JPH06199365A - 緩衝材 - Google Patents
緩衝材Info
- Publication number
- JPH06199365A JPH06199365A JP27773992A JP27773992A JPH06199365A JP H06199365 A JPH06199365 A JP H06199365A JP 27773992 A JP27773992 A JP 27773992A JP 27773992 A JP27773992 A JP 27773992A JP H06199365 A JPH06199365 A JP H06199365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushioning material
- center core
- winding
- corrugated fiberboard
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衝撃吸収効果が良く、リサイクルに適した安
価な緩衝材。 【構成】 片面段ボールを巻回させてなる緩衝材。
価な緩衝材。 【構成】 片面段ボールを巻回させてなる緩衝材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器、電子機器、
精密機器等の輸送の際に、外部からの振動や衝撃を被包
装物と外装との間に使用する緩衝材に関するものであ
る。
精密機器等の輸送の際に、外部からの振動や衝撃を被包
装物と外装との間に使用する緩衝材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の紙製緩衝材としては、紙を細長く
裁断したものか、段ボール板を単体あるいは重ね合わせ
ているか、もしくは段ボール板を適当に切断したものを
被包装物と外装との間に装填したものがある。紙製以外
のものとして、発泡スチロール、発泡ポリエチレン、発
泡ポリプロピレン、発泡ポリウレタン等が使用されてい
る。
裁断したものか、段ボール板を単体あるいは重ね合わせ
ているか、もしくは段ボール板を適当に切断したものを
被包装物と外装との間に装填したものがある。紙製以外
のものとして、発泡スチロール、発泡ポリエチレン、発
泡ポリプロピレン、発泡ポリウレタン等が使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙を細長く裁断
したものは、単なる詰め物に過ぎず、その装填量は緩衝
設計を計算によって行うことが不可能である。そのため
勘によって行うか、多めに装填しており、安全性あるい
は経済性が悪い。次に、段ボール板を単体あるいは重ね
合わせたものにあっては、波形状をした中芯の両面にラ
イナーが位置し、中芯の段頂が接着固定されているため
に、衝撃を受けた際に、中芯の逃げができず、腰折れ現
象を起こし、そのため復元性が不足し、かつわずかに1
回の衝撃吸収の緩衝設計の計算しかできない。また、片
面段ボールを適当に切ったものにあっては、詰め物であ
り表面保護材としての機能しか無く、緩衝設計を計算に
よってなし得るものではない。そしてまた、発泡スチロ
ール、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポ
リウレタン等からなる緩衝材は、合成樹脂製のため廃棄
処分が困難であり、リサイクル利用が難しく、近年の省
資源の傾向に反するものである。
したものは、単なる詰め物に過ぎず、その装填量は緩衝
設計を計算によって行うことが不可能である。そのため
勘によって行うか、多めに装填しており、安全性あるい
は経済性が悪い。次に、段ボール板を単体あるいは重ね
合わせたものにあっては、波形状をした中芯の両面にラ
イナーが位置し、中芯の段頂が接着固定されているため
に、衝撃を受けた際に、中芯の逃げができず、腰折れ現
象を起こし、そのため復元性が不足し、かつわずかに1
回の衝撃吸収の緩衝設計の計算しかできない。また、片
面段ボールを適当に切ったものにあっては、詰め物であ
り表面保護材としての機能しか無く、緩衝設計を計算に
よってなし得るものではない。そしてまた、発泡スチロ
ール、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポ
リウレタン等からなる緩衝材は、合成樹脂製のため廃棄
処分が困難であり、リサイクル利用が難しく、近年の省
資源の傾向に反するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、片面段
ボール板を幾層にも巻回して柱状にし、各層間を接着し
ないか、適宜間隔にのみ接着するのみであるから、衝撃
を受けた時に中芯の逃げが可能であり、かつその逃げ方
向、すなわちつぶれ方向が一方向とはならないため、中
芯の腰折れ現象が生ぜずに緩衝効果を十分に奏する。し
たがって、両面段ボールを緩衝材にした場合に生じる中
芯の腰折れ現象が発生しにくくなる。
ボール板を幾層にも巻回して柱状にし、各層間を接着し
ないか、適宜間隔にのみ接着するのみであるから、衝撃
を受けた時に中芯の逃げが可能であり、かつその逃げ方
向、すなわちつぶれ方向が一方向とはならないため、中
芯の腰折れ現象が生ぜずに緩衝効果を十分に奏する。し
たがって、両面段ボールを緩衝材にした場合に生じる中
芯の腰折れ現象が発生しにくくなる。
【0005】尚、片面段ボールにおいて中芯は、外周側
に形成されてある方が、逃げ空間が広くなり、より緩衝
効果が高まり効果的である。
に形成されてある方が、逃げ空間が広くなり、より緩衝
効果が高まり効果的である。
【0006】
【実施例1】図1には、内周側に中芯1が位置するよう
に長さ100mmの段ボール2を6回巻回して直径60
mmの緩衝材を示してある。3は、ライナーである。
に長さ100mmの段ボール2を6回巻回して直径60
mmの緩衝材を示してある。3は、ライナーである。
【0007】
【実施例2】図2には、外周側に中芯1が位置するよう
に同じく6回巻回した緩衝材を示してある。
に同じく6回巻回した緩衝材を示してある。
【0008】
【実施例3】図3は、第3の実施例を示し、巻回した緩
衝材4の最外周にさらに紙、布、または弾性を有する金
属板等からなる筒枠5を単に巻装してある。この筒枠
は、緩衝材4の外周に接着しても良い。
衝材4の最外周にさらに紙、布、または弾性を有する金
属板等からなる筒枠5を単に巻装してある。この筒枠
は、緩衝材4の外周に接着しても良い。
【0009】
【実施例4】図4は、第4の実施例を示し、中芯1の段
頂6をこれと接面する他の層のライナー8と適宜間隔ご
とに接着(接着部7)してあり、かつ巻回終端を包装材
d(図6)への接着用耳片9としてある。
頂6をこれと接面する他の層のライナー8と適宜間隔ご
とに接着(接着部7)してあり、かつ巻回終端を包装材
d(図6)への接着用耳片9としてある。
【0010】実施例1の本発明品aを図5に示すように
2本並べ、上面に0.1Kgの金属板bを載せ、1.1
KgのおもりcをJIS−Z0235の落下方法に準拠
して衝撃吸収値を共和電業製加速度計にて測定したとこ
ろ22G〜33Gの良い結果を得た。次に重量4.5K
gの電子機器をB段構造の両面段ボールの包装材dで包
装し、外側6面に図6に示すように実施例1の本発明品
aをそれぞれ4個づつ固着した物をJIS−Z0202
に準拠して60cmの高さから落下試験を実施したとこ
ろ次のような良好な結果を得た。
2本並べ、上面に0.1Kgの金属板bを載せ、1.1
KgのおもりcをJIS−Z0235の落下方法に準拠
して衝撃吸収値を共和電業製加速度計にて測定したとこ
ろ22G〜33Gの良い結果を得た。次に重量4.5K
gの電子機器をB段構造の両面段ボールの包装材dで包
装し、外側6面に図6に示すように実施例1の本発明品
aをそれぞれ4個づつ固着した物をJIS−Z0202
に準拠して60cmの高さから落下試験を実施したとこ
ろ次のような良好な結果を得た。
【0011】つま面A 15G つま面B 18G 側面A 20G 側面B 22G 下 面 17G 天 面 20G
【0012】
【発明の効果】本発明の緩衝材は、巻回した各層間にお
いて、中芯の段頂が固着していないので、衝撃時に中芯
が自由に変形移動できるので、衝撃吸収力が大となり、
また中芯は変形するのみにて腰折れせず復元するので、
何回もの繰り返し衝撃の吸収が可能である。さらに簡単
な構造であり、製造コストの低い製品を提供できる。
いて、中芯の段頂が固着していないので、衝撃時に中芯
が自由に変形移動できるので、衝撃吸収力が大となり、
また中芯は変形するのみにて腰折れせず復元するので、
何回もの繰り返し衝撃の吸収が可能である。さらに簡単
な構造であり、製造コストの低い製品を提供できる。
【図1】中芯を内周側とした緩衝材の斜視図
【図2】中芯を外周側とした緩衝材の斜視図
【図3】筒枠をした緩衝材の斜視図
【図4】接着用耳片を有する緩衝材の斜視図
【図5】実験図
【図6】実験図
1 中芯 2 段ボール 3 ライナー 4 緩衝材 5 筒枠 6 段頂 7 接着部 8 ライナー 9 接着用耳片 a 本発明品 b 金属板 c おもり d 包装材
Claims (6)
- 【請求項1】 片面段ボールを2回以上巻回させて角柱
あるいは円柱状としてなる緩衝材。 - 【請求項2】 片面段ボールの中芯の段頂を、この段頂
と接面する他の層のライナー面と適宜間隔ごとに接着し
てなる請求項1に記載の緩衝材。 - 【請求項3】 片面段ボールの巻回終端を、先端に包装
材への接着用耳片を残して止着してなる請求項1または
請求項2に記載の緩衝材。 - 【請求項4】 巻回した緩衝材の最外側に、紙、布、あ
るいは弾性金属板からなる筒枠を巻装した請求項1ある
いは請求項2に記載の緩衝材。 - 【請求項5】 筒枠に接着用耳片を付してなる請求項4
に記載の緩衝材。 - 【請求項6】 接着用耳片に粘着剤または接着剤が塗布
されてなる請求項3または請求項5に記載の緩衝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27773992A JPH06199365A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27773992A JPH06199365A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 緩衝材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06199365A true JPH06199365A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=17587653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27773992A Pending JPH06199365A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06199365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190117749A (ko) * | 2017-02-28 | 2019-10-16 | 랜팩 코포레이션 | 완충재 변환 기계, 방법, 및 다각형 단면을 갖는 제품 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4879006A (ja) * | 1973-01-04 | 1973-10-23 | ||
JPS55159334A (en) * | 1979-05-25 | 1980-12-11 | Hitachi Ltd | Electromagnetic clutch and manufacture of the same |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP27773992A patent/JPH06199365A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4879006A (ja) * | 1973-01-04 | 1973-10-23 | ||
JPS55159334A (en) * | 1979-05-25 | 1980-12-11 | Hitachi Ltd | Electromagnetic clutch and manufacture of the same |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190117749A (ko) * | 2017-02-28 | 2019-10-16 | 랜팩 코포레이션 | 완충재 변환 기계, 방법, 및 다각형 단면을 갖는 제품 |
JP2020508905A (ja) * | 2017-02-28 | 2020-03-26 | ランパック コーポレイション | ダンネージ転換機、方法、及び多角形断面を有する製品 |
US11541621B2 (en) | 2017-02-28 | 2023-01-03 | Ranpak Corp. | Dunnage conversion machine, method, and product with a polygonal cross-section |
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