JPH0620286U - 粘稠状物収納容器 - Google Patents
粘稠状物収納容器Info
- Publication number
- JPH0620286U JPH0620286U JP3929592U JP3929592U JPH0620286U JP H0620286 U JPH0620286 U JP H0620286U JP 3929592 U JP3929592 U JP 3929592U JP 3929592 U JP3929592 U JP 3929592U JP H0620286 U JPH0620286 U JP H0620286U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- viscous material
- piston member
- container body
- remaining amount
- nozzle
- Prior art date
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- Pending
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘稠状物収納容器の内容物の残量を表示す
る。 【構成】 筒状容器本体4内に粘稠状物1を充填する。
筒状容器本体の一端部に粘稠状物注出用ノズル5を取り
付け、他端部に粘稠状物加圧用ピストン部材6を挿入す
る。ピストン部材の移動に追従して動作する残量表示装
置3を設け、粘稠状物の残量を表示する。
る。 【構成】 筒状容器本体4内に粘稠状物1を充填する。
筒状容器本体の一端部に粘稠状物注出用ノズル5を取り
付け、他端部に粘稠状物加圧用ピストン部材6を挿入す
る。ピストン部材の移動に追従して動作する残量表示装
置3を設け、粘稠状物の残量を表示する。
Description
【0001】
本考案は、印刷用インキ,接着剤等の粘稠状物が収納された粘稠状物収納容器 に関する。
【0002】
従来、特開平2−233253号公報に記載されるように、印刷用インキの供 給の簡便化のため、印刷用インキが予め袋に充填される場合がある。
【0003】 また、コーキング材についても、予め袋内に充填されるか、あるいはノズルの 付いた円筒容器内に充填される場合がある。
【0004】
印刷用インキ等の粘稠状物は、ノズルの付いた容器に充填しておくのが取扱い 上便宜である。
【0005】 しかしながら、そのような容器は不透明であり、残量を簡易に知ることが困難 である。 従って、本考案は、容器内の印刷インキ等の残量を容器外から検知することの できる粘稠状物収納容器を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案は、粘稠状物が充填された筒状容器本体と、 前記筒状容器本体の一端部に取り付けられた粘稠状物注出用ノズルと、前記筒状 容器本体の他端部に挿入された粘稠状物加圧用ピストン部材と、前記ピストン部 材の移動に追従することにより粘稠状物の残量を表示する残量表示装置とを包含 してなる粘稠状物収納容器の構成を採用している。
【0007】
粘稠状物加圧用ピストン部材を押圧することにより、内容物である粘稠状物が ノズルから押し出される。
【0008】 一方、残量表示装置は、ピストン部材の移動に追従する。ピストン部材の移動 量は粘稠状物の消費量に対応するので、残量表示装置は粘稠状物の残量を表示す ることとなる。従って、容器外から粘稠状物の残量を直ちに検知することができ る。
【0009】
以下、図面に基づき本考案に係る粘稠状物収納容器の実施例について説明する 。
【0010】 図1及び図2に示されるように、この粘稠状物収納容器2は、オフセット印刷 用インキ又は接着剤等の粘稠状物1が充填された筒状容器本体4と、筒状容器本 体4の一端部に取り付けられた粘稠状物注出用ノズル5と、筒状容器本体4の他 端部に挿入された粘稠状物加圧用ピストン部材6と、ピストン部材の移動に追従 することにより粘稠状物の残量を表示する残量表示装置3とを有している。
【0011】 筒状容器本体4は、ガスバリア性の付与された腰のある円筒体であり、例えば 、ポリエチレン層/アルミニウム箔層/ポリエチレン層/厚紙層/化粧用薄紙層 の積層材で作られている。ガスバリア性はアルミニウム箔で付与されるが、これ に限るものではない。また、上記アルミニウム箔を含んだ紙管に限らず、金属、 合成樹脂等で構成されるものであってもよい。
【0012】 該筒状容器本体4の一端部には、金属製の端板7が巻き締め等により取り付け られている。該端板7の中心部には穴が開いており、そこからノズル5が筒状容 器本体4の外に向かって突出している。
【0013】 ノズル5は、合成樹脂の一体成形品であり、フランジ部5aとノズル部5bと を有している。フランジ部5aは端板7の内面に接着等により固着され、ノズル 部5bは端板7の穴を外方向に貫通している。また、ノズル部5bには所定の間 隔で環状溝5cが設けられ、該環状溝5cのいずれかに刃物をあてがって所定の 箇所を切断することによりインキ1の吐出量を変えられるようになっている。環 状溝に対応した箇所には口径表示(図示せず)がなされている。
【0014】 ノズル5のフランジ部5aには、筒状容器本体4内を密封するためのシール材 8が接着されている。このシール材8は、アルミニウム箔,薄紙等の薄い積層シ ートで作られ、ノズル部5bに対向する箇所には粘稠状物に加えられる圧力によ り破断するように十文字の切込み(図示せず)が設けられている。
【0015】 ノズル部5bの先端には、キャップ(図示せず)が着脱自在に取り付けられて いる。中身の注出時にはこの先端部分にホース等を連結することも可能である。 なお、端板7とノズル5とは合成樹脂等により一体成形することも可能である 。また、これらを筒状容器本体4と共に合成樹脂で一体成形することもできる。
【0016】 ピストン部材6は、筒状容器本体4の内周面に当接する筒部6aと、該筒部6 aの前端部を閉じる閉板部6bとを有し、合成樹脂で一体成形されている。筒部 6aは筒状容器本体4の内周面に摺動可能に接触し、粘稠状物1の消費につれて 漸次ノズル5の方に移動するようになっている。
【0017】 なお、ピストン部材6から外気特に酸素が侵入しないように、ピストン部材6 の内面にはガスバリアシート10が接着されている。このガスバリアシート10 に代わるものとして脱酸素材が、小袋に充填された状態で入れられる場合もある 。
【0018】 また、閉板部6bの中央には、該ピストン部材6がノズル5の箇所まで前進し た際にノズル部5b内に侵入してその中のインキ1をも取り出せるように、突起 6cが設けられている。突起6cは省略可能である。
【0019】 残量表示装置は、ピストン部材6に取り付けられたリング状の磁石14と、該 磁石と吸引し合う筒状容器本体の外面に配置されたブロック状の磁石9とを有し ている。ブロック状の磁石9は筒状容器本体4の外面にその母線に沿って接着さ れたガイド部材11に摺動可能に嵌まり込んでいる。
【0020】 しかして、粘稠状物1の消費に伴いピストン部材6がノズル5の方へと移動す ると、ブロック状磁石9がリング状磁石14に吸引されつつガイド部材11内を 摺動し、筒状容器本体4の外から粘稠状物1の残量を例えば印刷機のオペレータ 等に知らしめる。ブロック状の磁石9に代えて上記母線に沿って配置された透明 パイプに封入された鉄粉等とすることもできる。
【0021】 なお、残量表示装置の構成としては、ピストン部材6に糸を連結し、これを筒 状容器本体4の外に引き出してその母線に沿って配設したものとすることもでき る。その場合、ピストン部材6の移動に伴い筒状容器本体4の外壁面に沿って移 動する糸の端の位置で粘稠状物1の残量を表示することができる。
【0022】 また、ピストン部材6に刃物を固着し、これを筒状容器本体4の壁に突き刺し 、その外に突き出た先端に指標等を固着したものとすることもできる。その場合 、ピストン部材6の移動に伴い刃物が筒状容器本体4の壁を切り裂きつつ移動す るので、その刃物の先の指標の位置で粘稠状物1の残量を表示することになる。
【0023】 次に、上記粘稠状物収納容器2の使用方法について説明する。 例えば、市販のコーキングガン(図示せず)に粘稠状物収納容器を装着する。 コーキングガンとしては、筒状容器本体をシリンダ内に挿入し、ピストン部材6 をシリンダ内に注入する空気圧によって押圧する方式のもの、又はトリガ操作に より漸進するロッドでピストン部材6を押圧する方式のものを使用することがで きる。
【0024】 このようなコーキングガンを操作して粘稠状物1に圧力を加える。 ピストン部材6はコーキングガンより背後から押されることにより粘稠状物1 を加圧し、粘稠状物1はシール材8を破ってノズル部5b内に流入し、そこから 容器2外に流出する。粘稠状物1は、例えば印刷用インキであれば、インキ壺内 に供給される。供給量は、コーキングガンの操作により容易に加減される。
【0025】 また、粘稠状物1の流出に伴い環状磁石14がノズル5側に移動し、ブロック 状の磁石9がこれに随伴する。従って、印刷機のオペレータ等はブロック状の磁 石9の位置によりインキの残量を知ることができる。
【0026】
本考案は以上のような構成を備えることから、粘稠状物の残量を簡易に知るこ とができ、印刷用インキ,接着剤等の管理を適切に行うことができる。
【図1】本考案に係る粘稠状物収納容器の実施例の縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1中II−II線断面図である。
1…粘稠状物 2…粘稠状物収納容器 3…残量表示装置 4…筒状容器本体 5…粘稠状物注出用ノズル 6…粘稠状物加圧用ピストン部材
Claims (1)
- 【請求項1】 粘稠状物が充填された筒状容器本体と、
前記筒状容器本体の一端部に取り付けられた粘稠状物注
出用ノズルと、前記筒状容器本体の他端部に挿入された
粘稠状物加圧用ピストン部材と、前記ピストン部材の移
動に追従して動作することにより粘稠状物の残量を表示
する残量表示装置とを包含してなることを特徴とする粘
稠状物収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3929592U JPH0620286U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 粘稠状物収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3929592U JPH0620286U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 粘稠状物収納容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0620286U true JPH0620286U (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=12549155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3929592U Pending JPH0620286U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 粘稠状物収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620286U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Citations (1)
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-
1992
- 1992-06-09 JP JP3929592U patent/JPH0620286U/ja active Pending
Patent Citations (1)
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