JPH06197926A - 膣前庭に保持されたナプキンにより,ぼうこう炎やハニム ーン腎炎,腎う腎炎,上行性の合併症,真菌性または,ウイルスなど 非細菌性による感染と発病を防ぐようにされた予防法とそのための抗 菌性ナプキン - Google Patents

膣前庭に保持されたナプキンにより,ぼうこう炎やハニム ーン腎炎,腎う腎炎,上行性の合併症,真菌性または,ウイルスなど 非細菌性による感染と発病を防ぐようにされた予防法とそのための抗 菌性ナプキン

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JPH06197926A
JPH06197926A JP43A JP34310592A JPH06197926A JP H06197926 A JPH06197926 A JP H06197926A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 34310592 A JP34310592 A JP 34310592A JP H06197926 A JPH06197926 A JP H06197926A
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Abstract

(57)【要約】 [目 的] 細菌や真菌や,ウイルスなど非細菌性の
何かが,オシッコの出口より体内へ逆行侵入することに
よる,ぼうこう炎や腎疾患,上行性の合併症,悪性病な
どに罹病するのを防ぎ,細菌や真菌や,ウイルスなど非
細菌性の一部が,膣壁や子宮口などをへて,体内へ感染
するのを防ぐ方法と,そための,抗菌性ナプキンの提供
を目的としている・ [構 成] 抗菌性ゼオライトなど,抗菌性または殺
菌性のある物質を原料の段階において混入し,またはフ
ィラメント状物,糸状物,布状物,編み立て状物などに
したのち付着固定された,綿状,布状,メリヤス状,マ
ット状などにより「カット綿状」に形成されたナプキン [効 果] 抗菌性ナプキンの挿入保持により,細菌
や真菌,ウイルスなど非細菌性のなにかが,尿道口や膣
口へ入らないように,フタをしたカタチになり,ぼうこ
う炎や,ハニムーン腎炎,腎う腎炎,上行性の合併症,
真菌性または,ウイルスなど非細菌性などによる,感染
や発病を激減できる。

Description

【発明の詳細な説明】 [0001] [産業上の利用分野]この発明は,細菌や真菌や,ウイ
ルスなど非細菌性のなにかが,オシッコの出口より体内
へ逆行侵入することによる,ぼうこう炎や腎疾患,上行
性の合併症などに罹病するのを防ぎ,細菌や真菌や,ウ
イルスなど非細菌性の一部が,膣壁や子宮口などをへ
て,体内へ感染するのを防ぐための方法と,そのための
抗菌性ナプキンに関する。 [0002] [従来の技術]従来は,ブルーデイやオリモノのため
の,外当て用のナプキンと,膣挿入用のタンポンがある
のみで,病気の子防を目的にしたものは,同じ出願人に
よる,先願の抗菌性ナプキンがあるのみで他には無く,
同じ目的による下着においても,同じ出願人による,先
願の抗菌性下着の他には見られない。 [0003]そして,該部における臭いの発生を防ぐも
のとして,20年ほど前に,活性炭を併用したナプキン
があり,細菌の増殖を防ぐことにより,臭いの発生を防
ぐようにされた下着には,特開昭49−25126号公
報,特開昭57−11202号公報,実開昭53−88
315号公報,実開昭59−185206号公報,実開
昭55−80301号公報,実開昭53−73111号
公報,実開昭52−129520号公報,特開昭52−
21951号公報,および同じ出願人による,抗菌性下
着の補正前に含まれる消臭下着があり,臭いを防ぐた
め,挿入するようにしたものは見られない。 [0004] [発明が解決しようとする課題]カラダの下部内側に抗
菌性がないと,いろいろ問題を生ずることがあり,調べ
た本を要約すると,次のようになります。 [0005](1)ぼうこう炎は,女性に多い病気であ
って,最も多い原因は,オシッコの出口から,細菌が体
内に侵入して感染する場合が多く,原因となる細菌はほ
とんどが大腸菌であり,これを予防するには,ウンチの
出口とオシッコの出口を,よく洗い清潔にすることと,
トイレでおしりをふくとき,前からうしろに向けてふく
こと,および,オシッコをがまんしないこと(なぜか理
由は書いてありませんでした),病気になったら完全に
治してもらい,慢性化しないように注意すること,な
ど。 [0006](2)尿道炎は,オシッコの出口から,ぼ
うこうまでのあいだにおこる炎症であって,細菌性のと
きは,ぶどう球菌や連鎖球菌などが原因であり,非細菌
性のときは,トリコモナス,ウイルス,クラミジアなど
が原因,と書いてありました。 [0007](3)腎う腎炎は,細菌感染によっておこ
る病気であり,主なものとして大腸菌,その他として,
ぶどう球菌や連鎖球菌などが原因であり,最も多い上行
性(逆行侵入)の場合,オシッコの出口から細菌が入
り,尿道,ぼうこう,尿管と,尿の流れに逆行する経路
を経て,腎臓に感染すること,および,子供から老人に
至るすべての年代にみられ,特に,20才近くから40
才代の女性に多い(男性の約3倍),と書いてありまし
た。 [0008](4)ハニムーン腎炎は、20才から40
才代の,性活動期の女性に多いぼうこう炎が,そのまま
腎臓の病気に移行することがあり,特に新婚の女性に多
いため,この名があるのだそうです。しかし,参考のた
め見た8冊のうち,1冊にだけハニムーン腎炎の説明が
あり,その他の本には書かれていませんでした。 [0009]なお,図書館でノートした本は,次の4冊
です。 [0010](1)主婦と生活社,カラー百科,家庭の
医学 (2)永岡書店,ホームメジカル家庭医学大百科
(3)講談社,家庭医学大事典 (1)集英社,ファ
ミリードクター家庭の医学 [0011]その他として,手持ちの1冊と,本屋での
立ち読み3冊がありますが,内容はほとんど同じであ
り,平成4年度の改訂版も同じでした。 [0012]なお,オシッコの出口のあたりは,尿路感
染症の対象として,今も,いろいろ研究されているよう
ですから,しろうと判断は危険ですが,市販の図書によ
り,誰でも知り得るところによれば,ウンチを棲みかと
する大腸菌や,ぶどう球菌,連鎖球菌などを,オシッコ
の出口から,体内へ侵入しないようにすると,ぼうこう
炎やハニムーン腎炎,腎う腎炎などに,なり難いという
ことになります。 [0013]ところで,上記した8冊の本を読んだり,
皮尿器の先生にお聞きしたところでは,ウンチの出口を
出た大腸菌が,数センチメートル前の,陰裂に入りこむ
状況や,膣口より前にある尿道口に入りこむ原因や,性
交のとき,尿路感染症になりやすい理由が,今もって明
らかでないし,黄色ぶどう球菌や連鎖球菌についても,
同じように状況が明らかでない。 [0014]また,諸般より知られるところでは,膣の
内奥部は酸性であり,殺菌性があると云われているの
に,それは弱い細菌に対するものであって,一部の細菌
は,膣の内壁や子宮口をへて,更に内奥部に感染し,最
悪の場合,脳を侵されることは広く知られている。 [0015]次に,エイズにつき,現在までに得られた
情報によれば,初期にはホモ特有の病気といわれ,次
に,感染者からの輸血が知られ,注射針による感染が知
られ,テレビやオオヤケの刊行物には,「精液や膣液,
血液などが付着することにより,手や指やカラダの傷口
より感染(これを防ぐため,医療関係者は,使い捨ての
手袋や衣料を使用している)する。および,性交時のこ
すれあいにより,男性器の外側や女性器の内側に傷がで
き,その小さい傷口より感染(これを防ぐため,コンド
ームを装着するようにと,厚生省ではなく文部省が推賞
している)する」のであって,「皮膚が触れただけと
か,キスをしたとか,汗や唾液の付着では感染しないと
か,患者より吸血した蚊が刺しても,その程度の微量で
は感染しない」などと発表されている。 [0016]そして雑誌には,エイズに関する,本当の
意味での専門家は,世界中に1人もいなくて,感染症や
細菌学の専門家が,にわかに担当し,発言するようにな
ったのだと記載され,エイズの発祥地は何処であるか,
とか,発生したのはいつごろかとか,感染から発病まで
に何があるのか,とか,分からないことばかりで,知ら
れていることは,潜伏期間が長く,免疫性が無くなって
しまい,細菌に感染して死亡しやすく,カリニ性肺炎に
なったり,カポジ肉腫になるときがある。などであり,
遅らせる薬品はあって,治す薬品や予防薬は無く,しろ
うとが無責任にシャベリまくる,テレビの報道をマにう
けていると,かつての大本営発表のように,取り返えし
がつかない時になり,あのときは間違っていました,ゴ
メンということになりかねない。 [0017]そこで,非学問的に考察すると,エイズは
大古から生き延びた,恐竜を死滅させた元凶かも知れな
いし,ある時期に栄えた遺跡があって,人影が全く見ら
れない,原因になっているのかも知れない。そして意外
にも,アフリカとか中南米あたりで,地中とか地表近く
に生息し,土着菌の1種として,植物に含まれたり,昆
虫や微小生物に寄生したり,それを食物とする何かが,
免疫不全症候群に罹病して,土に返えるという,繰り返
えしがあるのでは,と想像されるし,遠隔地の産物を食
べたり,旅行に行って,遠隔地の水を飲むことにより,
案外,人の大腸には,エイズが潜んでいるのかも知れな
い。 [0018]中国の艶書によると,女性が優れていると
き,ことに及んだ放出のあと,男性は,そのままジット
していて,先端より女性の湧出物を吸収すると,疲労を
回復し,延命効果があるとされている。そして日本の俗
説では,放出したとき,根元の内部が空洞になり,その
空洞が元に戻るとき,先端より吸入するので,運が悪い
と性病菌を吸いこむ,と言われている。この二つの説に
よると,仮にエイズが大腸内にいるとして,絶頂期の男
性が肛門内で放出すると,先端より,エイズを吸入する
可能性は大である。ということになり,ホモのエイズ原
因説も,根拠があると云うことになる。 [0019]また先生方は,性交時のすり傷により,感
染するとおっしゃるけれども,毛切れ以外に傷をする事
はなく,男性は射精後の吸入作用により感染し,女性
は,射精後に外部へ流れだし,膣前庭に溢れ,尿道口よ
り入り感染する。と考えた方が,実態に近いと思われ
る。 [0020]また,女性の感染原因はもう1つあって,
ウンチの出口を出たエイズが,本人の気づかない内に陰
裂に入り,尿道口より体内に侵入し,のち腎臓に感染す
るのではないか,と思われるのであり,その理由とし
て,食物や飲物に含まれたエイズは,内臓に傷があれ
ば,そこにおいて体内に感染し,傷が無ければ大腸に至
り,普通は便とともに排出される。という仮説がなりた
つ。 [0021]仮に,膣内の傷により感染するとすれば,
エイズ感染者の胎児は,皆エイズに感染すると思われる
のに,必ずしもそうでなく,エイズでない子も出生して
いるから,ことの解明は容易でない。つまり,男女の性
器の傷により,感染すると考えるよりは,尿道口より入
り,ぼうこうと,尿管をへて,血液と接触のある腎臓に
感染し,エイズが血液中に入る,と考えた方が自然のよ
うである。 [0022]そこで出願人は,先願の,抗菌下着のため
もあって考えたところ,数万とか数十億の人が眠ってい
るとき,目覚めているときのように,お行儀がよいとは
とても思えない,と気づいたのです。知らないあいだに
オナラもするだろうし,何かを漏らすかも知れない,そ
してそのオナラは,ただのガス体とは限らないし,霧状
やコナ状に含まれて,細菌なども出るのではないかと,
尾籠な話ながら,心配になったのです。 [0023]そこで出願人は,約7カ月のあいだ鉄性剤
を飲み,寝る前に下着を替え,翌朝その下着をお茶に漬
けて,タンニン鉄のかたちで検出したのです。するとウ
ンチの出口より約8センチメートルうしろまで,2ない
し5ミリメートル巾の黒色斑が,多くの日には0本,日
によっては1本,また日によっては2本,ときには短い
のを合わせて4本,明瞭に認めることができたし,前の
ほうは,ウンチの出口より,4ないし6センチメートル
の黒色斑ができ,女性の場合,陰裂に接する位置に達
し,内部の湿潤により入り込み,細菌は自由に,動きや
すい状態にあると推認できる。 [0024]つまり目覚めているときは,それはそれな
りに,衛生状態に関心をもち,下着をひんばんに替えた
り,おりもの用のナプキンを使ったり,シャワレットで
ついでに洗ったり,ビデを使う人まであり,キチンとし
ていることが,一人前であるとの,認識が強いようであ
る。ところが眠っているときは,知らないうちにカラダ
がよじれたり,下着のうしろ側がくいこんだり,分泌物
がオシリの方へ流れたり,オナラをしたり,大乱れであ
り,その何回かのオナラのうちには,先の黒色斑により
知られるように,細菌が飛び出すこともあり,うしろへ
約8センチメートル,前には4ないし6センチメート
ル,飛ぶことがあり,前に飛んだ一部は,流れ出した分
泌物に付着して,極めて容易に陰裂内に移動し,一部は
腔に入り,一部は尿道口と,ぼうこうと尿管をへて,腎
臓に感染するのではないか,と推論され,上記した細菌
が,大腸菌なのか,ぶどう球菌とか連鎖状球菌なのか,
あるいはウイルスであったり,運が悪けれエイズかも知
れない。と云うことであり,会陰部をひんぱんに洗わな
い限り,同所に,細菌などが付着している可能性があ
り,性交時は,流れだしたウニャウニャに付着して,陰
裂内に泳ぎ入り,尿道口をへて,前記したように腎臓に
感染する。のではないかと推諭できる。エイズ検査で,
検出できるまでに日数を要するのは,陰裂より入り腎臓
に感染し,血液との接触時に,検出できる量がマギレ込
むのに,日数を要するのではないか,と推論され,膣内
のキズよりエイズが入るとすると,検出可能になるまで
の,多い日数が不自然である。 [0025]エイズに関する手がかりは,他の何かが引
き金になって,感染者が発病するのであり,引き金が無
ければ,感染者として生存できるようであり,引き金の
1つとして,3種類のマイコプラズマの存在があり,こ
れが体内にに入らなければ,感染者は発病しないようで
ある。多分,同じような未知の何かがあり,将来は解明
され,治療や予防の,手がかりになると思われる。 [0026]この発明は,細菌や真菌や,ウイルスなど
非細菌性の何かが,オシッコの出口より体内へ逆行侵入
することによる,ぼうこう炎や腎疾患,上行性の合併
症,悪性病などに罹病するのを防ぎ,細菌や真菌や,ウ
イルスなど非細菌性の一部が,膣壁や子宮口などをへ
て,体内へ感染するのを防ぐ方法と,そのための抗菌性
ナプキンを,提供することを目的としている。 [0027] [課題を解決するための手段]上記した目的を達成する
ため,この発明は,抗菌性のあるナプキンを,膣前庭へ
挿入保持することにより,ウンチの出口に原因のある,
またはその他の原因による,細菌や真菌,ウイルスなど
非細菌性のなにかが,尿道口や膣口へ入らないように
し,挿入物により侵入者を殺し,または増殖の阻止をす
るものである。 [0028] [作 用]この発明によると,抗き性ナプキンの挿入に
より,細菌や真菌,ウイルスなど非細菌性のなにかが,
尿道口や膣口へ入らないように,フタをしたカタチにな
り,ぼうこう炎や,ハニムーン腎炎,腎う腎炎,上行性
の合併症,真菌性または,ウイルスなど非細菌性などに
よる,感染や発病を激減できる。 [0029] [実施例]カラダの衛生状態が,良好であると云う条件
下において,後記する(ロ)項のような,抗菌性を有す
る,または殺菌性を有する,と云い得る材料により作ら
れた,綿状,布状,メリヤス状,マット状などにより,
「カット綿」のカタチに形成され,使用時に膣前庭に挿
入して,尿道口と膣口に密接し,または近接するように
保持される。 [0030](ロ)S社による抗菌性ゼオライトを,原
料段階において混入された,K社のBXNナイロン糸
は,これを100パーセント使ったものにつき,A社に
よる8の字しんとう,80RPM/1時間/摂氏25度
による,シェイクフラスコ法による試験によると,大腸
菌に対して97パーセントの死滅効果があるとされ,K
社による試験によると,BXNナイロン糸100パーセ
ントの布と,同50パーセントの布において,大腸菌に
対する死滅効果は,ほぼ同じという結果が出ている。そ
して,BXNナイロン糸25パーセントと,綿糸75パ
ーセントの布に対する,日本食品分析センターによる試
験結果によると,大腸菌につき,約5時間の間に99パ
ーセント以上が死滅するとされている。 [0031]K社の,シェイクフラスコ法による試験例
の1によると,抗菌エステル綿40パーセントと,エス
テル綿60パーセントの不織布において,大腸菌の菌減
少率は99.9パーセントであり,黄色ぶどう状球菌の
菌減少率は33.3パーセントであり,抗菌エステル綿
60パーセントと,エステル綿40パーセントの不織布
において,大腸菌の菌減少率は99.1パーセント,黄
色ぶどう状球菌の菌減少率は50.0パーセントであっ
た。 [0032]K社の,AATCC Method100
−1981にもとづく,試験例の2によると,抗菌エス
テル綿100パーセントのとき,緑膿菌の菌減少率(パ
ーセント)は,1回目6時間後は99.9以上,2回目
6時間後は99.9以上であり,普通のエステル綿は,
2回とも減少しなかった。 [0033]K社の,シェイクフラスコ法による試験例
の3によると,大腸菌の菌減少率は,抗菌エステル綿6
5パーセント,普通エステル綿35パーセントのとき,
99.5パーセントであり,抗菌エステル綿50パーセ
ント,晋通エステル綿50パーセントのとき,98.3
パーセントであった。また黄色ぶどう状球菌の菌減少率
は,抗菌エステル綿65パーセント,普通エステル綿3
5パーセントのとき,57.7パーセントであり,抗菌
エステル綿50パーセント,普通エステル綿50パーセ
ントのとき,50.0パーセントであり,普通のエステ
ル綿では,それぞれの細菌につき,菌の減少はなかっ
た。 [0034]K社の,AATCC Method100
−1981にもとづく,試験例の4によると,抗菌エス
テル綿100パーセントのとき,白せん菌の菌減少率
は,20.3パーセントであった。 [0035]K社の,シェイクフラスコ法による試験例
の5によると,大腸菌の菌減少率は,抗菌エステル綿6
5パーセント,木綿35パーセントの混紡精練後は,9
5.8パーセントであり,抗菌エステル綿100パーセ
ントの,混紡精練後は,99.7パーセントである。そ
して,黄色ぶどう状球菌の菌減少率は,抗菌エステル綿
65パーセント,木綿35パーセントの混紡精練後は,
76.0(?)パーセントであり,抗菌エステル綿10
0パーセントの混紡精練後は,40.0パーセントであ
る。 [0036]K社の抗菌エステル綿の,野村生物科学研
究所による急性毒性試験のLD50値は,5グラム/キ
ログラム以上であり,日本食品分析センターの試験結果
によれば変異原性はなく,日本産業皮膚衛生協会による
皮膚貼付試験によれば,準陰性の判定結果が出たとされ
ており,R社製の抗菌エステル綿の安全性は,日本防災
協会や衛生加工協議会の要求項目につき,確認したとさ
れ,LD50(経口毒性)は5グラム/キログラム以上
(雄雌マウス)であり,Ames試験の結果は異常を認
めずとあり,接触皮膚障害の結果は準陰性(通常は問題
なく使用できる)とされている。 [0037]またR社によると,同社の抗菌エステルに
は,かなりの種類の細菌やカビに効果があり,代表的な
ものには,黒カビ,青カビ,枯草菌,緑膿菌,大腸菌,
白せん菌,メチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRS
A),非公式ながら水虫,などがあるとされ,同様のこ
とが,K社により数年前に発表されている。 [0038]R社の,抗菌エステル/綿混に対する,日
本化学繊維検査協会の,シェイクフラスコ法(繊維製品
衛生加工協議会,昭和63年)による,肺炎かん菌に対
する試験結果は,抗菌エステル50パーセントと,木綿
50パーセントの混綿のとき,減菌率は73パーセント
であり,抗菌エステル100パーセントのとき,減菌率
は99パーセントと発表されている。 [0039]R社の抗菌糸に対する,日本食品分析セン
ターのシェイクフラスコ法による,メチシリン耐性黄色
ぶどう球菌(京都微生物研究所分離株)の試験結果の,
試行3回の平均値は,抗菌糸による減少率41パーセン
ト,ブランクにつき減少率8.2パーセント,と発表さ
れている。 [0040]R社の抗菌布3点に対する,日本化学繊維
検査協会のシェイクフラスコ法による検査によれば,洗
濯50回後の肺炎かん菌の減菌率は,74パーセントで
あり,洗濯150回後の肺炎かん菌の減菌率は,69パ
ーセントであり,次亜塩素シミ抜き後の減菌率は,87
パーセントである,と発表されている。 [0041]K社の試験発表によれば,抗菌糸の混用比
率100パーセントの洗濯耐久力は,洗濯回数0のと
き,肺炎かん菌は98.5パーセント,黄色ぶどう球菌
は69.4パーセントの菌減少率(以下,洗濯回数10
回のとき,肺炎かん菌は97.2パーセント,黄色ぶど
う球菌は65.3パーセントの菌減少率であり,洗濯回
数100回のとき,肺炎かん菌は87.5パーセント,
黄色ぶどう球菌は44.9パーセントの菌減少率であ
り,100回の洗濯後では,大腸菌と肺炎かん菌に対
し,85パーセント以上の菌減少率である)であること
が知られる。 [0042]K社のその後の発表によると,抗菌糸の混
用比率50ないし100パーセントのとき,肺炎かん菌
は90パーセント以上,黄色ぶどう状球菌は50ないし
60パーセント,枯草菌は60ないし70パーセント
の,それぞれ菌減少率であるとされている。 [0043]上記した(ロ)項を要約すると,K社とR
社の抗菌エステル糸には,急性毒性や,変異原性,皮膚
に対する影響などにつき,心配するところは無いようで
あり,K社によると,三カ月印のハイターの使用によ
り,抗菌力を賦活できるとされている。そして,K社と
R社によると,抗菌エステル糸40パーセントと,綿糸
60パーセントの混綿のとき,大腸菌の菌減少率は90
数パーセントであり,肺炎かん菌の菌減少率は60パー
セントあたり,黄色ぶどう球菌の,菌減少率は30数パ
ーセントであり,抗菌エステル糸100パーセントにお
ける,大腸菌と肺炎かん菌の菌減少率は,90数パーセ
ントであり,黄色ぶどう球菌の菌減少率は,40パーセ
ント強であり,その他,菌減少率は明らかでないが,黒
カビ,青カビ,枯草菌,白せん菌,メチシリン耐性黄色
ぶどう球菌(MRSA),非公式には水虫,などに対し
て抗菌性が認められる,となる。 [0044]そしてK社やR社は,日本防災協会や衛生
加工協議会の,要求項目に適合すれば,可なりとしてい
るが,抗菌糸100パーセントに含まれる,抗菌性ゼオ
ライトの抗菌力には,未試酸の部分が多々あり,待に真
菌や,ウイルスなど非細菌や,3種のマイコプラズマな
ど,エイズ感染者の,発病の引き金になる何か,とか,
免疫性を無くする原因自身に対し,直接または間接に,
殺菌効果または抗菌効果,または,作用を阻止する効果
が期待でき,糸材料に混入,または付着固定する,物質
自体にも進歩が期待される。 [0045] [発明の効果]この発明は,以上に説明したように構成
されてがるので,以下に記載するような効果を奏する。 [0046]先に,(ロ)項の末尾において要約したよ
うに,K社とR社の抗菌エステル糸には,急性毒性や,
変異原性,皮膚に対する影響などにつき,心配はないよ
うであり,抗菌エステル糸40パーセントと,綿糸60
パーセントによる混綿のとき,大腸菌の菌減少率は90
数パーセントであり,肺炎かん菌の菌減少率は60パー
セントあたり,黄色ぶどう球菌の菌減少率は30数パー
セントであり,抗菌糸100パーセントによる,大腸菌
と肺炎かん菌の菌減少率は,90数パーセントであり,
黄色ぶどう球菌の菌減少率は,40パーセント強であ
り,その他,菌の減少率は明らかでないが,黒カビ,青
カビ,枯草菌,白せん菌,メチシリン耐性黄色ぶどう球
菌(MRSA),非公式には水虫,などに対し,抗菌性
が認められるとあるので,この発明は,上記された材料
による,糸状,布状,メリヤス状,マット状などを,
「カット綿」のカタチに形成して,使用時に,膣前庭に
挿入し,尿道口と膣口に密接し,または近接するように
保持する,ことにしたので,上記したような細菌が,該
カット綿状において死滅し,または増殖することがな
く,オシッコの出口や膣口より,細菌などが休内に侵入
することによる,ぼうこう炎やへニムーン腎炎,腎う腎
炎,上行性の合併症,真菌または,ウイルスなど非細菌
性による,感染と発病を防ぎ,発病に至る原因を,削除
または削減できろことになった。
【図面の簡単な説明】 図面はなし
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成4年12月24日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】発明の詳細な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は,細菌や真菌や,ウイ
ルスなど非細菌性のなにかが,オシッコの出口より体内
へ逆行侵入することによる,ぼうこう炎や腎疾患,上行
性の合併症などに罹病するのを防ぎ,細菌や真菌や,ウ
イルスなど非細菌性のなにかが,膣壁や子宮口などをへ
て,体内へ感染するのを防ぐための方法と,そのための
抗菌性ナプキンに関する。 【0002】 【従来の技術】従来は,ブルーデイやオリモノのため
の,外当て用のナプキンと,膣挿入用のタンポンがある
のみで,病気の予防を目的にしたものは,同じ出願人に
よる,先願の抗菌性ナプキンがあるのみで他には無く,
同じ目的による下着についても,同じ出願人による,先
願の抗菌性下着の他には見られない。 【0003】そして,該部における臭いの発生を防ぐも
のとして,20年ほど前に,活性炭を併用したナプキン
があり,細菌の増殖を防ぐことにより,臭いの発生を防
ぐようにされた下着には,特開昭49−25126号公
報,特開昭57−11202号公報,実開昭53−88
315号公報,実開昭59−185206号公報,実開
昭55−80301号公報,実開昭53−73111号
公報,実開昭52−129520号公報,特開昭52−
21951号公報,および同じ出願人による,抗菌性下
着の補正前に含まれる消臭下着があり,臭いを防ぐた
め,挿入するようにしたものは見られない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】カラダの下部内側に抗
菌性がないと,いろいろ問題を生ずることがあり,調べ
た本を要約すると,次のようになる。 【0005】(1)ぼうこう炎は,女性に多い病気であ
って,最も多い原因は,オシッコの出口から,細菌が体
内に侵入して感染する場合が多く,原因となる細菌はほ
とんどが大腸菌であり,これを予防するには,ウンチの
出口とオシッコの出口を,よく洗い清潔にすることと,
トイレでおしりをふくとき,前からうしろに向けてふく
こと,および,オシッコをがまんしないこ(なぜか,理
由は書かれていない),病気になったら完全に治しても
らい,慢性化しないように注意すること,など。 【0006】(2)尿道炎は,オシッコの出口から,ぼ
うこうまでのあいだにおこる炎症であって,細菌性のと
きは,ぶどう球菌や連鎖球菌などが原因であり,非細菌
性のときは,トリコモナス,ウイルス,クラミジアなど
が原因,と書かれていた。 【0007】(3)腎う腎炎は,細菌感染によっておこ
る病気であり,主なものとして大腸菌,その他として,
ぶどう球菌や連鎖球菌などが原因であり,最も多い上行
性(逆行侵入)の場合,オシッコの出口から細菌が入
り,尿道,ぼうこう,尿管と,尿の流れに逆行する経路
を経て,腎臓に感染すること,および,子供から老人に
至るすべての年代にみられ,特に,20才近くから40
才代の女性に多い(男性の約3倍),と書かれていた。 【0008】(4)ハニムーン腎炎は,20才から40
才代の,性活動期の女性に多いぼうこう炎が,そのまま
腎臓の病気に移行することがあり,特に新婚の女性に多
いため,この名があるとあり,参考のため見た8冊のう
ち,1冊にだけハニムーン腎炎の説明があり,その他の
本には書かれていない。 【0009】なお,図書館でノートした本は,次の4冊
である。 【0010】(1)主婦と生活社,カラー百科,家庭の
医学 (2)永岡書店,ホームメジカル家庭医学大百科
(3)講談社,家庭医学大事典 (4)集英社,ファ
ミリードクター家庭の医学 【0011】その他として,手持ちの1冊と,本屋での
立ち読み3冊があり,内容はほとんど同じであり,平成
4年度の改訂版もほぼ同じである。 【0012】なお,オシッコの出口のあたりは,尿路感
染症の対象として,今も,いろいろ研究されている状況
にあり,しろうと判断は危険であるが,市販の図書によ
り,誰でも知り得るところによれば,ウンチを棲みかと
する大腸菌や,ぶどう球菌,連鎖球菌などを,オシッコ
の出口から,体内へ侵入しないようにすると,ぼうこう
炎やハニムーン腎炎,腎う腎炎などに,なり難いという
ことになる。 【0013】ところで,上記した8冊の本を読んだり,
皮尿器の先生にお聞きしたところでは,ウンチの出口を
出た大腸菌が,数センチメートル前の,陰裂に入りこむ
状況や,膣口より前にある尿道口に入りこむ原因や,性
交のとき,尿路感染症になりやすい理由が,今もって明
らかでないし,黄色ぶどう球菌や連鎖球菌などについて
も,同じように状況が明らかでない。 【0014】また,従来より知られるところでは,膣の
内奥部は酸性であり,殺菌性があると云われているの
に,それは弱い細菌に対するものであって,一部の細菌
は,膣の内壁や子宮口をへて,更に内奥部に感染し,最
悪の場合,膣を侵されることは広く知られている。 【0015】次に,エイズにつき,現在までに得られた
情報によれば,初期にはホモ特有の病気といわれ,次
に,感染者からの輸血が知られ,注射針による感染が知
られ,テレビやオオヤケの刊行物には,「精液や膣液,
血液などが付着することにより,手や指やカラダの傷口
より感染する(これを防ぐため,医療関係者は,使い捨
ての手袋や衣料を使用している)。および,性交時のこ
すれあいにより,男性器の外側や女性器の内側に傷がで
き,その小さい傷口より感染する(これを防ぐため,コ
ンドームを装着するようにと,厚生省ではなく文部省が
推賞している)」のであって,「皮膚が触れただけと
か,キスをしたとか,汗や唾液の付着では感染しないと
か,患者より吸血した蚊が刺しても,その程度の微量で
は感染しない」などと発表されている。 【0016】そして雑誌には,エイズに関する,本当の
意味での専門家は,世界中に1人もいなくて,感染症や
細菌学の専門家が,にわかに担当し,発言するようにな
ったのだと記載され,エイズの発祥地は何処であるか,
とか,発生したのはいつごろかとか,感染から発病まで
に何があるのか,とか,分からないことばかりで,知ら
れていることは,潜伏期間が長く,免疫性が無くなって
しまい,細菌に感染して死亡しやすく,カリニ性肺炎に
なったり,カポジ肉腫になるときがある。などであり,
遅らせる薬品はあって,治す薬品や予防薬は無く,しろ
うとが無責任にシャベリまくる,テレビの報道をマにう
けていると,かっての大本営発表のように,取り返えし
がつかない時になり,あのときは間違っていました,ゴ
メンということになりかねない。 【0017】そこで,非学問的に考察すると,エイズは
大古から生き延びた,恐竜を死滅させた元凶かも知れな
いし,ある時期に栄えた遺跡があって,人影が全く見ら
れない,原因になっているのかも知れない。例えば,エ
イズ感染者が発病するときの,引き金になると云われる
微生物(発表されているのは数種のマイコプラズマ)
は,普通は動物に多い抗酸菌の類であり,エイズ患者に
よく見られるマイコバクテリュウムは,結核菌の類であ
るなどより見て,学問的に確認されていないだけで,或
いは意外にも,野生動物の多いアフリカとか南米あたり
の,地中とか地表近くに生息し,土着菌の1種として,
植物に内在したり,昆虫や微小生物に寄生したり,それ
を食物とする何かが,免疫不全症候群に罹病して,間も
なく土に返えるという,繰り返えしがあるのではない
か,と想像されるし,旅行者の持ち物や靴の土などに含
まれて,税関の検疫に係わりなく持ち込まれたり,ペッ
トとして,輸入動物を身辺で飼うことにより,また在来
種の愛玩動物が,ペットショップで外来種より感染した
り,愛玩の度が過ぎて,ペットの唾液や排泄物に触れた
り,輸入肉や輸入魚介の扱いにより,または,未開発地
の産物を食べたり,感染者の多い地域へ旅行したり,そ
の地域に居住して,汚染された敷物や寝具,汚損した食
器に触れるなどにより,知らないあいだに,人の大腸や
排泄物の中に,エイズが潜んでいるのかも知れない。 【0018】中国の艶書によると,女性が優れていると
き,ことに及んだ放出のあと,男性は,そのままジット
していて,先端より女性の湧出物を吸収すると,疲労を
回復し,延命効果があるとされている。そして日本の俗
説では,放出したとき,根元の内部が空洞になり,その
空洞が元に戻るとき,先端より吸入するので,運が悪い
と性病菌を吸いこむ,と言われている。この二つの説に
よると,仮にエイズが大腸内にいるとして,絶頂期の男
性が肛門内で放出すると,先端より,エイズを吸入する
可能性は大である。ということになり,ホモのエイズ原
因説も,根拠があると云うことになる。 【0019】同じように,女性の大腸内にエイズがいる
とき,男性が女性の肛門内に挿入して遊び,次にそのま
ま,女性器に挿入して遊んだりすると,それまで感染し
ていなかった,その女性自身が,自己感染(大腸内にい
た微生物が,男性器を介して,膣内や子宮口,子宮頸
部,子宮体内に感染し,または尿道口より入り,ぼうこ
う,腎臓などに感染すること)する危険性が大である。
そしてこの場合,コンドームなどが,なんの役にもたた
ないことは,言うまでもなく,ひと昔前なら,変態者
か,余ほどの遊び人しかしなかった行為を,裏ビデオな
どに触発されて,若い人々が乱れているのは,果して,
このままで良いのかという,思いが強いのである。 【0020】同じように,女性の大腸内にエイズがいる
とき,本人が,バイブを肛門内に挿入して遊び,そのあ
と,前に挿入して遊ぶようであるが,前項と同じ理由に
より,それまで感染していなかった,その女性自身が,
自己感染する(大腸内にいた微生物が,バイブを介し
て,膣内や子宮口,子宮頸部,子宮体内に感染し,また
は尿道口より入り,ぼうこう,腎臓などに感染する)危
険性が大である。そしてこの場合も,コンドームなど
が,なんの役にもたたないことは言うまでもなく,女性
にとっては,相手が男性であるか,バイブであるかでは
なく,前用と後ろ用に,そのつど別のコンドームを,厳
重に使い分ける必要がある。 【0021】また先生方は,性交時のすり傷により,感
染するとおっしやる(このあたりは,世俗を知らないこ
とや,経験が無いことを伏せるため,極端に,警戒して
の発言かも知れないし,遊び女と致したことが無いか,
云う訳にいかないのであろう)けれども,毛切れ以外に
傷をする事はないし,男性は,射精後の吸入作用により
感染し,女性は射精後に外部へ流れだし,微生物は流出
物の流れにただよい,膣口や尿道口より入り感染する。
と考えた方が,実態に近いと思われる。 【0022】また,女性の感染経路はもう1つあって,
ウンチの出口を出たエイズが,本人の気づかないあいだ
に陰裂に入り,尿道口より体内に上行侵入して,ぼうこ
うや腎臓に感染するか,または膣口より入り,子宮頸や
子宮体に感染するのではないか,と思われるところがあ
り,その理由として,食物や飲物に含まれたエイズは,
内臓に傷があれば,そこにおいて体内に感染し,傷が無
ければ大腸に至り,普通は便とともに排出される。とい
う仮説が一個あり,その仮説が成立しないとすれば,次
の2点につき,説明がつかないのである。 【0023】即ちその1は,エイズ感染者である歯科医
に治療を受けた,性交経験のない若い女性が,エイズに
感染し,のち発病し,死亡したという,アメリカでの実
例があり,詳細は発表されていないが,出願人の推測す
るところでは,感染者である医師を出たエイズが,治療
器具に付着して,患者の口中に転移付着し,患者の胃と
小腸と大腸をへて,のちに,実験例とその続きにより説
明するように,体外へ出たのち陰裂に入り,尿道口と尿
道,ぼうこう,尿管をへて腎臓に感染するか,膣口をへ
て,子宮頸や子宮体に感染し,または,抜歯の傷口よ
り,体内に入った(傷口の出血は自己防衛のためであ
り,出血した血液の表面に,単純な微生物が付着した程
度では,体内に入らない)かの何れかと思われる。とい
うことは,患者の口の中とか,唾液の中にエイズがいる
ときがあり,治療器具に付着して生存したり,その器具
を介して,多数の他の患者に,感染する危険性がある,
ということを否定できない。 【0024】次にその2として,「だ液」の中にいるエ
イズを,HIV1とHIV2に区別しながら,検出でき
るという,イスラエルで開発された,新しい試験方法の
完成(免疫不全症候群の原因となる微生物は,HIV1
とHIV2,および,確認のため努力されているその他
があり,現在は,感染3週以後の,血液検査により判定
されていて,「だ液」より検出する手段は,未完成とさ
れている)があり,唾液中にエイズが実在する,ときが
ある以上,現在は安全とされている,唾液の付着やキス
は,危険であるということになり,遊び人のよくするフ
ェラチオは,女性の唾液中にいるエイズが,男性の尿道
口より入り,腎臓を介して血液中に入るとか,クンニリ
ングスにより,男性の唾液中にいるエイズが,女性器に
入り,尿道口と,ぼうこうをへて,腎臓に感染するか,
膣口より子宮系統に感染し,それぞれが,エイズの感染
者になるという,危険性が極めて大きいということにな
る。 【0025】なお,出願直後の,11月25日づけの報
道によると,米ジョージア大学のデビット.ルイス博士
のグループが,英国の医学誌ランセットに,発表したと
ころによると,患者5人に,エイズウイルスを感染させ
たとして,かって騒がれた,フロリダ州の歯科医のケー
スを調べたところ,ドリルなどの,洗浄や殺菌の行き届
きにくい器具類に,エイズウイルスの痕跡が見つかり,
器具の内部には殺菌剤が行き渡らないため,器具のスイ
ッチをオン・オフしたとき,前の患者による唾液や血液
が飛び散り,ウイルスが別の患者に,感染した可能性が
あるとされ,博士らは,数量的な裏づけはまだだが,こ
の例から見て,内部の殺菌が不十分な,器具に付いた血
液や小さな組織片で,エイズに感染する危険性がハッキ
リした。器具内部の微生物を無くするには,患者ごとに
洗浄し,加熱殺菌すべきだと主張している。これはロイ
ター電によるようだが,出願人が,明細書を書くとき推
論したことが,16日後に,事実として裏づけ補強され
たことになる。 【0026】なおこの出願では,専門以外の人に,わか
り易くするため,免疫不全症候群の原因となる微生物
を,一括して,エイズという言い方をしており,そのこ
とと,感染とか発病など,細菌学や医学の専門家からす
れば,見るに耐えないところが,多々あると思いなが
ら,ことの緊急性のため,敢えて,エイズ専門家に意見
を求めることなく,市場より得られた情報により,専門
家マガイの言葉を使用した。 【0027】しかし後述するデータは,専門機関による
ものであり,細菌のイロハについては,細菌学の専門家
に教えを乞い,電子顕微鏡による写真などにより,細
菌,放線菌,カビなどの別を認識し,エイズの発病の引
き金となる,3種のマイコプラズマ(細菌と違い細胞壁
がないこと,および動物に多く,発育させるのにコレス
テロールを要求される)とか,結核菌の一種である,マ
イコバクテリュウムの存在が考えられる,とか,その他
について,内科,泌尿器科,女性の専門職の方々に,教
えを乞い,またはヒントを頂きました。 【0028】しかし,性行為に関する,知識の多い人の
意見によると,女性器より溢れ出たものが,男性の体毛
や身体に付着するので,その消毒滅菌が完全でない限
り,コンドームの使用のみでは,安全とは言いがたく,
極めて近い将来,コンドームの使用だけでは,やはりダ
メだということになり,対策の手遅れのため,爆発的に
患者が増加するだろうと,甚だ悲観的である。 【0029】そして,青色ぶどう球菌に,耐性のついた
「MRSA」があるように,エイズ自身や,引き金とな
るウイルスや細菌が,耐性になることは充分に予想され
るし,現在の常識に反して,湿った空気や,ぬるま湯に
生存したり,美容院や床屋のカミソリやタオル,温泉や
公衆浴場の,湯船の外側や洗い場,椅子や脱衣カゴなど
の,濡れと適温のあるところ,および,同じ理由により
風俗営業などの,タオルやシーツ,湯船やシャワーに近
い壁,普通の家庭における,湿度が高く適温である場
所,およびそこらにある,ダニの温床になるようなホコ
リや,犬やねこ,小鳥などの,からだから出るチリや排
泄物,乳児のなめやすい物,未殺菌のミルクや,滅菌の
不完全な食器の類(現在はぬるま湯で,合成洗剤が使わ
れており,完全滅菌とは言い難い)などが,意外にも,
感染の媒体であったり,エイズ自身や,引き金となるウ
イルスや細菌の,安全に棲息する場所に,なっているの
かも知れない。 【0030】国内で,学問的に確認されていない以上,
現在云われているように,感染しにくい弱い菌であると
か,唾液や空気の中では生息しないとか,発病者を隔離
することなく,生活や職場を,共にしても大丈夫という
ような,アメリカの情報(患者数が多いこと以外に,理
由が見当らないのに,いつものクセでエイズ先進国と,
マスコミでは敬称を奉っている)を,そのまま鵜呑みに
して,素人であり責任をとる気の無い,学校の先生やテ
レビキャスターが,エイズの専門家気どりで,わかった
ような顔をしてシャベリまくるのは,災禍を拡大するこ
とになりかねず,悔いを千載に残すことに,なるように
思われてならない。 【0031】また最近の情報によると,10才代の若い
女性に,子宮がんの初期状態が多発していて,その原因
となる微生物は,約60種類ある「ヒトパピローマウイ
ルス」である。とのことであり,それは,10才代の前
期より,多数の男性を相手に,性交したのが原因であ
る,とのことであるが,果してその責任は,相手の男性
にあるのか否か,疑問に思うものであり,男性器に付着
していた微生物が,性交により送り込まれるよりは,女
性の陰裂内にいた微生物が,性交により奥へ送りこまれ
たり,性交後の,腔内に満たされた分泌物により,細菌
やウイルスが,膣の内奥部に侵入したり,尿道口より腎
臓の方向へ,侵入するのではないか,と考えたほうが,
はるかに現実的である。 【0032】また,食物の洋風化や,街に溢れる性情報
や,社会風潮の影響による,性活動期の低年齢化によ
り,10代の前半から,女性自身の内部は,常に溢れた
状態にあることは,おりもの専用ナプキンの,需要の増
大により,推測できるところである。従って,のちに説
明するように,性交しないときでも,会陰部に微生物が
繁殖していたり,就寝中のオナラにより,大腸内の微生
物が飛び出して,溢れた分泌物の助けにより,容易に陰
裂内に入り込み,尿道口と膣口に侵入するのであり,特
にブルーデイのとき,飛び出したり会陰部にいた微生物
が,経血の流れに逆行して,子宮頸や子宮体内に侵入
し,出血部において,たやすく感染することが考えられ
る。 【0033】そしてもう一つの予測として,人の手によ
り,大腸菌の組織の一部を,別の組織に入れ替えて,別
の性格に変えようとしたり,研究室で,遺伝子操作の実
験をされるように,自然界でも同じようなことがあり,
ある微生物のなにかが,他の微生物のなにかに影響し
て,人にとり都合の悪い方向に,変化することも有り得
るし,あっても不思議ではなく,具体例の一つがエイズ
の人体内における変化である。 【0034】仮に,大腸菌そのものが大腸内にいても,
その人にとり何の不都合もないのに,いる場所が違う
と,ぼうこう炎や腎疾患になるように,普通は,いても
不都合はないと,考えられている雑菌が,尿道口より入
り,そこに住みつくと,排尿のたびに,飛び上がるほど
痛むことは,しばしば見られるところであり,その雑菌
(水道法における一般細菌)は,滅菌された水道水に
は,いない筈であり,細菌検査を受けても,水1ミリリ
ットル当り,細菌数は0であるのに,その水を,清浄化
された容器に入れて密閉し,そのまま静置すると,7時
間くらい(6月ないし9月の気温の高いとき)後より目
につき,増殖を読けて,24時間後には,水1ミリリッ
トル当り,細菌数500個を越す(水道法では100個
以内とされている)ことも,さして珍しいことではな
く,カップ型のジュース自動販売機では,接続された水
道における,一般細菌数は0であり,それに接続された
脱塩素装置内で数千個,混合用水の貯槽内では,しばし
ば百万個を越すことがあり,滅菌されて,理論上は0の
はずが,数百とか百万個以上に増殖するのは,理解しに
くいところである。 【0035】そして,そのような増殖現象が,何かの理
由により,他の微生物,例えば免疫不全症候群の原因と
なる微生物や,発病の引き金になり得る微生物に,起こ
り得ないという保証がなく,研究されている方々は,立
場上,可能性として考えられる程度のことは,発表され
ないのが通例であるから,気楽な人々は,知らないこと
により全くの無防備であり,心配症の人は,コレラやペ
ストやレプラより,正体が見えないだけに,余計に怖い
のであり,エイズ感染者や発病者に対して,診療拒否を
する医療機関がある(医療関係者の個人的な都合ではな
く,他の患者に与える心理的な影響や,MRSAによる
院内感染とは異なり,エイズ関連微生物による,院内感
染が発生したとき,これに対処する手段が確立されてい
ないし,院内感染の,発生の可能性はゼロではない)こ
とや,テレビで見られるように,医療関係者が,エイズ
感染者や発病者に接触したとき,手袋や衣料を消毒しな
いで,使い捨てにされるところを見て,お医者さんや厚
生省は,影響を考えて黙っているけれども,本当は人類
を滅亡させるような,恐るべき相手ではないか,教室や
テレビでシロウトが,ペラペラしゃべっているけれど
も,万一のとき,責任を取ってくれる訳ではないから,
エイズ感染者や患者には,近寄らないほうが良い,エイ
ズ多発地帯には行かないほうが良い,「君子危うきに近
寄らず」と云うではないか,という思いが先立つのであ
り,感染を予防してシタのに,エイズに感染したりする
と,その悔しさと絶望感は,格別ではないかと思うし,
宗教上や,心のどこかで分かっていても,一般のシロウ
トによる判断は,予防法と治療法が確立されるまで,迷
いに迷ったものになり,恐怖心の増巾はあっても,ナシ
になるはずはなく,雇用主に対する圧力はスジ違いであ
り,平等という名の逆差別である。人は人として,末永
く生きるべきであり,人類の存亡にかかわる,治療でき
ない患者は,速やかに隔離して,感染者の増加を防ぎつ
つ,他方で治療法の開発に務めると,犠牲者を,最小に
することができると思われる。今は治せないのだから,
万全の予防策を構ずるより,他に手段は無いことにな
る。例えば,前記した若い女性の,子宮内にいるウイル
スが,ガンばかりでなく,エイズの発病に,何らかの係
わりがあるのかも知れない,のだから‥‥‥ 【0036】仮に,膣内の傷により感染するとすれば,
エイズ感染者の胎児は,エイズに感染していると思われ
るのに,そうではなく,妊娠中に発病しても,エイズで
ない子も出生しているから,学問的な解明は容易でない
と思われる。つまり,男女の性器の傷により,感染する
と考えるよりは,尿道口より入り,ぼうこうと尿管をへ
て,血液と係わりのある腎臓に感染し,またはブルーデ
イのとき,逆行侵入して出血個所に感染し,エイズが血
液中に入ると,考えた方が自然のようである。 【0037】出願人が,別件の改良を考えているとき,
フッと気づいたことは,数万とか数十億の人が眠ってい
るとき,目覚めているときのように,お行儀がよいとは
とても思えない,ということであり,知らないあいだに
オナラもするだろうし,何かを漏らすかも知れない。そ
してそのオナラは,ただのガス体とは限らないし,霧状
やコナ状に含まれて,細菌なども出るのではないかと,
尾籠な話ながら心配になった。 【0038】そこで出願人は,約7カ月のあいだ鉄性剤
を飲み,寝る前に下着を替え,翌朝その下着をお茶に漬
けて,タンニン鉄のかたちで検出したのである。すると
ウンチの出口より約8センチメートルうしろまで,2な
いし5ミリメートル巾の黒色斑が,多くの日には0本,
日によっては1本,また日によっては2本,ときには短
いのを合わせて4本,明瞭に認めることができたし,前
のほうは,ウンチの出口より,4ないし6センチメート
ルの黒色斑ができ,女性の場合は,陰裂に接する位置に
達し,内部の湿潤により入り込み,細菌は自由に,動き
やすい状態になると推認できた。 【0039】つまり目覚めているときは,それはそれな
りに,衛生状態に関心をもち,下着をひんぱんに替えた
り,おりもの用のナプキンを使ったり,シャワレットで
ついでに洗ったり,ビデを使う人まであり,キチンとし
ていることが,一人前であるとの,認識が強いようであ
る。ところが眠っているときは,知らないうちにカラダ
がよじれたり,下着のうしろ側がくいこんだり,分泌物
がオシリの方へ流れたり,オナラをしたり,大乱れであ
り,その何回かのオナラのうちには,先の黒色斑により
知られるように,細菌が飛び出すこともあり,うしろへ
約8センチメートル,前には4ないし6センチメート
ル,飛ぶことがあり,前に飛んだ一部は,流れ出した分
泌物に付着して,極めて容易に陰裂内に侵入し,一部は
膣に入り,一部は尿道口と,ぼうこうと尿管をへて,腎
臓に感染するのではないか,と推論され,上記した細菌
が,大腸菌なのか,ぶどう球菌とか連鎖状球菌なのか,
あるいはウイルスであったり,運が悪けれエイズかも知
れない。と云うことであり,会陰部をひんぱんに洗わな
い限り,同所で,微生物が繁殖している可能性が多い
し,性交時は,流れだしたウニャウニャにより,陰裂内
に逆行侵入して,前記したように腎臓に感染したり,子
宮系統へ感染するのではないか,と推論できるし,ブル
ーデイの唾眠中は,感染の危険性が極めて多いと推論で
きる。 【0040】また,エイズを検出できるまでに,多くの
日数を要するのは,性器外にいた微生物が,ブルーデイ
の血の流れに逆行して,出血個所より体内に感染(感染
する時期に周期性ができる)するか,または尿道口より
腎臓に感染し,血液と接触するとき,検出できる量がマ
ギレ込むのに,日数を要するためではないか,と推論で
きるし,性器のキズより入り他に原因が無いとすれば,
検出できるまでの,多い日数が不自然である。またテレ
ビなどでは,感染者の唾液を,バケツに一杯飲まない限
り,感染することはない。従って非現実的であると云わ
れているが,前記したように,つい最近,唾液により,
エイズを検出できるようになった。ようであるから,現
状は暗中模索,試行錯誤の状況にあり,つい先ほどまで
の常識は,手にした新情報により,時間単位で改変され
る可能性がある。 【0041】エイズに関する手がかりは,他の何かが引
き金になって,感染者が発病すると云われ,引き金が無
ければ,感染者として生存できるようであり,引き金の
1つとして,3種類のマイコプラズマの存在が知られ,
これが体内に入らなければ,感染者は発病しないようで
ある。ところが,このマイコプラズマは,普通に飼われ
ている,家畜の周辺によく見られ,特に怖い微生物では
ないし,飼育者やその家族は,健康な状態であるば,何
の影響も受けないようである。ところが,エイズ感染者
の体内に入ると,途端にエイズが猛威を奮い,発病者
は,死への途を進むことになる。多分,同じような,発
病の引き金となる,未知の何かが他にもあり,将来は解
明され,治療や予防の,手がかりになると思われる。 【0042】この発明は,細菌や真菌や,ウイルスなど
非細菌性の何かが,オシッコの出口より体内へ逆行侵入
することによる,ぼうこう炎や腎疾患,上行性の合併
症,悪性病などに罹病するのを防ぎ,細菌や真菌や,ウ
イルスなど非細菌性の何かが,膣壁や子宮口などをへ
て,体内へ感染するのを防ぐための,方法と,そのため
の抗菌性ナプキンを,提供することを目的としている。 【0043】 【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため,この発明は,抗菌性のあるナプキンを,膣前庭へ
挿入保持することにより,ウンチの出口に原因のある,
またはその他の原因による,細菌や真菌,ウイルスなど
非細菌性のなにかが,尿道口や膣口へ入らないように
し,挿入物により侵入者を殺し,または増殖の阻止をす
るものである。 【0044】 【作 用】この発明によると,抗菌性ナプキンの挿入に
より,細菌や真菌,ウイルスなど非細菌性のなにかが,
尿道口や膣口へ入らないように,フタをしたカタチにな
り,ぼうこう炎や,ハニムーン腎炎,腎う腎炎,上行性
の合併症,真菌性または,ウイルスなど非細菌性などに
よる,感染や発病を激減できる。 【0045】 【実施例】カラダの衛生状態が,良好であると云う条件
下において,後記する(ロ)項のような,抗菌性を有す
る,または殺菌性を有する,と云い得る材料により作ら
れた,綿状,布状,メリヤス状,マット状などにより,
「カット綿」のカタチに形成され,使用時に膣前庭に挿
入して,尿道口と膣口に密接し,または近接するように
保持される。 【0046】(ロ)S社による抗菌性ゼオライトを,原
料段階において混入された,K社のBXNナイロン糸
は,これを100パーセント使ったものにつき,A社に
よる8の字しんとう,80RPM/1時間/摂氏25度
による,シェイクフラスコ法による試験によると,大腸
菌に対して97パーセントの死滅効果があるとされ,K
社による試験によると,BXNナイロン糸100パーセ
ントの布と,同50パーセントの布において,大腸菌に
対する死減効果は,ほぼ同じという結果が出ている。そ
して,BXNナイロン糸25パーセントと,綿糸75パ
ーセントの布に対する,日本食品分析センターによる試
験結果によると,大腸菌につき,約5時間の間に99パ
ーセント以上が死滅するとされている。 【0047】K社の,シェイクフラスコ法による試験例
の1によると,抗菌エステル綿40パーセントと,エス
テル綿60パーセントの不織布において,大腸菌の菌減
少率は99.9パーセントであり,黄色ぶどう状球菌の
菌減少率は33.3パーセントであり,抗菌エステル綿
60パーセントと,エステル綿40パーセントの不織布
において,大腸菌の菌減少率は99.1パーセント,黄
色ぶどう状球菌の菌減少率は50.0パーセントであっ
た。 【0048】K社の,AATCC Method100
−1981にもとづく,試験例の2によると,抗菌エス
テル綿100パーセントのとき,緑膿菌の菌減少率(パ
ーセント)は,1回目6時間後は99.9以上,2回目
6時間後は99.9以上であり,普通のエステル綿は,
2回とも減少しなかった。 【0049】K社の,シェイクフラスコ法による試験例
の3によると,大腸菌の菌減少率は,抗菌エステル綿6
5パーセント,普通エステル綿35パーセントのとき,
99.5パーセントであり,抗菌エステル綿50パーセ
ント,普通エステル綿50パーセントのとき,98.3
パーセントであった。また黄色ぶどう状球菌の菌減少率
は,抗菌エステル綿65パーセント,普通エステル綿3
5パーセントのとき,57.7パーセントであり,抗菌
エステル綿50パーセント,普通エステル綿50パーセ
ントのとき,50.0パーセントであり,普通のエステ
ル綿では,それぞれの細菌につき,菌の減少はなかっ
た。 【0050】K社の,AATCC Method100
−1981にもとづく,試験例の4によると,抗菌エス
テル綿100パーセントのとき,白せん菌の菌減少率
は,20.3パーセントであった。 【0051】K社の,シェイクフラスコ法による試験例
の5によると,大腸菌の菌減少率は,抗菌エステル綿6
5パーセント,木綿35パーセントの混紡精練後は,9
5.8パーセントであり,抗菌エステル綿100パーセ
ントの,混紡精練後は,99.7パーセントである。そ
して,黄色ぶどう状球菌の菌減少率は,抗菌エステル綿
65パーセント,木綿35パーセントの混紡精練後は,
76.0(?)パーセントであり,抗菌エステル綿10
0パーセントの混紡精練後は,40.0パーセントであ
る。 【0052】K社の抗菌エステル綿の,野村生物科学研
究所による急性毒性試験のLD50値は,5グラム/キ
ログラム以上であり,日本食品分析センターの試験結果
によれば変異原性はなく,日本産業皮膚衛生協会による
皮膚貼付試験によれば,準陰性の判定結果が出たとされ
ており,R社製の抗菌エステル綿の安全性は,日本防災
協会や衛生加工協議会の要求項目につき,確認したとさ
れ,LD50(経口毒性)は5グラム/キログラム以上
(雄雌マウス)であり,Ames試験の結果は異常を認
めずとあり,接触皮膚障害の結果は準陰性(通常は問題
なく使用できる)とされている。 【0053】またR社によると,同社の抗菌エステルに
は,かなりの種類の細菌やカビに効果があり,代表的な
ものには,黒カビ,青カビ,枯草菌,緑膿菌,大腸菌,
白せん菌,メチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRS
A),非公式ながら水虫,などがあるとされ,同様のこ
とが,K社により数年前に発表されている。 【0054】R社の,抗菌エステル/綿混に対する,日
本化学繊維検査協会の,シェイクフラスコ法(繊維製品
衛生加工協議会,昭和63年)による,肺炎かん菌に対
する試験結果は,抗菌エステル50パーセントと,木綿
50パーセントの混綿のとき,減菌率は73パーセント
であり,抗菌エステル100パーセントのとき,減菌率
は99パーセントと発表されている。 【0055】R社の抗菌糸に対する,日本食品分折セン
ターのシェイクフラスコ法による,メチシリン耐性黄色
ぶどう球菌(京都微生物研究所分離株)の試験結果の,
試行3回の平均値は,抗菌糸による減少率41パーセン
ト,ブランクにつき減少率8.2パーセント,と発表さ
れている。 【0056】R社の抗菌布3点に対する,日本化学繊維
検査協会のシェイクフラスコ法による検査によれば,洗
濯50回後の肺炎かん菌の減菌率は,74パーセントで
あり,洗濯150回後の肺炎かん菌の減菌率は,69パ
ーセントであり,次亜塩素シミ抜き後の減菌率は,87
パーセントである,と発表されている。 【0057】K社の試験発表によれば,抗菌糸の混用比
率100パーセントの洗濯耐久力は,洗濯回数0のと
き,肺炎かん菌は98.5パーセント,黄色ぶどう球菌
は69.4パーセントの菌減少率(以下,洗濯回数10
回のとき,肺炎かん菌は97.2パーセント,黄色ぶど
う球菌は65.3パーセントの菌減少率であり,洗濯回
数100回のとき,肺炎かん菌は87.5パーセント,
黄色ぶどう球菌は44.9パーセントの菌減少率であ
り,100回の洗濯後では,大腸菌と肺炎かん菌に対
し,85パーセント以上の菌減少率である)であること
が知られる。 【0058】K社のその後の発表によると,抗菌糸の混
用比率50ないし100パーセントのとき,肺炎かん菌
は90パーセント以上,黄色ぶどう状球菌は50ないし
60パーセント,枯草菌は60ないし70パーセント
の,それぞれ菌減少率であるとされている。 【0059】R社のその後の発表によると,抗菌糸65
パーセントと,綿糸35パーセントの混綿布に,メチシ
リン耐性黄色ぶどう球菌が付着したとき,6時間後に効
果が見られ,18時間後に,99パーセントが死滅した
とある。 【0060】上記した(ロ)項を要約すると,K社とR
社の抗菌エステル糸には,急性毒性や,変異原性,皮膚
に対する影響などにつき,心配するところは無いようで
あり,K社によると,三カ月印のハイターの使用によ
り,抗菌力を賦活できるとされている。そして,K社と
R社によると,抗菌エステル糸40パーセントと,綿糸
60パーセントの混綿のとき,大腸菌の菌減少率は90
数パーセントであり,肺炎かん菌の菌減少率は60パー
セントあたり,黄色ぶどう球菌の,菌減少率は30数パ
ーセントであり,抗菌エステル糸100パーセントにお
ける,大腸菌と肺炎かん菌の菌減少率は,90数パーセ
ントであり,黄色ぶどう球菌の菌減少率は,40パーセ
ント強であり,その他,菌減少率は明らかでないが,黒
カビ,青カビ,枯草菌,白せん菌,メチシリン耐性黄色
ぶどう球菌(MRSA),非公式には水虫,などに対し
て抗菌性が認められる,となる。 【0061】そしてK社やR社は,日本防災協会や衛生
加工協議会の,要求項目に適合すれば,良しとされてい
るが,同糸中の,抗菌性ゼオライトの抗菌力には,試験
未了の部分があり,真菌や,ウイルスなど非細菌や,エ
イズ感染者の,発病の引き金になる何かとか,免疫性を
無くする原因自身に対して,直接または間接に,殺菌効
果または抗菌効果,または,作用を阻止する効果が期待
でき,糸材料に混入,または付着固定する,物質自体に
も進歩が期待される。 【0062】 【発明の効果】この発明は,以上に説明したように構成
されているので,以下に記載するような効果を奏する。 【0063】先に,(ロ)項の末尾において要約したよ
うに,K社とR社の抗菌エステル糸には,急性毒性や,
変異原性,皮膚に対する影響などにつき,心配はないよ
うであり,抗菌エステル糸40パーセントと,綿糸60
パーセントによる混綿のとき,大腸菌の菌減少率は90
数パーセントであり,肺炎かん菌の菌減少率は60パー
セントあたり,黄色ぶどう球菌の菌減少率は30数パー
セントであり,抗菌糸100パーセントによる,大腸菌
と肺炎かん菌の菌減少率は,90数パーセントであり,
黄色ぶどう球菌の菌減少率は,40パーセント強であ
り,その他,菌の減少率は明らかでないが,黒カビ,青
カビ,枯草菌,白せん菌,メチシリン耐性黄色ぶどう球
菌(MRSA),非公式には水虫,などに対して抗菌性
が認められるので,この発明は,上記された材料によ
る,糸状,布状,メリヤス状,マット状などを,「カッ
ト綿」のカタチに形成して,使用時に膣前庭に挿入し,
尿道口と膣口に密接し,または近接するように保持する
ことにしたので,上記のような細菌が,該カット綿状に
おいて死滅し,または増殖することがなく,オシッコの
出口や膣口より,細菌や微生物などが,体内に逆行侵入
することによる,ぼうこう炎やハニムーン腎炎,腎う腎
炎,上行性の合併症,真菌または,ウイルスなど非細菌
性による,感染と発病を防ぎ,または発病に至る原因を
削除し,または削減できることになり,細菌の増殖によ
る,悪臭の発生を防ぎ得るという,副次効果を得られる
ことになった。 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 膣前庭に保持されたナプキンにより,ぼうこう炎やハニム ーン腎炎,腎う腎炎,上行性の合併 症,真菌性または,ウイルスなど 非細菌性による感染と発病を防ぐようにされた予防法とその ための抗 菌性ナプキン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [請求項1] 抗菌性ゼオライトなど,抗菌性または殺
    菌性のある物質を原料の段階において混入し,またはフ
    ィラメント状物,糸状物,布状物,編み立て状物などに
    したのち付着固定された,綿状,布状,メリヤス状,マ
    ット状などによる「カット綿状」を膣前庭に挿入し,尿
    道口その他に密接または近接保持して,細菌その他の有
    害原因を殺し,または増殖を阻止しつつ体内へ逆行侵入
    しないようにされる,膣前庭に保持されたナプキンによ
    り,ぼうこう炎やハニムーン腎炎,腎う腎炎,上行性の
    合併症,真菌性または,ウイルスなど非細菌性による感
    染と発病を防ぐようにされた予防法 [請求項2] 抗菌性ゼオライトなど,抗菌性または殺
    菌性のある物質を原料の段階において混入し,またはフ
    ィラメント状物,糸状物,布状物,編み立て状物などに
    したのち付着固定された,綿状,布状,メリヤス状,マ
    ット状などにより,膣前庭に挿入して尿道口その他に密
    接保持できるようにされ,体内へ逆行侵入しないように
    された,請求項1のための,腔前庭に保持されたナプキ
    ンにより,ぼうこう炎やハニムーン腎炎,腎う腎炎,上
    行性の合併症,真菌性または,ウイルスなど非細菌性に
    よる感染と発病を予防するための抗菌性ナプキン
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WO2021170018A1 (zh) * 2020-02-25 2021-09-02 陈择宁 一种用于母婴菌群采集及传递的待产包

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