JPH06203282A - アンサーバック回路 - Google Patents

アンサーバック回路

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JPH06203282A
JPH06203282A JP128393A JP128393A JPH06203282A JP H06203282 A JPH06203282 A JP H06203282A JP 128393 A JP128393 A JP 128393A JP 128393 A JP128393 A JP 128393A JP H06203282 A JPH06203282 A JP H06203282A
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Hajime Hasegawa
肇 長谷川
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Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リレーを用いることなく、またロジックの変
更を簡単に行えるアンサーバック回路を提供することを
目的とする。 【構成】 ピンボード1の行方向配線パターンには工程
スイッチSS−1〜SS−mを接続し、列方向の配線パ
ターンにはリミットスイッチS−1〜S−nを接続し、
一方各工程において確認が必要なバルブに対応してピン
ボード1の差し込み孔にダイオードピン2を差し込み、
工程スイッチ側の導線Aとリミットスイッチ側の導線B
とが短絡すると少なくともいずれか一つのバルブが全開
していないと判断し異常を警報し、開放であると異常な
しとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイオードピンの差込
により複数の工程に対して任意に設計できるアンサーバ
ック回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電所のように誤動作が
許されないプラントにおいては、ある工程において、そ
の工程に関連する複数のバルブが開弁あるいは閉弁して
いるかの確認を前提とし、所定の開弁あるいは閉弁状態
がリミットスイッチ等のセンサーにより確認されると、
その工程を進めていく、いわゆるアンサーバック回路が
用いられている。
【0003】図3は従来のアンサーバック回路を示し、
図3の(a)では複数のバルブ(V1 、V2 〜Vn )毎
にバルブ開閉確認用のリミットスイッチ(S1 、S2
n)が設けられている。これらのバルブは、例えばイ
オン交換樹脂による脱塩装置に設けられた場合、採水工
程、再生工程(逆洗、通液等の工程を有する)に対し個
々に開閉し、制御盤CB内に設けられた多数のバルブ開
閉確認用のリレー(Ry1 〜Ryn )はリミットスイッ
チ(S1 、S2 〜Sn )からの信号によりオン、オフす
ると共に、各工程毎に組合わされ、工程を進めてよいか
否かのインターロックに用いられている。
【0004】図3の(b)では、工程1のスイッチSS
−1をオンした場合、リレーRy1、Ry2-1 が共にオ
ンする、すなわちリレーRy1 、Ry2-1 をオンするリ
ミットスイッチが取り付けられているバルブV1 、V2
が全開していることが確認されることを条件として第1
工程が進められることになる。
【0005】同様に、工程2のスイッチSS−2をオン
した場合、第2工程のためのインターロック用リレーP
2 は、リレーRy1 、Ry2-1 、Ry3 がすべてオンし
なければオンせず、また工程3のスイッチSS−3をオ
ンした場合、第3工程のためのインターロック用リレー
3 は、Ry2-2 、Ry3 がすべてオンしなければオン
しないことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のアンサ
ーバック回路にあっては、バルブの開閉信号をリレーで
受け、その接点を用いてアンサーバック回路を構成して
いるため、バルブの開閉状態を多数の工程で用いる場合
には、リレーが多数必要となり、またアンサーバックの
ロジックを変更する場合には実回路の面倒な改造を必要
としていた。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたもので、バルブ毎に最低1又は複数必
要であったリレーを不要とし、しかも簡単な操作でアン
サーバックロジックの変更に対処することができるアン
サーバック回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の目的
を実現するアンサーバック回路は、m行の配線パターン
を有する基板と、n列の配線パターンを有する基板とを
上下に隔設配置し、上下の該各配線パターンの交点部分
には夫々ダイオードピンの差し込み孔が形成され、該ダ
イオードピンを該差し込み孔に差し込むと、対応する上
下の配線パターンが導通するように構成したピンボード
と、m行の各配線パタンに設けられた指示用スイッチ
と、n列の各配線パターンに設けられ、動作確認対象物
が所定の動作を実行した否かを確認する動作確認用スイ
ッチと、選択した指示用スイッチに対応する差し込み孔
にダイオードピンが差し込まれている動作確認用スイッ
チの少なくとも1つが動作確認対象物の動作確認を行わ
ないと異常と判断する異常判断手段とから構成し、例え
ば該指示用スイッチを水処理装置の各工程に対応して設
け、動作確認対象物は該工程を行うのに必要とするバル
ブとし、該動作確認用スイッチは対応する全バルブの全
開を検知すると動作することにより、各工程において全
開を確認したいバルブに対応する差し込み孔にダイオー
ドピンを差し込むだけで多数のリレーを要することなく
アンサーバック回路を構築することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明によるアンサーバック回路の一
実施例を示し、図2は図1のピンボードを示している。
【0010】先ずピンボード1の構成を図2により説明
する。
【0011】ピンボード1は、行方向にm個の配線パタ
ーン(m1 ,m2 ,・・mm )を有する上基板1aと、
列方向にn個の配線パターン(n1 ,n2 ,・・nn
を有する下基板1bとから構成され、両基板を離隔して
上下に配置されている。両基板の各配線パターンの交点
部分には配線パターンを断線しないようにしてピン2が
差し込まれる差し込み孔が設けられている。ピン2は差
し込み孔に差し込まれた状態において、内部に設けられ
たダイオード2aを介して差し込まれた上下の配線パタ
ーンを電気的に接続できるようになっており、以下この
ピン2をダイオードピンと称す。
【0012】図1はこのようなピンボードを利用したア
ンサーバック回路の回路図を示し、図1の(a)に示す
ように、ピンボード1の上基板1aに設けられた行方向
の配線パターンの一端側の各端子に、工程1のスイッチ
SS−1、工程2のスイッチSS−2、工程3のスイッ
チSS−3、・・・工程mのスイッチSS−mの一端側
が夫々接続され、下基板1bに設けられた列方向の配線
パターンの一端側の各端子に、バルブV1 のリミットス
イッチS1 、バルブV2 のリミットスイッチS2 、バル
ブV3 のリミットスイッチS3 ・・・バルブVn のリミ
ットスイッチSn の一端側が夫々接続されている。
【0013】リミットスイッチS1 、S2 、S3 ・・S
n はバルブが全開するのを検知するとオフの信号を出力
する。また、工程スイッチSS−1〜SS−mの他端側
は第1共通導線Aに、リミットスイッチS1 、S2 、S
3 ・・Sn の他端側は第2共通導線Bに夫々接続され、
共通導線Aと共通導線Bとが短絡すると、図1の(b)
に示す警報回路が作動し、共通導線Aと共通導線Bとが
開放状態であれば該警報回路は作動しない。
【0014】すなわち、ピンボード1にダイオードピン
2を一切差し込んでいない状態においては、各リミット
スイッチがオン又はオフの状態であっても上下の基板の
各配線パターンは非接続状態にあるため、工程スイッチ
のオン、オフに係らず共通導線Aと共通導線Bとは開放
状態にある。
【0015】一方、図1の(a)に示すように、工程1
のラインに対し、バルブV1 とV2に対応した位置にダ
イオードピンが差し込まれるている場合、工程1のスイ
ッチSS−1をオンにした状態で、バルブV1 およびバ
ルブV2 が共に全開し、これをリミットスイッチS1
2 が夫々確認してオフとなると、共通導線Aと共通導
線Bとは開放状態となり、警報回路は動作しない。
【0016】しかし、リミットスイッチS1 とS2 の少
なくともいずれか一方がオンの状態であると、共通導線
Aと共通導線Bとは短絡し、上述したように警報回路が
動作することになる。
【0017】したがって、このように構成したアンサー
バック回路は、各工程において全開を確認したいバルブ
については、その工程ラインに対して対応する位置の差
し込み孔にダイオードピン2を差し込めば良いことにな
る。なお、アンサーバックのロジックを変えたい場合に
は、ダイオードピン2を差し替えることにより簡単に行
える。
【0018】本実施例の警報回路は、第1共通導線Aと
第2共通導線Bとが短絡(又は低抵抗で結ばれる)する
と、トランジスタTr1 はスイッチングするため、トラ
ンジスタTr2 が導通して設定時間後にタイマーが作動
し信号を発生する。
【0019】すなわち、上述したように一の工程におい
て、全開を選択しているバルブの中で一個でも全開にな
らないものが存在すると、警報を発信する。
【0020】また、第1共通導線Aと第2共通導線Bと
が開放されると、トランジスタTr1 が導通するため、
トランジスタTr2 がスイッチングしタイマーは作動し
なくなる。
【0021】すなわち、すべてのバルブが全開するとタ
イマーは作動せず警報は発信しないことになる。
【0022】ここで、タイマーを用いたのは、バルブが
全閉から全開に達するまでの作動時間は警報を出さない
ようにするためで、設定時間は全バルブで一番作動の長
いものの作動時間に余裕時間αを加えたものとしてい
る。
【0023】また、警報回路にはベル等の警告手段を示
していないが、タイマーの接点を利用して警告手段及び
工程を進めるためのインターロックを駆動するための信
号を取り出すことができる。
【0024】なお、以上説明した実施例は、複数工程に
おけるバルブの全開、全閉を確認する場合を示したが、
本発明はこれに限定されることはなく、誤作動があって
は困るような重要なプラント、機械等に適用することが
できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によるアンサーバック回路は、従
来のようにアンサーバック回路を構築するために必要と
していたリレーが不要であるため、リレーに起因する故
障や、アンサーバック回路を組み込む操作盤製作上の問
題(盤内寸法、製作時の手間等)が軽減される。
【0026】また、アンサーバックのロジックを変更す
る場合には、単にダイオードピンを差し替えるだけで済
み、手間がかからない上、作動中(通電中)の変更も可
能となる。
【0027】さらに、従来はリレーの数を増やしたくな
いため、極めて重要なバルブのアンサーバックしか取っ
ていないことが多かったが、本発明ではピンボードの差
し込み孔の数を増やすだけで、アンサーバック回路の容
量を大きくすることができるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンサーバック回路の一実施例を
示し、(a)はピンボードを中心とした回路図、(b)
は警報回路を示す
【図2】図1のピンボードを示し、(a)は断面図、
(b)は平面図を示す。
【図3】従来のアンサーバック回路を示す図。
【符号の説明】
1 ピンボード 2 ダイオードピン SS−1〜SS−m スイッチ S−1〜S−n スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m行の配線パターンを有する基板と、n
    列の配線パターンを有する基板とを上下に隔設配置し、
    上下の該各配線パターンの交点部分には夫々ダイオード
    ピンの差し込み孔が形成され、該ダイオードピンを該差
    し込み孔に差し込むと、対応する上下の配線パターンが
    導通するように構成したピンボードと、m行の各配線パ
    タンに設けられた指示用スイッチと、n列の各配線パタ
    ーンに設けられ、動作確認対象物が所定の動作を実行し
    た否かを確認する動作確認用スイッチと、選択した指示
    用スイッチに対応する差し込み孔にダイオードピンが差
    し込まれている動作確認用スイッチの少なくとも1つが
    動作確認対象物の動作確認を行わないと異常と判断する
    異常判断手段とから構成したことを特徴とするアンサー
    バック回路。
  2. 【請求項2】 指示用スイッチは水処理装置の各工程に
    対応して設けられ、動作確認対象物は該工程を行うのに
    必要とするバルブであって、動作確認用スイッチは対応
    するバルブの全開を検知すると動作することを特徴とす
    る請求項1に記載のアンサーバック回路。
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