JPH06201527A - シャシーダイナモメータ - Google Patents

シャシーダイナモメータ

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Publication number
JPH06201527A
JPH06201527A JP5000862A JP86293A JPH06201527A JP H06201527 A JPH06201527 A JP H06201527A JP 5000862 A JP5000862 A JP 5000862A JP 86293 A JP86293 A JP 86293A JP H06201527 A JPH06201527 A JP H06201527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
deviation
chassis dynamometer
output
dynamometer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5000862A
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English (en)
Inventor
Kimihiko Kaneko
公彦 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5000862A priority Critical patent/JPH06201527A/ja
Publication of JPH06201527A publication Critical patent/JPH06201527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実車走行状態と同様な状態で車両の走行試験
ができるようにして車両の正確な運動性能評価ができる
ようにした。 【構成】 車両11をシャシーダイナモメータ本体の車
両載置体12a,12b,13a,13bに載置する。
車両11は車両位置検出装置18,19で車両の移動を
検出する。この検出信号は位置設定信号と第1偏差検出
器22で偏差をとり、この偏差をダイナモメータ制御装
置16に入力する。ダイナモメータ制御装置16は偏差
量に応じてダイナモメータ14を制御して車両11が車
両載置体12a,12b,13a,13bから逸脱しな
いようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の運動性能評価
用シャシーダイナモメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シャシーダイナモメータを使用して車両
の運動性能を評価する際、車両はシャシーダイナモメー
タのローラあるいはフラットベルト上から逸脱しないよ
うに、車両固定装置を用いて拘束される。図3A,B,
Cは車両固定装置の概略構成を示すもので、図3A,B
はワイヤ1の一端を車両2の前後方向にそれぞれ2本づ
つ設け、他端を支柱3に取り付けたものであり、図3C
は車両2の前後にワイヤ1を設けたものである。また、
図示しないが、シャシーダイナモメータ上で等価的に車
両重心拘束装置を使用し、車両の拘束と一部挙動評価を
行うために拘束装置を部分的に自在化した車両固定装置
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、シャシ
ーダイナモメータを使用して車両の運動性能を評価する
際、本来、車両はシャシーダイナモメータ上でワイヤ等
を用いて固定しないで自由な挙動ができるようにする必
要がある。
【0004】しかし、前述のようにシャシーダイナモメ
ータ上では、車両を何等かの物理的拘束装置で拘束した
り、あるいは多少の可動範囲を設けても、車両には外部
からは何等かの力が作用する。このため、車両は本来何
等拘束されていない状態で走行している場合と比較して
評価に差が生じてしまう問題がある。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、実車走行状態と同様な状態で車両の走行試験がで
きるようにして車両の正確な運動性能評価ができるよう
にしたシャシーダイナモメータを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、第1発明は車両が載置されるシャシー
ダイナモメータ本体と、このシャシーダイナモメータ本
体の近傍に配置される車両位置検出装置と、この位置検
出装置の出力と位置設定器からの出力との偏差を検出す
る偏差検出器と、この偏差検出器の偏差出力とシャシー
ダイナモメータ本体の速度検出出力とが入力され、この
入力値の偏差に応じてシャシーダイナモメータ本体の速
度を制御するダイナモメータ制御装置とを備えたもので
ある。
【0007】第2発明は車両の加速度センサの出力を車
両位置検出装置に代えて位置設定器からの出力と偏差を
検出するようにしたものである。
【0008】第3発明は車両の車輪とシャシーダイナモ
メータ本体との摩擦損失を検出してその検出出力を位置
設定器からの出力との偏差を検出するようにしたもので
ある。
【0009】第4発明はシャシーダイナモメータ本体の
車両載置体を長尺のフラットベルトにて形成したもので
ある。
【0010】
【作用】車両の運転を開始すると、シャシーダイナモメ
ータ本体も回転を開始する。すると車両は反力で水平方
向に移動する。この車両の移動は車両位置検出装置で検
出される。この検出信号は位置設定器の出力との偏差が
とられて、その偏差量に応じてダイナモメータ制御装置
からシャシーダイナモメータ本体の速度を制御する信号
が出る。車両の移動は加速度センサや摩擦損失を検出し
ても可能である。また、長尺のフラットベルトシャシー
ダイナモメータを使用すればより運動性能の評価ができ
る。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、11は試験車両で、この車両11
はフラットベルトタイプのシャシーダイナモメータ本体
の車両載置体12a,12b,13a,13bに車輪が
載置される。14,15はダイナモメータで、このダイ
ナモメータ14,15は詳細を後述するダイナモメータ
制御装置16,17により制御される。
【0012】18,19は車両11の進行方向の左右に
配設された車両位置検出装置で、この検出装置18,1
9は例えば光学式のものを使用する。なお車両位置検出
装置18,19は光学式に限定されない。車両位置検出
装置18,19は増幅器20に接続され、ここで位置検
出信号が増幅される。増幅器20の出力信号は位置設定
器21の設定信号と第1偏差検出器22に供給され、こ
こで偏差が検出される。第1偏差検出器22の偏差検出
信号は位置制御増幅器23で増幅した後、ダイナモメー
タ制御装置16,17に入力される。ダイナモメータ制
御装置16,17は同一構成であるので、ダイナモメー
タ制御装置16のみについて以下述べる。24はダイナ
モメータ14の速度を検出する速度検出器で、この検出
器24が検出した信号は第2偏差検出器25のマイナス
端に供給され、そのプラス端には位置制御増幅器23の
出力信号が供給される。
【0013】第2偏差検出器25が検出した偏差分は速
度制御増幅器26で増幅した後に、第3偏差検出器27
のプラス端に供給され、そのマイナス端にはインバータ
回路28に流れる電流を変流器29で検出した信号が供
給される。第3偏差検出器27の偏差分は電流制御増幅
器30で増幅した後、ドライブ回路30を介してインバ
ータ回路28の半導体素子のゲートに与えられる。イン
バータ回路28の出力はダイナモメータ14に供給さ
れ、第2偏差検出器25で検出された偏差分に応じてダ
イナモメータ14の速度が制御される。
【0014】次に上記実施例の動作を述べる。試験車両
11を車両載置体12a,12b,13a,13b上に
載置し、車両11には一切拘束するものを使用しない。
ここで車両11の運転を開始すると、車両載置体12
a,12b,13a,13bも回転する。すると車両1
1は反力で水平方向(進行方向)に移動する。車両11
の進行方向には車両位置検出装置18,19が設けられ
ているので、車両11が進行方向に移動すると、車両位
置検出装置18,19がこれを検出し、その信号は増幅
器20を介して第1偏差検出器22に供給される。第1
偏差検出器22は位置設定器21からの設定信号との偏
差を検出し、その偏差分が位置制御増幅器23を介して
ダイナモメータ制御装置16に与えられる。
【0015】ダイナモメータ制御装置16はダイナモメ
ータ14の速度を前記偏差分に応じて制御され、常に車
両11が一定あるいは所定範囲内に位置するようにす
る。これにより、車両11は車両載置体12a,12
b,13a,13bから脱落することはない。
【0016】上述した車両位置検出装置18,19の代
りに、車両11に搭載されている加速度センサによりフ
ィードバックコントロールを行い、一定の加速度以内に
入るように、ダイナモメータ14の速度を制御して車両
が一定の範囲内の位置にて運転できるようにしてもよ
い。
【0017】また、車両11のタイヤとシャシーダイナ
モメータとの摩擦損失を検出してその損失が零または一
定の範囲内に入るように制御して、車両11が一定の範
囲内の位置にて運転できるようにしてもよい。この場合
もダイナモメータ14の速度または駆動吸収トルクを制
御する。
【0018】図2は長尺のフラットベルトタイプのシャ
シーダイナモメータの概略構成図で、このタイプのシャ
シーダイナモメータを使用すると、よりダイナミックな
運動性能の評価が出来る。
【0019】上記実施例を用いると次のような効果が得
られる。
【0020】(a)車両を一切拘束しないで完全フリー
で車両の運転ができる。
【0021】(b)車両に付加装置がないので、路上走
行と同様な正確な車両の動きを、室内で評価できる。
【0022】(c)平坦な等価路面を作り、進行方向に
車両がある範囲移動しても実車と等価な走行状態を作り
出させる。
【0023】(d)車両の位置を検出し、位置制御を行
えるが、制御常数のセットにより車両の位置がある範囲
で任意に移動させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
シャシーダイナモメータを使用して実車走行と全く同様
な状態で車両の走行試験ができるので、車両の正確な運
動性能が評価でき、しかも安全で室内にて試験ができる
ため気象条件に左右されない。また、テストコースが不
要となるため、経済的であり、室内既存の計測器類が自
由に使用できる等の種々の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】長尺フラットベルトタイプのシャシーダイナモ
メータの概略構成図である。
【図3】A,B,Cは車両固定装置を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11…車両 12a,12b,13a,13b…車両載置体 14,15…ダイナモメータ 16,17…ダイナモメータ制御装置 18,19…車両位置検出装置 21…位置設定器 22…第1偏差検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が載置されるシャシーダイナモメー
    タ本体と、このシャシーダイナモメータ本体の近傍に配
    置される車両位置検出装置と、この位置検出装置の出力
    と位置設定器からの出力との偏差を検出する偏差検出器
    と、この偏差検出器の偏差出力とシャシーダイナモメー
    タ本体の速度検出出力とが入力され、この入力値の偏差
    に応じてシャシーダイナモメータ本体の速度を制御する
    ダイナモメータ制御装置とを備えたことを特徴とするシ
    ャシーダイナモメータ。
  2. 【請求項2】 車両の加速度センサの出力を車両位置検
    出装置に代えて位置設定器からの出力と偏差を検出する
    ようにした請求項1記載のシャシーダイナモメータ。
  3. 【請求項3】 車両の車輪とシャシーダイナモメータ本
    体との摩擦損失を検出してその検出出力を位置設定器か
    らの出力と偏差を検出するようにした請求項1記載のシ
    ャシーダイナモメータ。
  4. 【請求項4】 シャシーダイナモメータの車両載置体を
    長尺のフラットベルトにて形成したことを特徴とする請
    求項1記載のシャシーダイナモメータ。
JP5000862A 1993-01-07 1993-01-07 シャシーダイナモメータ Pending JPH06201527A (ja)

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JP5000862A JPH06201527A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 シャシーダイナモメータ

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JPH06201527A true JPH06201527A (ja) 1994-07-19

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JP5000862A Pending JPH06201527A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 シャシーダイナモメータ

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JP (1) JPH06201527A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212152A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Ono Sokki Co Ltd シャシーダイナモメータの車両固定装置
JP2017538949A (ja) * 2014-10-23 2017-12-28 スフェレア テスト アンド サービシズ 列車,特に自動地下鉄列車の試験用ダイナミックリグ用回転ユニット,及び本ユニットを備えたリグ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212152A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Ono Sokki Co Ltd シャシーダイナモメータの車両固定装置
JP4689485B2 (ja) * 2006-02-07 2011-05-25 株式会社小野測器 シャシーダイナモメータの車両固定装置
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