JPH06206814A - 入浴剤 - Google Patents

入浴剤

Info

Publication number
JPH06206814A
JPH06206814A JP5312789A JP31278993A JPH06206814A JP H06206814 A JPH06206814 A JP H06206814A JP 5312789 A JP5312789 A JP 5312789A JP 31278993 A JP31278993 A JP 31278993A JP H06206814 A JPH06206814 A JP H06206814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
family
extract
nicotinic acid
group
bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5312789A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanaga Yamaguchi
正永 山口
Nobuko Aida
展子 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Earth Corp
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Earth Chemical Co Ltd filed Critical Earth Chemical Co Ltd
Priority to JP5312789A priority Critical patent/JPH06206814A/ja
Publication of JPH06206814A publication Critical patent/JPH06206814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在発売されている入浴剤は温浴効果に主目
的をおいたものであるがなおその効果は充分でなく、よ
り温浴効果の高い入浴剤が望まれている。 【構成】 入浴剤の成分として、ニコチン酸誘導体と共
にミカン目、キキョウ目、バラ目、ショウガ目、セリ
目、モクレン目、フトモモ目、シソ目、オトギソウ目、
ケシ目およびコショウ目からなる植物群より選ばれる1
種以上の植物の抽出物、好ましくはミカン科、キク科、
バラ科、マメ科、ショウガ科、セリ科、クスノキ科、フ
トモモ科、シソ科、ナス科、ボタン科、アブラナ科およ
びコショウ科からなる植物群より選ばれる1種以上の植
物の抽出物、特に好ましくはチョウジ、ガイシ、シャク
ヤク、ボタンピ、ショウキョウ、トウガラシ、トウキ、
センキュウ、チンピ、ソウジュツ、カッコン、ベニバナ
およびローズマリーからなる群より選ばれる1種以上の
植物の抽出物を含む入浴剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入浴剤に関する。詳細に
は、入浴後の体温の保温効果に優れた入浴剤に関する。
【0002】
【従来の技術】入浴剤は、一般に芒硝、硼砂、イオウ、
炭酸塩等の無機塩類混合物に香料、着色料、植物エキス
および有機酸等を配合したもので、浴湯に香り、色調を
与えたり、皮膚面に適度な刺激(水圧、温度等)を与え
ることにより、入浴中および浴後の血液の循環を活発に
し、疲労回復および新陳代謝を増進させるものである。
これらの入浴剤の中で、炭酸塩と酸を組み合わせた発泡
性入浴剤があり、これは浴湯中に炭酸ガスの気泡を発生
させて、リラックス感や爽快感を高め、入浴を楽しくす
るものである。
【0003】前記の浴後の血液の循環を活発にするこ
と、すなわち浴後も体温を平常より高い温度に保つ効果
(以下「温浴効果」という。)を目的として製造される
入浴剤としては、無機塩類入浴剤、炭酸ガス入浴剤、生
薬入浴剤および酸素入浴剤があり、これらに使用されて
きた有効成分や、その入浴剤を用いた療法、クナイプ療
法におけるハーブの利用、そして香料を始めとした入浴
剤に添加できる各種の成分についてフレグランスジャー
ナル 臨時増刊 No8 17〜65頁 (1987)
に書かれている。これ以前にも単に入浴剤に植物である
生薬の抽出物を配合することは医薬品製造指針1972
年版(薬事時報社 1971年発行)等に記載されてい
る。
【0004】これに例示されているものとしてはソウジ
ュツ、ビャクジュツ、カノコウソウ、ケイガイ、コウボ
ク、センキュウ、トウ皮、トウキ、ハッカ油、ジャスミ
ン、ショキョウ末、ニンジン、ケイヒ、オウゴン、サン
シン、ブクリョウ、ドクカツ、シャクヤク、ショウブ、
ガイヨウ、マツブサ、ビャクシ、ジュウヤク、サフラ
ン、オオバクエキス、カミツレ等が記載されている。
【0005】植物の抽出物を配合することを記載したこ
れまでの特許公報は、特公昭53−27770号公報に
各種の精油、生薬が示されているのをはじめ、特開昭5
9−148716号公報には血液循環促進作用を有する
植物群と収れん作用を有する植物群そして鎮静作用を有
する植物群の3群からそれぞれ1種以上選択された植物
の花、葉、茎、根、皮、種等を乾燥したものを水もしく
は水/アルコール等で抽出したエキスを用いる入浴剤組
成物が示されている。さらに特開昭63−33323号
公報には配合できるその他の成分として生薬が挙げら
れ、その具体例としてソウジュツ、ビャクジュツ、カノ
コウソ、ケイガイ、コクボク、センキュウ、トウヒ、ト
ウキ、ショウキョウ、シャクヤク、オウバク、オウゴ
ン、サンシン、ケイヒ、ニンジン、ブクリョウ、ドクカ
ツ、ショウブ、ガイヨウ、マツブサ、ビャクシ、ジュウ
ヤク、ウイキョウ、チンピ、カンピ、カミツレ、ハッ
カ、リュウノウ、サフラン、メリッサ、ローズマリー、
マロニエ、西洋ノコギリ草およびアルニカ等が記載され
ている。しかしこれらの出願では、先の刊行物に記載さ
れている生薬が入浴剤組成物に1成分として添加し得る
ことを記載しているに過ぎず、生薬が示す作用について
はなんら記載されていない。
【0006】そして、特開昭64−25714号公報に
炭酸ガスまたは炭酸ガス発生物およびニコチン酸誘導体
を含有する弱酸性入浴剤が示されている。そして、この
明細書には「更に本発明入浴剤には、通常入浴剤に配合
されている生薬、色素、ビタミン類、香料、酵素、ラノ
リン、シリコン油、ホホバ油、各種無機塩類等も配合す
ることができる。」の記載がある。しかし、この記載は
生薬、色素、ビタミン類、香料、酵素、ラノリン、シリ
コン油、ホホバ油を通常入浴剤に配合し得ることを記載
したにすぎず、具体的な生薬の種類の例示もなく、さら
に実施例にも生薬についてなんら記載はない。
【0007】以上述べたように、従来の技術において、
ニコチン酸誘導体を含有する入浴剤に植物抽出物を添加
することによりニコチン酸誘導体の温浴効果が高められ
ることを示唆する記載は全く見いだされない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在発売されている入
浴剤の大部分は、温浴効果に主目的をおいた硫酸ナトリ
ウムあるいは炭酸水素ナトリウムを主成分にするものが
ある。また、スキンケアに主目的をおいた生薬や海藻な
どの天然成分やコラーゲン等の保湿剤を配合したものが
ある。しかし、現在発売されているいずれのものも、温
浴効果は充分でなく、より温浴効果の高い入浴剤が望ま
れている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、ニコチン酸誘
導体にある種の植物抽出物を加えることにより保温効果
を持続する入浴剤が得られることを見いだし、本発明を
完成した。
【0010】すなわち、本発明の課題は以下の本発明の
入浴剤によって解決される。 (1)ミカン目、キキョウ目、バラ目、ショウガ目、セ
リ目、モクレン目、フトモモ目、シソ目、オトギソウ
目、ケシ目およびコショウ目からなる植物群より選ばれ
る1種以上の植物の抽出物と、次の一般式(1)で表さ
れるニコチン酸誘導体の1種以上を含有することを特徴
とする入浴剤。
【0011】
【化4】
【0012】(式中、Rは、水素原子、炭素数1〜10
の飽和若しくは不飽和炭化水素基またはベンジル基を示
す。)
【0013】(2)ミカン科、キク科、バラ科、マメ
科、ショウガ科、セリ科、クスノキ科、フトモモ科、シ
ソ科、ナス科、ボタン科、アブラナ科およびコショウ科
からなる植物群より選ばれる1種以上の植物の抽出物
と、次の一般式(1)で表されるニコチン酸誘導体の1
種以上を含有することを特徴とする入浴剤。
【0014】
【化5】
【0015】(式中、Rは、水素原子、炭素数1〜10
の飽和若しくは不飽和炭化水素基またはベンジル基を示
す。)
【0016】(3)チョウジ、ガイシ、シャクヤク、ボ
タンピ、ショウキョウ、トウガラシ、トウキ、センキュ
ウ、チンピ、ソウジュツ、カッコン、ベニバナおよびロ
−ズマリーからなる植物群より選ばれる1種以上の植物
の抽出物と、次の一般式(1)で表されるニコチン酸誘
導体の1種以上を含有することを特徴とする入浴剤。
【0017】
【化6】
【0018】(式中、Rは、水素原子、炭素数1〜10
の飽和若しくは不飽和炭化水素基またはベンジル基を示
す。)
【0019】(4)ニコチン酸誘導体が、ニコチン酸メ
チル、ニコチン酸エチル、ニコチン酸ベンジルおよびニ
コチン酸ブトキシエチルである上記(1)〜(3)のい
づれかに記載の入浴剤。
【0020】本発明におけるミカン目、キキョウ目、バ
ラ目、ショウガ目、セリ目、モクレン目、フトモモ目、
シソ目、オトギソウ目、ケシ目およびコショウ目に属す
る科としてはつぎのものが挙げられる。ミカン目の科と
しては、センダン科、ニガキ科、ヒメハギ科およびミカ
ン科など、キキョウ目の科としては、キク科など、バラ
目の科としては、バラ科、マメ科およびユキノシタ科な
ど、ショウガ目の科としては、ショウガ科など、セリ目
の科としては、ウコギ科およびミズキ科など、モクレン
目の科としては、クスノキ科、ニクズク科、バンレイシ
科、マツブサ科およびモクレン科など、フトモモ目の科
としては、シクンシ科、ヒシ科、フトモモ科およびミソ
ハギ科など、シソ目の科としては、キネ科、クマツヅラ
科、ゴマノハグサ科、シソ科、ナス科、ノウゼンカズラ
科およびムラサキ科など、オトギソウ目の科としては、
オトヒソウ科、ツバキ科、フタバガキ科、ボタン科およ
びマタタビ科など、ケシ目の科としては、アブラナ科お
よびケシ科など、コショウ目の科としては、コショウ科
およびドクダミ科(ハンゲショウ科)などがある。
【0021】本発明におけるミカン科、キク科、バラ
科、マメ科、ショウガ科、セリ科、クスノキ科、フトモ
モ科、シソ科、ボタン科、ナス科、アブラナ科およびコ
ショウ科の植物としてはつぎのものが挙げられる。ミカ
ン科の植物としては、キハダ(Phellodendron amurens
e)、ナツミカン(Citrus natsudaidai)、ゴシュユ(Evodi
a rutaecarpa) 、ウンシュウミカン(Citrusunshiu) 、
サンショウ、ダイダイ(Citrus aurantium)、およびオレ
ンジなど、キク科の植物としては、ベニバナ(Carthamus
tinctorius)、ヨモギ(Artemisia princeps)、云木香(A
ucklandia lappa)、カワラヨモギ(Artemisia capillari
s)、カミツレ(German chamomile)、キンセンカ、オケラ
(Atractylodes japonica) およびホソバオケラ(Atracty
lodes lancea) など、バラ科の植物としてはローズマリ
ーなど、マメ科の植物としてはクズ(Pueraria lobata)
およびエンジュ(Sophorajaponica)など、ショウガ科の
植物としてはガジュツ(Curcuma zedoaria)、砂仁(Amomu
m xanthioides)、ショウガ(Zingiber officinale) 、カ
ルダモン(Elettaria cardamonmum) 、ビターカルダモン
(Alpinia oxyphylla) およびクルクマロング(Curcuma l
onga) など、セリ科の植物としてはフェネル(Foeniculu
m vulgare)、ヨロイグサ(Angelica dahurica) 、ミシマ
サイコ(Bupleurum falcatum)、コエンドロ(Coriandrum
sativnm)、センキュウ(Cnidium officinale)、キョウカ
ツ(Notopterygium incisum) 、ウド(Aralia cordata)、
トウキ(Angelica acutiloba)、オカゼリ(Cnidium monni
eri)およびボウフウ(Saposhnikovia divaricata)など、
クスノキ科の植物としてはニッケイ(Cinnamomum cassi
a) およびテンダイウヤク(Lindera strychnifolium)な
ど、フトモモ科の植物としてはチョウジ(Syzygium arom
aticum) およびユーカリ(Eucalyptum globulus) など、
シソ科の植物としてはウツボグサ(Prunella vulgaris)
ケイガイ(Schizonepeta tenuifolia) 、シソ(Perilla f
rutescens)、ハッカ(Mentha arvensis) 、ヒキオコシ(P
lectranthus japonicus)、クロバナヒキオコシ(plectr
anthus tricharpus)、サルビア(salvia officinalis)
およびラベンダー(Lavandula vera)など、ボタン科の植
物としてはシャクヤク(Paeonia lactiflora) およびボ
タン(Peaonia suffruticosa)、ナス科の植物としてはト
ウガラシ(Capsicum annuum)など、アブラナ科の植物と
してはカラシナ(Brassia juncea)など、そしてコショウ
科の植物としてはコショウ(Piper nigrum)などが例示で
きる。さらに本発明におけるミカン目、キキョウ目、バ
ラ目、ショウガ目、セリ目、モクレン目、フトモモ目、
シソ目、オトギソウ目、ケシ目およびコショウ目の植物
としては前記の植物の各植物の近縁植物も含まれる。
【0022】この明細書において、「近縁植物」とは、
基原植物が同じものあるいは一般に云う基の植物のバリ
アンスを意味する。例えば、基原植物すなわちもとの植
物Aを北海道に植えたものと九州で植えたものが異なる
呼び名あるいは学名が賦与されている場合でもこの明細
書においては近縁植物とする。
【0023】本発明におけるミカン目、キキョウ目、バ
ラ目、ショウガ目、セリ目、モクレン目、フトモモ目、
シソ目、オトギソウ目、ケシ目およびコショウ目からな
る植物群から選ばれる植物の意味には上記植物の花、
葉、茎、根、実および皮などを含んでいる。例えばダイ
ダイの成熟果皮であるトウヒ、キハダの樹皮であるオオ
バク、ナツミカンの未熟果皮であるキジツ、ベニバナの
花であるコウカ、ヨモギの葉であるガイヨウ、云木香の
根であるモッコウ、カワラヨモギの幼苗または成熟花穂
であるインチンコウ、オケラの根茎であるビャクジュ
ツ、ホソバオケラの根茎であるソウジュツ、砂仁の種で
あるシュクシャ、ショウガの根茎であるショウキョウ、
カルダモンの種であるショウズク、ビターカルダモンの
果実であるヤクチ、クルクマロングの根茎であるウコ
ン、フェネルの果実であるウイキョウ、ヨロイグサの根
であるビャクシ、ミシマサイコの根であるサイコ、ウド
の根茎であるドクカツ、オカゼリの果実であるジャショ
ウシ、ニッケイの樹皮または周皮であるケイヒ、ウツボ
グサの花穂であるカゴソウ、シソの葉および枝先である
ソヨウあるいはクロバナヒキオコシの地上部分であるエ
ンメイソウなどが挙げられる。また、これら植物の花、
葉、茎、根、実および皮などは1種又は2種以上の混合
物としても使用するこができる。
【0024】本発明において、ニコチン酸誘導体と共用
して温浴効果に優れた抽出物を提供するミカン目、キキ
ョウ目、バラ目、ショウガ目、セリ目、モクレン目、フ
トモモ目、シソ目、オトギソウ目、ケシ目およびコショ
ウ目の植物の中でも特にその抽出物が優れた温浴効果を
示す植物として、チョウジ(Syzygium aromaticumのつぼ
み) ガイシ(Brassica junceaの種子)、シャクヤク(Pa
eonia lactifloraおよびその近縁植物の根) 、ボタンピ
(ボタンの根皮)、ショウキョウ(Zingiber officinal
の根茎) 、トウガラシ(Capsicum annuum の果実) 、ト
ウキ(Angelicaacutiloba およびその近縁植物を湯通し
した根) 、センキュウ(Cnidium officinale を湯通しし
た根茎) 、チンピ(ウンシュウミカンの成熟果皮)、ソ
ウジュツ(Atractylodes lanceaまたはAtractylodes cli
nensisの根茎) およびカッコン(Pueraria lobataの周皮
をはいだ根)を挙げることができる。また、これら選ば
れた植物からの抽出物は1種又は2種以上の混合物とし
ても使用するこができる。
【0025】そして、植物の抽出物としては上記植物を
水;エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコー
ル;大豆油、胡麻油、オリーブ油などの植物油;肝油、
ミンク油、鯨油などの動物油;流動パラフィン、ワセリ
ンなどの鉱物油;ミリスチン酸イソプロピル、オレイン
酸デシルエステルなどのエステル油;多価アルコール化
合物などの溶媒を1種または2種以上の混合溶媒で抽出
する方法、あるいは炭酸ガスなどのガスで抽出する方法
などによって得られるチンキ、抽出エキス、精油または
抽出液あるいはそれらの乾燥エキスなどが挙げられる。
さらに多段階抽出により分画された抽出物(一般にいう
「分画物」)、あるいは多段階抽出により発生する残余
物なども抽出物として挙げられる。例えば、チンピの抽
出物であるチンピエキスとしては、ウンシュウミカンの
成熟果皮10kgに30(v/v)%エタノール40リ
ットルを加え、20〜25℃にて約2週間浸漬した後ろ
過する。さらに残渣も30(v/v)%エタノール30
リットルにて同様に抽出を行いろ過する。この残渣抽出
液を減圧濃縮して得た。この軟エキスを抽出物に溶解し
て常温にて一定期間静置し、最終用量を50%にしたも
のである。さらにトウガラシの抽出物であるトウガラシ
チンキなどは日本薬局方に記載されているように、トウ
ガラシを95%エタノールにてチンキ剤の製造方法に沿
って製造したものがあげられる。そして、特に、水、ア
ルコールまたは水/アルコールによって抽出(加熱抽
出、浸漬抽出または水蒸気蒸留)したものが好ましい。
これら植物の抽出物を入浴剤中に0.01から20重量
%(以下単に%で示す)、好ましくは0.1から5%配
合できる。
【0026】本発明におけるニコチン酸誘導体の好まし
いものの例としては、ニコチン酸メチル、ニコチン酸エ
チル、ニコチン酸ブトキシエチルおよびニコチン酸ベン
ジルが挙げられる。特に、ニコチン酸メチル、ニコチン
酸ベンジルを用いた場合は、血行促進作用および保温効
果が良い。そして、入浴剤中に配合できるニコチン酸誘
導体の含量は、入浴剤中の0.01〜5%、特に0.1
〜2%が好ましい。含有量が0.01未満では温浴効果
が不充分すなわち出浴後20分程度までしか保温されな
い。また5%を超えると刺激あるいは掻痒が強く、嗜好
性の面で問題が生じ易い。
【0027】さらに使用に際しては、約200リットル
の入浴可能な温水に、本発明の入浴剤は5g〜100g
添加することで温浴効果が得られる。そして、その場合
の入浴剤添加温水中のニコチン酸誘導体および植物の抽
出物の濃度は、例えばニコチン酸ベンジルであれば0.
5から10ppm、そしてトウガラシの抽出物であるト
ウガラシチンキであれば0.05から100ppmの範
囲が好ましい。特に本発明は、有効成分であるニコチン
酸誘導体あるいは植物の抽出物が数ppmと単独では効
果を示さない濃度でも、両者を混合することで温浴効果
を示すことがわかる。
【0028】本発明の入浴剤に配合できるその他の成分
としては、塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
ナトリウム、l−メントール、dl−メントール、ホウ
砂、ホウ酸、硫酸ナトリウム、グリセリン、硫化カルシ
ウム、カンフル、硫化ナトリウム、セキス炭酸ナトリウ
ム、酸化カルシウム、エタノール、硝酸カリウム、硝酸
ナトリウム、硝酸カルシウム、亜硫酸鉄、硫酸アルミニ
ウム、メタケイ酸、カゼイン、無水ケイ酸、炭酸マグネ
シウム、サリチル酸メチル、チオ硫酸ナトリウム、安息
香酸、サリチル酸、ポリリン酸ナトリウム、炭酸カルシ
ウム、リン酸水素カルシウム、ステアリルアルコール、
サリチル酸ナトリウム、臭化カリウム、塩化カリウム、
塩化アンモニウム、硫酸鉄、重質炭酸マグネシウム、ワ
セリン、プロピレングリコール、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、リン酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリ
ウム、チオ硫酸カルシウム、水酸化ナトリウム、乳清お
よび脱脂粉乳などが挙げられる。特に植物の抽出物が油
性の場合、顆粒あるいは粉剤などの製剤の流動性を確保
する(固化を防ぐ)ために、吸油成分が添加される。例
えばデンプン、デキストリン、シクロデキストリンなど
の天然物;軽質無水ケイ酸、メタケイ酸アルミン酸マグ
ネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムなど
のケイ酸塩、粘土鉱物、パーライト、カーボンブラッ
ク、ポリウレタン系高分子、ポリオレフィン系高分子な
どが挙げられる。これら吸油成分は油保持能力が0.5
ml/g以上、特に1ml/g以上が好ましい。そして
この吸油剤は植物の抽出物の50から500%が好まし
い。これ以外の添加物として前記のフレグランスジャー
ナルを参照して着色料、香料、酵素、油成分および高分
子化合物なども添加できる。
【0029】本発明の入浴剤は、ミカン目、キキョウ
目、バラ目、ショウガ目、セリ目、モクレン目、フトモ
モ目、シソ目、オトギソウ目、ケシ目およびコショウ目
からなる植物群より選ばれる1種以上の植物の抽出物と
ニコチン酸誘導体の1種以上に、必要に応じて上記のそ
の他を加えて通常の方法により製剤化できる。あるいは
ミカン科、キク科、バラ科、マメ科、ショウガ科、セリ
科、クスノキ科、フトモモ科、シソ科、ナス科、ボタン
科、アブラナ科およびコショウ科からなる植物群より選
ばれる1種以上の植物の抽出物とニコチン酸誘導体の1
種以上に、必要に応じて上記のその他を加えて通常の方
法により製剤化できる。さらにはチョウジ、ガイシ、シ
ャクヤク、ボタンピ、ショウキョウ、トウガラシ、トウ
キ、センキュウ、チンピ、ソウジュツ、カッコン、ベニ
バナおよびローズマリーからなる群より選ばれる1種以
上の植物の抽出物とニコチン酸誘導体の1種以上に、必
要に応じて上記のその他の成分を加えて通常の方法によ
り製剤化できる。そして、前記の「通常の方法により製
剤する」方法としては、顆粒剤、粒剤、錠剤および乳液
などに製剤化する方法が挙げられる。例えば、日本薬局
方の製剤総則に記載の顆粒剤、散剤および錠剤などが挙
げられる。
【0030】
【作用】本発明の入浴剤は、入浴時に浴槽内の入浴可能
な温度の温水に低濃度のニコチン酸誘導体あるいは植物
の抽出物を個別に添加しても充分な保温効果は得られな
い。しかし、先と同様の濃度でニコチン酸誘導体と植物
の抽出物を、浴槽内の入浴可能な温度の温水に混合添加
することで、相乗的に保温性を高めることができる。
【0031】
【実施例】次に保温試験あるいは入浴試験(実施例)を
示して本発明を説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。 1.保温試験 1−a 浸漬法 約40℃の循環恒温槽(大洋科学製)内に、約4リット
ルの脱イオン水を入れた5リットルのステンレスビーカ
ー(φ178×212mm)を設置した。そして表1記
載のニコチン酸誘導体の濃度が3ppmおよび/または
植物の抽出物の濃度が9ppmとなるように脱イオン水
内に溶解した(以下「試料溶液」という)。その後試料
溶液の温度が均一になるようにマグネチックスターラー
により試料溶液を攪拌し続けた。
【0032】
【表1】
【0033】この試料溶液に、測定約15分前に試験室
(室温21〜24℃)に入室し、両前腕を露出してイス
に着席した状態で安静にして馴化した被験者が、イスに
着席した状態のまま片腕を約5分間浸漬した。そして5
分後浸漬していた腕を試料溶液より引き出し、ペーパー
タオルで水分を拭き取った後に、イスに座った状態で次
に記載の皮下血流量の測定および皮膚表面温度の測定を
行った。比較例として植物の抽出物のみ添加した試料溶
液および特開昭64−25714号公報に記載の組成物
と比較するための組成物(比較組成物:炭酸ナトリウム
48mg、炭酸水素ナトリウム96mg、コハク酸12
0mg、硫酸ナトリウム23mgおよびニコチン酸ベン
ジル12mg)を添加した試料溶液について、上記本発
明の試料溶液について行ったのと同様、片腕の浸漬後皮
下血流量の測定および皮膚表面温度の測定を行った結果
を示す。
【0034】1−b 皮下血流量の測定 皮下血流量の測定には、レーザードップラー血流計PF
−3(プリフィックス社製:PeriFlux社製)に
プローブPF313(ペリメド社製)を付けたものを用
い、その記録計としてはユニコーダU−228(東京理
化社製)を用いた。図1に示すように試料溶液に浸漬し
た腕の前腕側部にプローブを当ててその血流量を10分
毎に1時間測定した。
【0035】1−c 皮膚表面温度の測定 皮膚表面温度の測定には、皮膚表面温度計SKICOS
301(アミックグループ社製)を用いた。測定法は
前記の皮下血流量の測定と同様に行った。そして測定は
皮膚温度を10分毎に1時間測定した。
【0036】1−d 結果 d−1 皮下血流量の測定について 試料溶液に浸漬した腕の皮下血流量および皮膚表面温度
を、通常の皮下血流量および皮膚表面温度による補正を
した上で、ニコチン酸ベンジルのみ添加された試料溶液
での皮下血流量および皮膚表面温度との比で求めた。図
2および図3においては図は縦軸が皮下血流量を電圧で
示した数値(V)、横軸が出浴後の時間を示す。そして
図2において浸漬しない腕の血流量の経時変化を示す線
と横軸との両直線によりできた面積をC0 (以下「通常
値」という)とし、ニコチン酸ベンジルのみ添加された
試料溶液での皮下血流量の経時変化を示す線と横軸との
両直線によりできた面積をC1 とする。このC0 とC1
の差がニコチン酸ベンジル単独の温浴効果といえる。一
方、図3における通常値をS0 としニコチン酸ベンジル
と植物の抽出物が添加された試料溶液での皮下血流量の
経時変化を示す線と横軸との両直線によりできた面積を
1 とする。このS0 とS1 の差がニコチン酸ベンジル
と植物の抽出物の温浴効果といえる。
【0037】そして、ニコチン酸ベンジル単独の温浴効
果に対するニコチン酸ベンジルと植物の抽出物の温浴効
果の比を下記の計算式(1)により算出し、表1の血流
量比として示す(従って、指数が100以上であれば、
ニコチン酸ベンジル単独のみ配合の入浴剤より温浴効果
が高いことを示す)。そして、測定値は4回の平均で求
めた。
【0038】
【数1】
【0039】d−2 皮膚表面温度の測定 図4および図5の縦軸は皮膚表面温度(℃)、そして横
軸は出浴後の時間を示す。そして、図4および図5は前
記のd−1に記載の図2および図3と同様の図面であ
る。よって先の血流量比と同様に各図から求めたC0
1 、S0 およびS1 を計算式(2)に当てはめ算出し
た皮膚温度比の結果を表1に示す(従って、指数が10
0以上であれば、ニコチン酸ベンジル単独のみ配合の温
浴効果が高いことを示す。)なお、やはり測定値は4回
の平均で求めた。
【0040】
【数2】
【0041】2 入浴試験 浴室内の室温が23〜24℃で、その浴室内の中にある
40〜41℃の約200リットルの温水が入った浴槽内
に表2に記載の実施例1〜3および比較例1の入浴剤を
添加して充分に攪拌した。その後該浴槽に健常人11名
を約10分間入浴させた。そして、出浴後の保温効果の
有無を出浴後約1時間の間10分毎に「○」または
「×」で自己評価させ、その結果を表3に示した。表3
の数字はその時間において「○」を示した人数を示す。
また健常成人11名のうち8名は冷え性の自覚症状を持
つものであった。表3の結果より本発明の表2記載の入
浴剤の温浴効果は明らかである。
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】なお、明らかな温浴効果を示す入浴剤の具
体例としては、表2に示した具体例の他以下に示す製剤
例を挙げることができる。(製剤例) ニコチン酸メチル 2.0% ショウキョウエキス(30%エタノール・水混合溶媒抽出物) 4.0% ケイ酸カルシウム 3.8% 硫酸ナトリウム 50.6% 炭酸水素ナトリウム 26.2% 硫酸マグネシウム 13.4%
【0045】
【発明の効果】ニコチン酸誘導体と共に、ミカン目、キ
キョウ目、バラ目、ショウガ目、セリ目、モクレン目、
フトモモ目、シソ目、オトギソウ目、ケシ目およびコシ
ョウ目からなる植物群より選ばれる1種以上の植物の抽
出物、ミカン科、キク科、バラ科、マメ科、ショウガ
科、セリ科、クスノキ科、フトモモ科、シソ科、ナス
科、ボタン科、アブラナ科およびコショウ科からなる植
物群より選ばれる1種以上の植物の抽出物、あるいはチ
ョウジ、ガイシ、シャクヤク、ボタンピ、ショウキョ
ウ、トウガラシ、トウキ、センキュウ、チンピ、ソウジ
ュツ、カッコン、ベニバナおよびローズマリーからなる
群より選ばれる1種以上の植物の抽出物を入浴剤の成分
として使用することにより入浴剤の温浴効果を著しく高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温浴効果を評価するための測定プロー
ブをあてる位置の説明図
【図2】本発明の比較例における皮下血流量の経時変化
の一般例を示すグラフ
【図3】本発明の実施例における皮下血流量の経時変化
の一般例を示すグラフ
【図4】本発明の比較例における皮膚表面温度の経時変
化の一般例を示すグラフ
【図5】本発明の実施例における皮膚表面温度の経時変
化の一般例を示すグラフ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミカン目、キキョウ目、バラ目、ショウ
    ガ目、セリ目、モクレン目、フトモモ目、シソ目、オト
    ギソウ目、ケシ目およびコショウ目からなる植物群より
    選ばれる1種以上の植物の抽出物と、次の一般式(1)
    で表されるニコチン酸誘導体の1種以上を含有すること
    を特徴とする入浴剤。 【化1】 (式中、Rは、水素原子、炭素数1〜10の飽和若しく
    は不飽和炭化水素基またはベンジル基を示す。)
  2. 【請求項2】 ミカン科、キク科、バラ科、マメ科、シ
    ョウガ科、セリ科、クスノキ科、フトモモ科、シソ科、
    ナス科、ボタン科、アブラナ科およびコショウ科からな
    る植物群より選ばれる1種以上の植物の抽出物と、次の
    一般式(1)で表されるニコチン酸誘導体の1種以上を
    含有することを特徴とする入浴剤。 【化2】 (式中、Rは、水素原子、炭素数1〜10の飽和若しく
    は不飽和炭化水素基またはベンジル基を示す。)
  3. 【請求項3】 チョウジ、ガイシ、シャクヤク、ボタン
    ピ、ショウキョウ、トウガラシ、トウキ、センキュウ、
    チンピ、ソウジュツ、カッコン、ベニバナおよびローズ
    マリーからなる植物群より選ばれる1種以上の植物の抽
    出物と、次の一般式(1)で表されるニコチン酸誘導体
    の1種以上を含有することを特徴とする入浴剤。 【化3】 (式中、Rは、水素原子、炭素数1〜10の飽和若しく
    は不飽和炭化水素基またはベンジル基を示す。)
  4. 【請求項4】 ニコチン酸誘導体が、ニコチン酸メチ
    ル、ニコチン酸エチル、ニコチン酸ベンジルおよびニコ
    チン酸ブトキシエチルである請求項1〜3のいづれか1
    項に記載の入浴剤。
JP5312789A 1992-11-20 1993-11-19 入浴剤 Pending JPH06206814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5312789A JPH06206814A (ja) 1992-11-20 1993-11-19 入浴剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33386492 1992-11-20
JP4-333864 1992-11-20
JP5312789A JPH06206814A (ja) 1992-11-20 1993-11-19 入浴剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06206814A true JPH06206814A (ja) 1994-07-26

Family

ID=26567323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5312789A Pending JPH06206814A (ja) 1992-11-20 1993-11-19 入浴剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06206814A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH092941A (ja) * 1995-06-19 1997-01-07 Tsumura & Co 浴用剤組成物及びその使用方法
JPH09165313A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Kao Corp 皮膚外用剤
US5698199A (en) * 1995-03-10 1997-12-16 Kao Corporation Lipolysis acceleration method
JPH1017439A (ja) * 1996-07-02 1998-01-20 Hoyu Co Ltd 養毛・育毛剤
EP1491183A3 (fr) * 1997-09-22 2005-02-02 L'oreal Utilisation d'un extrait d'au moins un végétal de la famille des Rosacées
JP2005112794A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Picaso Cosmetic Laboratory Ltd 入浴剤
KR100512930B1 (ko) * 2002-12-14 2005-09-07 제천시 한약재를 함유한 목욕용 조성물 및 이를 이용한 목욕제
JP2016172710A (ja) * 2015-03-18 2016-09-29 ほまれ酒造株式会社 化粧料

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5698199A (en) * 1995-03-10 1997-12-16 Kao Corporation Lipolysis acceleration method
JPH092941A (ja) * 1995-06-19 1997-01-07 Tsumura & Co 浴用剤組成物及びその使用方法
JPH09165313A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Kao Corp 皮膚外用剤
JPH1017439A (ja) * 1996-07-02 1998-01-20 Hoyu Co Ltd 養毛・育毛剤
EP1491183A3 (fr) * 1997-09-22 2005-02-02 L'oreal Utilisation d'un extrait d'au moins un végétal de la famille des Rosacées
KR100512930B1 (ko) * 2002-12-14 2005-09-07 제천시 한약재를 함유한 목욕용 조성물 및 이를 이용한 목욕제
JP2005112794A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Picaso Cosmetic Laboratory Ltd 入浴剤
JP2016172710A (ja) * 2015-03-18 2016-09-29 ほまれ酒造株式会社 化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102665674A (zh) 含有天然提取物组合的口腔组合物及相关方法
CN108785185A (zh) 一种祛屑止痒洗发露及其制备方法
CN109288779A (zh) 防脱护发组合物和洗发液
CN105816362A (zh) 一种婴幼儿用驱蚊露
CN106309165A (zh) 一种植物精油护肤霜及其制备方法
Dhyani et al. Formulation and evaluation of multipurpose herbal cream
JP4495406B2 (ja) センダングサ属植物抽出物含有組成物
JPH06206814A (ja) 入浴剤
US5626854A (en) Bath composition
CN103666868A (zh) 一种含有功效成分的抗菌消炎滋润香皂
CN104546608A (zh) 一种用于制备洁面乳的组合物及其洁面乳
US20100197544A1 (en) Rinseless body wash composition
CN106635563A (zh) 一种康肤净化弱酸水晶皂
Sonalkar et al. Formulation and evaluation of polyherbal cosmetic cream
JP6207873B2 (ja) 浴用剤組成物
JP2006335680A (ja) 皮膚外用剤
CN105963240A (zh) 一种鳄梨果应用于婴幼儿洗发沐浴乳
CN104546607A (zh) 一种制备中药沐浴露的组合物和该沐浴露及其制备方法
Mulani et al. Formulation and evaluation of dry herbal powder shampoo
JP3742281B2 (ja) 皮膚外用剤
JP5325727B2 (ja) センダングサ属植物抽出物含有組成物
JP2016216389A (ja) 浴用剤
Bhandare et al. Formulation and evaluation of a herbal shampoo
Shafi et al. Formulation and characterization of polyherbal topical cream
JPH11292757A (ja) 浴剤組成物