JPH0620620Y2 - 謄写輪転機 - Google Patents

謄写輪転機

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JPH0620620Y2
JPH0620620Y2 JP1985035760U JP3576085U JPH0620620Y2 JP H0620620 Y2 JPH0620620 Y2 JP H0620620Y2 JP 1985035760 U JP1985035760 U JP 1985035760U JP 3576085 U JP3576085 U JP 3576085U JP H0620620 Y2 JPH0620620 Y2 JP H0620620Y2
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JP
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plate cylinder
rotation
counter
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sensor
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JP1985035760U
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靖 桐原
文夫 小林
保憲 渡辺
隆雄 小沢
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株式会社学習研究社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は給紙装置を備えた謄写輪転機に関するものであ
る。
(従来の技術) 原紙を捲着し回転する版胴と、この版胴に圧接されたプ
レスローラとの間に印刷用紙を挿入し、版胴内のインク
が原紙の孔部より印刷用紙に押し出されてインク転写が
行なえるようにした謄写輪転機は知られている。
この謄写輪転機は回転する版胴に捲着された前記原紙に
対し、印刷用紙が版胴とプレスローラとの間で常に重な
るべく給紙される必要があり、このため印刷時において
は前記給紙装置は版胴の回転駆動に対し常に一定の位相
差及び速度比を有して駆動せしめられるよう構成される
とともに、印刷の始動時においては予め原紙と印刷用紙
を前述の如く重なるべく一致させるための調整、所謂天
地調整が前記位相差を変更することで行なわれる。
そして従来の謄写輪転機において、この給紙装置は版胴
の回転を利用した遊星ギヤ等の機械的な機構を用いて構
成され、天地調整はこの遊星ギヤ等を変更することで行
なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の謄写輪転機にあって
は、遊星ギヤの変更を伴う天地調整が面倒であり、又そ
の構成が機械的なものであるために天地調整の自動化が
困難であり、コストも高いという不具合がある。
そこで本考案の目的とする処は、天地調整が簡単におこ
なえ、又その自動化も容易に行い得る、低コストな謄写
輪転機を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本考案は、原紙を捲着し回転
する版胴(2)と、この版胴に刷用紙(7)を給紙する給紙装
置(6)とを備えた謄写輪転機(1)において、前記版胴(2)
の回転周期を検出する同期センサ(12)と、前記版胴(2)
の回転量を検出する回転センサ(15)と、前記同期センサ
(12)から出力される信号パルスで計数値がリセットされ
るとともに前記回転センサ(15)から出力される信号パル
スを計数するカウンタ(22)と、前記印刷用紙(7)を給紙
せしめる駆動手段(25)とを設け、予め外部操作により前
記カウンタ(22)に設定された計数値と、前記版胴(2)の
回転に伴なって前記カウンタ(22)が出力した計数値とが
一致した場合に、前記給紙装置(6)を駆動して前記印刷
用紙(7)を給紙せしめるよう構成した。
(作用) 同期センサ(12)から出力される信号パルスでカウンタ(2
2)はまずリセットされる。次に、このカウンタ(22)は回
転センサ(15)から出力される信号パルスを計数する。こ
の計数値が予め設定した値になると前記カウンタ(22)か
ら出力信号が出力され、この出力信号により給紙装置
(6)が駆動され印刷用紙(7)が給紙される。即ち、天地調
整は計数値の設定だけで済ませることができるので、天
地調整の変更も容易になる。
(実施例) 以下に本考案の好適実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る謄写輪転機の主要部を示す構成図
である。謄写輪転機(1)において、符号(2)は円筒形状を
した版胴であり、この外表面(2a)には不図示の原紙が捲
着され、その長さ方向にはこの版胴外表面(2a)を圧接す
べくプレスローラ(3)が設けられている。この版胴(2)は
駆動軸(4)との間に設けられたベルトプーリ機構(5)によ
り回転せしめられ、この版胴(2)とプレスローラ(3)との
間に挿入される印刷用紙にインク転写を行う。
符号(6)は版胴(2)に印刷用紙(7)を給紙するための給紙
装置を示し、符号(8)は印刷用紙(7)を版胴(2)とプレス
ローラ(3)との間に挿入する給紙ローラ、また符号(10)
は印刷用紙(7)をカセット(11)から給紙ローラ(8)まで移
動させるローラである。
さて、符号(12)は版胴(2)の回転軸近傍の謄写輪転機(1)
のケース側(付図示)に固定された版胴(2)の回転周期
を検出する同期センサである。この同期センサ(12)は近
接スイッチ等からなり、プーリ(5a)に設けられた回転体
(13)の突起部(13a)が版胴(2)の回転に伴ってこの近接ス
イッチ(同期センサ(12))の近傍を通過する毎にスイッ
チを閉成してパルス信号を発生し、版胴(2)の一周期を
検出するものである。
一方、駆動軸(4)にはこれと共に回転する歯車状の回転
板体(14)が設けられ、この外周部近傍には、この回転板
体(14)の回転量を検出することで版胴(2)の回転量を検
出する回転センサ(15)が輪転機ケース側(不図示)に固
設される。
第3図はこの回転センサ(15)による回転量の検出原理を
簡略的に示した図で、回転センサ(15)はフォトダイオー
ド等の発光素子(16)とこの光を検出するフォトトランジ
スタ等の受光素子(17)を相対向せしめるとともに、この
間を回転板体(14)の周縁に等間隔に列設した歯部(14
a),…が回転板体(14)の回転に伴って通過するように設
けてなる。従って発光素子(16)から受光素子(17)への光
は回転板体(14)の回転に伴ってこの間を通過する歯部(1
4a),…の数だけさえぎられることとなり、これを受光
素子(17)で検出することで回転板体(14)の回転量、即ち
版胴(2)の回転量がパルス信号として検出される。尚、
この回転板体(14)は歯車状としたが第4図に示すよう
な、その周縁部に等間隔にスリット(18a),…を穿設し
た板体(18)としてもよい。
而してこの回転センサ(15)及び同期センサ(12)からの出
力信号は制御装置(19)に入力される。この制御装置(19)
はこれらの信号を処理した結果、版胴(2)が所定の位相
となったとき駆動手段であるパルスモータ(20)を作動さ
せて給紙装置(6)を駆動せしめるものである。
第2図は以上説明した謄写輪転機(1)の構成をブロック
図により示したもので、実線で囲った部分は前記制御装
置(19)を示す。版胴(2)の回転に対する回転センサ(15)
のパルス出力信号は制御装置(19)内に配設された波形整
形器(21)を介しカウンタ(22)のクロック端子(22a)に入
力され、一方同期センサ(12)からのパルス出力信号は波
形整形器(23)を介した後、同じカウンタ(22)のリセット
及びイネーブル端子(22b)に入力される。従ってこのカ
ウンタ(22)は版胴(2)が一回転する毎にリセットされつ
つ回転センサ(15)からの信号パルスを計数し、この計数
値は版胴(2)の位相を表すこととなる。ところでこのカ
ウンタ(22)には予め外部操作により計数値(設定値)が
設定されており、カウンタ(22)はこの設定値を計数した
ところでパルス信号を出力し、この次段に設けられたパ
ルスモータ駆動信号発生器(23)を作動させる。このパル
スモータ駆動信号発生器(23)は更にその次段に設けられ
たパルスモータ(20)を作動させて給紙ローラ(8)を駆動
させる。このときこのパルスモータ(20)の駆動速度は回
転センサ(15)からの信号ライン(15a)により版胴(2)の回
転速度と一定の比率を有するように構成される。斯かる
構成において第2図点線で示した符号(24)及び(25)は夫
々位相検出手段と駆動手段とを構成しており、本実施例
によれば天地調整、すなわち回転する版胴(2)に対し、
給紙装置(6)を駆動させて印刷用紙を挿入するタイミン
グ(版胴(2)の回転周期と、給紙装置(6)を駆動させる周
期との位相差)の設定は、このカウンタ(22)の計数値の
設定(目盛設定)のみで行なわれることとなり極めて簡
単に行ない得る。尚、この設定値は例えば最初にある値
(例えば100)に設定しておき、1回目の印刷を行っ
た結果における原紙と印刷用紙のずれ量からその補正量
をパルス数(カウンタの計数値)として決定し、この補
正量を前記ある値(100)に加減算することで決定さ
れる。この実施例ではカウンタ(22)が設定値となった場
合に直接パルスモータ駆動信号発生器(23)を作動させる
ようにしたが、この設定値を一まずメモリ(図示しな
い)に入れこのメモリ値とカウンタの出力値を比較器に
より比較することによりパルスモータ駆動信号発生器を
作動させるようにしてもよい。
第5図は本考案の第2実施例を示すもので、第1実施例
では駆動手段にパルスモータ(20)を使用し、このパルス
モータ(20)を版胴(2)の回転速度と一定の比率を有する
速度で駆動させるようにしたのに対し、ここでは給紙ロ
ーラ(8)を版胴(2)の回転を直接利用したベルトプーリ機
構(26)により回転させるようにするとともに、この間に
電磁クラッチ(27)を設け、この電磁クラッチ(27)を制御
装置(35)により接断するようにしたものである。
即ち、第2実施例は版胴(2)の回転軸(2b)上には前記プ
ーリ(5a)とは別のプーリ(28)を設ける一方、給紙ローラ
(8)にもプーリ(8a)を設け、これらと電磁クラッチ(27)
を介して取り付けられた第1、第2プーリ(27a),(27b)
との間に夫々ベルト(29),(30)を巻装してなる。
第6図はその構成を示すものであり、第6図中同期セン
サ(12)、回転センサ(15)、波形整形器(21),(23)及びカ
ウンタ(22)からなる部分(32)は位相検出手段を、電磁ク
ラッチ駆動装置(31)及び電磁クラッチ(27)からなる部分
(33)は駆動手段を夫々示し、実線で囲った部分(34)は制
御装置(35)を示す。
以上本考案に係る実施例によれば、天地調整をカウンタ
の設定値を変更することのみによって行うことができ、
更に例えばこの謄写輪転機に版胴における原紙の位置を
検出する検出手段を設け、この検出手段からの出力信号
に基づき例えばカウンタの設定値を自動的に決定するよ
うにすれば天地調整の全自動化が極めて容易に行えるこ
ととなる。又、従来のような遊星ギヤ等が要らず、機械
的な機構部が少なくて済み、更に天地調整の容易性等か
ら全体的なコストを低減することができる。
(考案の効果) 以上の説明より明らかな如く、本考案によれば版胴の回
転周期を同期センサで検出し、版胴の回転量を回転セン
サで検出し、同期センサの信号パルスでカウンタをリセ
ットした後に回転センサの信号パルスをカウンタで計数
し、予め設定した計数値に基づいて給紙装置を駆動する
よう構成したので、天地調整はカウンタ計数値の設定だ
けで済ませることができる。従って、天地調整の変更が
容易で、この自動化も容易に行い得る低コストな謄写輪
転機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係り謄写輪転機の主要部を示す図、第
2図は胴謄写輪転機の構成を示すブロック図、第3図は
回転センサを示す図、第4図は回転センサの別実施例を
示す図、第5図は本考案の第2実施例を示す図、第6図
は第2実施例の構成を示すブロック図である。 そして図面中、(1)は謄写輪転機、(2)は版胴、(6)は給
紙装置、(7)は印刷用紙、(12)は同期センサ、(15)は回
転センサ、(24),(32)は位相検出手段、(25),(33)は駆動
手段、(22)はカウンタである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡辺 保憲 東京都大田区上池台4丁目40番5号 株式 会社学習研究社内 (72)考案者 小沢 隆雄 東京都大田区上池台4丁目40番5号 株式 会社学習研究社内 (56)参考文献 特開 昭50−63944(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原紙を捲着し回転する版胴と、この版胴に
    印刷用紙を供給する給紙装置とを備えた謄写輪転機にお
    いて、前記版胴の回転周期を検出する同期センサと、前
    記版胴の回転量を検出する回転センサと、前記同期セン
    サから出力される信号パルスで計数値がリセットされる
    とともに前記回転センサから出力される信号パルスを計
    数するカウンタと、前記印刷用紙を給紙せしめる駆動手
    段とを設け、予め外部操作により前記カウンタに設定さ
    れた計数値と、前記版胴の回転に伴なって前記カウンタ
    が出力した計数値とが一致した場合に、前記給紙装置を
    駆動して前記印刷用紙を給紙せしめることを特徴とする
    謄写輪転機。
JP1985035760U 1985-03-13 1985-03-13 謄写輪転機 Expired - Lifetime JPH0620620Y2 (ja)

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JPS61152463U JPS61152463U (ja) 1986-09-20
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JP2840279B2 (ja) * 1989-02-23 1998-12-24 理想科学工業株式会社 印刷装置
JP5145556B2 (ja) * 2007-08-02 2013-02-20 東北リコー株式会社 孔版印刷装置及び給送タイミング調整方法

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JPS5063944A (ja) * 1973-10-05 1975-05-30

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