JPH06202921A - ファイル圧縮処理装置 - Google Patents

ファイル圧縮処理装置

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JPH06202921A
JPH06202921A JP5273193A JP27319393A JPH06202921A JP H06202921 A JPH06202921 A JP H06202921A JP 5273193 A JP5273193 A JP 5273193A JP 27319393 A JP27319393 A JP 27319393A JP H06202921 A JPH06202921 A JP H06202921A
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Masanori Ishii
正則 石井
Masatsugu Omuro
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NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル装置の空き容量が多ければファイル
の圧縮を行なわずにファイルの高速再生を可能とし、ま
たファイルのアクセス頻度や種類に応じて適した圧縮方
式を選択して効率良いファイルの利用を可能とする。 【構成】 ファイル装置130の空き容量値と、空き容
量値のしきい値を比較するファイル状態監視手段101
と、現在の空き容量値がしきい値より小さい場合に、フ
ァイルの圧縮処理を行なうファイル圧縮手段105と、
ファイル装置上の各ファイルに関する管理情報を格納す
るファイル属性管理部132と、アクセス頻度の低い順
に未圧縮のファイルを検索し、圧縮処理を行なう圧縮対
象ファイルとして選択するファイル検索手段102と、
圧縮手段で圧縮処理を行なうファイルのデータ種別及び
アクセス頻度に適したファイル圧縮方式を選択する圧縮
方式選定手段104を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイル圧縮処理装置
に関し、特に、光磁気ディスク(MO)やハードディス
ク等のファイル記録媒体に対して画像データやテキスト
データ等をデータ圧縮処理して記録するファイル圧縮処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光磁気ディスク(MO)やハード
ディスク等の大容量記録媒体に、テキストデータやバイ
ナリデータ(プログラムや画像データ)等を記録してデ
ータベースを構築しておき、端末からユーザが必要に応
じて通信回線等を経由して該当データベースに対してア
クセスを行ない、ユーザが要求するデータを検索できる
ようにしたオンライン情報検索サービスが普及しつつあ
る。この場合、データベースの情報としては、極めて多
量の情報量を有したものとなっており、よって記録媒体
へのデータ記録方式としては各種のデータ圧縮技術が用
いられ、記録ファイルの見かけ上の容量を増大するよう
になっている。
【0003】この様なシステムにおけるデータファイル
の圧縮技術の例として、例えば特開昭63−26657
9号公報や特開昭64−2152号公報等に開示される
技術が挙げられる。これらの技術においては、記録デー
タファイルの全てについてある定められたデータ圧縮を
用いてデータ圧縮を行ない、利用者がこのファイルを利
用する際に自動的に当該ファイルのデータ伸長再生処理
を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のデー
タファイル圧縮システムでは、全てのファイルに関して
データ圧縮処理を行なってディスク等のファイル装置へ
格納する方式であるために、ファイル装置内に空きファ
イル容量が十分ある場合にもファイル圧縮が行われるこ
とになり、そのファイルを利用する際には必ずファイル
の伸長再生処理を行なう必要があり、再生処理が低下す
るという欠点がある。
【0005】また、データ圧縮の際の圧縮方式も一通り
のみであり、圧縮対象のファイルの最終アクセス日時や
アクセス回数により求められるアクセス頻度やファイル
の種類によっては圧縮、伸長速度や圧縮率がそれ程要求
されないものもあるにもかかわらず、圧縮方式の選定は
不可能となっている。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解決
すべくなされたものであって、第1の目的は、ファイル
装置の空き容量が多ければファイルの圧縮を行なわずに
ファイルの高速再生を可能とし、またファイルのアクセ
ス頻度や種類に応じて圧縮方式を適宜選択して、効率良
いファイルの利用を可能としたファイル圧縮処理装置を
提供することにある。また、本発明の第2の目的は、空
きファイル容量の基準であるしきい値(必ず確保してお
くべき容量値)の増減を可能とすることにより、効率的
なファイル圧縮処理が行なえるファイル圧縮処理装置を
提供することにある。また、本発明の第3の目的は、空
きファイル容量が増加した時に、圧縮ファイルのうちア
クセス頻度の高いファイルを伸長再生することで、伸長
生成をできるだけ行なわずにファイルの利用が可能なフ
ァイル圧縮処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファイル圧縮処理装置では、ファイルを記
録するファイル装置上の現在の空き容量値と、空き容量
値の上限として予め設定されたしきい値を比較するファ
イル状態監視手段と、前記ファイル状態監視手段により
前記現在の空き容量値がしきい値より小さいと判断され
た場合に、前記ファイル装置上のファイルの圧縮処理を
行なうファイル圧縮手段を備える構成としている。好ま
しい態様では、前記ファイル装置に記録された各ファイ
ルに関する最終アクセス日時及びアクセス回数、圧縮済
みか否かの情報、データ種別情報を含む管理情報を格納
するファイル属性管理部と、前記ファイル属性管理部の
管理情報に基づいて、アクセス頻度の低い順に未圧縮の
ファイルを検索し、前記圧縮手段によって圧縮処理を行
なう圧縮対象ファイルとして選択するファイル検索手段
と、前記ファイル属性管理部の管理情報に基づいて、前
記圧縮手段で圧縮処理を行なうファイルのデータ種別及
びアクセス頻度を求め、前記データ種別及びアクセス頻
度に適したファイル圧縮方式を選択し、前記圧縮手段に
対し選択した圧縮方式による圧縮処理を指示する圧縮方
式選定手段を備える構成としている。また、前記ファイ
ル装置に記録された圧縮ファイルのアクセス要求に応じ
て、該圧縮ファイルを伸長再生するファイル再生手段を
備える。
【0008】上記目的を達成するため、本発明の他のフ
ァイル圧縮処理装置では、ファイルを記録するファイル
装置上の現在の空き容量値と、空き容量値の上限として
予め設定されたしきい値を比較するファイル状態監視手
段と、前記ファイル状態監視手段により前記現在の空き
容量値がしきい値より小さいと判断された場合に、前記
ファイル装置上のファイルの圧縮処理を行なうファイル
圧縮手段と、前記現在の空き容量値が前記しきい値より
も小さい場合で圧縮するファイルが存在しない場合、前
記しきい値を所定調整値だけ減少させ、前記現在の空き
容量値が前記しきい値よりも大きい場合、前記しきい値
を増加させるしきい値変更手段とを備える構成としてい
る。
【0009】他の好ましい態様では、前記ファイル装置
に記録された各ファイルに関する最終アクセス日時及び
アクセス回数、圧縮済みか否かの情報、データ種別情
報、圧縮前後のファイルサイズの差分の最大値と最小値
を含む管理情報を格納するファイル属性管理部と、前記
ファイル属性管理部の管理情報に基づいて、アクセス頻
度の低い順に未圧縮のファイルを検索し、前記圧縮手段
によって圧縮処理を行なう圧縮対象ファイルとして選択
するファイル検索手段と、前記ファイル属性管理部の管
理情報に基づいて、前記圧縮手段で圧縮処理を行なうフ
ァイルのデータ種別及びアクセス頻度を求め、前記デー
タ種別及びアクセス頻度に適したファイル圧縮方式を選
択し、前記圧縮手段に対し選択した圧縮方式による圧縮
処理を指示する圧縮方式選定手段を備える構成としてい
る。また、前記しきい値変更手段は、前記圧縮対象ファ
イルが存在しない場合、前記しきい値を所定調整値分だ
け減少させた時にしきい値が前記圧縮前後のファイルサ
イズの差分の最大値より大の場合に、前記しきい値を所
定調整値だけ減少させる構成としている。さらに、前記
ファイル装置に記録された圧縮ファイルのアクセス要求
に応じて、該圧縮ファイルを伸長再生するファイル再生
手段を備えることもできる。
【0010】さらに他の態様では、前記しきい値が初期
の値で、かつ前記空き容量が前記しきい値より大である
と前記ファイル状態監視手段が判断した時に、前記空き
容量値が前記初期のしきい値に近い値になるまで、圧縮
されているファイルを伸長再生するファイル再生手段を
備える構成としている。また、前記ファイル検索手段
は、しきい値が初期の値で、空き容量としきい値の差分
が、圧縮前後のファイルサイズの差分の最小値より大で
あると判断した場合に、前記ファイル属性管理部の管理
情報に基づいて、アクセス頻度の高い圧縮済みファイル
を検索し、前記再生手段によって伸長再生処理を行なう
圧縮済みファイルとして選択する構成としている。ま
た、前記しきい値変更手段は、前記しきい値が初期値で
なく、前記空き容量が前記しきい値の初期値より大であ
ると判断した場合に、前記しきい値を前記初期値に戻
し、また前記しきい値が初期値でなく、前記空き容量が
前記しきい値の初期値より小で、かつ空き容量としきい
値との差分が前記所定調整値より大であると判断した場
合に、前記空き容量としきい値との差分を前記所定調整
値で割って得られる整数値に前記所定調整値を掛けた分
だけ前記しきい値を増加させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例によるフ
ァイル圧縮処理装置を用いたファイル処理システムのブ
ロック図である。図1において、このファイル処理シス
テムは、ファイル圧縮処理装置100、利用者プログラ
ム120、ファイル装置130で構成される。
【0012】ファイル圧縮処理装置100は、ファイル
装置130の各ディスク131に対して、利用者プログ
ラム120とは非同期にファイルの自動圧縮及び伸長再
生処理を行なう。利用者プログラム120は、ファイル
圧縮処理装置100を介してファイル装置130に記録
されているファイルにアクセスしてファイルの利用を行
なう。ファイル装置130は、光磁気ディスク(MO)
やハードディスク等の記録媒体であるディスク131
と、各ディスク131に記録されているファイルの管理
情報を管理するファイル属性管理部132を備える。
【0013】ファイル圧縮処理装置100は、図示のよ
うに、ファイル状態監視手段101と、ファイル検索手
段102、ファイル圧縮方式選定手段104、ファイル
圧縮手段105、ファイル再生手段106で構成され
る。ファイル状態監視手段101は、ファイル属性管理
部132内において管理されているファイル装置130
上の現在のファイル空き容量値が予め定められたしきい
値(ファイル装置130に確保しておくべき空きファイ
ル容量値)を上回るか下回るかどうかを判断する。
【0014】ファイル検索手段102は、ファイル状態
監視手段101において現在のファイル空き容量値がし
きい値を下回っていると判断したときに、圧縮対象ファ
イル(圧縮対象ファイルとは、利用者が圧縮記録すべき
ではないとして指定したファイルを除く全てのファイル
である)のうち圧縮されていないファイルをアクセス頻
度の低いものから順に検索する。この圧縮対象ファイル
の検索は、ファイル属性管理部132のファイル管理情
報を参照しながら行われる。
【0015】ファイル属性管理部132のファイル管理
情報には、ファイル名やディレクトリ名のリスト及びフ
ァイル毎の最終アクセス日時やアクセス回数等が含まれ
る。ファイルのアクセス頻度は、ファイル毎の最終アク
セス日時やアクセス回数を元に決定され、高・中・低等
の段階に分けられる。このアクセス頻度の段階を決める
基準は、ファイル検索手段102内部に設定されてい
る。なお、利用者が基準及び段階の設定を行なうことも
可能である。
【0016】ファイル圧縮手段105は、この検索され
た圧縮対象ファイルを実際にデータ圧縮してファイル装
置130のディスク131へ記録するものであり、圧縮
対象ファイルのアクセス頻度やファイルの種類等の属性
に応じて、データ圧縮方式を適宜選択して圧縮処理を行
なう。この場合、データ圧縮手段105の圧縮対象ファ
イルをデータ圧縮する方式の選定に際しては、ファイル
圧縮方式選定手段104がその選定を行なう。ファイル
圧縮方式選定手段104は、ファイル属性管理部132
の各ファイルに関する管理情報のうち、テキストデータ
やバイナリデータ(プログラムや画像データ等)といっ
たデータ属性と、アクセス頻度を考慮して、そのファイ
ルに適するデータ圧縮方式を選定する。
【0017】ファイルのデータ属性は、データ属性に合
ったより圧縮率の高いデータ圧縮方式を選定する際に使
用され、ファイルのアクセス頻度は、データ圧縮・伸長
再生時間の短いデータ圧縮方式を選定する際に使用され
る。データ圧縮方式選定手段104は、データ属性に基
づいてで選定されたいくつかのデータ圧縮方式のうち、
アクセス頻度の高いファイルについてはよりデータ圧縮
・伸長再生時間が短いデータ圧縮方式を選定し、アクセ
ス頻度の低いファイルについてはより圧縮率の高いデー
タ圧縮方式を選定する。
【0018】ファイル装置130のファイル属性管理部
132は、前述した如く、ファイル装置130のファイ
ル空き容量値情報、各ファイルのファイル名及びディレ
クトリ名、ファイルを圧縮する前と後でのファイルサイ
ズの差分の最大値と最小値と、それら最大値及び最小値
を持つファイル名、各ファイルのファイルサイズ、デー
タ属性(テキストデータファイル、プログラムファイ
ル、画像データファイル等)、圧縮対象ファイルではな
いファイルであるかどうかの識別子、ファイルの圧縮/
非圧縮、圧縮方式、最終アクセス日時、アクセス回数、
圧縮ファイルであれば圧縮後のファイルサイズ等に関す
るファイル管理情報を管理する。ここで、圧縮対象ファ
イルではないファイルであるかどうかの識別子は、利用
者によって圧縮すべきでないとして指定されたファイル
に付けられる。
【0019】なお、図1では、ファイル属性管理部13
2をディスク131とは物理的に別に設ける構成となっ
ているが、実際には各ファイルはデータ領域とは別に上
記ファイル管理情報を記録するファイル制御情報領域を
有しており、このファイル制御情報領域のファイル管理
情報をファイル属性管理部132が管理する。
【0020】ファイル再生手段106は、利用者プログ
ラム120からのファイル利用要求に応答して当該ファ
イルの伸長再生処理を行なうものであり、そのファイル
の管理情報の一つであるデータ圧縮方式を参照して、そ
の逆の伸長再生を行なう。もっとも、そのファイルがフ
ァイル属性管理部132のファイルの圧縮/非圧縮情報
をチェックした結果、非圧縮のファイルであれば伸長再
生は何等行なわず、単にファイル装置130からそのフ
ァイルを読み出すだけの処理となる。
【0021】図2は図1に示した装置の動作を示すフロ
ーチャートである。利用者プログラム120とは非同期
にファイル状態監視手段101にてファイル装置130
内の現在の空きファイル容量が監視される(ステップ2
10)。ファイル装置130上の空き容量や空きファイ
ル領域情報等は、ファイル管理情報としてファイル装置
130上のファイル属性管理部132に格納され、この
情報はオペレーティングシステムのファイル管理により
管理されている。これら空きファイル領域情報や空き容
量情報等に変更が生じると、ファイル属性管理部132
のファイル管理情報が更新され、またファイルの作成、
削除、拡張、縮小が生じた場合、オペレーティングシス
テムの管理により変更される。
【0022】そして、ファイル状態監視手段101で現
在のファイル装置130のファイル空き容量値としきい
値が比較され(ステップ211)、しきい値に対して空
きファイル容量値が大であれば、空きファイル容量に余
裕があるのでデータ圧縮処理は行われない。この場合、
データ圧縮は行われないので、ファイルの利用時には、
データ伸長再生処理は行われることなく直ちにファイル
のアクセス処理ができ高速化が可能となる。
【0023】空き容量値がしきい値を下回っていれば、
そこで初めてファイル圧縮処理が行われる。そのため
に、ファイル属性管理部132のファイル管理情報に基
づいて圧縮対象ファイルが検索される(ステップ22
0)。検索に際しては、利用者により圧縮が禁止された
ファイル以外のファイルのうちまだ圧縮されていないフ
ァイルでかつアクセス頻度の低い段階のファイルから検
索される。圧縮対象ファイルが存在しなければ、ステッ
プ210へ戻る。ステップ221において、「圧縮対象
ファイル」の有無が判断されるが、この「圧縮対象ファ
イル」とは、設定されたしきい値以上のファイル空き容
量に達するまでに圧縮の対象となるファイルのことを指
称している。
【0024】圧縮対象ファイルが検索されると、そのフ
ァイルに対してデータ圧縮処理が行われる(ステップ2
50)。この時、そのファイルのアクセス頻度とデータ
属性に応じて、適した圧縮率及び圧縮・伸長速度のデー
タ圧縮方式がファイル圧縮方式選定手段104によって
選定される。
【0025】データ圧縮方式を選定する際、ファイル圧
縮方式選定手段104は、ファイル属性管理部132の
データ属性によりデータ属性にあったデータ圧縮方式を
選定する。次に、ファイル属性管理部132の最終アク
セス日時とアクセス回数によりアクセス頻度を求め、ア
クセス頻度の高い段階のファイルには、伸長再生時間の
短いファイル圧縮方式を、アクセス頻度の低い段階のフ
ァイルには圧縮率の高いファイル圧縮方式を選定する。
データ圧縮方式としては、周知のデータ圧縮方式が利用
される。例えば、本実施例では、以下に挙げるようなデ
ータ圧縮方式が利用される。
【0026】テキストファイルに対するデータ圧縮方式
としては、ハフマン符号化方式、算術符号化方式、レン
ペル・ジブ符号化方式等がある。ハフマン符号化方式
は、文字の現れる頻度によって、文字を表わすビット数
を変える方式である。ハフマン符号化方式は、木構造の
符号表を作成するが、符号表が固定のものと可変のもの
があり、前者を静的ハフマン符号化、後者を動的ハフマ
ン符号化という。
【0027】算術符号化方式は、ある区間で文字が現れ
る確率を考えて各区間でハフマン符号化を適用する方式
である。また、レンペル・ジブ符号化方式は、文字列の
繰り返しに着目し、文字列の冗長部分を削除することに
より圧縮を行なう。一般的に、レンペル・ジブ符号化方
式は、ハフマン符号化方式は算術符号化方式に比べると
圧縮率は劣るが、圧縮・伸長再生処理速度は速い。ファ
イル圧縮方式選定手段104は、アクセス頻度の高い段
階のファイルについてはレンペル・ジブ符号化方式、ア
クセス頻度の低い段階のファイルについてはハフマン符
号化方式や算術符号化方式を選定する。
【0028】バイナリファイル(画像データ)に対する
データ圧縮方式としては、ランレングス符号化方式、差
分写像方式等がある。前者は、連続した同じデータを個
数で表現し、画像上のピクセルを個数で示すことにより
画像要素の列に比し多くのビット数を節約できるが、処
理速度の点では劣る。差分写像方式は、画像を明るさの
値そのものでなく、隣接画素の明るさとの差分を配列と
して表現する方式である。ファイル圧縮方式選定手段1
04は、画像データを例にとれば、アクセス頻度の高い
段階のファイルについては差分写像方式、アクセス頻度
の低い段階のファイルについてはランレングス符号化方
式を選定する。
【0029】これらのデータ圧縮方式の詳細について
は、以下の文献に開示されている。すなわち、bit別
冊「ACM Computing Survey ’8
7 コンピュータサイエンス」”データ圧縮”(P.1
65〜P.195)、C Magagine 199
1,1月号”データ圧縮アルゴリズム入門”(P.44
〜P.58)、インタフェース 1992,8月号”デ
ータ圧縮アルゴリズムとその実体”(P.88〜P.1
23)等の文献が挙げられる。
【0030】こうして選定されたデータ圧縮方式に従っ
てファイルの圧縮処理が行われることになる(ステップ
260)。ファイル圧縮処理が終了すると、再度ステッ
プ210に戻り以上の動作が繰り返される。このファイ
ル圧縮処理は、空きファイル容量値がしきい値を上回る
まで、繰り返される。ステップ211で空きファイル容
量値がしきい値を上回ると判断されると、次のファイル
の圧縮処理は不要となり行われない。その後は、新しい
ファイルの追加等で空きファイル容量値がしきい値より
小となると、再度圧縮処理が行われる。
【0031】図3は利用者プログラム120によりファ
イル装置130上のファイルを使用する場合の処理を示
すフローチャートである。まず、ファイル再生手段10
6により、ファイル属性管理部132のファイル圧縮/
非圧縮情報に基づいてそのファイルが圧縮されているか
どうか判断される(ステップ310)。圧縮されていな
ければ、そのファイルはそのまま読み出されるが、圧縮
されていればファイル属性情報に基づいてそのデータ圧
縮方式が判断され(ステップ320)、その方式に対応
した伸長再生処理が行われる(ステップ311)。
【0032】図4は、本発明の第2の実施例によるファ
イル圧縮処理装置を示すブロック図であり、図1の第1
実施例と共通の構成には同一の符号を付している。第2
実施例のファイル圧縮処理装置では、第1実施例の構成
に加えて、しきい値変更手段103を備えている。この
しきい値変更手段103は、ファイル状態監視手段10
1がファイル空き容量値と比較するしきい値を増減する
制御を行なう。
【0033】また、ファイル検索手段102に対して
は、既に圧縮されたファイルのうちアクセス頻度の高い
段階のファイルの検索を行なう機能を追加している。本
装置では、ファイル状態監視手段101において、しき
い値が初期値でかつファイルの空き容量値がそのしきい
値を上回っていると判断したときに、ファイル検索手段
102が圧縮されているファイルのうちアクセス頻度の
高いファイルを検索し、ファイル再生手段106にてフ
ァイルを伸長再生する構成としている。他の構成につい
ては、第1実施例と同じであるので、説明を省略する。
【0034】図5、図6、図7は第2実施例の動作を示
すフローチャートである。図2に示したフローチャート
のステップと同一のステップについては同一の符号を付
している。ステップ221で当該「圧縮対象ファイル」
が存在しなければ、ステップ222でしきい値変更手段
103においてしきい値を所定調整値分だけ減少できる
かどうかを判断する。しきい値変更手段103は、所定
調整値だけ減少させた後のしきい値が、ファイル属性管
理部132で管理している全ファイル中の圧縮前のファ
イルサイズと圧縮後のファイルサイズの差分の最大値よ
りも大きい場合に、調整可能と判断して、現在設定され
ているしきい値を所定調整値分だけ減少させる(ステッ
プ240)。図8に、ステップ222及びステップ24
0におけるしきい値を減少させる場合の状態を示す。こ
こでは、所定調整値をX、圧縮前のファイルサイズと圧
縮後のファイルサイズの差分の最大値をMとしている。
【0035】このように、調整後のしきい値を圧縮前後
のファイルサイズの差分の最大値より大の場合にしきい
値を減少させることにより、全ファイル中の圧縮前のフ
ァイルサイズと圧縮後のファイルサイズの差分の最大値
分以上の空きファイル容量が維持できるようにしてい
る。これにより、仮に圧縮前後のファイルサイズの差分
が最大値のファイルについて伸長再生が発生した場合で
も、ファイル装置130上に伸長再生したファイルが作
成できるようにしている。また、しきい値を所定調整値
だけ下げることにより、ステップ211で「NO」と判
断されて、次のステップ230に進む(図6参照)。な
お、上記しきい値の所定調整値については、しきい値変
更手段103に予め設定しておく。
【0036】図6に示す動作(ステップ230〜23
4)は、オペレーティングシステムのファイル管理によ
りファイル装置130上のファイルの削除や縮小があっ
た時、空きファイル容量が増大することなるので、しき
い値を初期値(本来確保すべき空きファイル容量値)へ
リセットして戻しておく必要があり、その処理の流れを
示している。
【0037】しきい値変更手段103は、ファイル空き
容量値が初期しきい値を上回るかどうかの判断(ステッ
プ230)と、現在のしきい値が初期値であるかどうか
の判断を行ない(ステップ231)、条件を満たせば現
在のしきい値を初期値に戻す(ステップ232)。そし
て、再びステップ210へ戻り空き容量値の状態監視が
行われる。このしきい値の初期値へのリセット状態を図
9に示す。
【0038】ステップ230で、ファイル空き容量値が
初期しきい値より小であると判断されると、空き容量値
と現在のしきい値との差分αが所定調整値Xより大きい
かどうかが判定される(ステップ233)。大きいと判
定されると、空き容量値と現在のしきい値との差分αを
所定調整値Xで除算し、得られる整数値と所定調整値X
を掛けた分だけ現在のしきい値を増大する(ステップ2
34)。そして、再度ステップ210に戻り、ファイル
空き容量値が監視される。このしきい値の増大処理の状
態を図10に示す。
【0039】上述のように、ファイル空き容量がファイ
ルの削除や縮小によって増大したとき、ステップ240
でしきい値を初期値に戻し、あるいはステップ234で
しきい値を増大して初期値に近づけることにより、確保
しておくべきファイル空き容量を常に一定に維持される
ようになる。また、しきい値は初期値以上に大きくなる
ことはない。
【0040】図7は、オペレーティングシステムのファ
イル管理によるファイル削除やファイルの縮小により空
き容量が増大してしきい値の初期値を上回り(ステップ
230)、かつ図6のステップ231でしきい値が初期
値であると判断された場合に、圧縮されているアクセス
頻度の高いファイルを伸長再生する処理を示している。
【0041】ファイル検索手段102は、ファイル空き
容量と初期しきい値との差が全ファイル中の圧縮前のフ
ァイルサイズと圧縮後のファイルサイズの差分の最小値
よりも大きかどうかを判断し(ステップ235)、大き
ければ「圧縮済みファイル」の検索を行なう(ステップ
236)。ここで、「圧縮済みファイル」の検索がなさ
れるが、この「圧縮済みファイル」とは圧縮されたファ
イルでかつアクセス頻度の高い段階のファイルが該当す
る。アクセス頻度については、前述したように、ファイ
ル属性管理部132のファイル管理情報に基づいて判断
される。ステップ235でファイル空き容量と初期しき
い値との差が全ファイル中の圧縮前のファイルサイズと
圧縮後のファイルサイズの差分の最小値よりも大きくな
ければ、再びステップ210へ戻り空き容量値の状態監
視が行われる。
【0042】検索の結果、「圧縮済みファイル」が存在
すれば(ステップ237)、ファイル再生手段106に
よってそのファイルを伸長再生処理がなされる(ステッ
プ238)。「圧縮済みファイル」が存在しなければ、
再びステップ210へ戻り空き容量値の状態監視が行わ
れる。ステップ235からステップ238の「圧縮済み
ファイル」の伸長再生処理の状態を図11に示す。
【0043】図7におけるステップ236で、「圧縮済
みファイル」が存在しない場合、全てのファイルは伸長
再生されているものとして、ファイル再生手段106に
よるファイルの伸長再生は行われない。また、圧縮され
たアクセス頻度の高いファイル以外は、「圧縮済みファ
イル」として扱わない。これにより、「圧縮済みファイ
ル」として伸長再生した場合、伸長生成されたファイル
はアクセス頻度が高いので、ファイル追加により空き容
量が減少した時に、ステップ220から260ですぐに
そのファイルが「圧縮対象ファイル」として圧縮される
可能性が低くなる。
【0044】このように、ファイル空き容量がファイル
の削除やファイルの縮小によって増大したとき、空きフ
ァイル容量がしきい値の初期値に近づくまで、上記「圧
縮済みファイル」の伸長再生を行なうことにより、利用
者プログラム120でファイル装置130上のファイル
を使用する場合にできるだけファイル再生手段106に
よる伸長再生処理を行なわずにファイルのアクセス処理
ができるようになる。
【0045】ファイル検索手段102は、現在の空きフ
ァイル容量値としきい値の差分が、ファイル属性管理部
132が管理している全ファイル中の圧縮前のファイル
サイズと圧縮後のファイルサイズの差分の最小値より小
さい場合は、「圧縮済みファイル」がある場合でも、フ
ァイル再生手段106によるファイルの伸長再生処理は
行なわない。これは、現在の空きファイル容量値としき
い値の差分が、ファイル属性管理部132が管理してい
る全ファイル中の圧縮前のファイルサイズと圧縮後のフ
ァイルサイズの差分の最小値より小さい場合に、ファイ
ルの伸長再生を行なうと、ファイル空き容量値がしきい
値より小さくなってしまうからである。
【0046】以上のように、ファイルの空き容量を監視
し、空き容量としきい値との大小にファイルの圧縮処理
の要否を決定し、また、圧縮処理時にはそのファイルの
アクセス頻度及びデータ属性に応じて適する圧縮方式を
選択するので、全てのファイルを一括して一定の圧縮方
式で圧縮するのに比べ、ファイル利用時の再生処理が高
速化され、かつファイルの有効利用が可能となる。以上
好ましい実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は
必ずしも上記実施例に限定されるものではない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明のファイル圧
縮処理装置によれば、ファイル装置の空き容量が多けれ
ばファイルの圧縮を行なわずにファイルの高速再生を可
能とし、またファイルのアクセス頻度や種類に応じて圧
縮方式を適宜選択して、効率良いファイルの利用を可能
としたファイル圧縮処理装置を提供することができる。
【0048】また、空きファイル容量の基準であるしき
い値をファイル装置の状態に応じて増減することによ
り、効率的なファイル圧縮処理が行なえるようになる。
さらに、空きファイル容量が増加した時に、圧縮ファイ
ルのうちアクセス頻度の高いファイルを伸長再生するこ
とで、伸長生成をできるだけ行なわずにファイルの利用
が可能となり、ファイル利用時の再生処理が高速化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例によるファイル圧縮処
理装置のブロック図。
【図2】 第1実施例のファイル圧縮処理装置のファイ
ル圧縮処理の動作を示すフローチャート。
【図3】 第1実施例の利用者プログラムによるアクセ
スの動作を示すフローチャート。
【図4】 本発明の第2の実施例によるファイル圧縮処
理装置のブロック図。
【図5】 第2実施例のファイル圧縮処理装置の動作を
示すフローチャート。
【図6】 第2実施例のファイル圧縮処理装置の動作を
示すフローチャート。
【図7】 第2実施例のファイル圧縮処理装置の動作を
示すフローチャート。
【図8】 図5におけるしきい値を減少させる場合の状
態を説明する図。
【図9】 図6におけるしきい値の初期値へのリセット
状態を説明する図。
【図10】 図6におけるしきい値の増大処理の状態を
説明する図。
【図11】 図7における「圧縮済みファイル」の伸長
再生処理の状態を説明する図。
【符号の説明】
100 ファイル圧縮処理装置 101 ファイル状態監視手段 102 ファイル検索手段 103 しきい値変更手段 104 ファイル圧縮方式選定手段 105 ファイル圧縮手段 106 ファイル再生手段 120 利用者プログラム 130 ファイル装置 131 ディスク 132 ファイル属性管理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルを記録するファイル装置上の現
    在の空き容量値と、空き容量値の上限として予め設定さ
    れたしきい値を比較するファイル状態監視手段と、 前記ファイル状態監視手段により前記現在の空き容量値
    がしきい値より小さいと判断された場合に、前記ファイ
    ル装置上のファイルの圧縮処理を行なうファイル圧縮手
    段を備えることを特徴とするファイル圧縮処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル装置に記録された各ファイ
    ルに関する最終アクセス日時及びアクセス回数、圧縮済
    みか否かの情報、データ種別情報を含む管理情報を格納
    するファイル属性管理部と、 前記ファイル属性管理部の管理情報に基づいて、アクセ
    ス頻度の低い順に未圧縮のファイルを検索し、前記圧縮
    手段によって圧縮処理を行なう圧縮対象ファイルとして
    選択するファイル検索手段と、 前記ファイル属性管理部の管理情報に基づいて、前記圧
    縮手段で圧縮処理を行なうファイルのデータ種別及びア
    クセス頻度を求め、前記データ種別及びアクセス頻度に
    適したファイル圧縮方式を選択し、前記圧縮手段に対し
    選択した圧縮方式による圧縮処理を指示する圧縮方式選
    定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のファ
    イル圧縮処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイル装置に記録された圧縮ファ
    イルのアクセス要求に応じて、該圧縮ファイルを伸長再
    生するファイル再生手段を備えることを特徴とする請求
    項1または2に記載のファイル圧縮処理装置。
  4. 【請求項4】 ファイルを記録するファイル装置上の現
    在の空き容量値と、空き容量値の上限として予め設定さ
    れたしきい値を比較するファイル状態監視手段と、 前記ファイル状態監視手段により前記現在の空き容量値
    がしきい値より小さいと判断された場合に、前記ファイ
    ル装置上のファイルの圧縮処理を行なうファイル圧縮手
    段と、 前記現在の空き容量値が前記しきい値よりも小さい場合
    で圧縮するファイルが存在しない場合、前記しきい値を
    所定調整値だけ減少させ、前記現在の空き容量値が前記
    しきい値よりも大きい場合、前記しきい値を増加させる
    しきい値変更手段とを備えることを特徴とするファイル
    圧縮処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ファイル装置に記録された各ファイ
    ルに関する最終アクセス日時及びアクセス回数、圧縮済
    みか否かの情報、データ種別情報、圧縮前後のファイル
    サイズの差分の最大値と最小値を含む管理情報を格納す
    るファイル属性管理部と、 前記ファイル属性管理部の管理情報に基づいて、アクセ
    ス頻度の低い順に未圧縮のファイルを検索し、前記圧縮
    手段によって圧縮処理を行なう圧縮対象ファイルとして
    選択するファイル検索手段と、 前記ファイル属性管理部の管理情報に基づいて、前記圧
    縮手段で圧縮処理を行なうファイルのデータ種別及びア
    クセス頻度を求め、前記データ種別及びアクセス頻度に
    適したファイル圧縮方式を選択し、前記圧縮手段に対し
    選択した圧縮方式による圧縮処理を指示する圧縮方式選
    定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のファ
    イル圧縮処理装置。
  6. 【請求項6】 前記しきい値変更手段は、前記圧縮対象
    ファイルが存在しない場合、前記しきい値を所定調整値
    分だけ減少させた時にしきい値が前記圧縮前後のファイ
    ルサイズの差分の最大値より大の場合に、前記しきい値
    を所定調整値だけ減少させることを特徴とする請求項5
    に記載のファイル圧縮処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ファイル装置に記録された圧縮ファ
    イルのアクセス要求に応じて、該圧縮ファイルを伸長再
    生するファイル再生手段を備えることを特徴とする請求
    項4乃至6に記載のファイル圧縮処理装置。
  8. 【請求項8】 前記しきい値が初期の値で、かつ前記空
    き容量が前記しきい値より大であると前記ファイル状態
    監視手段が判断した時に、前記空き容量値が前記初期の
    しきい値に近い値になるまで、圧縮されているファイル
    を伸長再生するファイル再生手段を備えることを特徴と
    する請求項4乃至6に記載のファイル圧縮処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ファイル検索手段は、しきい値が初
    期の値で、空き容量としきい値の差分が、圧縮前後のフ
    ァイルサイズの差分の最小値より大であると判断した場
    合に、前記ファイル属性管理部の管理情報に基づいて、
    アクセス頻度の高い圧縮済みファイルを検索し、前記再
    生手段によって伸長再生処理を行なう圧縮済みファイル
    として選択することを特徴とする請求項8に記載のファ
    イル圧縮処理装置。
  10. 【請求項10】 前記しきい値変更手段は、前記しきい
    値が初期値でなく、前記空き容量が前記しきい値の初期
    値より大であると判断した場合に、前記しきい値を前記
    初期値に戻し、また前記しきい値が初期値でなく、前記
    空き容量が前記しきい値の初期値より小で、かつ空き容
    量としきい値との差分が前記所定調整値より大であると
    判断した場合に、前記空き容量としきい値との差分を前
    記所定調整値で割って得られる整数値に前記所定調整値
    を掛けた分だけ前記しきい値を増加させることを特徴と
    する請求項4に記載のファイル圧縮処理装置。
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