JPH06199954A - 室温で架橋する共重合体 - Google Patents

室温で架橋する共重合体

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JPH06199954A
JPH06199954A JP5264699A JP26469993A JPH06199954A JP H06199954 A JPH06199954 A JP H06199954A JP 5264699 A JP5264699 A JP 5264699A JP 26469993 A JP26469993 A JP 26469993A JP H06199954 A JPH06199954 A JP H06199954A
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meth
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JP5264699A
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English (en)
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Karl Haeberle
カール、ヘベレ
Gerhard Bauer
ゲールハルト、バウァー
Lothar Maempel
ロタル、メンペル
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BASF SE
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09J133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 架橋剤の存在下であっても分散液または溶液
中で長い保存寿命を有しかつ室温で架橋することができ
る自己架橋性の共重合体を提供すること。 【構成】 a)オキシムでブロックされた少なくとも1
個のイソシアネート基を有する共重合されたエチレン性
不飽和化合物、b)少なくとも1つのC1 〜C20−アル
キル(メト)アクリレート、炭素原子数1〜20のカル
ボン酸の1つのビニルエステル、炭素原子数20までの
1つのビニル芳香族化合物、炭素原子数3〜6の1つの
エチレン性不飽和ニトリル、少なくとも2個の共役二重
結合を有する炭素原子数4〜8の1つのビニルハロゲン
化物または1つの非芳香族炭化水素、c)少なくとも1
個のケト基またはアルデヒド基を有する少なくとも1つ
のコモノマーおよびd)少なくとも1つの他の単量体か
ら構成された共重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 a)オキシムでブロックされた少なくとも1個のイソシ
アネート基を有する共重合されたエチレン性不飽和化合
物0.01〜40重量%、 b)少なくとも1つのC1 〜C20−アルキル(メト)ア
クリレート、炭素原子数1〜20のカルボン酸からの1
つのビニルエステル、炭素原子数20までの1つのビニ
ル芳香族化合物、炭素原子数3〜6の1つのエチレン性
不飽和ニトリル、ビニルハロゲン化物または少なくとも
2個の共役二重結合を有する炭素原子数4〜8の1つの
非芳香族炭化水素30〜99.99重量%、 c)少なくとも1個のケト基またはアルデヒド基を有す
る少なくとも1つのコモノマー0〜30重量%および d)少なくとも1つの他の単量体0〜50重量%から構
成された共重合体に関する。
【0002】更に、本発明は、塗料または接着剤として
の前記化合物の使用およびこの化合物で被覆された支持
体に関する。
【0003】
【従来の技術】塗料または接着剤に使用される共重合体
は、しばしば架橋性共重合体である。例えば、良好な弾
性、高い凝着力ならびに化学薬品および溶剤に対する良
好な耐性を有する保護被膜または接着剤層は、架橋によ
って得ることができる。
【0004】架橋のために、共重合体中で官能基と反応
する架橋剤は、一般に共重合体に添加される。可能な架
橋剤の例は、ヒドロキシル基またはアミノ基と反応する
ポリイソシアネートである。
【0005】ドイツ特許出願公開第3521618号公
報には、水中に分散されたポリイソシアネートがフリー
ラジカル重合によって得られた共重合体の水性分散液に
添加されている相応する水性接着剤配合物が開示されて
おり、この配合物は、架橋剤として作用する。また、同
様の接着剤配合物は、米国特許第4396738号明細
書およびドイツ特許出願公開第3112117号公報に
記載されている。
【0006】しかし、短い保存寿命は、この水性配合物
の欠点である。従って、ポリイソシアネートは、水中に
分散されなければならず、かつポリイソシアネートを架
橋剤として使用する直前に共重合体と混合されなければ
ならない。
【0007】長い保存寿命は、イソシアネート基をブロ
ッキング剤、例えばオキシム、カプロラクタム、フェノ
ールまたはジアルキルマレエートと反応させることによ
って達成することができる。生じるブロックされたポリ
イソシアネートは、少量の程度だけ水性分散液中で加水
分解する。
【0008】ドイツ特許出願公開第3807555号公
報の記載は、水中に分散されかつ水中に分散された重合
体に添加剤として適当であるようなオキシムブロックさ
れたジイソシアネートに関する。
【0009】更に、ドイツ特許出願公開第245425
3号公報には、オキシムブロックされたエチレン性不飽
和イソシアネートはコモノマーとして使用することがで
き、かつ生じる共重合体は反応性基、例えばヒドロキシ
ル基を有する化合物を添加することによって架橋するこ
とができることが開示されている。その上、欧州特許出
願公開第445739号公報には、自己架橋性共重合体
は塗料として使用することができることが開示されてい
る。この共重合体は、オキシムブロックされたイソシア
ネート基およびイソシアネートと反応する基の双方を含
有している。
【0010】しかし、この架橋系中での架橋反応は、ブ
ロッキング剤が高められた温度で除去されて、初めて起
こる。
【0011】それ故に、現在まで知られておりかつポリ
イソシアネートを架橋剤として含有する水性接着剤配合
物は、保存寿命が短く、したがって2成分系としてのみ
使用することができるか、または高められた温度でのみ
架橋することができる。 長い保存寿命を有しかつ溶剤
の除去後に室温で架橋する水性分散液は、欧州特許出願
公開第3516号公報に開示されている。この分散液
は、共重合体中で重合されかつカルボニル基を有する単
量体と反応するポリヒドラジドを含有する。 また、長
い保存寿命を有しかつ室温で架橋する系は、公開されて
いないドイツ特許出願第P4121946号に記載され
ている。この架橋系の場合には、オキシムブロックされ
た飽和イソシアネートは、架橋剤としてのケト含有また
はアルデヒド含有の共重合体に添加される。不完全な架
橋の場合には、結合されていない架橋剤はその後に、例
えば得られた被膜から移行しうるという欠点が存在す
る。原理的に、ポリヒドラジド架橋に対する二者択一的
な選択を得るために、長い保存寿命を有しかつ室温で架
橋する分散液をさらに開発することが望まれている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、架橋
剤の存在下であっても分散液または溶液中で長い保存寿
命を有しかつ室温で架橋することができる架橋性、殊に
自己架橋性の共重合体を得ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題は、上記に定義
した共重合体およびその塗料または接着剤としての使用
によって達成されることが見い出された。
【0014】共重合体の架橋の場合には、重合された単
量体a)のオキシムブロックされたイソシアネート基
は、恐らく次の反応式:
【0015】
【化1】 により、ケト基またはアルデヒド基と反応する。
【0016】この反応式の場合、架橋はトランスオキシ
ム化によって行なわれる。
【0017】共重合体中に少なくとも1個のオキシムブ
ロックされたイソシアネート基を有する共重合可能なエ
チレン性不飽和化合物(単量体a))の含量は、十分な
架橋性を確実に得るために少なくとも0.01重量%で
なければならない。40重量%を上廻る含量は、一般に
不必要である。
【0018】単量体a)の含量は、有利に0.1〜10
重量%、特に有利に0.1〜5重量%である。
【0019】単量体a)は、好ましくは、1個だけの共
重合可能なエチレン性不飽和結合を含有する。更に、有
利には、1〜3個のオキシムブロックされたイソシアネ
ート基、特に有利に1個のこのような基を有する。
【0020】適当な単量体a)の例は、イソシアネート
基がオキシムによってブロックされている次の化合物で
ある:(メト)アクリロイルイソシアネート、少なくと
も1個、有利に1個のイソシアネート基によってアルキ
ル基中で置換されているC1 〜C10−アルキル(メト)
アクリレート、例えば2−イソシアネートエチル(メ
ト)アクリレートまたはm−もしくはp−イソプロペニ
ル−α,α´−ジメチルベンジルイソシアネート。ま
た、単量体a)は、簡単な方法で、差当たりポリイソシ
アネート、殊にジイソシアネートをエチレン性不飽和化
合物と反応させることによって得ることもでき、したが
って少なくとも1個の遊離イソシアネート基が残存す
る。
【0021】適当なエチレン性不飽和化合物は、イソシ
アネートに対して反応性の少なくとも1個の基、例えば
1級もしくは2級アミノ基または有利にヒドロキシル基
を有するものである。この化合物は、公知方法で尿素ま
たはウレタンの形成下にポリウレタンと反応させること
ができる。好ましくは、ヒドロキシル基を有するエチレ
ン性不飽和化合物、例えばヒドロキシ−C1 〜C10−ア
ルキル(メト)アクリレートは、ポリイソシアネート、
殊にジイソシアネートと反応される。
【0022】適当なジイソシアネートの例は、Xが炭素
原子数4〜12の脂肪族炭化水素基、炭素原子数6〜1
5の脂環式炭化水素基または炭素原子数6〜15の芳香
族もしくはアルキル芳香族炭化水素基であるような一般
式X(NCO)2 のものである。
【0023】例は、ブタン1,4−ジイソシアネート、
ヘキサン1,6−ジイソシアネート、2,2,4−トリ
メチルヘキサメチレンジイソシアネートおよび2,4,
4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、シク
ロヘキサンジイソシアネート、メチルシクロヘキサンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4
´−ジイソシアネートジフェニルメタン、4,4´−ジ
イソシアネートジシクロヘキシルメタンならびに2,4
−トルイレンジイソシアネートおよび2,6−トルイレ
ンジイソシアネートである。
【0024】ポリイソシアネートとエチレン性不飽和化
合物との反応の後に残存する遊離イソシアネート基は、
オキシムと反応され、したがって単量体a)の少なくと
も1個のイソシアネート基は、オキシムでブロックされ
る。
【0025】単量体a)のイソシアネート基をブロック
するために適当なオキシムは、脂肪族、脂環式または芳
香族のアルデヒドまたはケトンのオキシム、例えばアセ
トンオキシム、メチルエチルケトンオキシム、ジエチル
ケトキシム、メチルイソプロピルケトキシム、メチルイ
ソブチルケトキシム、ジイソプロピルケトキシム、シク
ロヘキサノンオキシム、2−メチルシクロヘキサノンオ
キシム、2,6−ジメチルシクロヘキサノンオキシム、
アセトフェノンオキシム、ベンゾフェノンオキシムおよ
びジエチルグリオキシムである。ケト基および炭素原子
数3〜12の総数を有する脂肪族ケトンのオキシム、殊
にアセトンオキシムおよびメチルエチルケトンオキシム
は好ましい。
【0026】オキシムとイソシアネート含有化合物との
反応(イソシアネート基のブロック)は、当業者に知ら
れた方法で、不活性溶剤中、例えば芳香族炭化水素、例
えばトルエン中または溶剤の存在下に、20〜150
℃、有利に20〜100℃で実施することができる。
【0027】ブロッキング反応は、有利に金属塩、例え
ばジブチル錫ジラウレートまたはオクタン酸錫のような
触媒の存在下に実施することができる。
【0028】更に、共重合体は、C1 〜C20−アルキル
(メト)アクリレート、炭素原子数20までのカルボン
酸ビニルエステル、炭素原子数20までのビニル芳香族
化合物、炭素原子数3〜6のエチレン性不飽和ニトリ
ル、ビニルハロゲン化物ならびに少なくとも2個の共役
二重結合を有する炭素原子数4〜8の非芳香族炭化水素
から構成されている群から選択された単量体30〜9
9.99重量%、有利に70〜99.9重量%、特に有
利に85〜99.9重量%を主要な単量体b)として含
有する。
【0029】主要な単量体の例は、C1 〜C10−アルキ
ル基を有するアルキル(メト)アクリレート、例えばメ
チルメタクリレート、メチルアクリレート、n−ブチル
アクリレート、エチルアクリレートおよび2−エチルヘ
キシルアクリレートである。
【0030】また、殊にアルキル(メト)アクリレート
も好適である。
【0031】炭素原子数1〜20のカルボン酸ビニルエ
ステルは、例えばビニルラウレート、ビニルステアレー
ト、ビニルプロピオネートおよびビニルアセテートであ
る。
【0032】適当なビニル芳香族化合物は、ビニルトル
エン、α−スチレンおよびp−スチレン、α−ブチルス
チレン、4−n−ブチルスチレン、4−n−デシルスチ
レンおよび有利にスチレンである。ニトリルの例は、ア
クリロニトリルおよびメタクリロニトリルである。
【0033】ビニルハロゲン化物は、塩素置換、弗素置
換または臭素置換されたエチレン性不飽和化合物、有利
に塩化ビニルおよび塩化ビニリデンである。
【0034】炭素原子数2〜8および少なくとも2個の
オレフィン系二重結合を有する非芳香族炭化水素の例
は、ブタジエン、イソプレンおよびクロロプレンであ
る。
【0035】また、主要な単量体は、有利に混合物とし
て使用される。
【0036】更に、共重合体は、少なくとも1個のアル
デヒド基またはケト基を有する単量体(単量体c)を含
有することができる。
【0037】この共重合体は、有利に1もしくは2個の
アルデヒド基もしくはケト基または1個のアルデヒド基
および1個のケト基ならびにフリーラジカル重合を行な
うことができるオレフィン系二重結合を有する単量体で
ある。
【0038】例えば、ドイツ特許出願公開第27220
97号公報に記載されているようにアクロレイン、メタ
クロレイン、アルキル基が炭素原子数1〜20、有利に
1〜10を有するビニルアルキルケトン、ホルミルスチ
レン、アルキル基(但し、このアルキル基は、有利に炭
素原子数3〜10の総数を有する)中に1もしくは2個
のケト基もしくはアルデヒド基または1個のアルデヒド
基および1個のケト基を有するアルキル(メト)アクリ
レート、例えば(メト)アクリルオキシアルキルプロパ
ナールは、好適である。また、例えば米国特許第422
6007号明細書、ドイツ特許出願公開第206121
3号公報またはドイツ特許出願公開第2207209号
公報に開示されているようなN−オキソアルキル−(メ
ト)アクリルアミドも好適である。
【0039】アセトアセチル、(メト)アクリレート、
アセトアセトキシエチル(メト)アクリレートおよび殊
にジアセトンアクリルアミドは、特に好ましい。
【0040】この単量体の含量は、一般に0〜30重量
%、殊に0〜10重量%、特に有利に0〜5重量%であ
る。
【0041】共重合体は、自己架橋性であっても外部架
橋性であってもよい。自己架橋性の場合には、共重合体
は、共重合可能なオキシムエーテルおよび少なくとも1
個のケト基またはアルデヒド基を有する単量体の双方を
含有する。更に、架橋は、同じ共重合体中でオキシム基
をケト基またはアルデヒド基と反応させることによって
架橋剤の添加なしに行なわれる。
【0042】更に、共重合体中に少なくとも1個のケト
基またはアルデヒド基c)を有する単量体の含量は、少
なくとも0.01重量%、有利に少なくとも0.1重量
%である。次に、主要な単量体の可能な最大量は、それ
ぞれ0.01重量%または0.1重量%減少される。
【0043】単量体a)〜c)とは異なりかつ共重合体
中に存在することができる他の単量体d)の例は、アル
コール基中に酸素原子以外に少なくとも1個の他のヘテ
ロ原子を有しおよび/または脂肪族基または芳香環を有
する、アクリル酸およびメタクリル酸と炭素原子数1〜
20のアルコールとのエステル、例えば2−エトキシエ
チルアクリレート、2−ブトキシエチル(メト)アクリ
レート、ジメチルアミノエチル(メト)アクリレート、
ジエチルアミノエチル(メト)アクリレート、アリー
ル、アルキルアリールもしくはシクロアルキル(メト)
アクリレート、例えばシクロヘキシル(メト)アクリレ
ート、フェニルエチル(メト)アクリレートまたはフェ
ニルプロピル(メト)アクリレート、または複素環式ア
ルコールのアクリレート、例えばフルフリル(メト)ア
クリレートである。
【0044】更に、単量体、例えば(メト)アクリルア
ミドおよびC1 〜C4 −アルキル基によって窒素原子上
で置換された該アミドの誘導体も好適である。
【0045】また、ヒドロキシル官能基を有する単量
体、例えば1または2個のヒドロキシル基によって置換
されているC1 〜C15−アルキル(メト)アクリレート
は、重要である。ヒドロキシル官能基を有する特に重要
なコモノマーは、C1 〜C8 −ヒドロキシアルキル(メ
ト)アクリレート、例えばn−ヒドロキシエチル、n−
ヒドロキシプロピルまたはn−ヒドロキシブチル(メ
ト)アクリレートである。塩形成基を有するコモノマー
の存在は、例えば水性二次分散液に適当である自己分散
性共重合体の製造にとって有利である。塩形成基を有す
る単量体は、特にイタコン酸、アクリル酸およびメタク
リル酸である。
【0046】共重合体中の他のコモノマーの量は、0〜
50重量%、有利に0〜20重量%、特に有利に0〜1
0重量%であることができる。
【0047】共重合体A)は、フリーラジカル重合によ
って製造される。適当な重合法、例えば塊状重合法、溶
液重合法、懸濁重合法または乳化重合法は、当業者によ
く知られている。
【0048】共重合体は、有利に溶液重合およびその後
の水中への分散によって得られるかまたは特に有利に乳
化重合によって得られる。
【0049】乳化重合の場合には、コモノマーは、常法
で水溶性開始剤および乳化剤の存在下に、有利に30〜
95℃で重合させることができる。
【0050】適当な開始剤の例は、過硫酸ナトリウム、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、第三ブチルヒド
ロペルオキシド、水溶性アゾ化合物および酸化還元開始
剤である。
【0051】使用される乳化剤の例は、比較的長鎖の脂
肪酸のアルカリ金属塩、アルキルスルフェート、アルキ
ルスルホネート、アルキル化アリールスルホネートまた
はアルキル化ジフェニルエーテルスルホネートである。
他の適当な乳化剤は、酸化アルキレン、殊に酸化エチレ
ンまたは酸化プロピレンと、脂肪アルコール、脂肪酸ま
たはフェノール、またはアルキルフェノールとの反応生
成物である。
【0052】水性二次分散液の場合には、共重合体は、
差当たり溶液重合によって有機溶剤中で得られ、次に塩
形成剤、例えばアンモニアをカルボキシル含有共重合体
に添加しながら、乳化剤または分散剤の使用なしに水中
に分散される。有機溶剤は、留去することができる。水
性二次分散液の製造は、当業者によく知られており、か
つ例えばドイツ特許出願公開第3720860号公報に
記載されている。
【0053】分子量を調節するために、調節剤は重合に
使用することができる。例えば、SH基含有化合物、例
えばメルカプトエタノール、メルカプトプロパノール、
チオフェノール、チオグリセロール、エチルチオグリコ
レート、メチルチオグリコレートおよび第三ドデシルメ
ルカプタンは好適である。
【0054】コモノマーの型および量は、得られた共重
合体が有利に−60〜+140℃、特に有利に−30〜
+80℃および殊に接着剤として使用の際には特に有利
に−30〜+20℃のガラス転移温度を有する程度のも
のが好ましい。共重合体のガラス転移温度は、常法、例
えば示差熱分析または示差走査熱量法(例えば、AST
M 3418/82、中点値温度)によって測定するこ
とができる。
【0055】少なくとも2個のケト基もしくはアルデヒ
ド基または少なくとも1個のケト基および1個のアルデ
ヒド基を有する化合物は、架橋剤として新規の共重合体
に添加することができるか、または共重合体は、このよ
うな化合物を架橋するために使用することができる。
【0056】特に好適な架橋剤の例は、フリーラジカル
共重合体であり、これは、以下、高分子量架橋剤とも呼
ばれ、かつ上記単量体c)を重合された単位として含有
する。
【0057】例えば、単量体b)30〜99.9重量
%、有利に70〜99.9重量%、単量体c)0.01
〜30重量%、有利に0.1〜10重量%および単量体
d)0〜50重量%、有利に0〜20重量%から構成さ
れている高分子量架橋剤は、好適である。上記の共重合
体についての上記の記載は、有利に単量体の型、ガラス
転移温度および製造に関連して有利に適用することがで
きる。
【0058】必要に応じて、架橋剤は、新規の共重合体
の溶液または分散液に有利に添加される。
【0059】しかし、また、共重合体および架橋剤は、
例えば塗布面に使用するまで混合せずにおくことができ
る。この目的のために、例えばまず架橋剤をプライマー
として表面に塗布し、次いで共重合体の分散液または溶
液を用いて作用させることができる。
【0060】新規共重合体の溶液または分散液は、例え
ばプラスチック表面、木材表面または金属表面を有する
種々の支持体または紡織繊維、不織布、皮革または紙に
塗料として好適に用いられる。また、これらの溶液また
は分散液は、建築化学において、例えば接着剤、封止用
コンパウンド、結合剤などとして好適に用いられる。
【0061】使用目的によって、分散液または溶液は、
常用の助剤および添加剤を含有することもできる。これ
らの助剤および添加剤は、例えば充填剤、例えば石英粉
末、石英砂、微粒状シリカ、重晶石、炭酸カルシウム、
白亜、ドロマイトまたはタルクを包含し、これらは、し
ばしば適当な湿潤剤、例えばポリホスフェート、例えば
ヘキサメタ燐酸ナトリウム、ナフタリンスルホン酸もし
くはアンモニウムまたはポリアクリル酸ナトリウムと共
に使用され、この場合この湿潤剤は、一般に充填剤に対
して0.2〜0.6重量%の量で添加される。
【0062】保存のために殺菌剤を添加することもでき
る。この殺菌剤は、一般に分散液または溶液に対して
0.02〜1重量%の量で使用される。適当な殺菌剤の
例は、フェノールもしくはクレゾール誘導体またはオル
ガノ錫化合物である。
【0063】また、分散液または溶液は、封止用コンパ
ウンドまたは接着剤配合物、殊に積層フィルムおよび高
光沢フィルムを製造するための貼合せ用接着剤として特
に好適である。これらの分散液または溶液それ自体は、
上記の添加剤以外に接着剤技術で常用されている特殊な
助剤および添加剤を含有することもできる。これらの特
殊な助剤および添加剤は、例えば増粘剤、可塑剤または
粘稠付与剤、例えば天然樹脂または変性樹脂、例えばロ
ジンエステル、または合成樹脂、例えばフタレート樹脂
を包含する。
【0064】架橋剤をも含有する自己架橋性または外部
架橋された共重合体の分散液または溶液は、長い保存寿
命を有する。架橋は、溶剤を蒸発させながら室温と同じ
程度の低い温度で行なわれる。
【0065】前記の分散液または溶液を使用して得られ
た被膜または接着剤の結合は、化学薬品または溶剤に対
する良好な耐性ならびに良好な内部強度(凝着力)を有
する。
【0066】
【実施例】
I.オキシムブロックされたイソシアネート基を有する
共重合可能な化合物(単量体)の製造 単量体1(M1) イソホロンジイソシアネート222g(1.0モル)を
2−ヒドロキシエチルアクリレート116g(1.0モ
ル)に30分間で添加し、この場合温度は、冷却によっ
て80℃よりも低い温度に維持される。80℃で2時間
後、12.1%のNCO含量が達成された(理論値1
2.4%)。ブタノンオキシム87g(1.0モル)を
この付加物に添加し、60℃で2時間撹拌した。
【0067】単量体2(M2) ブタノンオキシム87g(1.0モル)をメタ−イソプ
ロペニル−α,α´−ジメチルベンジルイソシアネート
201g(1.0モル)に室温で30分間添加した。こ
の処置が行われる間に温度を46℃に上げた。この反応
を2時間後に完結させた。
【0068】II.共重合体分散液の製造 共重合体分散液D1 脱イオン水200g、原料1 37gおよび原料2 2
0gを最初に撹拌機および2個の供給容器(原料1およ
び原料2)を有する反応容器中に入れ、かつ85℃に加
熱した。15分後、原料1を反応容器に2時間で一様に
添加し、原料2を2.5時間で一様に装入した。開始剤
(原料2)の最終的な添加の後、分散液を85℃でさら
に1時間撹拌した。
【0069】原料1:(この原料は重合の間に撹拌され
た) 脱イオン水107g アクリル酸エチル400g メタクリル酸メチル90g 濃度20重量%のジアセトンアクリルアミド水溶液50
g p−ドデシルジフェニルエーテルジスルホネートのナト
リウム塩の濃度20重量%の水溶液50g(乳化剤) p−イソノニルフェノールと酸化エチレン約50モルと
の反応生成物の濃度20重量%の水溶液50g(乳化
剤) 原料2: 脱イオン水100g 過硫酸ナトリウム3g 更に、共重合体分散液D2〜D5は、上記方法により得
られた。単量体組成物は、第1表に示されている。分散
液D2〜D5は、本発明によるものであり、かつ単量体
1または単量体2を含有し、その製造は、上記に記載さ
れている。
【0070】
【表1】
【0071】架橋性および性能特性についての分散液の
試験 架橋性(膨潤挙動による試験) 分散液D1(比較用)、D2およびD3(自己架橋性)
ならびに重量比1:1での分散液D4およびD5とD1
との混合物(外部架橋性)を試験した。
【0072】混合物D1/D4およびD1/D5それぞ
れ200gまたは分散液D1〜D3200gからフィル
ムを流延し、このフィルムを室温で1週間乾燥させた。
その後に、テトラヒドロフラン中に3種類の各フィルム
試料約1gを24時間保存しかつ溶剤吸収量を重量%で
測定することによって、このフィルムの架橋度を測定
し、膨潤挙動を試験した(第2表中の結果)。
【0073】架橋による重合体の場合には、膨潤は溶剤
の吸収によって起こる。膨潤は、架橋度が増大するにつ
れて減少する。それというのも、緻密に架橋された重合
体は、殆ど溶剤を吸収することができないからである。
未架橋の重合体は、溶剤によって溶解される。
【0074】III.貼合せフィルムの製造 上記分散液および混合物をナイフ塗布によって50℃に
加熱されたポリエチレンテレフタレート(PETP)フ
ィルムに塗布し、乾燥した際に3g/m2 の厚さを有す
る層を生じ、かつ20秒後にポリエチレンフィルム(P
E、コロナ放電により前処理した)と貼り合わせた。そ
の後に、このフィルムを室温で標準の湿度条件下に7日
間保存し、次いで2cm幅に細長く切断した。次に、こ
の断片を180°の角度および100m/minの速度
で23℃で剥離した。幅2cmの断片についての剥離力
をNとした(第2表)。
【0075】IV.高光沢フィルムの製造 上記分散液およびその混合物をナイフ塗布によってオフ
セット印刷用インキで印刷された厚紙包装材料に塗布
し、乾燥した際に5g/m2 の厚さを有する層を生じ、
この層を60℃で乾燥させ、かつ約30秒後に、二軸配
向されたポリプロピレンフィルム(o−PP)と貼り合
わせた。
【0076】1つの試験を実施し(剥離試験)、フィル
ムを剥離した際に紙またはインキを厚紙包装材料から引
き剥がせるか否かを測定し(等級1:紙またはインキが
完全に引き剥がれる、(フィルムの良好な付着)、等級
2:紙またはインキが部分的に引き剥がれる)、かつフ
ィルムが剥離されるか否か、または溝(厚紙包装材料の
へこみ)の領域では堅固に付着しないか否かを測定した
(溝の安定性;+=溝での剥離なし、−=溝での剥離あ
りおよび+/−=溝での部分的な剥離あり)(第2表中
の結果)。
【0077】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08G 18/81 NGN 8620−4J (72)発明者 ゲールハルト、バウァー ドイツ連邦共和国、6940、ヴァインハイ ム、フリードリッヒ−フォーグラー−シュ トラーセ、4 (72)発明者 ロタル、メンペル ドイツ連邦共和国、6835、ブリュール、シ ュプラウラヘ、12ベー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)オキシムでブロックされた少なくと
    も1個のイソシアネート基を有する共重合されたエチレ
    ン性不飽和化合物0.01〜40重量%、 b)少なくとも1つのC1 〜C20−アルキル(メト)ア
    クリレート、炭素原子数1〜20のカルボン酸からの1
    つのビニルエステル、炭素原子数20までの1つのビニ
    ル芳香族化合物、炭素原子数3〜6の1つのエチレン性
    不飽和ニトリル、少なくとも2個の共役二重結合を有す
    る炭素原子数4〜8の1つのビニルハロゲン化物または
    1つの非芳香族炭化水素30〜99.99重量%、 c)少なくとも1個のケト基またはアルデヒド基を有す
    る少なくとも1つのコモノマー0〜30重量%および d)少なくとも1つの他の単量体0〜50重量%から構
    成された共重合体。
JP5264699A 1992-11-03 1993-10-22 室温で架橋する共重合体 Withdrawn JPH06199954A (ja)

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