JPH0619710Y2 - 横溝化粧板 - Google Patents
横溝化粧板Info
- Publication number
- JPH0619710Y2 JPH0619710Y2 JP1986083161U JP8316186U JPH0619710Y2 JP H0619710 Y2 JPH0619710 Y2 JP H0619710Y2 JP 1986083161 U JP1986083161 U JP 1986083161U JP 8316186 U JP8316186 U JP 8316186U JP H0619710 Y2 JPH0619710 Y2 JP H0619710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative plate
- width
- groove
- longitudinal direction
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は住宅などに用いられる横溝を有する化粧板、
主に横30.3cm、縦181cmサイズの床材(通称:1′×
6′フロアー)の構成に関する。
主に横30.3cm、縦181cmサイズの床材(通称:1′×
6′フロアー)の構成に関する。
[従来の技術] 従来の1′×6′フロアーの表面にまったく溝がない
か、長手方向に平行な複数本の縦溝が形成されたもので
あった。
か、長手方向に平行な複数本の縦溝が形成されたもので
あった。
それらのフロアーを床面に施工する場合は、通常、1′
×6′サイズのフロアーの側周辺に形成された実を相互
に嵌合させなが順次床面を構成するが、各フロアーの長
手方向の嵌合部の接続部分を分散させて出来るだけ目立
たない様にするために、隣接するフロアーの長手方向を
2等分する位置だけ相互にずらせて施工(通称:リャン
コ貼り)されるのが一般的であった。
×6′サイズのフロアーの側周辺に形成された実を相互
に嵌合させなが順次床面を構成するが、各フロアーの長
手方向の嵌合部の接続部分を分散させて出来るだけ目立
たない様にするために、隣接するフロアーの長手方向を
2等分する位置だけ相互にずらせて施工(通称:リャン
コ貼り)されるのが一般的であった。
[考案が解決すべき問題点] 所が、床材の長手方向の接続部はフロアーの短手方向の
接続部に比較して表面の模様が不連続となるため、目立
つことが多く、一体的な見掛の広い床面が構成出来ない
ことから嫌われることが多かった。
接続部に比較して表面の模様が不連続となるため、目立
つことが多く、一体的な見掛の広い床面が構成出来ない
ことから嫌われることが多かった。
[問題点を解決するための手段] そこで、この考案は、上記の問題点を解決する為になさ
れたもので、その構成は、長手方向に平行する複数本の
全幅縦溝を有する通称1′×6′サイズの化粧板の長手
方向の両端辺に半幅溝が、長手方向を2等分または3等
分する位置に2等分の場合は1本、3等分の場合は2本
の全幅溝が化粧板の表面を横断する様に形成された横溝
化粧板に係る。
れたもので、その構成は、長手方向に平行する複数本の
全幅縦溝を有する通称1′×6′サイズの化粧板の長手
方向の両端辺に半幅溝が、長手方向を2等分または3等
分する位置に2等分の場合は1本、3等分の場合は2本
の全幅溝が化粧板の表面を横断する様に形成された横溝
化粧板に係る。
以下、実施例になる図面を参照しながらこの考案を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図及び第2図はこの考案の実施例に用いる化粧板の
例を示す平面図で、第3図は第2図のA−A′断面図、
第4図はB−B′断面図である。
例を示す平面図で、第3図は第2図のA−A′断面図、
第4図はB−B′断面図である。
第1図の化粧板3は長手方向両端辺の半幅溝1と2等分
する位置に形成された1本の全幅溝2が、第2図は3等
分する位置に2本の全幅溝2が形成された例を示してい
る。
する位置に形成された1本の全幅溝2が、第2図は3等
分する位置に2本の全幅溝2が形成された例を示してい
る。
化粧板3は合板などの基板4の上面に板5や化粧紙な
どを貼着したものが主に用いられるが、ソリッドの木材
を切削成型したものでも良い。化粧板3の大きさは任意
であるが、1′×6′フロアーがもっとも良く用いられ
る。
どを貼着したものが主に用いられるが、ソリッドの木材
を切削成型したものでも良い。化粧板3の大きさは任意
であるが、1′×6′フロアーがもっとも良く用いられ
る。
溝1,2の幅や深さはU型、V型、コ型など任意である
が、化粧板3の短手方向を横切っていることが必要であ
り、両端辺に形成される溝1の形状は内部に形成された
溝2を中央部から切断した半幅形状である。
が、化粧板3の短手方向を横切っていることが必要であ
り、両端辺に形成される溝1の形状は内部に形成された
溝2を中央部から切断した半幅形状である。
なお、長手方向の両端部には半幅縦溝6と中央部には長
手方向に平行する複数の全幅縦溝7を従来の化粧板の様
に形成しておくと、化粧板3の短手方向の接続部分も目
立たず好ましい。
手方向に平行する複数の全幅縦溝7を従来の化粧板の様
に形成しておくと、化粧板3の短手方向の接続部分も目
立たず好ましい。
[作用] この考案において、化粧板3の長手方向両端辺に半幅溝
1と長手方向を2等分また3等分する位置に全幅の横溝
2を形成するのは、隣接する化粧板相互の位置を長手方
向に2分の1または3分の1だけずらして相互に嵌合さ
せるリャンコ張り施工を行った場合、長手方向の半幅溝
1同志を接合して接続部分を全幅の横溝とし、隣接する
化粧板の全幅溝2の位置と一致させて床面全体に連続し
た溝を構成したり、リンガ張り状に横溝の位置を相互に
ずらせることで、施工された化粧板の横溝で区切られた
部分を単位模様として見せることによって長手方向の接
続部分を目立たせない様にするためである。
1と長手方向を2等分また3等分する位置に全幅の横溝
2を形成するのは、隣接する化粧板相互の位置を長手方
向に2分の1または3分の1だけずらして相互に嵌合さ
せるリャンコ張り施工を行った場合、長手方向の半幅溝
1同志を接合して接続部分を全幅の横溝とし、隣接する
化粧板の全幅溝2の位置と一致させて床面全体に連続し
た溝を構成したり、リンガ張り状に横溝の位置を相互に
ずらせることで、施工された化粧板の横溝で区切られた
部分を単位模様として見せることによって長手方向の接
続部分を目立たせない様にするためである。
[実施例] つぎに、この考案の実施例を記す。
所定の幅に切断した厚さ12mmの合板表面に厚さ1.0mmの
板が貼着された化粧板の長手方向両側面に雄実と雌実
の本実を形成すると同時に幅が1mmの半幅V溝と化粧板
の幅方向を4等分する位置に3本の全幅(2mm)のV溝
を切削形成した。次いで、上記の化粧板の短手方向両側
面に雄実と雌実の本実を形成すると同時に幅が1mmの半
幅V溝と化粧板の長手方向を3等分する位置に2本の全
幅(2mm)のV溝を切削形成し、第2図に示す様な幅30
3mm、長さ1818mmの化粧板を得た。
板が貼着された化粧板の長手方向両側面に雄実と雌実
の本実を形成すると同時に幅が1mmの半幅V溝と化粧板
の幅方向を4等分する位置に3本の全幅(2mm)のV溝
を切削形成した。次いで、上記の化粧板の短手方向両側
面に雄実と雌実の本実を形成すると同時に幅が1mmの半
幅V溝と化粧板の長手方向を3等分する位置に2本の全
幅(2mm)のV溝を切削形成し、第2図に示す様な幅30
3mm、長さ1818mmの化粧板を得た。
[考案の効果] 上記の様に、この考案の化粧板は長手方向両端辺に半幅
溝と長手方向を2等分また3等分する位置に全幅の横溝
を形成しているので、隣接する化粧板との長手方向の位
置を2分の1または3分の1だけずらして相互に嵌合さ
せるリャンコ張り施工を行った場合、長手方向の半幅の
溝同志は接続部分で全幅の横溝となり、隣接する化粧板
の全幅の横溝の位置と一致させた場合には床面全体が連
続した溝を構成したり、レンガ張り状に横溝の位置を相
互にずらせると、施工された化粧板の横溝で区切られた
部分を単位模様とした複雑な施工を思わせる床面を提供
でき、化粧板の長手方向の接続部分を目立たせないなど
の効果を有している。
溝と長手方向を2等分また3等分する位置に全幅の横溝
を形成しているので、隣接する化粧板との長手方向の位
置を2分の1または3分の1だけずらして相互に嵌合さ
せるリャンコ張り施工を行った場合、長手方向の半幅の
溝同志は接続部分で全幅の横溝となり、隣接する化粧板
の全幅の横溝の位置と一致させた場合には床面全体が連
続した溝を構成したり、レンガ張り状に横溝の位置を相
互にずらせると、施工された化粧板の横溝で区切られた
部分を単位模様とした複雑な施工を思わせる床面を提供
でき、化粧板の長手方向の接続部分を目立たせないなど
の効果を有している。
第1図及び第2図はこの考案の実施例に用いる化粧板の
例を示す平面図で、第3図は第2図のA−A′断面図、
第4図はB−B′断面図である。 1…半幅溝、2…全幅溝 3…化粧板、4…基板 5…板、6…半幅縦溝 7…全幅縦溝
例を示す平面図で、第3図は第2図のA−A′断面図、
第4図はB−B′断面図である。 1…半幅溝、2…全幅溝 3…化粧板、4…基板 5…板、6…半幅縦溝 7…全幅縦溝
Claims (1)
- 【請求項1】長手方向に平行する複数本の全幅縦溝(7)
を有する通称1′×6′サイズの化粧板の長手方向の両
端辺に半幅溝(1)が、長手方向を2等分または3等分す
る位置に2等分の場合は1本、3等分の場合は2本の全
幅溝(2)が化粧板(3)の表面を横断する様に形成されたこ
とを特徴とする横溝化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986083161U JPH0619710Y2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | 横溝化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986083161U JPH0619710Y2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | 横溝化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62194817U JPS62194817U (ja) | 1987-12-11 |
JPH0619710Y2 true JPH0619710Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=30936495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986083161U Expired - Lifetime JPH0619710Y2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | 横溝化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619710Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5226427U (ja) * | 1975-08-15 | 1977-02-24 | ||
JPS6039829B2 (ja) * | 1979-01-26 | 1985-09-07 | 当麻硬板株式会社 | 溝付き床構成材の製法 |
-
1986
- 1986-05-31 JP JP1986083161U patent/JPH0619710Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62194817U (ja) | 1987-12-11 |