JPH0620897U - 簡易車両用のチェックゲート - Google Patents

簡易車両用のチェックゲート

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JPH0620897U
JPH0620897U JP4648892U JP4648892U JPH0620897U JP H0620897 U JPH0620897 U JP H0620897U JP 4648892 U JP4648892 U JP 4648892U JP 4648892 U JP4648892 U JP 4648892U JP H0620897 U JPH0620897 U JP H0620897U
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JP
Japan
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door
sliding door
revolving
revolving door
opening
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JP4648892U
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English (en)
Inventor
米夫 屋代
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 通行に要する幅寸法を引戸の幅寸法とし、そ
の引戸を収納できる戸袋状の回転扉を柱状物にヒンジを
介して取り付けて、引戸幅以上の通行物が通過しょうと
するとき、引戸を回転扉内に収納した回転扉をヒンジを
中心にして回動し、開扉できるようにしたことを目的と
する。 [構成] 下辺の両端に接地用車輪1収納用車輪2とを
設けた引戸3と、該引戸3の大部分を収納できる容積の
中空部4を有する戸袋型の回転扉5とを設け、回転扉5
の一側を、前記の引戸3が出入できる開口部6を開設
し、該開口部6を有する側の底辺下面に回動用車輪7を
設けるとともに、開口部6と平行する他側に、柱状物1
2に取り付けられるヒンジ8を設け、このようにした回
転扉5に前記の引戸3を挿入し、該回転扉5より引戸3
が逸脱できないように組み合わせてなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、歩行者用の改札等有料ゲートに隣接して、車椅子、ベビーカーあ るいは小規模運搬用の簡易車両用チェックゲートに関するものである。
【0002】
【技術的背景】
現在、自動化されつつある改札機構あるいは、コインまたは硬貨の投入によっ て自動開閉するチェックゲートは、一般健常歩行者を対照として設けられている ため、一基において多人数が一度に通行できないように一人分の幅を規準として 構成されている。
【0003】
【従来の技術】
従来においては、有料入場者である障害者が乗る車椅子、またはベビーカー、 あるいは入場者以外の関係者による小規模運搬車は、一般入場者とは異なる特別 な出入口の通行を余儀なくされているのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、一般健常者が通行するチェックゲートでの通過を不可とする車椅 子、ベビーカーあるいは小規模運搬等で使用する簡易車両が通行できるチェック ゲートを引戸と回転扉とを合体して、通行に要する開度合に準じて対応できるチ ェックゲートに係るものであり、これを一般チェックゲートに隣接設置を可能に することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成させるための手段として、下辺の両端に接地用 車輪と収納用車輪とを設けた引戸と、該引戸の大部分を収納できる容積の中空部 を有する戸袋型の回転扉とを設け、回転扉の一側を、前記の引戸が出入できる開 口部を開設し、該開口部を有する側の底辺下面に回動用車輪を設けるとともに、 開口部と平行する他側に、柱状物に取り付けられるヒンジを設け、このようにし た回転扉に前記の引戸を挿入し、該回転扉より引戸が逸脱できないように組み合 わせてなるものである。
【0006】
【作用】
引戸と回転扉とを組み合わせたこの考案は、例えば、その引戸の戸幅を車椅子 、ベビーカー等が自在に通行できる寸法とし、この引戸用の戸袋に相当する回転 扉へ収納、そして、引き出し、ゲートの開閉を行い得るものである。
【0007】 通路の閉鎖を目的とする引戸の引き出し状態は、該引戸の後端のわずかな部所 が回転扉内に残留し、該回転扉開口部内側に設けた戸当りと引戸の後端に設けた ストッパーと当接して、該引戸は回転扉より完全逸脱を防止している。
【0008】 また、引戸後端の底面には車輪を回転自在に設けて、これを回転扉の中空部内 底面に接触させてあり、更に、引戸先端の底面に設けたキャスターは、前記の簡 易車両が通行する床面に接地させてある。
【0009】 従って、回転扉を出入する引戸は、一方の収納用車輪が回転扉内を、先方の接 地用車輪は床面に接触し、引戸に駆動力を与えれば、該引戸は自在に回転扉内外 に対し出入作用が自在にできる。
【0010】 一方、前記のように、引戸を収納できる回転扉は、その開口部側の底面端部に は該回転扉の長手方向と直交する方向に走行できる回動用車輪が設けてあり、該 回動用車輪を装着した位置と反対側の側辺に設けたヒンジを介して柱状物に取り 付けるものであるから、該ヒンジを中心として回転扉を自在に回動することがで きる。
【0011】 回転扉は、該回転扉自体の荷重に加えて、連なる引戸の荷重を加担しており、 その合体された荷重は、前記のヒンジと回動用車輪とで分担する。
【0012】 また、引戸は、通常の閉鎖時には框等の接合柱に施錠しておくもので、引戸と の施錠位置とを合致させるために、前記接合柱付近の床面に迎合用軌条の敷設し ておく場合もあり、また、受錠を設けた框等の接合柱にも迎合案内を設ける場合 もある。
【0013】 引戸を回転扉内に収納するとき、回転扉における開口部の下辺に設けたコロに 接触して、該引戸の荷重は収納用車輪と前記コロとを介して回転扉に伝達される 。
【0014】 更にまた、引戸のみを回転扉に対して出入させる場合が最多事例で、その場合 、回転扉を不動にしなければならないので、回転扉に設けた落棒錠を用いて不動 を維持するものである。
【0015】
【考案の実施例】
次に、この考案の実施例を図とともに説明すれば、下辺の両端に接地用車輪1 と収納用車輪2とを設けた引戸3と、該引戸3の大部分を収納できる容積の中空 部を有する戸袋型の回転扉5とを設け、回転扉5の一側を、前記の引戸3が出入 できる開口部6を開設し、該開口部6を有する側の底辺下面に回動用車輪7を設 けるとともに、開口部6と平行する他側に、柱状物12に取り付けられるヒンジ 8を設け、このようにした回転扉5に前記の引戸3を挿入し、該回転扉5より引 戸3が逸脱できないように組み合わせてなるものである。
【0016】 引戸3を収納する回転扉5の開口部6の下辺には、引戸3の底面が接触転動す るコロ9が回転自在に設けられている。
【0017】 引戸3に設けた車輪2においては、図示のように、溝付車とすることも任意で 、その場合、回転扉5の中空部4の内底に対応するレール13を敷設しておけば 引戸3の走行範囲が規制される。
【0018】 また、符号14は規制枠を示すもので、特に回転扉5の中空部4の内幅に対し て引戸3の厚さとの差が大である場合には、前記の溝付の車輪2に対応するレー ル13は有効で、かつ、規制枠14をゴムあるいはゴムに類似する物質を用いる ことによって消音を兼ねたガイド材となる。
【0019】 符号10は戸当り、11はストッパー、15は落棒錠、16は開閉錠、17は 引戸取手を示すものである。
【0020】 なお、この考案のチェックゲートの設置箇所について、上記した説明の全般に わたって、一般健常者が通行する通常のチェックゲートに隣接して設け、しかも 、その通行物を簡易車両として詳述してきたが、上記以外の適正な箇所に使用す ることも任意である。
【0021】
【考案の効果】
この考案は以上のように、回転扉と引戸とを組合せ、かつ、該引戸を回転扉内 に収納できるので、引戸を収納した場合の通行幅を、ベビーカーおよび車椅子が 通行可能にすることにより、不動に維持した回転扉に引戸を出入させることによ り、簡易車両を用いた被通行人と同道してゲートを通過しようとする不心得者を 制限することができる。
【0022】 また、引戸の開戸のみで、通行を不可とする小型運搬車等の場合には、一旦、 引戸を回転扉内に収納してから、該回転扉を回動作動させるこいにより、デッド スペースを極力小とすることができ、動作を迅速にできるので、不正浸入者の通 行を防止できる。
【0023】 この考案のチェックゲートは、一般健常者が通行するゲートに隣接して設置で きるので、車椅子あるいはベビーカー等を利用した一般入場者であっても、特別 出入口を使用せずに入場ができる等の効果あるものである。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】 チェックゲートの正面図、
【図2】 図1のA−A線の部分的拡大断面図。
【0025】
【符号の説明】
1 接地用車輪 2 収納用車輪 3 引戸 4 中空部 5 回転扉 6 開口部 7 回動用車輪 8 ヒンジ 9 コロ 10 戸当り 11 ストッパー 12 柱状物 12’ 迎合案内 13 レール 14 規制枠 15 落棒錠 16 開閉錠 17 引戸取手 18 迎合用軌条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下辺の両端に接地用車輪と収納用車輪と
    を設けた引戸と、該引戸の大部分を収納できる容積の中
    空部を有する戸袋型の回転扉とを設け、回転扉の一側
    を、前記の引戸が出入できる開口部を開設し、該開口部
    を有する側の底辺下面に回動用車輪を設けるとともに、
    開口部と平行する他側に、柱状物に取り付けられるヒン
    ジを設け、このようにした回転扉に前記の引戸を挿入
    し、該回転扉より引戸が逸脱できないように組み合わせ
    てなることを特徴とする簡易車両用のチェックゲート。
JP4648892U 1992-06-10 1992-06-10 簡易車両用のチェックゲート Pending JPH0620897U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4648892U JPH0620897U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 簡易車両用のチェックゲート

Applications Claiming Priority (1)

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JP4648892U JPH0620897U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 簡易車両用のチェックゲート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0620897U true JPH0620897U (ja) 1994-03-18

Family

ID=12748602

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4648892U Pending JPH0620897U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 簡易車両用のチェックゲート

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020125623A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 エヌビーシー株式会社 複連引戸式門扉
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