JPH06198870A - インクジェットプリンター - Google Patents

インクジェットプリンター

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JPH06198870A
JPH06198870A JP18224892A JP18224892A JPH06198870A JP H06198870 A JPH06198870 A JP H06198870A JP 18224892 A JP18224892 A JP 18224892A JP 18224892 A JP18224892 A JP 18224892A JP H06198870 A JPH06198870 A JP H06198870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
storage tank
nozzle
particles
ink storage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18224892A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tanaka
田中  誠
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク粒子の微細化を図り、出力画像の高解
像度及び中間調の再現性を高める。 【構成】 インク用貯留槽1に貯留されたインクIKに
超音波振動を与えてインクをインク用貯留槽1内で霧状
の微粒子状態に微細化させる超音波発生手段2と、イン
ク用貯留槽1内で微細化されたインク粒子をノズル5の
前段に設けられた圧力チェンバー4内に導入させてノズ
ル5から飛翔させるようにエア加圧を行う加圧手段6と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
ターの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインクジェットプリンタ
ーとしては、例えばバブルジェット方式、或いはピエゾ
素子を用いた方式のものが提案されている。ところが、
これらは何れもインク滴の大きさが20〜50μm程度
と、その粒子径が比較的大きいために、画像の印字出力
に際しては、高解像度が得られず、また中間調の再現が
難しいという難点があった。そこで、従来では、インク
滴の微細化を図る手段として、超音波振動を利用する方
式のものも提案されている。即ち、図2は従来の超音波
振動を利用したインクジェットプリンターの概略構造を
示すものである。この従来のインクジェットプリンター
は、タンク20に貯留されたインク液IKをポンプPに
より所定のハウジング部21に供給させて、このハウジ
ング部21に取付けられた超音波振動子22で超音波振
動を発生させることにより、インクを液滴化させるよう
にしたものである。また、このようにして得られたイン
ク滴は、ノズル23から飛翔するが、その際加速電極2
4で帯電され、所望の偏向電極(不図示)によりその飛
翔方向が制御されるように構成されている。かかるイン
クジェットプリンターによれば、超音波振動によりイン
ク滴の一層の微細化が図れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の超音波振動を利用したインクジェットプリンターで
は、ハウジング部21でインクに超音波を送波するもの
の、このインクは超音波振動により液滴化されると同時
に直ちにノズル23から飛翔するために、超音波振動現
象によるインクの微細化が徹底されないものとなってい
た。従って、従来では、インクの粒子径が未だ大きいも
のとなっており、インクジェットプリンターで出力され
る画像の高解像度及び中間調の再現性等において未だ改
善の余地があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、従来よりもインク粒子の微細化を図ることができ
て、出力画像の高解像度及び中間調の再現性を高めるこ
とができるインクジェットプリンターを提供すること
を、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係るインクジェットプリンター
は、インク用貯留槽に貯留されたインクに超音波振動を
与えてインクをインク用貯留槽内で霧状の微粒子状態に
微細化させる超音波発生手段と、インク用貯留槽内で微
細化されたインク粒子をノズルの前段に設けられた圧力
チェンバー内に導入させてノズルから飛翔させるように
エア加圧を行う加圧手段とを備えた構成である。
【0006】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係るインクジェ
ットプリンターにおいては、インク用貯留槽に貯留され
たインクを超音波振動により微細化させることができる
が、このインクは超音波振動が付与されたときにその液
滴化によって直ちにノズルから飛翔されるのではなく、
圧力チェンバー内に一旦導入され、この圧力チェンバー
内の圧力によりノズルから飛翔される。従って、インク
用貯留槽内におけるインクの微細化に際しては、インク
に対して超音波振動を充分に与えることができて、イン
ク用貯留槽内でインクを霧状の微粒子、即ち、粒子径が
2〜5μm程度の微粒子状態にまで細分化することがで
き、かかる細分化されたインク粒子をノズルから適切に
飛翔させることができることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るインクジェットプリ
ンターAの概略構造を示す断面図である。同図に示すイ
ンクジェットプリンターAは、インクIKを貯留させる
ためのインク用貯留槽1、このインク用貯留槽1に取付
けられた超音波振動子2、インク用貯留槽1に配管3
a、3bを介して接続された圧力チェンバー4、この圧
力チェンバー4の先端部に設けられたノズル5、インク
用貯留槽1内で微細化されたインク粒子を圧力チェンバ
ー4側に導入させるためのポンプ6、及びその他後述す
る各部から構成されている。
【0008】上記各部のうち、インク用貯留槽1は、そ
の内部のインク貯留量が一定量以下に減少したときには
別途設けられたインク貯留用のタンク(不図示)からポ
ンプ等で逐次新たなインクが補充されるように構成され
ている。超音波振動子2は、電源7から高周波電流が供
給されることにより振動板が所定の高周波域で振動し、
超音波を発生させるもので、インク用貯留槽1内に存在
するインクIKに対して超音波の送波が行えるように設
けられている。ポンプ6としては、エア送風又はエア加
圧に適した型式の例えばファン型式のものが適用され、
配管3bの途中の適当な箇所に設けられている。そし
て、ポンプ6は、その稼働により同図矢印に示すよう
に、配管3b側からインク用貯留槽1内へエア加圧を行
い、これによりインク用貯留槽1内、配管3a、圧力チ
ェンバー4、及び配管3bの順序で内部のエアを順次循
環させることができるように配慮されている。また、ポ
ンプ6のハウジングの一側部には大気中のエアを補充さ
せるためのエア吸入孔6aが設けられている。
【0009】圧力チェンバー4は、前記ポンプ6による
エア加圧によってインク用貯留槽1から配管3aを介し
て導入されるインク粒子を滞留させておくためのもので
ある。この圧力チェンバー4の配管3b側との接続部の
内径D2は、配管3aとの接続部の内径D1よりも小さ
く形成されており、これによって圧力チェンバー4内の
インク粒子をノズル5から飛翔させるための内部圧力を
維持できるように構成されている。ノズル5は、ノズル
口開閉用のゲート8を具備しており、このゲート8の開
放時に圧力チェンバー4内のインク粒子が外部に飛翔す
るように構成されている。ゲート8の開閉は、外部から
入力される印字信号に基づき所定の文字パターンを判断
する判断部9に接続されたゲート駆動制御部10により
制御される。尚、同図中、11は、ノズル5に対峙して
設けられるプラテンローラ、Kは画像が印字される記録
紙である。
【0010】次に、上記構成のインクジェットプリンタ
ーAの作用について説明する。先ず、超音波振動子2か
ら超音波を発生させて、これをインク用貯留槽1内に貯
留されたインクIKに送波させると、これらインクIK
は超音波振動を生じて微細化され、霧状の微粒子状態と
なる。このようにして得られたインク粒子はインク用貯
留槽1内に存在する限り、超音波振動が付与されて細分
化が促進されるために、その粒子径を2〜5μm程度に
まで小さくすることが可能である。
【0011】次いで、上記のインクの細分化を続行して
いる段階で、ポンプ6を稼働させると、そのエア圧によ
りインク用貯留槽1内のインク粒子が配管3aを介して
圧力チェンバー4内に供給される。圧力チェンバー4内
では、ポンプ6の加圧作用によりその内圧が高められた
状態にあるから、ノズル5のゲート8が開放されると、
これにより記録紙Kに霧状のインク粒子が飛翔されるこ
ととなる。既述した通り、このようにして記録紙Kに吹
付けられたインク粒子径は微細であるから、これによっ
て再現される画像の解像度を高めることができ、また中
間調の再現性も良好となる。
【0012】尚、上記実施例では、ノズル5から飛翔さ
れない圧力チェンバー4内の一部のインク粒子が、ポン
プ6の吸入作用により配管3bを通過してインク用貯留
槽1内に還元され、超音波振動により再度微細化される
こととなる。従って、インクの再利用が図れ、効率のよ
いインク使用が行える等の利点が得られる。但し、本発
明ではこのようにインク粒子を循環させて元のインク用
貯留槽1へ還元させることは必須要件ではない。要は、
インク用貯留槽1内で発生させた霧状のインク粒子を圧
力チェンバー4の位置まで供給させて、ノズル5から飛
翔させ得るように加圧手段によってエア加圧が行われる
構成であればよい。また、本発明では、ノズル5にゲー
ト8を設けることなく、ノズル5からは常時インク粒子
が飛翔されるように構成しても何ら構わない。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るインクジェットプリンターによれば、インク用
貯留槽内のインクを超音波振動によって霧状の微粒子状
態に細分化させてからこれを圧力チェンバーに供給しノ
ズルから吐出させる構成であるから、インクを超音波振
動によって液滴化させると同時にノズルから飛翔させて
いた従来のものに比較すると、超音波振動によるインク
粒子の細分化を徹底して図れ、その粒子径を一層小さく
することができる。その結果、出力画像の高解像度及び
中間調の再現性を高めることができるという格別な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンターの概略
構造の一例を示す断面図。
【図2】従来のインクジェットプリンターの概略構造を
示す説明図。
【符号の説明】
1 インク用貯留槽 2 超音波振動子 3a,3b 配管 4 圧力チェンバー 5 ノズル 6 ポンプ 8 ゲート IK インク A インクジェットプリンター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク用貯留槽に貯留されたインクに超音
    波振動を与えてインクをインク用貯留槽内で霧状の微粒
    子状態に微細化させる超音波発生手段と、インク用貯留
    槽内で微細化されたインク粒子をノズルの前段に設けら
    れた圧力チェンバー内に導入させてノズルから飛翔させ
    るようにエア加圧を行う加圧手段とを備えていることを
    特徴とするインクジェットプリンター。
JP18224892A 1992-07-09 1992-07-09 インクジェットプリンター Withdrawn JPH06198870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18224892A JPH06198870A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 インクジェットプリンター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18224892A JPH06198870A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 インクジェットプリンター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06198870A true JPH06198870A (ja) 1994-07-19

Family

ID=16114941

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18224892A Withdrawn JPH06198870A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 インクジェットプリンター

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JP (1) JPH06198870A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0894631A2 (en) * 1997-08-01 1999-02-03 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0894631A2 (en) * 1997-08-01 1999-02-03 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording apparatus
EP0894631A3 (en) * 1997-08-01 1999-03-31 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording apparatus

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005