JPH06201222A - 吸収冷温水機の冷媒・溶液散布装置 - Google Patents

吸収冷温水機の冷媒・溶液散布装置

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JPH06201222A
JPH06201222A JP34795192A JP34795192A JPH06201222A JP H06201222 A JPH06201222 A JP H06201222A JP 34795192 A JP34795192 A JP 34795192A JP 34795192 A JP34795192 A JP 34795192A JP H06201222 A JPH06201222 A JP H06201222A
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liquid
pipe
refrigerant
distribution pipe
heat transfer
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JP34795192A
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English (en)
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Takeshi Nakao
剛 中尾
Tomihisa Ouchi
富久 大内
Kenji Machizawa
建司 町沢
Satoru Koizumi
悟 小泉
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】吸収冷温水機の冷媒・溶液散布装置20は、液
導入管19が分岐ヘッダ19aに接続され、伝熱管と平
行に配置され角パイプで構成された2本の分配管21が
この分岐ヘッダ19aに接続されて構成されている。こ
の分配管21には複数個の液分配オリフィス22がその
両側面に設けられている。また、分配管21の外側にコ
の字状に覆い板23が凹み部25によって隙間を持って
固定されている。この覆い板23の内側で、分配管21
の下側に、コの字状の液滴分散板24が配置されてい
る。この液滴分散板24の下部は櫛歯状になっている。 【効果】大量の溶液及び冷媒等の散布液を少ない配管抵
抗で均一に散布することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水を冷媒とし、例えば、
臭化リチウムなどの塩類溶液を吸収剤とする吸収冷温水
機に係り、特に、蒸発器,吸収器,低温再生器などの水
平伝熱管群上に冷媒液や溶液を散布させて熱交換させる
液膜流下タイプ熱交換器に最適な吸収冷温水機の冷媒・
溶液散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸収冷温水機の蒸発器,吸収器などの液
散布装置としては、下記のようなスプレー方式,サイフ
ォン方式,オーバーフロー方式,液案内板方式,エプロ
ン方式,ノズルガイド方式,透し孔方式などが使用され
ていた。すなわち、 (1)スプレー方式…実開昭51−126415号公報に記載さ
れているように、蒸発器,吸収器にスプレーノズルが使
用されていた。蒸発器の冷媒液は冷媒ポンプによりスプ
レーノズルが設置されたスプレートリーにより散布され
る。また、吸収器では溶液が溶液ポンプにより、スプレ
ーノズルが設置されたスプレートリーにより散布され
る。この種のものには特公昭43−10472 号公報が挙げら
れる。
【0003】(2)サイフォン方式…実公昭53−52682
号公報に記載されているように、散布樋側壁にサイフォ
ンが挟持され、サイフォンが吸い込み孔より吸い込んだ
吸収液あるいは冷媒を一滴ずつ散布していた。液導入管
から分配オリフィスを経て散布樋に導かれた液はサイフ
ォンによって散布樋の縁を乗り越えて散布覆い板の内側
に沿って流下し、伝熱管群上に滴下する。この種のもの
には、特開昭63−176967号,実公昭46−17399号,実公
昭46−17400号,実公昭46−7956号,特公昭43−18501
号公報が挙げられる。
【0004】(3)オーバーフロー方式…実公昭46−43
68号公報に記載されているように、分布器の上面に設け
たスリットから溢れた濃溶液は針金に沿って流れて行く
方式である。液が溜らないように分布器の下部には小孔
を設けている。サイフォン方式よりもさらに伝熱管群に
対する液分配の均一性は分配器の水平設置の厳密さが要
求される。なお、上面からではなく、散布樋の側面から
行うものとしては、実公平1−17013号,特開昭63−1769
67号公報が挙げられる。
【0005】(4)液案内板方式…特公昭42−25871 号
公報に記載されているように、散布樋の側面あるいは底
面の小孔から流出した液を案内溝を介して下方の案内板
上に導き伝熱管群に散布する方式。下方の案内板にさら
に孔を備えたものもある。この種のものには、実公昭46
−17399号,特開昭60−29564号公報が挙げられる。
【0006】(5)エプロン方式…特公昭53−30535 号
公報に記載されているように、液分配管の上部小孔から
液を噴出させ、分配溝で分散させさらに案内板(エプロ
ン)の上を液を流下させて伝熱管群に散布する方式。こ
の種のものとしては、特開昭51−51040 号,特開昭52−
9154号公報が挙げられる。また、散布ノズルと組合わせ
た方式は特開昭61−16907 号公報が挙げられる。
【0007】(6)ノズルガイド方式…実開平3−42974
号公報に記載されているように、液分配管の下部に開口
したスプレー孔に棒上のガイドを差し込み、ガイドに沿
って液を伝熱管上に滴下させる。この種のものは、特公
昭43−28499 号公報があげられる。
【0008】(7)透し孔方式…特公昭42−25871 号公
報に記載されているように、液分配トレーの下部に伝熱
管上に対応した位置に孔を開けて散布する方式。
【0009】これら7種類の液散布装置は吸収冷温水機
に用いられている。吸収冷温水機は、冷房サイクルの従
来例が示されている図5に示されているように、灯油や
都市ガス燃料の燃焼熱などの外部熱源で加熱される高温
再生器1,低温再生器2,凝縮器3,蒸発器4,吸収器
5,高温溶液熱交換器6,低温溶液熱交換器7,溶液ポ
ンプ8,冷媒ポンプ9を動作的に配管で接続し、冷却塔
CTで冷却した冷却水CWを冷却水ポンプで吸収器5及
び凝縮器3に通水し、蒸発器4に冷却水4aを冷温水ポ
ンプにより通水させ、室内のエアハンドリングユニット
に冷温水配管を介して循環させて冷房を行う。高温再生
器1で加熱された溶液は冷媒蒸気を発生して濃縮され
る。低温再生器2の溶液は高温再生器1で発生した冷媒
蒸気で加熱されて冷媒蒸気を発生して濃縮される。凝縮
器3は低温再生器2の冷媒蒸気および高温再生器1から
低温再生器2を経由した冷媒を冷却水CWで冷却し、凝
縮液化させて液冷媒導管17を経由して蒸発器4に送ら
れる。蒸発器4の液冷媒は冷媒ポンプ9によって熱交換
器上に散布装置20を介して散布されて冷水4aから熱
を奪って蒸発気化し、エリミネータ11を通って吸収器
5に導かれる。一方、高温再生器1で生成した濃溶液は
高温溶液熱交換器6を経て低温再生器2で生成した濃溶
液と混合して低温溶液熱交換器7を経由し、圧力差とヘ
ッド差により吸収器5に導かれ、溶液スプレーポンプ1
8により液導入管19を経由して散布装置20により熱
交換器上に散布される。吸収器5の熱交換器上に散布さ
れた濃溶液は、冷却水CWで冷却されて蒸発器4から冷
媒蒸気を吸収して希溶液を生成し、溶液ポンプ8により
高温再生器1,低温再生器2にそれぞれ送られる。
【0010】暖房時は、冷媒ポンプ9が停止され、冷暖
切り換え弁12が開放される。高温再生器1で発生した
冷媒蒸気は低温再生器2ヘッダより分岐した分岐管16
および冷暖切り換え弁12を経由して2分され、1部は
気泡ポンプ13に導かれ、残りはバイパス管14を経由
して蒸発器4に導かれ、蒸発器4の伝熱管内を流れ温水
4bと熱交換して凝縮液化する。この液冷媒は暖房液冷
媒導管15を経由して気泡ポンプ13により吸収器5に
送られる。なお、作動媒体には、冷媒に水,吸収剤に臭
化リチウム水溶液が用いられ、また、界面活性剤として
2エチルヘキシルアルコールなどが添加されている。
【0011】また、冷媒ポンプ9の無いサイクルでは、
凝縮器3で生成した液冷媒は液冷媒導管17を経由して
蒸発器4の散布装置20に液ヘッド差と圧力差を利用し
て導き熱交換器上に滴下される。
【0012】同様に、溶液スプレーポンプ18が配設さ
れていないサイクルでは、液のヘッド差と圧力差によ
り、濃溶液が液導入管19を経由して吸収器5の散布装
置20に送られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の吸収冷
温水機の7種類の液散布装置はそれぞれ次のような問題
があった。
【0014】(1)スプレー方式は広範囲散布,散布密
度の均一性に重点が置かれており、散布密度が変化する
場合や高散布密度を要求する場合は、散布液のむだが多
く問題であった。また、(2)サイフォン方式,(3)
オーバーフロー方式,(4)液案内板方式などは散布樋
を利用するため、高散布密度を要求する場合は散布樋が
巨大になるという問題があった。さらに、(5)エプロ
ン方式や散布ノズルと液案内板とを組み合わせた方式で
は、散布密度の均一性に重点が置かれており、散布液量
が変化する場合や高散布密度を要求する場合は、散布液
体のむだが多く問題であった。また、(6)ノズルガイ
ド方式は少ない液の散布に適しており、高散布密度では
目的とする液の飛散防止が不可能になり、スプレー方式
と同様に散布液体のむだが多く問題であった。最後に、
(7)透し孔方式は最も簡単な構成であるが、散布液量
が変化する場合には散布密度の均一性が悪くなる問題が
あり、ほとんど利用されていない。
【0015】以上のように、従来の液散布装置は、散布
液量の変化や散布密度の配分や高散布密度の要求など、
吸収冷温水機の高性能化を図るために重要な機能を十分
に満足できる構成では無いという問題があった。
【0016】本発明の目的は、冷媒ポンプや溶液スプレ
ーポンプを配置された吸収冷凍サイクルにおいて、溶液
散布液量の変化や散布密度の配分や高散布密度の要求な
ど、吸収冷温水機の高性能化を図るために重要な機能に
対応できる吸収冷温水機の冷媒・溶液散布装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1および図2の実施例
を参照するに、本発明の吸収冷温水機の冷媒・溶液散布
装置20は、液導入管19,分岐ヘッダ19a,伝熱管
と平行に配置した分配管21と分配管の両側に開孔した
複数個の液分配オリフィス22と分配管の外側にコの字
状に分配管と隙間を持って固定された覆い板23と該分
配管下側に固定されたコの字状の液滴分散板24とから
なることを特徴とする。
【0018】また、液導入管19から分岐して伝熱管と
平行に配置した分配管21と分配管21の両側に開孔し
た複数個の液分配オリフィス22と分配管21の外側に
コの字状に分配管21と隙間を持って固定された覆い板
23と分配管の下側に固定されたコの字状の液滴分散板
24とからなり、液滴分散板24が櫛歯状に形成されて
いるとともに液滴分散板24と伝熱管とは液落下距離を
3mmから9mmの範囲にしたことを特徴とする。
【0019】さらに、液導入管19から分岐して伝熱管
と平行に配置した分配管21と該分配管21の両側に開
孔した複数個の液分配オリフィス22と分配管21の外
側にコの字状に分配管21と凹み部25を設けて分配管
との隙間を持って固定された覆い板23と分配管下側に
固定されたコの字状の液滴分散板24とからなり、覆い
板23と前記分配管21を凹み部25で固定したのを特
徴とする。
【0020】また、液導入管19から分岐して伝熱管と
平行に配置した分配管21と分配管21に開孔した複数
個の液分配オリフィス22と分配管21の外側にコの字
状に分配管21と隙間を持って固定された覆い板23と
分配管下側に固定されたコの字状の液滴分散板24とか
らなり、覆い板23と液滴分散板24がエンジニアリン
グプラスチックで構成されていることを特徴とする。
【0021】
【作用】冷媒ポンプ9または溶液スプレーポンプ18に
より昇圧された液冷媒または溶液は、液導入管19から
分岐して伝熱管と平行に配置した分配管21に導入され
る。分配管21には複数個の液分配管オリフィス22が
配置され、伝熱管の軸方向に対してまず均一に分配され
る。液分配オリフィス22から噴出した冷媒液または溶
液は分配管21の外側にコの字状に分配管21と隙間を
持って固定された覆い板23に衝突してその液の噴出速
度を弱められるとともに液が長手方向に広げられ、さら
に、液分配管21の下方に配置された液滴分散板24に
導かれ、液滴分散板24を伝って液は伝熱管上に流下す
る。ここで、冷媒ポンプ9や溶液スプレーポンプ18の
回転数制御や液導入管19に設けた液量制御手段27に
より液量を絞った。液量が少ない場合は液分配オリフィ
ス22からの液の噴出が弱くなり、覆い板23に衝突し
た際の液の広がりが少なく、従って、液滴分散板24で
の液流下範囲が狭められる。このように散布液量を少な
くコントロールすると伝熱管群上への液散布の広がりが
狭められ、従って、熱交換量も少なくコントロールされ
る。
【0022】また、液滴分散板24の櫛歯状の先端から
落下する液滴が3mmから9mm落下すると伝熱管に到達す
る。3mmよりも少ない距離では、従来の針金ガイド方式
と同じように液が連続的に流下し、先端に液滴の形成が
できないために、伝熱管での液流下は連続的になり、液
の広がりが悪い。一方、約9mmよりも大きく離れると、
伝熱管に滴下した液が落下の運動エネルギにより伝熱管
から離脱しやすくなり、特に散布液量を増大させた際に
著しい。さらに、覆い板23の内側に複数個の凹み部2
5を設けて分配管21との隙間の距離を保つとともにそ
の一部を分配管21に固定させるので、散布装置の組立
てが極めてやさしくなる。これらをエンジニアリングプ
ラスチックで構成すれば軽量化でき、さらに組立てが容
易にできるという効果がある。同様に、散布装置20を
分解して掃除が容易にできる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2によ
り説明する。
【0024】図1及び図2において、吸収冷温水機の冷
媒・溶液散布装置20は、液導入管19が分岐ヘッダ1
9aに接続され、伝熱管と平行に配置され角パイプで構
成された2本の分配管21がこの分岐ヘッダ19aに接
続されて構成されている。この分配管21には複数個の
液分配オリフィス22がその両側面に設けられている。
また、分配管21の外側にコの字状に覆い板23が凹み
部25によって隙間を持って固定されている。この覆い
板23の内側で、分配管21の下側に、コの字状の液滴
分散板24が配置されている。この液滴分散板24の下
部は櫛歯状になっている。
【0025】液冷媒または溶液は液導入管19より、ま
ず分岐ヘッダ19aに導かれ、ここで各分配管21に分
配導入される。分配管21に導かれた液は液分配オリフ
ィス22より噴出し、覆い板23の内側に衝突して広が
るとともに減速される。覆い板23と分配管21との隙
間を流下した液は液滴分散板24に沿ってその櫛歯の先
端より伝熱管の上に流下する。このように、板に沿って
液が流下するので細かなミスト発生が無く液をうまく伝
熱管の上に流下させることが出来る。
【0026】ここでさらに、液量が増大すると、液分配
オリフィス22よりの液の噴出速度が増大し、覆い板2
3の内側に衝突して広がるとともに減速されるため、伝
熱管に液流が衝突することが無く、ミスト発生を防止で
きる。
【0027】また、逆に液量がコントロールされて減少
した場合は、液分配オリフィス22からは適量が流出
し、噴出する液流速が遅いため液の広がりが少ない。そ
のため、狭い範囲で伝熱管上に液が流下し、そのため伝
熱管の一部は液が流下しない。なお、櫛歯は分配オリフ
ィス22の1個所に対して3個から5個を対応させるの
が望ましい。これによって熱交換量が減少し、コントロ
ールできる。
【0028】なお、本実施例では覆い板23を分岐ヘッ
ダ19aに接続したので、端部からの液の噴出を防止出
来る。もちろん、他端には端板28が設置されて分配管
21と覆い板23との端部隙間からの液の噴出を防止し
ている。
【0029】図3及び図4は本発明の他の一実施例であ
る。本実施例では分配管21は変えずに図1及び図2の
角パイプの両側面に分配オリフィス22を設けたままで
ある。図1及び図2で図示されていた覆い板23と液分
散板24が一体型になった点が前述の実施例と異なる。
図3及び図4で図示されている液滴分散板26は図1及
び図2での覆い板23と液滴分散板24の要素をかねそ
なえており液滴分散板26の凹み部27によって分配管
21の隙間を持って固定されている。この液滴分散板2
6の下部は櫛歯状になっている。液冷媒または溶液の滴
下は前実施例で述べた結果が得られる。また、液滴分散
板26が図1及び図2で図示されてある覆い板23と液
滴分散板24が一体になったので部材数を減らすことが
でき組立て及び分解が容易である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、液導入管から分岐して
伝熱管と平行に配置した分配管と分配管の両側に開孔し
た複数個の液分配オリフィスと分配管の外側にコの字状
に分配管と隙間を持って固定された覆い板と分配管下側
に固定されたコの字状の液滴分散板または分配管の外側
にコの字状の液滴分散板からなる吸収冷温水機の冷媒・
溶液散布装置としたので以下の効果を奏する。
【0031】(イ)大量の溶液及び冷媒等の散布液を少
ない配管抵抗で均一に散布することができる。
【0032】また、液滴分散板が櫛歯状に形成され液滴
分散板と伝熱管との液落下距離を3mmから9mmの範囲に
したので、(ロ)冷媒ポンプ9や溶液スプレーポンプ1
8が回転数制御や流量制御されると、散布液量が少なく
なるが、それに応じて散布液の広がりが小さくなり、液
が濡らす伝熱面積が少なくなって、熱交換量を制御で
き、部分負荷時のコントロールが容易になる。
【0033】さらに、液滴分散板と覆い板とにそれぞれ
内側に複数個の凹み部を設けて分配管との隙間の距離を
保つとともに分配管と液滴分散板または覆い板の固定が
できるので、(ハ)散布装置の分解や組立てが極めて容
易になり、特に組立中の異物の排除が容易になる。
【0034】また、覆い板と液滴分散板がエンジニアリ
ングプラスチックで構成したので、(ニ)軽量化ととも
に、銹発生を防止できる。
【0035】(ホ)分配管上部に分岐ヘッダを設けたこ
とにより液滴分散板からの液流下が伝熱管端部まで滴下
されるので冷媒・溶液の熱交換効率が向上する。
【0036】(ヘ)分配管から蒸発した蒸気の流れを妨
げることが少なくなり蒸気流れが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す吸収冷温水機の冷媒・
溶液散布装置の説明図。
【図2】図1の液散布装置の断面図。
【図3】本発明の一実施例を示す液散布装置の断面図。
【図4】図3の側面部分図。
【図5】吸収冷温水機のサイクル系統図。
【符号の説明】
19…液導入管、19a…液ヘッダ、20…散布装置、
21…分配管、22…液分配オリフィス、23…覆い
板、24…液滴分散板、25…凹み部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 悟 東京都千代田区神田和泉町1 日立ビル施 設エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液導入管から分岐して伝熱管と平行に配置
    した分配管と、前記分配管の両側に開孔した複数個の液
    分配オリフィスと前記分配管の外側にコの字状に前記分
    配管と隙間を持って固定されたコの字状の液滴分散板と
    からなり、前記液滴分散板の内側に複数個の凹み部を設
    けて分配管との距離を保つのを特徴とする吸収冷温水機
    の冷媒・溶液散布装置。
JP34795192A 1992-12-28 1992-12-28 吸収冷温水機の冷媒・溶液散布装置 Pending JPH06201222A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998019116A1 (fr) * 1996-10-30 1998-05-07 Rinnai Kabushiki Kaisha Appareil stillatoire de fluide refrigerant pour refrigerateurs a absorption
JP2015114093A (ja) * 2013-12-16 2015-06-22 アイシン精機株式会社 吸収式ヒートポンプ装置

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