JPH06195416A - 集積回路設計装置 - Google Patents

集積回路設計装置

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JPH06195416A
JPH06195416A JP4336874A JP33687492A JPH06195416A JP H06195416 A JPH06195416 A JP H06195416A JP 4336874 A JP4336874 A JP 4336874A JP 33687492 A JP33687492 A JP 33687492A JP H06195416 A JPH06195416 A JP H06195416A
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JP
Japan
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signal
description
input
function description
function
Prior art date
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Application number
JP4336874A
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English (en)
Inventor
Tetsuhiro Shimada
哲宏 島田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障検出率の向上を図り、テスト設計工数を
削減する。 【構成】 集積回路機能記述入力部2が外部または記憶
部6からスキャンを考慮した機能記述言語を入力する
と、テスト端子追加部3はその機能記述言語の外部入力
端子文にテスト端子信号を追加する。検索部4は機能記
述言語からレジスタ記述文を検索し、検索したレジスタ
記述文中のシフトモード信号とスキャン入力信号と入力
データ信号とを検索する。機能記述追加部5は検索部4
の検索結果と記憶部6に予め記憶されたテスト容易化回
路の内容とを基に、テスト端子信号とシフトモード信号
とのオア機能記述をレジスタ記述文に追加する。また、
機能記述追加部5はシフトモード信号の反転論理化した
信号と入力データ信号とのナンド機能記述をレジスタ記
述文に追加し、さらにナンド機能記述による演算結果と
スキャン入力信号との排他的論理ノア機能記述をレジス
タ記述文に追加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路設計装置に関
し、特に機能記述言語を用いて論理設計を行う集積回路
設計装置のテスト容易化回路機能記述挿入方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理機器に使用されている
集積回路はピン数が増加する割合に比べて集積度が急激
に上昇してきているので、その動作をチェックするのに
膨大な長さのテストパターンが必要となり、テスト設計
工数の大幅な増大につながっている。
【0003】そのため、回路全体の動作を完全にチェッ
クすることができなかったり、故障検出率が向上しない
という問題がある。ここで、故障検出率とは作成したテ
ストパターンで信号線の値が“0”または“1”に固定
されてしまう故障がどの程度発見できるのかを示すもの
である。
【0004】そこで、上記の問題を解決するために集積
回路内に通常回路とは別にレジスタ(フリップフロッ
プ)回路を縦続接続したパス(スキャン)を設けること
で、全てのレジスタ(フリップフロップ)回路を一つの
シフトレジスタとみなし、該シフトレジスタをシフト動
作させることにより集積回路内部の値を直接観測する方
法がとられている。
【0005】スキャンの入った回路の一例を図3に示
す。図3において、21A〜21Cは組み合わせ回路、
22A〜22Fは順序回路、23a〜23nは通常の入
力端子(I00〜Ixx)、24はスキャン入力端子
(SIN)、25はスキャン出力端子(SOT)、26
a〜26nは通常の出力端子(O00〜Oxx)を夫々
示している。
【0006】ここで、順序回路22A〜22Fは記憶回
路を含むもので、過去の入力の状態を受け、その時点及
び過去の入力の状態によって決まるものであり、この回
路例ではフリップフロップ回路(以下F/Fとする)を
用いている。
【0007】F/F22A〜22Fには夫々スキャンモ
ードと通常モードとの切替え入力SMCと、スキャン用
クロックSCKとが入力されている。これらF/F22
A〜22Fは切替え入力SMCによってスキャンモード
が指示されると、スキャン入力端子24から各F/F2
2A〜22Fを経由してスキャン出力端子25に出力さ
れるパス(スキャン)によって各々縦続接続される。
【0008】このとき、各F/F22A〜22Fにスキ
ャン用クロックSCKを供給することで、スキャン入力
端子24から入力された値を各F/F22A〜22Fに
セットしたり、各F/F22A〜22Fの値をスキャン
出力端子25から出力することができる。
【0009】上述したスキャンの入った回路の構成では
ピン数やネット数が大となるので、集積度が急激に増大
すると、設計者にとってはテストパターンの作成だけで
なく、論理回路の作成にも大きな負担がかかってくる。
【0010】したがって、現在では論理回路の作成を、
機能仕様書より機能記述言語で行う方法が取られるよう
になってきている。すなわち、集積回路などの設計がス
キャン機能を取込んだ機能記述言語によって行われてい
る。
【0011】この方法としてはVHDL(VHSIC
Hardware Discription Lang
uage)やFDL(Functhion Discr
iption Language)などがある。FDL
については「FDL:A Structural Be
havior Discription Langua
ge」(S.KATO,T.SASAKI 1983
6th International Symposi
um on Computer Hardware D
iscription Language.,P137
〜152)に詳述されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の設計方
法では、集積回路などの設計がスキャン機能を取込んだ
機能記述言語によって行われているが、上記のスキャン
パスを用いた論理回路を持ってしても現状の集積度に対
応するテスト容易化が完全ではなく、故障検出率の低下
にともなってテスト設計工数が増大するという欠点があ
る。
【0013】そこで、本発明の目的は上記の欠点を解消
し、従来のスキャンパスを利用したテスト容易化回路の
機能記述レベルでの自動挿入によって故障検出率の向上
を図り、テスト設計工数を削減することができる集積回
路設計装置の提供にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による集積回路設
計装置は、スキャン機能を取込んだ機能記述言語によっ
て集積回路の設計を行う集積回路設計装置であって、前
記集積回路の外部入力端子を記述した前記機能記述言語
中の外部入力端子文にテスト端子信号を追加する手段
と、前記集積回路の保持回路を記述した前記機能記述言
語中のレジスタ記述文から予め設定した所定信号を検索
する検索手段と、予め設定されかつ前記検索手段によっ
て検索された前記所定信号を基に前記テスト端子信号の
入力によって動作するテスト容易化回路の制御用機能記
述及び機能記述を前記レジスタ記述文に追加する手段と
を備えている。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図であり、図2は本発明の一実施例の動作を示すフ
ローチャートである。これらの図において、制御部1は
集積回路機能記述入力部2とテスト端子追加部3と検索
部4と機能記述追加部5とを夫々制御している。
【0017】集積回路機能記述入力部2は外部または記
憶部6からスキャンを考慮した機能記述言語を入力する
と、その機能記述言語をテスト端子追加部3に渡す(図
2ステップ11)。テスト端子追加部3は集積回路機能
記述入力部2から渡された機能記述言語の外部入力端子
文にテスト端子信号を追加し、その機能記述言語を検索
部4に渡す(図2ステップ12)。
【0018】検索部4はテスト端子追加部3から渡され
た機能記述言語からレジスタ記述文を検索し(図2ステ
ップ13)、検索したレジスタ記述文中のシフトモード
信号とスキャン入力信号と入力データ信号とを検索する
(図2ステップ14)。
【0019】機能記述追加部5は検索部4の検索結果と
記憶部6に予め記憶されたテスト容易化回路の内容とを
基に、テスト端子追加部3で追加されたテスト端子信号
と検索部4で検索されたシフトモード信号とのオア(O
R)機能記述を検索部4で検索されたレジスタ記述文に
追加する(図2ステップ15)。
【0020】その後に、機能記述追加部5は検索部4で
検索されたシフトモード信号の反転論理化した信号と検
索部4で検索された入力データ信号とのナンド(NAN
D)機能記述を検索部4で検索されたレジスタ記述文に
追加する。さらに、機能記述追加部5は上記ナンド機能
記述による演算結果と検索部4で検索されたスキャン入
力信号との排他的論理ノア(NOR)機能記述を検索部
4で検索されたレジスタ記述文に追加する(図2ステッ
プ16)。
【0021】制御部1は集積回路機能記述入力部2とテ
スト端子追加部3と検索部4と機能記述追加部5とを夫
々制御し、上述した各処理を機能記述言語に存在する全
てのレジスタ記述文に対して実行する。
【0022】図3は本発明の一実施例によりテスト容易
化回路が挿入される前の集積回路を示す図であり、図4
は本発明の一実施例によりテスト容易化回路が挿入され
た後の集積回路を示す図である。図3においては、21
A〜21Cは組み合わせ回路、22A〜22Fはフリッ
プフロップ回路(以下F/Fとする)、23a〜23n
は通常の入力端子(I00〜Ixx)、24はスキャン
入力端子(SIN)、25はスキャン出力端子(SO
T)、26a〜26nは通常の出力端子(O00〜Ox
x)を夫々示している。
【0023】また、図4においては、図3に示す回路
に、スキャンモードと通常モードとの切替え入力(以下
シフトモード信号とする)SMCの入力端子27と、テ
スト端子信号BSTの入力端子28と、制御用オア回路
29と、インバータ回路30と、ナンド回路31A〜3
1Fと、排他的ノア回路32A〜32Fとが設けられて
いる。
【0024】制御用オア回路29はシフトモード信号S
MCとテスト端子信号BSTとのオアをとり、その演算
結果を各F/F22A〜22Fに出力する。インバータ
回路30はシフトモード信号SMCを反転論理化し、そ
の結果を各ナンド回路31A〜31Fに出力する。
【0025】ナンド回路31A〜31Fは夫々組み合わ
せ回路21A,21Bから各F/F22A〜22Fへの
入力データ信号(INAA,INBB,INCC,…
…)とインバータ回路30の出力とのナンドをとり、そ
の演算結果を排他的ノア回路32A〜32Fに出力す
る。
【0026】排他的ノア回路32A〜32Fはスキャン
入力端子24からのスキャン入力信号(INSIN)と
ナンド回路31A〜31Fの出力との排他的ノアをと
り、その演算結果を各F/F22A〜22Fに出力す
る。
【0027】上記の回路構成において、シフトモード信
号SMCとテスト端子信号BSTとを夫々“1”とし、
スキャン入力端子24から“0”,“1”からなるテス
トパターンを入力すると、排他的ノア回路32A〜32
Fの出力が夫々“0”,“1”に変化する。
【0028】排他的ノア回路32A〜32Fの出力の変
化によって、各F/F22A〜22Fの内容が変化して
活性化されるので、F/F22A〜22F各々の後段の
組み合わせ回路21B,21Cも活性化される。これに
より、F/F22A〜22F及び組み合わせ回路21
B,21Cのエラー検出を容易に行うことができる。
【0029】上述した如く、集積回路機能記述入力部
2、テスト端子追加部3、検索部4、機能記述追加部5
の各処理によって、図3に示す集積回路にテスト容易化
回路を挿入した集積回路(図4参照)を容易に設計する
ことが可能となる。
【0030】これら図1〜図4を用いて本発明の一実施
例の動作について説明する。以下、図3に示す集積回路
の外部入力端子23a〜23n,24(I00〜Ix
x,SIN)とF/F22A,22B(AAA,BB
B)とについて説明する。
【0031】これら外部入力端子23a〜23n,24
とF/F22A,22BとをFDLを用いて記述する
と、 となる。ここで、SCKはスキャン用クロックであり、
INAA及びINBBはF/F22A,22Bへの入力
データ信号であり、OUTAAはF/F22Aからの出
力データ信号である。
【0032】集積回路機能記述入力部2が上記の機能記
述言語を入力すると(図2ステップ11)、テスト端子
追加部3はその機能記述言語の外部入力端子文にテスト
端子信号BSTを追加する(図2ステップ12)。すな
わち、外部入力端子文は、 INPUT I00 ,....,Ixx ,SIN ,BST ; となる。
【0033】次に、検索部4はこの機能記述言語からF
/F22Aの記述文である“REGAAA”から“;”
までのレジスタ記述文を検索する(図2ステップ1
3)。検索部4は検索したレジスタ記述文中のシフトモ
ード信号SMCとスキャン入力信号INSINと入力デ
ータ信号INAAとを検索する(図2ステップ14)。
【0034】機能記述追加部5は検索部4が検索したシ
フトモード信号SMCに対してテスト端子追加部3で追
加されたテスト端子信号BSTとのオア機能記述(+B
ST)を追加し(図2ステップ15)、テスト容易化モ
ードの制御を可能とする。すなわち、F/F22Aのレ
ジスタ記述文は、 となる。
【0035】その後に、機能記述追加部5は検索部4で
検索されたシフトモード信号SMCを反転論理化し、そ
の信号と検索部4で検索された入力データ信号INAA
とのナンド機能記述を追加し、さらにそのナンド機能記
述に対して検索部4で検索されたスキャン入力信号IN
SINとの排他的論理ノア機能記述[((SMC’*I
NAA)’.XOR.INSIN)’]を追加する(図
2ステップ16)ことによって、テスト容易化回路の挿
入が可能となる。すなわち、F/F22Aのレジスタ記
述文は、 REG AAA =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN ((SMC ’*INAA)’.XOR .INSIN )’ ELSE INAA ELSE NOC; となる。ここで、’は反転論理を示している。
【0036】また、上述した各処理を機能記述言語中の
F/F22Bの記述文である“REG BBB”か
ら“;”までのレジスタ記述文に対しても実行すること
で、テスト容易化の目的を完了する。これにより、機能
記述言語は、 INPUT I00 ,....,Ixx ,SIN ,BST ; : REG AAA =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN ((SMC ’*INAA)’.XOR .INSIN )’ ELSE INAA ELSE NOC; REG BBB =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN ((SMC ’*INBB)’.XOR .OUTAA )’ ELSE INBB ELSE NOC; となる。この記述によって、図3に示す集積回路が図4
に示すようなテスト容易化回路を挿入した集積回路とな
る。
【0037】図5は本発明の他の実施例の動作を示すフ
ローチャートである。図において、本発明の他の実施例
では図1に示す各手段を用いて以下のように動作する。
【0038】集積回路機能記述入力部2は外部または記
憶部6からスキャンを考慮した機能記述言語を入力する
と、その機能記述言語をテスト端子追加部3に渡す(図
5ステップ41)。テスト端子追加部3は集積回路機能
記述入力部2から渡された機能記述言語の外部入力端子
文にテスト端子信号を追加し、その機能記述言語を検索
部4に渡す(図5ステップ42)。
【0039】検索部4はテスト端子追加部3から渡され
た機能記述言語からレジスタ記述文を検索し(図5ステ
ップ43)、検索したレジスタ記述文中のシフトモード
信号とスキャン入力信号と予め指定されたプローブポイ
ントとを検索する(図5ステップ44)。
【0040】機能記述追加部5は検索部4の検索結果と
記憶部6に予め記憶されたテスト容易化回路の内容とを
基に、テスト端子追加部3で追加されたテスト端子信号
と検索部4で検索されたシフトモード信号とのオア機能
記述を検索部4で検索されたレジスタ記述文に追加する
(図5ステップ45)。
【0041】その後に、機能記述追加部5は検索部4で
検索されたシフトモード信号の反転論理化した信号と検
索部4で検索されたプローブポイントとのナンド機能記
述を検索部4で検索されたレジスタ記述文に追加する。
さらに、機能記述追加部5は上記ナンド機能記述による
演算結果と検索部4で検索されたスキャン入力信号との
排他的論理ノア機能記述を検索部4で検索されたレジス
タ記述文に追加する(図5ステップ46)。
【0042】制御部1は集積回路機能記述入力部2とテ
スト端子追加部3と検索部4と機能記述追加部5とを夫
々制御し、上述した各処理を機能記述言語に存在する全
てのレジスタ記述文に対して実行する。
【0043】これら図1と図3と図5とを用いて本発明
の他の実施例の動作について説明する。以下、図3に示
す集積回路の外部入力端子23a〜23n,24(I0
0〜Ixx,SIN)とF/F22A,22B(AA
A,BBB)とについて説明する。尚、FDLを用いて
記述した外部入力端子23a〜23n,24とF/F2
2A,22Bとの機能記述言語は上述したものと同様で
ある。
【0044】本発明の他の実施例では集積回路機能記述
入力部2が上記の機能記述言語を入力すると(図5ステ
ップ41)、テスト端子追加部3はその機能記述言語の
外部入力端子文にテスト端子信号BSTを追加する(図
5ステップ42)。すなわち、外部入力端子文は、 INPUT I00 ,....,Ixx ,SIN ,BST ; となる。
【0045】次に、検索部4はこの機能記述言語からF
/F22Aの記述文である“REGAAA”から“;”
までのレジスタ記述文を検索する(図5ステップ4
3)。検索部4は検索したレジスタ記述文中のシフトモ
ード信号SMCとスキャン入力信号INSINとプロー
ブポイントとを検索する(図5ステップ44)。
【0046】機能記述追加部5は検索部4が検索したシ
フトモード信号SMCに対してテスト端子追加部3で追
加されたテスト端子信号BSTとのオア機能記述(+B
ST)を追加し(図5ステップ45)、テスト容易化モ
ードの制御を可能とする。すなわち、F/F22Aのレ
ジスタ記述文は、 となる。
【0047】その後に、機能記述追加部5は検索部4で
検索されたシフトモード信号SMCを反転論理化し、そ
の信号と検索部4で検索されたプローブポイントとのナ
ンド機能記述を追加し、さらにそのナンド機能記述に対
して検索部4で検索されたスキャン入力信号INSIN
との排他的論理ノア機能記述((SMC’*プローブポ
イント)’.XOR.INSIN)’を追加する(図5
ステップ46)ことによって、テスト容易化回路の挿入
が可能となる。すなわち、F/F22Aのレジスタ記述
文は、 REG AAA =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN ((SMC ’*プローブポイント)’.XOR .INSIN )’ ELSE INAA ELSE NOC; となる。
【0048】また、上述した各処理を機能記述言語中の
F/F22Bの記述文である“REG BBB”か
ら“;”までのレジスタ記述文に対しても実行すること
で、テスト容易化の目的を完了する。これにより、機能
記述言語は、 INPUT I00 ,....,Ixx ,SIN ,BST ; : REG AAA =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN ((SMC ’*プローブポイント)’.XOR .INSIN )’ ELSE INAA ELSE NOC; REG BBB =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN ((SMC ’*プローブポイント)’.XOR .OUTAA )’ ELSE INBB ELSE NOC; となる。この機能記述言語のプローブポイントにテスト
観測しづらいカウンタや演算器(図示せず)の出力ポイ
ントを用いれば、より高い故障検出率を実現させること
ができる。
【0049】図6は本発明の別の実施例の動作を示すフ
ローチャートである。図において、本発明の別の実施例
では図1に示す各手段を用いて以下のように動作する。
【0050】集積回路機能記述入力部2は外部または記
憶部6からスキャン及びホールド制御機能を考慮した機
能記述言語を入力すると、その機能記述言語をテスト端
子追加部3に渡す(図6ステップ51)。テスト端子追
加部3は集積回路機能記述入力部2から渡された機能記
述言語の外部入力端子文にテスト端子信号を追加し、そ
の機能記述言語を検索部4に渡す(図6ステップ5
2)。
【0051】検索部4はテスト端子追加部3から渡され
た機能記述言語からレジスタ記述文を検索し(図6ステ
ップ53)、検索したレジスタ記述文中のシフトモード
信号とスキャン入力信号と入力データ信号とホールド信
号とを検索する(図6ステップ54)。
【0052】機能記述追加部5は検索部4の検索結果と
記憶部6に予め記憶されたテスト容易化回路の内容とを
基に、テスト端子追加部3で追加されたテスト端子信号
と検索部4で検索されたシフトモード信号とのオア機能
記述を検索部4で検索されたレジスタ記述文に追加する
(図6ステップ55)。
【0053】その後に、機能記述追加部5は検索部4で
検索された入力データ信号とホールド信号との排他的論
理オア機能記述と、検索部4で検索されたシフトモード
信号の反転論理化した信号と上記排他的論理オア機能記
述による演算結果とのナンド機能記述とを検索部4で検
索されたレジスタ記述文に追加する。さらに、機能記述
追加部5は上記ナンド機能記述による演算結果と検索部
4で検索されたスキャン入力信号との排他的論理ノア機
能記述を検索部4で検索されたレジスタ記述文に追加す
る(図6ステップ56)。
【0054】制御部1は集積回路機能記述入力部2とテ
スト端子追加部3と検索部4と機能記述追加部5とを夫
々制御し、上述した各処理を機能記述言語に存在する全
てのレジスタ記述文に対して実行する。
【0055】これら図1と図3と図6とを用いて本発明
の別の実施例の動作について説明する。以下、図3に示
す集積回路の外部入力端子23a〜23n,24(I0
0〜Ixx,SIN)とF/F22A,22B(AA
A,BBB)とがスキャン及びホールド制御機能を考慮
した機能記述言語で記述されている場合について説明す
る。
【0056】上記スキャン及びホールド制御機能を考慮
した機能記述言語はFDLで記述されると、 となる。ここで、HOLDはホールド信号である。
【0057】集積回路機能記述入力部2が上記の機能記
述言語を入力すると(図6ステップ51)、テスト端子
追加部3はその機能記述言語の外部入力端子文にテスト
端子信号BSTを追加する(図6ステップ52)。すな
わち、外部入力端子文は、 INPUT I00 ,....,Ixx ,SIN ,BST ; となる。
【0058】次に、検索部4はこの機能記述言語からF
/F22Aの記述文である“REGAAA”から“;”
までのレジスタ記述文を検索する(図6ステップ5
3)。検索部4は検索したレジスタ記述文中のシフトモ
ード信号SMCとスキャン入力信号INSINと入力デ
ータ信号INAAとホールド信号HOLDとを検索する
(図6ステップ54)。
【0059】機能記述追加部5は検索部4が検索したシ
フトモード信号SMCに対してテスト端子追加部3で追
加されたテスト端子信号BSTとのオア機能記述(+B
ST)を追加し(図6ステップ55)、テスト容易化モ
ードの制御を可能とする。すなわち、F/F22Aのレ
ジスタ記述文は、 となる。
【0060】その後に、機能記述追加部5は検索部4で
検索された入力データ信号INAAとホールド信号HO
LDとの排他的論理オア機能記述と、検索部4で検索さ
れたシフトモード信号SMCの反転論理化し、その信号
と上記排他的論理オア機能記述による演算結果とのナン
ド機能記述とを追加し、さらに上記ナンド機能記述によ
る演算結果と検索部4で検索されたスキャン入力信号I
NSINとの排他的論理ノア機能記述((SMC’*
(INAA.XOR.HOLD))’.XOR.INS
IN)’を追加する(図6ステップ56)ことによっ
て、テスト容易化回路の挿入が可能となる。すなわち、
F/F22Aのレジスタ記述文は、 REG AAA =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN INSIN ((SMC ’*(INAA.XOR .HOLD))’.XOR .INSIN )’ ELSE IF((SMC +BST )*HOLD)’THEN INAA ELSE NOC ELSE NOC ; となる。尚、このレジスタ記述文においてホールド制御
を示す「HOLD’」は「((SMC+BST)*HO
LD)’」に書き換えられる。
【0061】また、上述した各処理を機能記述言語中の
F/F22Bの記述文である“REG BBB”か
ら“;”までのレジスタ記述文に対しても実行すること
で、テスト容易化の目的を完了する。これにより、機能
記述言語は、 INPUT I00 ,....,Ixx ,SIN ,BST ; : REG AAA =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN INSIN ((SMC ’*(INAA.XOR .HOLD))’.XOR .INSIN )’ ELSE IF((SMC +BST )*HOLD)’THEN INAA ELSE NOC ELSE NOC ; REG BBB =IF RESET THEN 0 ELSE IF SCK .UP.THEN IF SMC +BST THEN INSIN ((SMC ’*(INBB.XOR .HOLD))’.XOR .OUTAA )’ ELSE IF((SMC +BST )*HOLD)’THEN INBB ELSE NOC ELSE NOC ; となる。この記述によって、ホールド信号自体の故障検
出率の向上を目的としたテスト容易化回路を挿入した集
積回路となる。
【0062】このように、集積回路の外部入力端子を記
述した機能記述言語中の外部入力端子文にテスト端子信
号BSTを追加し、F/F22A〜22Fを記述した機
能記述言語中のレジスタ記述文からシフトモード信号S
MC、スキャン入力信号INSIN、入力データ信号I
NAAまたはプローブポイント、ホールド信号等の予め
設定した所定信号を検索し、これら検索された所定信号
を基にテスト端子信号BSTの入力によって動作するテ
スト容易化回路の制御用機能記述及び機能記述をレジス
タ記述文に追加することによって、集積回路の機能記述
言語にテスト容易化回路の機能記述を全自動で挿入する
ことができる。よって、従来から問題になっていたテス
ト設計の工数削減や品質向上に大きな効果をもたらすこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、集
積回路の外部入力端子を記述した機能記述言語中の外部
入力端子文にテスト端子信号を追加し、集積回路の保持
回路を記述した機能記述言語中のレジスタ記述文から予
め設定した所定信号を検索し、この検索された所定信号
を基にテスト端子信号の入力によって動作するテスト容
易化回路の制御用機能記述及び機能記述をレジスタ記述
文に追加することによって、故障検出率の向上を図り、
テスト設計工数を削減することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の一実施例によりテスト容易化回路が挿
入される前の集積回路を示す図である。
【図4】本発明の一実施例によりテスト容易化回路が挿
入された後の集積回路を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の別の実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
2 集積回路機能記述入力部 3 テスト端子追加部 4 検索部 5 機能記述追加部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャン機能を取込んだ機能記述言語に
    よって集積回路の設計を行う集積回路設計装置であっ
    て、前記集積回路の外部入力端子を記述した前記機能記
    述言語中の外部入力端子文にテスト端子信号を追加する
    手段と、前記集積回路の保持回路を記述した前記機能記
    述言語中のレジスタ記述文から予め設定した所定信号を
    検索する検索手段と、予め設定されかつ前記検索手段に
    よって検索された前記所定信号を基に前記テスト端子信
    号の入力によって動作するテスト容易化回路の制御用機
    能記述及び機能記述を前記レジスタ記述文に追加する手
    段とを有することを特徴とする集積回路設計装置。
  2. 【請求項2】 前記検索手段が前記所定信号として前記
    スキャン機能のシフトモード信号及びスキャン入力信号
    と前記保持手段への入力データ信号とを検索するように
    し、前記テスト端子信号の入力に応答して前記検索手段
    によって検索された前記シフトモード信号と前記スキャ
    ン入力信号と前記入力データ信号との論理演算の結果が
    前記保持手段に入力されるように構成されるテスト容易
    化回路の制御用機能記述及び機能記述を前記レジスタ記
    述文に追加するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の集積回路設計装置。
  3. 【請求項3】 前記検索手段が前記所定信号として前記
    スキャン機能のシフトモード信号及びスキャン入力信号
    と前記集積回路のテスト観測に必要なプローブポイント
    の信号とを検索し、前記テスト端子信号の入力に応答し
    て前記検索手段によって検索された前記シフトモード信
    号と前記スキャン入力信号と前記プローブポイントの信
    号との論理演算の結果が前記保持手段に入力されるよう
    に構成されるテスト容易化回路の制御用機能記述及び機
    能記述を前記レジスタ記述文に追加するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の集積回路設計装置。
  4. 【請求項4】 前記検索手段が前記所定信号として前記
    スキャン機能のシフトモード信号及びスキャン入力信号
    と前記保持手段の入力データ信号及びホールド信号とを
    検索するようにし、前記テスト端子信号の入力に応答し
    て前記検索手段によって検索された前記シフトモード信
    号と前記スキャン入力信号と前記入力データ信号と前記
    ホールド信号との論理演算の結果が前記保持手段に入力
    されるように構成されるテスト容易化回路の制御用機能
    記述及び機能記述を前記レジスタ記述文に追加するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の集積回路設計装
    置。
JP4336874A 1992-12-17 1992-12-17 集積回路設計装置 Withdrawn JPH06195416A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245242A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nec Corp 回路検証装置および回路検証方法

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