JPH06196U - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JPH06196U
JPH06196U JP043618U JP4361892U JPH06196U JP H06196 U JPH06196 U JP H06196U JP 043618 U JP043618 U JP 043618U JP 4361892 U JP4361892 U JP 4361892U JP H06196 U JPH06196 U JP H06196U
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JP
Japan
Prior art keywords
back portion
rod
seat
rods
divided
Prior art date
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Pending
Application number
JP043618U
Other languages
English (en)
Inventor
敏士央 武田
Original Assignee
株式会社エイアンドアイ
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Publication date
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Publication of JPH06196U publication Critical patent/JPH06196U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定した踏み台等の機能を発揮できる椅子を
提供する。 【構成】 分割した下背部21、中背部31、上背部41を回
動自在に連結する。座部11の後部、下背部21、中背部3
1、上背部41に一直線状な孔16、34、44、54を各々形成
する。各孔16、34、44、54に挿入可能なストッパー杆81
を設ける。 【効果】 ストッパー杆81を各孔16、34、44、54に挿入
することによって下背部21、中背部31、上背部41が座部
11に固定状態で立設できる。ストッパー杆81を抜くこと
によって、下背部21、中背部31、上背部41を簡単に折畳
んで踏み台とすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多機能性を有する椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものとして実公昭57ー19023号公報には、支持部材を取 付けた座板の後部に切欠部を設け、脚体の上方に取付けた支持板に前記支持部材 を止めるための手段を上下方向に複数個設けて、座板の高さを調節できるように したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、座板の高さを調節できるものであるが、背部は固定 状態であり、従って椅子以外の機能、例えば踏み台等の別の機能を発揮すること はできない。
【0004】 本考案は、前記問題を解決して例えば安定した踏み台等の機能を発揮できる椅 子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、支脚上に設けられた座部の後部に背部を立設した椅子において、前 記背部を縦方向に複数分割すると共にこれら分割した背部を回動自在に連結し、 前記座部の後部、前記分割した各背部に一直線状な孔を各々形成し、かつ前記各 孔に挿入可能なストッパー杆を設けたものである。
【0006】 また本考案は、支脚上に設けられた座部と、前記座部の後部に立設した下背部 と、前記下背部の上部に回動自在に連結された中背部と、前記中背部の上部に回 動自在に連結された上背部とを備え、前記分割した各背部に一直線状な孔を各々 形成し、前記各孔に挿入可能なストッパー杆を設け、前記下背部と上背部の縦方 向長さはほぼ同じに形成され、前記座部の後部から前記中背部の縦方向長さに対 応した該座部の部位に前記上背部の上部が係止可能な係止受け部を設けたもので ある。
【0007】
【作用】
前記構成によって、ストッパー杆を各孔に挿入することによって、各背部を立 設状態で固定でき、一方分割した各背部を折曲げることによって踏み台等に使用 できる。
【0008】 また前記構成によって、ストッパー杆を各孔に挿入することによって、各背部 を立設状態で固定でき、上背部、中背部を折曲げると共に上背部の上部を係止受 け部に係止することによって、中背部を確実に固定でき、踏み台等に使用できる 。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例たる木製の椅子を図1乃至図5を参照して説明する。 四方に配設された支脚1上に座部11が設けられており、この座部11の後部には、 下背部21と中背部31と上背部41からなる背部51が立設している。また前記支脚1 内には台61が引出し可能に設けられている。
【0010】 前記支脚1は、一側前後に配設された脚杆2、3間と、他側前後に配設された 脚杆4、5間には横杆6が各々設けられ、前記後側に配設された脚杆3、5には 後杆7が設けられている。前記前側に配設された脚杆2、4には前杆8がやや上 方に設けられている。さらに前記横杆6の内側には台61がスライドするための凸 状のレール9が形成されている。
【0011】 前記座部11は前杆12、両横杆13、及び座部11の後部を形成する後杆14上に、座 杆15が複数固定されている。
【0012】 前記背部51の下部を構成する下背部21は、前記後部に配設された脚杆2、4が 上方に延設された両縦杆22の上部に横杆23が固定され、さらにこの横杆23と前記 後杆14との間には縦杆24が固定されている。前記背部51の中部を構成する中背部 31は、両側に配設された縦杆32と、この縦杆32の間に多段に設けられた横杆33か らなり、前記縦杆32の下部は前記縦杆22の上部にヒンジ71を介して回動自在に連 結している。さらに前記背部51の上部を構成する上背部41は、両側に配設された 縦杆42と、この縦杆42の間に多段に設けられた横杆43からなり、前記縦杆42の下 部は前記縦杆32の上部にヒンジ71を介して回動自在に連結している。そして前記 縦杆42の縦方向長さAは、前記縦杆22の縦方向長さBとほぼ同じに形成されてい る。
【0013】 さらに前記横杆23、横杆33、横杆43の各一側には縦方向に一直線状になるよう に、貫通した孔34、44、54が形成されると共に、前記孔34、44、54と一直線状に なるように前記後杆14の上面には有底な孔16が形成されている。同様に前記横杆 23、横杆33、横杆43の各他側には縦方向に一直線状になるように、貫通した孔35 、45、55が形成されると共に、前記孔35、45、55と一直線状になるように前記後 杆14の上面には有底な孔17が形成されている。そして図1、図2に示すように背 部51を立設する場合には、下背部21、中背部31、上背部41を上方に向けて配置し 、そして一直線状となった孔16、34、44、54に細い丸棒状のストッパー杆81を上 方から挿入する。同様に一直線状となった孔17、35、45、55に細い丸棒状のスト ッパー杆82を上方から挿入して、下背部21、中背部31、上背部41を上方に向けて 固定できる。
【0014】 また図3、図5に示すように前記中背部31、上背部41をL型に折り曲げた際に 、前記縦杆42の上部が係止するように前記座部11の座杆15には凹状の係止受け部 18が形成されている。尚、この係止受け部18と前記座部11の後杆14の長さDは、 前記縦杆32の長さCとほぼ同じ長さに形成されている。また前記係止受け部18は 前記座部11の略中央に設けられている。
【0015】 前記台61は前側には接地脚杆62が配設され、後部には短脚杆63が配設されてい る。そして前記接地脚杆62、短脚杆63の上部には天井杆64が複数固定されている 。そして前記接地脚杆62、短脚杆63の両側には前記横杆6と対向するように横杆 65が固定され、さらにこの横杆65には前記レール9と摺動する凹部66が形成され ている。また前記台61の後部両側にはストッパー突起67が設けられている。
【0016】 前記ヒンジ71は、縦杆22の上端面にベース72を突設する。このベース72に一対 の案内溝73、74を形成する。縦杆32の端部に受け具75を埋め込み、この受け具75 の挿入溝76内にベース72を挿入する。縦杆32の端部に固定した一対のピン77、78 をベース72の両案内溝73、74に摺動自在に貫通する。そして縦杆32を縦杆22と一 直線状になった状態から水平に倒すときには、縦杆32を並進的に持ち上げてから 円運動させればよい。尚、79はベース72を縦杆22に固定するピンである。
【0017】 次に作用を説明する。椅子として使用するときには、下背部21、中背部31、上 背部41を立設し、そして一直線状となった孔16、34、44、54にストッパー杆81を 挿入し、また孔17、35、45、55にストッパー杆82を挿入して、下背部21、中背部 31、上背部41を固定する。この際、台61は支脚1内に収容しておく。次に踏み台 と使用する場合には、まずストッパー杆81、82を孔16…、孔17…から抜きだし、 そして各ヒンジ71を介して中背部31、上背部41を内側に折り曲げると共に、縦杆 42の上部を係止受け部18に係止する。この際縦杆32の両端部は縦杆22、縦杆42の 上部に載置する。さらに前記台61を引き出す。この引出しの際は凹部66がレール 9を摺動してストッパー突起67が脚杆2、4に係止するまで引き出される。引出 された台61の短脚杆63はレール9と凹部66との係合によって支持される。このよ うにして天井杆64、座杆15、中背部31が3段に配置されて踏み台とすることがで きる。
【0018】 以上のように、前記実施例においては背部51を縦方向に下背部21、中背部31、 上背部41に分割すると共にこれら分割した下背部21、中背部31、上背部41を回動 自在に連結し、前記座部11の後部、前記下背部21、中背部31、上背部41に一直線 状な孔16…、孔17…を各々形成し、かつ前記各孔16…、孔17…に挿入可能なスト ッパー杆81、82を設けたことによって、前記ストッパー杆81、82を各孔16…、17 …に挿入することによって下背部21、中背部31、上背部41が座部11に固定状態で 立設できる。またストッパー杆81、82を抜くことによって、下背部21、中背部31 、上背部41を簡単に折畳んで踏み台とすることができる。またストッパー杆81、 82は縦扞24と平行に視認され、美観も向上できる。
【0019】 さらに前記下背部21と上背部41の縦方向長さA、Bはほぼ同じに形成され、前 記座部11の後部から前記中背部31の縦方向長さCに対応した該座部11に前記背上 部41の上部が係止可能な係止受け部18を設けたことによって、上背部41が座部11 上に確実に固定され、踏み台として安定性が向上する。
【0020】 しかも、前記ヒンジ71によって中背部31、上背部41を折曲げた時には、下背部 21の上部、上背部41の上部に中背部31が直接載置するようになり、中背部31に大 きな荷重がかかっても連結部が破損する虞はなく、安心して使用することができ る。また前記中背部31、上背部41を折曲げる際には、いったん中背部31、上背部 41を持ち上げるようにすればよいため、簡単な操作で折曲げすることができると 共に、内側へのみ回動するようになっているため折り畳み操作等を簡単にできる 。 さらに前記支脚1には台61がレール9と凹部66の摺動により引出し可能に設 けられるために、踏み台として使用する際には3段となり、無理のないステップ で登ることができる。
【0021】 次に本考案の第2実施例を図6乃至図8を参照して説明する。尚、前記第1実 施例と同一部部には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。縦杆22と縦杆 32を回動自在に連結するヒンジ71Aについて説明する。前記縦杆22の上部外側に は1/4円弧状の円弧面22Aが上向きに突設されていると共に前記円弧面22Aは 前方に向けて設けられている。前記縦杆32の下部内側には1/4円弧状の円弧面 32Aが下向きに突設されていると共に前記円弧面32Aは前方に向けて設けられて いる。そして前記円弧面22Aが前記縦杆32下部の外側に設けられた平坦部32Bに 線接触し、かつ前記円弧面32Aが前記縦杆22上部の内側に設けられた平坦部22B に線接触するように、前記縦杆22、縦杆32がヒンジピン77Aによって回動自在に 連結されている。
【0022】 したがって、第1実施例と同様に下背部21、中背部31、上背部41を立設し、そ して一直線状となった孔16、34、44、54にストッパー杆81を挿入して、下背部21 、中背部31、上背部41を固定できる。次に踏み台と使用する場合には、まずスト ッパー杆81、82をから抜きだし、そして各ヒンジ71Aを介して中背部31、上背部 41を内側に折り曲げると共に、縦杆42の上部を係止受け部18に係止して踏み台と するものである。
【0023】 以上のように、前記実施例においては背部51を縦方向に下背部21、中背部31、 上背部41に分割すると共にこれら分割した下背部21、中背部31、上背部41をヒン ジ71Aを介して回動自在に連結し、前記座部11の後部、前記下背部21、中背部31 、上背部41に一直線状な孔16…、孔17…を各々形成し、かつ前記各孔16…、孔17 …に挿入可能なストッパー杆81、82を設けたことによって、前記ストッパー杆81 、82を各孔16…、17…に挿入することによって下背部21、中背部31、上背部41が 座部11に固定状態で立設できる。またストッパー杆81、82を抜くことによって、 下背部21、中背部31、上背部41を簡単に折畳んで踏み台とすることができる。
【0024】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば各背部は1以上に 折り畳みができるようにすればよく、また材質としては金属等でも良い等種々の 変形が可能である。
【0025】
【考案の効果】
本考案は、支脚上に設けられた座部の後部に背部を立設した椅子において、前 記背部を縦方向に複数分割すると共にこれら分割した背部を回動自在に連結し、 前記座部の後部、前記分割した各背部に一直線状な孔を各々形成し、かつ前記各 孔に挿入可能なストッパー杆を設けたことによって、前記分割した各背部を簡単 にしかも確実に固定することができる多機能な椅子を提供できる。
【0026】 また、本考案は支脚上に設けられた座部と、前記座部の後部に立設した下背部 と、前記下背部の上部に回動自在に連結された中背部と、前記中背部の上部に回 動自在に連結された上背部とを備え、前記分割した各背部に一直線状な孔を各々 形成し、前記各孔に挿入可能なストッパー杆を設け、前記下背部と上背部の縦方 向長さはほぼ同じに形成され、前記座部の後部から前記中背部の縦方向長さに対 応した該座部の部位に設けられ前記背上部が係止可能な係止受け部を設けたこと によって、上背部が座部上に確実に固定され、踏み台等として使用する際の安定 性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜示図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図3】本考案の第1実施例を示す折り畳み状態を示す
正面図である。
【図4】本考案の第1実施例を示すヒンジの一部切り欠
き斜示図である。
【図5】本考案の第1実施例を示すヒンジの一部切り欠
き正面である。
【図6】本考案の第2実施例を示す斜示図である。
【図7】本考案の第2実施例を示す折り畳み状態を示す
正面図である。
【図8】本考案の第2実施例を示すヒンジの分解斜示図
である。
【符号の説明】
1 支脚 11 座部 16 34 44 54 孔 17 35 45 55 孔 18 係止受け部 21 下背部 31 中背部 41 上背部 51 背部 81 82 ストッパー杆

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支脚上に設けられた座部の後部に背部を
    立設した椅子において、前記背部を縦方向に複数分割す
    ると共にこれら分割した背部を回動自在に連結し、前記
    座部の後部、前記分割した各背部に一直線状な孔を各々
    形成し、かつ前記各孔に挿入可能なストッパー杆を設け
    たことを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 支脚上に設けられた座部と、前記座部の
    後部に立設した下背部と、前記下背部の上部に回動自在
    に連結された中背部と、前記中背部の上部に回動自在に
    連結された上背部とを備え、前記分割した各背部に一直
    線状な孔を各々形成し、前記各孔に挿入可能なストッパ
    ー杆を設け、前記下背部と上背部の縦方向長さはほぼ同
    じに形成され、前記座部の後部から前記中背部の縦方向
    長さに対応した該座部の部位に前記上背部の上部が係止
    可能な係止受け部を設けたことを特徴とする椅子。
JP043618U 1992-06-23 1992-06-23 椅 子 Pending JPH06196U (ja)

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JP043618U JPH06196U (ja) 1992-06-23 1992-06-23 椅 子

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JP043618U JPH06196U (ja) 1992-06-23 1992-06-23 椅 子

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JPH06196U true JPH06196U (ja) 1994-01-11

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JP043618U Pending JPH06196U (ja) 1992-06-23 1992-06-23 椅 子

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