物は呼気から熱および水分を吸収し、
これを吸気に伝達し得るようになっている。好適な実施
例においては、可撓性材料の詰め物は繊維材料を含んで
いる。
よれば、患者連結導管装置は可撓性プラスチック管装置
を有し、かつ熱および水分交換装置は可撓性材料の詰め
物を有し、該詰め物は呼気から熱および水分を吸収し、
これを吸気に伝達し得るようになっている。好適な実施
例においては、可撓性材料の詰め物は繊維材料を含んで
いる。
【0008】本発明の患者連結装置の好適な実施例によ
れば、本装置は熱および水分交換装置の下流において、
呼気方向に配置された吸気連結装置を有し、患者連結導
管装置を噴霧器に連結するようになっている。好適な実
施例においては、本装置は吸気連結装置内に配設された
逆止弁を有し、それによって呼気が吸気連結装置を通ら
ないようにされる。
れば、本装置は熱および水分交換装置の下流において、
呼気方向に配置された吸気連結装置を有し、患者連結導
管装置を噴霧器に連結するようになっている。好適な実
施例においては、本装置は吸気連結装置内に配設された
逆止弁を有し、それによって呼気が吸気連結装置を通ら
ないようにされる。
【0009】本発明の患者連結装置の他の実施例によれ
ば、噴霧器は吸気連結装置に連結された膨張室を有する
と共に、該膨張室に連結された貯蔵容器を有し、その中
に霧化すべき流体および/または薬剤を供給するように
なっている。この貯蔵容器は膨張室に流体および/また
は薬剤を供給するための圧力装置を有するものとなすこ
とが望ましい。
ば、噴霧器は吸気連結装置に連結された膨張室を有する
と共に、該膨張室に連結された貯蔵容器を有し、その中
に霧化すべき流体および/または薬剤を供給するように
なっている。この貯蔵容器は膨張室に流体および/また
は薬剤を供給するための圧力装置を有するものとなすこ
とが望ましい。
【0010】本発明の患者連結装置の他の実施例によれ
ば、本装置は患者連結ニップル装置と関連する粉末吸入
装置を有し、それによって患者に粉末を供給し得るよう
になっている。好適な実施例によれば、本装置は熱およ
び水分交換装置の下流において、呼気方向に配置された
吸気連結装置を有し、患者連結導管装置を噴霧器に連結
するようになっている。粉末吸入装置は吸気連結装置と
関連するようになすことが望ましい。
ば、本装置は患者連結ニップル装置と関連する粉末吸入
装置を有し、それによって患者に粉末を供給し得るよう
になっている。好適な実施例によれば、本装置は熱およ
び水分交換装置の下流において、呼気方向に配置された
吸気連結装置を有し、患者連結導管装置を噴霧器に連結
するようになっている。粉末吸入装置は吸気連結装置と
関連するようになすことが望ましい。
【0011】本発明の患者連結装置の好適な実施例によ
れば、吸気連結装置は、呼気が吸気連結装置を通るのを
阻止するための逆止弁を有している。
れば、吸気連結装置は、呼気が吸気連結装置を通るのを
阻止するための逆止弁を有している。
【0012】本発明の患者連結装置の他の実施例によれ
ば、粉末吸入装置はこれにガスを供給するガス供給装置
を備え、粉末の供給を助けるようになっている。このガ
ス供給装置はなるべくは手動式のものとされ、特にゴム
気嚢またはゴム蛇腹となすことが望ましい。
ば、粉末吸入装置はこれにガスを供給するガス供給装置
を備え、粉末の供給を助けるようになっている。このガ
ス供給装置はなるべくは手動式のものとされ、特にゴム
気嚢またはゴム蛇腹となすことが望ましい。
【0013】本発明によれば、患者連結ニップルおよび
熱および水分交換装置の間において、患者連結装置に噴
霧器連結装置を配置することによって、投薬時に熱およ
び水分交換装置を取り外す必要がなくなり、同時に吐き
出すべき薬剤が、全体でなくとも、少なくとも部分的に
吸収され、または熱および水分交換装置内に保留され、
したがって連結されている呼吸器および/または麻酔装
置に達するのが阻止される。したがって噴霧器は、可撓
性連結パイプ、たとえばひだ付きプラスチック管よりな
るパイプによって連結部分から適当に分離される。この
ようにして患者は噴霧器の存在によって煩わされること
がなくなり、同時に前記管を薬剤および/または凝結し
た薬剤の大きな水滴の捕捉に役立てることができる。
熱および水分交換装置の間において、患者連結装置に噴
霧器連結装置を配置することによって、投薬時に熱およ
び水分交換装置を取り外す必要がなくなり、同時に吐き
出すべき薬剤が、全体でなくとも、少なくとも部分的に
吸収され、または熱および水分交換装置内に保留され、
したがって連結されている呼吸器および/または麻酔装
置に達するのが阻止される。したがって噴霧器は、可撓
性連結パイプ、たとえばひだ付きプラスチック管よりな
るパイプによって連結部分から適当に分離される。この
ようにして患者は噴霧器の存在によって煩わされること
がなくなり、同時に前記管を薬剤および/または凝結し
た薬剤の大きな水滴の捕捉に役立てることができる。
【0014】患者連結ニップルおよび噴霧器連結装置は
なるべくは、第3連結部材を含むY字形部材または類似
のものの上に配置され、この部材は患者連結部分および
第2Y字形部材等によって吸気および呼気管に連結され
る。このようにして本装置は種々の部材と容易に結合
し、所要の患者連結装置を形成するようになすことがで
きる。本発明によれば、本装置は完全な患者連結装置を
提供するばかりでなく、出荷時に必ずしも結合する必要
のない、ニップルおよび熱および水分交換装置の如き、
重要な構成部材を提供する。これら部材は使用時に所要
の患者連結装置、すなわち本発明の患者連結装置を形成
するように配置すれば良い。
なるべくは、第3連結部材を含むY字形部材または類似
のものの上に配置され、この部材は患者連結部分および
第2Y字形部材等によって吸気および呼気管に連結され
る。このようにして本装置は種々の部材と容易に結合
し、所要の患者連結装置を形成するようになすことがで
きる。本発明によれば、本装置は完全な患者連結装置を
提供するばかりでなく、出荷時に必ずしも結合する必要
のない、ニップルおよび熱および水分交換装置の如き、
重要な構成部材を提供する。これら部材は使用時に所要
の患者連結装置、すなわち本発明の患者連結装置を形成
するように配置すれば良い。
【0015】このように患者の苦痛をできるだけ少なく
するために、患者連結部分は可撓性プラスチック管によ
って形成し、かつ繊維材料の如き、可撓性材料の詰め物
または類似のものの形をなした熱および水分交換装置を
備え、該詰め物が呼気から熱および水分を吸収して、こ
れを吸気に移し得るようにする。
するために、患者連結部分は可撓性プラスチック管によ
って形成し、かつ繊維材料の如き、可撓性材料の詰め物
または類似のものの形をなした熱および水分交換装置を
備え、該詰め物が呼気から熱および水分を吸収して、こ
れを吸気に移し得るようにする。
【0016】第2Y字形部材が、患者連結部分に連結さ
れた第3ニップルから、吸気および呼気パイプに連結さ
れたニップルを分離するように配置されたバクテリア濾
過器を有している場合には、熱および水分交換装置によ
って捕捉されなかった吐き出し薬剤が呼吸器および/ま
たは麻酔装置に達するのを効果的に阻止すると言う利点
が得られる。
れた第3ニップルから、吸気および呼気パイプに連結さ
れたニップルを分離するように配置されたバクテリア濾
過器を有している場合には、熱および水分交換装置によ
って捕捉されなかった吐き出し薬剤が呼吸器および/ま
たは麻酔装置に達するのを効果的に阻止すると言う利点
が得られる。
【0017】この時たとえば、投薬を行う時に、患者に
とって屡必要となる粘液等の吸い出しに使用される噴霧
器を、噴霧器連結部分から分離し得るように配置すれ
ば、別の大きな利点が得られる。したがって噴霧器には
カバーの如き、別の閉鎖装置が適当に設けられる。この
ように噴霧器は常時患者に連結して置く必要はなくな
る。
とって屡必要となる粘液等の吸い出しに使用される噴霧
器を、噴霧器連結部分から分離し得るように配置すれ
ば、別の大きな利点が得られる。したがって噴霧器には
カバーの如き、別の閉鎖装置が適当に設けられる。この
ように噴霧器は常時患者に連結して置く必要はなくな
る。
【0018】第2Y字形部材に、その中の吸気および呼
気の流れを分離する中間壁を設ければ、別の利点が得ら
れる。このようにすれば、薬剤が吐き出されるとして
も、これはバクテリア濾過器の半分だけを通り、したが
って濾過器にかかる負荷は、濾過器の両半分内の圧力低
下を比較することによって容易に制御することができ
る。したがってまた濾過器を何時交換すべきかも容易に
決定することができる。
気の流れを分離する中間壁を設ければ、別の利点が得ら
れる。このようにすれば、薬剤が吐き出されるとして
も、これはバクテリア濾過器の半分だけを通り、したが
って濾過器にかかる負荷は、濾過器の両半分内の圧力低
下を比較することによって容易に制御することができ
る。したがってまた濾過器を何時交換すべきかも容易に
決定することができる。
【0019】連結パイプが呼気の方向に見て、熱および
水分交換装置の下流に配置される、本発明の好適な実施
例においては、この連結パイプは主パイプと、噴霧器と
の間に配置され、吸気は全体的に、または部分的に噴霧
器に導かれるようになすことができる。こような時は、
霧化は全体的にまたは部分的に、吸気に助けられて起こ
ると言う利点が得られる。この実施例においては、呼気
が連結パイプを通るのを阻止するように、該連結パイプ
内に逆止弁を配置することが望ましい。このようにすれ
ば全死容積は減少し、すなわち患者が逆に吸い込む呼気
の量は減少する。
水分交換装置の下流に配置される、本発明の好適な実施
例においては、この連結パイプは主パイプと、噴霧器と
の間に配置され、吸気は全体的に、または部分的に噴霧
器に導かれるようになすことができる。こような時は、
霧化は全体的にまたは部分的に、吸気に助けられて起こ
ると言う利点が得られる。この実施例においては、呼気
が連結パイプを通るのを阻止するように、該連結パイプ
内に逆止弁を配置することが望ましい。このようにすれ
ば全死容積は減少し、すなわち患者が逆に吸い込む呼気
の量は減少する。
【0020】さらに本発明のこの実施例においては、噴
霧器はなるべくは膨張室を含むものとされ、該膨張室は
連結器パイプおよび貯蔵容器の両方に連結され、薬剤ま
たは他の流体、たとえば純水を供給してこれが霧化され
るようにする。このようにすれば噴霧器の所要部材を非
常に簡単にし、しかも効率の高い構造となすことができ
る。貯蔵容器はなるべくは加圧可能装置を備え、薬剤ま
たは純水の如き他の流体を膨張室に供給し得るようにさ
れる。これら装置はたとえば、簡単なポンプ装置となす
ことができる。連結パイプも、主パイプから取り外し得
るように配置し、それによって主パイプに対する連結オ
リフイスを閉じ得るようになすことが望ましい。
霧器はなるべくは膨張室を含むものとされ、該膨張室は
連結器パイプおよび貯蔵容器の両方に連結され、薬剤ま
たは他の流体、たとえば純水を供給してこれが霧化され
るようにする。このようにすれば噴霧器の所要部材を非
常に簡単にし、しかも効率の高い構造となすことができ
る。貯蔵容器はなるべくは加圧可能装置を備え、薬剤ま
たは純水の如き他の流体を膨張室に供給し得るようにさ
れる。これら装置はたとえば、簡単なポンプ装置となす
ことができる。連結パイプも、主パイプから取り外し得
るように配置し、それによって主パイプに対する連結オ
リフイスを閉じ得るようになすことが望ましい。
【0021】本発明の他の実施例によれば、本装置は患
者と、熱および水分交換装置との間、またはこれと平行
に配置された粉末呼吸器に対する連結オリフイスを有し
ている。このようにすることによって薬剤を粉末の形で
も供給し得ると言う、他の利点が得られる。この型のオ
リフイスは呼気だけが通るパイプの中に配置することが
望ましい。このようにすれば粉末呼吸器は乾燥した環境
に置かねばならぬと言う要求に応えることができる。粉
末呼吸器の取り入れ空気(ガス)はなるべくは別の空気
(ガス)供給源に連結される。このようにすれば粉末
は、吸気の流れおよび圧力とは無関係に投与し得るよう
になる。この供給源をゴム気嚢またはゴム蛇腹の如き手
動ポンプによって形成すれば、構造を簡単にすることが
できる。この場合前記供給源は、粉末呼吸器を密封的に
封入し、かつ粉末投与オリフイスを連結オリフイスに連
結するように配置された容器に連結することができる。
者と、熱および水分交換装置との間、またはこれと平行
に配置された粉末呼吸器に対する連結オリフイスを有し
ている。このようにすることによって薬剤を粉末の形で
も供給し得ると言う、他の利点が得られる。この型のオ
リフイスは呼気だけが通るパイプの中に配置することが
望ましい。このようにすれば粉末呼吸器は乾燥した環境
に置かねばならぬと言う要求に応えることができる。粉
末呼吸器の取り入れ空気(ガス)はなるべくは別の空気
(ガス)供給源に連結される。このようにすれば粉末
は、吸気の流れおよび圧力とは無関係に投与し得るよう
になる。この供給源をゴム気嚢またはゴム蛇腹の如き手
動ポンプによって形成すれば、構造を簡単にすることが
できる。この場合前記供給源は、粉末呼吸器を密封的に
封入し、かつ粉末投与オリフイスを連結オリフイスに連
結するように配置された容器に連結することができる。
【0022】
【実施例】図1は患者を呼吸器および/または麻酔装置
(図示せず)に連結する患者連結装置を示し、該連結装
置は患者連結ニップル1と、それぞれ吸気パイプ4およ
び呼気パイプ5に連結する二つのニップル2、3とを有
している。
(図示せず)に連結する患者連結装置を示し、該連結装
置は患者連結ニップル1と、それぞれ吸気パイプ4およ
び呼気パイプ5に連結する二つのニップル2、3とを有
している。
【0023】患者連結ニップル1は第1Y字形部材6内
に配置され、該Y字形部材は二つの追加ニップル、すな
わち噴霧器に連結されるニップル7と、患者連結部分9
に連結されるニップル8とを有している。噴霧器連結部
分7はひだ付きプラスチック管として形成された、可撓
性結合管11によって実際の噴霧器10から分離されて
いる。参照数字12は圧縮空気管を表し、この管によっ
て噴霧に必要な圧縮空気が噴霧器10に供給される。こ
の噴霧器10には、常態では所要の薬剤または類似のも
のが充填されている。しかしながらもちろん管12を通
して別途、圧縮空気を供給することができる。“薬剤”
なる表現はなお患者の肺および呼吸気道を給湿する必要
のある場合の水を含む。
に配置され、該Y字形部材は二つの追加ニップル、すな
わち噴霧器に連結されるニップル7と、患者連結部分9
に連結されるニップル8とを有している。噴霧器連結部
分7はひだ付きプラスチック管として形成された、可撓
性結合管11によって実際の噴霧器10から分離されて
いる。参照数字12は圧縮空気管を表し、この管によっ
て噴霧に必要な圧縮空気が噴霧器10に供給される。こ
の噴霧器10には、常態では所要の薬剤または類似のも
のが充填されている。しかしながらもちろん管12を通
して別途、圧縮空気を供給することができる。“薬剤”
なる表現はなお患者の肺および呼吸気道を給湿する必要
のある場合の水を含む。
【0024】噴霧器を給水のために使用する時には、こ
の水はなるべくは浸透性溶液として、または水中に他の
塩を含んだものとして供給される。前記溶液はさらに滅
菌されたものとすべきである。このような時には本発明
による患者連結装置は、熱および水分交換装置15を通
る消極的流体供給源と、これと別に噴霧器10を通る能
動的給湿装置との組み合わせをを含むものとなすことが
できる。これは特に長時間に亙って処置を受ける患者に
対して使用し得るから、非常に有利である。
の水はなるべくは浸透性溶液として、または水中に他の
塩を含んだものとして供給される。前記溶液はさらに滅
菌されたものとすべきである。このような時には本発明
による患者連結装置は、熱および水分交換装置15を通
る消極的流体供給源と、これと別に噴霧器10を通る能
動的給湿装置との組み合わせをを含むものとなすことが
できる。これは特に長時間に亙って処置を受ける患者に
対して使用し得るから、非常に有利である。
【0025】Y字形部材6は連結ニップル7、すなわち
噴霧器連結部材と嵌合するカバー13を備えている。こ
のようにすれば、噴霧器10および連結パイプ11は、
薬剤の投与を行う時に除去することができ、これは患者
にとって有利である。さらにこのようにすれば、噴霧器
連結部材を他の目的、たとえばこの型の処置を受ける患
者に対して屡必要となるような、粘液の吸い出しに使用
することができる。
噴霧器連結部材と嵌合するカバー13を備えている。こ
のようにすれば、噴霧器10および連結パイプ11は、
薬剤の投与を行う時に除去することができ、これは患者
にとって有利である。さらにこのようにすれば、噴霧器
連結部材を他の目的、たとえばこの型の処置を受ける患
者に対して屡必要となるような、粘液の吸い出しに使用
することができる。
【0026】患者連結器9はなるべくは、熱および水分
交換装置15を含むひだ付き可撓性プラスチック管によ
って形成する。この熱および水分交換装置は、呼気から
水分および熱を吸収し、かつこれを吸気に伝達する可撓
性材料、たとえば繊維等よりなる詰め物、または類似の
もの14によって形成することが望ましい。
交換装置15を含むひだ付き可撓性プラスチック管によ
って形成する。この熱および水分交換装置は、呼気から
水分および熱を吸収し、かつこれを吸気に伝達する可撓
性材料、たとえば繊維等よりなる詰め物、または類似の
もの14によって形成することが望ましい。
【0027】さらにこの装置は患者が吐き出す薬剤の大
部分を吸い上げる機能を有し、これによって呼吸に対す
る抵抗の増加を抑制する。薬剤が装置15を通るとすれ
ば、これはY字形部材17、すなわちニップル2、3お
よび患者連結部分9に連結するための第3ニップル18
よりなるY字形部材内に配置された、バクテリア濾過器
16によって効果的に阻止される。このY字形部材は吸
気および呼気を分離する中間壁19を有している。この
ようにして必要な死容積は減少し、すなわち吸気時に患
者に再供給される呼気部分が減少する。さらに吐き出す
べき薬剤によって負荷されるのは、濾過器16の半分だ
けとなると言う別の利点が得られる。したがって濾過器
の両半分の圧力低下には差が生じ、この圧力差は濾過器
を交換する時を決定するために役立つ。
部分を吸い上げる機能を有し、これによって呼吸に対す
る抵抗の増加を抑制する。薬剤が装置15を通るとすれ
ば、これはY字形部材17、すなわちニップル2、3お
よび患者連結部分9に連結するための第3ニップル18
よりなるY字形部材内に配置された、バクテリア濾過器
16によって効果的に阻止される。このY字形部材は吸
気および呼気を分離する中間壁19を有している。この
ようにして必要な死容積は減少し、すなわち吸気時に患
者に再供給される呼気部分が減少する。さらに吐き出す
べき薬剤によって負荷されるのは、濾過器16の半分だ
けとなると言う別の利点が得られる。したがって濾過器
の両半分の圧力低下には差が生じ、この圧力差は濾過器
を交換する時を決定するために役立つ。
【0028】図2には本発明による患者連結器全体と、
熱および水分交換装置15が除去された対応する装置の
両方に対する、噴霧時のcm H2Oで表した圧力増加が示さ
れている。これによれば噴霧は常態では吸気位相におい
てのみ起こる。図2によって明らかな如く、本発明にお
いて熱および水分交換装置を有する患者連結器を使用し
た時には(下方曲線)、熱および水分交換装置を使用し
ない対応する装置(上方曲線)に比して、圧力上昇速度
は低い。圧力上昇はほぼ1cm H2Oを越えないようにする
ことが望ましいが、患者連結器内の全圧力上昇が、ほぼ
5cm H2Oなる受け入れ許容範囲内にある時は、圧力上昇
をこれ以上となすことができる。
熱および水分交換装置15が除去された対応する装置の
両方に対する、噴霧時のcm H2Oで表した圧力増加が示さ
れている。これによれば噴霧は常態では吸気位相におい
てのみ起こる。図2によって明らかな如く、本発明にお
いて熱および水分交換装置を有する患者連結器を使用し
た時には(下方曲線)、熱および水分交換装置を使用し
ない対応する装置(上方曲線)に比して、圧力上昇速度
は低い。圧力上昇はほぼ1cm H2Oを越えないようにする
ことが望ましいが、患者連結器内の全圧力上昇が、ほぼ
5cm H2Oなる受け入れ許容範囲内にある時は、圧力上昇
をこれ以上となすことができる。
【0029】図示の患者連結器は吸気または呼気をザン
プリングする装置を備えていない。しかしながら熟練技
術者であれば、この装置は前記 EP-A2-0 462 412に記載
されているようなサンプリング装置を設け得ることが分
かる。さらに本発明の構成部材の形式および機能は広い
範囲内で変えることができる。したがって本発明は前記
実施例に制限されるものではなく変型可能である。たと
えば噴霧器連結ニップル7は患者連結部分9上におい
て、熱および水分交換装置15の詰め物14と、患者と
の間の一点に配置することができる。“Y字形部材また
は類似のもの”なる表現は同様な機能を有する他の部
材、たとえばT字形部材または他の3−分岐管分配器と
なすことができる。
プリングする装置を備えていない。しかしながら熟練技
術者であれば、この装置は前記 EP-A2-0 462 412に記載
されているようなサンプリング装置を設け得ることが分
かる。さらに本発明の構成部材の形式および機能は広い
範囲内で変えることができる。したがって本発明は前記
実施例に制限されるものではなく変型可能である。たと
えば噴霧器連結ニップル7は患者連結部分9上におい
て、熱および水分交換装置15の詰め物14と、患者と
の間の一点に配置することができる。“Y字形部材また
は類似のもの”なる表現は同様な機能を有する他の部
材、たとえばT字形部材または他の3−分岐管分配器と
なすことができる。
【0030】図3に示される如く、本発明のこの実施例
においては、吸気または他の適当なガスはパイプ10a
を通して供給され、かつパイプ11aを通して排出され
る。これらパイプはY字形部材17aに連結され、該T
字形部材は前述のように濾過器および中間壁を有するも
のとなすことができる。Y字形部材はさらにT字形部材
4aに連結され、該T字形部材は連結管5aに連結さ
れ、またはプラグ6aによって閉鎖される。ホース5a
は逆止弁3aを有し、かつ膨張室2aに導かれ、該膨張
室は貯蔵容器1aと共に噴霧器を形成している。この場
合圧力容器1aは、これを加圧するための簡単な装置、
たとえば簡単なポンプ装置を備えている。膨張室2aは
さらに噴霧器パイプ7aに連結され、該パイプはY字形
部材12aに連結されている。噴霧器パイプ7aをY字
形部材12aから切り離した時には、該Y字形部材はプ
ラグ13aによって閉鎖することができる。T字形部材
4aはさらに熱および水分交換装置15aに連結され、
該熱および水分交換装置は可撓性ホース9aによってY
字形部材12aに連結されている。したがってT字形部
材4a、熱および水分交換装置15aおよび可撓性ホー
ス9aは主パイプ16aを形成する。
においては、吸気または他の適当なガスはパイプ10a
を通して供給され、かつパイプ11aを通して排出され
る。これらパイプはY字形部材17aに連結され、該T
字形部材は前述のように濾過器および中間壁を有するも
のとなすことができる。Y字形部材はさらにT字形部材
4aに連結され、該T字形部材は連結管5aに連結さ
れ、またはプラグ6aによって閉鎖される。ホース5a
は逆止弁3aを有し、かつ膨張室2aに導かれ、該膨張
室は貯蔵容器1aと共に噴霧器を形成している。この場
合圧力容器1aは、これを加圧するための簡単な装置、
たとえば簡単なポンプ装置を備えている。膨張室2aは
さらに噴霧器パイプ7aに連結され、該パイプはY字形
部材12aに連結されている。噴霧器パイプ7aをY字
形部材12aから切り離した時には、該Y字形部材はプ
ラグ13aによって閉鎖することができる。T字形部材
4aはさらに熱および水分交換装置15aに連結され、
該熱および水分交換装置は可撓性ホース9aによってY
字形部材12aに連結されている。したがってT字形部
材4a、熱および水分交換装置15aおよび可撓性ホー
ス9aは主パイプ16aを形成する。
【0031】図3に示された患者連結器は、なるべくは
呼気のほぼ半分が膨張室2aを通過するような大きさと
されている。逆止弁3aはホース5aに直接入るよう
に、適当に形成される。霧化が完了すれば、ホース5a
および逆止弁3aをT字形部材4aから取り外し、かつ
プラグ6aをT字形部材4aの定位置に嵌合する。逆止
弁3aの圧力によって、膨張室2a、ホース5aおよび
管7aに起因する死容積の増加は最小限に留められる。
呼気のほぼ半分が膨張室2aを通過するような大きさと
されている。逆止弁3aはホース5aに直接入るよう
に、適当に形成される。霧化が完了すれば、ホース5a
および逆止弁3aをT字形部材4aから取り外し、かつ
プラグ6aをT字形部材4aの定位置に嵌合する。逆止
弁3aの圧力によって、膨張室2a、ホース5aおよび
管7aに起因する死容積の増加は最小限に留められる。
【0032】次ぎに図4において参照数字5aは連結パ
イプ、たとえば図3において同じ参照数字によって示さ
れたものを表す。この場合は連結パイプ5aはニップル
19内に連結オリフイス18を有している。線20は、
もし逆止弁が必要であればこの逆止弁を表す。外方容器
21内には粉末吸入器22が配置され、該吸入器は底板
23と、密封部材24との間に碇着されている。前記底
板23はクランプ25によって定位置に保持される。容
器21はニップル26によって手動ポンプ27に連結さ
れ、該ポンプはたとえば簡単なゴム気嚢によって形成さ
れる。
イプ、たとえば図3において同じ参照数字によって示さ
れたものを表す。この場合は連結パイプ5aはニップル
19内に連結オリフイス18を有している。線20は、
もし逆止弁が必要であればこの逆止弁を表す。外方容器
21内には粉末吸入器22が配置され、該吸入器は底板
23と、密封部材24との間に碇着されている。前記底
板23はクランプ25によって定位置に保持される。容
器21はニップル26によって手動ポンプ27に連結さ
れ、該ポンプはたとえば簡単なゴム気嚢によって形成さ
れる。
【0033】粉末吸入器は普通の態様で作動し、ただ普
通に使用されるものと異なる点は、空気またはガスの供
給を手動ポンプ27によって増加せしめ得ることであ
る。このようにする目的は、患者連結器の流動抵抗をゼ
ロにし、または投薬量を増加させるためである。
通に使用されるものと異なる点は、空気またはガスの供
給を手動ポンプ27によって増加せしめ得ることであ
る。このようにする目的は、患者連結器の流動抵抗をゼ
ロにし、または投薬量を増加させるためである。
【0034】本発明に使用される粉末吸入器は図4に示
されている。しかしながら実際にはこれは、たとえば薬
学研究、1988年刊、第5巻、第8号の、Kjell Wetterli
n の論文、“チュブヘラー:気道投薬用の新規な粉末吸
入器”に従って形成することができる。
されている。しかしながら実際にはこれは、たとえば薬
学研究、1988年刊、第5巻、第8号の、Kjell Wetterli
n の論文、“チュブヘラー:気道投薬用の新規な粉末吸
入器”に従って形成することができる。
【0035】以上本発明を特定の実施例によって説明し
たが、これら実施例は本発明の原理および用途の典型的
なものを示したものと解すべきである。したがって本発
明は特許請求の範囲を離れることなく、種々の変型を行
い得ることがわかる。
たが、これら実施例は本発明の原理および用途の典型的
なものを示したものと解すべきである。したがって本発
明は特許請求の範囲を離れることなく、種々の変型を行
い得ることがわかる。
【図1】本発明による患者連結装置の、一部断面で示し
た透視側面図で、噴霧器を連結したもの;
た透視側面図で、噴霧器を連結したもの;
【図2】本発明による患者連結装置内と、熱および水分
交換装置を除去した、対応する装置との内部における圧
力上昇の図式比較;
交換装置を除去した、対応する装置との内部における圧
力上昇の図式比較;
【図3】本発明の患者連結装置の、他の実施例の透視側
面図で、主パイプと噴霧器との間に連結パイプを有する
もの;
面図で、主パイプと噴霧器との間に連結パイプを有する
もの;
【図4】本発明の患者連結装置と共に使用される粉末呼
吸器の、一部断面で示した透視側面図。
吸器の、一部断面で示した透視側面図。
【符号の説明】 1 連結ニップル 1a 貯蔵容器 2a 膨張室 3a 逆止弁 4 吸気管 4a T字形部材 5 呼気管 5a 連結管 6 Y字形部材 6a プラグ 7 ニップル 8 ニップル 8a ポンプ装置 9 連結部分 9a 可撓性ホース 10 噴霧器 11 結合管 13 カバー 14 詰め物 15 熱および水分交換装置 16 バクテリア濾過器 17 Y字形部材 19 ニップル 21 容器 22 粉末呼吸器 26 ニップル 27 手動ポンプ
Claims (26)
- 【請求項1】 患者を呼吸装置または麻酔装置に連結す
る装置において、吸気−呼気を流動させるための患者連
結ニップル装置(1)と、前記吸気−呼気の流れを吸気
導管(4)および呼気導管(5)に分割する分割装置
(17)と、前記患者連結ニップル装置(1)を前記分
割装置(17)に連結する患者連結導管装置(9)と、
前記患者連結導管装置(9)内に配設され、熱および水
分を前記吸気−呼気の流れと交換する熱および水分交換
装置(15)と、前記患者連結ニップル装置(1)およ
び前記熱および水分交換装置(15)の間に位置し、前
記吸気−呼気の流れを噴霧器(10)に連結する噴霧器
連結装置(7)とを有することを特徴とする患者連結装
置。 - 【請求項2】 前記噴霧器連結装置(7)を前記噴霧器
(10)に可撓的に連結する可撓性連結装置(11)を
有する、請求項1記載の患者連結装置。 - 【請求項3】 前記可撓性連結装置(11)がひだ付き
プラスチック管よりなっている、請求項2記載の患者連
結装置。 - 【請求項4】 前記患者連結ニップル装置(1)および
前記噴霧器連結装置(7)が一体連結装置(6)として
結合され、かつこの一体連結装置(6)が、前記患者連
結ニップル装置(1)を前記患者連結導管装置(9)に
連結する吸気−呼気連結装置(8)を有している、請求
項1記載の患者連結装置。 - 【請求項5】 前記分割装置(17)がY字形部材より
なっている、請求項1記載の患者連結装置。 - 【請求項6】 前記一体連結部材(6)がY字形部材よ
りなっている、請求項4記載の患者連結装置。 - 【請求項7】 前記患者連結導管装置(9)が可撓性プ
ラスチック管装置よりなり、かつ前記熱および水分交換
装置(15)が可撓性材料の詰め物(14)を有し、該
可撓性材料が呼気から熱および水分を吸収し、この熱お
よび水分を前記吸気に伝達するようになっている、請求
項1記載の患者連結装置。 - 【請求項8】 前記可撓性材料の詰め物(14)が繊維
材料よりなっている、請求項7記載の患者連結装置。 - 【請求項9】 前記分割装置(17)が、前記患者連結
導管装置(9)から、前記吸気および呼気導管(4、
5)を分離するバクテリア濾過装置(16)を有してい
る、請求項1記載の患者連結装置。 - 【請求項10】 前記可撓性連結装置(11)が、前記
噴霧器連結装置(7)に、取り外し自在に連結され、そ
れによって前記噴霧器連結装置(7)を、前記患者から
粘液を除去するために使用し得るようになっている、請
求項2記載の患者連結装置。 - 【請求項11】 前記可撓性連結装置(11)を除去す
ることによって、前記噴霧器連結装置(7)を閉鎖する
ための噴霧器閉鎖装置(13)を有している、請求項1
0記載の患者連結装置。 - 【請求項12】 前記分割装置(17)が、前記吸気お
よび呼気導管(4、5)内の流れを相互に分離する中間
壁装置(19)を有している、請求項1記載の患者連結
装置。 - 【請求項13】 前記熱および水分交換装置(15a)
の呼気方向下流に配置された吸気連結装置(4a,5
a)を有し、前記患者連結導管装置(9a)を前記噴霧
器(1a,2a,8a)に連結するようになっている、
請求項1記載の患者連結装置。 - 【請求項14】 前記吸気連結装置(4a,5a)内に
配設された逆止弁装置(3a)を有し、それによって呼
気が前記吸気連結装置(4a,5a)を通るのを阻止す
るようになっている、請求項13記載の患者連結装置。 - 【請求項15】 前記噴霧器(1a,2a,8a)が、
前記吸気連結装置(4a,5a)に連結された膨張室
(2a)と、該膨張室(2a)に連結された貯蔵容器
(1a)を有し、流体および/または薬物を供給し、こ
れを室内で霧化させるようになっている、請求項13記
載の患者連結装置。 - 【請求項16】 前記貯蔵容器(1a)が前記膨張室
(2a)に、前記流体および/または薬物を供給する圧
力装置(8a)を有している、請求項15記載の患者連
結装置。 - 【請求項17】 前記吸気連結装置(4a,5a)が、
前記患者連結導管装置(9a)に取り外し自在に連結さ
れている、請求項13記載の患者連結装置。 - 【請求項18】 患者連結導管閉鎖装置(6a)を有
し、前記吸気連結装置(5a)を取り外した後に前記患
者連結導管装置(9a)を閉鎖するようになっている、
請求項17記載の患者連結装置。 - 【請求項19】 前記患者連結ニップル装置(1)と関
連する粉末吸気装置(19−27)を有し、それによっ
て前記患者に粉末を供給し得るようになっている、請求
項1記載の患者連結装置。 - 【請求項20】 前記熱および水分交換装置(15a)
の呼気方向下流に配置された吸気連結装置(5a)を有
し、前記患者連結導管装置(9a)を、前記噴霧器(1
a,2a,8a)に連結するようになっている、請求項
19記載の患者連結装置。 - 【請求項21】 前記粉末吸入装置(19−27)が前
記吸気連結装置(5a)と関連している、請求項20記
載の患者連結装置。 - 【請求項22】 前記吸気連結装置(5a)が逆止弁
(3a)を有し、前記呼気が前記吸気連結装置(5a)
を通るのを阻止するようになっている、請求項21記載
の患者連結装置。 - 【請求項23】 前記粉末吸入装置(19−27)が、
これにガスを供給するガス供給装置(26、27)を有
し、前記粉末の供給を助けるようにようになっている、
請求項19記載の患者連結装置。 - 【請求項24】 前記ガス供給装置(26、27)が手
動式である、請求項23記載の患者連結装置。 - 【請求項25】 前記ガス供給装置(26、27)がゴ
ム気嚢またはゴム蛇腹よりなっている、請求項24記載
の患者連結装置。 - 【請求項26】 前記粉末吸入装置(19−27)が、
該粉末吸入装置(22)を密封的に封入する容器(2
1)を有している、請求項25記載の患者連結装置。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9202787A SE9202787D0 (sv) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | Patientanslutning |
SE9301376A SE9301376D0 (sv) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | Patientanslutning |
SE9301376-1 | 1993-06-09 | ||
SE9202787-9 | 1993-06-09 | ||
SE9301963-6 | 1993-06-09 | ||
SE9301963A SE9301963D0 (sv) | 1993-06-09 | 1993-06-09 | Patientanslutning |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209997A true JPH06209997A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=27355692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5239505A Pending JPH06209997A (ja) | 1992-09-28 | 1993-09-27 | 患者連結装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5546930A (ja) |
EP (1) | EP0590289A1 (ja) |
JP (1) | JPH06209997A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008515530A (ja) * | 2004-10-07 | 2008-05-15 | レキション・メディカル・エルエルシー | 薬剤を腹部へ送達させるための装置及び方法 |
JP2008515532A (ja) * | 2004-10-07 | 2008-05-15 | レキション・メディカル・エルエルシー | 薬剤を腹部へ送達させるための装置及び方法 |
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JP2014515948A (ja) * | 2011-05-06 | 2014-07-07 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | Y字チャネルおよびその作製方法 |
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