JPH0619728A - データ管理方式 - Google Patents

データ管理方式

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Publication number
JPH0619728A
JPH0619728A JP4177941A JP17794192A JPH0619728A JP H0619728 A JPH0619728 A JP H0619728A JP 4177941 A JP4177941 A JP 4177941A JP 17794192 A JP17794192 A JP 17794192A JP H0619728 A JPH0619728 A JP H0619728A
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JP
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JP4177941A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Shiyouho
達也 正保
Yuzo Ono
裕三 小野
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】障害等が発生した場合であっても、複写先に全
てのデータを複写でき、データの信頼性を向上すること
のできるデータ管理方式を提供する。 【構成】現用系及び予備系は、データ蓄積領域と管理デ
ータ格納領域を有する外部記憶装置2a,2bと、管理
データに基づいて外部記憶装置2a,2bに対するデー
タの書き込み/読み出しを行なう処理装置1a,1bと
を備えている。現用系の処理装置1aは、同系の外部記
憶装置2aにおいて、データをデータ蓄積領域に格納す
ると共に管理データを管理データ格納領域に格納し、予
備系の外部記憶装置2bにおいて、管理データ格納領域
の管理データを初期設定し、現用系の外部記憶装置2a
のデータ蓄積領域に格納されたデータを予備系のデータ
蓄積領域に複写し、ついで管理データの複写を行なうよ
う構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局データ交換機におい
て、磁気ディスクなどの外部記憶装置を二系統備えた二
重化コンピータシステムにおけるデータ管理方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】交換機システムにおいては、電話機、加
入者回路、タイムスイッチ、これらを制御する通信制御
装置が設けられており、この通信制御装置は、監視機
能、信号送受信機能、スイッチ制御機能などを有してい
る。これらの機能は通信制御装置に設けられた中央処理
装置、主記憶装置、データやプログラムを格納する外部
記憶装置によって実現される。また、一般的には、前記
データの信頼性を図るために交換機内で逐次生成される
データを二重化する二重化コンピュータシステムが採用
されている。
【0003】図6はこの種の二重化コンピュータシステ
ムの一例の構成ブロック図である。図6に示すシステム
は、2つの中央処理装置1a,1b及びこれに対応して
主記憶装置3a,3bを備えている。そして、各中央処
理装置1a,1bには、それぞれチャネルコントローラ
4a,4b、ディスクコントローラ5a,5bを介して
バスにより外部記憶装置としての課金磁気ディスク2
a,2bが接続され、これにより現用系(オンライン
側)及び予備系(オフライン側)の2系統が構築されて
いる。
【0004】さらに、各系統の中央処理装置がそれぞれ
他方の系統のチャネルコントローラに接続されており、
各中央処理装置が双方の課金磁気ディスクを使用できる
ようになっている。
【0005】また、二重化された課金磁気ディスクに対
するアクセスは、書き込みまたは読み出し処理要求に応
じて実行される。書き込みはスレーブ側課金磁気ディス
ク2b及びマスター側課金磁気ディスク2aのいずれに
も実行され、読み出しはマスター側課金磁気ディスク2
aに対してのみ実行される。
【0006】このような二重化コンピュータシステムに
おいて、まず、中央処理装置1aが現用系となってシス
テムが起動すると、チャネルコントローラ4a、ディス
クコントローラ5aを介して課金磁気ディスク2aがマ
スター(主装置)として動作し、マスター側課金磁気デ
ィスク2aの内容が中央処理装置2aによりチャネルコ
ントローラ4b、ディスクコントローラ5bを介してス
レーブ(従装置)として動作する課金磁気ディスク2b
に複写される。
【0007】例えば図7に示すように、マスター側課金
磁気ディスク2aから管理データA 1、次にデータB1
読み出されて、書き込み処理要求によって、スレーブ側
課金磁気ディスク2bに管理データA2、データB2の順
に複写される。その後、課金磁気ディスク2bも運転さ
れ、二重化運転が継続される。
【0008】ここで、データの複写が行われている最中
に、マスター側課金磁気ディスク2aに障害が発生した
場合には、図8に示すように、スレーブ側課金磁気ディ
スク2bに管理データA2、さらにデータA1の一部と
してデータB3が複写された時点で複写が終了してしま
う。すなわち、スレーブ側課金磁気ディスク2bに、全
てのデータが複写されないため、管理データと蓄積デー
タとの間で矛盾が生ずることになる。
【0009】また、前記システム障害等により一方のシ
ステムがダウンすると、他方のシステムが再起動する。
ここでは、中央処理装置1bによりシステムが起動さ
れ、今度はスレーブ側課金磁気ディスク2bがマスター
として動作しここからデータが読み出されることにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スレー
ブ側課金磁気ディスク2bに格納された管理データと蓄
積データとは前述した如く矛盾しているため、システム
の誤動作を引き起こしてしまう。その結果、従来の複写
方式にあっては、データの信頼性が乏しいという問題が
あった。
【0011】さらに、最近では課金磁気ディスクに蓄積
するデータが可変長であり、その内容も複雑化する傾向
にあるため、データの信頼性が一層重要となってきた。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、二重化された外部記憶装置の運転
に際し、障害等が発生した場合であっても、複写先に全
てのデータ及び管理データを複写でき、データの信頼性
を向上することのできるデータ管理方式を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために下記の構成とした。図1は本
発明の原理図である。図1に示すように本発明は、現用
系及び予備系からなる二重化システムにおいて、前記現
用系及び予備系は、データを蓄積するためのデータ蓄積
領域を有するとともに、前記蓄積データを管理する管理
データを書き込むための管理データ格納領域を有する外
部記憶装置2a,2b、前記管理データに基づいて前記
外部記憶装置2a,2bに対するデータの書き込み/読
み出しを行なう処理装置1a,1bとを備えている。
【0013】前記現用系の処理装置1aは、同系の外部
記憶装置2aにおいて、データを前記データ蓄積領域に
格納すると共に管理データを前記管理データ格納領域に
格納する。
【0014】現用系の処理装置1aは、前記予備系の外
部記憶装置2bにおいて、前記管理データ格納領域の管
理データを初期設定し、前記現用系の外部記憶装置2a
のデータ蓄積領域に格納されたデータを当該予備系のデ
ータ蓄積領域に複写し、ついで管理データの複写を行な
うよう構成されている。
【0015】外部記憶装置としては、例えば磁気ディス
ク装置、磁気ドラム装置、フロッピーディスクなどであ
るが、主記憶装置の容量不足を補える記憶装置であれば
如何なる形式のものでもよい。
【0016】処理装置としては、中央処理装置(CP
U)、マイクロプロセッサなどであり、外部記憶装置に
対してデータの書き込みたまたは読み出しを行なうもの
である。
【0017】また、前記現用系の処理装置1aは、現用
系の外部記憶装置のデータ蓄積領域に格納されたデータ
を予備系の外部記憶装置のデータ蓄積領域へ複写中にシ
ステム障害が現用系の外部記憶装置で発生した場合、現
用系の外部記憶装置を閉塞し、予備系の外部記憶装置を
運用するよう構成するのがより好ましい。
【0018】さらに、現用系の処理装置1aは、現用系
の外部記憶装置のデータ蓄積領域に格納されたデータを
予備系の外部記憶装置のデータ蓄積領域へ複写中にシス
テム障害が予備系の外部記憶装置で発生した場合、予備
系の外部記憶装置を閉塞し、現用系の外部記憶装置を継
続して運用するよう構成するのがより好ましい。
【0019】また、前記管理データは、データの格納領
域を示すメモリポインタを含むことを特徴とし、好まし
くはデータ書き込みアドレスを示すセイブポインタ、課
金データ先頭アドレスを示すアウトプットポインタを含
むのが望ましい。さらに、前記管理データとして時間デ
ータを含むのが望ましい。
【0020】管理データとして、例えば年、月、日、時
までを含む日付時間情報や書き込みポインタなどであ
る。時間情報の外部記憶装置への書き込みは定期的に行
っても良く、異常発生時あるいは保守のために片系使用
不可となったときに書き込みを行うようにしてもよい。
【0021】さらに、管理データの複写は、書き込み要
求により現用系及び予備系の外部記憶装置2a,2bに
有する管理データ格納領域に同時に行われるのが望まし
い。
【0022】
【作用】本発明によれば、現用系の処理装置1aに設け
られた外部記憶装置2aにおいて、データをデータ蓄積
領域に格納すると共に、当該データの格納領域を示すメ
モリポインタを含む管理データを管理データ格納領域に
格納する。
【0023】そして、予備系の外部記憶装置2bにおい
て、管理データ格納領域を初期化することで、管理デー
タをゼロクリアする。さらに、現用系の外部記憶装置2
aのデータ蓄積領域を当該予備系のデータ蓄積領域に複
写した後に、管理データの複写を行なうので、いずれか
の外部記憶装置に異常または誤動作が発生しても、初期
設定された管理データを読み出すことにより、外部記憶
装置へのアクセスが行え、蓄積データを保証することが
できる。
【0024】また、複写中にシステム障害が現用系の外
部記憶装置で発生した場合、現用系の外部記憶装置を閉
塞し、予備系の外部記憶装置を現用系として運用する片
系運用を採用する。障害発生以前の蓄積データは、元現
用系の外部記憶装置に保証されている。障害が発生した
後にはデータを予備系の外部記憶装置に蓄積すること
で、蓄積データを保証することができる。
【0025】さらに、複写中にシステム障害が予備系の
外部記憶装置で発生した場合、予備系の外部記憶装置を
閉塞し、現用系の外部記憶装置を継続して運用すること
で、蓄積データを保証することができる。
【0026】また、管理データとしてのデータの格納領
域を示すメモリポインタを読み出しその位置からデータ
が書き込まれるが、好ましくはメモリポインタが初期設
定によりゼロとされ、現用系で障害を発生し予備系の外
部記憶装置が運用された場合にはデータ格納領域の先頭
からデータを書き込む。
【0027】また、管理データを、現用系及び予備系の
管理データ格納領域に同時に書き込むことで、管理デー
タを保証することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を説明する。
実施例は2つの中央処理装置1a,1b及びこれに対応
して主記憶装置3a,3bを備えている。各中央処理装
置1a,1bに、それぞれチャネルコントローラ4a,
4b、及びバスを介してディスクコントローラ5a,5
bによって外部記憶装置としての課金磁気ディスク2
a,2bを接続している。
【0029】これにより、現用系及び予備系の2系統の
処理を構成し、各系統の中央処理装置がそれぞれ他方の
系統のチャネルコントローラにも接続されており、各中
央処理装置が各課金磁気ディスクを使用できる構成にな
っている。すなわち、概略構成は図6に示す構成と同一
である。
【0030】次に本実施例が特徴とする構成について説
明する。図2は実施例におけるデータ管理方式の構成ブ
ロック図である。図2に示すように複写元としての課金
磁気ディスク2aは、データを蓄積するためのデータ蓄
積領域32を有するとともに、前記蓄積データを管理す
る管理データを書き込むための管理データ格納領域31
を有している。複写先としての課金磁気ディスク2b
は、データ蓄積領域34を有するとともに、前記蓄積デ
ータを管理する管理データを書き込むための管理データ
格納領域33を有している。
【0031】ビデオ・ディスプレイ・ユニット11は、
コマンドを投入するための入力部を有しており、このコ
マンドを解読して各部に指示を与えるようになってい
る。装置スタンバイ化部12は、ビデオ・ディスプレイ
・ユニット11から入力されたコマンドにより課金磁気
ディスク2bを処理待機状態に設定する。
【0032】管理データ書込部13は、ビデオ・ディス
プレイユニット11に接続され、書き込み時間情報,メ
モリポインタなどの管理データを課金磁気ディスク2
a,2bの管理データ格納領域31,33に書き込み処
理するようになっている。
【0033】図3は課金磁気ディスク2a,2bの管理
データを示す図である。図3に示すように管理データ格
納領域31,33には、管理データとして、ディスク内
の課金先頭識別表示を示す固定パターン41、ディスク
にデータが書き込まれた時刻を示す時刻情報42、デー
タ書き込みアドレスを示すセイブポインタ43、課金デ
ータ先頭アドレスを示すアウトプットポインタ44、格
納レコード数45、格納ブロック数46、最大格納ブロ
ック数47などが格納される。
【0034】なお、ディスクへのデータの書き込みはブ
ロック単位で行われるようになっており、最大格納数は
ディスクの容量をもとに設定する。図4に課金磁気ディ
スク2a,2bにおける管理データ及び課金磁気データ
の格納領域を示す。課金磁気ディスクの上部側が管理デ
ータ格納領域31,33になっていてこの領域に前記管
理データが格納されるようになっている。またディスク
の下部が課金データ蓄積領域32,34になっていてこ
の領域に前記課金データが格納されるようになってい
る。なお、管理データ格納領域31,33と課金データ
蓄積領域32,34の境界にはアウトプットポインタ4
4が配置され、課金データ格納領域と課金データ未格納
領域35の境界にはセイブポインタ43が配置されてい
る。
【0035】また、ビデオ・ディスプレイ・ユニット1
1には、複写元としての課金磁気ディスク2aから複写
先としての課金磁気ディスク2bにデータを複写するデ
ィスクコピー部14が接続されている。
【0036】さらに、主記憶装置3aに最初にプログラ
ムを読み込むためのプログラムであるイニシャル・プロ
グラム・ローダー(以下、IPLと略称する。)を走ら
せてシステムの初期起動処理を行なうためのシステム初
期起動部15が設けられており、これにより複写元とし
ての課金磁気ディスク2aがアクセス可能になってい
る。
【0037】また、異常発生あるいは保守に基づくシス
テムダウンの後に、システムの再起動処理を行なうため
のシステム再起動部16が設けられており、これにより
複写先としての課金磁気ディスク2bがアクセス可能に
なっている。
【0038】さらに、複写先としての課金磁気ディスク
2bと装置スタンバイ化部12に接続され、管理データ
領域を初期化するための管理データ初期設定部17が設
けられている。
【0039】このように構成された交換機内の二重化コ
ンピュータシステムは、2系統のうちの片系運用を採用
しており、一方の系統がオンラインであれば、他方の系
統はオフラインになっている。
【0040】<データ管理方式の動作説明>図5は実施
例におけるデータ管理方式の処理フローチャートであ
る。この図面を参照して実施例におけるオンラインにお
けるデータ管理方式を説明する。
【0041】まず、ステップ101で、ビデオ・ディス
プレイユニット11から主記憶装置3aに最初にプログ
ラムを読み込むためのIPLを走らせる。そして、ステ
ップ102で、システム初期起動部15によりシステム
の初期起動処理を行なって中央処理装置1a及び課金磁
気ディスク2a側をオンライン状態に設定し、複写元と
しての課金磁気ディスク2aをアクセス可能にする。
【0042】さらに、ステップ103で、ビデオ・ディ
スプレイユニット11からのコマンドにより装置スタン
バイ化部12が起動し、装置スタンバイ化部12は中央
処理装置1b及び課金磁気ディスク2bをオフライン状
態に設定する。
【0043】その後に、ビデオ・ディスプレイユニット
11からのコマンドによって管理データ初期設定部17
が起動して、ステップ104で複写先としての課金磁気
ディスク2bの管理データ格納領域33の管理データを
初期設定する。すなわち、管理データ格納領域33の固
定パターン41、時刻情報42、セイブポインタ43、
アウトプットポインタ44、格納レコード数45、格納
ブロック数46、最大格納ブロック数47の全てを0に
設定し、管理データが全くない状態にする。
【0044】管理データを初期設定した後に、ステップ
105で、ビデオ・ディスプレイユニット11からのコ
マンドによってディスクコピー部14が起動し、ディス
クコピー部14は複写元としての課金磁気ディスク2a
の蓄積データ領域32から蓄積データを読み出し、この
蓄積データを複写先の課金磁気ディスク2bの蓄積デー
タ領域34に複写する。なお、このとき、課金磁気ディ
スク2bの管理データ格納領域に対してはアクセスしな
い。すなわち、複写先の管理データは、初期設定状態の
ままとし、管理データの書き込みは行わないものとす
る。
【0045】ステップ106で、前記データの複写中
に、システム障害が発生したか否かを判定する。 (a)ここで、データ複写中にシステム障害が発生しな
い場合にはデータ蓄積領域34に複写を完了した後に、
ビデオ・ディスプレイユニット11からのコマンドによ
って管理データ書込部13が起動する。ステップ107
で、管理データ書込部13は、図3に示すような固定パ
ターン41、時刻情報42、セイブポインタ43、アウ
トプットポインタ44、格納レコード数45、格納ブロ
ック数46、最大格納ブロック数47などの管理データ
を、課金磁気ディスク2aの管理データ領域31と課金
磁気ディスク2bの管理データ領域領域33とに同時に
書き込む。 (b)次に、ステップ108で、データ複写中に複写元
としての課金ディスク2aにシステム障害が発生したか
否かを判定する。
【0046】ここで、複写元でシステム障害が発生し、
システムダウンした場合には、課金磁気ディスク2aに
対してアクセスができなくなる。この場合にはCPU1
aによって、課金磁気ディスク2aを閉塞(オフライン
状態)し、システム再起動部16によって予備系として
の例えば中央処理装置1bや複写先の課金ディスク2b
などをオンライン状態にする。従って、ステップ111
で、中央処理装置1bや複写先の課金ディスク2bなど
が現用系として起動する。
【0047】すると、CPU1bが管理データ格納領域
33に格納された管理データとして例えばセイブポイン
タ43を読み出しにいく。ここで、管理データ初期設定
部17によって、データ書き込みアドレスを示すセイブ
ポインタ43がゼロに設定されているから、その後のデ
ータ蓄積領域32からの蓄積データは、データ蓄積領域
34の先頭から書き込まれていく。このように管理デー
タは初期設定されているので、古い管理データによる蓄
積データの矛盾はなくなるので、システムの異常や誤動
作が発生しなくなる。
【0048】なお、システムの再起動が行われる前に複
写先としての課金磁気ディスク2aによって、システム
を復旧を行なう場合には、もう一方の装置を取り外し、
装置の交換を行えばよい。取り外した装置は、課金磁気
ディスク内にポインタを有しているから、オフライン処
理することにより、そのデータが保証される。 (c)次に、ステップ109で、複写先としての課金磁
気ディスク2bにシステム障害などが発生したか否かを
判定する。
【0049】ここで、複写先でシステム障害を発生した
場合には、ステップ110で、予備系としての例えば課
金磁気ディスク2bを閉塞し、現用系としての例えば複
写元の課金磁気ディスク2aにより、引き続いて運用す
ることができる。この場合には、複写非対象領域として
の管理データ格納領域31中の管理データをそのまま継
続して運用するので、管理データと蓄積データとの矛盾
は生じない。
【0050】このように本実施例によれば、現用系の課
金磁気ディスク2aに、データをデータ蓄積領域32と
複写非対象領域としての管理データ格納領域31とを設
け、予備系の課金磁気ディスク2bに、データをデータ
蓄積領域34と管理データ格納領域33とを設け、予備
系の課金磁気ディスク2bにおいて、管理データ格納領
域33を初期化することで、管理データをゼロクリアす
る。さらに、現用系の課金磁気ディスク2aのデータ蓄
積領域32のデータを予備系のデータ蓄積領域34に複
写した後に、管理データを同時に複写する。
【0051】従って、一連の処理において、蓄積データ
の複写中に、システム障害などの異常により複写元への
アクセスができなかった場合であっても、複写先の管理
データを元に再起動するが、管理データが初期設定され
ているので、誤動作が発生しなくなる。その結果、デー
タの信頼性を向上することができる。
【0052】なお、実施例では、データとして課金デー
タとしたが、その他のデータであっても本発明は適用で
きる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、現用系の処理装置に設
けられた外部記憶装置において、データをデータ蓄積領
域に格納すると共に管理データを管理データ格納領域に
格納する。そして、予備系の外部記憶装置において、管
理データ格納領域を初期化することで、管理データをゼ
ロクリアする。さらに、現用系の外部記憶装置のデータ
蓄積領域を当該予備系のデータ蓄積領域に複写した後
に、管理データの複写を行なうので、いずれかの外部記
憶装置に異常または誤動作が発生しても、蓄積データを
保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図3】管理データの内容を示す図である。
【図4】課金磁気ディスクの格納領域を示す図である。
【図5】実施例におけるデータ管理方式の処理フローチ
ャートである。
【図6】二重化システムの構成例を示すしたブロック図
である。
【図7】従来の二重化システムによるデータ複写の一例
を示す図である。
【図8】図7に示す二重化システムでシステム障害が発
生した場合におけるデータ複写を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b・・中央処理装置 2a,2b・・課金磁気ディスク装置 3a,3b・・主記憶装置 4a,4b・・チャネルコントローラ 5a,5b・・ディスクコントローラ 11・・ビデオ・ディスプレイユニット 12・・装置スタンバイ化部 13・・管理データ書込部 14・・ディスクコピー部 15・・システム初期起動部 16・・システム再起動部 17・・管理データ初期設定部 31,33・・管理データ格納領域 32,34・・データ格納領域 41・・固定パターン 42・・時刻情報 43・・セイブポインタ 44・・アウトプットポインタ 45・・格納レコード数 46・・格納ブロック数 47・・最大格納ブロック数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 裕三 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系及び予備系からなる二重化システ
    ムにおいて、 前記現用系及び予備系は、データを蓄積するためのデー
    タ蓄積領域を有するとともに、前記蓄積データを管理す
    る管理データを書き込むための管理データ格納領域を有
    する外部記憶装置(2a,2b)と、 前記管理データに基づいて前記外部記憶装置(2a,2
    b)に対するデータの書き込み/読み出しを行なう処理
    装置(1a,1b)とを備え、 前記現用系の処理装置(1a)は、同系の外部記憶装置
    (2a)において、データを前記データ蓄積領域に格納
    すると共に管理データを前記管理データ格納領域に格納
    し、 前記予備系の外部記憶装置(2b)において、前記管理
    データ格納領域の管理データを初期設定し、前記現用系
    の外部記憶装置(2a)のデータ蓄積領域に格納された
    データを当該予備系のデータ蓄積領域に複写し、ついで
    管理データの複写を行なうことを特徴とするデータ管理
    方式。
  2. 【請求項2】 前記現用系の処理装置(1a)は、現用
    系の外部記憶装置のデータ蓄積領域に格納されたデータ
    を予備系の外部記憶装置のデータ蓄積領域へ複写中にシ
    ステム障害が現用系の外部記憶装置で発生した場合、現
    用系の外部記憶装置を閉塞し、予備系の外部記憶装置を
    運用することを特徴とする請求項1記載のデータ管理方
    式。
  3. 【請求項3】 前記現用系の処理装置(1a)は、現用
    系の外部記憶装置のデータ蓄積領域に格納されたデータ
    を予備系の外部記憶装置のデータ蓄積領域へ複写中にシ
    ステム障害が予備系の外部記憶装置で発生した場合、予
    備系の外部記憶装置を閉塞し、現用系の外部記憶装置を
    継続して運用することを特徴とする請求項1記載のデー
    タ管理方式。
  4. 【請求項4】 前記管理データは、データの格納領域を
    示すメモリポインタを含むことを特徴とする請求項1記
    載のデータ管理方式。
  5. 【請求項5】 前記管理データの複写は、書き込み要求
    により現用系及び予備系の外部記憶装置(2a,2b)
    に有する管理データ格納領域に同時に行われることを特
    徴とする請求項1記載のデータ管理方式。
JP4177941A 1992-07-06 1992-07-06 データ管理方式 Pending JPH0619728A (ja)

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