JPH06205324A - Pipの子画面位置制御方法及び装置 - Google Patents

Pipの子画面位置制御方法及び装置

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JPH06205324A
JPH06205324A JP5000992A JP99293A JPH06205324A JP H06205324 A JPH06205324 A JP H06205324A JP 5000992 A JP5000992 A JP 5000992A JP 99293 A JP99293 A JP 99293A JP H06205324 A JPH06205324 A JP H06205324A
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JP
Japan
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image signal
child screen
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screen display
child
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JP5000992A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakajima
博司 中島
Kenji Koro
賢治 高呂
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ画面のPIP表示において、最も好ま
しい子画面表示位置の判別及び制御に、面倒な手動操作
を要しないPIPの子画面表示位置制御方法及び装置。 【構成】 フレーム毎の親画像信号から複数の子画面表
示位置の画像信号を抽出する工程S11と、前記抽出さ
れた画像信号を記憶すると共に、それまで記憶しておい
た1フレーム前の画像信号を読出す工程S12と、前記
複数の表示位置毎に、現在のフレームと1つ前のフレー
ム間の画像信号の変化の程度又は一様性の度合を算出す
る工程S13と、前記算出された複数位置の演算値を比
較して得られた比較結果を一定時間にわたり記憶し、該
記憶データから最も好ましい子画面表示位置を判別する
工程S14と、該判別結果に基づき親画像信号と子画像
信号とを合成してPIP合成号像を生成する工程S15
とを含むもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ画面上で親画面
の一部を除去して、この除去部分に子画面を重ねて表示
する(一般にピクチャ・イン・ピクチャといわれ、以下
PIPと記す)際に、子画面を最も好ましい位置に制御
する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はPIPの子画面の表示例と表示位
置例を示す図である。同図の(a)は子画面を親画面の
右下の位置に表示した例を示しており、同図の(b)
は、あらかじめP1 〜P4 で示される4箇所に子画面を
表示できる位置が決められている例を示している。
【0003】前記PIPの子画面位置を制御する従来技
術としては、例えば図3の(b)のように、親画面の左
上、右上、左下及び右下の4箇所に子画面を表示できる
位置があらかじめ決められており、テレビ画面をみる人
が、リモコンの選択釦等を手動で操作して、図3の
(a)のように前記4箇所のうちの1箇所を選んで子画
面を表示するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記PIPの
子画面表示位置制御方法では、テレビ画面をみる人は、
当初親画面上の重要な情報、例えば人物の顔などが表示
される場所は避けて、子画面の表示位置を決めるが、時
間が経過してテレビ画像が進行すると、親画面の重要な
情報が子画面によって隠されてしまう場合があり、この
場合にはテレビをみている人が、親画面の画像の妨げと
ならない別の場所に子画面の表示位置を移動させたり、
時には子画面をオン・オフする手動操作を要するので、
手数がかかって面倒であるという問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、テレビ画面のPIP表示において、最も
好ましい子画面表示位置の判別及び制御に、面倒な手動
操作を要しないPIPの子画面表示位置制御方法及び装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るPIPの子
画面位置制御方法は、テレビ画面上で親画面の一部を除
去し、該除去部分に子画面を重ねて表示するPIP表示
方法において、入力されるフレーム毎の親画像信号か
ら、あらかじめ設定された複数の子画面表示位置毎の画
像信号をそれぞれ抽出する抽出工程と、前記抽出工程に
より現在のフレームから抽出された各子画面表示毎の画
像信号をそれぞれビデオメモリに書込むと共に、それま
で前記ビデオメモリに記憶していた1フレーム前の画像
信号をそれぞれ読出す書込み及び読出し工程と、前記抽
出工程により現在のフレームから抽出された各子画面表
示位置毎の画像信号と、前記書込み及び読出し工程によ
り読出された1フレーム前の対応表示位置毎の画像信号
とから、両フレーム間の画像信号の変化の程度又は一様
性の度合をそれぞれ算出する演算工程と、前記演算工程
によりそれぞれ算出された各子画面表示位置毎の演算値
を比較して得られた比較結果を一定時間にわたり記憶
し、該一定時間内の比較結果から最も好ましい子画面表
示位置を判別する比較判別工程と、前記入力されるフレ
ーム毎の親画像信号と、前記比較判別工程により判別さ
れた最も好ましい子画面表示位置における子画像信号と
を合成してPIP合成画像を生成する画像合成工程とを
含むものである。
【0007】本発明に係るPIPの子画面位置制御装置
は、テレビ画面上で親画面の一部を除去し、該除去部分
に子画面を重ねて表示するPIP表示装置において、入
力されるフレーム毎の親画像信号から、あらかじめ設定
された複数の子画面表示位置毎の画像信号をそれぞれ抽
出するゲート手段と、前記ゲート手段により現在のフレ
ームから抽出された各子画面表示位置毎の画像信号をそ
れぞれ記憶すると共に、それまで記憶していた1フレー
ム前の画像信号をそれぞれ読出すことができるビデオメ
モリ手段と、前記ゲート手段により現在のフレームから
抽出された各子画面表示位置毎の画像信号と、前記ビデ
オメモリ手段から読出された1フレーム前の対応表示位
置毎の画像信号とから、両フレーム間の画像信号の変化
の程度又は一様性の度合をそれぞれ算出する演算手段
と、前記演算手段によりそれぞれ算出された各子画面表
示位置毎の演算値を比較して得られた比較結果を一定時
間にわたり記憶し、該一定時間内の比較結果から最も好
ましい子画面表示位置を判別する比較判別手段と、前記
入力されるフレーム毎の親画像信号と、前記比較判別手
段により判別された最も好ましい子画面表示位置におけ
る子画像信号とを合成してPIP合成画像を生成する画
像合成手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明においては、テレビ画面上で親画面の一
部を除去し、該除去部分に子画面を重ねて表示するPI
P表示方法及び装置において、ゲート手段は、入力され
るフレーム毎の親画像信号から、あらかじめ設定された
複数の子画面表示位置毎の画像信号をそれぞれ抽出す
る。ビデオメモリ手段は、前記ゲート手段により現在の
フレームから抽出された各子画面表示位置毎の画像信号
をそれぞれ記憶すると共に、それまで記憶していた1フ
レーム前の画像信号を前記ビデオメモリ手段からそれぞ
れ読出すことができる。演算手段は、前記ゲート手段に
より現在のフレームから抽出された各子画面表示装置毎
の画像信号と、前記ビデオメモリ手段から読出された1
フレーム前の対応表示位置毎の画像信号とから、両フレ
ーム間の画像信号の変化の程度又は一様性の度合をそれ
ぞれ算出する。比較判別手段は、前記演算手段によりそ
れぞれ算出された各子画面表示位置毎の演算値を比較し
て得られた比較結果を一定時間にわたり記憶し、該一定
時間内の比較結果から最も好ましい子画面表示位置を判
別する。画像合成手段は、前記入力されるフレーム毎の
親画像信号と、前記比較判別手段により判別された最も
好ましい子画面表示位置における子画像信号とを合成し
てPIP合成画像を生成する。
【0009】
【実施例】図2は本発明に係るPIPの子画面位置制御
装置の構成を示すブロック図である。同図において、1
A〜1Dは、それぞれゲート回路(A)〜ゲート回路
(D)であり、入力端7から入力されるフレーム毎の親
画像信号から、あらかじめ設定された複数の子画面表示
位置(例えば図3の(b)のP1 〜P4 で示される4箇
所の位置)毎の画像信号をそれぞれ抽出して出力する。
2A〜2Dは、それぞれビデオメモリ(A)〜ビデオメ
モリ(D)であり、それぞれ対応する前段のゲート回路
により現在のフレームから抽出された親画像信号がこの
ビデオメモリに書込まれるのと共に、それまでにこのビ
デオメモリに記憶していた1フレーム前の親画像信号が
読出されて、それぞれ対応する後段の演算器に供給され
る。
【0010】図2の実施例においては、入力端7及び8
から供給される親画像信号及び子画像信号は、それぞれ
高速A/D変換器を介して量子化されたデジタル信号で
あるとする。従って各ビデオメモリ2A〜2Dには、デ
ジタル記憶素子であるRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)を使用することができる。また画像信号がモノク
ロ信号の場合には、前記ビデオメモリ2A〜2Dは、画
面の各画素(pixel)毎に、それぞれ白黒の階調を
示す数ビットのデータを1画面分記憶するメモリで構成
される。しかし画像信号が3原色の階調を示すRGB信
号で構成されるカラー信号の場合には、RGBの各信号
がそれぞれ1画面分のメモリを要するので、各ビデオメ
モリは、それぞれ3画面分のメモリで構成される。
【0011】3A〜3Dは、それぞれ演算器(A)〜演
算器(D)であり、各演算器3A〜4Dは、それぞれ現
在のフレームの画像信号と、1つ前のフレームの画像信
号とから、両フレーム間の画像信号の変化の程度又は一
様性の度合を算出するものである。この各演算器3A〜
3Dの詳細な動作は後述する。4は比較判別器であり、
演算器3A〜3Dによりそれぞれ算出された4つの演算
値を比較して、最も好ましい子画面表示位置を判別する
ものである。また4−1は比較判別器4に含まれるデー
タメモリであり、あらかじめ設定された一定時間内に得
られる複数の比較結果のデータを一時記憶するものであ
る。前記比較判別器4及びデータメモリ4−1の詳細な
動作は後述する。
【0012】5は子画面メモリであり、入力端8から入
力されるフレーム毎の子画像信号を一時記憶し、親画面
の走査位置が比較判別器4が判別した子画面表示位置に
なったときに、前記一時記憶した子画像信号を読出し、
画像合成器へ供給する。6は画像合成器であり、入力さ
れるフレーム毎の親画像信号と、子画面メモリから供給
される子画像信号とを合成してPIP合成画像を生成
し、出力端9から出力する。
【0013】図1は本発明に係る子画面位置制御方法を
示す流れ図である。図1に従って、図2の動作を説明す
る。図1のステップS11で、各ゲート回路1A〜1D
は、入力端7から入力されるフレーム毎の親画像信号か
ら、あらかじめ設定された複数(この例では4箇所)の
子画面表示位置毎の画像信号をそれぞれ抽出し、この抽
出信号をそれぞれ対応するビデオメモリ2A〜2Dと演
算器3A〜3Dへ供給する。ステップS12で、前記ゲ
ート回路1A〜1Dにより現在のフレームから抽出され
た各子画面表示位置毎の親画像信号を、それぞれ対応す
るビデオメモリ2A〜2Dに書込むと共に、それまで前
記ビデオメモリ2A〜2Dに記憶していた1フレーム前
の親画像信号をそれぞれ読出し、対応する演算器3A〜
3Dへ供給する。
【0014】ステップS13で、各演算器3A〜3D
は、ゲート回路1A〜1Dからそれぞれ供給される各子
画面表示位置毎の現在のフレームの親画像信号と、前記
ビデオメモリ2A〜2Dからそれぞれ供給される1フレ
ーム前の対応表示位置毎の親画像信号とから、両フレー
ム間の親画像信号の変化の程度又は一様性の度合をそれ
ぞれ算出する。本発明においては、好ましい子画面表示
位置の判別方法として、2つの方法が考えられており、
その第1の方法は、親画像信号の動き又は変化の少ない
場所を選ぶ方法である。
【0015】前記第1の方法について、まず画像信号が
モノクロ信号である場合により説明する。ここで複数の
各子画面表示位置における親画面の各画素は、それぞれ
白黒の階調を示す複数ビットのデータにより表示される
ので、いまゲート回路1A〜1Dを介して抽出した現在
のフレームの各画素のデータをFA1〜FAn(ここでnは
画素数を示す)とし、ビデオメモリ2A〜2Dを介して
1つ前のフレームから得られた親画面の同一位置におけ
る対応する各画素のデータをFB1〜FBnとする。各演算
器3A〜3Dは、前記各子画面の表示位置毎に、前記現
在のフレームの各画素データFAi(ここでi=1,2,
3,…n)と、1つ前のフレームの各画素データF
Bi(ここでi=1,2,3,…n)について、それぞれ
対応する各画素データの差分の絶対値の総和DN (ここ
でNはA,B,C,D)を次の(1)式により算出す
る。
【0016】
【数1】
【0017】ここで(1)式の演算結果であるDN の値
が小さいということは、現在のフレームの画像信号と前
回のフレームの画像信号とを比較して、両フレーム間の
画像信号の変化が少ない、即ち画像の動きが少ないとい
うことを意味する。従って子画面の表示位置としては、
この画像の動きが少ない場所が好ましいといえる。次に
画像信号がRGB信号で構成されるカラー信号の場合に
は、R信号、G信号及びB信号の各信号毎に(1)式を
用いて、フレーム間における各画素データの差分の絶対
値の総和であるDNR,DNG及びDNB(ここでNはA,
B,C,D)を個別に求め、さらに前記DNR,DNG及び
NBの累計を算出すればよい。そしてこの累計値が小さ
ければ、カラー画像の動き又は変化が少ないことにな
る。
【0018】次に本発明における好ましい子画面位置を
判別する第2の方法を説明する。この第2の方法は、親
画像信号の一様性の高い場所を選ぶ方法である。ここで
画像信号の一様性とは、例えば画面上の背景が空、海も
しくは地面等の場合には、隣接する各画素の白黒の階調
やカラーの色合いは、ほぼ一様で、各画素のデータ値も
近似しているので、このデータ値が近似する各画素が数
多く密集している場所を選ぶということである。
【0019】最初に画像信号がモノクロ信号である場合
に、前記第2の方法の演算動作について説明する。各演
算器3A〜3Dは、前記各子画面の表示位置毎に、前記
ビデオメモリ2A〜2Dから1フレーム前の親画面の各
画素データFBi(i=1,2,3,…n)を読出し、そ
の平均値μA 〜μD を算出しておく。そしてゲート回路
1A〜1Dを介してそれぞれ入力される現在のフレーム
の対応する親画面の各画素データFAi(i=1,2,
3,…n)について、各画素データ毎の前記平均値との
差分の絶対値の総和UN (ここでNはA,B,C,D)
を次の(2)式により算出する。
【0020】
【数2】
【0021】ここで(2)式の示すUN の値が小さいと
いうことは、画像信号の平均値に近い値のデータを持つ
画素が多く、画像がほぼ一様であることを示している。
また各演算器3A〜3Dは、現在のフレームの各画素デ
ータFAi(i=1,2,3,…n)の平均値を算出し、
この平均値と、ビデオメモリから読出した前回のフレー
ムの各画素のデータFBi(i=1,2,3,…n)との
差分の絶対値の総和を求めるようにしてもよい。
【0022】次に画像信号がRGB信号で構成されるカ
ラー信号の場合には、R信号、G信号及びB信号の各信
号毎に(2)式を用いて、それぞれUNR,UNG及びUNB
(ここでNはA,B,C,D)を求め、さらに前記
NR,UNG及びUNBの累計を算出すればよい。そしてこ
の累計値が小さければカラー画像が一様であることにな
る。また前記第1の方法である(1)式による演算を行
なうか、または第2の方法である(2)式に基づく演算
を行なうかは、あらかじめ決められているので、各演算
器3A〜3Dは、この決定されたいずれか一方の演算を
行えばよい。
【0023】図1のステップS14で、比較判別器4
は、演算器3A〜3Dがそれぞれ算出した演算値を比較
してその比較結果を得る。例えば図3の(b)の子画面
表示位置P1 ,P2 ,P3 及びP4 において、それぞれ
(1)式を用いて演算された演算値DA ,DB ,DC
びDD の大小関係を比較して、このうちDC が最小値で
あるとすると、子画面表示位置P3 がその時点における
好ましい位置であるという結果になる。同様に(2)式
を用いた演算値を比較して、このうち最小値が得られた
表示位置をその時点の好ましい位置とすることもでき
る。
【0024】しかし人間の視覚上、子画面の表示位置が
短時間に何回も変化すると、かえって画面がみにくくな
る。従って一度設定された子画面の表示位置は、一定時
間は変えない方が好ましい。またこの実施例のようにフ
レームが更新される度に上記の演算を実施すると、現在
のNTSC方式(30フレーム/秒)では、1秒間に3
0回の演算値とその比較結果が得られることになる。
【0025】従って本発明においては、あらかじめ子画
面の表示位置を変化させない一定時間を設定し、この一
定時間内に得られる複数個の比較結果(具体的には、各
時点毎の好ましい表示位置P1 〜P4 のデータ)をデー
タメモリ4−1に記憶し、前記一定時間経過後に、前記
記憶した比較結果のうち最も頻度の多い表示位置を、最
も好ましい子画面表示位置であると判別し、この判別結
果を子画面メモリ5へ通知する。子画面メモリ5は、入
力端8から入力されるフレーム毎の子画像信号を一時記
憶し、親画面の走査位置が前記判別された最も好ましい
子画面表示位置になったときに、前記一時記憶した子画
像信号を読出し、画像合成器6へ供給する。
【0026】図1のステップS15で、画像合成器6
は、入力端8から入力されるフレーム毎の親画像信号
と、前記子画面メモリ5から供給される最も好ましい子
画面表示位置における子画像信号とを合成して、PIP
合成画像を生成し、出力端9から出力する。
【0027】なお図2の実施例においては、PIPの子
画面の表示可能な位置を4箇所とした例を示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、さらに6箇所、
8箇所等と多数の表示位置を設けても、同様の動作を行
なうことができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テレビ画
面上で親画面の一部を除去し、該除去部分に子画面を重
ねて表示するPIP方法及び装置において、フレーム毎
の親画像信号から、あらじめ設定された複数の子画面表
示位置毎の画像信号をそれぞれ抽出し、該抽出された現
在のフレームの画像信号と、ビデオメモリを介して読出
した1フレーム前の画像信号とから、画像信号の変化の
程度又は画像信号の一様性の度合を逐次算出し、一定時
間内の前記算出値の比較結果から最も好ましい子画面表
示位置を判別し、該判別結果により子画面の表示位置を
制御するようにしたので、従来のように面倒な手動操作
をなくしても、親画面の重要な情報を損なわないでPI
Pの子画面表示を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPIPの子画面位置制御方法を示
す流れ図である。
【図2】本発明に係るPIPの子画面位置制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】PIPの子画面の表示例と表示位置例を示す図
である。
【符号の説明】
1A〜1D ゲート回路 2A〜2D ビデオメモリ 3A〜3D 演算器 4 比較判別器 4−1 データメモリ 5 子画面メモリ 6 画像合成器 7,8 入力端 9 出力端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ画面上で親画面の一部を除去し、
    該除去部分に子画面を重ねて表示するPIP表示方法に
    おいて、 入力されるフレーム毎の親画像信号から、あらかじめ設
    定された複数の子画面表示位置毎の画像信号をそれぞれ
    抽出する抽出工程と、 前記抽出工程により現在のフレームから抽出された各子
    画面表示毎の画像信号をそれぞれビデオメモリに書込む
    と共に、それまで前記ビデオメモリに記憶していた1フ
    レーム前の画像信号をそれぞれ読出す書込み及び読出し
    工程と、 前記抽出工程により現在のフレームから抽出された各子
    画面表示位置毎の画像信号と、前記書込み及び読出し工
    程により読出された1フレーム前の対応表示位置毎の画
    像信号とから、両フレーム間の画像信号の変化の程度又
    は一様性の度合をそれぞれ算出する演算工程と、 前記演算工程によりそれぞれ算出された各子画面表示位
    置毎の演算値を比較して得られた比較結果を一定時間に
    わたり記憶し、該一定時間内の比較結果から最も好まし
    い子画面表示位置を判別する比較判別工程と、 前記入力されるフレーム毎の親画像信号と、前記比較判
    別工程により判別された最も好ましい子画面表示位置に
    おける子画像信号とを合成してPIP合成画像を生成す
    る画像合成工程とを含むことを特徴とするPIPの子画
    面位置制御方法。
  2. 【請求項2】 テレビ画面上で親画面の一部を除去し、
    該除去部分に子画面を重ねて表示するPIP表示装置に
    おいて、 入力されるフレーム毎の親画像信号から、あらかじめ設
    定された複数の子画面表示位置毎の画像信号をそれぞれ
    抽出するゲート手段と、 前記ゲート手段により現在のフレームから抽出された各
    子画面表示位置毎の画像信号をそれぞれ記憶すると共
    に、それまで記憶していた1フレーム前の画像信号をそ
    れぞれ読出すことができるビデオメモリ手段と、 前記ゲート手段により現在のフレームから抽出された各
    子画面表示位置毎の画像信号と、前記ビデオメモリ手段
    から読出された1フレーム前の対応表示位置毎の画像信
    号とから、両フレーム間の画像信号の変化の程度又は一
    様性の度合をそれぞれ算出する演算手段と、 前記演算手段によりそれぞれ算出された各子画面表示位
    置毎の演算値を比較して得られた比較結果を一定時間に
    わたり記憶し、該一定時間内の比較結果から最も好まし
    い子画面表示位置を判別する比較判別手段と、 前記入力されるフレーム毎の親画像信号と、前記比較判
    別手段により判別された最も好ましい子画面表示位置に
    おける子画像信号とを合成してPIP合成画像を生成す
    る画像合成手段とを備えたことを特徴とするPIPの子
    画面位置制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310655B1 (en) 1996-04-09 2001-10-30 Hughes Electronics Corporation Method and device for displaying widescreen images on conventional aspect ratio display monitors
JP2008042326A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置及び同時表示制御方法
JP2009010460A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Sony Corp 画像処理装置およびその方法、並びにプログラム

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