JPH0620258B2 - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JPH0620258B2
JPH0620258B2 JP60006272A JP627285A JPH0620258B2 JP H0620258 B2 JPH0620258 B2 JP H0620258B2 JP 60006272 A JP60006272 A JP 60006272A JP 627285 A JP627285 A JP 627285A JP H0620258 B2 JPH0620258 B2 JP H0620258B2
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JP
Japan
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camera
camera body
rotating
center
movable portion
Prior art date
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JP60006272A
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JPS61165744A (ja
Inventor
正高 伊崎
二郎 梶野
俊治 佐々木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオカメラ等の撮影装置に関する。
従来の技術 近年、ビデオテープレコーダの普及に伴い、ビデオカメ
ラを用いて撮影する機会が多く、三脚を使用しなくても
“画ぶれ”が少なく安定なカメラワークを行なうことが
可能なビデオカメラが要望されている。
従来、この種の撮影装置は例えば特開昭53-64175 号公
報に示されるように構成されている。第3図と第4図は
この従来の撮影装置を示し、方向ジャイロとして中心に
高速で回転するロータを内蔵したロータケース1があ
り、これは水平軸2で水平ジンバル3に支持されてい
る。水平ジンバル3はジンバル軸4で垂直ジンバル5に
支持されている。垂直ジャイロも同様に中心のロータケ
ース6が水平ジンバル7と垂直ジンバル8に支持されて
いて、ロータケース6上にビデオカメラ9などが設置さ
れている。従って、方向ジャイロと垂直ジャイロとを高
速で回転することによって、揺れている状態で撮影して
もビデオカメラ9は安定しており、画ぶれの少ない撮影
画像を得ることができる。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、高速で回転するジャイロを
用いているため装置が大型になり、重量も増加するため
装置全体を据え付けて使用しなければならず、機動性に
欠けるという問題があった。
本発明は小型・軽量で撮影者が手持ちで使用でき、機動
性に富み、姿勢制御の消費電力を低減できる撮影装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の撮影装置は、被写体を撮影する撮影レンズから
の光学像を電気信号に変換する光電変換手段を有するカ
メラ本体と、前記カメラ本体を含む第1の可動部のほぼ
重心位置を通る軸線を中心として前記第1の可動部をヨ
ーイング方向とピッチング方向のうちの一方の方向に回
動自在に支持する第1の回動手段と、前記カメラ本体と
前記第1の回動手段を含む第2の可動部のほぼ重心位置
を通る軸線を中心として前記第2の可動部を他方の方向
に回動自在に支持する第2の回動手段と、前記第2の回
動手段を保持するための保持手段と、前記カメラ本体の
カメラぶれが少なくなる方向に前記第1の回動手段と前
記第2の回動手段を制御する制御手段とを備えたことを
特徴とする。
作用 この構成によって、従来のような大型で重いジャイロを
使用しなくて済むため、小型・軽量に構成することが容
易になり、撮影者が手持ちで使用することができる。カ
メラ本体も着脱可能に構成しているため起動性に富んだ
撮影が可能になり、制御手段が作動してカメラぶれが少
なくなるように迅速かつ正確に補正するため三脚を使用
しなくても画ぶれを減少させたカメラワークを行なうこ
とができる。また、可動部のほぼ重心位置を通る軸線を
中心として回動するように支持しているため、制御手段
の動作時に軸に対するモーメント負荷が少なく、したが
って回動手段(アクチュエータなど)の必要トルクが少
なくて済み消費電力を低減することが可能になる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図と第2図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の撮影装置の要部構成図であり、カメラ
本体11への全面には被写体を撮影するための撮影レンズ
12を有しており、撮影レンズ12によって得られた光学像
は撮影レンズ12の焦点面に設けられたCCD等の撮像素
子13によって電気信号に変換される。この電気信号は撮
像回路14で所定の映像信号に変換され、カメラ本体11の
下面に設けられたカメラ端子15に伝達される。カメラ本
体11の下面には凹部16を有しており、回動板17の上面に
有した凸部18と係合している。回動板17は、中間板19に
圧入した玉軸受20によって、カメラ本体11と回動板17を
含む第1の可動部のほぼ重心位置52を通る軸線53を中心
として回動自在に支持され第1の回動手段を構成すると
共に、回動板17の下面には磁性材料製のバックプレート
21を介して所要の着磁がなされたリング状のマグネット
22が接着されている。また中間板19の上面には磁性材料
製の固定子平板23を介して前記マグネット22と対向する
位置に固定子巻線24が接着されている。回動板17の凸部
18の中心部には、カメラ端子15と接触可能な回動板端子
25が設けられており、カメラ端子15に記された映像信号
等を伝達することができる。さらに、中間板19の右側面
には、磁性材料製のバックプレート26を介して、所定の
着磁がなされたリング状のマグネット27が接着され、固
定板28の左側面には、磁性材料製の固定子平板29を介し
て前記マグネット27と対向する位置に固定子巻線30が接
着されている。中間板19の右側面には軸部31を有してお
り、固定板28に圧入された玉軸受32によってカメラ本体
11と回動板17と中間板19を含む第2の可動部のほぼ重心
位置54を通る軸線55を中心にして回動自在に支持され第
2の回動手段を構成している。なお、中間板19は、マグ
ネット27と固定子平板29との吸引力によって脱落するこ
となく安定に保持されている。固定板28の右側面には凹
部33を有しており、保持手段の一例であるハンドグリッ
プ34の左側面に有した凸部35と係合している。さらに固
定板28の右側面とハンドグリップ34の左側面34にはそれ
ぞれ固定板端子36とグリップ端子37とが接触可能に設け
られている。また、回動板17と中間板19と固定板28には
それぞれリード線を通すための貫通穴38,39,40を有して
いる。ハンドグリップ34の上面には、ファインダ取付金
具41を介して映像信号を確認するためのビューファイン
ダ42が固定されている。また、ハンドグリップ34には、
撮影レンズ12のズーム操作を電動で行なうためのズーム
スイッチ43と、VTR接続端子44および接続したVTR
の録画動作をコントロールするための録画スイッチ45が
設けられている。
第2図は電気的な接続を示すブロック図である。中間板
19に内蔵したヨーイング制御回路46には回動板17を設け
た角速度センサ47が接続されており、角速度センサ47の
信号に応じてマグネット22と固定子巻線24等によって構
成されたアクチュエータ48を駆動している。角速度セン
サ47は水平面内を回動するヨーイング方向のカメラぶれ
を検出するものであり、角速度センサ47の出力が常にゼ
ロに近づくようヨーイング制御回路46がアクチュエータ
48を制御して水平方向のカメラぶれを減少させることが
できる。固定板28はピッチング制御回路49が内蔵されて
おり、中間板19に設けた角速度センサ50の信号に応じて
マグネット27と固定子巻線30等によって構成されたアク
チュエータ51を駆動している。角速度センサ50は垂直面
内を駆動するピッチング方向のカメラぶれを検出するも
のであり、角速度センサ50の出力が常にゼロに近づくよ
うにピッチング制御回路49がアクチュエータ51を制御す
ることにより、垂直方向のカメラぶれを減少させること
ができる。なお、ヨーイング制御回路46とピッチング制
御回路49とで制御手段を構成している。
VTR接続端子44に供給された電源52はグリップ端子37
と固定板端子36を経由して中間板19に供給され、さらに
貫通穴38,39,40を介して回動板端子25、カメラ端子15を
経由してカメラ本体11へ供給している。
このように構成された撮影装置の動作を次に説明する。
まず、カメラ本体11と回動板17とを結合し、固定板28と
ハンドグリップ34とを結合し、ハンドグリップ34を保持
して撮影する。この時、角速度センサ47,50 によって水
平、垂直方向のカメラぶれを検出しヨーイング制御回路
46によってアクチュエータ48を、ピッチング制御回路49
によってアクチュエータ51を駆動し、角速度センサ47,5
0 の出力が常にゼロに近づくように制御されるため、手
で保持したハンドグリップ34が手ぶれ等で揺れても、カ
メラ本体11に揺動が発生せず、VTR接続端子44に接続
したVTR(図示せず)では安定した映像を録画するこ
とができる。
また、可動部のほぼ重心位置を通る軸線を中心として回
動するように支持しているため、制御回路の動作時に、
軸に対するモーメント負荷が少なく、したがってアクチ
ュエータの必要トルクが少なくて済み消費電力を低減す
ることが可能になる。
上記角速度センサ47,50 は高速度で回転するジャイロセ
ンサではなく、それぞれ2つピエゾ振動子をを使用した
ものであって、これに作用するコリオリの力を検出して
ヨーイング方向、ピッチング方向の傾きを検出してお
り、従来のジャイロセンサよりも小型軽量である。
上記実施例では回動手段としてコイルとマグネットで構
成したアクチュエータを用いた場合で説明したが、バ
ネ、ダンパー等で構成した防振系を使用してもよい。
尚、この構成の場合は、装置の電源を切ってもバネとダ
ンパーとの作用でカメラが大きく傾くことはない。
上記実施例では第1の可動部をヨーイング方向、第2の
可動部をピッチング方向に回動させる場合で説明した
が、この逆に第1の可動部をピッチング方向、第2の可
動部をヨーイング方向に回動させても本質的に同様であ
る。
発明の効果 以上説明のように本発明の撮影装置は、カメラ本体を含
む第1の可動部をヨーイング方向とピッチング方向のう
ちの一方の方向に回動させる第1の回動手段と、前記カ
メラ本体と前記第1の回動手段を含む第2の可動部を他
方の方向に回動させる第2の回動手段と、前記第2の回
動手段を保持するための保持手段と、前記カメラ本体の
カメラぶれが少なくなる方向に前記第1の回動手段と前
記第2の回動手段を制御する制御手段とを備えた構成に
より、従来に比べて小型・軽量化でき、撮影者が手持ち
で使用することができ、カメラ本体も着脱可能に構成し
ているため機動性に富んだ撮影が可能になり、制御手段
が作動してカメラぶれが少なくなるように迅速かつ正確
に補正するため三脚を使用しなくても画ぶれを減少させ
た安定なカメラワークを行なうことができる。
また、第1の回動手段は第1の可動部のほぼ重心位置を
通る軸線を中心として回動自在に支持しており、第2の
回動手段は第2の可動部のほぼ重心位置を通る軸線を中
心として回動自在に支持しているため、制御手段の動作
時に、軸に対するモーメント負荷が少なく、したがって
回動手段(アクチュエータなど)の必要トルクが少なく
て済み消費電力を低減できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の撮影装置の一実施例の一部切欠き背面
図、第2図は第1図の電気構成図、第3図と第4図は従
来の撮影装置の正面図と側面図である。 11……カメラ本体、17……回動板、19……中間板、22…
…マグネット、24……固定子巻線、27……マグネット、
28……固定板、30……固定子巻線、34……ハンドグリッ
プ、52……第1の可動部の重心位置、53……軸線、54…
…第2の可動部の重心位置、55……軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮影する撮影レンズ(12)からの
    光学像を電気信号に変換する光電変換手段(13)を有す
    るカメラ本体(11)と、前記カメラ本体(11)を含む第
    1の可動部(11,17)のほぼ重心位置(52)を通る軸線
    (53)を中心として前記第1の可動部(11,17)をヨー
    イング方向とピッチング方向のうちの一方の方向に回動
    自在に支持する第1の回動手段(48)と、前記カメラ本
    体(11)と前記第1の回動手段(48)を含む第2の可動
    部(11,17,19)のほぼ重心位置(54)を通る軸線(5
    5)を中心として前記第2の可動部(11,17,19)を他
    方の方向に回動自在に支持する第2の回動手段(51)
    と、前記第2の回動手段(51)を保持するための保持手
    段(34)と、前記カメラ本体(11)のカメラぶれが少な
    くなる方向に前記第1の回動手段(48)と前記第2の回
    動手段(51)を制御する制御手段(46,49)とを備えた
    撮影装置。
JP60006272A 1985-01-16 1985-01-16 撮影装置 Expired - Lifetime JPH0620258B2 (ja)

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JP60006272A JPH0620258B2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16 撮影装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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