JPH0620602Y2 - 受話器清浄材 - Google Patents
受話器清浄材Info
- Publication number
- JPH0620602Y2 JPH0620602Y2 JP2725390U JP2725390U JPH0620602Y2 JP H0620602 Y2 JPH0620602 Y2 JP H0620602Y2 JP 2725390 U JP2725390 U JP 2725390U JP 2725390 U JP2725390 U JP 2725390U JP H0620602 Y2 JPH0620602 Y2 JP H0620602Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handset
- cleaning material
- cork
- present
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電話機の受話器を清潔に保ち、且つ芳香を与え
る清浄材に関する。
る清浄材に関する。
[従来の技術] 従来、電話機の受話器の殺菌又は芳香を目的とした清浄
材が市販されている。
材が市販されている。
これは、香料や薬剤を含有する充填剤と、合成樹脂性の
カバーとの二重構造になっており、該カバーが送話部を
覆う様に受話器に装着される。充填剤はその効力が比較
的短い為、その都度新しいものと取り替える必要があ
る。
カバーとの二重構造になっており、該カバーが送話部を
覆う様に受話器に装着される。充填剤はその効力が比較
的短い為、その都度新しいものと取り替える必要があ
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら近年、多種多様な異なるデザインの電話機
が販売される様になり、従来の如く、受話器の形状が一
定でない為、前述の清浄材はごく限られた電話機にしか
使えなくなっている。
が販売される様になり、従来の如く、受話器の形状が一
定でない為、前述の清浄材はごく限られた電話機にしか
使えなくなっている。
又、各受話器の形状にあわせて清浄材を製造するとなる
と何種類もの異なる形状を製造しなければならず、効率
が悪い上に一個当りの価格も上がってしまう。
と何種類もの異なる形状を製造しなければならず、効率
が悪い上に一個当りの価格も上がってしまう。
本考案の目的は、取り替えが容易で、製造効率の高い受
話器清浄材を提供することである。
話器清浄材を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、2枚のコルク層の間に、香料又は/及び薬剤
を混入させた接着剤層を有することを構成上の特徴とす
る受話器清浄材である。
を混入させた接着剤層を有することを構成上の特徴とす
る受話器清浄材である。
[作用] 本考案の受話器清浄材は通気性を有するコルクを用いて
いるため、接着剤層に含有される香料や薬剤がコルク層
を通して徐々に外部に揮散する。
いるため、接着剤層に含有される香料や薬剤がコルク層
を通して徐々に外部に揮散する。
従って受話器の送話部は電話を使用していない間に自然
に芳香が付与され、又、殺菌剤を用いた場合には同時に
殺菌されるためひじょうに衛生的である。
に芳香が付与され、又、殺菌剤を用いた場合には同時に
殺菌されるためひじょうに衛生的である。
又、コルク層の表面に印刷を施して見映えを良くするこ
ともできる。
ともできる。
本考案の受話器清浄材は受話器受部に置いておけば良い
ので取り扱いがひじょうに容易であり、その両面のどち
ら側でも使用できる。
ので取り扱いがひじょうに容易であり、その両面のどち
ら側でも使用できる。
本考案においては、香料や薬剤は接着剤に混入いて用い
るためこれらの使用量や濃度の制御が容易で製造上の再
現性も高い。
るためこれらの使用量や濃度の制御が容易で製造上の再
現性も高い。
さらに、コルク層接着後の切断の仕方により、大きさや
形状を自由に選択できるため、購買者のニーズに応じて
容易に大きさや形状を変えられるため製造上の効率も良
い。
形状を自由に選択できるため、購買者のニーズに応じて
容易に大きさや形状を変えられるため製造上の効率も良
い。
[実施例] 以下に本考案の実施例を示し、本考案をさらに詳細に説
明する。
明する。
第1図に本実施例の受話器清浄材の説明図を示す。第1
図に示した様にコルク層1a,1bの間に接着剤層2を挟ん
だサンドイッチ構造である。第1図では積層状態がわか
り易い様にコルク層1aと接着剤層2の1部を切り取って
示している。
図に示した様にコルク層1a,1bの間に接着剤層2を挟ん
だサンドイッチ構造である。第1図では積層状態がわか
り易い様にコルク層1aと接着剤層2の1部を切り取って
示している。
本考案に用いるコルク層は天然コルクを必要な厚さにス
ライスしたものや、粉砕した天然コルクの圧縮成形品、
又コルク栓等を切り出した後のコルクくずを圧縮成形し
た人工コルクが好ましく用いられる。
ライスしたものや、粉砕した天然コルクの圧縮成形品、
又コルク栓等を切り出した後のコルクくずを圧縮成形し
た人工コルクが好ましく用いられる。
又、本考案の受話器清浄材の接着剤層は接着剤に香料や
薬剤を混入させたものであり、用いる接着剤としては一
般に用いられている接着剤で良く、例えば酢酸ビニル系
接着剤などが好ましく用いられる。
薬剤を混入させたものであり、用いる接着剤としては一
般に用いられている接着剤で良く、例えば酢酸ビニル系
接着剤などが好ましく用いられる。
本考案において、接着剤に混入させる香料としては一般
の家庭用芳香剤に用いられている花や果実類、樹木の香
りなどが好ましく用いられる。又、接着剤に混入させる
薬剤としては揮発性の殺菌剤や防カビ剤が好適に用いら
れる。例えば天然物より抽出したバイオタック(小華薬
品製)が挙げられる。
の家庭用芳香剤に用いられている花や果実類、樹木の香
りなどが好ましく用いられる。又、接着剤に混入させる
薬剤としては揮発性の殺菌剤や防カビ剤が好適に用いら
れる。例えば天然物より抽出したバイオタック(小華薬
品製)が挙げられる。
これらの香料や薬剤の添加濃度はそれぞれの効力や持続
性を考慮して適宜設定すれば良い。
性を考慮して適宜設定すれば良い。
本考案の受話器清浄材は電話機の受話器受部の送話部が
置かれる部分に置いて用いるため、厚みは2mm未満が好
ましい。厚みが2mm以上になると、電話機によっては受
話器が浮き上り、フックが確実に切れずに使用中になる
恐れが有る。好ましくは1mmである。一方、大きさや形
状は電話機の受話器受部の大きさや形状にもよるが、平
均的には3〜5cm四方の正方形が生産効率も良く好まし
い。また、2枚のコルク層の厚みを変え、薄い方を上に
して使用し、芳香がより揮発しやすいようにしても良
い。
置かれる部分に置いて用いるため、厚みは2mm未満が好
ましい。厚みが2mm以上になると、電話機によっては受
話器が浮き上り、フックが確実に切れずに使用中になる
恐れが有る。好ましくは1mmである。一方、大きさや形
状は電話機の受話器受部の大きさや形状にもよるが、平
均的には3〜5cm四方の正方形が生産効率も良く好まし
い。また、2枚のコルク層の厚みを変え、薄い方を上に
して使用し、芳香がより揮発しやすいようにしても良
い。
本考案の受話器清浄材の製造方法は、特に限定されない
が、例えば所定の厚さのコルク層の上に香料又は/及び
薬剤を混入した接着剤を塗布し、もう1枚のコルク層を
載せて十分に接着した後、所望の大きさに切断する。
が、例えば所定の厚さのコルク層の上に香料又は/及び
薬剤を混入した接着剤を塗布し、もう1枚のコルク層を
載せて十分に接着した後、所望の大きさに切断する。
本実施例の使用例を第2図に示す。本考案の受話器清浄
材4は第2図の如く、電話機の受話器受部3に置いて用
いる。
材4は第2図の如く、電話機の受話器受部3に置いて用
いる。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案は製造が容易でしかも特に高
価な原材料を用いないため安価に提供することができ
る。
価な原材料を用いないため安価に提供することができ
る。
本考案は取扱いが容易で、電話を使用しない間に殺菌、
芳香といった効果が得られ、電話機を常に衛生的に保つ
ことができる。
芳香といった効果が得られ、電話機を常に衛生的に保つ
ことができる。
第1図は本考案の実施例の説明図であり、第2図はその
使用例を示す図である。 1a,1b:コルク層、2……接着剤層 3:受話器受部、4:受話器清浄材
使用例を示す図である。 1a,1b:コルク層、2……接着剤層 3:受話器受部、4:受話器清浄材
Claims (1)
- 【請求項1】2枚のコルク層の間に、香料又は/及び薬
剤を混入させた接着剤層を有することを特徴とする受話
器清浄材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2725390U JPH0620602Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 受話器清浄材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2725390U JPH0620602Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 受話器清浄材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118633U JPH03118633U (ja) | 1991-12-06 |
JPH0620602Y2 true JPH0620602Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31530116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2725390U Expired - Lifetime JPH0620602Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 受話器清浄材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620602Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2725390U patent/JPH0620602Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118633U (ja) | 1991-12-06 |
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