JPH06197770A - 超耐熱性プロテアーゼ遺伝子 - Google Patents

超耐熱性プロテアーゼ遺伝子

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JPH06197770A
JPH06197770A JP5017068A JP1706893A JPH06197770A JP H06197770 A JPH06197770 A JP H06197770A JP 5017068 A JP5017068 A JP 5017068A JP 1706893 A JP1706893 A JP 1706893A JP H06197770 A JPH06197770 A JP H06197770A
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克彦 山本
Kyoko Nakajima
恭子 中島
Nobuhito Koyama
信人 小山
Masanori Mita
正範 三田
Kiyozou Asada
起代蔵 浅田
Ikunoshin Katou
郁之進 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を単離し、該遺
伝子を用いた超耐熱性プロテアーゼの工業的製法を提供
する。 【構成】 図1の制限酵素地図で表される超耐熱性プロ
テアーゼ遺伝子。これにハイブリダイズ可能な超耐熱性
プロテアーゼ遺伝子。これら遺伝子を含有させた組換体
プラスミドを導入させた形質転換体を培養する超耐熱性
プロテアーゼの製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品分野、タンパク質工
学等の分野で有用な超耐熱性プロテアーゼをコードする
遺伝子及び該酵素の遺伝子工学的製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食品加工、ペプチド合成等の工業的プロ
セスに利用されるプロテアーゼには物理的、化学的に高
い熱安定性が要求される。従来、中等度好熱菌由来のプ
ロテアーゼがこれらの目的に研究されてきた。更に高い
耐熱性を有するものとして超耐熱菌ピロコッカス フリ
オサス(Pyrococcus furiosus)に数種のプロテアーゼの
存在が知られている〔アプライド アンド エンバイロ
ンメンタル マイクロバイオロジー(Appl. Environ.Mi
crobiol.) 、第56巻、第1992頁(1990)、ジ
ャーナル オブ ジェネラル マイクロバイオロジー
(J.Gen. Microbiol.) 、第137巻、第1193頁
(1991)、FEMS マイクロバイオロジー レタ
ーズ( FEMS Microbiol. Lett.) 、第71巻、第17頁
(1990)、アプライド アンド エンバイロンメン
タル マイクロバイオロジー、第58巻、第1134頁
(1992)〕が、これらの酵素及び遺伝子が単離され
た例はまだない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】超耐熱菌からのプロテ
アーゼの取得は高温での微生物の培養を要し、工業的な
製造方法としては問題を有していた。本発明はこの問題
を解決するために超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を単離
し、該遺伝子を用いた超耐熱性酵素の工業的製造方法を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明の第1の発明は超耐熱性プロテアーゼ遺伝子に関
し、図面の図1で表されることを特徴とする。また、本
発明の第2の発明は、超耐熱性プロテアーゼ遺伝子に関
し、第1の発明の超耐熱性プロテアーゼ遺伝子にハイブ
リダイズ可能であることを特徴とする。更に本発明の第
3の発明は超耐熱性プロテアーゼの製造方法に関し、前
記第1又は第2の発明の超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を
含有させた組換体プラスミドを導入させた形質転換体を
培養し、該培養物から超耐熱性プロテアーゼを採取する
ことを特徴とする。
【0005】本発明に係る超耐熱性プロテアーゼ遺伝子
は超耐熱菌の遺伝子ライブラリーのスクリーニングによ
り得ることができる。超耐熱菌としてはピロコッカス属
に属する細菌が使用でき、例えばピロコッカス フリオ
サスのゲノムのコスミドライブラリーより、目的の遺伝
子をスクリーニングし、得ることができる。
【0006】ピロコッカス フリオサスとしてはピロコ
ッカス フリオサス DSM3638が使用でき、該菌
株はドイッチェ ザムルンク フォン ミクロオルガニ
スメン ウント ツェルクルチュウレン GmbH(De
utsche Sammlung von Mikroorganismen und Zellkultur
en GmbH )より入手可能な菌株である。
【0007】ピロコッカス フリオサス ゲノムのコス
ミドライブラリーはピロコッカスフリオサス ゲノムを
制限酵素Sau3AI(宝酒造)で部分消化して得られたフラ
グメントとトリプルヘリックスコスミドベクター(スト
ラテジーン)をライゲーションした後、インビトロパッ
ケージング法によってラムダファージ粒子中にパッケー
ジングし、適当な大腸菌、例えば大腸菌 DH5αMCR(BR
L)を形質転換することによって得ることができる。次
にライブラリー中の形質転換体を培養した後、培養物を
熱処理(100℃,10分間)、超音波処理、再熱処理
(100℃,10分間)し、得られたライゼートのグル
タリル−L−フェニルアラニン−p−ニトロアニリドを
基質としたプロテアーゼ活性をスクリーニングすること
ができる。これにより、100℃,20分間の熱処理に
耐性のプロテアーゼを発現する、超耐熱性プロテアーゼ
遺伝子を含むコスミドクローンをいくつか得ることがで
きる。このようにして得られたコスミドクローンの1つ
から調製したコスミドをPstI(宝酒造)消化し、得られ
たDNA断片をプラスミドベクターpUC118(宝酒造)の
PstIサイトに導入した組換えプラスミドを得ることが
できる。次にこの組換えプラスミドを導入した大腸菌J
M109(宝酒造)を培養した後、前述のコスミドの場
合と同様にして培養物処理物中の超耐熱性プロテアーゼ
活性を測定することにより発現したプロテアーゼ遺伝子
を含む組換えプラスミドを得ることができる。該プラス
ミドはプラスミドpPhe2と命名され、このプロテアーゼ
遺伝子を含む組換えプラスミドには約10kbの PstI断
片が含まれている。図2にプラスミドpPhe2の制限酵素
地図を示す。図中、太実線がプラスミドベクターpUC118
への挿入DNA断片である。
【0008】更にこの組換えプラスミドについて数種類
の制限酵素を用いて種々の長さのDNA断片を調製し、
各断片を含む組換えプラスミドを作製することができ
る。次に、該プラスミドを導入した大腸菌JM109を
培養した後、培養物中の超耐熱性プロテアーゼ活性を測
定することにより、目的のプロテアーゼ遺伝子を含む組
換えプラスミドを得ることができる。すなわち、前記プ
ラスミドpPhe2を StuI(宝酒造)、BamHI(宝酒造)
消化して得られる約5kbのDNA断片は超耐熱性プロテ
アーゼ遺伝子を含んでおり、これをプラスミドベクター
pUC19 (宝酒造)の Hinc II、BamHIサイトに導入する
ことができる。
【0009】該プラスミドはプラスミドpPheS2と命名さ
れ、これを導入した大腸菌JM109を培養して得られ
る培養物のライゼートは超耐熱性プロテアーゼ活性を示
す。図3にプラスミドpPheS2の制限酵素地図を示す。図
中、太実線がプラスミドベクターpUC19 への挿入DNA
断片である。
【0010】更に前記プラスミドpPheS2より超耐熱性プ
ロテアーゼ遺伝子を含まない約1kbのDNA断片を次の
ように除くことができる。すなわち、前記プラスミドpP
heS2をPstI、Bgl II(宝酒造)消化して得られる約1.
4kbのPst II−Bgl II断片及び約2.6kbのBgl II−Bg
l II断片をPstI、BamHI消化したプラスミドベクターpU
C19 に導入し、組換えプラスミドを作製する。該プラス
ミドを導入した大腸菌JM109を培養した後、培養物
中の超耐熱性プロテアーゼ活性を測定し、活性を示した
コロニーよりプラスミドを調製する。
【0011】該プラスミドはプラスミドpPheS3と命名さ
れ、該プラスミドで形質転換された大腸菌JM109は
Escherichia coli JM109/pPheS3と命名、表示され、工
業技術院微生物工業技術研究所に、微工研菌寄第133
49号(FERM P−13349)として寄託されて
いる。
【0012】図4にプラスミドpPheS3の制限酵素地図を
示す。図中、太実線がプラスミドベクターpUC19 への挿
入DNA断片である。
【0013】更に前記プラスミドpPheS3より、超耐熱性
プロテアーゼ遺伝子を含まない約1.2kbのDNA断片
を次のように除くことができる。すなわち、最初に前記
プラスミドpPheS3を PstI、 EcoT22I(宝酒造)消化し
て得られる3種のDNA断片のうち約0.6kbのDNA
断片のみを取り除いてライゲーションを行い、大腸菌J
M109に導入する。得られたコロニーの超耐熱性プロ
テアーゼ活性を測定し、活性を示したコロニーよりプラ
スミドを調製する。
【0014】該プラスミドはプラスミドpPheE1と命名さ
れ、該プラスミドで形質転換された大腸菌JM109は
Escherichia coli JM109/pPheE1と命名されている。図
5にプラスミドpPheE1の制限酵素地図を示す。図中太実
線がプラスミドベクターpUC19 への挿入DNA断片であ
る。
【0015】次に該プラスミドpPheE1をEcoRI(宝酒
造)消化して得られる3種のDNA断片のうち約0.6
kbのDNA断片のみを取り除いてライゲーションを行
い、大腸菌に導入する。得られたコロニーの超耐熱性プ
ロテアーゼ活性を測定し、活性を示したコロニーよりプ
ラスミドを調製する。該プラスミドはプラスミドpPheE2
と命名され、該プラスミドで形質転換された大腸菌JM
109はEscherichia coliJM109/pPheE2と命名されて
いる。図6にプラスミドpPheE2の制限酵素地図を示す。
図中、太実線がプラスミドベクターpUC19 への挿入DN
A断片である。
【0016】図1にプラスミドpPheE2に挿入されたピロ
コッカス フリオサス由来DNA断片の制限酵素地図を
示す。すなわち図1は本発明により得られる超耐熱性プ
ロテアーゼ遺伝子の1例の制限酵素地図を示す図であ
る。
【0017】超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を含有させた
組換体プラスミドを導入させた形質転換体、例えばEsch
erichia coli JM109/pPheS3、Escherichia coli JM109
/pPheE1、Escherichia coli JM109/pPheE2は、それぞ
れ通常の培養条件、例えば100μg/mlのアンピシリ
ンを含む2×TY培地(トリプトン16g/リットル、
酵母エキス10g/リットル、NaCl 5g/リット
ル、pH7.2)中、37℃で培養することにより、培
養物中に超耐熱性プロテアーゼを発現させることができ
る。培養終了後、培養菌体を集菌し、得られた菌体の超
音波処理後の遠心上清を粗酵素液とし、該酵素液の10
0℃、10分間の熱処理による夾雑タンパク質の変性処
理、除核酸処理、硫安塩析処理、透析処理、イオン交換
クロマトグラフィー、限外ろ過処理、ゲルろ過処理等を
行うことにより、精製酵素標品を得ることができる。
【0018】本発明の超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を含
有させた組換体プラスミドを導入させた形質転換体、例
えばEscherichia coli JM109/pPheS3が生産する超耐熱
性プロテアーゼの酵素化学的及び理化学的性質は次のと
おりである。
【0019】(1)作 用 本発明の酵素は、グルタリル−L−フェニルアラニン−
p−ニトロアニリドを加水分解し、黄色物質を生成す
る。更にベンゾイル−L−チロシン−p−ニトロアニリ
ドを加水分解し、黄色物質を生成する。更にまた、酸化
型インシュリンB鎖を加水分解し、短鎖ポリペプチドを
生成する。
【0020】(2)酵素活性測定方法 酵素活性の測定は、酵素のグルタリル−L−フェニルア
ラニン−p−ニトロアニリドを加水分解活性を、加水分
解で生成するp−ニトロアリニンを分光学的に追跡する
ことにより測定した。すなわち酵素活性を測定しようと
する酵素標品を適度に希釈し、その試料溶液10μlに
5mMグルタリル−L−フェニルアラニン−p−ニトロア
ニリド溶液(50mMリン酸カリウム、pH6.5)40
μlを加え95℃で30分間反応させた。氷冷して反応
を停止した後、410nmにおける吸光度を測定しp−ニ
トロアニリンの生成量を求めた。酵素1単位は95℃に
おいて1分間に1μmol のp−ニトロアニリンを生成す
る酵素量とした。本発明で得られる酵素は測定されたp
H6.5、95℃においてグルタリル−L−フェニルア
ラニン−p−ニトロアニリド分解活性を有していた。
【0021】また、ベンゾイル−L−チロシン−p−ニ
トロアニリドを基質としてその分解活性を測定した。す
なわち、酵素標品2μlを38μlの50mMリン酸カリ
ウム、pH6.5に加え、5mMのベイゾイル−L−チロ
シン−p−ニトロアニリドを含むジメチルスルホキシド
溶液10μlを加えて95℃で30分間反応させた。氷
冷して反応を停止した後、410nmにおける吸光度を測
定しp−ニトロアニリンの生成量を求めた。本発明によ
り得られる酵素は測定されたpH6.5、95℃におい
てベンゾイル−L−チロシン−p−ニトロアニリド分解
活性を有していた。
【0022】更にまた、酸化型インスリンB鎖を基質と
して、その分解活性を測定した。すなわち、酵素標品5
μlを0.3nmolの酸化型インスリンB鎖を含む50mM
トリス(Tris) −HCl、pH7.5溶液15μlに加
えて95℃で60分間反応させた。氷冷して反応を停止
した後、反応液の一部をデルタパックC18カラム(ウ
ォーターズ)を用いたHPLCに供し、分解産物を分析
した。本発明により得られる酵素は測定されたpH7.
5、95℃において、酸化型インスリンB鎖分解活性を
有していた。
【0023】なお以下、(3)〜(7)において示す酵
素活性は、上記グルタリル−L−フェニルアラニン−p
−ニトロアニリドを基質とする上記の活性測定方法で測
定したものである。
【0024】(3)至適温度 測定には1ミリ単位の酵素標品を用い、種々の温度で反
応を行った。試験した酵素は図7に示すごとく、測定さ
れたpH6.5において60〜105℃の範囲で活性が
あり、その至適温度は80〜100℃であった。すわな
ち、図7は本発明により得られる酵素の至適温度を示す
図であり、縦軸は相対活性(%)、横軸は温度(℃)を
示す。
【0025】(4)至適pH 測定には1ミリ単位の酵素標品を用い、グルタリル−L
−フェニルアラニン−p−ニトロアニリド溶液を、pH
5.0〜6.0においては50mM酢酸ナトリウム、また
pH6.0〜8.0においては50mMリン酸カリウムを
用いて調製し、使用した。試験した酵素は図8に示すご
とくpH6.0〜7.0の間で最大活性を示した。すな
わち、図8は本発明により得られる酵素の至適pHを示
す図であり、縦軸に相対活性(%)、横軸にpHを示
す。図中黒丸は50mM酢酸ナトリウム、図中白丸は50
mMリン酸カリウムを用いて測定した結果を示す。
【0026】(5)熱安定性 1ミリ単位の酵素標品、及び終濃度0.01%のトライ
トンX−100を含む50mM酢酸ナトリウムpH5.5
溶液10μlを95℃で種々の時間処理した後、残存す
る酵素活性を測定した。図9に示すごとく95℃で18
0分間処理しても活性の低下は全く見られなかった。す
なわち図9は、本発明により得られる酵素の熱安定性を
示す図であり、縦軸は残存活性(%)、横軸は熱処理時
間(分)を示す。
【0027】(6)pH安定性 6ミリ単位の酵素標品、及び終濃度0.01%のトライ
トンX−100を含む20mMの各pHの緩衝液20μl
を95℃で60分間処理した後、40μlの50mMリン
酸カリウムpH6.5、0.01%トライトンX−10
0を加えた。このうち10μlを用い、残存する酵素活
性を測定した。なお、緩衝液としてpH3.5〜6.0
においては酢酸ナトリウム、pH6.0〜8.0におい
てはリン酸カリウム、pH8.5〜9.5においてはホ
ウ酸ナトリウムをそれぞれ用いた。図10に示すごと
く、pH5.0〜8.0の間では95℃、60分間の処
理後も70%以上の活性を保持していた。すなわち、図
10は本発明により得られる酵素のpH安定性を示す図
であり、縦軸に残存活性(%)、横軸にpHを示す。図
中黒丸は20mM酢酸ナトリウム、白丸は20mMリン酸カ
リウム、黒三角は20mMホウ酸ナトリウムを用いて測定
した結果を示す。
【0028】(7)阻害剤の影響 1ミリ単位の酵素標品を用い、終濃度1mMの各阻害剤を
添加し酵素活性の測定を行った。酵素活性はフェニル−
メタン−スルホニル−フルオライド(PMSF)存在下
で顕著に低下したが、EDTA、ヨード酢酸の添加は活
性に影響を与えなかった。
【0029】以上、詳細に説明した様に、本発明により
超耐熱性プロテアーゼをコードする遺伝子が提供され、
該遺伝子を用いた超耐熱性プロテアーゼの工業的製造方
法が提供される。該酵素は高度の耐熱性を有する新規酵
素であり、高温下での食品加工や、タンパク質工学処理
において特に有用である。また、本発明により単離され
た遺伝子を用いることにより、該遺伝子にハイブリダイ
ズ可能な超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を簡便にクローニ
ングすることができる。
【0030】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明が以
下の実施例の範囲のみに限定されるものではない。
【0031】実施例1 (ピロコッカス フリオサス ゲノムDNAの調製)ピ
ロコッカス フリオサス DSM3638の培養は以下
のとおりに行った。トリプトン1%、酵母エキス0.5
%、可溶性デンプン1%、ジャマリンS・ソリッド(ジ
ャマリンラボラトリー)3.5%、ジャマリンS・リキ
ッド(ジャマリンラボラトリー)0.5%、MgSO4
0.003%、NaClの0.001%、FeSO4
7H2 O 0.0001%、CoSO4 0.0001
%、CaCl2 ・7H2 O 0.0001%、ZnSO
4 0.0001%、CuSO4・5H2 O 0.1ppm
、KAl(SO4 2 0.1ppm 、H3 BO3
0.1ppm 、Na2 MoO4 ・2H2 O 0.1ppm 、
NiCl2 ・6H2 O 0.25ppm の組成の培地2リ
ットルを2リットル容のメディウムボトルに入れ、12
0℃、20分間殺菌した後、窒素ガスを吹込み溶存酸素
を除去した後、これに上記菌株を接種して95℃、16
時間静置培養した。培養後、遠心分離によって菌体を集
めた。次に集菌体を25%スクロースを含む0.05M
トリス−HCl(pH8.0)4mlに懸濁し、この懸濁
液に0.8mlのリゾチーム〔5mg/ml、0.25Mトリ
ス−HCl(pH8.0)〕、2mlの0.2M EDT
Aを加えて、20℃で1時間保温した後、24mlのSE
T溶液〔150mM NaCl、1mM EDTA、20mM
トリス−HCl(pH8.0)〕を加え、更に5%SD
S、4mlプロティナーゼK(10mg/ml)400μlを
加え、37℃、1時間反応させた。反応終了後、フェノ
ール−クロロホルム抽出、続いてエタノール沈殿を行
い、約3.2mgのゲノムDNAを調製した。
【0032】(コスミドプロテインライブラリーの作
製)ピロコッカス フリオサス ゲノムDNA400μ
gをSau3AIで部分消化し、密度勾配超遠心法により、3
5〜50kbにサイズ分画した。次に、トリプルヘリック
スコスミドベクター1μgを BamHI消化し、上記分画さ
れた35〜50kbのDNA140μgと混合してライゲ
ーションを行い、ガイガーパック ゴールド(ストラテ
ジーン)を用いたイン ビトロ パッケージング法によ
ってピロコッカス フリオサス ゲノムDNAのフラグ
メントをラムダファージ粒子中にパッケージングした。
得られたファージ溶液の一部を用いて大腸菌 DH5αMCR
を形質転換し、ライブラリーを調製した。得られたコロ
ニーのうち数個を選んでコスミドを調製し、適当な大き
さの挿入断片があることを確認したのち、調製した50
0個のコロニーから個別に形質転換体を100μg/ml
のアンピシリンを含む150mlのLB培地(トリプトン
10g/リットル、酵母エキス5g/リットル、NaC
lの5g/リットル、pH7.2)中で培養した。該培
養物を遠心し、回収した菌体を20mMトリス−HCl、
pH8.0 1mlに懸濁し、100℃で10分間熱処理
した。続いて超音波処理を行い、更にもう一度100
℃、10分間熱処理した。遠心後の上清として得られる
ライゼートをコスミドプロテインライブラリーとした。
【0033】(超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を含むコス
ミドの選択)プロテアーゼ活性は、グルタリル−L−フ
ェニルアラニン−p−ニトロアニリド加水分解活性を、
加水分解で生成するp−ニトロアニリンを分光学的に追
跡することにより測定した。すなわち、上記コスミドプ
ロテインライブラリーからライゼート20mlずつをと
り、1mMのグルタリル−L−フェニルアラニン−p−ニ
トロアニリド溶液(50mMトリス−HCl、pH7.
5)150μlを加え、95℃で60分間反応させた。
氷冷して反応を停止した後、410nmにおける吸光度を
測定し、p−ニトロアニリンの生成量を求めた。コスミ
ドプロテインライブラリーよりプロテアーゼ活性を持つ
4個のコスミドクローンを得た。
【0034】(超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を含むプラ
スミドpPhe2の調製)プロテアーゼ活性を持つ4個のコ
スミドクローンより1個を選びコスミドを調製し、 Pst
I消化した後、pUC118の PstIサイトにライゲーション
した。この組換えプラスミドを大腸菌JM109に導入
した後、アンピシリン(100μg/ml)を含むLBプ
レート上にまき、出現したコロニーについて100μg
/mlのアンピシリンを含む5mlのLB培地中で培養を行
った。該培養物を遠心し回収した菌体を50mMトリス−
HCl、pH7.5の100μlに懸濁し、100℃、
10分間熱処理を行った後、超音波処理により菌体を破
砕した。更にもう一度100℃、10分間熱処理を行
い、遠心してライゼートを得た。このライゼートについ
てプロテアーゼ活性を測定した。すなわち10μlのラ
イゼートに5mMグルタリル−L−フェニルアラニン−p
−ニトロアニリド溶液(50mMトリス−HCl、pH
7.5)40μlを加え、95℃で30分間反応させ
た。氷冷して反応を停止した後、410nmにおける吸光
度を測定し、p−ニトロアニリンの生成量を求めた。プ
ロテアーゼ活性を有するコロニーよりプラスミドを調製
し、これをプラスミドpPhe2と命名した。
【0035】(超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を含むプラ
スミドpPheS2の調製)上記プラスミドpPhe2について数
種類の制限酵素を用いて図2に示す、制限酵素地図を作
製した。この制限酵素地図を基にpPhe2由来の種々のD
NA断片をプラスミドpUC19 にライゲーションして大腸
菌JM109に導入し、前述の方法によりコロニーのプ
ロテアーゼ活性を調べた。 StuI、BamHI消化によって
得られる約5kbのDNA断片をpUC19 の Hinc II、BamH
Iサイト間に挿入した組換えプラスミドを導入したコロ
ニーに超耐熱性プロテアーゼ活性が見られた。このコロ
ニーよりプラスミドを調製し、これをプラスミドpPheS2
と命名した。図3にプラスミドpPheS2の制限酵素地図を
示す。
【0036】(超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を含むプラ
スミドpPheS3の調製)上記プラスミドpPheS2を PstI、
Bgl II、で同時に消化した後、アガロースゲル電気泳動
を行い、約1.4kbの PstI−Bgl II断片、及び約2.
6kbのBgl II−Bgl II断片をアガロースゲルより回収し
た。この2つのDNA断片とBamHI、Pst I 消化したpU
C19 との間でライゲーションを行って大腸菌JM109
に導入し、前述の方法によりコロニーのプロテアーゼ活
性を調べた。超耐熱性プロテアーゼ活性を示したコロニ
ーよりプラスミドを調製し、インサートされたDNA断
片を調べたところpPheS2より約1kbのBgl II−BamHI断
片が除かれた構成となっていた。このプラスミドをプラ
スミドpPheS3と命名した。次に該プラスミドを保有する
大腸菌JM109をEscherichia coli JM109/pPheS3と
命名した。図4にプラスミドpPheS3の制限酵素地図を示
す。
【0037】(超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を含むプラ
スミドpPheE1の調製)上記プラスミドpPheS3を PstI、
EcoT22I消化した後、アガロースゲル電気泳動を行い、
分離された約0.6kb、約2kb、約4.1kbのDNA断
片のうち、約2kb、約4.1kbの2つの断片を回収し
た。約4.1kbのDNA断片をアルカリホスファターゼ
(宝酒造)を用いて脱リン酸した後、約2kbのDNA断
片と混合してライゲーションを行い、大腸菌JM109
に導入した。出現したコロニーの超耐熱性プロテアーゼ
活性を測定し、活性を示したコロニーからプラスミドを
調製し、該プラスミドをプラスミドpPheE1と命名し、該
プラスミドを保有する大腸菌JM109をEscherichia
coli JM109/pPheE1と命名した。図5にプラスミドpPhe
E1の制限酵素地図を示す。
【0038】(超耐熱性プロテアーゼ遺伝子を含むプラ
スミドpPheE2の調製)上記プラスミドpPheE1をEcoRI消
化した後、アガロースゲル電気泳動を行い、分離された
約0.6kb、約0.9kb、約4.6kbのDNA断片のう
ち約0.9kb、約4.6kbの2つの断片を回収した。約
4.6kbのDNA断片をアルカリホスファターゼを用い
て脱リン酸した後、約0.9kbのDNA断片と混合して
ライゲーションを行い、大腸菌JM109に導入した。
出現したコロニーの超耐熱性プロテアーゼ活性を測定
し、活性を示したコロニーからプラスミドを調製し、プ
ラスミドpPheE2と命名し、該プラスミドを保有する大腸
菌JM109をEscherichia coli JM109/pPheE2と命名
した。図6にプラスミドpPheE2の制限酵素地図を示す。
また図1にプラスミドpPheE2に挿入されたピロコッカス
フリオサス由来の、本発明により得られた約2.8kb
の超耐熱性プロテアーゼ遺伝子の制限酵素地図を示す。
【0039】実施例2 (酵素標品の調製)実施例1で得られた、本発明の超耐
熱性プロテアーゼ遺伝子を含有するプラスミドpPhe3を
導入した大腸菌JM109、Escherichia coli JM109/
pPhe3(FERM P-13349)を100μg/mlのアンピシリン
を含む2×TY培地(トリプトン16g/リットル、酵
母エキス10g/リットル、NaClの5g/リット
ル、pH7.2)5ml中で、37℃、9時間振とう培養
した。2リットル容の三角フラスコ2本に同様の培地6
00mlずつを準備し、それぞれに前述の培養液1mlずつ
を接種し、37℃で15時間振とう培養した。培養液を
遠心分離して得られた湿重量4.8gの菌体を50mlの
20mMトリス−HCl、pH7.5に懸濁した後、超音
波処理にて菌体を破砕し、遠心分離して得た上清を粗抽
出液とした。この粗抽出液を100℃、10分間熱処理
した後、遠心分離して得た上清に終濃度1%となるよう
に硫酸ストレプトマイシンを加えた。この試料を再び遠
心分離して得た上清に75%飽和となるよう硫酸アンモ
ニウムを加え、沈殿物を遠心分離にて回収した。得られ
た沈殿物を8mlの20mMトリス−HCl、pH7.5に
溶解し、同緩衝液に対して一夜透析した。次に透析内液
をあらかじめ20mMトリス−HCl、pH7.5で平衡
化した15mlのDEAE−トヨパール(東ソー)カラム
に通し、吸着したプロテアーゼ活性を0〜0.5MのK
Cl直線濃度勾配により溶出した。得られたプロテアー
ゼ活性画分を集め、限外ろ過膜を用いて濃縮した後、2
0mMトリス−HCl、pH7.5、0.1M KClで
平衡化した170mlのセファデックスG−100(ファ
ルマシア)カラムによるゲルろ過を行い、溶出された活
性画分を集めた。続いてこの活性画分を20mMトリス−
HCl、pH7.5で平衡化した1mlのヒドロキシルア
パタイト(バイオ・ラッド)カラムに通し、カラムを2
0mMリン酸カリウムpH7.5で洗浄した後、20〜5
00mMのリン酸カリウム直線濃度勾配により溶出した。
得られたプロテアーゼ活性画分を集め、精製酵素標品を
得た。以上の精製操作により該酵素標品の比活性は粗抽
出液の約2500倍に上昇した。
【0040】同様に、本発明の超耐熱性プロテアーゼ遺
伝子を含有するプラスミドpPheE1、プラスミドpPheE2を
それぞれ導入した大腸菌JM109、Escherichia coli
JM109/pPheE1、Escherichia coli JM109/pPheE2をそ
れぞれ上記と同様に培養し、培養物中より超耐熱性プロ
テアーゼ活性画分を精製し、超耐熱性プロテアーゼ標品
を得た。
【0041】
【発明の効果】本発明により極めて高い耐熱性を有する
プロテアーゼをコードする遺伝子が得られた。該遺伝子
を用い超耐熱性プロテアーゼが高純度で大量に供給でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超耐熱性プロテアーゼ遺伝子の1例の
制限酵素地図を示す図である。
【図2】プラスミドpPhe2の制限酵素地図を示す図であ
る。
【図3】プラスミドpPheS2の制限酵素地図を示す図であ
る。
【図4】プラスミドpPheS3の制限酵素地図を示す図であ
る。
【図5】プラスミドpPheE1の制限酵素地図を示す図であ
る。
【図6】プラスミドpPheE2の制限酵素地図を示す図であ
る。
【図7】超耐熱性プロテアーゼの至適温度を示す図であ
る。
【図8】超耐熱性プロテアーゼの至適pHを示す図であ
る。
【図9】超耐熱性プロテアーゼの熱安定性を示す図であ
る。
【図10】超耐熱性プロテアーゼのpH安定性を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12N 9/50 C12R 1:19) (72)発明者 三田 正範 滋賀県大津市瀬田3丁目4番1号 寳酒造 株式会社中央研究所内 (72)発明者 浅田 起代蔵 滋賀県大津市瀬田3丁目4番1号 寳酒造 株式会社中央研究所内 (72)発明者 加藤 郁之進 滋賀県大津市瀬田3丁目4番1号 寳酒造 株式会社中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図面の図1で表される超耐熱性プロテア
    ーゼ遺伝子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超耐熱性プロテアーゼ遺
    伝子にハイブリダイズ可能な超耐熱性プロテアーゼ遺伝
    子。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は請求項2記載の超耐熱性
    プロテアーゼ遺伝子を含有させた組換体プラスミドを導
    入させた形質転換体を培養し、該培養物から超耐熱性プ
    ロテアーゼを採取することを特徴とする超耐熱性プロテ
    アーゼの製造方法。
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