JPH0620596Y2 - 段ボールケースの底折り機 - Google Patents
段ボールケースの底折り機Info
- Publication number
- JPH0620596Y2 JPH0620596Y2 JP1989083662U JP8366289U JPH0620596Y2 JP H0620596 Y2 JPH0620596 Y2 JP H0620596Y2 JP 1989083662 U JP1989083662 U JP 1989083662U JP 8366289 U JP8366289 U JP 8366289U JP H0620596 Y2 JPH0620596 Y2 JP H0620596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap
- corrugated cardboard
- plate
- folding machine
- cardboard case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は段ボールケースの底折り機に係わり、特に、
箱詰作業が装置上で行えて、フラップの折り畳みに人力
を一切要しない段ボールケースの簡易底折り機に関す
る。[従来の技術] 従来の段ボールケースの簡易底折り機を第4図および第
5図を参照して説明する。
箱詰作業が装置上で行えて、フラップの折り畳みに人力
を一切要しない段ボールケースの簡易底折り機に関す
る。[従来の技術] 従来の段ボールケースの簡易底折り機を第4図および第
5図を参照して説明する。
第4図に示すように、段ボールケース1は内フラップを
折曲げた状態で、保持プレート2上のストッパ2aに位
置決めされてセットされる。
折曲げた状態で、保持プレート2上のストッパ2aに位
置決めされてセットされる。
内フラップは第5図に示すように人力で折曲げられる。
まず、第5図(a)に示すように、段ボールケース1を
斜めにして矢印方向に動かすことにより前側の内フラッ
プを保持プレート2に押付けて折曲げる。
斜めにして矢印方向に動かすことにより前側の内フラッ
プを保持プレート2に押付けて折曲げる。
次に、第5図(b)に示すように、段ボールケース1を
矢印方向に動かすことにより後側の内フラップをストッ
パ2a当て内側に向けた後、第5図(c)に示すように
斜めに押下げ後側面内フラップを折曲げる。
矢印方向に動かすことにより後側の内フラップをストッ
パ2a当て内側に向けた後、第5図(c)に示すように
斜めに押下げ後側面内フラップを折曲げる。
内フラップを折曲げた後は第5図(d)に示すように、
段ボールケースの側面をストッパ2aに当てた状態にセ
ットされる。
段ボールケースの側面をストッパ2aに当てた状態にセ
ットされる。
外フラップは第4図に示す外フラップ折曲げプレート
3,3aにより折曲げられる。
3,3aにより折曲げられる。
すなわち、外フラップ折曲げプレート3,3aは夫々軸
4,4aに固定されており、軸4はモータ5により回転
駆動され、軸4aはギヤ6,6aを介して軸4により駆
動される。
4,4aに固定されており、軸4はモータ5により回転
駆動され、軸4aはギヤ6,6aを介して軸4により駆
動される。
折曲げプレート3,3aが夫々軸4,4a周りに回動す
ると、外フラップを保持プレート2の下側に挾み込むよ
うに折曲げ、このように底フラップの折曲げられた段ボ
ールケースは長手方向に押出され、保持プレートが内フ
ラップと外フラップの間から抜ける。
ると、外フラップを保持プレート2の下側に挾み込むよ
うに折曲げ、このように底フラップの折曲げられた段ボ
ールケースは長手方向に押出され、保持プレートが内フ
ラップと外フラップの間から抜ける。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した従来のものにおいては、内フラップの折曲げ作
業が人力で行われるため作業性が悪く、作業に疲労を伴
うという欠点があった。
業が人力で行われるため作業性が悪く、作業に疲労を伴
うという欠点があった。
また、段ボールケースが長手方向に押出されるため、レ
イアウト上不都合を生ずることが多い。
イアウト上不都合を生ずることが多い。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、作業者を疲労させることなく
能率的な箱作り作業が行え、箱作りされた段ボールケー
スを長手方向と直角方向に押出すことのできる段ボール
ケースの底折り機を提供することにある。
その目的とするところは、作業者を疲労させることなく
能率的な箱作り作業が行え、箱作りされた段ボールケー
スを長手方向と直角方向に押出すことのできる段ボール
ケースの底折り機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案の段ボールケースの底折り機は、ロ字状に開か
れた段ボールケースの底フラップの4隅を位置決めする
受板と、該受板に位置決めされた段ボールケースの内フ
ラップを内側に折曲げる出退自在のキッカーと、該キッ
カーにより折曲げられた内フラップを支える直線的に出
退可能な保持プレートと、該保持プレートが突出した状
態において該保持プレートに向けて揺動し外フラップを
折曲げる揺動自在の外フラップ折曲げプレートとで構成
されるものである。
れた段ボールケースの底フラップの4隅を位置決めする
受板と、該受板に位置決めされた段ボールケースの内フ
ラップを内側に折曲げる出退自在のキッカーと、該キッ
カーにより折曲げられた内フラップを支える直線的に出
退可能な保持プレートと、該保持プレートが突出した状
態において該保持プレートに向けて揺動し外フラップを
折曲げる揺動自在の外フラップ折曲げプレートとで構成
されるものである。
[作用] この考案の段ボールケースの底折り機によれば、ロ字状
に開かれ4隅が受板に位置決めされた段ボールケースの
内フラップが出退自在のキッカーにより内側に折曲げ
れ、内フラップの下に出退自在の保持プレートが突出し
て内フラップを支える。
に開かれ4隅が受板に位置決めされた段ボールケースの
内フラップが出退自在のキッカーにより内側に折曲げ
れ、内フラップの下に出退自在の保持プレートが突出し
て内フラップを支える。
その後、キッカーが後退し、揺動自在の外フラップ折曲
げプレートが保持プレートとの間に外フラップを挾に込
むように曲げる。
げプレートが保持プレートとの間に外フラップを挾に込
むように曲げる。
その状態で箱詰作業が行われる。
箱詰作業が終了すると保持プレートを後退させる。
段ボールケースは箱作りされた状態で外フラップ折曲げ
プレートのみで支えられるようになり、長手方向と直角
方向に押出すことが可能になる。
プレートのみで支えられるようになり、長手方向と直角
方向に押出すことが可能になる。
[実施例] この考案の実施例である段ボールケースの底折り機を第
1図乃至第3図に基づいて説明する。
1図乃至第3図に基づいて説明する。
第1図は実施例を示す斜視図である。
図において、従来例で示したものと同様の機能を有する
部分は同一の符号が付されている。
部分は同一の符号が付されている。
1は段ボールケースであり、ロ字状に開かれ、内フラッ
プ1a,1aおよび外フラップ1b,1bの4隅が受板
7,7…に上下方向に位置決めされてセットされる。
プ1a,1aおよび外フラップ1b,1bの4隅が受板
7,7…に上下方向に位置決めされてセットされる。
受板7,7…に内蔵されたセンサが、段ボールケースが
セットされたのを検知すると、左右に配置されているキ
ッカー8,8aが内フラップ1a,1aを内側に折曲げ
る。
セットされたのを検知すると、左右に配置されているキ
ッカー8,8aが内フラップ1a,1aを内側に折曲げ
る。
キッカー8,8aは揺動自在に支持されており、エアシ
リンダ9,9aに駆動されて揺動するように構成されて
いる。
リンダ9,9aに駆動されて揺動するように構成されて
いる。
エアシリンダ9に設けられたセンサが、内フラップ1
a,1aが内側に折曲げられたのを検知すると、保持プ
レート10,10aが内側に突入し、内フラップを下か
ら支える。
a,1aが内側に折曲げられたのを検知すると、保持プ
レート10,10aが内側に突入し、内フラップを下か
ら支える。
保持プレート10,10aはサイドプレート11,11
aと共にガイドブロック12,12aに支持されてい
る。
aと共にガイドブロック12,12aに支持されてい
る。
ガイドブロック12,12aはガイドロッド13,13
aに摺動自在に支持されている。
aに摺動自在に支持されている。
上記保持プレート10,10a、サイドプレート11,
11aおよびガイドブロック12,12aはエアシリン
ダ14,14aに駆動されて直線往復動する。
11aおよびガイドブロック12,12aはエアシリン
ダ14,14aに駆動されて直線往復動する。
内フラップが保持プレートにより支えられたのをエアシ
リンダ14に設けられたセンサが検知すると、キッカー
8,8aがもとの位置に復帰する。
リンダ14に設けられたセンサが検知すると、キッカー
8,8aがもとの位置に復帰する。
キッカー8,8aの復帰をエアシリンダ9に設けたセン
サが検知すると、外フラップ折曲げプレート3,3aが
揺動し外フラップ1b,1bを内側に折曲げる。
サが検知すると、外フラップ折曲げプレート3,3aが
揺動し外フラップ1b,1bを内側に折曲げる。
外フラップ折曲げプレート3,3aは夫々アーム15,
15aを介して軸4,4aに固定されている。
15aを介して軸4,4aに固定されている。
軸4には、図示していないエアシリンダの動きが伝えら
れるナックル17の回転がギヤ16,16aを介して伝
えられる。
れるナックル17の回転がギヤ16,16aを介して伝
えられる。
軸4の回転ギヤ6,6aを介して軸4aに伝えられる。
第2図は外フラップ折曲げプレート3,3aが外フラッ
プ1b,1bを折曲げる途中の状態を示し、第3図は外
フラップ折曲げプレート3,3aが外フラップ1b,1
bを折曲た状態を示している。
プ1b,1bを折曲げる途中の状態を示し、第3図は外
フラップ折曲げプレート3,3aが外フラップ1b,1
bを折曲た状態を示している。
外フラップ折曲げプレート3,3aが動作を完了する
と、段ボールケースは底面の外フラップが保持プレート
10,10aと外フラップ折曲げプレート3,3aの間
に挾まれた状態で保持プレート10,10aおよび外フ
ラップ折曲げプレート3,3aにより支持される。
と、段ボールケースは底面の外フラップが保持プレート
10,10aと外フラップ折曲げプレート3,3aの間
に挾まれた状態で保持プレート10,10aおよび外フ
ラップ折曲げプレート3,3aにより支持される。
その状態で段ボールケースに箱詰作業が行わる。
箱詰作業が終了すると、装置に外付けされたフットスイ
ッチあるいは操作盤上のスイッチを操作して保持プレー
ト10,10aを後退させる。
ッチあるいは操作盤上のスイッチを操作して保持プレー
ト10,10aを後退させる。
保持プレート10,10aが後退すると、段ボールケー
スは外フラップ折曲げプレート3,3aのみで支えられ
るようになり、図示の矢印方向に排出可能となる。
スは外フラップ折曲げプレート3,3aのみで支えられ
るようになり、図示の矢印方向に排出可能となる。
段ボールケースを前方へ押出し、装置上に段ボールケー
スがなくなると、外フラップ折曲げプレート3,3aが
自動的に復帰して次の作業準備完了となる。
スがなくなると、外フラップ折曲げプレート3,3aが
自動的に復帰して次の作業準備完了となる。
実施例は以上のように構成されているが考案はこれに限
られず、例えばキッカーは揺動する代わりに往復動して
も内フラップを折曲げるようにすることができる。
られず、例えばキッカーは揺動する代わりに往復動して
も内フラップを折曲げるようにすることができる。
[考案の効果] この考案の段ボールケースの底折り機によれば、製函機
等大型の装置を使用することなく簡単に箱造りができ、
スペースが有効に利用される。
等大型の装置を使用することなく簡単に箱造りができ、
スペースが有効に利用される。
また、箱造りをしながら箱詰作業が行われるので、箱の
作りだめをする必要がなく、作業工程やスペースが節約
される。
作りだめをする必要がなく、作業工程やスペースが節約
される。
また、箱作りされた段ボールケースは長手方向と直角方
向に押出されるので、押出されて連なった状態が安定す
る。
向に押出されるので、押出されて連なった状態が安定す
る。
さらに、従来の段ボールケースの底折り機に比べ作業者
の疲労が軽減されるという効果を得ることができる。
の疲労が軽減されるという効果を得ることができる。
第1図はこの考案の実施例である段ボールケースの底折
り機を示す斜視図、第2図は同実施例の、段ボールケー
スの底折り機の作動状態を示す斜視図、第3図は同じく
同実施例の段ボールケースの底折り機の作動状態を示す
斜視図、第4図は従来の段ボールケースの底折り機を示
す斜視図、第5図(a),(b),(c)および(d)
は従来の段ボールケースの底折り機において内フラップ
の折曲げ作業を示す正面図である。 1……段ボールケース、2……保持プレート、2a……
ストッパ、3、3a……外フラップ折曲げプレート、
4,4a……軸、5……モータ、6,6a……ギヤ、7
……受板、8,8a……キッカー、9,9a……エアシ
リンダ、10,10a……保持プレート、11,11a
……サイドプレート、12,12a……ガイドブロッ
ク、13,13a……ガイドロッド、14,14a……
エアシリンダ、15,15a……アーム、16,16a
……ギヤ、17……ナックル。
り機を示す斜視図、第2図は同実施例の、段ボールケー
スの底折り機の作動状態を示す斜視図、第3図は同じく
同実施例の段ボールケースの底折り機の作動状態を示す
斜視図、第4図は従来の段ボールケースの底折り機を示
す斜視図、第5図(a),(b),(c)および(d)
は従来の段ボールケースの底折り機において内フラップ
の折曲げ作業を示す正面図である。 1……段ボールケース、2……保持プレート、2a……
ストッパ、3、3a……外フラップ折曲げプレート、
4,4a……軸、5……モータ、6,6a……ギヤ、7
……受板、8,8a……キッカー、9,9a……エアシ
リンダ、10,10a……保持プレート、11,11a
……サイドプレート、12,12a……ガイドブロッ
ク、13,13a……ガイドロッド、14,14a……
エアシリンダ、15,15a……アーム、16,16a
……ギヤ、17……ナックル。
Claims (1)
- 【請求項1】ロ字状に開かれた段ボールケースの底フラ
ップの4隅を位置決めする受板と、該受板に位置決めさ
れた段ボールケースの内フラップを内側に折曲げる出退
自在のキッカーと、該キッカーにより折曲げられた内フ
ラップを支える直線的に出退可能な保持プレートと、該
保持プレートが突出した状態において該保持プレートに
向けて揺動し外フラップを折曲げる揺動自在の外フラッ
プ折曲げプレートとで構成される段ボールケースの底折
り機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989083662U JPH0620596Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 段ボールケースの底折り機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989083662U JPH0620596Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 段ボールケースの底折り機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323428U JPH0323428U (ja) | 1991-03-12 |
JPH0620596Y2 true JPH0620596Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31631509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989083662U Expired - Lifetime JPH0620596Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 段ボールケースの底折り機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620596Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7123406B2 (ja) * | 2019-08-30 | 2022-08-23 | 株式会社フジキカイ | 箱詰め装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58104740A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-22 | トキコ株式会社 | 箱フラツプ折込方法 |
-
1989
- 1989-07-17 JP JP1989083662U patent/JPH0620596Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0323428U (ja) | 1991-03-12 |
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