JPH06197544A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH06197544A
JPH06197544A JP4347270A JP34727092A JPH06197544A JP H06197544 A JPH06197544 A JP H06197544A JP 4347270 A JP4347270 A JP 4347270A JP 34727092 A JP34727092 A JP 34727092A JP H06197544 A JPH06197544 A JP H06197544A
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JP
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circuit
diode
smoothing capacitor
current
voltage
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JP4347270A
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English (en)
Inventor
Yutaka Usami
豊 宇佐美
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力電流の高調波成分を減らす 【構成】交流電圧を全波整流する全波整流回路22と、
この整流回路に第1のダイオード24を介して接続した
インバータ回路25と、整流回路の出力端子の正極側を
第1のダイオード24、平滑コンデンサ30、第2のダ
イオード31、チョークコイル32及び第3のダイオー
ド33を直列に介してインバータ回路の発振部に接続し
て形成した充電経路と、整流回路の出力端子の負極側を
電流検出回路34及び第4のダイオード35を直列に介
して平滑コンデンサの負極側端子に接続して形成した放
電経路と、第1のダイオード、平滑コンデンサ及び第2
のダイオードの直列回路に並列に接続したスイッチ36
とからなり、電流検出回路は放電経路に流れる直流電流
を検出してスイッチをオン動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路を使用
した電力変換装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電力変換装置としては図12に
示すものが知られている。これは交流電源1に全波整流
回路2の入力端子を接続し、その全波整流回路2の出力
端子間にコンデンサ3を接続するとともに、出力トラン
ス4の1次巻線4pとコンデンサ5の並列回路からなる
並列共振回路とスイッチング素子6とダイオード7の並
列回路からなる半波スイッチ回路との直列回路からなる
インバータ回路を接続している。
【0003】また全波整流回路2の出力端子の正極側を
平滑コンデンサ8、チョークコイル9及びダイオード1
0を直列に介して並列共振回路と半波スイッチ回路との
接続点に接続し、全波整流回路2の出力端子の負極側を
ダイオード11を介して平滑コンデンサ8の負極側端子
に接続している。そして出力トランス4の2次巻線4s
に負荷12を接続している。
【0004】この電力変換装置においては、スイッチン
グ素子6を並列共振回路の共振周波数に近い周波数でス
イッチング動作すると、共振動作が継続し、出力トラン
ス4の2次巻線4sに高周波電力が発生して負荷に供給
される。
【0005】この動作においてスイッチング素子6の両
端間には半波正弦波状の電圧が発生する。
【0006】今、交流電源1から交流電圧が供給される
と、交流電圧が高いときにはスイッチング素子6のオン
時に、平滑コンデンサ8、チョークコイル9、ダイオー
ド10及びスイッチング素子6を介して充電電流が流
れ、平滑コンデンサ8は充電される。また交流電圧が低
いときにはスイッチング素子6のオン時に、平滑コンデ
ンサ8の充電電荷が出力トランス4の1次巻線4p、ス
イッチング素子6及びダイオード11を介して放電され
る。
【0007】例えば交流電源1から供給される交流電圧
が図13の(a) に示すような50HZの交流電圧Eであっ
たとすると、交流電圧Eが低く平滑コンデンサ8が放電
している区間は入力電流が流れ込まないので、入力電流
IINの波形は図13の(b) に示すようになる。
【0008】全波整流回路2により全波整流された後の
電圧は、平滑コンデンサ8により電圧の谷の部分が埋め
られるので、コンデンサ3の両端間電圧V3 は図13の
(c)に示すようになる。
【0009】しかしてインバータ回路はコンデンサ3の
両端間電圧V3 が印加して動作することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような電力変換装
置では、入力電流波形が正弦波とならないため、入力電
流に高調波成分が多く含まれることになる。例えば50
HZの交流電圧が印加されたとき、入力電流も50HZ成分
のみであればよいが、不連続な波形のため、特に3次、
5次、7次、9次等の奇数倍の高調波成分が多く含まれ
ることになる。そしてこのような高調波成分が多く含ま
れる電力変換装置を使用した場合、変電設備や他の機器
に無用の高調波エネルギーが加わり、これらの設備や機
器が熱的破損や誤動作を起こす虞がある。
【0011】そこで本発明は、入力電流の高調波成分を
減らすことができる電力変換装置を提供しようとするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
交流電圧を整流して得られる脈流電圧を出力する脈流電
圧源と、この脈流電圧源から脈流電圧を入力して高周波
発振動作を行い、高周波電力を出力するインバータ回路
と、脈流電圧源の出力端子の正極側を第1の整流素子、
平滑コンデンサ、第2の整流素子、インダクタンス及び
第3の整流素子を直列に介してインバータ回路の発振部
に接続して形成した平滑コンデンサの充電経路と、脈流
電圧源の出力端子の負極側を電流検出回路及び第4の整
流素子を直列に介して平滑コンデンサの負極側端子に接
続して形成した平滑コンデンサの放電経路と、充電経路
の第1の整流素子、平滑コンデンサ及び第2の整流素子
の直列回路に並列に接続されたスイッチ手段とからな
り、電流検出回路は放電経路に流れる直流電流を検出し
てスイッチ手段をオン動作させるものである。
【0013】請求項2対応の発明は、脈流電圧源の出力
端子の正極側を第1の整流素子、平滑コンデンサ、第1
のインダクタンス及び第2の整流素子を直列に介してイ
ンバータ回路の発振部に接続して形成した平滑コンデン
サの充電経路と、脈流電圧源の出力端子の負極側を電流
検出回路及び第3の整流素子を直列に介して平滑コンデ
ンサの負極側端子に接続して形成した平滑コンデンサの
放電経路と、充電経路に並列に接続されたスイッチ手
段、第2のインダクタンス及び第4の整流素子の直列回
路からなり、電流検出回路は放電経路に流れる直流電流
を検出してスイッチ手段をオン動作させるものである。
【0014】請求項3対応の発明は、請求項1又は2対
応の発明において、電流検出回路は、放電経路に流れる
電流レベルを検出し、電流レベルが所定値以上のときス
イッチ手段をオン動作させ、電流レベルが所定値未満の
ときスイッチ手段をオフ動作させるものである。
【0015】
【作用】このような構成の本発明においては、入力電圧
が高いときには第1の整流素子を介してインバータ回路
に電流が流れると共に平滑コンデンサに充電電流が流れ
る。
【0016】また入力電圧が低いときには電流検出回路
を介して平滑コンデンサが放電する。そしてこの放電時
に電流検出回路がその放電電流を検出し、スイッチ手段
をオン動作させる。これによりスイッチ手段を介して入
力電流が引き込まれる。
【0017】こうして入力電流は第1の整流素子を介し
て流れる電流とスイッチ手段を介して流れる電流との合
成電流となり、正弦波に近い電流となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0019】図1は請求項1に対応した実施例で、交流
電源21に全波整流回路22の入力端子を接続し脈流電
圧源を構成している。
【0020】前記全波整流回路22の出力端子間にコン
デンサ23を接続すると共に第1のダイオード24を介
してインバータ回路25を接続している。
【0021】前記インバータ回路25は出力トランス2
6の1次巻線26pとコンデンサ27の並列回路からな
る並列共振回路とスイッチング素子28とダイオード2
9の並列回路からなる半波スイッチ回路との直列回路で
構成している。
【0022】前記全波整流回路22の出力端子の正極側
を前記第1のダイオード24、平滑コンデンサ30、第
2のダイオード31、インダクタンスであるチョークコ
イル32及び第3のダイオード33を直列に介して前記
インバータ回路25の発振部、すなわち並列共振回路と
半波スイッチ回路との接続点に接続し、前記平滑コンデ
ンサ30の充電経路を形成している。
【0023】前記全波整流回路2の出力端子の負極側を
電流検出回路34及び第4のダイオード35を直列に介
して前記平滑コンデンサ30の負極側端子に接続し、前
記平滑コンデンサ30の放電経路を形成している。
【0024】前記第1のダイオード24、平滑コンデン
サ30及び第2のダイオード31の直列回路にスイッチ
36を並列に接続している。
【0025】そして前記出力トランス26の2次巻線2
6sに負荷37を接続している。
【0026】前記電流検出回路34は放電経路に流れる
直流電流を検出して前記スイッチ36をオン動作させ、
また電流の非通電を検出して前記スイッチ36をオフ動
作させるようになっている。
【0027】このような構成の実施例においては、交流
電源21から例えば図2の(a) に示すような50HZの交
流電圧Eが印加されると、この交流電圧Eは全波整流回
路22で全波整流される。
【0028】そして全波整流電圧が平滑コンデンサ30
の電圧以上のときには第1のダイオード24を介してイ
ンバータ回路25に電流が流れると共に第1のダイオー
ド24、平滑コンデンサ30、第2のダイオード31、
チョークコイル32及び第3のダイオード33を介して
平滑コンデンサ30に充電電流が流れる。
【0029】また全波整流電圧が平滑コンデンサ30の
電圧未満のときには第1のダイオード24を介して流れ
る電流は停止される。
【0030】しかして第1のダイオード24を介して流
れる電流I24は図2の(b) に示すようになる。
【0031】そして全波整流電圧が平滑コンデンサ30
の電圧未満のときは平滑コンデンサ30から放電電流が
インバータ回路25、電流検出回路34及び第4のダイ
オード35を介して流れるようになる。こうしてインバ
ータ回路25への入力電圧が保持される。
【0032】電流検出回路34は放電電流を検出してス
イッチ36をオン動作するので、スイッチ36は図2の
(c) に示すタイミングでオン、オフ動作を繰り返すこと
になる。
【0033】そしてスイッチ36がオンしているときに
は入力電流がスイッチ36、チョークコイル32及び第
3のダイオード33を介して引込まれるので、スイッチ
36を介して流れ込む電流I34は図2の(d) に示す波形
となる。
【0034】従って交流電源21から流れ込む入力電流
IINは電流I24と電流I32の合成した電流となるので図
2の(e) に示すような電流波形となる。この場合電流検
出回路34が放電電流を検出してスイッチ36がオン動
作し、このスイッチ36を介して電流が流れ込むまでに
僅かな時間的ずれを生じるので、入力電流波形の合成部
で若干のひげが生じる。
【0035】しかし全体として入力電流波形は正弦波に
近い波形となり、高調波成分を充分に減少できる。
【0036】次に本発明の他の実施例を図面を参照して
説明する。なお、前記実施例と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0037】図3は請求項1に対応した電力変換装置を
放電灯点灯装置に適用した実施例で、これは第1のダイ
オード24、平滑コンデンサ30及び第2のダイオード
31の直列回路にスイッチ手段としてNPN形のトラン
ジタ38を並列に接続し、そのトランジタ38のベー
ス、コレクタ間にフォトカプラ39のホトトランジスタ
39Tを接続し、ベース、エミッタ間に抵抗40を接続
している。
【0038】また電流検出回路として抵抗41と前記フ
ォトカプラ39の発光ダイオード39Dとの並列回路を
使用している。
【0039】さらに全波整流回路22の出力端子間に第
1のダイオード24を介してコンデンサ42を接続して
いる。
【0040】そして出力トランス26の2次巻線26s
に直流カットコンデンサ43を介して蛍光灯44の各フ
ィラメント電極44a,44bの一端を接続し、その各
フィラメント電極44a,44bの他端間にコンデンサ
45を接続している。すなわち負荷として蛍光灯44を
接続している。
【0041】この実施例においては、蛍光灯44が点灯
する前は出力トランス26の2次巻線26sから出力さ
れる電流が蛍光灯44の一方のフィラメント電極44
a、コンデンサ45、蛍光灯44の他方のフィラメント
電極44b、コンデンサ43の経路で流れる。このとき
コンデンサ43,45の直列容量と、2次巻線26sの
リアクトル成分による共振が発生し、この共振周波数を
1次側の共振周波数に近い周波数に設定すると、高電圧
が蛍光灯44の各フィラメント電極間に印加するととも
に各フィラメント電極に共振電流が流れる。こうして蛍
光灯44はスムーズに点灯を開始する。
【0042】そして蛍光灯44が点灯しているときに
は、交流電源21から図4の(a) に示すような交流電圧
Eが印加されると、この交流電圧Eは全波整流回路22
で全波整流される。
【0043】そして全波整流電圧が平滑コンデンサ30
の電圧以上のときには第1のダイオード24を介してイ
ンバータ回路25に電流が流れると共に第1のダイオー
ド24、平滑コンデンサ30、第2のダイオード31、
チョークコイル32及び第3のダイオード33を介して
平滑コンデンサ30に充電電流が流れる。
【0044】また全波整流電圧が平滑コンデンサ30の
電圧未満のときには第1のダイオード24を介して流れ
る電流は停止される。
【0045】しかして第1のダイオード24を介して流
れる電流I24は図4の(b) に示すようになる。
【0046】そして全波整流電圧が平滑コンデンサ30
の電圧未満のときは平滑コンデンサ30から放電電流が
インバータ回路25、抵抗41及び第4のダイオード3
5を介して流れるようになる。こうしてインバータ回路
25への入力電圧が保持される。
【0047】今、蛍光灯44が点灯していれば、電力を
消費するために抵抗41には図4の(c) に示すように非
点灯時に比べて大きな放電電流I41が流れる。抵抗41
の抵抗値をRとすると、抵抗41の両端間にはV=I41
×Rの直流電圧が発生する。そしてこのときの直流電圧
で発光ダイオード39Dが発光動作するように設定すれ
ば発光ダイオード39Dからの発光出力SP は図4の
(d) に示すタイミングで発生する。
【0048】これによりホトトランジスタ39Tがスイ
ッチング動作し、さらにトランジスタ38がスイッチン
グ動作するので、トランジスタ38を介して流れる電流
I38は図4の(e) に示すようになり、従ってこのときの
入力電流IINは電流I24と電流I38の合成した図4の
(f) に示すような電流波形となる。
【0049】こうして入力電流波形は正弦波に近い波形
となり、高調波成分を充分に減少できる。
【0050】また蛍光灯44が非点灯状態にあるときに
は、回路中では共振電流が流れているため皮相電力は大
きいが、抵抗成分により消費される実効電力はせいぜい
蛍光灯44の各フィラメント電極44a,44bで消費
される分のみであり、点灯時に比べてはるかに少ない。
【0051】従って第1のダイオード24を介して流れ
る電流I24も図5の(b) に示すように少なく、また平滑
コンデンサ30の放電電流も少ない。
【0052】従ってこのとき抵抗41に流れる放電電流
I41は図5の(c) に示すように少なくなり、抵抗41の
両端間に発生する直流電圧のレベルは低くなる。そして
このときのレベルでは発光ダイオード39Dが発光動作
しないように設定すれば、図5の(d) に示すように発光
ダイオード39Dからは発光出力SP は全く発生しな
い。すなわちフォトカプラ44は全く動作しない。
【0053】従ってトランジスタ38はオフ状態を保持
しこのトランジスタ38を介して流れる電流I38は図5
の(e) に示すようにゼロとなる。
【0054】こうして蛍光灯44が非点灯状態にあると
きの入力電流IINは図5の(f) に示すような電流波形と
なる。
【0055】なお、蛍光灯44が非点灯状態にあるとき
においても平滑コンデンサ30の放電電流によりフォト
カプラ44が動作するように設定したときには、発光ダ
イオード39Dからの発光出力SP が図6の(c) に示す
タイミングで発生するので、ホトトランジスタ39T及
びトランジスタ38がスイッチング動作し、トランジス
タ38を介して図6の(d) に示す電流I38が流れる。従
ってこのときの入力電流IINは図6の(e) に示すような
電流波形となる。
【0056】これは蛍光灯44が非点灯状態のときには
本来必要な電流は図6の(b) に示す電流I24であるが、
トランジスタ38を介しても電流I38が流れるので、イ
ンバータ回路25に対して必要以上の電力が供給される
ことになる。
【0057】その結果、入力電圧が上昇するため回路の
共振電圧、共振電流が増加し、蛍光灯44に印加する電
圧、電流も増加する。そしてこのような現象が発生する
と、回路素子の耐圧を越えて回路素子が破損したり、蛍
光灯44が損傷、寿命低下する虞がある。
【0058】このように蛍光灯44が非点灯状態にある
ときにはフォトカプラ44の動作を停止させることが望
ましい。
【0059】図7は請求項2に対応した実施例で、これ
は全波整流回路22の出力端子の正極側を第1のダイオ
ード24、平滑コンデンサ30、チョークコイル32及
び第2のダイオード46を直列に介して前記インバータ
回路25の発振部、すなわち並列共振回路と半波スイッ
チ回路との接続点に接続し、前記平滑コンデンサ30の
充電経路を形成している。
【0060】また前記全波整流回路2の出力端子の負極
側を電流検出回路34及び第3のダイオード47を直列
に介して前記平滑コンデンサ30の負極側端子に接続
し、前記平滑コンデンサ30の放電経路を形成してい
る。
【0061】そして前記第1のダイオード24、平滑コ
ンデンサ30、チョークコイル32及び第2のダイオー
ド46からなる充電経路にスイッチ36、第2のインダ
クタンスであるチョークコイル48及び第4のダイオー
ド49の直列回路を並列に接続している。
【0062】この実施例においては、全波整流電圧が平
滑コンデンサ30の電圧以上のときには第1のダイオー
ド24を介してインバータ回路25に電流が流れると共
に第1のダイオード24、平滑コンデンサ30、、チョ
ークコイル32及び第2のダイオード46を介して平滑
コンデンサ30に充電電流が流れる。
【0063】また全波整流電圧が平滑コンデンサ30の
電圧未満のときには第1のダイオード24を介して流れ
る電流は停止される。そして平滑コンデンサ30から放
電電流がインバータ回路25、電流検出回路34及び第
3のダイオード47を介して流れるようになる。
【0064】電流検出回路34は放電電流を検出してス
イッチ36をオン動作する。そしてスイッチ36がオン
しているときには入力電流がスイッチ36、チョークコ
イル48及び第4のダイオード49を介して引込まれ
る。
【0065】こうして交流電源21から流れ込む入力電
流は正弦波に近い電流波形となる。従って本実施例にお
いても前記実施例と同様の効果が得られるものである。
【0066】図8は請求項2に対応した他の実施例で、
インバータ回路としてハーフブリッジ形のインバータ回
路51を使用したものである。このインバータ回路51
はスイッチング素子52とダイオード53の並列回路で
第1の半波スイッチ回路を構成し、スイッチング素子5
4とダイオード55の並列回路で第2の半波スイッチ回
路を構成し、この各半波スイッチ回路を直列に接続する
と共に1対のコンデンサ56,57を直列に接続し、前
記各半波スイッチ回路の接続点と1対のコンデンサ5
6,57の接続点との間にチョークコイル58を介して
負荷37を接続し共振回路を構成している。
【0067】そして全波整流回路22の出力端子の正極
側を第1のダイオード24、平滑コンデンサ30、チョ
ークコイル32及び第2のダイオード46を直列に介し
て前記インバータ回路25の発振部、すなわち前記各半
波スイッチ回路の接続点に接続し、前記平滑コンデンサ
30の充電経路を形成している。
【0068】また全波整流回路22の出力端子間に前記
第1のダイオード24を介してコンデンサ59を接続し
ている。
【0069】この実施例ではコンデンサ23により電流
引き込みで発生する高周波ノイズをカットし、またコン
デンサ59によりインバータ回路側の高周波ノイズをカ
ットする。
【0070】また全波整流電圧が平滑コンデンサ30の
電圧以上のときには第1のダイオード24を介してイン
バータ回路51に電流が流れると共に第1のダイオード
24、平滑コンデンサ30、、チョークコイル32及び
第2のダイオード46を介して平滑コンデンサ30に充
電電流が流れる。
【0071】また全波整流電圧が平滑コンデンサ30の
電圧未満のときには第1のダイオード24を介して流れ
る電流は停止される。そして平滑コンデンサ30から放
電電流がインバータ回路51、電流検出回路34及び第
3のダイオード47を介して流れるようになる。
【0072】電流検出回路34は放電電流を検出してス
イッチ36をオン動作する。そしてスイッチ36がオン
しているときには入力電流がスイッチ36、チョークコ
イル48及び第4のダイオード49を介して引込まれ
る。
【0073】こうして交流電源21から流れ込む入力電
流は正弦波に近い電流波形となる。従って本実施例にお
いても前記実施例と同様の効果が得られるものである。
【0074】図9は請求項1に対応した他の実施例で、
この実施例も図8の実施例と同様、インバータ回路とし
てハーフブリッジ形のインバータ回路51を使用してい
る。そして全波整流回路22の出力端子の正極側を前記
第1のダイオード24、平滑コンデンサ30、第2のダ
イオード31、チョークコイル32及び第3のダイオー
ド33を直列に介してインバータ回路51の各半波スイ
ッチ回路の接続点に接続し、前記平滑コンデンサ30の
充電経路を形成したものである。
【0075】本実施例においても平滑コンデンサ30の
充電、放電作用及び電流検出回路34の放電電流検出動
作は図1の実施例と同様であり、従って前記実施例と同
様の効果が得られるものである。
【0076】図10は請求項1に対応したさらに別の他
の実施例で、インバータ回路としてプッシュプル形のイ
ンバータ回路61を使用したものである。このインバー
タ回路61は、第1のダイオード24のカソードに出力
トランス62の1次巻線62pの中点t1 を接続し、全
波整流回路22の出力端子の負極側に前記出力トランス
62の1次巻線62pの両端をそれぞれスイッチング素
子63,64を介し、さらにチョークコイル65を共通
に介して接続している。前記出力トランス62の1次巻
線62pにコンデンサ66を並列に接続している。
【0077】前記全波整流回路22の出力端子の正極側
を前記第1のダイオード24、平滑コンデンサ30、第
2のダイオード31を共通に介して1対のチョークコイ
ル67,68の一端に接続している。
【0078】そして前記チョークコイル67の他端を第
3のダイオードであるダイオード69を介して前記出力
トランス62の1次巻線62pのスイッチング素子63
と接続される端側の任意の巻線位置t2 に接続し、また
前記チョークコイル68の他端を第3のダイオードであ
るダイオード70を介して前記出力トランス62の1次
巻線62pのスイッチング素子64と接続される端側の
任意の巻線位置t3 に接続している。
【0079】本実施例においても平滑コンデンサ30の
充電、放電作用及び電流検出回路34の放電電流検出動
作は図1の実施例と同様であり、従って前記実施例と同
様の効果が得られるものである。
【0080】図11は請求項2に対応したさらに別の他
の実施例で、インバータ回路として図10と同様、プッ
シュプル形のインバータ回路61を使用したものであ
る。
【0081】全波整流回路22の出力端子の正極側を第
1のダイオード24及びチョークコイル71を直列に介
して出力トランス62の1次巻線62pの中点t1 に接
続している。
【0082】また前記全波整流回路22の出力端子の正
極側を前記第1のダイオード24及び平滑コンデンサ3
0を共通に介して第1のインダクタンスである1対のチ
ョークコイル72,73の一端に接続している。そして
前記チョークコイル72の他端を第2のダイオードであ
るダイオード74を介して前記出力トランス62の1次
巻線62pのスイッチング素子63と接続される端側の
任意の巻線位置t2 に接続し、また前記チョークコイル
73の他端を第2のダイオードであるダイオード75を
介して前記出力トランス62の1次巻線62pのスイッ
チング素子64と接続される端側の任意の巻線位置t3
に接続して前記平滑コンデンサ30の充電経路を形成し
ている。
【0083】前記第1のダイオード24、平滑コンデン
サ30、チョークコイル72及びダイオード74の直列
回路に前記出力トランス62の1次巻線62pの一部を
介してスイッチ36、第4のダイオードであるダイオー
ド76及び第2のインダクタンスであるチョークコイル
77の直列回路を並列に接続している。また前記第1の
ダイオード24、平滑コンデンサ30、チョークコイル
73及びダイオード75の直列回路に前記出力トランス
62の1次巻線62pの一部を介してスイッチ36、第
4のダイオードであるダイオード78及び第2のインダ
クタンスであるチョークコイル79の直列回路を並列に
接続している。
【0084】本実施例においても平滑コンデンサ30の
充電、放電作用及び電流検出回路34の放電電流検出動
作は図7の実施例と同様であり、従って前記実施例と同
様の効果が得られるものである。
【0085】なお、前記各実施例では出力トランスの2
次巻線に直接負荷又は蛍光灯を接続したものについて述
べたが必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば
2次巻線に整流回路及び平滑回路を接続して2次側出力
を整流平滑して直流出力とし、その直流出力を負荷に供
給するものであってもよい。
【0086】
【発明の効果】以上、本発明によれば、電源電圧が平滑
コンデンサの電圧よりも低いときにスイッチ手段をオン
して入力電流を引き込むことにより、入力電流の高調波
成分を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図。
【図2】同実施例における各部の電圧、電流波形及びス
イッチの動作タイミングを示す図。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路構成図。
【図4】同実施例における蛍光灯点灯時の各部の電圧、
電流波形を示す図。
【図5】同実施例における蛍光灯非点灯時の各部の電
圧、電流波形を示す図。
【図6】同実施例において蛍光灯非点灯時にフォトカプ
ラを動作させた場合の各部の電圧、電流波形を示す図。
【図7】本発明の別の他の実施例を示す回路構成図。
【図8】本発明のさらに別の他の実施例を示す回路構成
図。
【図9】本発明のさらに別の他の実施例を示す回路構成
図。
【図10】本発明のさらに別の他の実施例を示す回路構
成図。
【図11】本発明のさらに別の他の実施例を示す回路構
成図。
【図12】従来例を示す回路構成図。
【図13】同従来例における各部の電圧、電流波形を示
す図。
【符号の説明】
21…交流電源 23…全波整流回路 24…第1のダイオード(整流素子) 25…インバータ回路 30…平滑コンデンサ 31…第2のダイオード(整流素子) 32…チョークコイル(インダクタンス) 33…第3のダイオード(整流素子) 34…電流検出回路 35…第4のダイオード(整流素子) 36…スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧を整流して得られる脈流電圧を
    出力する脈流電圧源と、この脈流電圧源から脈流電圧を
    入力して高周波発振動作を行い、高周波電力を出力する
    インバータ回路と、前記脈流電圧源の出力端子の正極側
    を第1の整流素子、平滑コンデンサ、第2の整流素子、
    インダクタンス及び第3の整流素子を直列に介して前記
    インバータ回路の発振部に接続して形成した前記平滑コ
    ンデンサの充電経路と、前記脈流電圧源の出力端子の負
    極側を電流検出回路及び第4の整流素子を直列に介して
    前記平滑コンデンサの負極側端子に接続して形成した前
    記平滑コンデンサの放電経路と、前記充電経路の第1の
    整流素子、平滑コンデンサ及び第2の整流素子の直列回
    路に並列に接続されたスイッチ手段とからなり、前記電
    流検出回路は前記放電経路に流れる直流電流を検出して
    前記スイッチ手段をオン動作させることを特徴とする電
    力変換装置。
  2. 【請求項2】 交流電圧を整流して得られる脈流電圧を
    出力する脈流電圧源と、この脈流電圧源から脈流電圧を
    入力して高周波発振動作を行い、高周波電力を出力する
    インバータ回路と、前記脈流電圧源の出力端子の正極側
    を第1の整流素子、平滑コンデンサ、第1のインダクタ
    ンス及び第2の整流素子を直列に介して前記インバータ
    回路の発振部に接続して形成した前記平滑コンデンサの
    充電経路と、前記脈流電圧源の出力端子の負極側を電流
    検出回路及び第3の整流素子を直列に介して前記平滑コ
    ンデンサの負極側端子に接続して形成した前記平滑コン
    デンサの放電経路と、前記充電経路に並列に接続された
    スイッチ手段、第2のインダクタンス及び第4の整流素
    子の直列回路からなり、前記電流検出回路は前記放電経
    路に流れる直流電流を検出して前記スイッチ手段をオン
    動作させることを特徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】 電流検出回路は放電経路に流れる電流レ
    ベルを検出し、電流レベルが所定値以上のとき前記スイ
    ッチ手段をオン動作させ、電流レベルが所定値未満のと
    き前記スイッチ手段をオフ動作させることを特徴とする
    請求項1又は2記載の電力変換装置。
JP4347270A 1992-12-25 1992-12-25 電力変換装置 Pending JPH06197544A (ja)

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