JPH0620205A - 静止画像記録装置 - Google Patents

静止画像記録装置

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JPH0620205A
JPH0620205A JP4194586A JP19458692A JPH0620205A JP H0620205 A JPH0620205 A JP H0620205A JP 4194586 A JP4194586 A JP 4194586A JP 19458692 A JP19458692 A JP 19458692A JP H0620205 A JPH0620205 A JP H0620205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
signal
tracks
chsv
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP4194586A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Ohashi
一仁 大橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4194586A priority Critical patent/JPH0620205A/ja
Publication of JPH0620205A publication Critical patent/JPH0620205A/ja
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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラック幅を30μm及びトラックピッチを
50μmとし、隣接するトラックに対して(1/2)H
のずれによる記録を行うことで、従来との互換性を保っ
たままCHSV方式による記録枚数を増大できるように
する。 【構成】 撮像部1からの信号に対し、CHSV信号処
理回路2によって所定のカメラ信号の処理及び記録信号
の処理を行い、2チャンネルヘッドの各ヘッド4,5へ
出力して、SVフロッピー3に記録を行う静止画像記録
装置であって、SVフロッピー3に対し1枚分の映像信
号を複数のトラックに分けて記録するに際し、トラック
幅を30μm及びトラックピッチを50μmとし、かつ
各トラックを両側の隣接する記録トラックに対し、(1
/2)Hずらせた状態で記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体に静止画
像を記録するための静止画像記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、2インチの磁気ディスク(以
下、SVフロッピーという)にNTSC方式の静止画像
を記録するシステムとして、SV(スチル・ビデオ)シ
ステムがある。そして、最近、このSVフロッピーに1
000画素(垂直)×1300画素(水平)程度の画質
による記録を可能にしながら、従来のSVシステムとの
互換性もとれる方式として、CHSV(Format
Compatible High Definitio
n SV)方式が提案されている。
【0003】ここで、CHSV方式の概略について説明
する。CHSV方式では、サンプル値アナログ伝送とい
う技術を用いる。これは、HDTV(高品位テレビジョ
ン)の伝送方式として日本放送協会(NHK)の提案し
ているMUSE(マルチプル・サブ・ナイキスト・サン
プリング・エンコーディング)方式にも用いられている
技術であり、所定の帯域制限のかかったアナログ伝送路
を用いて、サンプル値列(時間間隔Tとする)を正しく
伝送しようとするものである。
【0004】このサンプル値アナログ伝送を実現するた
めの条件としては、次にあげる2つがある。 アナログ伝送路の周波数特性が直線位相で、且つ、
(1/2T)の周波数を中心とした対象ロールオフ特性
になっている。 受信側(再生時)において、正しいサンプル点を再サ
ンプルする。
【0005】CHSV方式では、上記条件を満足した上
で、映像信号のサンプル値列を、従来のSVシステムの
記録フォーマットに準拠して、SVフロッピーに記録
し、再生することを基本とする。即ち、図8に示すよう
に、サンプルした入力信号をローパスフィルタ(LP
F)11を通したのちFM変調器12によってFM変調
し、このFM変調器12の出力によってSVフロッピー
3に対する記録を行う。また、再生に際しては、ヘッド
(不図示)によって得た再生信号をFM復調器13によ
ってFM復調し、さらにローパスフィルタ14を通して
得た信号をサンプリング回路15で再サンプリングし、
これを出力信号としている。
【0006】図9にはCHSV方式において、SVフロ
ッピーに記録するY〔輝度〕信号(図9の(a))及び
C1,C2〔色差〕信号(図9の(b)及び(c))の
サンプル点を示す。ここで、色差信号C1,C2として
は、(R−Y)信号及び(B−Y)信号を示すことにな
るが、サンプル点の取り方を示す分類として、C1、C
2という表示をする。したがって、C1=(R−Y)の
場合は、C2=(B−Y)であり、逆にC1=(B−
Y)の場合はC2=(R−Y)である。そして、CHS
V方式では、図9に示したサンプル・パターンのY,C
1,C2信号を4種に分割し、SVフロッピーの4つの
トラックに記録する。
【0007】分割の方法はY信号、C1信号、C2信号
で異なる。 Y信号 YA信号:(4n+0)ライン上のY信号サンプル点 YB信号:(4n+1) 〃 〃 YC信号:(4n+2) 〃 〃 YD信号:(4n+3) 〃 〃 C1信号 C1A:(8n+0)ライン上のC1信号サンプル点 C2B:(8n+2) 〃 〃 C3C:(8n+4) 〃 〃 C4D:(8n+6) 〃 〃 C2信号 C2A:(8n+1)ライン上のC2信号サンプル点 C2B:(8n+3) 〃 〃 C2C:(8n+5) 〃 〃 C2D:(8n+7) 〃 〃 従来のSVシステムの記録フォーマットでは、FM変調
されたY信号と、FM変調されたC1/C2(色差線順
次)信号が周波数多重されて記録される(図10参
照)。CHSV方式では、YA〜YD信号に対し、C1
A〜C1D,C2A〜C2D信号を以下に示す組み合わ
せによりFM変調後の信号を周波数多重する。 (I) YA,C1A/C2C (II) YB,C2A/C1C (III)YC,C1B/C2D(あるいはC2B/C
1D) (IV) YD,C2B/C1D(あるいはC1B/C
2D) 上記(I)〜(IV)の信号を、SVフロッピーに記録
する際の記録パターン例を示したのが図11である。
【0008】したがって、CHSV方式で記録されたS
Vフロッピーを従来のSV再生装置で再生する場合、少
なくともフィールド再生は完全に互換性があり、図11
の第2トラック、第3トラックをフレーム再生する際に
は、フレーム再生の互換もとることができる。
【0009】またCHSV再生時には、4トラックに記
録されているサンプル値列を正しいサンプル点で再サン
プルすることで、完全に元のサンプル値が復元される。
それらは再生時にメモリに格納され、その後、図9に示
したサンプル点以外の画素を補間することで1000〜
1300程度の静止画像が再生される。以上がCHSV
方式の概要である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によるSV記録フォーマットでは、1枚のSVフ
ロッピーに対し、最大50トラックの記録しかできない
ように規定されている。したがって、CHSV方式の記
録を行って記録を行うと、1枚のSVフロッピーに対
し、12枚の静止画像しか記録することができない。こ
のような状況の中で、従来のSVシステムとの互換性を
或る程度保ったまま、CHSV方式での記録枚数を増や
す手段が望まれていた。
【0011】本発明の目的は、上記した従来技術の実情
に鑑みてなされたものであり、従来との互換性を保った
ままCHSV方式による記録枚数を増大できるようにす
る静止画像記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スチルビデオフロッピーに対し1枚分の
映像信号を複数のトラックに分けて記録する静止画像記
録装置において、トラック幅を30μm及びトラックピ
ッチを50μmとし、かつ記録トラックを隣接する記録
トラックに対して(1/2)Hのずれを有するように記
録する記録手段を設けるようにしている。
【0013】
【作用】上記した手段によれば、トラック幅及びトラッ
クピッチが従来の1/2で、かつ隣接する記録トラック
に対して(1/2)Hのずれをもたせた状態でCHSV
方式による記録が行われる。したがって、従来の倍以上
の枚数(25枚)の静止画像が記録でき、また、従来の
SVシステムとの互換性もフィールド再生の面で確保さ
れる。
【0014】
【実施例】図1は本発明による静止画像記録装置の一実
施例を示す構成図である。
【0015】撮像部1にはCHSV信号処理回路2が接
続され、その2系統の出力の各々にはヘッド4,5が接
続されている。ヘッド4,5の各々はSVフロッピー3
に対向するように配設されている。
【0016】この実施例は、撮像部1からの信号に対
し、CHSV信号処理回路2によって所定のカメラ信号
の処理及び記録信号の処理を行い、2チャンネルヘッド
の各ヘッド4,5へ出力して、SVフロッピー3に記録
を行う。この場合、記録動作は第1ステップと第2ステ
ップの2つに分けて行われる。
【0017】図2は、本発明におけるCHSV記録パタ
ーンを示す説明図である。図のように4トラックを用い
て静止画像を記録するのであるが、ここではトラック幅
を30μm、トラック間のガードバンド幅を20μmに
設定している。したがって、この場合のトラックピッチ
は50μmである。つまり、従来の記録パターンに対し
て、本発明のトラックピッチは半分になっている。さら
に、隣接のトラックに対して(1/2)Hだけずらした
記録が行われる。また、この場合、従来の4トラック分
の記録情報が、本発明の4トラックに次のように入れ換
えて記録される。
【0018】 本発明の第1トラック←従来の第1トラックの情報 〃 2 ← 〃 4 〃 〃 3 ← 〃 2 〃 〃 4 ← 〃 3 〃 このような記録方法により、SVフロッピー1枚に対し
て従来の倍の100トラックが記録可能となり、CHS
V方式で記録を行っても、25枚の静止画像の記録が可
能となる。
【0019】上記のような記録を行うために、ヘッド
4,5から成る2チャンネルヘッド6は、ギャップ幅3
0μm、ピッチ50μmを有し、ヘッドピッチが100
μmとなるように構成されている。この2チャンネルヘ
ッド6は、第1ステップにおいては図3のAの位置にあ
って、第1,第3トラックへの記録を同時に行う。つい
で、ヘッドを高速に図4のBの位置へ移動させる。但
し、このヘッド移動に伴う間は、撮像部1からの信号読
み出しが一時的に停止される。そして、第2ステップに
おいても第1ステップと同時にして、第2,第4トラッ
クの記録を同時に行う。
【0020】また、図2に示した本発明によるCHSV
記録パターンを従来のヘッドで再生する場合の様子を図
5に示す。この場合、SV用ヘッドは1チャンネルヘッ
ド7を用い、これを1トラックづつ移動させて再生を行
うことになる。このように、従来のSV用ヘッド7によ
りフィールド再生も可能であることは勿論である。
【0021】本発明は、上記のようにトラック幅30μ
m、トラックピッチ50μmの記録を行う方法をCHS
V再生装置に適用し、これによってSVフロッピーの倍
密化を実現するものである。さらに、このようなSVフ
ロッピーの倍密化は、従来のSVシステムにおいても実
現可能であり、トラック幅30μm、トラックピッチ5
0μmの隣接の2トラックに対して従来のSVシステム
と同じようにしてNTSC画像のフレーム記録を行う装
置を製作することも可能である。
【0022】本発明は、このようなSVフロッピーの倍
密化に対する従来との互換性を重視している。すなわ
ち、図6に示すように、ヘッドピッチが50μmの2チ
ャンネルヘッド8を用いた場合でも2つのトラック間隔
にずれが生じないためにフレーム再生が可能になり、倍
密化システムとの互換性が取れることになる。
【0023】図7は本発明の他の実施例を示す構成図で
ある。本実施例は、4チャンネルヘッドを用いており、
この4チャンネルヘッド8はヘッド(I)8a、ヘッド
(II)8b、ヘッド(III)8c、ヘッド(IV)
8dから成る。これに対してCHSV信号処理回路2は
2チャンネル出力であるため、4チャンネルヘッド8と
の間に連動するスイッチ9(SW1)及びこれに連動す
るスイッチ10(SW2)を設け、ヘッド(I)8aと
ヘッド(II)8bの組み合わせ及びヘッド(III)
8cとヘッド(IV)8dの組み合わせを選択すること
ができる。
【0024】図6において、使用する4チャンネルヘッ
ド8は、ギャップ幅30μm、トラックピッチ50μm
を有しており、この場合も、記録動作は2ステップに分
けて行われる。すなわち、第1ステップでは4チャンネ
ルヘッドの内のヘッド(I)8a及びヘッド(III)
8cにより、第1,第3トラックの記録が同時に行わ
れ、第2ステップでは、ヘッド(II)8b,ヘッド
(IV)8dにより、第2,第4トラックへの記録が同
時に行われる。この実施例では、4チャンネルヘッドを
用いているため、図1の実施例のようにヘッドを移動す
る必要はない。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明は、スチル
ビデオフロッピーに対し1枚分の映像信号を複数のトラ
ックに分けて記録する静止画像記録装置において、トラ
ック幅を30μm及びトラックピッチを50μmとし、
かつ記録トラックを隣接する記録トラックに対して(1
/2)Hのずれを有するように記録する記録手段を設け
るようにしたので、従来の倍以上の枚数の静止画像を記
録でき、また、従来のSVシステムとの互換性もフィー
ルド再生の面で確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静止画像記録装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明におけるCHSV記録パターンを示す説
明図である。
【図3】図1の実施例の第1ステップにおける記録パタ
ーンの形成方法を示す説明図である。
【図4】図1の実施例の第2ステップにおける記録パタ
ーンの形成方法を示す説明図である。
【図5】従来のSV用1チャンネルヘッドによる再生方
法を示す説明図である。
【図6】倍密スチルビデオシステムと本発明の互換性を
示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図8】CHSV方式による映像信号のサンプル値のア
ナログ伝送の概念を示す説明図である。
【図9】Y信号、C1,C2信号のサンプルパターンを
示す説明図である。
【図10】スチルビデオ(SV)フォーマットにおける
周波数アロケーションを示す概念図である。
【図11】CHSV方式の記録パターンの形成方法を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 CHSV信号処理回路 3 SVフロッピー 4,5 ヘッド 6 2チャンネルヘッド 7 1チャンネルヘッド 8 4チャンネルヘッド 9,10 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチルビデオフロッピーに対し1枚分の
    映像信号を複数のトラックに分けて記録する静止画像記
    録装置において、トラック幅を30μm及びトラックピ
    ッチを50μmとし、かつ記録トラックを隣接する記録
    トラックに対して(1/2)Hのずれを有するように記
    録する記録手段を設けたことを特徴とする静止画像記録
    装置。
JP4194586A 1992-06-30 1992-06-30 静止画像記録装置 Pending JPH0620205A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4194586A JPH0620205A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 静止画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4194586A JPH0620205A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 静止画像記録装置

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JPH0620205A true JPH0620205A (ja) 1994-01-28

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ID=16327011

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JP4194586A Pending JPH0620205A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 静止画像記録装置

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